近年「ナレッジ共有」という言葉が注目されています。効果的なナレッジ共有が実現すれば、組織力が向上し、業務効率の改善につながります。その結果、企業全体のパフォーマンスや業績にもよい影響を与えるでしょう。
ナレッジ共有の文化を組織内に浸透させるためには、ツールの導入が有効です。ナレッジ共有ツールを活用し、従業員がナレッジを活発に発信できる環境を作りましょう。
ナレッジ共有ツールのおすすめ製品は以下の16個です。
ツール名 | 特徴 |
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NotePM |
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esa |
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Qiita:Team |
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Qast |
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flouu |
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DocBace |
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Confluence |
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Notion |
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Dropbox Business |
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Microsoft OneDrive for Business |
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Google Drive |
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ASTRUX SaaS |
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Documal SaaS |
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Talknote |
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Microsoft Viva Engage |
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kibela |
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この記事では、おすすめのナレッジ共有ツール16選を紹介し、導入メリットや活用事例も解説します。ツール選定でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ナレッジ共有ツールとは?
ナレッジ共有ツールとは、業務を通じて得た知識や経験を社内に共有するためのツールのことです。専用のツールを用いることで、ナレッジ共有へのハードルが低くなるメリットがあります。
社内で分散したナレッジを一元管理できるのも、ナレッジ共有ツールの特徴です。部署の垣根を超えてナレッジが共有できます。検索機能を搭載したツールが多く、知りたい情報がすぐに見つかる環境づくりにも役立つでしょう。
ナレッジ共有ツールの選び方
ビジネスシーンでナレッジ共有が重要視されている背景から、豊富な種類のナレッジ共有ツールがリリースされています。自社にあったナレッジ共有ツールを選ぶには、以下3つのポイントを確認しましょう。
- 検索性
- 編集のしやすさ
- セキュリティ対策
- フォルダ・タグなどの管理機能の使いやすさ
順番に詳しく解説します。
>関連記事:組織パフォーマンスを向上させる「ナレッジ共有」のメリットからツールの選び方を紹介
検索性
ナレッジ共有ツールを選ぶ際、検索性は非常に重要なポイントです。情報が増えるほど、必要なデータを速やかに見つけられるかが業務効率に直結します。
優れたツールには全文検索機能が備わっており、文書内のテキストだけでなく添付ファイルの内容も簡単に検索可能です。また、タグ付けやフィルタ機能があれば、カテゴリや作成者ごとに絞り込み、目的の情報へすばやくたどり着けます。
さらに、検索履歴や人気キーワードの表示機能があると、ユーザー体験が一段と向上するでしょう。情報の迅速な検索を実現するためには、検索性の高いツールを選ぶことが成功のカギとなります。
編集のしやすさ
ナレッジ共有ツールの選定において、編集のしやすさも重要なポイントです。情報を手軽に追加・更新できるツールであれば、社内ナレッジを常に最新の状態に保てます。
たとえば、マークダウンやリッチテキストを採用したツールは、直感的な操作性で初心者でもスムーズに文書の作成・編集が可能です。また、テンプレート機能を活用すれば、フォーマットを統一しながら作業効率を向上できます。
なかでも、画像編集機能が充実しているかどうかは注目すべきポイントです。基本的な画像編集がツール内でおこなえると、外部アプリを使う手間を省け、作業効率が向上します。編集のしやすいツールを選ぶことで情報の更新頻度が上がり、共有されるナレッジの信頼性と有用性が高まるでしょう。
セキュリティ対策
ツールの選定では、セキュリティ対策が徹底しているかどうかもチェックしておきましょう。ナレッジ共有ツールには業務に関わるノウハウ、データなどが蓄積されます。これらはいずれも機密情報にあたり、外部に漏れると大きな打撃を受けかねません。
ユーザーやグループごとに閲覧・編集の範囲を設定できる機能があれば、情報共有の範囲を適切に制御できます。また、アクセスログ機能があれば、誰がどの情報にアクセスしたかを追跡でき、不正利用の監視やトラブル発生時の迅速な対応が可能です。
セキュリティ対策を備えたツールを導入することで安心して情報を共有し、業務効率を向上させられるでしょう。
フォルダ・タグなどの管理機能の使いやすさ
ナレッジ共有ツールにおけるフォルダやタグといった管理機能の使いやすさは、情報整理とアクセスのしやすさに直結します。膨大な情報が蓄積されるなかで、管理機能が不十分だと必要なデータを見つけるのに時間がかかり、業務効率を大きく損なってしまいます。
使いやすい管理機能を備えたツールであれば、情報を一元化し、効率的な整理が可能です。特定のプロジェクトやテーマに関するデータを迅速に見つけ出せるため、ナレッジの活用がスムーズに進みます。
このように、情報整理が容易になることで、業務全体の効率化とナレッジ共有の活性化が期待できるでしょう。
ナレッジ共有ツールの種類
ナレッジ共有ツールの主な種類は、以下の5つです。
- 社内wikiツール
- オンラインストレージツール
- 文書管理システムツール
- 社内SNS
- 社内ポータル
ひとつずつ解説します。
社内Wikiツール
社内wikiとは、Wikipediaの社内版として使用できるツールのことです。Wikipediaのように全社員がさまざまな情報やナレッジを共有・蓄積し、検索・閲覧することで、知りたい情報を簡単にすばやく確認できます。
社内wikiを活用することで業務に関するノウハウが共有され、トラブルが起きたときにもスムーズに対応可能です。また、業務内容やルールをまとめた社内wikiがあれば、人材育成の簡略化にも役立つでしょう。
>関連記事:社内wikiとは?導入メリットや失敗例、適切なツールの選び方を解説
オンラインストレージツール
オンラインストレージとは、インターネット上でデータの保管や共有が可能なストレージのことです。組織内で作成されたファイルを一括管理でき、部署や拠点の垣根を超えて利用できます。
ナレッジ共有以外での目的で使用されるケースも多く、活用方法はさまざまです。社内工事や機器の導入をしなくてもすぐに利用できるほか、ストレージ管理の必要もありません。これまで使用してきたツール操作で使いやすい製品も多く、手軽に導入できます。
>関連記事:【2025年版】オンラインストレージおすすめ13選を徹底比較(無料あり)各サービスの特徴を紹介
文書管理システムツール
文書管理システムとは、電子文書を保管・保存、活用、廃棄までを一括管理できるシステムのことです。ツールを活用すれば、文書の保管・保存と情報・ナレッジの有効活用を実現できます。
情報をいつでもスムーズに取り出せるほか、文書ごとのセキュリティレベルや保管期間を定めることも可能です。システムにより操作性が変わるため、導入の際は無料トライアルを活用して実際に使ってみると使用感がイメージできるでしょう。
>関連記事:文書管理システムとは?メリットや選び方・おすすめ製品10選を紹介
社内SNS
社内SNSとは、従業員間が利用するビジネス用のSNSのことです。各種SNSのように気軽に投稿・共有可能なため、アウトプットのハードルが低くなるメリットがあります。
ユーザー間のコミュニケーションが活発になりやすく、昨今のオンライン化で課題となりやすいコミュニケーション不足の解消にも役立つツールです。投稿やコメント機能などを活用することで、部門を超えたコラボレーションを支援します。
>関連記事:社内SNSとはなにか?導入目的やメリット、成功事例をあわせて解説
社内ポータル
社内ポータルとは、企業内の情報やリソースを一元管理・共有するためのプラットフォームです。社員は、社内のお知らせやマニュアルなどにすぐアクセスできるため、業務効率の向上に寄与します。
部署やプロジェクト単位で専用ページやカテゴリを作成でき、情報を整理して視覚的にわかりやすく配置可能です。さらに、タスク管理やファイル共有などの機能も搭載されているため、業務全体をスムーズに進めるための強力なサポートツールとして活用できるでしょう。
>関連記事:社内ポータルとは何か?作り方と主な機能を詳しく紹介!
欲しい情報がすぐに見つかる・検索性の強いナレッジ管理ツール「NotePM」
【無料あり】おすすめナレッジ共有ツール16選
ここでは、数あるなかからおすすめのナレッジ共有ツールを16選ピックアップして紹介します。
ツール名 | 特徴 |
---|---|
NotePM |
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esa |
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Qiita:Team |
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Qast |
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flouu |
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DocBace |
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Confluence |
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Notion |
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Dropbox Business |
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Microsoft OneDrive for Business |
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Google Drive |
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ASTRUX SaaS |
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Documal SaaS |
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Talknote |
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Microsoft Viva Engage |
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kibela |
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それぞれの特徴を見ていきましょう。
NotePM
NotePM (ノートピーエム)は、ナレッジやノウハウを一元管理できるナレッジ共有ツールです。マニュアル作成やナレッジ共有など、社内Wikiとしての機能も備えており、知りたい情報がすぐに見つかります。
大手IT製品レビューサイトでも「使いやすさ」や「導入しやすさ」で高く評価されており、幅広い業界で活用されているツールです。ナレッジ共有ツールとしての機能はもちろん、社内マニュアル、日報・議事録など、ストック型の情報管理にも適しています。
直感的な操作性と柔軟な管理機能により、チーム全体の情報共有を円滑にし、業務効率の向上に役立つでしょう。
NotePMの特徴
- ナレッジ共有、マニュアル作成に最適
- PDFやExcelの中身も全文検索できる強力な検索機能
- 社内FAQ・質問箱、社内ポータルとしても活用可能
- 銀行、大学も導入している高度なセキュリティが魅力
欲しい情報がすぐに見つかる・検索性の強いナレッジ管理ツール「NotePM」
esa
esa(エサ)は「情報を育てる」という視点で作られた情報共有サービスです。スピーディーな情報共有を目的としており、書き途中のナレッジでも公開できます。
未完成でも情報共有することで、ほかユーザーからアドバイスやアイデアをもらえる点がメリットです。チームでゆるく共有しながら徐々にドキュメントを育て、フロートストックの間をシームレスにつなげます。
esaの特徴
- WIP機能あり(書き途中で公開可能)
- 複数ユーザーで同時編集可能
- 記事の外部公開とスライドショー
- 編集しながら確認可能なリアルタイムレビュー
URL: https://esa.io/
Qiita:Team
Qiita:Team(キータチーム)は、簡単に読みやすい記事が書ける社内向け情報共有ツールです。国内最大級エンジニアコミュニティ「Qiita」が運営するサービスであり、エンジニアやシステム開発会社から支持されています。
シンプルな画面で操作しやすく、書きやすさと見やすさを両立したエディタ画面が特徴です。シンプルなUIで記事を見つけやすく、共有リンク機能で社外への共有も容易にできます。
Qiita:Teamの特徴
- 「Qiita」のビジネス版
- コメントやイイね!機能を搭載
- エンジニア向けAPIが豊富
- 外部サービスとの連携も可能
Qast
Qastは、組織に埋もれた知恵や経験を集約するナレッジ共有ツールです。Q&A機能搭載で、ユーザーの困りごとを引き出します。社内の有識者が回答しナレッジが蓄積する仕組みが魅力です。
業務の不明点をツール上で質問・回答でき、それが企業のノウハウとして蓄積できます。これによって「誰に聞けばいいかわからない」という課題が払拭され、疑問点解消やナレッジ共有が活発になる仕組みが構築できるでしょう。
Qastの特徴
- 社内版知恵袋として利用できるQ&A機能
- 投稿内容の要約ができるAI機能
- 経験や特徴を登録できる検索性に優れたプロフィール機能
- 「詳しい⼈」が⾒つかるKnowWho検索
URL: https://qast.jp/
flouu
flouuは、社内に散在した情報をクラウド上で一括管理できる情報共有ツールです。ナレッジ共有の効率性を上げる機能が複数搭載されています。
ドキュメントはリアルタイムで同時編集でき、コメントも可能です。ドキュメントに加えて、コメントや添付ファイルの中身まで横断的に検索できるため、知りたい情報をすぐにキャッチアップできるでしょう。
flouuの特徴
- リアルタイムで同時編集可能
- ドキュメント・コメント・添付ファイル含む全文検索機能
- 組織外にも簡単に情報共有できるゲスト共有機能
- ドキュメントの既読・未読管理機能
DocBase
DocBaseは、誰でも簡単にドキュメント作成・編集・共有できるナレッジ管理ツールです。マークダウンとリッチテキストのどちらにも対応しており、デジタルツールが苦手な人でも利用しやすくなっています。
同時に使えるハイブリッドエディタが特徴で、ドキュメント作成スキルにかかわらず誰でも簡単にナレッジ共有可能です。ひとつのメモを複数人で同時編集できるため、情報の取りこぼしも減らせるでしょう。操作性に優れたナレッジ共有ツールといえます。
DocBaseの特徴
- マークダウンとリッチテキストが同時に使えるハイブリッドエディタ機能
- 複数のチャットサービスと連携可能
- リアルタイムで同時編集可能
- ドキュメントの既読・未読管理機能
URL: https://docbase.io/
Confluence
Confluenceは、コンテンツ共有に優れたナレッジ共有ツールです。ドキュメント以外にもホワイトボードやデータベース、ビデオなど、多様な形式のコンテンツを一元管理できるため、あらゆる業務シーンで活用が期待できます。
10ユーザーまで無料で使え、機能に応じてプランの設定が可能です。社内でのツール導入目的にあわせて、柔軟に機能と予算を調整できるのが大きなメリットといえます。
プロジェクト管理やチームコラボレーションを強化したい企業にとって、Confluenceは理想的な選択肢となるでしょう。
Confluenceの特徴
- 10ユーザーまで無料で利用可能
- 豊富な種類のコンテンツでナレッジ共有可能
- テンプレートが豊富
- 複数チームのナレッジを一括管理
URL: https://www.atlassian.com/ja/software/confluence
Notion
Notionは、情報を一元管理できる多機能メモアプリです。組織内のドキュメントやスケジュールなどをひとつのプラットフォーム上で管理でき、作業効率を大幅に向上させます。
注目すべきは「Notion AI」と呼ばれるAI機能です。この機能により、ドキュメント作成や質問への回答が容易になり、「文章が書けない」といった悩みをサポートします。
アイデアの言語化や文章のブラッシュアップがスムーズに進むため、クリエイティブな作業にも役立つツールです。
Notionの特徴
- ドキュメント・タスク・スケジュールなどテンプレートが豊富
- 独自のAI機能が言語化・情報検索をサポート
- Webサイトとして公開可能
- フリープランなら無料で利用可能
URL:https://www.notion.so/ja-jp/product
Dropbox Business
Dropbox(ドロップボックス)は、世界45万チーム以上で導入されており、世界的なシェアを誇るオンラインストレージサービスです。複数人で同時編集が可能なため、コラボレーションが円滑に進み、情報共有がスムーズにおこなえます。
ストレージサービスのため容量が大きく、動画や写真などの重いデータの格納にも最適です。個人から大規模企業まで、幅広いニーズに対応可能な料金プランを提供しています。
効率的なデータ管理や共有を求めるユーザーにとって、Dropboxは信頼性の高い選択肢といえるでしょう。
Dropboxの特徴
- マルチデバイス対応(スマホアプリ対応)
- 動画や一眼レフ写真などの重いデータ管理も得意
- 古いバージョンの文書の復元ができる
URL: https://www.dropbox.com/business
Microsoft OneDrive for Business
OneDrive(ワンドライブ) は、マイクロソフト社が提供するオンラインストレージサービスです。Word・Excel・PowerPointなど、Office製品との連携がスムーズな点がメリットといえます。
リアルタイムでの共同作業により業務がスムーズになり、部署間のシームレスなコラボレーションが可能です。Office製品を普段から使用している方であれば、いつも通りの作業で操作に困ることなく使用できるでしょう。大容量で低価格な料金プランも魅力です。
OneDriveの特徴
- Office製品との連携がスムーズ
- Windowsとの相性が抜群で簡単に使える
- プランのグレードアップでセキュリティ強化可能
URL: https://onedrive.live.com/about/ja-jp/business/
Google Drive
Google Drive(グーグルドライブ)は、Google社が提供する企業向けグループウェア「Google Worlspace」に含まれるオンラインストレージサービスです。
ストレージサービスに加えて「Gmail」や「Googleドキュメント」なども利用できます。Googleアカウントがあれば誰でもすぐに利用できるため、コストパフォーマンスがよいのが特徴です。
Google Driveの特徴
- コストパフォーマンスがよい(Gmail、カレンダーなども利用可能)
- Google社が提供するサービスで、検索性に優れている
- スタートアップから大企業まで、組織規模に応じた料金プラン
URL:https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/products/drive/
ASTRUX SaaS
ASTRUX SaaSは、クラウド上で手軽にドキュメントを管理できる文書管理システムツールです。一般文書から契約書やマニュアルまで、あらゆる種類のドキュメント作成ができます。
ネットワーク経由で利用するためサーバーや機器などの整備が必要なく、ソフトウェアの購入も必要ありません。また、社内で規則やルールを構築すれば、ナレッジの共有も可能です。多様な文書の作成・管理を一括で行いたい場合に向いているツールといえます。
ASTRUX SaaSの特徴
- 文書の持出制限機能
- 申請・承認ワークフローに対応
- オンプレミス版あり
URL: https://www.astrux.jp/about/saas.html
Documal SaaS
Documal SaaS(ドキュマル サース)は、富士通が提供するクラウド文書管理ソリューションです。文書の作成・承認から廃棄までのライフサイクルを自動化する機能が特徴といえます。
あらかじめ有効期限を設定することで、自動で文書の廃棄や削除も可能です。製品リリースから30年にわたる導入実績があり、ユーザーニーズを取り入れたシステムの構築を実現しています。
この豊富な実績と機能性により、企業の文書管理業務の効率化とコンプライアンス強化に大きく貢献するでしょう。
Documal SaaSの特徴
- 文書のライフサイクルを自動化
- ワークフロー機能
- 柔軟に設定できるアクセス制限
URL: https://www.fujitsu.com/jp/group/fsit/services/pkg/documal-saas/
Talknote
Talknote(トークノート) は、コミュニケーションを活性化させ、従業員エンゲージメント向上を促進する社内SNSです。ツール内で発生したやりとりをデータ化し、チームのコンディションを可視化する機能があります。
普段は流れてしまいがちな情報も資産として共有することで、現状把握や改善にも効果的です。ナレッジや情報共有に加えてメンバーの変化まで把握できるため、マネジメント管理に役立つツールといえるでしょう。
Talknoteの特徴
- アクションリズム解析機能
- オーバーワーク検知機能
- グループ・メッセージ機能
Microsoft Viva Engage
Microsoft Viva Engageは、Microsoft社が運営する社内SNSです。アイデアや質問への回答など、さまざまな情報を共有できるほか、上層部と従業員間でオープンな会話もしやすくなります。
Microsoft 365とOffice 365の大企業向けプランを契約していれば、コミュニティと会話機能を追加料金なしで使用可能です。Office製品との連携がスムーズで、ナレッジ・情報の共有が手間なくおこなえます。
Microsoft Viva Engageの特徴
- Office製品とシームレスな連携
- 多言語対応。世界中で豊富な導入実績
- iOS、Android、Windows、Mac対応
URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-viva/engage#Overview
kibela
kibelaは、チームや企業内の情報共有を効率化するためのナレッジ共有ツールです。直感的で使いやすいインターフェースを備えており、文書の作成・編集、さらに検索機能を活用した情報整理が簡単におこなえます。
とくに、メンバー間の知識やアイデアを集約し、組織全体でのナレッジ共有と活用を促進することに特化しています。ほかツールとの連携もスムーズで、エンジニアやクリエイティブ職のニーズにも応える柔軟性があるツールです。
kibelaの特徴
- シンプルで直感的な操作性
- タグ付けや全文検索で、必要な情報を効率的に見つけられる
- 統合し、既存のワークフローに組み込みやすい設計
URL: https://kibe.la/
ツールを活用してナレッジ共有に成功した2つの事例
ここでは、ナレッジ共有ツールを導入して社内でのナレッジ共有が円滑になった事例を紹介します。
>関連記事:ナレッジ共有の事例を業界別に7つ紹介!失敗パターンや成功するコツも解説
株式会社ラクス
株式会社ラクスは、IT技術を活用したクラウドサービスを提供する企業です。事業拡大に伴い、採用に力を入れるフェーズに入り、社員への教育が重要なタイミングでナレッジ共有ツールの導入を検討したそうです。
実際にNotePMを導入し、手順書やマニュアルなどのナレッジを集約したことで、ナレッジ共有が可能になりました。検索性に優れたツールの強みを生かし、知りたい情報を探す時間や手間が減った実感もあり、引き継ぎコストに関しては50%削減できたそうです。
>関連記事:【導入事例】検索時間が4割削減!急成長SaaSが実践するナレッジ共有を浸透させるための取り組みとは – 株式会社ラクス
株式会社パソナ日本総務部
株式会社パソナ日本総務部は、パナソニックグループ内で総務部門のBPOサービスを提供しています。これまで自社開発の社内ポータルサイトを使用していましたが、業務環境や社員ニーズの変化を受け、外部ツールの導入を検討しました。
NotePMを導入した結果、情報の更新作業が効率化され、情報を探す手間も大幅に削減できたと実感しています。さらに、サイトマップにリンク集の機能を組み込むことで、生産性の向上だけでなく社員間のコミュニケーション活性化にも成功しました。
>関連記事:【導入事例】社員1700人。社内wikiを活用して、業務効率や従業員満足度が大幅向上! – 株式会社パソナ日本総務部(旧:パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社)
欲しい情報がすぐに見つかる・検索性の強いナレッジ管理ツール「NotePM」
ツールを活用して社内のナレッジ共有が成功する3つの理由
ツールを活用することでナレッジ共有が成功する主な理由は、以下の3つです。
- ノウハウを共有でき、業務の属人化を防げる
- チャットやストレージで情報を探す時間が減る
- 社内の問い合わせが減る
ポイントをおさえて、自社のナレッジ共有を成功させましょう。
>関連記事:ナレッジ共有が難しい理由は?成功に導くポイントや事例も紹介
ノウハウを共有でき、業務の属人化を防げる
ナレッジ共有ツールを導入すると、社内情報や社員一人ひとりのノウハウがドキュメント化され、資産として蓄積されます。これにより、業務品質の向上や、「あの人にしかわからない」といった業務の属人化を防げます。たとえ担当者が不在の場合でも、業務のフローと質を保てるでしょう。
また、社員自らがナレッジをキャッチアップできるようになるため、自己解決できる機会が増えます。ナレッジの活用により重複する業務時間を大幅に減らせる側面からも、業務効率化につながるでしょう。
>関連記事:属人性とは?意味や属人化との違いと属人性の高い業務を標準化する方法を解説
チャットやストレージで情報を探す時間が減る
ツールを活用することで、情報の検索や整理の効率化が可能です。なかでも、チャットツールやストレージは情報が分散しがちで、過去のやり取りやファイルを探すのに多くの時間を費やします。
一方、ナレッジ共有ツールは情報を一元管理でき、カテゴリ分けやタグ付け、強力な検索機能によって必要なデータへ迅速にアクセス可能です。さらに、常に最新情報を共有できるため、コミュニケーションロスも削減できるでしょう。
>関連記事:組織パフォーマンスを向上させる「ナレッジ共有」のメリットからツールの選び方を紹介
社内の問い合わせが減る
ナレッジ共有ツールを導入することで、社員は必要な情報を自ら見つけやすくなり、問い合わせの減少につながります。ツール内にはFAQやマニュアル、過去の議事録などが集約されており、検索機能やタグ付けによって知りたい情報を迅速に確認できるでしょう。
自己解決を促す仕組みを作ることで、「この手順を教えてほしい」や「これはどこにありますか?」といった問い合わせを大幅に削減できます。また、ツールを活用することで情報が常に最新化されるため、誤った情報による混乱も防げるでしょう。
ナレッジ共有ツールはNotePMが一番おすすめな3つの理由
ナレッジ共有ツールでNotePMが一番おすすめな理由は、以下の3つです。
- 社内wiki機能の充実
- 使いやすい操作性
- 強力な検索機能
NotePMの特徴を把握して、自社への導入を検討していきましょう。
>関連記事:NotePMの評判まとめ|メリット・デメリットや料金など網羅的に解説
社内wiki機能の充実
NotePMはウィキペディアのように社員がさまざまな情報を書き込めるため、手軽に業務ノウハウの蓄積が可能です。メールやチャットなどでのやりとりも共有できるため、ナレッジ情報を効率的に管理できるでしょう。
さらに、「Microsoft Teams」と連携させることで、NotePM内の情報をTeamsから直接アクセスできるようになります。社員は必要な情報を迅速に取得でき、社内のナレッジが一層活用しやすくなるでしょう。情報共有も効率化され、業務の進行もスムーズになります。
使いやすい操作性
NotePMは直感的に使える編集機能や階層構造による情報整理で、誰でも簡単にマニュアルやドキュメントを作成可能です。初心者でも使いやすい操作性なので、社内導入もスムーズにおこなえます。
また、高機能エディタとテンプレートでフォーマットを標準化しており、ドキュメントの作成時間を大幅に削減可能です。コメントやいいね機能でコミュニケーションも取れるので、チーム間のコラボレーションも促進できるでしょう。
強力な検索機能
NotePMの最大の魅力ともいえる検索機能で、ほしい情報がすぐ見つかります。蓄積された情報からキーワード検索できるうえ、文書内のテキストや添付ファイルの全文検索も可能です。
さらに、タグ付けやリンク機能により関連する情報を効率よく紐づけでき、目的の情報にすばやくアクセスできます。ほかにも、更新履歴の検索や変更前の情報確認もでき、ナレッジの活用がしやすい設計となっています。
自社に最適なナレッジ共有ツールを導入しよう
ナレッジ共有は組織内の連携を活性化し、全体的なパフォーマンス向上を後押しします。ぜひ、ナレッジ共有ツールを導入して、社内に蓄積されているナレッジを有効活用してみましょう。
「NotePM」はナレッジやノウハウを一元管理できる「ナレッジ共有ツール」です。ナレッジ共有に加えてマニュアル作成や社内Q&Aなど、社内での情報共有がクラウド上ですばやく簡単になります。
NotePMでは、30日間無料でお試しできる期間を設けています。ナレッジ共有ツールの導入を検討中の方は使用のイメージを掴むためにも、ぜひ一度試してみてください。