【無料】業務マニュアルを簡単に作れるテンプレート10選!

2024年11月20日(水) マニュアル作成

 

テンプレートを利用してマニュアルを作成する場合、テンプレートサイトの利用がおすすめです。マニュアルのテンプレートサイトを利用すれば、記載しなければならない事項がわかり、効率的にマニュアルの作成を進めていけます。

本記事では、コピペで使えるフォーマットやテンプレートを作れるサイトを紹介します。テンプレートを活用するためのポイントやマニュアル作成の手順も解説しているので、これから社内のマニュアルを作成しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

Web上で簡単にマニュアルを作成できるツール「NotePM」

 

目次

無料マニュアルテンプレート・フォーマット10選

まずは、無料コピペで活用できるマニュアルテンプレート・フォーマットを紹介します。

  • 来客対応マニュアルテンプレート・フォーマット
  • 電話対応マニュアルテンプレート・フォーマット
  • クレーム対応マニュアルテンプレート・フォーマット
  • 接客マニュアルテンプレート・フォーマット
  • 運用マニュアルテンプレート・フォーマット
  • 業務引き継ぎマニュアルテンプレート・フォーマット
  • 新人教育マニュアルテンプレート・フォーマット
  • ビジネスマナーマニュアルテンプレート・フォーマット
  • 名刺交換マニュアルテンプレート・フォーマット
  • 面接マニュアルテンプレート・フォーマット

場面別に用意しているので、必要に応じて活用してみてください。

来客対応マニュアルテンプレート・フォーマット

【表紙】

来客対応マニュアル

作成日:2024年10月23日
作成者:佐藤太郎
部署:総務部


【目次】

  1. 目的
  2. 対象者
  3. 来客対応フロー概要
  4. 来客対応手順
    4-1. 初回対応
    4-2. 飲み物提供
    4-3. 退室時対応
  5. VIP来客対応ガイド
  6. トラブルシューティング
  7. FAQ(よくある質問)
  8. 関連資料・リンク
  9. 更新履歴

1. 目的

このマニュアルは、来客に対して適切かつ丁寧な対応をおこない、企業の印象向上と業務のスムーズな進行を目的としています。


2. 対象者

このマニュアルは、受付担当者、総務部員、および来客対応に関わるすべての社員を対象としています。


3. 来客対応フロー概要

  1. 受付で来客情報を確認し、来客名簿に記入。
  2. 担当部署への連絡。
  3. 来客を会議室や応接室に案内。
  4. 飲み物提供と応対。
  5. 担当者到着後の引き継ぎ。

4. 来客対応手順

4-1. 初回対応

例文

  1. 挨拶と確認
    「おはようございます。ようこそお越しくださいました。お名前と訪問先をお伺いできますでしょうか?」
  2. 登録と案内
    「ありがとうございます。来客名簿にお名前を記入いただき、こちらの名札をお付けください。会議室にご案内いたします。」
  3. 担当者への連絡
    「担当の鈴木がまもなく参りますので、少々お待ちください。」

4-2. 飲み物提供

例文

  1. 提供の案内
    「お飲み物はいかがでしょうか?コーヒー、お茶、またはお水をご用意できます。」
  2. 準備と提供
    「コーヒーをお選びいただきましたので、すぐにご用意いたします。どうぞごゆっくり召し上がってください。」

4-3. 退室時対応

例文

  1. 感謝の言葉
    「本日はお越しいただき、ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております。」
  2. 案内
    「エレベーターまでご案内いたしますので、どうぞこちらへ。」

5. VIP来客対応ガイド

例文

  1. 事前準備
    「来客リストを確認し、特別対応が必要な資料や飲み物を用意しておきます。」
  2. 特別対応
    「こんにちは、○○様。本日はお忙しい中お越しいただきありがとうございます。応接室にご案内いたします。どうぞおかけください。」

6. トラブルシューティング

例文:

問題: 予定外の来客が発生した場合
解決策: 「突然のご来訪ありがとうございます。担当者に確認を取りますので、少々お待ちください。」

問題: 来客が待ち時間を不快に感じている場合
解決策: 「申し訳ございません、お待たせしております。担当者がまもなく参りますので、もう少々お待ちください。飲み物を追加でお持ちいたしますか?」


7. FAQ(よくある質問)

例文

Q: 来客が複数人いる場合、どう案内すればよいですか?
A: 「皆様、ご一緒にご案内いたしますので、こちらの会議室へどうぞ。お飲み物のご希望がございましたらお知らせください。」

Q: お見送りの際に注意する点は?
A: 「感謝の気持ちを込めて『本日はありがとうございました』とお伝えし、最後まで笑顔でお見送りすることを心掛けます。」


8. 関連資料・リンク

  1. 来客対応チェックリスト(PDF)
  2. オフィス案内マップ(PDF)

9. 更新履歴

日付 更新内容 更新者
2024年10月23日 初版作成 佐藤太郎
2025年03月15日 トラブルシューティングの例文を追加 田中花子

このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)

来客のマニュアルを作成しておくことで、訪問されたお客様に質の高いサービスを提供できます。

お客様の訪問のタイミングによっては、受付担当以外の社員が対応しなければならないケースも考えられるでしょう。受付や担当者に引き継ぐときのマニュアルも記載しておくと、全社員が対応できるようになります。

>関連記事:来客対応 ビジネスマナーマニュアル(新人社員教育教材ひな形)

電話対応マニュアルテンプレート・フォーマット

【表紙】

電話対応マニュアル

作成日:2024年10月23日
作成者:佐藤太郎
部署:総務部


【目次】

  1. 目的
  2. 対象者
  3. 電話対応フロー概要
  4. 電話対応手順
    4-1. 一般的な電話対応
    4-2. 取り次ぎ電話対応
    4-3. 折り返し電話依頼
    4-4. クレーム対応
    4-5. 緊急対応
  5. 保留および取り次ぎ不可の場合の対応
  6. FAQ(よくある質問)
  7. 関連資料・リンク
  8. 更新履歴

1. 目的

このマニュアルは、電話対応時に適切な対応をおこない、顧客や関係者に好印象を与えるための標準的な手順を提供します。


2. 対象者

このマニュアルは、電話対応を担当する全社員を対象としています。


3. 電話対応フロー概要

  1. 電話の受け取りと名乗り
  2. 要件の確認と必要な情報の聞き取り
  3. 担当者への取り次ぎまたは折り返し対応の準備
  4. 必要に応じたメモ作成と報告

4. 電話対応手順

4-1. 一般的な電話対応

例文

「お電話ありがとうございます。○○株式会社、総務部の佐藤です。」
「本日はどのようなご用件でしょうか?」
「承知いたしました。担当部署におつなぎいたしますので、少々お待ちください。」


4-2. 取り次ぎ電話対応

例文

「お電話ありがとうございます。○○株式会社、営業部の田中です。」
「担当の鈴木はただいま席を外しております。折り返しお電話をご希望でしょうか?」
「お名前とお電話番号をお伺いしてもよろしいでしょうか? 鈴木が戻り次第、折り返しご連絡いたします。」


4-3. 折り返し電話依頼

例文

「お電話ありがとうございます。○○株式会社、広報部の中村です。」
「担当者が現在不在のため、折り返しお電話をいたします。お名前とご連絡先をお教えいただけますか?」
「ありがとうございます。担当者にお伝えし、あらためてご連絡いたします。」


4-4. クレーム対応

例文

「お電話ありがとうございます。○○株式会社、お客様サポート部の鈴木です。」
「この度はご不便をおかけし、申し訳ございません。詳細をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「ご説明いただきありがとうございます。迅速に対応し、のちほどご報告いたしますので、少々お時間をいただけますでしょうか?」


4-5. 緊急対応

例文

「お電話ありがとうございます。○○株式会社、受付の川村です。」
「緊急のご用件とのことでございますので、内容をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「すぐに関連部署に連絡し、対応を指示いたします。どうぞ少々お待ちください。」


5. 保留および取り次ぎ不可の場合の対応

例文

「申し訳ございません。確認のため少々お待ちいただけますか?」
(保留音をかける)
「お待たせいたしました。ご対応に戻りました。」

「担当者が不在のため、折り返しご連絡させていただく形でよろしいでしょうか?」


6. FAQ(よくある質問)

Q: 担当者が長期間不在の場合、どう対応すべきですか?
A: 「担当者が不在の期間をお伝えし、別の担当者または上司が対応可能か確認します。」

Q: 電話でクレームが発生した場合、最初にどう対応すればよいですか?
A: 「落ち着いたトーンで話を聞き、問題の詳細をメモに取り、担当部署に報告します。」


7. 関連資料・リンク

  1. 電話対応チェックリスト(PDF)
  2. クレーム対応ガイドライン(PDF)

8. 更新履歴

日付 更新内容 更新者
2024年10月23日 初版作成 佐藤太郎
2025年01月10日 クレーム対応手順を更新 田中花子

このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)

ここではさまざまなケースを想定した電話対応マニュアルを紹介しましたが、対応する際の心構えや言葉遣い、基本的なルールをマニュアルに記載してもよいでしょう。自社の業務内容に沿ってアレンジしてみてください。

>関連記事:電話対応マニュアルの作り方とは?盛り込むべき内容や作成のポイントを解説!
>関連記事:電話対応のビジネスマナーマニュアル(新人社員教育教材ひな形)

クレーム対応マニュアルテンプレート・フォーマット

【表紙】

クレーム対応マニュアル

作成日:2024年10月23日
作成者:佐藤一郎
部署:カスタマーサポート部


【目次】

  1. 目的
  2. 対象者
  3. クレーム対応フロー概要
  4. クレーム対応手順
    4-1. 初動対応
    4-2. 解決策の提示
    4-3. 結果報告
  5. トラブルシューティング
  6. FAQ(よくある質問)
  7. 関連資料・リンク
  8. 更新履歴

1. 目的

このマニュアルは、顧客からのクレームに迅速かつ適切に対応するための標準的な手順を提供し、顧客満足度の向上と企業イメージの維持を目的としています。


2. 対象者

このマニュアルは、カスタマーサポート部門の全担当者、および新入社員を対象としています。


3. クレーム対応フロー概要

  1. クレーム内容のヒアリング
  2. 事実確認
  3. 解決策の提示
  4. 顧客へのフィードバック
  5. 問題の最終確認および社内共有

4. クレーム対応手順

4-1. 初動対応

  1. ヒアリング
    • 顧客からのクレーム内容を傾聴し、要点を明確にする。
    • 例:「商品に不具合がある」「注文した商品が届かない」など。
    • 必要に応じて、顧客情報(氏名、連絡先、注文番号)を確認し、メモする。
  2. 事実確認
    • クレーム内容の事実確認をおこなう。
    • 例:商品不具合の場合、製品の型番や購入時期を確認する。
    • 必要に応じて、関連部署に確認を依頼する。

4-2. 解決策の提示

  1. 解決策の検討
    • クレーム内容に応じた解決策を提示する。
    • 例:商品不具合に対して、無償交換または返金対応の提案をおこなう。
  2. 顧客への説明
    • 提案した解決策を顧客に丁寧に説明し、理解と同意を得る。
    • 例:「商品を3日以内に交換品とお取替えします。よろしいでしょうか?」など。

4-3. 結果報告

  1. クレーム対応結果の確認
    • 提案した解決策が実施されたか確認し、顧客に最終報告をおこなう。
    • 例:「交換品の発送が完了しました。到着まで3〜5営業日かかります。」
  2. 社内共有
    • `クレーム内容および対応結果を記録し、必要に応じて関連部署や上司に報告する。
    • 定期的にクレーム内容を分析し、同様のクレームが再発しないような改善策を共有する。

5. トラブルシューティング

問題:顧客が解決策に納得せず、さらにクレームを続ける
解決策:より高次の対応(上司の判断を仰ぐ、特別な対応を検討)を迅速におこない、顧客への誠意ある対応を優先する。

問題:クレームの原因が社内で解決できない
解決策:すぐに外部業者または関連部署に問題解決を依頼し、顧客に中間報告をおこなう。


6. FAQ(よくある質問)

Q:商品の不具合が何度も発生している場合、どう対応すべきですか?
A: まずは該当商品を他の商品に交換することを検討し、必要に応じて上司に報告して最適な対応策を決定します。

Q:顧客が怒っている場合、どうすればいいですか?
A:冷静かつ丁寧に顧客の話を聞き、落ち着いたトーンで対応することが重要です。また、解決策を迅速に提示することが効果的です。


7. 関連資料・リンク

  1. 社内クレーム対応ガイドライン(PDF)
  2. 商品交換・返金規約(PDF)

8. 更新履歴

日付 更新内容 更新者
2024年10月23日 初版作成 佐藤一郎
2025年1月15日 FAQの追加 田中花子

このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)

よくあるクレームやその解決策をまとめておくことで、一貫した対応が可能です。「商品の不具合が何度も生じる場合」「顧客が怒っている場合」など、考えられるケースをいくつか想定してマニュアルに記載しておくとよいでしょう。

>関連記事:クレーム対応マニュアル無料テンプレート|作成ポイントをわかりやすく解説

接客マニュアルテンプレート・フォーマット

【表紙】

接客マニュアル

作成日:2024年10月23日
作成者:山田花子
部署:接客部


【目次】

  1. 目的
  2. 対象者
  3. 接客フロー概要
  4. 接客手順
    4-1. 来店時の挨拶
    4-2. お客様案内
    4-3. 商品説明
    4-4. レジ対応
    4-5. クレーム対応
  5. 追加の対応手順
  6. FAQ(よくある質問)
  7. 関連資料・リンク
  8. 更新履歴

1. 目的

このマニュアルは、お客様に対して一貫した質の高い接客を提供し、顧客満足度を向上させることを目的としています。


2. 対象者

このマニュアルは、店舗スタッフおよび接客業務を担当するすべての社員を対象としています。


3. 接客フロー概要

  1. お客様の来店時に挨拶をおこなう。
  2. 店内や商品について案内する。
  3. 商品説明を丁寧におこない、必要な情報を提供する。
  4. レジでの対応をおこなう。
  5. クレームや返品の対応を丁寧におこなう。

4. 接客手順

4-1. 来店時の挨拶

例文: 「いらっしゃいませ。ようこそお越しくださいました。何かお探しのものがございましたら、お知らせください。ごゆっくりご覧くださいませ。」

4-2. お客様案内

例文: 「お客様、こちらへどうぞ。新商品コーナーをご案内いたします。こちらの商品は今週の特別セール品で、非常にお得です。何かご質問があればお気軽にお尋ねください。」

4-3. 商品説明

例文: 「こちらのコーヒーメーカーは、家庭用でもプロのような味を楽しめる最新モデルです。特徴としては、豆の挽き具合を細かく調整できる点がございます。追加の機能について詳しくご説明しましょうか?」

4-4. レジ対応

例文: 「お買い上げありがとうございます。合計で3,200円です。現金とカード、どちらをご利用でしょうか?また、ポイントカードはお持ちでしょうか?ありがとうございました。レシートは袋にお入れしますね。」

4-5. クレーム対応

例文: 「この度はご不便をおかけして申し訳ございません。お話をお伺いした上で、解決策をご提案いたします。どのような状況でお困りになったのか、詳しく教えていただけますでしょうか?」


5. 追加の対応手順

例文

混雑時の対応
「ただいま店内が混雑しており、少々お待ちいただくことになります。お待ち時間は約10分ほどです。こちらのパンフレットをご覧いただきながらお待ちください。」

返品・交換対応
「お手数をおかけして申し訳ございません。レシートをご提示いただけますか?ありがとうございます。確認いたしますので、少々お待ちください。」


6. FAQ(よくある質問)

例文

Q: 接客中に別のお客様が来た場合、どう対応すればいいですか?
A: 「現在対応中のお客様に『申し訳ございません、少々お待ちいただけますか?』と声をかけて、次のお客様に『すぐに対応いたしますのでお待ちください』と伝えてから、迅速に対応を調整してください。」

Q: クレームが長引くときはどうすべきですか?
A: 「一度上司にエスカレーションし、適切なサポートを受けてください。『この件に関しては、上司とともに確認し解決いたします』とお伝えして、お客様に安心感を与えます。」


7. 関連資料・リンク

  1. 接客マニュアル詳細ガイド(PDF)
  2. 店舗内マップと商品配置図(PDF)

8. 更新履歴

日付 更新内容 更新者
2024年10月23日 初版作成 山田花子
2025年01月10日 クレーム対応手順を追加 田中太郎

このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)

「接客」と一括りにしても、お客様来店時や商品説明時、お会計時など、接客する場面はさまざまです。あらゆるケースを想定し、各場面でどのように対応するべきかを明確にまとめておきましょう。

>関連記事:接客マニュアルの例文と作り方を紹介|無料で使えるテンプレートつき

運用マニュアルテンプレート・フォーマット

【表紙】

運用マニュアル

作成日:2024年10月23日
作成者:山田花子
部署:IT運用部


【目次】

  1. 目的
  2. 対象者
  3. 運用フロー概要
  4. 運用手順
    4-1. システム起動・停止手順
    4-2. 定期バックアップ手順
    4-3. 更新・パッチ適用手順
    4-4. トラブルシューティング手順
    4-5. アクセス権管理手順
  5. セキュリティ対策
  6. FAQ(よくある質問)
  7. 関連資料・リンク
  8. 更新履歴

1. 目的

このマニュアルは、業務運用を円滑に進めるための標準手順を提供し、作業の一貫性と効率を高めることを目的としています。


2. 対象者

このマニュアルは、運用業務を担当するすべてのスタッフを対象としています。


3. 運用フロー概要

  1. 業務開始前の準備
  2. 日常の運用手順
  3. 問題発生時の対応
  4. 終了時の確認

4. 運用手順

4-1. システム起動・停止手順

例文
「システムを起動する際は、まずサーバールームの確認をおこない、電源をオンにします。管理者アカウントでログインし、ダッシュボードが正常に表示されることを確認してください。システムを停止する際は、全データを保存後、管理画面から『シャットダウン』を選択します。すべてのプロセスが終了したことを確認して、電源をオフにします。」

4-2. 定期バックアップ手順

例文
「毎週金曜日の業務終了前に、外部ストレージにデータをバックアップします。バックアップツールを起動し、対象のフォルダを選択してください。『バックアップ開始』をクリックし、完了後はバックアップ完了のメッセージを確認して、ログに記録します。」

4-3. 更新・パッチ適用手順

例文
「パッチ適用前に必ず全データのバックアップをおこなってください。ダウンロードしたパッチファイルを実行し、画面の指示にしたがってインストールを進めます。インストール完了後、システムを再起動し、バージョン情報を確認して更新が成功したことを確認します。」

4-4. トラブルシューティング手順

例文
「システムの応答がない場合、まずサーバーログを確認します。再起動を試みて、問題が解決するか確認してください。解決しない場合は上司に報告し、技術サポートチームにエスカレーションします。」

4-5. アクセス権管理手順

例文
「新規ユーザーの登録は『ユーザー管理ツール』でおこないます。氏名、所属部署、権限レベルを入力し、『登録』をクリックしてください。削除が必要な場合は、該当ユーザーを選択し、『削除』を実行します。変更後は必ず管理者に報告し、記録を残してください。」


5. セキュリティ対策

例文
「毎月、全コンピュータに対してウイルススキャンを実施し、結果を報告してください。パスワードは3ヶ月ごとに変更し、複雑な文字列を使用することが推奨されます。未認可の外部デバイス接続は禁止されています。」


6. FAQ(よくある質問)

例文

Q: バックアップが失敗した場合の対応は?
A: 「エラーメッセージを確認し、エラーコードを記録して再試行してください。再度失敗した場合は、システム管理者に連絡します。」

Q: システム更新後にエラーが発生した場合はどうすればいいですか?
A: 「システム更新時のログを確認し、エラー内容を特定します。問題が解決しない場合は、直ちにサポートチームに連絡し、詳細を報告します。」


7. 関連資料・リンク

  1. システム操作マニュアル(PDF)
  2. 運用手順チェックリスト(PDF)

8. 更新履歴

日付 更新内容 更新者
2024年10月23日 初版作成 山田花子
2025年01月15日 セキュリティ対策の更新 田中太郎

このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)

社内でツールを利用する場合は、ツールの運用方法をマニュアルにまとめておくとよいです。運用方法をマニュアル化しておくことで、標準化された手順でツールを運用できます。

>関連記事:運用マニュアル テンプレート(書き方とサンプル例)

業務引き継ぎマニュアルテンプレート・フォーマット

【表紙】

業務引き継ぎマニュアル

作成日:2024年10月23日
作成者:山田花子
部署:営業サポート部


【目次】

  1. 目的
  2. 対象者
  3. 業務概要
  4. 日常業務手順
  5. 定期業務手順
  6. 業務に必要な資料・ツール
  7. システム操作手順
  8. 業務の優先順位と注意事項
  9. 連絡先一覧
  10. トラブルシューティング
  11. 引き継ぎミーティング計画
  12. フォローアップ計画
  13. FAQ(よくある質問)
  14. 関連資料・リンク
  15. 更新履歴

1. 目的

このマニュアルは、業務をスムーズに引き継ぐために必要な情報を提供し、後任者が迅速に業務を理解・実行できるようにすることを目的としています。


2. 対象者

このマニュアルは、業務引き継ぎを受ける後任者および関連部署のスタッフを対象としています。


3. 業務概要

例文
「本業務は、営業チームのサポートを中心とした業務です。具体的には、顧客対応、営業資料の作成、データ入力および毎週の報告書の作成が含まれます。」


4. 日常業務手順

例文

業務開始時: 午前9時までにシステムにログインし、未返信メールを確認します。
午前の業務: 顧客からの問い合わせ対応をおこない、緊急案件は担当営業に報告してください。
午後の業務: 資料作成およびデータ入力をおこない、夕方には業務日報をまとめて上司へ送付します。


5. 定期業務手順

例文
「毎月第1営業日に売上報告書を作成し、会議の前日までに営業マネージャーへ提出します。必要なデータは『売上管理システム』から抽出し、テンプレートに入力します。」


6. 業務に必要な資料・ツール

例文
「使用ツールには『顧客管理システム(CRM)』と『Excel』があります。業務マニュアルは社内共有フォルダ『\Server\Project\Manuals』に格納されています。」


7. システム操作手順

例文
「CRMシステムにログイン後、ダッシュボードで未対応の顧客を確認します。顧客情報の更新は『顧客情報タブ』からおこないます。詳細な手順は『CRM操作ガイド』を参照してください。」


8. 業務の優先順位と注意事項

例文
「新規顧客からの問い合わせは高優先度で、受信後30分以内に対応します。定期業務である月次レポートは必ず締切前日の午前中に完了してください。とくにデータの誤入力に注意してください。」


9. 連絡先一覧

例文

部署 担当者 内線 メールアドレス
営業部 佐藤太郎 1010 sato@example.com
ITサポート部 高橋花子 1122 takahashi@example.com
総務部 中村一郎 1030 nakamura@example.com

10. トラブルシューティング

例文
「システムの応答が遅い場合、まずインターネット接続を確認し、ブラウザを再起動してください。それでも解決しない場合はITサポート部(内線1122)に連絡し、エラーログを提供します。」


11. 引き継ぎミーティング計画

例文
「引き継ぎミーティングは〇月〇日10:00から会議室Bで実施します。出席者は山田花子(現担当者)、佐藤一郎(後任者)、田中部長です。議題は業務概要の説明、注意点の確認、質疑応答です。」


12. フォローアップ計画

例文
「引き継ぎ後1ヶ月間、毎週金曜日に進捗確認ミーティングを実施します。内容は業務の進行状況の確認と問題点のフォローアップです。必要に応じて追加サポートを提供します。」


13. FAQ(よくある質問)

例文
Q: 定期レポートのデータはどこから取得しますか?
A: 「『売上管理システム』から直接取得してください。操作方法は『レポート作成マニュアル』に記載されています。」

Q: 顧客対応の優先順位は?
A: 「新規顧客の問い合わせは即対応が求められます。既存顧客の質問は内容に応じて1日以内の対応を目指してください。」


14. 関連資料・リンク

  1. CRM操作ガイド(PDF)
  2. 売上報告テンプレート(Excel)

15. 更新履歴

日付 更新内容 更新者
2024年10月23日 初版作成 山田花子
2025年02月15日 FAQの追加と業務手順の修正 佐藤一郎

このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)

退職や異動で担当者が変更となったとき、スムーズに業務を引き継ぐためにはマニュアルの作成が欠かせません。伝える内容や伝え方をマニュアルにまとめておきましょう。

>関連記事:業務の引き継ぎをスムーズにするには?流れや方法・ポイントを解説!
>関連記事:無料で使える引き継ぎ書テンプレート・例文10選!作り方の手順も解説

新人教育マニュアルテンプレート・フォーマット

【表紙】

新人教育マニュアル

作成日:2024年10月23日
作成者:山田花子
部署:教育・研修部


【目次】

  1. 目的
  2. 対象者
  3. 新人教育の概要
  4. オリエンテーション手順
  5. 職務説明
  6. 日常業務の手順
  7. 社内ルールとポリシー
  8. 使用システムの操作ガイド
  9. トレーニングスケジュール
  10. OJT計画
  11. 評価・フィードバック方法
  12. 質問・問い合わせ方法
  13. 資料の提供と管理
  14. FAQ(よくある質問)
  15. 更新履歴

1. 目的

このマニュアルは、新入社員が迅速かつ効率的に業務を習得し、スムーズに職場に適応できるようサポートすることを目的としています。


2. 対象者

このマニュアルは、新入社員および新人教育に携わる指導担当者を対象としています。


3. 新人教育の概要

例文
「新人教育プログラムは、2週間にわたって実施されます。初週は会社概要、組織構成、基本的なルールとポリシーの座学を中心に学び、2週目はOJTを通じて実際の業務に取り組んでいただきます。」


4. オリエンテーション手順

例文
「初日のオリエンテーションは、会社の沿革や理念の説明、主要な部署の役割についての紹介です。また、オフィスツアーを実施し、会議室、休憩室、トイレなどの場所を案内します。最後に、各自のデスクを紹介し、初日のスケジュールを確認します。」


5. 職務説明

例文
「新人が担当する業務は、主に顧客対応とデータ管理です。毎日、メールでの問い合わせに対応し、CRMシステムで顧客情報を更新します。必要に応じて、報告書を作成し、チーム内で共有します。」


6. 日常業務の手順

例文
「朝の業務開始時には、9時までにシステムにログインし、未処理のメールを確認します。午前中は顧客対応を優先し、午後はデータ入力と各種報告書の作成をおこないましょう。業務終了前に、日報を記入し、翌日のタスクを整理します。」


7. 社内ルールとポリシー

例文
「出退勤の記録は、社内専用の勤怠管理システムを使用してください。勤務時間は9時から18時までで、遅刻や早退がある場合は事前に上司へ連絡してください。服装はオフィスカジュアルですが、外部クライアント訪問時はビジネススーツを着用する必要があります。」


8. 使用システムの操作ガイド

例文
「CRMシステムへのログイン方法は、PCを起動してブラウザを開き、専用URLにアクセスします。ユーザーIDとパスワードを入力し、『ログイン』をクリックしてください。システム上で顧客情報を検索する際は、検索バーに顧客名やIDを入力し、検索結果を選択します。」


9. トレーニングスケジュール

例文
「トレーニングのスケジュールは、初週は座学と基本操作の習得、2週目はOJTとして現場での業務体験をおこないます。毎日、終了後に進捗確認をおこない、習得状況に応じて追加トレーニングを実施します。」


10. OJT計画

例文
「OJTでは、先輩社員が指導役となり、日常業務を実践しながら学んでいただきます。初日は電話対応の訓練、2日目以降はデータ入力とレポート作成の体験です。毎日の終わりにフィードバックセッションをおこない、質問に答えます。」


11. 評価・フィードバック方法

例文
「週次の評価セッションで、新入社員の業務理解度と習熟度を確認します。評価基準は業務の正確性、スピード、対応力です。フィードバックは、改善点と次回までの目標を具体的に提示します。」


12. 質問・問い合わせ方法

例文
「質問がある場合は、社内チャットツールを使用し担当者に直接連絡してください。急ぎの質問は、オフィス内で担当者のデスクへ訪問し、相談することも可能です。毎週金曜日にフォローアップミーティングを実施し、質問をまとめて回答します。」


13. 資料の提供と管理

例文
「新人に配布する資料は、共有フォルダ『\Server\Documents\Training』に保存されています。資料は最新のバージョンを使用するようにしてください。更新がある際は全員にメールで通知されます。」


14. FAQ(よくある質問)

例文
Q: 出勤時に勤怠システムが使えない場合の対応は?
A: 「その際は手書きの出勤記録を残し、上司に報告してください。システム復旧後にデータを更新します。」

Q: 顧客対応でわからないことがあった場合は?
A: 「顧客対応で問題が発生した場合、先輩社員に相談するか、CRMシステムの『ガイドライン』を参照してください。」


15. 更新履歴

日付 更新内容 更新者
2024年10月23日 初版作成 山田花子
2025年01月10日 FAQの追加と操作ガイドの更新 佐藤一郎

このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)

入社して間もない新人は、業務内容はもちろん社内のルールといった基本的な内容もわかりません。一人ひとりに説明していると相当な時間が必要となるので、マニュアルで解決できる部分は積極的にマニュアル内に盛り込みましょう。

>関連記事:新人教育のためのマニュアル作成のメリットやコツ・おすすめのITツールも紹介
>関連記事:新人教育はチェックシートの活用がおすすめ!わかりやすいシートの作成手順を紹介

ビジネスマナーマニュアルテンプレート・フォーマット

【表紙】

ビジネスマナーマニュアル

作成日:2024年10月23日
作成者:山田花子
部署:人事部


【目次】

  1. 目的
  2. 対象者
  3. 基本の挨拶と敬語
  4. 電話対応のマナー
  5. 名刺交換の方法
  6. メールマナーとビジネスライティング
  7. 会議でのマナー
  8. 訪問時のマナー・来客対応
  9. 服装と身だしなみ
  10. 社内コミュニケーションの基本
  11. 感謝と謝罪のマナー
  12. 国際ビジネスマナー・異文化対応
  13. FAQ(よくある質問)
  14. 更新履歴

1. 目的

このマニュアルは、社員がビジネスマナーを正しく理解し、実務において適切に実践できるようサポートすることを目的としています。


2. 対象者

このマニュアルは、新入社員、既存社員、ビジネスマナーの復習が必要な社員を対象としています。


3. 基本の挨拶と敬語

例文
「おはようございます、〇〇株式会社の山田です。」「お世話になっております、営業部の田中です。」
「ご不明な点がございましたら、どうぞお尋ねくださいませ。」


4. 電話対応のマナー

例文
「お電話ありがとうございます。〇〇株式会社の営業部、田中でございます。」
「担当者の山本がただいま席を外しておりますので、戻り次第お電話を差し上げます。」
「お電話ありがとうございました。失礼いたします。」


5. 名刺交換の方法

例文
「名刺をお渡しする際は、『〇〇株式会社の山田でございます。どうぞよろしくお願いいたします』と伝え、両手で丁寧に差し出します。」
「名刺を受け取るときは、『ありがとうございます。頂戴いたします』と述べ、受け取った名刺を丁寧に確認します。」


6. メールマナーとビジネスライティング

例文
件名:「【確認依頼】〇〇プロジェクトの進捗状況」
「〇〇様、いつもお世話になっております。〇〇株式会社の山田です。本日の進捗状況をご報告いたします。お手数ですが、ご確認をお願いいたします。」
「何か不明点がございましたら、ご連絡ください。よろしくお願いいたします。」


7. 会議でのマナー

例文
「会議開始時は、『皆様、本日はお忙しい中ご参加いただきありがとうございます。それでは会議を始めます』と挨拶します。」
「発言する際は、『〇〇部の山田です』と名乗ってから、『この点について補足いたします』と述べます。」
「会議終了後は、『本日はお時間をいただきありがとうございました』と締めくくります。」


8. 訪問時のマナー・来客対応

例文
「訪問する際には事前にアポイントを確認し、5分前に到着するようにします。到着後は、『〇〇株式会社の山田でございます。本日はお時間をいただきありがとうございます』と名乗りましょう。」
「来客時には、『いらっしゃいませ。〇〇部の山田です。お待ちしておりました』と笑顔で迎えます。」


9. 服装と身だしなみ

例文
「ビジネスフォーマルでは、黒やネイビーのスーツに白いシャツを合わせます。ネクタイはシンプルなデザインが望ましいです。」
「ビジネスカジュアルの場合は、ジャケットと襟つきシャツを着用し、ジーンズや派手なアクセサリーは避けましょう。」


10. 社内コミュニケーションの基本

例文
「報告の際は、『〇〇部の山田です。報告事項がございます』と始め、内容を簡潔に述べます。」
「聞き手に回るときは適度に頷き、『はい、わかりました』と反応を示して相手に安心感を与えます。」
「フィードバックをおこなう際は、『〇〇の点は非常によかったです。次回は〇〇に取り組んでみましょう』とポジティブな言葉を含めます。」


11. 感謝と謝罪のマナー

例文
「お礼を伝える際は、『この度はお力添えをいただき、誠にありがとうございました』と丁寧に伝えます。」
「謝罪をおこなう際は、『この度はご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。再発防止に努めますので、今後ともよろしくお願いいたします』と真摯な態度を示します。」


12. 国際ビジネスマナー・異文化対応

例文
「英語での初対面の挨拶は、『Hello, my name is Yamada from ○○ Corporation. It’s a pleasure to meet you』と自己紹介します。」
「文化的な違いに注意し、欧米の取引先との会話ではアイコンタクトを大事にし、東アジアでは控えめなお辞儀を心掛けます。」


13. FAQ(よくある質問)

例文
Q: 名刺交換の際、名刺を間違って落としてしまった場合の対応は?
A: 「速やかに拾い、『失礼いたしました』と謝罪し、再度丁寧に交換をおこないます。」

Q: 電話中に相手の名前を聞き取れなかったときの対応は?
A: 「恐れ入りますが、お名前をもう一度教えていただけますでしょうか?」と丁寧に尋ねます。


14. 更新履歴

日付 更新内容 更新者
2024年10月23日 初版作成 山田花子
2025年02月01日 電話対応マナーと会議マナーの項目を更新 佐藤一郎

このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)

ビジネスマナーは社会人の基本です。相手に失礼な印象を与えないように、挨拶からメールの送り方、身だしなみなど、基本のビジネスマナーをマニュアルに記載しておきましょう。

>関連記事:訪問のビジネスマナーマニュアル(新人社員教育教材ひな形)

名刺交換マニュアルテンプレート・フォーマット

【表紙】

名刺交換マニュアル

作成日:2024年10月23日
作成者:山田花子
部署:営業部


【目次】

  1. 目的
  2. 対象者
  3. 名刺交換の基本手順
  4. 名刺の受け取り方
  5. 名刺交換時の順序
  6. 名刺の取り扱いと保管方法
  7. 名刺交換時の話し方
  8. 名刺交換後の対応
  9. 海外での名刺交換マナー
  10. 名刺交換でのNG行為
  11. 名刺交換の練習方法
  12. フォローアップの方法
  13. FAQ(よくある質問)
  14. 更新履歴

1. 目的

このマニュアルは、社員がビジネスシーンで適切に名刺交換をおこない、相手によい印象を与えるための標準的な手順を提供することを目的としています。


2. 対象者

このマニュアルは、新入社員、ビジネスマナーの再確認を必要とする社員、営業部門や顧客対応担当者を対象としています。


3. 名刺交換の基本手順

例文
「名刺を渡す際は、両手で名刺を持ち胸の高さで差し出します。『〇〇株式会社の山田でございます。どうぞよろしくお願いいたします』と、はっきりとした声で挨拶します。名刺を受け取る相手としっかり目を合わせることが大切です。」


4. 名刺の受け取り方

例文
「相手から名刺を受け取る際は、両手で受け取り、『ありがとうございます。山田様ですね。よろしくお願いいたします』と確認しながら一礼します。受け取った名刺に目を通して、相手の名前や役職を一度声に出して確認すると丁寧です。」


5. 名刺交換時の順序

例文
「複数人で名刺交換をおこなう場合、上座にいる役職の高い方から順に名刺を交換します。自分から名刺を差し出すときは、『お先に失礼いたします』と添えて、相手に礼を尽くします。」


6. 名刺の取り扱いと保管方法

例文
「受け取った名刺は商談や会話が続く間、テーブルの左上に置き、相手の顔と照らし合わせるようにします。名刺をすぐにしまい込むのは失礼なので、会話が終わってから丁寧にビジネスカードホルダーに保管してください。」


7. 名刺交換時の話し方

例文
「名刺交換時には、相手の目を見て『初めまして。〇〇株式会社の山田と申します。本日はお会いできて光栄です』と笑顔で話します。落ち着いた声のトーンで話すことが信頼感を与えます。」


8. 名刺交換後の対応

例文
「名刺交換後の会話では、相手の名前を会話に織り交ぜて、『山田様、本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます』と話を進めます。名刺を見ながら話すことで、相手に対する配慮が伝わります。」


9. 海外での名刺交換マナー

例文
「英語圏での名刺交換は、『Hello, my name is Yamada from ○○ Corporation. Nice to meet you』と話し、右手で名刺を渡します。受け取った名刺はすぐに確認し、笑顔で『Thank you, Mr./Ms. [Name]』と声をかけます。」


10. 名刺交換でのNG行為

例文
「名刺交換の際に片手で名刺を渡す行為は避け、必ず両手でおこないます。受け取った名刺にその場でメモを書くことや、会話中に名刺を無視するのは相手に対して失礼です。交換中にスマートフォンを使用することも避けましょう。」


11. 名刺交換の練習方法

例文
「ペアワークで名刺交換の練習をおこないます。実際の名刺を使用し、相手に名刺を渡し、受け取る一連の流れを再現します。『〇〇株式会社の山田でございます。よろしくお願いいたします』というセリフを用い、フィードバックをおこないながら練習しましょう。」


12. フォローアップの方法

例文
「名刺交換後、ビジネス関係を深めるためにフォローアップメールを送ります。『〇〇株式会社の山田です。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。以下に本日の要点をまとめましたのでご確認ください。』と挨拶を含めて丁寧に記載します。」


13. FAQ(よくある質問)

例文
Q: 名刺を落としてしまった場合、どうすればよいですか?
A: 「すぐに拾い、『申し訳ございません』と謝罪し、もう一度相手の顔を見て礼を尽くしてから名刺を確認します。」

Q: 名刺交換後、相手の名前を忘れてしまったときの対処方法は?
A: 「名刺を見直し、『失礼しました、もう一度確認させてください』と申し出て、名刺に目を通してから会話を再開します。」


14. 更新履歴

日付 更新内容 更新者
2024年10月23日 初版作成 山田花子
2025年01月15日 名刺交換の練習方法を追加 佐藤一郎

このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)

これまで名刺交換する機会がなかった新人社員は、多くの場合名刺を交換する場面でのルールやマナーを知りません。マニュアルで名刺交換のルールをまとめておくと、急に取引先と打ち合わせが入った場合にも安心して参加できます。

>関連記事:名刺交換のビジネスマナーマニュアル(新人社員教育教材ひな形)

面接マニュアルテンプレート・フォーマット

【表紙】

面接マニュアル

作成日:2024年10月23日
作成者:山田花子
部署:人事部


【目次】

  1. 目的
  2. 対象者
  3. 面接準備手順
  4. 面接開始時の挨拶と説明
  5. 質問内容のガイドライン
  6. 面接中のメモ取り方法
  7. 非言語コミュニケーションの観察ポイント
  8. 面接評価基準
  9. 面接終了時の対応
  10. フィードバック作成方法
  11. オンライン面接手順
  12. 面接後のフォローアップ
  13. FAQ(よくある質問)
  14. 更新履歴

1. 目的

このマニュアルは、面接を一貫した品質で実施し、候補者を適切に評価するための手順を提供することを目的としています。


2. 対象者

このマニュアルは、採用面接を担当する面接官および採用チームメンバーを対象としています。


3. 面接準備手順

例文
「面接前に候補者の履歴書・職務経歴書を確認し、とくに注目したい経験やスキルにマーカーを引きます。面接当日までに質問リストを完成させ、『これまでのチームリーダー経験について詳しく教えてください』などの質問を盛り込みます。」


4. 面接開始時の挨拶と説明

例文
「『〇〇様、お時間をいただきありがとうございます。〇〇株式会社の採用担当、山田です。本日は、〇〇職の面接を進めてまいります。所要時間は約30分ですので、リラックスしてお話しください』と挨拶し、面接の流れを簡単に説明します。」


5. 質問内容のガイドライン

例文
「『過去のプロジェクトで困難を乗り越えた経験はありますか? それをどう解決したのか教えてください』という行動面接の質問や、『〇〇スキルを用いた具体的な成果を教えてください』というスキルベースの質問を準備します。」


6. 面接中のメモ取り方法

例文
「候補者が回答する中で、具体的な数字や役職などをメモします。たとえば、『プロジェクトのリーダーとして5人のチームを指導』といった情報を記録し、評価の参考にします。会話が終わった後にメモを補足し、詳細を明確にします。」


7. 非言語コミュニケーションの観察ポイント

例文
「候補者の表情や姿勢を観察し、落ち着いたアイコンタクトが取れているか、質問に答える際に自信を持っているかを確認します。『適度なジェスチャーが自然で、説明に説得力を持たせていた』といったメモを残します。」


8. 面接評価基準

例文
「スキルは『Excelによるデータ分析経験』を5点中4点と評価し、コミュニケーション力は『自分の意見を明確に説明できた』点を基に評価します。各項目の総合得点により候補者の適性を判断します。」


9. 面接終了時の対応

例文
「『本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございました。面接結果は1週間以内にご連絡いたします。何かご質問がございましたら、この機会にお聞かせください』と締めくくります。候補者に感謝の意を示し、面接を終了します。」


10. フィードバック作成方法

例文
「フィードバックでは、『〇〇様のプレゼンテーションスキルは非常に高く、チームリーダーとしての経験が豊富です。一方で、〇〇についての実務経験は今後の課題として捉えられます』といった具体的なコメントを記載します。」


11. オンライン面接手順

例文
「面接開始5分前にZoomに接続し、カメラとマイクの状態を確認します。『〇〇様、本日はオンライン面接となります。音声と映像に問題はありませんか?』と確認してから面接を開始します。」


12. 面接後のフォローアップ

例文
「面接後24時間以内に候補者へフォローアップメールを送信します。『〇〇様、先日は面接にご参加いただきありがとうございました。結果については1週間以内にご連絡いたします。お忙しい中、お時間をいただき誠に感謝申し上げます』と丁寧に書きます。」


13. FAQ(よくある質問)

例文
Q: 面接中に予想外の質問をされた場合、どう対応すればよいですか?
A: 「『その点についてはのちほど確認し、お返事いたします』と正直に伝え、適切に対応します。」

Q: 面接中に候補者が緊張して答えられない場合、どうフォローすればよいですか?
A: 「『ごゆっくりで構いませんので、落ち着いてお答えください』と安心感を与える声かけをします。」


14. 更新履歴

日付 更新内容 更新者
2024年10月23日 初版作成 山田花子
2025年01月15日 フィードバック作成方法を更新 佐藤一郎

このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)

マニュアルが必要なのは新人だけではありません。中堅社員になると面接を担当する場合もあるため、こういったケースを想定した面接のマニュアルも必要です。会社としてどのように面接を進めるべきなのか、マニュアルを作成しておくと安心です。

>関連記事:面接マニュアルの作り方|作成のメリットや盛り込むべき要素を解説!

 

Web上で簡単にマニュアルを作成できるツール「NotePM」

 

マニュアルテンプレート・フォーマットを作れる無料サイト10選

次は、マニュアルテンプレート・フォーマットを作れる無料サイトを紹介します。

サイト名 特徴
NotePM
  • 簡単にマニュアル作成できる機能やテンプレートがある
  • PDFやExcel、Wordの文章を全文検索できる
  • 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
bizocean
  • 会員数358万人と多くの人が利用している
  • 専門家が監修しているコンテンツを用意している
  • 2.9万のテンプレートを無料で使える
Microsoft 365
  • Officeユーザーなら誰でも使える
  • 2,000点以上のテンプレートが公開されている
  • ビジネスに役立つコラムを掲載している
bizroute
  • Word版とExcel版が用意されている
  • ブルー系のカラーとモノクロの2種類から選択できる
  • 作成方法の詳しい解説がある
プレゼンデザイン
  • プレゼンの資料作成に特化している
  • PowerPointで作成できるテンプレートが用意されている
  • 「A4サイズ」と「ワイド画面サイズ」がある
マニュアルのテンプレート
  • 業務マニュアルのテンプレートが用意されている
  • 表紙、目次、本文がセットになっている
  • Excelまたは互換性のあるソフトで利用できる
SILAND.JP
  • テンプレートが使いやすいように配慮されている
  • ブルー、グリーン、モノクロの3色が展開されている
  • 目次の作成およびナビゲーションの設置で、読みたい箇所への移動が簡単にできる
経費削減実行委員会
  • 業務引き継ぎ時に活用できるマニュアルや手順マニュアル、業務の流れ、書き方マニュアルなどがある
  • Word、Excel、PowerPoint、PDFでダウンロードできる
[文書]テンプレートの無料ダウンロード
  • テンプレートが豊富にある
  • WordやExcelで作られたテンプレートを無料で利用できる
  • テンプレートの掲載に特化している
テンプレートBANK
  • 新人教育で役立てられるテンプレートが豊富にある
  • マニュアル作成時のポイントを記事で解説している
  • Word、Excelでのダウンロードができる

ぜひ自社に合ったサイトを活用してよりよいマニュアルを作成しましょう。

>関連記事:マニュアル作成ツールおすすめ20選(無料あり)|選び方・種類も解説

NotePM

NotePM

NotePMは、機能エディタやテンプレート機能などの機能面が充実しており、誰でも簡単にマニュアルを作成できるツールです。作成したファイルを全文検索でき、マニュアルを効率的に運用できるのもポイントです。

テキストだけでなく画像の挿入や編集も可能で、矢印や吹き出しを画像に追加して目で見てわかりやすいマニュアルを作成できます。また業務マニュアルを作成するだけでなく、人気ページ・ナレッジの分析ができる点も特徴です。貢献度が高い社員を定量分析できます。

日報・議事録・報告書・マーケティング・ビジネス戦略などのテンプレートが無料でダウンロード可能です。

NotePMの特徴

  • 簡単にマニュアル作成できる機能やテンプレートがある
  • オリジナルのマニュアルを作成できる
  • 画像の挿入や編集ができる
  • PDFやWord、Excelの文章を全文検索できる
  • 社内FAQ、質問箱、社内ポータルとしても活用できる

NotePMの料金

※30日間の無料トライアルあり

 

Web上で簡単にマニュアルを作成できるツール「NotePM」

 

bizocean

bizocean

bizoceanは、3.2万ものテンプレートが用意されているサイトです。3.2万のうち2.9万のテンプレートは無料で利用できます。サイトには専門家が監修しているコンテンツを用意しており、ビジネス文書やナレッジについての疑問も解決できます。

業務や部門別にテンプレートが用意されているため、欲しいテンプレートが見つけやすい点もポイントです。操作マニュアルや業務マニュアル、お問い合わせ応対マニュアルなど、700種類以上のカテゴリーが用意されています。

ダウンロードできるテンプレートの書式は、おもにWord、Excel、PowerPoint版です。

bizoceanの特徴

  • 2.9万以上の企画書・ビジネス書式テンプレートを無料でダウンロードできる
  • 業務や部門別に用意されているので探しやすい
  • Word、Excel、PowerPoint版の書式が用意されている
  • 操作マニュアルや業務マニュアル、お問い合わせ応対マニュアルなどがある

URL:https://www.bizocean.jp/

Microsoft 365

Microsoft 365

Officeテンプレートでは、無料で使えるOfficeのテンプレートが2,000点以上公開されています。多くの人になじみのある、Microsoft社のWordやExcel、PowerPointなどを利用したテンプレートの利用が可能です。

Wordのテンプレートには、議事録やチェックリスト、報告書など、おもに文章で伝える必要がある時に活用されるものが多くあります。

Excelに用意されているのは、スケジュールや請求書、プラン計画などです。数字や関数を必要とするテンプレートが多く並んでいます。デザイン性が非常に高く、シンプルで味気がないデザインから卒業できるでしょう。テンプレートの色を絞って検索できるのが特徴です。

PowerPointは、プレゼンテーションのマニュアルです。社内でプレゼンテーションをする機会が多い企業であれば、個人が毎回デザインを考える手間と時間を省くために、プレゼンで活用できるテンプレートやフォーマットを決めておくとよいでしょう。

Word版:https://create.microsoft.com/ja-jp/word

Excel版:https://create.microsoft.com/ja-jp/excel

PowerPoint版:https://create.microsoft.com/ja-jp/powerpoint

Officeテンプレートの特徴

  • Officeユーザーなら誰でも使える
  • 2,000点以上のテンプレートが公開されている
  • ビジネスに役立つコラムを用意している

URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc

bizroute

bizroute

bizrouteは、ビジネスに役立つさまざまなテンプレートを紹介しているサイトです。総務・人事・営業・経理など、それぞれの業務で活用できるテンプレートを提供しています。サイトの検索欄で「マニュアル」と検索すると、業務マニュアルや社内マニュアル、業務引き継ぎ書のテンプレートがすぐに見つけられます。

また、詳しい作成方法の解説つきなのが最大の強みです。WordやExcelを使ったテンプレートで表紙を作る方法、目次の更新方法など、具体的にどのような手順でカスタマイズすればよいのかを説明してくれています。

bizrouteの特徴

  • 業務マニュアルのダウンロードができる
  • Word版とExcel版が用意されている
  • ブルー系のカラーとモノクロの2種類のカラーから選択できる
  • 作成方法の詳しい解説がある

URL:https://exia.co.jp/bizroute/

プレゼンデザイン

プレゼンデザイン

プレゼンデザインは、プレゼンの資料作成に特化したテンプレートを紹介しているサイトです。PowerPointで作成できるテンプレが取り上げられているため、PowerPointで操作マニュアルを作成する方にとくにおすすめのサイトです。

「A4サイズ」と「ワイド画面サイズ」の2種類の異なるサイズが用意されています。シーンの柔軟性に対応しているのがA4サイズで、講演やセミナーなどの大きな画面に映し出すときに利用できるのがワイド画面サイズです。

見出し・本文や箇条書きなどがまとめられたデザインパーツ集を利用すると、デザインを好みに変更できます。

プレゼンデザインの特徴

  • プレゼンの資料作成に特化している
  • PowerPointで作成できるテンプレートが用意されている
  • 「A4サイズ」と「ワイド画面サイズ」がある
  • PowerPointで操作マニュアルを作成するのに活用できる

URL:https://ppt.design4u.jp/

マニュアルのテンプレート

マニュアルのテンプレート

マニュアルのテンプレートとは、Excelで作成可能なマニュアルのテンプレートを紹介しているサイトです。アプリケーションの使い方や電話対応などの業務マニュアルに活用できます。

表紙、目次、本文がセットになっているため、内容だけ変更すればすぐに利用できるのが特徴です。Excelに限らず、Excelと互換性のあるソフトでも利用できます。

マニュアルのテンプレートの特徴

  • 業務マニュアルのテンプレートが用意されている
  • 表紙、目次、本文がセットになっている
  • Excelまたは互換性のあるソフトで利用できる

URL:https://templateexcel.com/blog-entry-963.html

SILAND.JP

SILAND.JP

SILAND.JPは、WordやExcelで作成したテンプレートを公開しているサイトです。配布されているテンプレートは目次や番号リストが整備されており、細かな調整をおこなわずにマニュアルを作成できるようになっています。ナビゲーションを設置すると、読みたい箇所への移動も簡単です。

おもに操作マニュアルや運用マニュアルをWordで作成できるテンプレートがあり、Excelの勤務表や勤怠計算のテンプレートも利用できます。ブルー、グリーン、モノクロの3色展開です。

SILAND.JPの特徴

  • 操作マニュアルや運用マニュアルをWordで作成できるテンプレがある
  • 目次の作成およびナビゲーションの設置で、読みたい箇所への移動が簡単にできる
  • ブルー、グリーン、モノクロの3色が展開されている
  • Excelの勤務表や勤怠計算のテンプレも配布している

URL:http://siland.jp/

経費削減実行委員会

経費削減実行委員会

経費削減実行委員会は、事業の経費を削減する方法を提案しているサイトであり、経費削減の一環としてテンプレートを紹介しています。業務引き継ぎ時に活用できるマニュアルや手順マニュアル、業務の流れ、書き方マニュアルなど、さまざまなテンプレートが用意されています。

非常に多くのテンプレートがあるので、検索欄からお求めのテンプレートを検索するのがおすすめです。Word、Excel、PowerPoint、PDFでダウンロードできます。

経費削減実行委員会の特徴

  • 業務引き継ぎ時に活用できるマニュアルや手順マニュアル、業務の流れ、書き方マニュアルなどがる
  • Word、Excel、PowerPoint、PDFでダウンロードできる

URL:https://econavi.owners.ne.jp/

[文書]テンプレートの無料ダウンロード

文書]テンプレートの無料ダウンロード

[文書]テンプレートの無料ダウンロードは、246ものカテゴリーに分けられたテンプレートが用意されているサイトです。各カテゴリーには書類の内容や使い方の説明が書かれており、簡単にマニュアルを作成できるように配慮されています。

マニュアルとしてのテンプレートは少なめですが、通知文や案内文、依頼書などの場面別に活用できるテンプレが豊富にそろえられているのが特徴です。Word、Excelでのダウンロードが可能です。

[文書]テンプレートの無料ダウンロードの特徴

  • Word、Excelでダウンロードができる
  • 業務マニュアルやシステム構築マニュアルがある
  • 通知文や案内文、依頼書などの場面別に活用できるテンプレートが豊富にある

URL:https://template.k-solution.info/

テンプレートBANK

テンプレートBANK

テンプレートBANKは、会員登録した人に対して無料でテンプレートを配布しているサイトです。すべてカテゴリー分類されて表示されており、探しているテンプレートを見つけやすいのが特徴です。

テンプレートとしては、ビジネスマナー、電話対応、名刺のマナー、挨拶のマナーなど、新人教育で役立てられるテンプレートが豊富にあります。マニュアル作成時のポイントを記事で解説しているので、マニュアルを作る際は参考にしてみるとよいでしょう。Word、Excelでのダウンロードが可能です。

テンプレートBANKの特徴

  • ビジネスマナー、電話対応、名刺のマナー、挨拶のマナーなど、新人教育で役立てられるテンプレートが豊富にある
  • マニュアル作成時のポイントを記事で解説している
  • Word、Excelでのダウンロードができる

URL:https://www.templatebank.com/

マニュアル作成にテンプレート・フォーマットを活用するメリット

テンプレート・フォーマットを使ってマニュアルを作成すれば、以下のメリットを得られます。

  • マニュアルの品質を標準化できる
  • マニュアルの作成時間を短縮できる
  • 必要な内容の抜け漏れを防げる
  • 統一感のある洗練されたマニュアルが作れる

マニュアル作成をゼロからおこなうのは困難であるため、テンプレート・フォーマットを使うメリットを活かしつつマニュアルを作成していきましょう。

マニュアルの品質を標準化できる

社内で作成するマニュアルにテンプレート・フォーマットがないと、作成者によって品質が異なるマニュアルができあがります。デザインだけでなく、文章の書き方や文字の大きさ、構成などもバラバラになる可能性が高いでしょう。こういった統一感のないマニュアルは、読む側にとっても大きな負担を与えます。

しかし、マニュアル作成にテンプレート・フォーマットを用意しておくと、どのマニュアルを見ても同じ書き方で読みやすくなります。

マニュアルの作成時間を短縮できる

フォーマットに沿ってマニュアルを作成すれば、作成にかかる作業時間の短縮が可能です。ゼロからマニュアルを作成するには、構成や記載すべき事項の調査、内容の正確性、デザインまで確認しなければなりません。

テンプレートやフォーマットはある程度の型が決まっているので、構成やデザインといった見た目の調整にかける時間が不要です。その分、マニュアルの作成時間を減らせます。

また、新しく業務に配置される社員の教育に時間が取られなくなること、業務の知識が個人に偏ることなく平等に共有されることから、業務効率がよりいっそう改善されるメリットもあります。

必要な内容の抜け漏れを防げる

フォーマットを見ればマニュアルの中身に必要な項目を確認できるため、必要な内容の抜け漏れを防止できます。

ゼロから構成や項目を考えてマニュアルを作成する必要がありません。フォーマットに沿って内容を入力すれば、必要な情報を抜け漏れなくまとめられるのがポイントです。

統一感のある洗練されたマニュアルが作れる

マニュアルを作成する際にフォーマットを利用すれば、どのような構成で作っていけばよいのかがわかります。文字のフォントや大きさ、表や図などデザインに迷うことがなくなるでしょう。

マニュアルによって作り方が異なるという状況を防ぎ、統一感のある洗練されたマニュアルを作成できるようになります。

 

Web上で簡単にマニュアルを作成できるツール「NotePM」

 

マニュアル作成にテンプレート・フォーマットを活用するデメリット

テンプレート・フォーマットを利用し、マニュアルを作成するデメリットは以下のとおりです。

  • 特殊な内容に対応できないケースがある
  • 内容の増減に柔軟性がない
  • 理解しにくいマニュアルを作成するおそれがある

デメリットの内容を理解しておけば、質の高いマニュアルの作成や効果的な運用が可能です。

特殊な内容に対応できないケースがある

マニュアル整備の流れ Step1

テンプレートやフォーマットは、汎用性を高めるために一般的な事項を記載します。しかし、汎用性の高いテンプレートやフォーマットは、特殊性の高い業務であるほど合わなくなってしまうため注意しましょう。

業務で発生する事象をきちんと記載していないと、マニュアル以外の事象が発生する度に業務が止まってしまいます。マニュアル作成前にどのような事象が発生するのか棚卸しをおこない、マニュアルの内容に反映することが大切です。

内容の増減に柔軟性がない

用意されているテンプレートが、自社の業務内容に完全にマッチするわけではありません。ある項目が不要であったり、逆に必要な項目がテンプレートには抜けていたりと、テンプレートやフォーマットをそのまま活用できない場合があります。すでに作られた状態では、内容の増減が難しいケースもあるでしょう。

テンプレートの編集方法がわからない社員にとっては、内容の増減に時間と手間がかかってしまうかもしれません。マニュアルを作成するときは、作成・編集しやすいフォーマットやサイトを活用するとよいでしょう。

NotePM』は、誰でもカンタンにマニュアルを作成できるテンプレートが豊富に用意されています。まずは無料トライアルで高機能エディタをお試しください。

 

Web上で簡単にマニュアルを作成できるツール「NotePM」

 

理解しにくいマニュアルを作成するおそれがある

普及を最優先すると、理解しにくいマニュアルを増産してしまうおそれがあります。

マニュアルは業務を進める基本的な手順を記載する書類であり、従業員がすぐに理解できる内容にしなければなりません。理解しにくいマニュアルを作成してしまうと、長い時間をかけて読み込まなければならず、かえって業務の効率が落ちてしまうからです。

テンプレートやフォーマットを利用すると作成時間は短縮できますが、業務内容や用途に応じて適切に使い分けなければなりません。理解しにくいマニュアルではなく、質の高いマニュアルを作れるような柔軟性が必要です。

フォーマットを活かしたマニュアルテンプレートの作り方

マニュアルを作成する際は、以下6つの手順で作成します。

  1. マニュアルの作成目的・対象者・業務・作業を決める
  2. 対象業務や作業を棚卸しする
  3. 業務・作業の手順を設計して構成・目次・形式を決める
  4. 時系列に作業内容を記述する
  5. 運用して問題ないかを検証する
  6. マニュアルをブラッシュアップする

手順を守って作成すれば、質の高いマニュアルが完成します。マニュアルを利用して業務の効率化を図るのであれば、フォーマットを活かしたマニュアルテンプレートの作り方を理解しておきましょう。

1. マニュアルの作成目的・対象者・業務・作業を決める

まずはマニュアルの作成目的・対象者・業務・作業を決めます。

マニュアルは作成目的を明確にすると、記載する内容まではっきりします。内容が不明瞭なマニュアルは仕事でのトラブルを発生させるおそれもあるため、作成の目的は必ず定めておきましょう。

また、マニュアルはできるだけ多くの対象者が使えるのは理想であるものの、利用価値の高いマニュアルにするには使用者を限定しなければなりません。使用者を限定すれば、マニュアルの内容を専門的なものにしても運用していけるはずです。

2. 対象業務や作業を棚卸しする

フォーマットの作成目的や対象者などを明確にしたら、対象となる作業の棚卸しをします。

作業の内容を棚卸しすれば、業務の課題を洗い出せます。課題の内容が鮮明になればなるほど、マニュアルに記載すべき事項の明確化が可能です。作業の内容を棚卸しするには時間や手間がかかるものの、よりよいマニュアルの作成につながるはずです。

また、マニュアルを作成する際には、言語化されていないコツやノウハウを文章化してマニュアルに反映できると、業務の効率や質を大きく向上させられるでしょう。

3. 業務・作業の手順を設計して構成・目次・形式を決める

マニュアル整備の流れ Step2

作業の内容を棚卸ししたら、業務・作業の手順を設計してマニュアルの構成・目次・形式を決めましょう。

作業の内容を棚卸しした結果を考慮してもっとも効率的な作業手順を設計し、作業の内容をリストアップしてマニュアル全体の構成を考えます。構成案から作成すれば記載する内容が整理でき、抜けや漏れをなくして必要な項目を網羅できます。

また、マニュアルは作成するだけでなく、新しく発見されたコツやノウハウ、改善点を反映させつつブラッシュアップしなければなりません。ブラッシュアップを継続すれば、より質の高いマニュアルになっていきます。

4. 時系列に作業内容を記述する

構成や目次、形式を決めたら、時系列に作業内容を記述していきましょう。

作業の内容を棚卸しで見つけた課題を解決するための理想の手順を、構成に沿って記載していきます。マニュアルに記載する際には単なる手順だけではなく、なぜこの手順をおこなうのかという理由や意味を記載すれば、従業員の理解が深まって作業の質向上が期待できます。

5. 運用して問題ないかを検証する

マニュアルの運用を開始したら、記載の内容に問題はないか検証しましょう。

作成したマニュアルが実際の業務に適した内容かは、運用してみないとわかりません。思わぬ課題が発見されたり、より効率のよい方法が見つかったりするケースもあるでしょう。

とくに運用開始したばかりの段階は、問題が発生しやすいと考えておく必要があります。運用を始める際には、テストとして実行するとよいでしょう。経験豊富な従業員が作成したばかりのマニュアルを使って作業をすれば、新入社員が実行するよりもトラブルになりにくく、課題を見つけてくれる可能性も高いはずです。

6. マニュアルをブラッシュアップする

マニュアルの運用で問題が発生したり、内容の変更が必要になったりしたら、マニュアルをブラッシュアップしていきましょう。

マニュアルに沿った作業をおこなうと、改良したほうがよい内容や追記したほうがよい内容が発見されるケースもあります。内容の変更が必要になったときは、速やかにマニュアルに反映してブラッシュアップします。

また、作業に共通するコツやノウハウが別の業務・作業で見つかることもあるでしょう。そのようなコツやノウハウがマニュアルに反映できれば、さらに質の高いマニュアルになります。

 

Web上で簡単にマニュアルを作成できるツール「NotePM」

 

マニュアル作成にテンプレート・フォーマットを使用する際のポイント

マニュアル作成にフォーマットを使用する際のポイントは、以下の5つです。

  • 用途に合わせたマニュアルテンプレートを活用する
  • 画像や動画を挿入できるものを選ぶ
  • 読みやすく簡潔に書く
  • 業務全体が把握できるように作成する
  • 編集や検索がしやすいツールを導入する

ポイントを押さえておけば、質の高いマニュアルが作成でき、運用にも成功するでしょう。

>関連記事:業務マニュアルとは?わかりやすい作り方や無料テンプレートを紹介
>関連記事:見やすいマニュアルの作り方4ステップ!10個のレイアウトテクニックも紹介

用途に合わせたマニュアルテンプレートを活用する

業務内容に応じて、マニュアルのひな形は変わります。手順や対応方法といった、文章で説明したほうがよい業務はWord、数字や表はExcel、プレゼンテーション形式のものはPowerPointを利用するとよいでしょう。

1パターンのマニュアルでは説明しきれない部分も多いです。同じWord形式でも、細かい作業によっては書き方がまったく異なることも考えられます。用途に合ったテンプレートを用いて、見やすく伝わりやすいマニュアルを作成しましょう。

画像や動画を挿入できるものを選ぶ

マニュアル作成では文章自体の読みやすさも大切ですが、文字ばかりでポイントが絞れていないマニュアルは理解しにくいです。画像や動画、表、グラフなどを組み合わせて視覚的にわかりやすい工夫をしましょう。イラストを挿入するのも効果的です。

画像や図表を使用したり、文字の大きさ・フォントを統一したりすれば、マニュアルに一貫したデザイン性をもたせられます。ただし、デザイン性を重視し始めると作成に膨大な時間を費やしたり、逆にわかりにくいマニュアルになったりするかもしれません。

マニュアルで大切なのは「作業の手順をわかりやすく伝えること」です。わかりやすく伝えられる、シンプルなデザインを心がけて作成しましょう。

読みやすく簡潔に書く

短く簡潔に、要点を押さえて作成するのもポイントです。長い文章や専門用語を頻繁に使ったマニュアルは、読み手の視点が欠けていると言えます。専門用語は可能な限り使わず、簡単な言葉で端的に説明するよう心がけましょう。

マニュアルは従業員の理解力に関係なく利用してもらう必要があるため、読み手のレベルに合わせて作成するのが重要です。

  • 業界経験のない社員を対象:用語の解説をつける
  • 年配社員を対象:文字の大きさや読みやすいフォントを使用する
  • 外国人社員を対象:日本語以外の言語バージョンも作成する

このような配慮も必要になります。

業務全体が把握できるように作成する

マニュアル整備の流れ Step3

わかりやすいように丁寧に説明するのも大切ですが、全体の把握ができないマニュアルは適切ではありません。業務全体が把握できるマニュアル作成を心がけることが重要です。

マニュアルを作成する際は個別業務に焦点を当て過ぎず、業務全体が把握できる内容にしましょう。ひとつの業務はほかの業務につながっており、関係者は連携しながら仕事を進めていかなければなりません。しかし、マニュアルの内容が個別業務に焦点を当てていると、業務全体との関わりがぼやけてしまいます。

ほかの業務に対してどのような影響を与えるか理解しないまま仕事をしていると、他人の業務のスケジュールを無視した行動を取ってしまうケースもあるでしょう。

マニュアルに業務全体の内容が記載されていれば、いつまでにどこまで業務を終えておかないといけないのかわかります。業務全体の内容を記載すれば、スケジュール管理がしやすくなって業務の停滞を防げるわけです。

編集や検索がしやすいツールを導入する

マニュアル整備の流れ Step4

作成したマニュアルは、活用してこそ意味があります。多くのマニュアルからでもすぐに見つかるように、検索ですぐに引っかかるようなツールを導入するのもよい方法です。

マニュアル作成の目的である業務の効率化、質の向上を実現するには、継続してマニュアルを運用する必要があります。しかし、探しているマニュアルがすぐに見つからなければ、利用者は探すのが面倒になり使わなくなってしまいます。検索性の高いツールを導入し、マニュアルをすぐに見つけられる状態にしておきましょう。

高い検索性をもつツールなら『NotePM』がおすすめです。WordやExcel、PDFなどすべての資料を全文検索し、すぐに結果を表示できます。検索したキーワードがマークアップして表示され、視覚的にも確認しやすい環境になっています。

検索性の高さはマニュアルの運用に大きく影響する可能性があるため、ツールを選択する基準のひとつとして考えておきましょう。

 

Web上で簡単にマニュアルを作成できるツール「NotePM」

 

マニュアルテンプレートを活用し業務の効率化を図ろう

マニュアルを作成するには業務の棚卸しをしたり、構成の内容を決定したりしなければなりません。作成から完成、運用までには、かなりの時間や手間がかかります。

作成する時間や手間を削減するには、テンプレートやフォーマットの利用がおすすめです。テンプレートやフォーマットを活用すれば、時間や手間を削減したうえに抜け漏れなく内容を記載するのにも役立ちます。

効率的にかつ、質の高いマニュアルを作成したいなら『NotePM』がおすすめです。NotePMにはテンプレート機能が搭載されており、自社にあった独自のフォーマットを用意しておけば、統一したマニュアルを作成できます。

また、パソコンに詳しくない方でも簡単にマニュアル作成できる「高機能エディタ」も搭載されています。矢印や吹き出しなど、マニュアル作成に便利な「画像編集機能」も用意されているため、デザインの高いフォーマットも作成でき、業務を効率化できるでしょう。

資料請求や無料トライアルも可能なので、ぜひお気軽にお試しください。

 

Web上で簡単にマニュアルを作成できるツール「NotePM」

 

NotePM