社内の情報やナレッジを蓄積・共有する手段として、近年社内wikiツールが注目を集めています。社内wikiツールを導入すると、各社員がもっている知識・情報・ノウハウを一箇所に集約して共有でき、業務効率化を期待できます。以下は、今回おすすめする社内wikiツールです。
ツール名 | 特徴 |
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NotePM |
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esa |
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Qiita:Team |
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DocBase |
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Qast |
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Guru |
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Notion |
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Confluence |
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Helpfeel Cosense |
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GROWI |
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Knowledge |
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Dokuwiki |
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PukiWiki |
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本記事では、社内wikiツールのメリットと選定ポイントを解説します。おすすめのツールも有料・無料のカテゴリ別に紹介しているので、社内wikiの導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
社内wikiツールとは?
社内wikiツールとは、社内の情報やノウハウ、ナレッジを蓄積・共有するためのWikipediaのようなツールです。業務に必要な情報をまとめており、社員であれば誰でも作成・閲覧できます。あちこちに散らばった情報の一括管理に役立つとして、あらゆる企業で導入されています。
クラウド型が一般的ですが、オープンソースを利用して自作することも可能です。
>関連記事:社内wikiとは?導入メリットや失敗例、適切なツールの選び方を解説
>関連記事:社内wikiは自作とクラウド型、どっちがいい?見極め方を紹介!
社内wikiツールを利用するメリット
社内wikiツールを導入すると、以下のようなメリットがあります。
- 業務の属人化を防止できる
- 社内の人材育成・業務引き継ぎコストを削減できる
- 業務の効率化が期待できる
導入する前に社内wikiの特徴やメリットを理解しておきましょう。
>関連記事:社内wikiはなぜ情報共有ツールとして便利なのか?4つのメリット
業務の属人化を防止できる
社内wikiツールに社内の情報・ノウハウを誰でもアクセスできる形で残すことで、業務の属人化を防げます。「ある個人しか情報・ノウハウを知らない」状態をなくし、共有された内容にもとづいてすべての社員が同じように作業を進められます。
情報の蓄積だけであれば、WordやExcelの活用も可能です。しかしこれらは、中身を検索しにくいデメリットがあります。
一方で社内wikiツールは検索性が高いため、社員の誰もが簡単に必要な情報にたどり着けます。情報やノウハウの蓄積だけでなく共有にも最適である点が、業務の属人化防止に効果的です。
>関連記事:ナレッジ共有とは?進める方法や成功させるポイント、役立つツールを紹介
社内の人材育成・業務引き継ぎコストを削減できる
人材の育成や業務の引き継ぎをおこなうとき、担当者が直接1から指導していると時間がかかります。指導の間は担当者の業務も停止しているので、効率的とは言えないでしょう。
そこで社内wikiに必要な情報をまとめておけば、教育や引き継ぎにかかる時間を削減できます。社内wikiで調べればわかるので、最低限の指導で済みます。新人が自分のペースで学習できる環境が整うのもポイントです。
>関連記事:無料で使える引き継ぎ書テンプレート・例文10選!作り方の手順も解説
業務の効率化が期待できる
社内wikiには業務に関するノウハウや重要な情報、マニュアルがすべてまとめられているので、業務中に疑問が生じてもすぐに調べて解決できます。知りたい情報がどこにあるかわからなかったり、担当者への確認が必要だったりすると、業務が停滞する可能性があるでしょう。
社内wikiツールを活用するとこのような心配は不要で、すぐに知りたい情報にたどり着けます。無駄な作業や確認時間が減るため、業務の効率化が期待できます。
社内wikiツールの選定ポイント
社内wikiツールを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが大切です。
- 必要な機能や仕様を満たしているか
- 情報の蓄積や検索がしやすいか
- 料金は利用目的に対して適切か
- ページの編集画面が使いやすいか
機能や料金がさまざまなので、ポイントを絞ってしっかりと検討していきましょう。
必要な機能や仕様を満たしているか
利用人数や権限の設定、スマホ対応、通知の設定など、自社に必要な機能や仕様を満たしているかの確認が欠かせません。ツールを導入する前に、具体的な利用人数や必要な機能を社内で話し合っておきましょう。
情報の蓄積や検索がしやすいか
社内wikiは情報を蓄積・共有するためのツールです。使用にあたって、情報・ナレッジの蓄積や検索がしやすいかの確認も欠かせません。検索機能が充実しているか、タグやカテゴリで整理可能かなどを調べましょう。
料金は利用目的に対して適切か
社内wikiツールには有料と無料のツールがあります。有料の社内wikiを導入する際は、料金プランが自社の予算や利用目的に合っているかの確認が重要です。1人あたりの料金は妥当か、コスト面の考慮は欠かせません。
ページの編集画面が使いやすいか
編集画面は社員全員が使えそうか、編集画面の使いやすさも重要なポイントです。PCやITが苦手な社員でも簡単に操作できるような、直感的に使えるツールを選びましょう。同時編集が可能か、編集履歴が残るかも確認しておきたい項目です。
【有料】おすすめの社内wikiツール
次は、おすすめの社内wikiツールを紹介します。有料の社内wikiツールの中でおすすめなのは、以下の6つです。
ツール名 | 特徴 |
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NotePM |
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esa |
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Qiita:Team |
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DocBase |
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Qast |
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Guru |
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各ツールの特徴や料金プラン、口コミを見ていきましょう。
NotePM
NotePMは、個人のノウハウを引き出す社内版Wikipediaです。検索に強く、マニュアル作成やナレッジ共有に便利なツールです。
大手IT製品レビューサイトでは、とくに「使いやすさ・導入しやすさ」の点で高く評価されています。WordやExcel・PowerPoint・PDFなど、ファイルの中身を全文検索できる点が特徴です。キーワードの入力ですぐに知りたい情報を検索できます。
引用:NotePMの評判を全319件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:NotePMの評判を全319件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:NotePMの評判を全319件のユーザーレビュー・口コミで紹介
高い検索機能はもちろん、カテゴリ分けによる蓄積のしやすさやカスタマイズのしやすさが評価されていることがわかりました。シンプルな画面で見やすいため、直感的な利用が可能です。
NotePMの特徴
- マニュアル作成、バージョン管理、ファイル共有機能
- PDFやExcelの中身まで全文検索できる強力な検索機能
- 社内FAQや質問箱、社内ポータルとしても活用可能
- 銀行や大学も導入している高度なセキュリティ
無料トライアル期間:30日
>関連記事:NotePMの評判まとめ|メリット・デメリットや料金など網羅的に解説
esa
esa は「情報を育てる」という視点で作られた、自律的なチームのための情報共有サービスです。特徴的なポイントは、情報が不完全でも気軽に公開できる機能が搭載されている点です。『WIP(書き途中)』であることがわかるようにした状態で、早めの段階でチームに共有できます。
引用:esaの評判を全46件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:esaの評判を全46件のユーザーレビュー・口コミで紹介
記事の見つけやすさと投稿のしやすさで、ユーザーに評価をもらっています。料金面に関しても1人あたり月額500円なので、コスト負担を懸念する中小企業にも最適でしょう。
esaの特徴
- WIP機能(書き途中で公開)
- かわいいデザイン
- 記事の外部公開とスライドショー
料金プラン(月額・税込み)
- 1名あたり500円
無料トライアル期間:2ヶ月間
URL:https://esa.io/
Qiita:Team
Qiita:Team は、エンジニアコミュニティ『Qiita』が運営する社内向け情報共有サービスです。シンプルなUIで簡単に書けるのが特徴で、さまざまなテンプレートも用意されています。
記入方法はMarkdown記法です。運営元はエンジニアコミュニティですが、エンジニア以外の人でも簡単に利用できます。入力補助やショートカット機能を使って誰でも読みやすい記事を書けるのがポイントです。
引用:Qiita:Teamの評判を全55件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:Qitta:Teamの評判を全55件のユーザーレビュー・口コミで紹介
料金面で導入をためらう企業が存在するものの、機能としては便利で使いやすいという評判が見られました。料金プランと機能を他のツールと比較しながら、自社に最適のツールを見つけましょう。
Qiita: Teamの特徴
- Qiitaが運営する社内向け情報共有サービス
- Markdown記法対応
- 入力補助やショートカット機能搭載
料金プラン(月額・税込み)
- Personal:500円 / 1名
- Micro:1,520円 / 〜3名
- Small:4,900円 / 〜7名
- Medium:7,050円 / 〜10名
- Large:15,300円 / 〜17名
- Extra:15,300円~ / 人数制限なし(18人目以降は+720円/1人)
無料トライアル期間:7日間
DocBase
DocBase は、社内wikiの代わりとして利用できるナレッジ管理ツールです。導入実績が10,000社と、多くの企業に利用されています。Markdownとリッチテキストの両方が使えるため、Markdownが苦手な人でも簡単に書類を作成できるのが強みです。
また、既読メンバーの表示機能もあります。メモを閲覧したユーザーのアイコンが表示されるため、誰が見たかをすぐに確認できるのが特徴です。
作成時の機能がある程度絞られていて、書き手によって体裁にバラツキが出たりしないのもしないのも◎
引用:DocBaseの評判を全57件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:DocBaseの評判を全57件のユーザーレビュー・口コミで紹介
ネガティブなレビューとしては、タグの使い方や管理に関する意見が見られました。しかし、Markdown形式だけでなくリッチテキストにも対応している点や、他のツールに比べて料金が安い点など、総合的に満足感は高い傾向にあります。
DocBaseの特徴
- Markdown記法とリッチテキストの両方に対応
- 画像に矢印やテキスト、モザイクの配置が可能
- 既読メンバーの表示
料金プラン(月額・税込み)
- スターター:990円 / 3名 / 3GB
- ベーシック:4,950円 / 10名 / 10GB
- レギュラー:9,900円 / 30名 / 30GB
- ビジネス:21,450円~ / 100名~ / 100GB~
無料トライアル期間:30日間
Qast
Qast は「組織の知を循環させる」をテーマにしたナレッジマネジメントツールです。キーワード検索やタグによる絞り込み、フォルダ分けなど、知りたい情報にすぐにたどり着くための検索機能が充実しています。
『こましりbox』と呼ばれる匿名で気軽に疑問や質問を呟ける機能も搭載されているため、自発的な情報の蓄積だけでなく情報共有の催促ができる点もポイントです。
引用:Qastの評判を全15件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:Qastの評判を全15件のユーザーレビュー・口コミで紹介
気軽に投稿できる点や直感的に利用できる点、機能がシンプルなので操作に困らない点がQastの魅力です。ただ投稿数や反応数に応じて個人がスコア付けされるため、あらゆる情報が社内で開示されてしまう点をデメリットだと感じる企業もあるでしょう。
Qastの特徴
- Q&A形式
- 匿名の質問箱機能あり
- スコアで貢献を可視化
料金プラン
- お問い合わせ
URL:https://qast.jp/
Guru
Guru は、Slackをはじめとしたあらゆる外部ツールとの連携が可能な社内wikiツールです。ChatGPTやTeams、Gmail、Jiraなど、連携できるサービスはチャットツールのみではありません。
たとえばSlackと連携した場合、Slack内で直接Guruのコンテンツを検索・共有・更新できます。通常アプリやツールが変わるとタブの切り替えが必要ですが、Guruを利用するとその手間が必要ありません。作業時間を大幅に短縮できるようになるのがポイントです。
Guruの特徴
- 豊富な他ツール連携システムが搭載
- 記事の共同編集が可能
- AIが質問に回答
料金プラン(月額払いの場合)
- オールインワン:1名あたり15ドル〜
- エンタープライズ:お問い合わせ
無料トライアル期間:30日間
URL:https://www.getguru.com/ja
Web上で検索に強い社内wikiを簡単に作れるツール「NotePM」
【無料プランあり】おすすめの社内wikiツール
続いては、無料プランがあるおすすめの社内wikiツールです。
ツール名 | 特徴 |
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Notion |
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Confluence |
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Helpfeel Cosense |
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Dropbox Paper |
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Kibela |
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GROWI |
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Knowledge |
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Dokuwiki |
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PukiWiki |
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各ツールの特徴を詳しく紹介します。
>関連記事:【2024年版】オープンソースの社内情報共有ソフト・ツール おすすめ9選(無料でwiki構築)
Notion
Notion は「オールインワン ワークスペース」がコンセプトの情報共有ツールです。社内wikiの作成からプロジェクトの一括管理、スケジュール管理、サイトの作成までできます。
2024年10月現在、社内wikiだけでも845件のテンプレートが用意されています。社内wiki作成のイメージが湧かない企業でも、安心して作成できるでしょう。
引用:Notionの評判を全359件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:Notionの評判を全359件のユーザーレビュー・口コミで紹介
Notionでは、カレンダーとの連携にマイナスな口コミが見られます。しかし全体的に機能性が高いため、目的を明確にして導入することで効果的に活用できるでしょう。
Notionの特徴
- オールインワン機能
- iOS、Android、Windows、Mac対応
- テンプレートが豊富
料金プラン(月額払いの場合)
- フリー:無料 / 10名
- プラス:1名あたり〜2,000円 / ~100名
- ビジネス:1名あたり〜3,000円 / ~250名
- エンタープライズ:お問い合わせ
URL:https://www.notion.so/ja/product
>関連記事:Notionの代わりはどれがおすすめ?代替ツール10選と選び方を紹介
Confluence
Confluence は、オーストラリアのAtlassianが運営する社内情報共有ツールです。ページの階層化やリアルタイム編集機能が搭載されており、必要な情報を適切に管理できるほか、複数人での同時編集も問題ありません。コメント機能・通知機能もあるので、リモートワークを導入している企業でも、Confluenceを活用すれば柔軟なコミュニケーションが可能です。
Atlassianが提供しているプロジェクト管理ツール「Jira」、タスク管理ツール「Trello」と連携することで、さらなる作業の効率化が図れます。
引用:Confluenceの評判を全228件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:Confluenceの評判を全228件のユーザーレビュー・口コミで紹介
他のツールに比べて検索性の弱さが課題ですが、必要な機能が揃っており、シンプルな操作で使いやすいのがメリットです。
Confluenceの特徴
- 柔軟なアクセス権限
- Jira、Trello連携
- 大規模ユーザーに強い
料金プラン(月額)
- Free:無料 / 10名 / 2GB
- Standard:1名あたり~840円 / 50,000名 / 250GB
- Premium:1名あたり~1,610円 / 50,000名 / 無制限
- Enterprise:お問い合わせ / 50,000名 / 無制限
無料トライアル期間:7日間
URL:https://www.atlassian.com/ja/software/confluence
Helpfeel Cosense
Helpfeel Consense は、メモ帳のような感覚でドキュメントを作成できるナレッジイネーブルメントツールです。以前はScrapboxという名称でしたが、2024年5月21日よりHelpfeel Consenseに変更されました。
複数ユーザーによる同時編集が可能で、画像や動画の貼り付けはドラッグ&ドロップで簡単におこなえます。Helpfeel Consenseの最大の特徴は、単語を[]で囲むことでリンク化できる点です。内部リンクされた単語をクリックすると、該当する単語がタイトルとなったページにアクセスできるようになっています。
引用:X
Scrapbox(Helpfeel Consense変更前の名称)のときに見られた「外部機能との連携」に関しては、まだ課題が残っているようですが、ネガティブな口コミはとくに見つけられませんでした。
Helpfeel Consenseの特徴
- Scrapboxからの名称変更
- ドラッグ&ドロップで画像や動画の貼り付けが可能
- 単語を[]で囲むことでリンク化
料金プラン(月額・税込み)
- PERSONAL / EDUCATION:無料 /人数無制限
- BUSINESS:1名あたり1,100円 /人数無制限
- BUSINESS ENTERPRISE:お問い合わせ / 30名以上
URL:https://scrapbox.io/product
Dropbox Paper
Dropbox Paper は、オンラインストレージサービスで有名な『Dropbox』が提供しているサービスです。Dropboxがファイル共有・保存がメインであるのに対し、Dropbox Paperは、ドキュメント作成・共有に特化したサービスです。
YouTubeの動画やGIF、Googleマップなど、文章や画像以外のものも簡単に挿入できます。Dropboxのユーザーは無料で利用できます。
引用:Dropbox Paperの評判を全59件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:Dropbox Paperの評判を全59件のユーザーレビュー・口コミで紹介
レビューを見ると、フォルダ保存の際に変換の手間があったり、共同作業すると不可がかかったりという否定的な意見も見られました。しかし、操作感に肯定的なイメージをもった方が多いです。wordのような使い慣れた仕様なので、IT知識が少ない方でも簡単に利用できるでしょう。
Dropbox Paperの特徴
- 動画やメディアファイルの埋め込みが可能
- 作成したドキュメントが自動でプレゼンテーションに変換
- モバイル対応
- テンプレートあり
料金プラン(月額・月間払いの場合)
- Dropboxユーザーは無料
- Plus:〜1,500円 / 1名 / 2TB
- Essentials:〜2,400円 / 1名 / 3TB
- Business:1名あたり〜1,800円 / 3名~ / 9TB~
- Business Plus:1名あたり〜2,880円 / 3名~ / 15TB~
URL:https://www.dropbox.com/ja/paper#
Kibela
Kibela は「組織を自立化する」がコンセプトの情報共有ツールです。Excelやスプレッドシートをコピペするだけで簡単に表を作成できたり、画像や動画をドロップ&ペーストで挿入できたりと、複雑な操作は必要ありません。
またサポートも充実しており、チャットサポートやメールサポート(コミュニティープランではメールサポートのみ)も利用できるのが特徴です。導入のサポートの相談も可能です。
引用:Kibelaの評判を全25件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:Kibelaの評判を全25件のユーザーレビュー・口コミで紹介
Slackと連携できるため、社内でSlackを利用している企業にとっては便利でしょう。ただ検索性の低さがマイナスの評価としてあがっているので、情報が多いチームにはより検索性の高いツールの導入がおすすめです。2〜3人の小規模チームであれば、無料プランでも十分な効果が期待できます。
Kibelaの特徴
- Excelやスプレッドシートをコピペで簡単に表の作成が可能
- サポートが充実
- Slackとの連携
料金プラン(月額)
- コミュニティープラン:無料 / ~5名 / 1名あたり1GB
- スタンダードプラン:1名あたり550円 / 無制限 / 1名あたり5GB
- エンタープライズプラン(年間契約):1名あたり1,650円 / 無制限 / 20GB
無料トライアル期間:14日間(スタンダードプラン)、2ヶ月間(エンタープライズプラン)
URL:https://kibe.la/
GROWI
GROWI は、オープンソースのwikiツールです。無料で利用できるにもかかわらず、図形の作成やタグ検索、同時多人数編集、コメント機能など、多数の機能が搭載されています。
中でも特徴的なのが、優れたカスタマイズ性です。テーマやレイアウトを選択できるほか、サイドバーのカスタマイズにまで対応しています。オープンソースでありながら、自社に適したwikiツールとして柔軟な設定が可能な点がポイントです。
GROWIの特徴
- オープンソースのwikiツール
- Markdown記法に対応
- 強力な認証機構
料金プラン
- 無料
Knowledge
Knowledgeは、自社サーバーにインストール可能なオープンソースの情報共有サービスです。パソコンやタブレット、スマホのすべてのデバイスに対応しており、社内の重要な情報をどこからでも共有できます。検索性も高く、記事の内容はもちろん、添付されたExcelやWordファイルの中まで全文検索が可能です。
引用:Knowledgeの評判を全1件のユーザーレビュー・口コミで紹介
引用:Knowledgeの評判を全1件のユーザーレビュー・口コミで紹介
チームの人数が多く頻繁に情報の蓄積・編集をする場合は、定期的なバックアップを忘れずにおこないましょう。
Knowledgeの特徴
- オープンソースのため無料で利用可能
- スマホ対応
- セットアップが簡単
料金プラン
- 無料
URL:https://information-knowledge.support-project.org/ja/
Dokuwiki
DokuWiki は、データベースを必要としない、オープンソースのwikiツールです。80種類以上のテンプレートが用意されており、簡単にレイアウトをカスタマイズができます。またプラグインを使うとコードの変更なしで機能の拡張が可能です。
引用:X
引用:X
コーディングが未経験のユーザーからは、使用が難しいという声もあがっています。しかし、オープンソースのため無料で利用できる点と、優れた拡張機能がDokuWikiのメリットです。
DokuWikiの特徴
- オープンソースのため無料で利用可能
- 50以上の言語に対応
- プラグインが豊富
料金プラン
- 無料
URL:https://www.dokuwiki.org/dokuwiki
PukiWiki
PukiWikiは、自由にページを編集できるツール(CMS)です。オープンソースのため無料で社内wikiを作成できます。特徴は、独自の記法(テキスト整形ルール)がある点です。具体的な例は以下のとおりです。
- 行頭に「~」を入力:段落を作成
- 行頭に「>」を入力:引用文を作成
- 行頭に「-」を入力:番号なしリストを作成
他にもさまざまな独自の記法があるので、興味のある方はPukiWikiのテキスト整形のルールからご確認ください。
引用:X
引用:X
PHPに慣れている方にとっては、操作が使いやすく便利に使える可能性があるでしょう。ただセキュリティの面で心配が残るため、PukiWikiを導入する際は必ず最新版へのバージョンが必要か定期的な確認が必要です。
PukiWikiの特徴
- オープンソースのため無料で利用可能
- 独自の記法を採用
- プラグインのインストールで機能の拡張が可能
料金プラン
- 無料
URL:https://pukiwiki.sourceforge.io/
社内wikiツールをスムーズに導入するためのポイント
社内wikiツールを活用してもらうためには、導入時に入念な準備が必要です。
- 社内wiki推進チームを立ち上げる
- 特定の部署・チームからスモールスタートする
- 運用ルールを決めておく
- 事前にコンテンツを用意する
ポイントをしっかり押さえて、社内の情報共有を活性化させましょう。
>関連記事:社内wikiの導入から活用までの完全マニュアル 成長企業が実践する情報共有術!
社内wiki推進チームを立ち上げる
社内wikiツールは導入後、自動的に社内で活用されるものではありません。活用方法や便利さを浸透させるためには、啓蒙活動が重要です。
その役割を担う組織として、社内wiki推進チームを立ち上げたり、部署やチームごとに社内wiki推進担当者を決めたりすると導入がスムーズに進みます。
特定の部署・チームからスモールスタートする
社内wikiツールを導入する際、いきなり全部署に導入しないこともポイントです。テスト的に特定の部署からスタートし、まずはツールを利用する体制を整えましょう。効果が実感できてから利用部署を広げていくのがおすすめです。
運用ルールを決めておく
推進チームのメンバーが中心となって、運用ルールを作成しましょう。具体的には、他ツールとの使い分けやユーザーの権限設定、更新のタイミング、ファイル名などがあります。社内wikiツールが浸透しやすいよう、利用のハードルを下げられるかどうか意識しながらルールを決めると効果的です。
事前にコンテンツを用意する
社内wikiとしてのコンテンツをあらかじめ用意したうえで、社内での利用を開始しましょう。1からページを作成するのは、ユーザーにとってハードルが高いです。気軽に利用できるように、すでに用意されたコンテンツを閲覧するところから始めるのがおすすめです。
利用開始後は必要に応じて、推進チーム以外のメンバーにも既存のコンテンツを適宜更新してもらいましょう。
Web上で検索に強い社内wikiを簡単に作れるツール「NotePM」
社内wikiツールの導入成功事例
社内wikiはマルチに使えるツールだからこそ、具体的な導入イメージが掴みにくい方もいるのではないでしょうか。そこで、弊社のサービスNotePMを導入した企業を例に、導入の経緯や効果を紹介します。
リモートワークで必要な情報にアクセスできる環境を構築|株式会社サン・アドセンター
求人広告事業をおこなう同社では、2020年にリモートワークを導入開始したものの、ビジネスチャットで「あのファイルどこですか?」といった問い合わせが飛び交っていたそうです。そこで、NotePMを導入して分散していた情報を一箇所に集約すると、各自で必要な情報を探せるようになり、生産性向上に繋がりました。
>関連記事:【導入事例】リモートワークで必要な情報にアクセスできる環境を構築 – 株式会社サン・アドセンター
ナレッジ共有で新たなサポート体制を構築|株式会社相鉄ホテルマネジメント
同社では直営ホテルで築いたノウハウをパートナーホテルへ伝えるにあたり、担当者によって知識や情報量にバラツキがあったそうです。NotePMの導入により、全社で効率的にノウハウを共有できるようになりました。NotePMは誰もが簡単に使用できて、ノウハウのアップデートもしやすいため、社内ですぐに浸透したとのことです。
>関連記事:【導入事例】 ナレッジ共有で新たなサポート体制を構築 – 株式会社相鉄ホテルマネジメント
情報の見える化で実践的な研究の推進へ|国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学
名古屋大学の大学院では、企業と共同でおこなうプログラムにおける情報共有の場としてNotePMを導入しました。学生・教職員・企業が利用できるプラットフォームを作成し、研究のアイデアやMTG議事録、シラバス、学会概要などの情報を公開しています。
>関連記事:【導入事例】学生・教員・企業をつなぐプラットフォームに!情報の見える化で実践的な研究の推進へ – 名古屋大学 – NotePM
社内wikiツールを活用して社内情報を効率的に管理・共有しよう
社内wikiを活用して情報やノウハウが共有できれば、業務の効率化や人材育成コストの削減など、さまざまなメリットが期待できます。
効率的に活用するコツは、導入前の入念な準備です。社内wiki推進チームを立ち上げて、運用ルールの整備やコンテンツの事前準備をしておくと、社内wikiツールを効果的に活用できます。
社内wikiツールを活用して社内の情報を共有したいのであれば、NotePMがおすすめです。高い検索性と高機能エディタが特徴で、12,000社以上の企業が登録をしています。セキュリティも安全で、社内の重要な情報が外部に漏洩する心配がありません。まずは無料トライアルでお気軽に試してみてください。