ナレッジ共有ツールとは、業務を通じて得たノウハウや経験を社内に共有するためのツールです。知りたい情報がすぐに手に入るので業務効率化・業績にもよい影響を与えられます。
今回は厳選した「ナレッジ共有ツール16選」をご紹介します。
目次
【一目見て分かる】ナレッジ共有ツール比較表16選
まずは、一目見て分かるナレッジ共有ツール比較表をご紹介します。
ツール名 | 価格 | 特徴 | おすすめの人 |
NotePM | 4,800円~/8ユーザー (閲覧無料ID枠あり) |
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マニュアル作成・情報検索に課題を持つ企業 |
esa | 500円/ユーザー |
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書き途中から気軽に共有したいチーム |
Qiita:Team | 500円~/ユーザー (プランによる) |
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エンジニアチームの技術情報共有 |
Qast | フリープランあり、有料600円~/ユーザー (初期費用別途) |
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社内FAQ構築・専門家探しをしたい企業 |
flouu | 660円/ユーザー (オプション別途) |
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ドキュメント中心の共同作業が多いチーム |
DocBase | 900円~/3ユーザー (プランによる) |
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多様なITスキルのメンバーが混在するチーム |
Confluence | 無料プランあり、有料 約750円~/ユーザー (USD、プランによる) |
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ソフトウェア開発チーム、大規模プロジェクト |
Notion | 無料プランあり、有料 約1,200円~/ユーザー (USD、プランによる、AI別途) |
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複数ツールを統合し自由に構築したい人 |
Dropbox Business | 約2,200円~/ユーザー (USD、プランによる) |
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安全なファイル保管・共有が最優先のチーム |
Microsoft OneDrive for Business | 約750円~/ユーザー (プランによる、M365セット内) |
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Microsoftエコシステム中心の企業 |
Google Drive | 約800円~/ユーザー (プランによる、Workspaceセット内) |
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Google Workspace中心の企業 |
ASTRUX SaaS | 約85,250円~/月 (基本構成、初期費用別途) |
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ISO文書管理など統制重視の企業 |
Documal SaaS | 要問い合わせ |
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電帳法対応・コンプライアンス重視の企業 |
Talknote | 約1,180円~/ユーザー (管理者費用別途) |
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社内コミュニケーション活性化を目指す企業 |
Microsoft Viva Engage | M365プランに含む (プレミアム機能は別途) |
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Microsoft 365利用の大規模組織 |
kibela | 無料プランあり、有料550円~/ユーザー (プランによる) |
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セキュリティと使いやすさを両立したい成長企業 |
欲しい情報がすぐに見つかる・検索性の強いナレッジ管理ツール「NotePM」
NotePM
NotePMは、社内の知識やノウハウを一元的に集約し、組織全体の知的生産性を高めるための多機能なクラウド型ナレッジ共有ツール(社内wiki)です。
特にマニュアル作成機能が充実しており、テンプレートを活用することで誰でも分かりやすいドキュメントを効率的に作成できる点が強みと言えるでしょう。
WordやExcel、PDFといった既存のファイルも、その中身を含めて全文検索の対象となるため、必要な情報へ迅速にアクセスすることが可能です。
銀行や大学など、高度なセキュリティが求められる組織での導入実績も豊富で、社内FAQや質問箱、さらには社内ポータルサイトとしての活用も視野に入れられます。情報が属人化しがちな課題を解決し、組織内でのスムーズな情報流通を実現させます。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 ドキュメントと資料に添付できる点は良いのですが、Excelの編集は一旦ダウンロードして編集、再度アップロードしないと変更できないので、その手間を少なくできたら嬉しいです。 |
- 価格:
- 初期費用: 0円
- 月額費用
- プラン8(8名、80GB): 4,800円(税込)
- プラン15(15名、150GB): 9,000円(税込)
- プラン25(25名、250GB): 15,000円(税込)
- プラン50(50名、500GB): 30,000円(税込)
- プラン100(100名、1TB): 60,000円(税込)
- プラン200(200名、2TB): 120,000円(税込)
- ※上記以上のプランは要問い合わせ。見るだけのユーザー(閲覧専門)は、ID数の3倍まで無料で利用できます
- 無料トライアル: 30日間
- その他費用に関する特記事項: ユーザー数とストレージ容量に応じた段階的なプランが用意されています。
- 主な機能一覧
- 高機能エディタ(Markdown対応、画像編集、テーブル作成)
- テンプレート機能
- 強力な全文検索(Officeファイル、PDF内のテキストも検索可能)
- 変更履歴の自動保存とバージョン管理
- 柔軟なアクセス権限設定(フォルダ・ページ単位)
- ページ閲覧状況の確認
- コメント・いいね!機能によるフィードバック
- ファイル共有機能
- 外部ページ共有機能
- チャット連携(Slack、Microsoft Teamsなど)
- API連携、Zapier連携
- マルチデバイス対応
- 特徴・強み
- 強力な検索機能による情報アクセスの迅速化: Word、Excel、PowerPoint、PDFなど、添付ファイルの中身まで検索対象となるため、必要な情報を瞬時に探し出せます。これにより、情報検索にかかる無駄な時間を大幅に削減するでしょう。
- 誰でも簡単に高品質なマニュアルを作成可能: 直感的に操作できる高機能エディタと豊富なテンプレートにより、専門知識がない人でも分かりやすく、標準化されたマニュアルを効率的に作成できます。
- 堅牢なセキュリティ体制: 金融機関や教育機関など、セキュリティ要件の厳しい組織でも採用されるほどの高度なセキュリティ対策が施されており、機密情報も安心して管理できます。
柔軟な料金体系と多様な活用シーン: 閲覧専門ユーザーは無料という料金体系は、情報を広く共有したい組織にとってコストメリットが大きいです。社内wiki、マニュアル、FAQ、社内ポータルなど、幅広い用途に対応する柔軟性を持ち合わせています。
NotePMの評判については、こちらの記事で詳しく解説しています。
NotePMの評判まとめ|メリット・デメリットや料金など網羅的に解説
欲しい情報がすぐに見つかる・検索性の強いナレッジ管理ツール「NotePM」
esa
esaは、「情報を育てる」というユニークなコンセプトを持つ情報共有サービスです。
完璧な状態ではない「書き途中(WIP: Work In Progress)」のドキュメントでも気軽に共有し、チームメンバーからのフィードバックを得ながら共同で内容を充実させていく文化を醸成します。
このアプローチにより、情報共有の心理的ハードルを下げ、より活発なコミュニケーションと迅速な情報流通を促進できるでしょう。特に、仕様変更が頻繁に発生する開発プロジェクトや、アイデアを出し合いながら進めるクリエイティブな業務において、その真価を発揮します。
シンプルな操作性と洗練されたデザインも、日々の利用を快適なものにします。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 表の作成はできるが、列の追加や入れ替えをしようとすると手間がかかるため、頻繁に更新を伴うような情報の場合は使いづらい |
- 価格
- 初期費用: なし
- 月額費用: 500円/1ユーザー(税込)
- 無料トライアル: 60日間
- その他費用に関する特記事項: 非常にシンプルな料金体系です。
- 主な機能一覧
- Markdownエディタ(GitHub Flavored Markdown)
- WIP(Work In Progress)機能
- リアルタイムプレビュー
- 複数ユーザーによる同時編集機能
- カテゴリ機能(記事タイトルに/で階層化)
- 記事のバージョン管理とロールバック
- 記事の外部公開機能
- スライドショー機能
- Webhookによる外部サービス連携(Slackなど)
- 特徴・強み
- 「情報を育てる」WIPコンセプト: 書きかけの情報を気軽に共有できるため、早期のフィードバック収集や共同編集が活発になり、情報の質と鮮度を高めます。この機能は、esaならではの大きな特徴と言えるでしょう。
- シンプルな操作性と直感的なUI: Markdownに慣れていないユーザーでも扱いやすい入力補助機能や、スラッシュで区切るだけの簡単なカテゴリ分類など、日々の利用ストレスを軽減する工夫が凝らされています。
- リアルタイム共同編集とバージョン管理: 複数人で同時にドキュメントを編集できるため、効率的な共同作業が可能です。また、全ての編集履歴が保存され、いつでも過去のバージョンに戻せる安心感があります。 7
オープンな情報共有の促進: 詳細な権限設定をあえて設けないことで、組織内の透明性を高め、自由な情報流通を促します。これは、特定の文化を持つチームには非常に有効です。
URL: https://esa.io/
Qiita:Team
Qiita:Teamは、日本最大級のエンジニアコミュニティ「Qiita」の知見を活かして開発された、社内向け情報共有ツールです。
エンジニアにとって馴染み深いMarkdown記法による効率的なドキュメント作成や、コードの共有・レビューをスムーズに行える点が最大の特徴と言えるでしょう。
コメントや「いいね!」といったリアクション機能を通じて、技術的な議論やノウハウの共有を活性化させます。APIも豊富に用意されており、既存の開発ワークフローや外部サービスとの連携も柔軟に行えます。エンジニアチーム内の知識の属人化を防ぎ、組織全体の技術力向上を目指す企業にとって、有力な選択肢となるはずです。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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- 価格
- 初期費用: 記載なし
- 月額費用(税込)
- Personal (1名): 500円
- Micro (〜3名): 1,520円
- Small (〜7名): 4,900円
- Medium (〜10名): 7,050円
- Extra (人数無制限、法人向け): 要見積もり
- 無料トライアル: あり(クレジットカード登録不要)
- その他費用に関する特記事項: 非営利団体や教育機関向けの無償提供プログラムがあります。
- 主な機能一覧
- Markdownエディタ(Qiitaと同様の使い勝手)
- 記事のグループ管理
- テンプレート機能(日報、議事録など)
- コメント・リアクション機能
- 編集リクエスト機能
- 全文検索機能
- 外部サービス連携(Slack, Chatwork, Teamsなど)
- APIによるカスタマイズ
- ファイル添付(全プラン30GBまで)
- 特徴・強み
- エンジニアに最適化されたUI/UX: 「Qiita」をベースとしたインターフェースとMarkdownエディタは、エンジニアにとって直感的で学習コストが低く、スムーズな導入と定着を促します。
- シンプルな機能と手軽さ: 多機能性よりも「書きやすさ」「共有しやすさ」を重視した設計により、情報発信のハードルを下げ、ナレッジの蓄積を自然と促進します。
- コミュニケーション活性化機能: コメント、いいね!、編集リクエストといった機能が、記事を通じた双方向のコミュニケーションを促し、知識のブラッシュアップやチーム内の連携強化に貢献します。 9
豊富なAPIと外部連携: SlackやTeamsなどのチャットツールとの連携や、APIを利用した独自の開発ワークフローへの組み込みが容易で、エンジニアチームの生産性をさらに高められます。
Qast
Qastは、社内に散在しがちな個人の知識や経験、いわゆる「暗黙知」を効果的に引き出し、組織全体のナレッジとして活用することに特化したプラットフォームです。
最大の特徴は、質問と回答を軸にしたQ&A機能で、これにより「社内版知恵袋」のような環境を構築できます。
誰が何に詳しいかを可視化する「KnowWho検索」や、AIによる投稿内容の要約機能も搭載し、必要な情報や専門家へ迅速にアクセスすることを支援します。
匿名での質問も可能なため、質問の心理的ハードルを下げ、疑問点を放置させない文化づくりにも貢献するでしょう。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 | 株式会社集英社、丸井グループ株式会社、株式会社デジタルガレージなど、多様な業種で導入され、ナレッジ共有文化の醸成や業務効率化に貢献しています。 |
利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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- 価格:
- 初期費用:
- フリープラン: 0円
- スタンダードプラン: 100,000円
- ビジネスプラン以上: 200,000円
- 月額費用 (1ユーザーあたり):
- フリープラン (〜10名): 0円
- スタンダードプラン (20名〜): 600円
- ビジネスプラン (20名〜): 900円
- プロフェッショナルプラン (〜200名): 240,000円 (200名までの固定料金、超過分は追加料金)
- プレミアムプラン (〜200名): 300,000円 (200名までの固定料金、超過分は追加料金)
- 無料トライアル: フリープランが利用可能。有料プランのデモも依頼できます。
- その他費用に関する特記事項: プロフェッショナルプラン以上ではAI機能や専属コンサルタントなどの付加価値サービスが含まれます。
- 初期費用:
- 主な機能一覧
- Q&A機能(社内版知恵袋)
- メモ機能(ナレッジ投稿)
- こましりbox(匿名での質問・要望投稿)
- プロフィール機能(スキルや経験を登録)
- KnowWho検索(誰が何に詳しいかを検索)
- AIによる投稿内容の自動要約機能
- ワークスペース機能
- ダッシュボード機能(利用状況分析)
- Slack/Teams連携
- 特徴・強み
- Q&A形式による実践的なナレッジ蓄積: 日常業務で発生する疑問とその解決策が自然と蓄積され、実用的なナレッジデータベースが形成されます。これにより、同様の疑問を持つ他の従業員の自己解決を促進します。
- 「誰が何に詳しいか」を可視化するKnowWho検索: 各メンバーの専門性や経験をプロフィールに登録し検索可能にすることで、適切な相談相手を迅速に見つけ出し、問題解決のスピードを向上させます。
- AI活用による情報アクセスの効率化: 投稿内容のAIによる自動要約機能は、長文のナレッジから迅速に要点を把握するのに役立ち、情報収集の時間を短縮します。
匿名投稿機能による質問ハードルの低減: 「こましりbox」などの匿名で質問できる機能は、些細なことでも気軽に問い合わやすい環境を作り、潜在的な知識の共有を促進します。
URL: https://qast.jp/
flouu
flouuは、社内に散在するドキュメントや情報をクラウド上で一元管理し、チームの生産性向上を支援する情報共有ツールです。
リアルタイムでの複数人同時編集機能や、ドキュメントに紐づいたチャット機能が特徴で、文書作成からコミュニケーション、ナレッジ活用までをシームレスに行えます。
添付ファイル内のテキストも含めた強力な全文検索機能により、必要な情報を迅速に探し出すことが可能です。また、セキュリティオプションも充実しており、ISMS認証を取得するなど、安心して利用できる環境を提供しています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
オンライン会議中も共有することができ、 複数人で同時に編集することができるのが便利でした。 いままでは別で議事録を作成していたが会議中に作ることができるため、作業時間の短縮にもなります。またチャット機能が充実してる所も良いポイントです。 改善してほしい点 分からない機能が結構あるので使い方テンプレートがあればわかりやすいのかなと思います。もう1つ、画面共有中のデザインがちょっと分かりにくいのでもう少し分かりやすければ嬉しいです。 |
- 価格
- 初期費用: 0円
- 月額費用 (1ユーザー・30日あたり):
- 基本料金: 660円(税込)
- セキュリティオプション: +550円(税込)
- OCRオプション: +220円(税込)
- 無料トライアル: 14日間(全機能利用可能)
- その他費用に関する特記事項: 最低利用期間や最低利用人数の制限はありません。ボリュームディスカウントも用意されています。
- 主な機能一覧
- リアルタイム同時編集(最大10名)
- ドキュメント単位のチャット機能
- 全文検索(ドキュメント、コメント、添付ファイル内も対象)
- 編集履歴管理、バージョン管理
- テンプレート機能
- 既読・未読管理機能
- 公開範囲設定、編集権限設定
- ゲスト共有機能
- AIによる関連ドキュメント提案機能
- 各種外部サービス連携(Slack, Teams, Chatwork, Box, Google Driveなど)
- 特徴・強み
- ドキュメント中心のシームレスな共同作業環境: 表現力の高いエディタでのリアルタイム同時編集と、ドキュメントに紐付いたチャット機能により、文書作成とコミュニケーションが一体化し、作業効率を大幅に向上させます。
- 強力な検索機能とナレッジ活用支援: ドキュメント本文だけでなく、コメントや添付ファイル(Officeファイル、PDFなど)の中身まで横断的に検索できるため、埋もれた情報も容易に発見できます。AIによる関連ドキュメント提案もナレッジ活用を促進します。
- 柔軟な料金体系と堅牢なセキュリティ: 初期費用や最低利用期間がなくスモールスタートが可能です。ISMS認証取得やAWSの活用、豊富なセキュリティオプションにより、安心して機密情報を扱える環境を提供します。
豊富な外部連携による拡張性: Slack、Microsoft Teams、Chatworkといった主要なチャットツールや、Box、Google Driveなどのストレージサービスと連携でき、既存の業務フローにスムーズに組み込めます。
DocBase
DocBaseは、「チームの知識をスムーズに集約・活用できる」ことを目指したナレッジ管理ツールです。
最大の特徴は、Markdown記法とリッチテキストエディタをシームレスに切り替え、あるいは同時に利用できる業界初の「ハイブリッドエディタ」を搭載している点でしょう。
これにより、技術的なバックグラウンドを持つメンバーも、そうでないメンバーも、誰もがストレスなく情報を記述し、共有できます。
また、画像に直接書き込みができるペイントモードや、複数人でのリアルタイム同時編集機能も備え、マニュアルや議事録、社内FAQなどの作成・運用を強力に支援します。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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- 価格
- 初期費用: 記載なし
- 月額費用(税抜):
- スタータープラン (3名まで、ストレージ3GB〜): 900円
- ベーシックプラン (10名まで、ストレージ10GB〜): 4,500円
- レギュラープラン (30名まで、ストレージ30GB〜): 9,000円
- ※追加ストレージ: 500円/10GB。3000名を超える場合は要問い合わせ。
- 無料トライアル: 30日間(クレジットカード不要、ユーザー数・ストレージ無制限)
- 主な機能一覧
- ハイブリッドエディタ(Markdownとリッチテキストの同時利用可能)
- 画像ペイントモード(画像への直接書き込み・編集)
- リアルタイム同時編集機能
- メモの差し込み機能(他メモの参照・埋め込み)
- 柔軟な公開範囲設定(グループ単位)
- 編集履歴の保存と復元
- 既読メンバー表示
- テンプレート機能
- 全文検索(添付ファイル内も検索可能)
- 外部共有機能(パスワード設定可能)
- チャットサービス連携(Slack, Teams, Chatworkなど)
- シングルサインオン(SAML 2.0対応)
- マルチデバイス対応
- 特徴・強み
- 多様なスキルレベルに対応するハイブリッドエディタ: Markdownとリッチテキストエディタを併用できるため、ITリテラシーの異なるメンバーがいても、誰もがストレスなくドキュメント作成に参加できます。これはDocBaseの際立った特徴です。
- 画像編集の手間を削減するペイントモード: スクリーンショットや図解に直接書き込みができるため、別途画像編集ソフトを立ち上げる手間なく、視覚的に分かりやすい資料を迅速に作成可能です。
- 強力な同時編集と情報再利用: 複数人でのリアルタイム同時編集により、会議の議事録作成や共同での資料作成が効率化されます。また、他のメモを簡単に参照・埋め込みできる「差し込み機能」は、情報の再利用性を高めます。
信頼性の高いセキュリティと運用実績: ISO 27001(ISMS)認証を取得しており、シングルサインオンやIPアドレス制限など、企業が求めるセキュリティ機能を備えています。継続率99%という実績も、その信頼性を示しています。
URL: https://docbase.io/
Confluence
Confluenceは、アトラシアン社が提供する、特にソフトウェア開発チームや大規模プロジェクトに適したナレッジ共有・ドキュメント共同作業プラットフォームです。
Jiraとのシームレスな連携は最大の強みであり、開発プロセスにおける情報の一元管理を強力に支援します。
ドキュメント作成だけでなく、ホワイトボード、データベース、ビデオなど多様な形式のコンテンツを扱え、豊富なテンプレートとマクロにより、プロジェクト計画書から議事録、技術仕様書まで、あらゆる情報を構造的に整理・共有できます。AI機能も搭載し、コンテンツ作成や情報検索の効率化も図られています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 添付ファイル数がかなり許容されているが、数が多くなれば読み込みが遅くなるため読み込みに影響のない容量での制限をかけて欲しい |
- 価格: (米ドル表記のため、最新の日本円換算レートにご注意ください)
- 初期費用: なし
- 月額費用 (1ユーザーあたり、クラウド版):
- Free: 0ドル (最大10ユーザー、2GBストレージ)
- Standard: 約5.16ドル〜 (ユーザー数に応じて変動、旧料金約645円 、Atlassian公式サイトでは$5.75/user/monthと表記されている場合あり、本稿執筆時点では約750円~850円に相当)
- Premium: 約9.73ドル〜 (ユーザー数に応じて変動、Atlassian公式サイトでは$11/user/monthと表記されている場合あり、本稿執筆時点では約1,400円~1,600円に相当)
- Enterprise: 要見積もり
- 無料トライアル: Standardプラン、Premiumプランで利用可能
- その他費用に関する特記事項: ユーザー数が多いほど1ユーザーあたりの単価が下がる段階制料金が採用されています。
- 主な機能一覧
- 構造化されたページとスペースによる情報整理
- 豊富なテンプレートライブラリ
- リアルタイム共同編集
- Jiraとの強力な連携 (課題の埋め込み、レポート作成など)
- ホワイトボード機能
- データベース機能
- AI機能 (Atlassian Intelligence: 要約、コンテンツ生成、自動化など)
- 高度な権限管理とアクセス制御
- バージョン管理と変更履歴
- 多数のアプリとの連携 (Marketplace)
- 分析機能(ページ閲覧数、エンゲージメントなど)
- 特徴・強み
- Jiraとの比類なき連携: Jiraの課題やスプリント情報をConfluenceページに直接埋め込んだり、ConfluenceからJira課題を作成したりと、開発ワークフローとドキュメンテーションを完全に統合できます。これは他のツールにはない大きなアドバンテージです。
- 高度な構造化と拡張性: 「スペース」と「ページツリー」による階層的な情報管理が可能で、大規模なナレッジベースも整理しやすくなっています。また、豊富なマクロやアドオン(アプリ)により、機能を柔軟に拡張できます。
- エンタープライズ対応の機能とスケーラビリティ: 詳細な権限設定、監査ログ、分析機能など、大企業での利用に必要な管理機能が充実しています。ユーザー数が増えても安定したパフォーマンスを提供します。
AIによる生産性向上: Atlassian Intelligenceの搭載により、コンテンツの要約、草稿作成、タスクの自動化などが可能になり、ドキュメント作業の効率を大幅に向上させます。
URL: https://www.atlassian.com/ja/software/confluence
Notion
Notionは、「オールインワンワークスペース」というコンセプトを掲げ、ドキュメント作成、Wiki構築、タスク管理、データベース機能などを一つのプラットフォームに統合したツールです。
その最大の特徴は、レゴブロックのように機能を組み合わせることで、ユーザーが自身のニーズに合わせて自由自在にワークスペースを設計できる圧倒的な柔軟性でしょう。
強力なデータベース機能は、単なる情報格納庫を超え、多様なビュー(テーブル、カンバン、カレンダー、ギャラリーなど)で情報を整理・可視化できます。近年では「Notion AI」も搭載され、文章作成支援や情報要約など、作業効率をさらに高めることが可能です。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール | Slack, Google Drive, GitHub, Jira, Microsoft Teams, Figma, Zapierなど、多数の外部サービスと連携可能です。 |
導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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- 価格
- 初期費用: なし
- 月額費用 (1ユーザーあたり):
- フリープラン: 0ドル (個人利用はページ・ブロック無制限、チーム利用時はブロック数制限あり、ファイルアップロード上限5MB)
- プラスプラン: 10ドル (年払い時 8ドル/月) (チーム向け無制限ブロック、無制限ファイルアップロード)
- ビジネスプラン: 20ドル (年払い時 15ドル/月) (SAML SSO対応)
- エンタープライズプラン: 要見積もり
- 無料トライアル: フリープランが試用版として機能します。Notion AIは有料プランに追加する形で利用できます(メンバーあたり月額8ドル、年払い)。
- その他費用に関する特記事項: 学生・教職員は教育機関発行のメールアドレスでプラスプラン(1名上限)を無料で利用可能です。
- 主な機能一覧
- ドキュメント作成(豊富な書式設定、埋め込み機能)
- Wiki構築(ページ間の双方向リンク)
- データベース機能(多様なプロパティ、ビュー形式、リレーション、ロールアップ)
- タスク管理(カンバンボード、リスト、カレンダー、タイムライン表示)
- Notion AI(文章生成、要約、翻訳、アイデア出しなど)
- Webページとしての公開機能(Notionサイト)
- 豊富なテンプレート(公式・コミュニティ作成分)
- リアルタイム共同編集
- APIによる外部連携
- 特徴・強み
- 究極のカスタマイズ性と柔軟性: ページ、データベース、ブロックといった要素を自由に組み合わせることで、ユーザー独自のワークフローや情報管理システムを構築できます。この「自分だけのツールを作れる」感覚はNotionならではの魅力です。
- オールインワンの思想: ドキュメント、Wiki、タスク管理、データベースといった機能を一つの場所に集約することで、ツールの切り替えコストを削減し、情報の一貫性を保ちます。
- 強力なデータベース機能: 単なる表計算に留まらず、関連付け、集計、多様な表示形式(カンバン、カレンダー、ギャラリー等)を駆使して、情報を多角的に整理・活用できます。これがNotionの多用途性を支える中核機能と言えるでしょう。
Notion AIによるインテリジェントな作業支援: 文章の自動生成、要約、翻訳、ブレインストーミング支援など、AIが様々な場面でユーザーの作業をサポートし、生産性を向上させます。
URL:https://www.notion.so/ja-jp/product
Dropbox Business
Dropbox Businessは、世界的に高いシェアを誇るオンラインストレージサービス「Dropbox」のビジネス向けプランです。
その本質は、ファイルの安全な保管、確実な同期、そして簡単な共有にあり、特に大容量ファイル(動画、高解像度画像、設計データなど)を扱うチームや、マルチデバイスでのシームレスなアクセスを重視する組織に適しています。
ファイルのバージョン管理機能も充実しており、誤って編集・削除した場合でも過去の状態に復元できる安心感があります。近年では、電子署名機能「Dropbox Sign」や動画レビューツール「Dropbox Replay」なども統合され、ファイルを中心としたワークフロー全体の効率化を支援します。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 無料アカウントだと容量が少なく使い勝手があまりよくないかもしれない。そのため、他のアプリなどと併用していることがあり、利用者を囲い込んで一本化できるようにしてほしい。 |
- 価格: (米ドル表記のため、最新の日本円換算レートにご注意ください)
- 初期費用: なし
- 月額費用 (1ユーザーあたり、チーム向けプラン):
- Standard: 15ドル (チーム全体で5TBのストレージ)
- Advanced: 24ドル (チーム全体で15TBからのストレージ、より高度な管理・セキュリティ機能)
- Enterprise: 要見積もり(大規模組織向けカスタマイズプラン)
- 無料トライアル: 各チーム向けプランで利用可能
- その他費用に関する特記事項: 個人向けのProfessionalプランなどもあります。
- 主な機能一覧
- 大容量ファイルストレージと高速同期
- ファイル・フォルダ共有(詳細な権限設定可能)
- ファイルのバージョン履歴と復元機能
- Dropbox Transfer(最大250GBの大容量ファイル送信機能)
- Dropbox Sign(電子署名機能)
- Dropbox Replay(動画・音声ファイルのレビューとフィードバック)
- PDF編集機能
- マルチデバイス対応(PC、スマートフォン、タブレット)
- 管理者向けダッシュボードとチーム管理機能
- 高度なセキュリティ機能(プランによる)
- 特徴・強み
- 業界最高水準の信頼性と同期速度: 長年の実績に裏打ちされた安定したファイル同期技術は、ストレスのないファイルアクセスと共有を実現します。これはDropboxの根幹をなす強みです。
- シンプルな操作性と直感的なUI: 誰でも簡単に使えるインターフェースは、ITスキルに左右されず、組織全体でのスムーズな導入と活用を促進します。
- 強力なファイル共有と詳細な権限管理: 共有リンクのパスワード保護、有効期限設定、ダウンロード可否など、ファイルへのアクセスをきめ細かく制御でき、安全な情報共有が可能です。
付加価値の高い連携機能: 電子署名(Dropbox Sign)や動画レビュー(Dropbox Replay)といったツールが統合されており、ファイル管理に留まらない業務効率化を支援します。
URL: https://www.dropbox.com/business
Microsoft OneDrive for Business
Microsoft OneDrive for Businessは、Microsoft 365およびOffice 365のスイート製品に深く統合されたクラウドストレージサービスです。
Word、Excel、PowerPointといったOfficeアプリケーションとのシームレスな連携は最大の特長で、これらのドキュメントの作成、共有、リアルタイム共同編集を極めてスムーズに行えます。
Windows OSとの親和性も高く、多くの企業で標準的に利用されているMicrosoftエコシステム内でのファイル管理・活用において中心的な役割を担います。SharePointとの連携により、さらに高度な文書管理や社内ポータル構築も可能です。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 フォルダのショートカットを作れなかったり、グーグルドライブと比べて全体的な操作性の悪さ(もっさり感)、またファイルアップロードの遅さを改善してほしい。 |
- 価格: (Microsoft 365のプランに依存するため、代表的なものを記載。詳細は要確認)
- 初期費用: なし(Microsoft 365プランに含まれる場合)
- 月額費用 (1ユーザーあたり、税抜):
- OneDrive for Business (Plan 1): 749円 (ストレージ1TB) (大塚商会参考価格: 790円)
- OneDrive for Business (Plan 2): 1,499円 (ストレージ無制限もプランにより提供※条件あり)
- Microsoft 365 Business Basic: 899円 (OneDrive 1TBを含む)
- Microsoft 365 Business Standard: 1,874円 (OneDrive 1TBを含む)
- 無料トライアル: Microsoft 365の各プランを通じて利用可能。
- その他費用に関する特記事項: OneDrive単体プランのほか、多くのMicrosoft 365法人向けプランに標準で含まれています。プランによって提供されるストレージ容量や機能が異なります。
- 主な機能一覧
- ファイルストレージと同期(PC、モバイル)
- Officeアプリケーションとのリアルタイム共同編集
- ファイル・フォルダ共有(内部・外部ユーザー向け、詳細な権限設定)
- バージョン履歴とファイル復元
- SharePointとの連携によるドキュメントライブラリ機能
- Microsoft Teamsとの統合(ファイル共有、チャネル連携)
- 高度なセキュリティとコンプライアンス機能(Microsoft 365の機能に準拠)
- オフラインアクセス
- 特徴・強み
- Microsoft 365エコシステムとの完璧な統合: Officeアプリケーション、Teams、SharePoint、OutlookといったMicrosoft製品群と深く連携し、一貫性のあるスムーズな業務体験を提供します。これが最大の差別化要因です。
- 使い慣れたインターフェースと操作性: 多くのWindowsユーザーにとって馴染み深い操作感であり、特別なトレーニングなしでも利用を開始しやすいでしょう。
- エンタープライズレベルのセキュリティとコンプライアンス: Microsoft 365が提供する堅牢なセキュリティ基盤と、多岐にわたるコンプライアンス認証を活用でき、企業の厳格な要件にも対応可能です。
SharePoint連携による高度な文書管理: SharePointのドキュメントライブラリと連携することで、メタデータ管理、ワークフロー、コンテンツタイプなど、より高度で体系的な文書管理が実現します。
URL: https://onedrive.live.com/about/ja-jp/business/
Google Drive
Google Driveは、Google Workspace(旧 G Suite)の中核を成すクラウドストレージサービスです。
Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドといったクラウドネイティブなオフィスアプリケーションとの完全な連携が最大の特徴で、リアルタイムでの複数人同時編集を極めてスムーズに行えます。Googleの強力な検索エンジン技術がDrive内のファイル検索にも活かされており、必要な情報を迅速に見つけ出すことが可能です。
共有ドライブ機能により、チーム単位でのファイル管理も容易で、スタートアップから大企業まで、幅広い組織規模に対応する柔軟な料金プランと豊富なストレージ容量を提供しています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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- 価格: (Google Workspaceのプランに依存するため、代表的なものを記載。KDDIなどのリセラー経由とGoogle直販で価格が異なる場合あり)
- 初期費用: なし(Google Workspaceプランに含まれる場合)
- 月額費用 (1ユーザーあたり、税込):
- Business Starter: 800円〜 (ストレージ30GB/ユーザー) (KDDI参考価格: 880円)
- Business Standard: 1,600円〜 (ストレージ2TB/ユーザー) (KDDI参考価格: 1,760円)
- Business Plus: 2,500円〜 (ストレージ5TB/ユーザー) (KDDI参考価格: 2,750円)
- Enterpriseプラン: 要見積もり
- 無料トライアル: Google Workspaceの各プランを通じて利用可能。
- その他費用に関する特記事項: プランによって提供されるストレージ容量、共有ドライブの利用可否、高度なセキュリティ機能などが異なります。
- 主な機能一覧
- ファイルストレージと同期(PC、モバイル)
- Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドとのリアルタイム共同編集
- Microsoft Officeファイルを含む100種類以上のファイル形式のサポート・編集(一部変換あり)
- 強力なAI活用検索機能(ファイル名、内容、画像内のテキストも対象)
- 共有ドライブ(チーム用ストレージスペース)
- ファイル・フォルダ共有(詳細なアクセス権限設定、有効期限設定)
- バージョン履歴とファイル復元
- オフラインアクセス
- Gemini in Google Drive (AIによる要約、情報抽出など)
- 電子署名機能(プランによる)
- 特徴・強み
- Google Workspaceとの完全なシームレス連携: Googleの各種オフィスアプリやコミュニケーションツールと一体化しており、クラウドネイティブな効率的ワークフローを実現します。
- 卓越したリアルタイム共同編集機能: Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドでは、複数人が同時に同じファイルをストレスなく編集でき、共同作業の生産性を飛躍的に高めます。
- Googleの強力な検索技術の活用: ファイル名だけでなく、ファイルの内容、さらには画像内の文字までも検索対象とする高度な検索機能により、情報発見の効率が格段に向上します。
共有ドライブによる効率的なチーム管理: チーム専用のストレージスペースである共有ドライブを利用することで、ファイルの所有権問題を解消し、チームメンバー全員が常に最新の情報にアクセスできる環境を構築できます。
URL:https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/products/drive/
ASTRUX SaaS
ASTRUX SaaSは、オフィス文書やISO文書などの管理に実績のある文書管理システム「ASTRUX2.0」をクラウドで提供するサービスです。
文書の登録・検索・版管理といった基本機能に加え、申請・承認ワークフローや、文書の持ち出し制限といったセキュリティ機能を備えています。
特に、厳格な文書管理規定を持つ企業や、ISO認証の維持・運用、内部統制強化を目指す組織に適しています。オンプレミス版も提供されており、企業のITポリシーや運用方針に応じた柔軟な導入形態を選択できる点も特徴の一つです。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
ユーザ課金ではなく、ディスクサイズやそれに伴うリソース課金のため、IT費用の試算がしやすいです。また、クライアント証明書も同じ費用の中で利用できるため、大変助かっています。文書管理システムとしての機能は、どういった使い方をするかにもよりますが、文書のチェックイン・チェックアウト、承認フローの作成、全文検索ができるので必要十分です。 改善してほしい点 トップフォルダを作った際は、認識させるための更新処理が必要だったり、グループを表示するときにデフォルトが階層表示ではなかったり、若干面倒です。前者は仕方ないとしても、後者のグループのデフォルト表示は階層にして貰えると嬉しいです。 |
- 価格
- 初期費用: 合計 110,000円(税込)~ (ASTRUX SaaS初期費用 55,000円 + DigitalNetホスティングサービス初期費用 55,000円。別途、運用設計・構築費用などが発生する場合あり)
- 月額費用: 合計 85,250円(税込)~ (DigitalNet ASTRUX SaaS ホスティングサービス 38,500円 + ASTRUX2.0 基本ライセンス 46,750円。ディスク容量50GBの場合)
- 無料トライアル: 公式サイトには明確な記載なし。要問い合わせ。
- その他費用に関する特記事項: AD連携オプション、通達オプション、フォーム申請オプション、PDF変換オプションなど、多数の有償オプションが存在します。最低利用期間は6ヶ月です。
- 主な機能一覧
- 文書登録・編集・版管理
- 多彩な検索機能(属性検索、全文検索)
- アクセス権限設定(ユーザー・グループ単位)
- 申請・承認ワークフロー機能
- 操作ログ管理
- 文書の持出制限機能(PDF・DocuWorks)
- AD(Active Directory)連携
- グループウェア連携(簡易シングルサインオン)
- 電子帳簿保存法対応ストレージオプション
- 特徴・強み
- 厳格な文書管理とセキュリティ: 詳細なアクセス権設定、操作ログの記録、版管理、持ち出し制限といった機能により、文書のライフサイクル全体を通じてセキュリティとトレーサビリティを確保します。これは統制を重視する組織にとって大きなメリットです。
- ワークフロー機能による業務プロセスの標準化: 申請・承認プロセスを電子化することで、業務の迅速化、ペーパーレス化、進捗状況の可視化を実現し、内部統制の強化にも貢献します。
- ISO文書管理への適合性: ISO規格で求められる文書管理要件(版管理、配布管理、記録管理など)に対応した機能が充実しており、認証取得・維持をサポートします。
オンプレミス版の実績とクラウドへの展開: 長年オンプレミスで提供されてきた文書管理システムのノウハウを活かしたSaaS提供であり、既存ユーザーのクラウド移行や、クラウドのメリットを享受しつつ堅実な文書管理を行いたい新規ユーザーの双方に対応できます。
URL: https://www.astrux.jp/about/saas.html
Documal SaaS
Documal SaaSは、富士通グループが提供するクラウドベースの文書管理ソリューションです。
文書の作成から活用、保管、廃棄に至るライフサイクル全体をワークフロー機能で自動化し、効率的かつ統制の取れた文書管理を実現します。
全社規程やマニュアル、ISO文書、各種申請書など、多様な文書に対応し、社内情報を一元的に管理できます。
JIIMA認証(電子取引ソフト法的要件認証)を取得しており、電子帳簿保存法への対応も万全です。富士通ブランドの信頼性とセキュリティ品質を背景に、特にコンプライアンスや内部統制を重視する企業に適しています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール | 具体的な外部ツール連携に関する情報は少ないですが、Documal SaaSと連携する協業パートナーを募集しており、今後拡張される可能性があります。 |
導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 検索の結果得られた一覧表より当該資料を見つけるためには、それぞれのファイルを開いて内容を確認しないといけない。プレビュー機能があると便利。 |
- 価格
- 初期費用: 要問い合わせ
- 月額費用: 要問い合わせ
- 無料トライアル: 1ヶ月間(5ユーザー、1GBまで、全機能利用可能) 48
- その他費用に関する特記事項: アカウント単位での課金となるとの情報があります。
- 主な機能一覧
- 文書ライフサイクル管理(ワークフローによる自動化)
- 高性能な検索機能(キーワード検索、全文検索)
- 柔軟なワークフロー機能(申請、承認、配信、進捗確認)
- アクセス権限設定(フォルダ、文書単位)
- 版管理、改訂履歴管理
- 期限管理機能と自動廃棄機能
- 多要素認証(MFA)標準対応
- ログ管理
- マルチデバイス対応(PC、タブレット、スマートフォン)
- 特徴・強み
- 電子帳簿保存法への確実な対応(JIIMA認証取得): 公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の「電子取引ソフト法的要件認証」を取得しており、法令に準拠した税務処理業務を安心して行えます。これは大きな信頼性の証です。
- 富士通ブランドによる高い信頼性とセキュリティ: 富士通の厳格なセキュリティ基準に基づいた運用と、国内データセンターでのデータ保管、多要素認証の標準対応など、エンタープライズレベルのセキュリティを提供します。
- 文書ライフサイクルの自動化と統制: 文書の発生から廃棄までをワークフローで管理し、各プロセスを自動化することで、人為的ミスを削減し、文書管理規定の遵守を徹底できます。
豊富な導入実績とノウハウの蓄積: 30年にわたる文書管理ソリューション提供の実績があり、多様な業種・業務のニーズに対応してきたノウハウが製品に活かされています。
URL: https://www.fujitsu.com/jp/group/fsit/services/pkg/documal-saas/
Talknote
Talknoteは、社内コミュニケーションの活性化と従業員エンゲージメントの向上を主眼に置いた情報共有プラットフォームです。
一般的な社内SNSの機能に加え、「アクションリズム解析」や「オーバーワーク検知」といった独自のHRテクノロジー関連機能を備えている点が特徴です。
これにより、社員のコンディションを可視化し、組織運営の改善に繋げることができます。日々の業務連絡からノウハウ共有、タスク管理までを一つのツールで行え、特に多店舗展開する小売業や飲食業、現場スタッフ間の連携が重要な医療・介護業界などで、情報格差の解消やチーム力強化に貢献します。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 | 株式会社ネクストリンク(美容)、しろくまケアリング合同会社(介護)、株式会社オールスパイス(飲食)、川名部歯科医院(医療)など、特に店舗型ビジネスや対人サービス業での導入事例が豊富です。 |
利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 メッセージ受信通知が、メールでなくLINEなどにできると嬉しい。 |
- 価格
- 初期費用: 記載なし
- 月額費用 (1ユーザーあたり、税抜):
- 年間契約一括払い: 1,180円 (アルバイトライセンス: 580円)
- 月契約月々払い: 1,380円 (アルバイトライセンス: 680円)
- エンタープライズプラン: 要問い合わせ
- ※別途、管理者費用として月額5,000円/人が発生します。
- 無料トライアル: 14日間
- 主な機能一覧
- ノート機能(テーマ別情報共有、タイムライン形式)
- グループ・メッセージ機能(チャット)
- タスク管理機能
- ファイル共有機能(容量無制限)
- 既読・未読ステータス表示
- アクションリズム解析(社員の利用状況分析)
- オーバーワーク検知機能
- 組織スコア(組織コンディションの可視化)
- サンクス機能(称賛文化の醸成)
- 特徴・強み
- コミュニケーション活性化とエンゲージメント向上に特化: 単なる情報共有に留まらず、社員の利用状況や心理状態を分析する独自機能を通じて、組織の活性化や従業員満足度の向上を支援します。これは他のナレッジ共有ツールにはない大きな特徴です。
- シンプルで使いやすいインターフェース: PC、スマートフォンアプリともに直感的な操作が可能で、ITツールに不慣れな従業員でも容易に利用を開始できます。これにより、全社的な定着を促進します。
- 充実した導入・運用サポート: 専任のカスタマーサクセス担当が、導入目的のヒアリングから運用ルール設計、活用促進までを伴走支援するため、「導入したものの使われない」という事態を防ぎます。
多様な業種での豊富な導入実績: 飲食、医療、小売、製造など、1,100社を超える企業での導入実績があり、各業界特有の課題解決ノウハウが蓄積されています。
Microsoft Viva Engage
Microsoft Viva Engageは、Microsoft 365エコシステムに統合されたエンタープライズソーシャルネットワーキングサービスです。
組織内の従業員同士がコミュニティや会話を通じて繋がり、知識や情報を共有し、企業文化を醸成することを目的としています。
リーダーからのメッセージ発信、部門横断的なコミュニティ活動、Q&Aによる問題解決など、大規模組織におけるオープンなコミュニケーションを促進します。Microsoft TeamsやSharePoint、Outlookといった他のMicrosoft 365サービスとのシームレスな連携が強みです。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
SNSで交流する感覚で、社員同士が気軽に情報共有できます。大切な情報をフィード形式で配信でき、コメントやリアクションで意見をスムーズに交わせます。分かりやすいUIで、社内の様々なデータにもスムーズにアクセスできるのも便利です。 改善してほしい点
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- 価格
- 初期費用: なし
- 月額費用 (1ユーザーあたり、税抜、年間契約):
- Microsoft 365およびOffice 365の法人向け主要プランに基本機能が含まれます。
- プレミアム機能を利用する場合:
- Microsoft Viva スイート: 1,799円
- Microsoft Viva 従業員コミュニケーションとコミュニティ: 299円
- 無料トライアル: Microsoft 365のトライアルを通じて体験可能。
- その他費用に関する特記事項: TeamsライセンスがあればTeams内での利用が可能ですが、TeamsがなくてもWebや他アプリ経由で利用できます。
- 主な機能一覧
- コミュニティ機能(興味・関心、部署、トピックベース)
- ストーリーライン(個人の投稿・近況共有)
- お知らせ機能(全社・特定グループ向け)
- バーチャルイベント機能(タウンホールミーティングなど)
- Q&A機能(質問、回答、ベストアンサー選定)
- リーダーシップコーナー(経営層からの発信、AMAセッション)
- Copilot in Viva Engage(AIによる投稿支援など、プレミアム機能)
- 高度な分析機能(エンゲージメント分析など、プレミアム機能)
- 特徴・強み
- Microsoft 365との完全な統合: Teams、SharePoint、Outlook、Viva Connectionsなど、他のMicrosoft 365サービスとシームレスに連携し、統一された従業員エクスペリエンスを提供します。これが最大の強みです。
- 大規模組織向けのスケーラビリティと管理機能: 数万~数十万規模の従業員を抱える大企業のニーズにも応えられるよう設計されており、管理・モデレーション機能も充実しています。
- リーダーシップエンゲージメントの強化: リーダーシップコーナーやAMA(Ask Me Anything)セッションといった機能を通じて、経営層と従業員の間のオープンな対話と情報共有を促進します。
AIによるコミュニケーション支援 (Copilot in Viva Engage): AIが投稿作成の提案や会話の活性化をサポートし、より質の高いコミュニケーションを生み出す手助けをします(プレミアム機能)。
URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-viva/engage#Overview
kibela
kibelaは、「組織を自律化する」ことをコンセプトに掲げるナレッジ共有ツールです。
シンプルで洗練されたデザインと直感的な操作性を持ちながら、大企業の要求にも応える高度なセキュリティ機能や権限管理機能を備えている点が特徴です。
Markdown、リッチテキスト、さらにはPlantUML(作図ツール)にも対応したエディタは、多様な情報を表現豊かに記述できます。リアルタイム共同編集やインラインコメント機能は、チームでの効率的なドキュメント作成と議論をサポートします。
「KibelaAI」の搭載により、記事の添削や要約といった作業も効率化できます。情報格差をなくし、持続可能なナレッジ共有文化を組織に根付かせたい企業にとって、有力な選択肢となるでしょう。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 現状は社内マニュアルとして活用している中でそこまで必要な機能はないですが、、、強いていえば記事に関するリアクションがGOODだけでなく、種類が増えるとよりコラボレーションツールとして際立つと思います。 |
- 価格
- 初期費用: 記載なし
- 月額費用 (1ユーザーあたり、税込):
- コミュニティプラン: 0円 (最大5名まで。非営利団体・学校は6名以上でも無料申請可能)
- ライトプラン: 550円
- スタンダードプラン: 880円
- エンタープライズプラン: 1,650円 (年間契約のみ) (旧参考価格)
- 無料トライアル:
- コミュニティプラン: 期間無制限
- ライトプラン: 14日間
- スタンダードプラン: 1ヶ月間
- エンタープライズプラン: 2ヶ月間
- 主な機能一覧
- エディタ(Markdown、リッチテキスト、PlantUML対応)
- リアルタイム共同編集機能
- インラインコメント機能、スレッド型コメント
- 編集履歴の確認とロールバック
- テンプレート機能
- 高度な検索機能(複数条件、自社専用同義語辞書対応)
- プレゼンテーション機能
- KibelaAI(記事添削、Slack要約、生成AIなど)
- グループ機能とフォルダによる情報整理
- 5段階のユーザー権限設定、非公開グループ
- SAML 2.0認証シングルサインオン (SSO)
- IPアドレスアクセス制限
- 監査ログ
- 外部共有機能(期限・パスワード設定)
- API、Webhook、Zapier連携
- 特徴・強み
- 「厳密な管理」と「柔軟な共有」の両立: 詳細な権限設定や監査ログといったエンタープライズレベルの管理機能と、グループ単位での情報共有や安全な外部共有機能をバランス良く提供し、多様な組織ニーズに対応します。これがkibelaの大きな特徴です。
- 持続可能な運用を支援する使いやすさとサポート: シンプルで直感的なUI/UXに加え、迅速なチャットサポート(有料プラン)が提供されるため、導入後の定着と継続利用を力強く後押しします。
- 大企業水準の高度なセキュリティ: SAML認証によるSSO、IPアドレス制限、多要素認証、監査ログ、外部機関による脆弱性診断など、企業の重要な情報を守るためのセキュリティ機能が充実しています。
KibelaAIによるナレッジマネジメントの効率化: AIが記事の添削、情報の要約、関連情報の検索などをサポートし、ナレッジの作成・活用にかかる時間と手間を削減します。
URL: https://kibe.la/
マニュアル作成・ナレッジ共有ツールの種類
マニュアル作成やナレッジ共有を効率化するツールは、その提供する機能や得意とする領域によって、いくつかのカテゴリーに分類することが可能です。ここでは、主要なツールの種類と、それぞれがどのような課題解決に適しているのかを具体的に解説を進めます。自社の状況や目指すゴールを照らし合わせながら、どのツールタイプが最適解に近いのかを見極めるための第一歩としてください。各タイプを理解することで、その後のツール選定が格段にスムーズになるはずです。
社内Wikiツール
社内wikiとは、Wikipediaの社内版として使用できるツールのことです。Wikipediaのように全社員がさまざまな情報やナレッジを共有・蓄積し、検索・閲覧することで、知りたい情報を簡単にすばやく確認できます。
社内wikiを活用することで業務に関するノウハウが共有され、トラブルが起きたときにもスムーズに対応可能です。また、業務内容やルールをまとめた社内wikiがあれば、人材育成の簡略化にも役立つでしょう。
社内wikiについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
社内wikiとは?導入メリットや失敗例、適切なツールの選び方を解説
オンラインストレージツール
オンラインストレージとは、インターネット上でデータの保管や共有が可能なストレージのことです。組織内で作成されたファイルを一括管理でき、部署や拠点の垣根を超えて利用できます。
ナレッジ共有以外での目的で使用されるケースも多く、活用方法はさまざまです。社内工事や機器の導入をしなくてもすぐに利用できるほか、ストレージ管理の必要もありません。これまで使用してきたツール操作で使いやすい製品も多く、手軽に導入できます。
オンラインストレージ・クラウドストレージについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
【2025年版】オンラインストレージ・クラウドストレージおすすめ20選を徹底比較
文書管理システムツール
文書管理システムとは、電子文書を保管・保存、活用、廃棄までを一括管理できるシステムのことです。ツールを活用すれば、文書の保管・保存と情報・ナレッジの有効活用を実現できます。
情報をいつでもスムーズに取り出せるほか、文書ごとのセキュリティレベルや保管期間を定めることも可能です。システムにより操作性が変わるため、導入の際は無料トライアルを活用して実際に使ってみると使用感がイメージできるでしょう。
文書管理システムについては、以下の記事で詳しく解説しています。
文書管理システムとは?メリットや選び方・おすすめ製品18選を紹介
社内SNS
社内SNSとは、従業員間が利用するビジネス用のSNSのことです。各種SNSのように気軽に投稿・共有可能なため、アウトプットのハードルが低くなるメリットがあります。
ユーザー間のコミュニケーションが活発になりやすく、昨今のオンライン化で課題となりやすいコミュニケーション不足の解消にも役立つツールです。投稿やコメント機能などを活用することで、部門を超えたコラボレーションを支援します。
社内SNSについては、以下の記事で詳しく解説しています。
社内SNSとはなにか?導入目的やメリット、成功事例をあわせて解説
社内ポータル
社内ポータルとは、企業内の情報やリソースを一元管理・共有するためのプラットフォームです。社員は、社内のお知らせやマニュアルなどにすぐアクセスできるため、業務効率の向上に寄与します。
部署やプロジェクト単位で専用ページやカテゴリを作成でき、情報を整理して視覚的にわかりやすく配置可能です。さらに、タスク管理やファイル共有などの機能も搭載されているため、業務全体をスムーズに進めるための強力なサポートツールとして活用できるでしょう。
社内ポータルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
社内ポータルとは何か?作り方と主な機能を詳しく紹介!
欲しい情報がすぐに見つかる・検索性の強いナレッジ管理ツール「NotePM」
ナレッジ共有ツールの選び方
検索機能が十分でないツールを選んでしまうと、苦労して蓄積した貴重な情報が、いざという時に埋もれてしまい、活用されることなく死蔵データと化す恐れが生じます。これでは、ナレッジ共有の目的を達成できません。したがって、キーワード検索の精度、絞り込み条件の豊富さ、さらにはファイル内検索の可否といった検索機能の充実度は、ツール選定における極めて重要な判断基準の一つとなるでしょう。
組織パフォーマンスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
組織パフォーマンスを向上させる「ナレッジ共有」のメリットからツールの選び方を紹介
検索性
ナレッジ共有ツールを選ぶ際、検索性は非常に重要なポイントです。情報が増えるほど、必要なデータを速やかに見つけられるかが業務効率に直結します。
優れたツールには全文検索機能が備わっており、文書内のテキストだけでなく添付ファイルの内容も簡単に検索可能です。また、タグ付けやフィルタ機能があれば、カテゴリや作成者ごとに絞り込み、目的の情報へすばやくたどり着けます。
さらに、検索履歴や人気キーワードの表示機能があると、ユーザー体験が一段と向上するでしょう。情報の迅速な検索を実現するためには、検索性の高いツールを選ぶことが成功のカギとなります。
編集のしやすさ
ナレッジ共有ツールの選定において、編集のしやすさも重要なポイントです。情報を手軽に追加・更新できるツールであれば、社内ナレッジを常に最新の状態に保てます。
たとえば、マークダウンやリッチテキストを採用したツールは、直感的な操作性で初心者でもスムーズに文書の作成・編集が可能です。また、テンプレート機能を活用すれば、フォーマットを統一しながら作業効率を向上できます。
なかでも、画像編集機能が充実しているかどうかは注目すべきポイントです。基本的な画像編集がツール内でおこなえると、外部アプリを使う手間を省け、作業効率が向上します。編集のしやすいツールを選ぶことで情報の更新頻度が上がり、共有されるナレッジの信頼性と有用性が高まるでしょう。
セキュリティ対策
ツールの選定では、セキュリティ対策が徹底しているかどうかもチェックしておきましょう。ナレッジ共有ツールには業務に関わるノウハウ、データなどが蓄積されます。これらはいずれも機密情報にあたり、外部に漏れると大きな打撃を受けかねません。
ユーザーやグループごとに閲覧・編集の範囲を設定できる機能があれば、情報共有の範囲を適切に制御できます。また、アクセスログ機能があれば、誰がどの情報にアクセスしたかを追跡でき、不正利用の監視やトラブル発生時の迅速な対応が可能です。
セキュリティ対策を備えたツールを導入することで安心して情報を共有し、業務効率を向上させられるでしょう。
フォルダ・タグなどの管理機能の使いやすさ
ナレッジ共有ツールにおけるフォルダやタグといった管理機能の使いやすさは、情報整理とアクセスのしやすさに直結します。膨大な情報が蓄積されるなかで、管理機能が不十分だと必要なデータを見つけるのに時間がかかり、業務効率を大きく損なってしまいます。
使いやすい管理機能を備えたツールであれば、情報を一元化し、効率的な整理が可能です。特定のプロジェクトやテーマに関するデータを迅速に見つけ出せるため、ナレッジの活用がスムーズに進みます。
このように、情報整理が容易になることで、業務全体の効率化とナレッジ共有の活性化が期待できるでしょう。
欲しい情報がすぐに見つかる・検索性の強いナレッジ管理ツール「NotePM」
ナレッジ共有が成功する3つの理由【ツール活用】
ナレッジ共有が難しい理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ナレッジ共有が難しい理由は?成功に導くポイントや事例も紹介
業務の属人化を防げる
このようにナレッジ共有ツールを効果的に活用すれば、特定の個人に依存しがちな業務プロセスから脱却し、組織全体の業務遂行能力を底上げすることが可能になります。
結果として、担当者が急に不在になった場合でも業務が滞るリスクを大幅に軽減させ、事業継続性の向上にも貢献するでしょう。これは、安定した組織運営に不可欠な要素です。
属人性については、こちらの記事で詳しく解説しています。
属人性とは?意味や属人化との違いと属人性の高い業務を標準化する方法を解説
チャットやストレージで情報を探す時間が減る
ツールを活用することで、情報の検索や整理の効率化が可能です。なかでも、チャットツールやストレージは情報が分散しがちで、過去のやり取りやファイルを探すのに多くの時間を費やします。
一方、ナレッジ共有ツールは情報を一元管理でき、カテゴリ分けやタグ付け、強力な検索機能によって必要なデータへ迅速にアクセス可能です。さらに、常に最新情報を共有できるため、コミュニケーションロスも削減できるでしょう。
組織パフォーマンスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
組織パフォーマンスを向上させる「ナレッジ共有」のメリットからツールの選び方を紹介
社内の問い合わせが減る
ナレッジ共有ツールを導入することで、社員は必要な情報を自ら見つけやすくなり、問い合わせの減少につながります。ツール内にはFAQやマニュアル、過去の議事録などが集約されており、検索機能やタグ付けによって知りたい情報を迅速に確認できるでしょう。
自己解決を促す仕組みを作ることで、「この手順を教えてほしい」や「これはどこにありますか?」といった問い合わせを大幅に削減できます。また、ツールを活用することで情報が常に最新化されるため、誤った情報による混乱も防げるでしょう。
欲しい情報がすぐに見つかる・検索性の強いナレッジ管理ツール「NotePM」
ナレッジ共有ツールはNotePMが一番おすすめな3つの理由
ナレッジ共有ツールでNotePMが一番おすすめな理由は、以下の3つです。
- 社内wiki機能の充実
- 使いやすい操作性
- 強力な検索機能
NotePMの特徴を把握して、自社への導入を検討していきましょう。
NotePMの評判については、こちらの記事で詳しく解説しています。
NotePMの評判まとめ|メリット・デメリットや料金など網羅的に解説
社内wiki機能の充実
NotePMはウィキペディアのように社員がさまざまな情報を書き込めるため、手軽に業務ノウハウの蓄積が可能です。メールやチャットなどでのやりとりも共有できるため、ナレッジ情報を効率的に管理できるでしょう。
さらに、「Microsoft Teams」と連携させることで、NotePM内の情報をTeamsから直接アクセスできるようになります。社員は必要な情報を迅速に取得でき、社内のナレッジが一層活用しやすくなるでしょう。情報共有も効率化され、業務の進行もスムーズになります。
使いやすい操作性
NotePMは直感的に使える編集機能や階層構造による情報整理で、誰でも簡単にマニュアルやドキュメントを作成可能です。初心者でも使いやすい操作性なので、社内導入もスムーズにおこなえます。
また、高機能エディタとテンプレートでフォーマットを標準化しており、ドキュメントの作成時間を大幅に削減可能です。コメントやいいね機能でコミュニケーションも取れるので、チーム間のコラボレーションも促進できるでしょう。
強力な検索機能
NotePMの最大の魅力ともいえる検索機能で、ほしい情報がすぐ見つかります。蓄積された情報からキーワード検索できるうえ、文書内のテキストや添付ファイルの全文検索も可能です。
さらに、タグ付けやリンク機能により関連する情報を効率よく紐づけでき、目的の情報にすばやくアクセスできます。ほかにも、更新履歴の検索や変更前の情報確認もでき、ナレッジの活用がしやすい設計となっています。
ナレッジ共有ツール『NotePM』を活用してナレッジ共有に成功した2つの事例
ここでは、ナレッジ共有ツールを導入して社内でのナレッジ共有が円滑になった事例を紹介します。
ナレッジ共有の事例については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ナレッジ共有の事例を業界別に7つ紹介!失敗パターンや成功するコツも解説
株式会社ラクス
株式会社ラクスは、IT技術を活用したクラウドサービスを提供する企業です。事業拡大に伴い、採用に力を入れるフェーズに入り、社員への教育が重要なタイミングでナレッジ共有ツールの導入を検討したそうです。
実際にNotePMを導入し、手順書やマニュアルなどのナレッジを集約したことで、ナレッジ共有が可能になりました。検索性に優れたツールの強みを生かし、知りたい情報を探す時間や手間が減った実感もあり、引き継ぎコストに関しては50%削減できたそうです。
株式会社ラクスの事例にについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
【導入事例】検索時間が4割削減!急成長SaaSが実践するナレッジ共有を浸透させるための取り組みとは – 株式会社ラクス
株式会社パソナ日本総務部
株式会社パソナ日本総務部は、パナソニックグループ内で総務部門のBPOサービスを提供しています。これまで自社開発の社内ポータルサイトを使用していましたが、業務環境や社員ニーズの変化を受け、外部ツールの導入を検討しました。
NotePMを導入した結果、情報の更新作業が効率化され、情報を探す手間も大幅に削減できたと実感しています。さらに、サイトマップにリンク集の機能を組み込むことで、生産性の向上だけでなく社員間のコミュニケーション活性化にも成功しました。
株式会社パソナ日本総務部の事例については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【導入事例】社員1700人。社内wikiを活用して、業務効率や従業員満足度が大幅向上! – 株式会社パソナ日本総務部(旧:パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社)
欲しい情報がすぐに見つかる・検索性の強いナレッジ管理ツール「NotePM」
自社に最適なナレッジ共有ツールを導入しよう
ナレッジ共有は組織内の連携を活性化し、全体的なパフォーマンス向上を後押しします。ぜひ、ナレッジ共有ツールを導入して、社内に蓄積されているナレッジを有効活用してみましょう。
「NotePM」はナレッジやノウハウを一元管理できる「ナレッジ共有ツール」です。ナレッジ共有に加えてマニュアル作成や社内Q&Aなど、社内での情報共有がクラウド上ですばやく簡単になります。
NotePMでは、30日間無料でお試しできる期間を設けています。ナレッジ共有ツールの導入を検討中の方は使用のイメージを掴むためにも、ぜひ一度試してみてください。