オンラインストレージとは、インターネット上にデータや情報を保存・保管できるサービスです。
無料のオンラインストレージ・クラウドストレージサービスもありますが、法人向けのセキュリティ機能や機能がないこともあるので、慎重に比較しましょう。
本記事では、オンラインストレージ・クラウドストレージの特徴やメリット・サービスを選定する際のポイントを説明し、おすすめのサービスをご紹介します。
これからオンラインストレージ・クラウドストレージの導入を検討している方は、参考にしてみてください。
>【無料あり】おすすめのオンラインストレージ・クラウドストレージの比較はこちら
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目次
【一目でわかる】オンラインストレージおすすめ一覧(法人・個人向け)
ツール名 | おすすめの人 |
---|---|
NotePM | ・簡単に質の高いマニュアルを作成したい人 ・蓄積されたデータを瞬時に探したい人 ・マニュアルに詰まったノウハウを共有したい人 |
Dropbox Business | ・重いデータを扱う機会の多い人 ・データセキュリティを重視する人 |
box | ・セキュリティを重視している人 ・大容量のデータを扱いたい人 |
PrimeDrive | ・シンプルな操作性のオンラインストレージを利用したい人 ・高セキュリティなオンラインストレージを利用したい人 |
Fileforce | ・ユーザー数無制限のオンラインストレージを利用したい人 ・細かく権限設定したい人 ・AIを利用したい人 |
Stock | ・シンプルな操作性のツールを利用したい人 ・ChatworkやSlackと連携している人 |
使えるファイル箱 | ・ユーザー数無制限で利用したい人 ・IDやパスワードを一元管理して業務の負担を減らしたい人 ・シンプルで使いやすいツールを利用したい人 |
KDDI ファイルストレージ | ・大容量で低価格なオンラインストレージを利用したい人 ・社内外・プロジェクトにおける情報共有を効率化したい人 |
Fleekdrive | ・コストや利便性に合わせてオプションを選びたい人 ・多様な働き方を取り入れ共有作業したい人 |
セキュアSAMBA | ・シンプルな操作性を求めている人 ・サポート体制を重視している人 ・バックアップ機能を搭載しているツールを求めている人 |
Bizストレージ ファイルシェア | ・大人数でオンラインストレージを利用したい人 ・セキュリティを強化したい人 |
IMAGE WORKS | ・AIを利用したい人 ・ファイルを一元管理して業務負担を減らしたい人 ・ファイルの誤用や不正利用などの防止を強化したい人 |
DirectCloud | ・社内以外の拠点でファイルを共有したい人 ・管理者の業務負担を軽減したい人 |
【個人向け】オンラインストレージ・クラウドストレージおすすめ一覧
ツール名 | おすすめの人 |
---|---|
Google Drive | ・コストを抑えたい人 ・無料でオンラインストレージを試してみたい人 |
OneDrive | ・Windowsのパソコンを利用している人 ・Word、ExcelなどのOffice製品を利用している人 |
iCloud | ・コストを抑えたい人 ・Apple製品を利用している人 |
MEGA | ・まず無料で大容量クラウドストレージを使ってみたい人・セキュリティ・プライバシーを重視してクラウドを利用したい人 |
pCloud | ・必要に応じてアクセス権限を設定したい人 ・共有フォルダを整理してチームのワークフローを最適化したい人 |
firestorage | ・無料で手軽にオンラインストレージを試してみたい人 ・大容量のファイルを共有する機会の多い人 |
InfiniCLOUD | ・コストを抑えたい人 ・20GBあれば十分な人 |
オンラインストレージとは
オンラインストレージとは、インターネット上でデータの保管や共有などを行えるストレージです。また、そのストレージを用いたサービスを指す場合もありますし、クラウドストレージのような別名で呼ばれることも少なくありません。いずれにせよ、ほとんどのものは登録制を採用しており、提供している企業にインターネット経由などで手続きを済ませると利用できるようになります。
アクセスの手段として定番なのはブラウザですが、スマートフォンアプリなど、いつでもどこでもアクセスできるタイプも多くなってきました。IT技術の発展によってクラウド型のサービスが広がりを見せるとともに、オンラインストレージを導入する企業も着実に増加しているのが実情です。
検索性に優れたオンラインストレージ「NotePM」
クラウドストレージとは
クラウドストレージとは、インターネット上にデータや情報を保存するための保管場所を指します。ファイルを保管するだけでなく、保管場所のURLを共有すればファイルの共有もできます。
オンラインストレージとクラウドストレージの主な違いは、機能と利用目的です。
オンラインストレージはインターネット上にデータや情報を保存し、どこからでもアクセスできるようにするサービスです。
クラウドストレージもインターネット上にデータや情報を保存しますが「データの同期」「大量のデータの管理」など、より高度な機能を搭載しています。
オンラインストレージは「個人・小規模ビジネス」、クラウドストレージは「大規模なビジネス」に適しているストレージです。
なお、クラウドサービスは利用形態によって以下3つの種類に分けられます。
クラウドサービスの種類 | 概要 |
---|---|
SaaS | クラウド上でソフトウェアを提供 |
PaaS | クラウド上でアプリ開発のためのプラットフォームを提供 |
IaaS | クラウド上でシステム構築のためのITインフラを提供 |
オンラインストレージは、SaaS形式で提供されているサービスです。
クラウドストレージは3つのタイプに分かれる
クラウドストレージは、以下3つのタイプに分かれます。
- オブジェクトストレージ
- ファイルストレージ
- ブロックストレージ
それぞれのタイプについて、1つずつ解説します。
オブジェクトストレージ
オブジェクトストレージとは、データをオブジェクト単位で管理するストレージです。「オブジェクトID」と呼ばれる個別識別子が付与され、このIDを利用してデータを管理します。
優れたスケーラビリティを備えており、必要に応じて保存容量を柔軟に追加できます。また、データ量が増加しても検索性能が低下しにくい点がメリットです。さらに、サーバーを介さない構造のため、特定のベンダーへの依存度が低く、ベンダーロックイン(導入時のベンダーから他社への移行が難しくなる状態)のリスクを抑えられます。
ファイルストレージ
ファイルストレージとは、データをファイル形式で保存するストレージです。ファイルは「ディレクトリ」と呼ばれる箱に格納され、階層的に整理されて保存する仕組みとなっています。
階層構造でデータが分類されているため、目的のデータを見つけやすい点が特徴です。また、フォルダごとにアクセスできるユーザーを制限できるため、データ漏洩を防ぎやすくなるメリットもあります。
ブロックストレージ
ブロックストレージは、データをブロック形式で管理するストレージです。データ保存時には、ユーザーの求める容量に応じて必要なブロックを確保します。保存したいデータがブロックのサイズを超えている場合は、複数のブロックにまたがって保存してくれます。
3つのストレージのなかでも特に応答時間が短く、読み取りや書き込み速度が速い点が特徴です。各ブロックが独立していて、異なるOSからでもアクセスできるため、環境を問わず利用しやすいのが特徴です。「大規模なデータベースを動かしたい」「大規模な取引を実行したい」という企業に向いています。
検索性に優れたオンラインストレージ「NotePM」
オンラインストレージ・クラウドストレージ6つのメリット
企業がオンラインストレージの導入で得られる主なメリットは6つあります。
ファイルを一元管理できる
社内のファイルを一元管理できるようになります。部署や拠点が多い企業では、ファイルをそれぞれのサーバーで管理しているケースがよく見受けられます。それらをオンラインストレージに集約すれば、ファイルを重複して作成したり、他の部署に問い合わせたりするような無駄が発生しません。
ファイルを一元管理するとはいっても、全社員がパソコン上のファイルすべてをオンラインストレージにアップロードするわけにもいきません。アップロードするファイルを整理するために、まず情報の種類ごとに分け、それぞれに最適な共有方法を選びましょう。下記記事で解説していますので、ぜひ参照してください。
>関連記事:社内情報は2種類。情報共有ツールの選び方や情報共有のコツを解説
サーバー管理業務がなくなる
サーバーを減らした分だけ管理業務がなくなることであり、そのリソースを他の業務に割り当てられます。オンラインストレージを管理するのは提供している企業です。
サーバー管理の負担が減る分、社員一人ひとりのアカウントを管理・運用する必要はありますが、SaaS管理ツールやCMSを活用すると簡単に行えます。オンラインストレージを含むクラウドサービスの管理については、以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
>関連記事:クラウド管理とは?今重視されている理由やメリット、始め方を分かりやすく解説!
自動でバックアップが起動する
バックアップの自動化により、データが消失するリスクを大きく下げられます。ビジネスではパソコンなどの端末が故障した場合に備えて、データのバックアップをこまめに取っておくことが大切です。その作業にかける時間を節約でき、忙しかったり忘れたりして未実施になることを防げます。
ファイル共有・共同編集しやすい
ファイルの共有や共同編集を行いやすくなります。インターネット上で同じファイルを利用できるので送受信する手間がなくなります。各端末から更新できるので、テレビ会議をしながらドキュメントを手分けして作成することなども容易です。
Web会議で議事録を効率良く作る方法は、下記記事で解説していますので、ぜひ参照してください。
>関連記事:無料で使える!Web会議の議事録作成に便利な機能4選
低コストで導入できる
少ないコストで利用を開始できることであり、導入自体は無料のところも珍しくありません。有料の場合でも、自社でサーバーを購入して設置するケースより、コストをかけずに使い始められます。
どこからでもアクセスできる
インターネットを使える環境なら、どこからでもアクセスできることです。出かけるときに、外付けHDDやUSBメモリなどの記憶媒体を用意しなくても困りません。営業先や出張先などで、手元にないファイルが急に必要になったときも時間をかけずに用意できます。
詳しくは以下の記事を参照ください。
>関連記事:オンラインストレージ・ファイル共有サービスを法人が利用するメリット
検索性に優れたオンラインストレージ「NotePM」
オンラインストレージ・クラウドストレージの選定ポイント
オンラインストレージサービスを選ぶ際は、複数のポイントを考慮して自社に合っているかどうか見極めることが重要です。
データ容量
まず、前提としてデータ容量をチェックしなければなりません。今後増えていく分も含めて、自社で扱うデータを無理なく保存できる容量が求められます。また、保存の容量だけでなく、アップロードやダウンロードの1回あたりの最大容量も十分でなければ活用するのは困難です。少なくとも普段よく使うファイルのサイズを調べて、問題がないことを確認しておく必要があります。
費用
費用もチェックを忘れてはいけないポイントです。導入は無料の場合でも、運用に関しては月や年という単位で料金を支払わなければなりません。同じ企業が提供するオンラインストレージでも、金額は利用する従業員の数やデータ容量などによって変わってきます。固定費として計上し続けることになるため、正確に見積もって予算と照らし合わせ、運用の継続が可能なものを選ぶことが大事です。
セキュリティ対策
セキュリティ対策も企業にとって重要なポイントになります。情報漏えいなどのリスクが高いと安心して利用できません。したがって、データの暗号化や利用者の認証といった対策が、十分に備わっているか確認することが不可欠です。
スマホ対応
対応している端末の種類も、オンラインストレージの使い勝手に大きく関わります。そのため、スマホで操作が可能であることもポイントの一つです。スマホが対応していれば、パソコンがない状況でもファイルの閲覧や簡単な編集程度なら行えるので、業務の効率化につながります。
機能
機能も確認しなければならない大切なポイントです。たとえば、アクセスできる従業員や可能な操作を限定できるタイプも存在します。今後の運用の仕方をイメージして、便利だと思える機能が多いものを選ぶことが望ましいです。
検索性に優れたオンラインストレージ「NotePM」
【法人向け】オンラインストレージ・クラウドストレージおすすめ13選
法人向けのおすすめオンラインストレージは、以下のとおりです。
- NotePM
- Dropbox Business
- Box
- PrimeDrive
- Fileforce
- Stock
- 使えるファイル箱
- KDDI ファイルストレージ
- Fleekdrive
- セキュアSAMBA
- Bizストレージ ファイルシェア
- IMAGE WORKS
- DirectCloud
NotePM
NotePM(ノートピーエム)は、ナレッジ共有に特化した「社内版ウィキペディア」として活用できるオンラインストレージのサービスです。社内の情報共有・文書管理に特化しており、強力な検索機能で必要な情報をすぐに見つけ出せるのが特徴です。
【主な機能】
- 社内マニュアル作成・ドキュメント共有
- 強力な全文検索(Word/Excel/PDF対応)
- アクセス権限・閲覧履歴管理
- バージョン管理・コメント・通知機能
【料金体系】
【おすすめの人】
- 簡単に質の高い社内マニュアルを作成したい人
- 蓄積された社内データから必要な情報を瞬時に探したい人
- マニュアルに蓄えたノウハウを全社で共有・活用したい人
NotePM
URL:https://notepm.jp/
検索性に優れたオンラインストレージ「NotePM」
Dropbox Business
Dropbox(ドロップボックス)は、世界で広く利用されているクラウドストレージサービスで、Dropbox Businessはその法人向けプランです。個人向けサービスから発展してグローバルで高いシェアを誇ります。マルチデバイス対応に優れ、PC・スマホ・タブレット間でのファイル同期や共有が手軽に行える使い勝手の良さが支持されています。
【主な機能】
- 高速同期・復元・ファイルバージョン管理
- ファイル共有リンクのパスワード・期限設定
- 管理者コンソール(監査ログ・アクセス制御)
【料金体系】
- Standard:1,500円/月(3人以上のユーザー)
- Professional:2,000円/月(ユーザー1人)
- Adavanced:2,400円/月(3人以上のユーザー)
- Enterprise:要問い合わせ
【おすすめの人】
- 動画・高解像度画像など重いデータを扱う機会が多い人
- ファイルのセキュリティやアクセス制御を重視したい人
Dropbox
URL: https://www.dropbox.com/business
>関連記事:DropboxとNotePMを徹底比較!仕事効率化を実現するストレージの活用術も紹介
box
box(ボックス)は、世界7万社以上の導入実績があるオンラインストレージです。セキュリティ対策に定評があり、多くの国際的なコンプライアンス基準やセキュリティ規格をクリアしているため、機密情報の管理にも耐える堅牢さを備えています。
【主な機能】
- ファイルごとの詳細な権限管理
- 他ツール(Slack/M365/Google)との連携
- コンプライアンス対応(HIPAAなど)
【料金体系】
- Business:1,980円/月(ユーザー1人あたり)
- Business Plus:3,300円/月(ユーザー1人あたり)
- Enterprise:4,620円/月(ユーザー1人あたり)
- Enterprise Plus:6,600円/月(ユーザー1人あたり)
【おすすめの人】
- 扱うファイルの機密度が高く、セキュリティを最優先に考えている人
- 社内外で大容量データを扱うプロジェクトがあり、容量無制限のストレージが必要な人
box
URL: https://www.box.com/ja-jp/home
PrimeDrive
PrimeDrive(プライムドライブ)は、ソフトバンク株式会社が提供する法人向けオンラインストレージサービスです。社内外へのファイルの受け渡し・共有を「安全かつシンプルな操作」で実現することをコンセプトとしており、高度なセキュリティ機能と直感的な使い勝手を兼ね備えています。
【主な機能】
- 大容量ファイル送受信
- ファイル自動削除・有効期限管理
- ユーザー数無制限(契約容量内)
- 操作ログ/IP制限/ウイルスチェック
【料金体系】
- 1GB:月額12,000円
- 10GB:月額69,800円
- 100GB:月額180,000円
- 200GB以上:個別見積り
※初期費用:30,000円
【おすすめの人】
- シンプルな操作性で直感的に使えるオンラインストレージを求める人
- 社内外で安心して使える高セキュリティのストレージを導入したい人
PrimeDrive
URL: https://www.softbank.jp/biz/cloud/saas/primedrive/
Fileforce
Fileforceは、「企業が求めるクラウドストレージ」をコンセプトに掲げ、日本企業のニーズに応える豊富な機能を搭載した法人向けクラウドストレージサービスです。業種や企業規模に合わせた細かな運用調整が可能な点で他社サービスと差別化されています。
【主な機能】
- クライアントアプリでPCとシームレス同期
- 詳細な権限設定(ダウンロード禁止など)
- バージョン履歴・アクセスログ管理
- ファイル単位のウイルス検知/復旧支援
【料金体系】
- Small Business:9,900円/月(10ID~)
- Unlimited-1:60,000円/月(ユーザー数無制限)
- Unlimited-3:108,000円/月(ユーザー数無制限)
- Unlimited-10:216,000円/月(ユーザー数無制限)
- Unlimited-30:360,000円/月(ユーザー数無制限)
※価格は税別
【おすすめの人】
- 登録ユーザー数無制限のストレージをコスト気にせず使いたい人
- 社内外のユーザーに対し細かくアクセス権限を設定したい人
- 付加価値としてAI機能(自動分類など)も活用してみたい人
Fileforce
URL: https://www.fileforce.jp/
Stock
Stockは、チームの情報を「ストック」することに特化した国産クラウドストレージです。チャットツール上で流れて行ってしまう情報を蓄積し直せるよう、ChatworkやSlackと連携して大事なファイルやメッセージを簡単に保存できる点が特徴です。
【主な機能】
- ノート型の情報蓄積(議事録・ToDoなど)
- Chatwork/Slackから直接保存
- 自動バックアップ・フォルダ管理
- 閲覧権限の設定・通知機能
【料金体系】
- フリープラン:無料(メンバー数無制限)
- ビジネス5:2,750円/月(メンバー数5人まで)
- エンタープライズ5:5,500円/月(メンバー数10人まで)
【おすすめの人】
- とにかく操作が簡単で使いやすいツールを使いたい人
- 普段ChatworkやSlackでやり取りしており、それらと連携して情報を蓄積したい人
Stock
URL:https://www.stock-app.info/
使えるファイル箱
使えるファイル箱は、使えるネット株式会社が提供するクラウドストレージサービスです。IDやパスワードの一元管理機能を備え、社内のアカウント管理負担を減らしつつファイル共有が行えるのが特徴です。
【主な機能】
- ユーザー数無制限で定額
- ID・パスワード管理機能
- Windowsはエクスプローラー、MacはFinderで操作可能
【料金体系】
- スタンダード:21,230円/月(ユーザー数無制限)
- アドバンス:60,500円/月(ユーザー数無制限)
【おすすめの人】
- 社員数が多く、ユーザー数無制限の定額ストレージを使いたい人
- 社内のIDやパスワードを一元管理して業務負担を減らしたい人
- 普段使っているPCと同じようなシンプル操作で使えるツールが欲しい人
使えるファイル箱
URL:https://www.tsukaeru.net/file-bako/
KDDI ファイルストレージ
KDDI ファイルストレージは、KDDI株式会社(au/KDDI)が提供する法人向けクラウドストレージサービスです。提案資料や画像・動画などのファイルを、社内外問わず様々なデバイスからいつでもどこでも共有・閲覧できるようにすることを目的としています。
【主な機能】
- 低価格大容量の法人プラン
- IPアドレス/利用端末制限
- フォルダ/ファイルの時限機能
【料金体系】
- 330円/月/1名(ID単位コース):10GB
- 76,780円/月/〜300名(容量単位コース):10GB
- 198,000円/月/〜1,000名(容量単位コース):100GB
- 660,000円/月/〜5,000名(容量単位コース):1TB
※容量追加オプションあり
【おすすめの人】
- 大容量を低価格で利用できるオンラインストレージを探している人
- 社内外・プロジェクト間で大量ファイルを効率良く共有したい人
KDDI ファイルストレージ
URL: https://biz.kddi.com/service/cloud-data-center/file-storage/
Fleekdrive
Fleekdrive(フリークドライブ)は、株式会社Fleekdriveが提供するクラウドストレージで、特に企業内の共同作業にフォーカスしたツールです。単なるファイル管理・共有だけでなく、地理的に離れた社員同士が同時に作業できるリアルタイムコラボレーション機能に力を入れている点が特徴となっています。
【主な機能】
- Office系ファイルの同時編集
- ファイルへのコメント・評価機能
- フォルダ権限管理
- Salesforceなど他ツールとの連携
【料金体系】
- Team:600円/月(ユーザー1人あたり)
- Business:1,800円/月(ユーザー1人あたり)
【おすすめの人】
- コストや利便性に合わせてサポートなどオプションを柔軟に選びたい人
- 在宅勤務や遠隔地の社員同士でリアルタイム共有作業を頻繁に行う人
Fleekdrive
URL: https://www.fleekdrive.com/
セキュアSAMBA
セキュアSAMBAは、株式会社kubellストレージが提供する国産の法人向けオンラインストレージです。エクスプローラー風の操作画面で誰でも違和感なく利用できます。
【主な機能】
- エクスプローラー型UIで操作性抜群
- バックアップ・ファイル同期
- ファイルの一元管理
【料金体系】
- フリー:無料/月(ユーザー数2名、1GB)
- スタンダード:25,000円/月(ユーザー数無制限、300GB)
- ビジネス:35,000円/月(ユーザー数無制限、500GB)
- エンタープライズ:48,000円/月(ユーザー数無制限、1TB)
【おすすめの人】
- シンプルな操作性(エクスプローラ風)を求めている人
- サポート体制を重視し、導入後も手厚いサポートが欲しい人
- 万一に備えたバックアップ機能も重視する人
セキュアSAMBA
URL: https://info.securesamba.com/
Bizストレージ ファイルシェア
Bizストレージ ファイルシェアは、NTTコミュニケーションズが提供する法人向けオンラインストレージ/ファイル転送サービスです。大容量ファイルや機密情報をやり取りできる手軽さと、NTTならではの高い安定性・セキュリティが特徴です。
【主な機能】
- ファイル転送用URL(パスワード・承認付き)
- アクセス権限の管理
- ダウンロード履歴の管理
【料金体系】
- 16,500円~/月(ユーザー数1〜10,000名)
※ディスク容量に合わせて料金変更
【おすすめの人】
- 社内外含め大人数でオンラインストレージを利用したい人
- ファイルのセキュリティや安定稼働を最重視し、信頼性の高いサービスを選びたい人
Bizストレージ ファイルシェア
URL: https://www.ntt.com/business/services/application/online-storage/bst-sh.html
IMAGE WORKS
IMAGE WORKSは、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社が提供するクラウドストレージで、AI機能を搭載している点が特徴です。特に画像管理に強みを持ち、富士フイルムの画像解析技術を活かした「画像AI」により大量の画像や動画から目的のファイルを素早く検索できます。
【主な機能】
- AIによる画像検索(色・被写体など)
- ファイルにタグ付け
- ウォーターマーク・承認フロー機能
- 多要素認証/アクセス履歴管理
【料金体系】
- ミニマムプラン:月額費用15,000円(税別)+初期費用15,000円(税別)
※利用できるユーザー数は要問い合わせ
【おすすめの人】
- AI技術を活用して大量の画像・資料から目的のファイルを効率よく見つけ出したい人
- ファイルをデータベースで一元管理し、業務負担(探す手間)を減らしたい人
- 機密ファイルの誤用や不正利用防止策を強化したい人
IMAGE WORKS
URL:https://sp-jp.fujifilm.com/image_works/
DirectCloud
DirectCloudは、株式会社ダイレクトクラウドが提供するクラウドストレージサービスで、管理者の業務負荷軽減をコンセプトに設計されています。ビジネス利用に最適化されており、ファイル権限管理や監査機能などの管理者向け機能が充実している点が特徴です。
【主な機能】
- 管理者向け機能が充実(監査・レポート)
- SSL/保存時暗号化/IP制限
- Office Online連携でブラウザ編集
【料金体系】
- スタンダード:36,000円/月(ユーザー数無制限)
- アドバンスド:60,000円/月(ユーザー数無制限)
- ビジネス:108,000円/月(ユーザー数無制限)
- プレミアム:216,000円/月(ユーザー数無制限)
【おすすめの人】
- 社内だけでなく別拠点・社外パートナーとファイル共有したい人
- 管理者としてファイル管理業務(権限設定や監査)の負荷を減らしたい人
DirectCloud
URL:https://directcloud.jp/
【個人向け】オンラインストレージ・クラウドストレージおすすめ7選(無料・買い切りあり)
個人向け・小規模ビジネス向けのおすすめオンラインストレージは、以下のとおりです。
- Google Drive
- OneDrive for Business
- iCloud
- MEGA
- pCloud
- firestorage
- InfiniCLOUD
Google Drive
Google Drive(グーグルドライブ)は、Google社が提供するクラウドストレージで、企業向けグループウェア「Google Workspace」(旧称 G Suite)に含まれるサービスの一部です。
【主な機能】
- ドキュメント/スプレッドシート/スライドのオンライン共同編集
- 自動バックアップ・同期(PC/スマホ対応)
- ファイル・フォルダ単位のアクセス権限設定
- オフラインでも閲覧・編集が可能
【料金体系】
個人利用
- 15GBまで:無料
- Google One(~100GB):250円/月
ビジネス向け
- Business Starter:800円/月(ユーザー1人あたり)
- Business Standard:1,600円/月(ユーザー1人あたり)
- Business Plus:2,500円/月(ユーザー1人あたり)
【おすすめの人】
- コストを抑えてクラウドストレージを導入したい人
- まず無料でオンラインストレージを試してみたい人
Google Drive
URL: https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/products/drive/
OneDrive for Business
OneDrive(ワンドライブ)は、マイクロソフト社のクラウドストレージで、Microsoft 365に含まれるサービスです。WordやExcel、PowerPointなどOffice製品との親和性が高く、Windows PCとの統合も深いため、日常的にMicrosoftツールを利用する企業・個人にとって使いやすいのが特徴です。
【主な機能】
- Windowsと自動連携/エクスプローラーから直接操作
- Officeアプリとのリアルタイム編集連携
- 自動バックアップ/選択同期
- ファイル復元/バージョン履歴機能
【料金体系】
- 無料プラン:無料(5GB、個人向け)
- OneDrive for Business(Plan1):823円/月(ユーザー1人あたり)
- Microsoft 365 Business Basic:988円/月:(ユーザー1人あたり)
- Microsoft 365 Business Standard:2,061円/月:(ユーザー1人あたり)
【おすすめの人】
- 日常的にWindowsパソコンを利用している人
- WordやExcelなどMicrosoft Office製品を主力で使っている人
OneDrive
URL: https://onedrive.live.com/about/ja-jp/business/
iCloud
iCloudは、Appleが提供するクラウドストレージで、iPhoneやMacなどApple製デバイスと連携して利用できるサービスです。各ユーザーのApple IDに5GBの無料ストレージが付与され、写真、動画、書類、設定データなど端末上の各種データを自動的にバックアップできます。
【主な機能】
- iPhone/Mac間での自動同期(写真・設定・書類など)
- iCloud Driveでのファイル保存・共有
- アプリ連携(メモ・カレンダー・メール)
【料金体系】
- 50GBプラン:150円/月(ユーザー1人あたり)
- 200GBプラン:450円/月(ユーザー1人あたり)
- 2TBプラン:1,500円/月(ユーザー1人あたり)
【おすすめの人】
- できるだけコストを抑えてクラウドストレージを利用したい人
- 段からApple製品(iPhone/Macなど)を利用しておりデータを連携させたい人
iCloud
URL:https://www.apple.com/jp/icloud/
MEGA
MEGAは、ゼロ知識暗号化を採用した高セキュリティ志向のクラウドストレージサービスです。無料プランでも10GBの容量が利用可能で、プライバシー保護を最重視するユーザーから支持されています。
【主な機能】
- ゼロ知識暗号化によるファイル保存・共有
- 10GB無料ストレージ+容量追加可能
- バージョン管理/復元機能
- 専用アプリでファイル同期(PC/モバイル)
【料金体系】
- 無料プラン:無料
- Pro I:1,621円/月(ユーザー1人あたり)
- Pro II:3,243円/月(ユーザー1人あたり)
- Pro III:4,865円/月(ユーザー1人あたり)
※現地通貨での見積価格。すべての取引においてユーロで請求される
※為替によって変動
【おすすめの人】
- まず無料で大容量クラウドストレージを使ってみたい人
- とにかくセキュリティ・プライバシーを重視してクラウドを利用したい人
MEGA
URL:https://mega.io/ja/
pCloud
pCloudは、チームのワークフローを最適化できるクラウドストレージです。社内外からのデータアクセス管理や柔軟なアクセス権限設定、個人用ファイルの暗号化など、ビジネス利用に耐える高度な機能を備えています。
【主な機能】
- 仮想ドライブとしてマウント可能
- ファイル暗号化
- SNS連携によるバックアップ
【料金体系】
- Businessプラン:9.99USD/月(3人以上のユーザー)
- Business Pro:19.98USD/月(3人以上のユーザー)
買い切りプラン
- Ultra 10TBプラン:1,190USD
- Premium Plus 2TBプラン:399USD
- Premium 500GBプラン:199USD
【おすすめの人】
- プロジェクトやユーザー単位で細かくアクセス権限を設定したい人
- 共有フォルダを活用してチーム内のファイル整理・ワークフローを最適化したい人
pCloud
URL:https://www.pcloud.com/ja/
firestorage
firestorageは、会員登録不要で誰でも手軽に使えるオンラインストレージサービスです。高画質の写真や動画など大容量ファイルの送受信に特化しており、ファイルをアップロードすると発行されるダウンロード用URLを相手に伝えるだけで共有が完了します。
【主な機能】
- 会員登録なしでファイルアップロード可能
- 共有URL自動発行(ダウンロード用)
- ファイル保存期間・削除日を指定可能
- アップロード通知/パスワード保護機能
【料金体系】
- 無料会員:無料(ユーザー1人あたり)
- ライト会員:1,320円/(ユーザー1人あたり)
- 正会員:2,420円/(ユーザー1人あたり)
【おすすめの人】
- とにかく無料で手軽にオンラインストレージを試してみたい人
- 一度きりまたは頻繁に大容量ファイルを他者と共有する機会が多い人
firestorage
URL: https://firestorage.jp/
InfiniCLOUD
InfiniCLOUDは、InfiniCloud株式会社が提供する国産クラウドストレージで、無料アカウントでも20GBという大容量が使えるのが大きな魅力です。サーバーは耐震・セキュリティなど厳しい基準をクリアした日本国内のデータセンターに設置されており、万一のトラブル時にも迅速に対応できる体制を整えています。
【主な機能】
- 無料20GBストレージ(紹介で追加可能)
- WebDAV対応で他サービスとも連携
- ローカル同期アプリ(PC/スマホ)
- 日本国内のデータセンター運用
【料金体系】
- Free:無料(ユーザー1人あたり20GBまで)
- 300GB:880円/月(ユーザー1人あたり)
- 3TB:1,320円/月(ユーザー1人あたり)
- 10TB:4,400円/月(ユーザー1人あたり)
【おすすめの人】
- とにかくコストを抑えてクラウドストレージを利用したい人
- 20GB程度で十分で、まず無料プランで始めたい人
InfiniCLOUD
URl:https://infini-cloud.net/ja/
自社に最適なオンラインストレージ・クラウドストレージを導入しよう!
オンラインストレージとクラウドストレージをうまく活用すれば、これまでより企業の生産性を高められます。運用の仕方を従業員に周知徹底しておくと、導入の効果は高まりやすいです。そのためには、事前にメリットを理解したうえで、慎重にサービスを選択することが欠かせません。自社に最適なものを選ぶために、選定のポイントをしっかり把握しておくのが得策です。
>関連記事:クラウドファイル共有サービス20選【2025年最新】無料・有料版それぞれ解説