ファイル共有サービスとは、デジタルデータをインターネットを通して、社内・社外の多くの人と共有できるツールです。このツールを使用することで、欲しい情報をすぐに入手できるため、業務の効率化につながります。
ファイル共有サービスは種類が多いため、自社の運用目的にあった特徴をもつツールを選定しなければ効果を発揮できません。
今回は厳選した「ファイル共有サービス20選」を有料・無料版に分けて紹介します。
目次
【一目見て分かる】ファイル共有サービス比較表20選
まずは、一目見て分かるファイル共有サービス一覧表をご紹介します。
ツール名 | 価格 | 特徴 | おすすめの人 |
NotePM | ¥4,800/月~ (8ユーザー, 80GB) |
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社内情報を資産化し、業務効率を上げたいチーム |
OneDrive for Business | ¥749/月/ユーザー~ (1TB) |
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Microsoft製品中心の業務環境の組織 |
Box | 約¥1,800/月/ユーザー~ (容量無制限) |
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セキュリティ要件が厳しい大企業・グローバル企業 |
Fleekdrive | ¥600/月/ユーザー~ (10GB/ユーザー, 最低10ユーザー) |
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日本的業務フローを重視する企業、Salesforceユーザー |
セキュアSAMBA | ¥0 (フリープラン有)¥25,000/月~ (300GB, ユーザー無制限) |
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IT予算/担当者が限られる中小企業 |
DirectCloud | ¥36,000/月~ (500GB, ユーザー無制限) |
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ユーザー数が多く、セキュリティを重視する企業 |
Fileforce | ¥9,900/月 (10ID, 100GB)~
¥60,000/月~ (1TB, ユーザー無制限) |
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ファイルサーバーからのクラウド移行を検討中の企業 |
Dropbox Business | ¥1,500/月/ユーザー~ (5TB/チーム) |
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クリエイティブ業界、大容量ファイルを頻繁に扱うチーム |
クラウドファイルサーバーtype3 | ¥29,800/月~ (100GB, USEN GATE 02) |
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安定稼働と手厚いサポートを求める企業 |
Secure Storage | ¥39,800/月~ (500GB, ユーザー無制限) |
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ユーザー数無制限で安全な大容量保管が必要な法人 |
GigaCC ASP | ¥12,000/月~ (10ID) |
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高セキュリティな企業間ファイル授受を求める企業 |
使えるファイル箱 | ¥21,230/月~ (1TB, ユーザー無制限, 年契約時) |
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コストを抑えたい中小企業、PC操作に不慣れなユーザーが多い組織 |
Bizストレージ ファイルシェア | ¥16,500/月~ (1GB, 最大1,000ユーザー) |
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信頼性と実績、コンプライアンスを重視する法人 |
クリプト便 | ¥900/月/ユーザー~ (スタンダードプラン) |
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機密情報を扱い、誤送信対策が必須の企業 |
Smooth File | ¥27,500/月~ (100GB, ユーザー数無制限) |
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ファイル転送と共有をバランス良く使いたい企業 |
Google Drive (無料) | ¥0 (15GB) |
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個人、小規模チーム、Googleエコシステム利用者 |
OneDrive (無料) | ¥0 (5GB) |
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個人、Windowsユーザー、手軽なバックアップ用途 |
firestorage (無料) | ¥0 (登録不要、容量・期間制限あり) |
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一時的な大容量ファイル送信が必要な個人 |
MEGA (無料) | ¥0 (初期20GB~) |
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プライバシーとセキュリティを最重要視するユーザー |
クロジカ (無料) | ¥0 (グループウェア機能内、10MB/社) |
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グループウェア導入検討中の小規模チーム |
検索してヒットしやすくなる社内ファイル共有サービス「NotePM」
有料で使えるおすすめのファイル共有サービス15選
有料ファイル共有サービスのおすすめ15選は以下のとおりです。
ツール名 | 特徴 |
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NotePM |
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OneDrive for Business |
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Box |
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Fleekdrive |
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セキュアSAMBA |
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DirectCloud |
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Fileforce |
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Dropbox Business |
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クラウドファイルサーバーtype3 |
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Secure Storage |
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GigaCC ASP |
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使えるファイル箱 |
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Bizストレージ ファイルシェア |
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クリプト便 |
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Smooth File |
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各ツールの特徴を順番に見ていきましょう。
NotePM
NotePMは、「社内版Wikipedia」とも称される情報共有プラットフォームであり、ファイル共有機能に加えて、強力なナレッジマネジメント機能とドキュメント作成・管理機能を融合させています。
単にファイルを保管・共有するだけでなく、業務マニュアル、議事録、日報、プロジェクト資料といった社内ナレッジを蓄積・整理し、組織全体の知識レベル向上を目指す企業に最適です。他のファイル共有サービスと比較して、ドキュメントの見つけやすさ、テンプレート機能、柔軟なアクセス権限設定、そして「誰が読んだか」の既読管理機能が際立っており、情報が埋もれず活用される仕組み作りに貢献します。
NotePMの料金
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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価格
- 初期費用: 0円
- 月額費用:
- プラン5 (5ユーザー): 5,000円/月 (1ユーザーあたり1,000円)
- プラン8 (8ユーザー): 8,000円/月 (1ユーザーあたり1,000円)
- プラン15 (15ユーザー): 15,000円/月 (1ユーザーあたり1,000円)
- 以降、ユーザー数に応じたプランが用意されています (例: プラン50で50,000円/月)。
- ストレージ容量はユーザー数に応じて増加 (例: プラン8で80GB)。
- 無料トライアル: 30日間無料トライアルあり (全機能利用可能)
- その他費用に関する特記事項: 年払いによる割引制度があります。
主な機能一覧
- ファイル共有・管理 (フォルダ階層、タグ付け)
- 高機能なドキュメントエディタ (Markdown対応、テンプレート機能)
- 強力な検索機能 (全文検索、絞り込み)
- 柔軟なアクセス権限設定 (ノート、フォルダ、ページ単位)
- 既読・未読管理機能
- コメント、いいね!機能によるフィードバック
- 変更履歴の自動保存 (バージョン管理)
- 外部共有機能 (限定的)
特徴・強み
- ナレッジ蓄積と活用に特化した設計: ファイルだけでなく、それに関連する説明や背景、ノウハウをドキュメントとしてリッチに記述し、体系的に整理できます。これにより、情報が「使える知識」として蓄積されます。
- 直感的で高機能なエディタとテンプレート: Markdown記法に対応したエディタは書きやすく、議事録や日報などの定型文書はテンプレート機能で効率的に作成可能です。これにより、ドキュメント作成の負担を軽減します。
- 優れた検索性と情報発見の仕組み: 全文検索はもちろん、タグやフォルダ、更新日など多様な軸で情報を絞り込めます。また、よく見られるページや新着情報が分かりやすく表示され、情報の発見を促進します。
「既読」機能による情報伝達の見える化: 重要な情報がメンバーに確実に伝わったかを確認できる既読機能は、特に徹底した情報共有が求められる場面で有効です。これにより、周知徹底の確認作業を効率化できます。
URL: https://notepm.jp/
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OneDrive for Business
OneDrive for Businessは、Microsoft 365 (旧 Office 365) のエコシステムに深く統合されたクラウドストレージサービスです。
特にWord、Excel、PowerPointといったMicrosoft Officeアプリケーションを日常的に利用し、SharePointやTeamsといった他のMicrosoftサービスとの連携を重視する企業や組織にとって最適な選択肢となります。
他のサービスと比較して、Officeファイルとの親和性の高さ、Windows OSとのネイティブな統合、そしてMicrosoft Teamsを通じたシームレスなファイル共有と共同編集が大きな強みです。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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価格
- 初期費用: 0円
- 月額費用 (Microsoft 365のプランに含まれることが多い):
- OneDrive for Business (Plan 1): 630円/ユーザー/月 (1TB/ユーザー)
- OneDrive for Business (Plan 2): 1,250円/ユーザー/月 (容量無制限 ※5ユーザー以上の場合。条件あり)
- Microsoft 365 Business Basic: 750円/ユーザー/月 (OneDrive 1TB/ユーザー含む)
- Microsoft 365 Business Standard: 1,560円/ユーザー/月 (OneDrive 1TB/ユーザー含む)
- 無料トライアル: Microsoft 365 Businessプランで1ヶ月無料トライアルあり
- その他費用に関する特記事項: 単体プランの他に、多くのMicrosoft 365法人向けプランにOneDrive for Businessが含まれています。
主な機能一覧
- クラウドストレージとファイル同期 (ファイルオンデマンド機能)
- Microsoft Officeアプリケーションとのシームレスな統合 (共同編集、自動保存)
- バージョン管理と復元機能
- SharePoint Onlineとの連携による高度なドキュメント管理
- Microsoft Teamsからの直接的なファイル共有とアクセス
- セキュアな外部リンク共有(パスワード、有効期限設定)
- モバイルアプリ対応 (iOS, Android)
- 個人用 Vault (二重認証で保護された領域)
特徴・強み
- Microsoft Officeとの最高の親和性: Officeアプリから直接OneDrive上のファイルを開き、編集し、自動保存できます。複数人でのリアルタイム共同編集もスムーズに行え、Officeファイルを扱う上でのストレスがありません。
- Windows OSとの深い統合: Windowsのエクスプローラーから直接OneDriveのファイルにアクセスでき、ローカルファイルと同様の感覚で操作可能です。「ファイルオンデマンド」機能により、PCのストレージを圧迫せずに全ファイルへアクセスできます。
- Microsoft TeamsおよびSharePointとの強力な連携: Teamsのチャネルやチャットで共有されたファイルは、実体がSharePointまたはOneDriveに保存され、一元的に管理されます。これにより、コミュニケーションとファイル管理がシームレスに繋がるでしょう。
エンタープライズレベルのセキュリティと管理機能: Microsoft 365の管理センターを通じて、アクセス権限、共有ポリシー、コンプライアンス設定などを詳細に制御可能です。
URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/onedrive-for-business
Box
Boxは、特にセキュリティとコンプライアンスを重視する大企業や中堅企業向けに設計されたクラウドストレージおよびコンテンツ管理プラットフォームです。
単なるファイル保管に留まらず、社内外との安全な情報共有、コンテンツを中心とした業務プロセスの自動化、そして業界特有の規制要件への対応を強力に支援します。
他の汎用的なクラウドストレージと比較して、Boxはコンテンツ管理におけるガバナンス機能や、きめ細やかなアクセス権限設定、ワークフロー構築機能に優れており、機密情報や知的財産を扱う業務においてその真価を発揮するでしょう。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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価格
- 初期費用: 0円 (プランによりコンサルティング費用が発生する場合もあります)
- 月額費用:
- Business: 1,800円/ユーザー/月 (最低3ユーザーから、年間契約)
- Business Plus: 3,000円/ユーザー/月 (最低3ユーザーから、年間契約)
- Enterprise: 4,200円/ユーザー/月 (最低3ユーザーから、年間契約)
- Enterprise Plus: 個別見積もり
- 無料トライアル: 14日間無料トライアルあり (Businessプラン相当)
- その他費用に関する特記事項: ストレージ容量はBusinessプラン以上で無制限。一部高度な機能やアドオンは上位プランや別途オプションとなる場合があります。
主な機能一覧
- クラウドストレージとファイル同期
- 高度なセキュリティ機能(7段階のアクセス権限設定、透かし表示、多要素認証)
- コンテンツワークフロー自動化 (Box Relay)
- バージョン管理と変更履歴
- 外部ユーザーとのセキュアな共有リンク発行
- Box Signによる電子署名機能
- 多数の業務アプリケーションとの連携 (Microsoft 365, Google Workspace, Salesforceなど)
- コンプライアンス対応 (HIPAA, FINRA, FedRAMPなど)
特徴・強み
- エンタープライズレベルのセキュリティとガバナンス: Boxは、コンテンツ保護に関する多層的なセキュリティ機能(暗号化、アクセス制御、脅威検知など)と、詳細な監査ログを提供します。これにより、企業は情報漏洩リスクを最小限に抑えつつ、コンプライアンス要件を満たすことが可能です。
- 強力なワークフロー自動化機能: Box Relayを活用することで、契約承認プロセスやコンテンツレビュー、新規従業員のオンボーディング資料配布といった定型業務を自動化できます。これにより、手作業によるミスを削減し、業務の迅速化を実現するでしょう。
- 豊富な外部連携とプラットフォームとしての拡張性: 1,500以上のSaaSアプリケーションとの連携に対応しており、既存の業務システムとシームレスにデータを繋げられます。APIも充実しているため、独自の業務システムとの連携開発も行いやすいです。
「コンテンツクラウド」としての包括的な機能: 単なるファイル置き場ではなく、コンテンツの作成、共有、共同編集、電子署名、アーカイブまで、コンテンツライフサイクル全体をサポートするプラットフォームとしての価値を提供します。
URL: https://www.box.com/ja-jp/home
Fleekdrive
Fleekdrive(フリークドライブ)は、企業の情報資産を安全かつ効率的に管理・活用するために開発された純国産の企業向けオンラインストレージサービスです。
単にファイルを保存するだけでなく、共同編集、ワークフロー、プロジェクト管理といったコラボレーション機能も充実しており、特に日本企業の業務プロセスやセキュリティ要件に配慮した設計が特徴です。
他のグローバルなサービスと比較して、日本企業特有の細やかなニーズへの対応や、手厚い日本語サポート、そして「情シス部門が管理しやすい」点に強みがあり、ファイルサーバーからの移行やDX推進を目指す企業に適しています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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価格
- 初期費用: 0円 (プランにより導入支援コンサルティング費用が発生する場合もあります)
- 月額費用:
- Teamプラン: 500円/ユーザー/月 (最低5ユーザーから、ストレージ10GB/ユーザー)
- Businessプラン: 1,000円/ユーザー/月 (最低5ユーザーから、ストレージ100GB/ユーザー)
- Enterpriseプラン: 個別見積もり (機能カスタマイズ可能)
- 無料トライアル: 30日間無料トライアルあり
- その他費用に関する特記事項: ストレージ容量の追加はオプションで可能です。
主な機能一覧
- ファイル共有・管理(版管理、アクセス権限設定)
- リアルタイム共同編集(Officeファイル、テキストファイル)
- ワークフロー機能(申請・承認プロセス)
- プロジェクト管理機能(タスク管理、ガントチャート)
- チャット・コメント機能
- セキュアなファイル転送機能
- モバイルアプリ対応
- Active Directory連携
特徴・強み
- 日本企業向けの細やかな機能とサポート: 日本の商習慣や業務プロセスを理解した上で設計されており、例えばファイル名やフォルダ構成の自由度、詳細なアクセス権限設定、充実した監査ログなどが特徴です。日本語による導入支援や運用サポートも手厚く提供されます。
- コラボレーション促進機能の充実: ファイル共有に留まらず、チャット機能、タスク管理、簡易的なワークフロー機能などを備え、チームの共同作業を多角的に支援します。これにより、複数のツールを使い分ける手間を削減できるでしょう。
- 「ファイルサーバーからのリプレイス」を意識した設計: 既存のファイルサーバーと同様のフォルダツリー構造を維持しやすく、アクセス権限設定も柔軟なため、ユーザーが戸惑うことなくスムーズに移行できます。情報システム部門の管理負担軽減にも貢献します。
純国産ならではの安心感とセキュリティ: 国内データセンターで運用され、日本の法律や規制に準拠したサービス提供が行われます。セキュリティ機能も充実しており、企業の情報資産を安全に保護します。
URL: https://www.fleekdrive.com/
セキュアSAMBA
セキュアSAMBA(セキュア サンバ)は、中小企業向けに特化し、「使いやすさ」と「安全性」そして「低価格」を追求した国産の法人向けクラウドストレージです。
特に、IT専門の担当者がいない、または少ない中小企業でも簡単に導入・運用できるシンプルな操作性と、手頃な価格設定が魅力です。他の高機能なサービスと比較して、機能を絞り込むことで直感的なUI/UXを実現しており、ファイルサーバーのクラウド化を手軽に始めたい企業や、コストを抑えつつ基本的なファイル共有・管理機能を利用したい企業に適しています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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価格
- 初期費用: プランにより異なる (例: スタンダードプラン 50,000円)
- 月額費用:
- ベーシック: 10,000円/月 (300GB, ユーザー数無制限)
- スタンダード: 30,000円/月 (1TB, ユーザー数無制限)
- ビジネス: 90,000円/月 (3TB, ユーザー数無制限)
- プレミアム: 180,000円/月 (6TB, ユーザー数無制限)
- エンタープライズ: 個別見積もり
- 無料トライアル: 30日間無料トライアルあり
- その他費用に関する特記事項: ユーザー数無制限が基本ですが、ストレージ容量や機能によってプランが分かれます。オプション機能も豊富です。
主な機能一覧
- ファイル共有・プレビュー機能
- ランサムウェア対策機能 (DirectCloud Shield)
- 誤送信防止機能 (承認ワークフロー、ファイル暗号化)
- 大容量ファイル転送機能
- 詳細なアクセスログ管理・追跡
- デバイス認証、IPアドレス制限、二要素認証
- ゲスト招待機能
- Active Directory連携、シングルサインオン対応
特徴・強み
- 堅牢なセキュリティと情報漏洩対策: 多層防御の考え方に基づき、ランサムウェア対策、ファイル暗号化、デバイス認証、アクセスログ、誤送信防止機能などを網羅的に提供します。これにより、企業の重要な情報資産をあらゆる脅威から保護します。
- ユーザー数無制限の料金体系: 多くのプランでユーザー数が無制限となっており、従業員数の増減に柔軟に対応できます。コストを気にせず全社員にアカウントを配布できるため、シャドーITの抑制にも繋がるでしょう。
- 純国産サービスならではの細やかな対応と信頼性: 日本企業のニーズを深く理解した機能開発と、迅速かつ丁寧な日本語サポートが魅力です。国内データセンターでの運用も安心材料となります。
柔軟なカスタマイズ性とAPI連携: 顧客の特定の業務要件に合わせて機能のカスタマイズやOEM提供が可能です。APIも公開されており、既存システムとの連携も柔軟に行えます。
URL: https://info.securesamba.com/
DirectCloud
DirectCloudは、セキュリティと利便性を両立させた法人向けの国産クラウドストレージサービスです。
特に、機密性の高いファイルや大容量ファイルの安全な送受信、そして社内外とのセキュアな情報共有基盤の構築に強みを持っています。
他のサービスと比較して、ランサムウェア対策や誤送信防止機能、詳細なアクセスログ管理といったセキュリティ機能の充実度、そして顧客の要望に応じた柔軟なカスタマイズ性が特徴であり、情報漏洩対策を最重要視する企業や、特定の業務フローに合わせた運用を求める企業に適しています。
さらに、「DirectCloud AI」といったデータ活用を支援する機能も取り揃えています。
DirectCloudに格納している文書の要約や探している情報の検索など、幅広いデータ活用を支援しています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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価格
- 初期費用: プランにより異なる (例: スタンダードプラン 50,000円)
- 月額費用:
- ベーシック: 10,000円/月 (300GB, ユーザー数無制限)
- スタンダード: 30,000円/月 (1TB, ユーザー数無制限)
- ビジネス: 90,000円/月 (3TB, ユーザー数無制限)
- プレミアム: 180,000円/月 (6TB, ユーザー数無制限)
- エンタープライズ: 個別見積もり
- 無料トライアル: 30日間無料トライアルあり
- その他費用に関する特記事項: ユーザー数無制限が基本ですが、ストレージ容量や機能によってプランが分かれます。オプション機能も豊富です。
主な機能一覧
- ファイル共有・プレビュー機能
- ランサムウェア対策機能 (DirectCloud Shield)
- 誤送信防止機能 (承認ワークフロー、ファイル暗号化)
- 大容量ファイル転送機能
- 詳細なアクセスログ管理・追跡
- デバイス認証、IPアドレス制限、二要素認証
- ゲスト招待機能
- Active Directory連携、シングルサインオン対応
特徴・強み
- 堅牢なセキュリティと情報漏洩対策: 多層防御の考え方に基づき、ランサムウェア対策、ファイル暗号化、デバイス認証、アクセスログ、誤送信防止機能などを網羅的に提供します。これにより、企業の重要な情報資産をあらゆる脅威から保護します。
- ユーザー数無制限の料金体系: 多くのプランでユーザー数が無制限となっており、従業員数の増減に柔軟に対応できます。コストを気にせず全社員にアカウントを配布できるため、シャドーITの抑制にも繋がるでしょう。
- 純国産サービスならではの細やかな対応と信頼性: 日本企業のニーズを深く理解した機能開発と、迅速かつ丁寧な日本語サポートが魅力です。国内データセンターでの運用も安心材料となります。
柔軟なカスタマイズ性とAPI連携: 顧客の特定の業務要件に合わせて機能のカスタマイズやOEM提供が可能です。APIも公開されており、既存システムとの連携も柔軟に行えます。
Fileforce
Fileforce(ファイルフォース)は、従来の社内ファイルサーバーの使用感をそのままにクラウドへ移行できることを目指した、法人向けクラウドストレージサービスです。
特に、Windowsエクスプローラーライクな操作性や、既存のアクセス権限設定を活かせる点に強みがあり、ファイルサーバーからのリプレイスを検討しているが、ユーザーの操作感変更による混乱を避けたい企業に適しています。
他のサービスと比較して、デスクトップアプリによるローカルドライブとしてのマウント機能や、CADデータなどの大容量ファイルとの親和性、そしてきめ細かいアクセス権限管理が特徴です。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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価格
- 初期費用: 0円
- 月額費用:
- Company Plan: 1ユーザーあたり1,200円/月 (最低5ユーザーから、基本ストレージ1TB + ユーザー数 x 10GB)
- Enterprise Plan: 個別見積もり
- 無料トライアル: 30日間無料トライアルあり
- その他費用に関する特記事項: ストレージ容量の追加はオプションで可能です。
主な機能一覧
- クラウドストレージ(ドライブマウント機能)
- Windowsエクスプローラーライクな操作性
- 詳細なアクセス権限管理(Active Directory連携可能)
- ファイルバージョン管理
- ファイルロック機能(排他制御)
- セキュアな外部リンク共有
- モバイルアプリ対応
- 監査ログ
特徴・強み
- ファイルサーバーのような使い勝手: 専用のデスクトップアプリをインストールすることで、Fileforceをローカルドライブのようにマウントできます。これにより、ユーザーは従来のファイルサーバーと同じ感覚で、エクスプローラーから直接ファイル操作を行えます。
- Active Directory連携と柔軟なアクセス権限: 既存のActive Directoryと連携し、ユーザー情報やアクセス権限設定を引き継ぐことが可能です。フォルダごとに細かく権限を設定できるため、部門やプロジェクトに応じたセキュアな情報管理を実現します。
- 大容量ファイル・特殊ファイルへの対応力: CADデータや動画ファイルなど、大容量のファイルもスムーズに扱えるよう最適化されています。ファイルロック機能により、複数人による同時編集時の意図しない上書きを防ぎます。
ハイブリッドクラウド構成のサポート: ローカルキャッシュサーバー(Fileforce Local Cache)を設置することで、クラウドとオンプレミスのハイブリッド環境を構築できます。これにより、大容量ファイルのアクセス速度向上やオフラインアクセスを実現します。
URL: https://www.fileforce.jp/
Dropbox Business
Dropbox Businessは、その直感的な操作性と高い同期精度で知られ、特にクリエイティブ業界やデザインチーム、そして迅速なファイル共有と共同作業を重視するチームに適したファイル共有サービスです。
個人向けDropboxの使いやすさを継承しつつ、ビジネス利用に必要な管理機能やセキュリティ機能を強化しています。
他のツールと比較して、大容量ファイルの扱いや、Adobe Creative Cloudなどのクリエイティブ系ツールとの連携に強みがあり、煩雑な設定なしにスムーズな共同作業環境を構築できる点が魅力と言えるでしょう。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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価格
- 初期費用: 0円
- 月額費用 (年間払いの場合):
- Standard: 1,500円/ユーザー/月 (3ユーザー以上、5TBのチームストレージ)
- Advanced: 2,400円/ユーザー/月 (3ユーザー以上、必要に応じたストレージ容量を提供)
- Enterprise: 個別見積もり
- 無料トライアル: 30日間無料トライアルあり (StandardまたはAdvancedプラン)
- その他費用に関する特記事項: プランによって利用可能な機能やサポートレベルが異なります。
主な機能一覧
- 信頼性の高いファイル同期とバックアップ
- 詳細なファイル・フォルダ共有設定(パスワード保護、有効期限設定)
- バージョン履歴とファイル復元機能 (最大180日間)
- Dropbox Paperによるドキュメント共同編集
- スマートシンク機能(PCのHDD容量を圧迫しない)
- ファイルリクエスト機能
- 管理者向けのダッシュボードとアクティビティ監視
- 電子署名機能 (Dropbox Sign)
特徴・強み
- 卓越した同期技術と使いやすさ: Dropboxのコア技術であるファイル同期は非常に高速かつ正確で、ユーザーはストレスなく最新ファイルにアクセスできます。インターフェースも洗練されており、ITリテラシーを問わず誰でも簡単に利用開始できるでしょう。
- クリエイティブワークフローとの親和性: Adobe Creative Cloud (Photoshop, Illustrator, Premiere Proなど) との連携が深く、アプリ内から直接Dropbox上のファイルを開いたり保存したりできます。大容量ファイルのプレビュー機能も充実しています。
- スマートシンクによる容量節約: クラウド上のファイルをローカルに同期せず、必要な時だけダウンロードする「スマートシンク(またはオンラインのみアクセス)」機能により、PCのハードディスク容量を大幅に節約可能です。
豊富なバージョン管理と復元機能: ファイルの変更履歴が自動で保存され、誤って上書きしたり削除したりした場合でも、過去のバージョンに簡単に復元できます。これにより、安心して作業を進められる環境が提供されます。
URL: https://www.dropbox.com/business
クラウドファイルサーバーtype3
クラウドファイルサーバーtype3は、完全定額制のファイル共有サービスです。Windowsサーバーを採用しており、オンプレミスのファイルサーバーと同じ操作で利用できます。アクセス制限や重複除去機能など豊富な機能があり、有料オプションも活用すれば自社にあわせてカスタマイズできます。
クラウドファイルサーバーtype3は、24時間365日の監視運用体制を整えている点が大きな特徴です。基本サービス内で、障害検知復旧対応・Windows Updateなどを含めたサポートを利用できるため、安心して使えるファイル共有サービスです。
クラウドファイルサーバーtype3の特徴
- オンプレミスのファイルサーバーを同じ操作で利用できる
- 24時間365日の監視運用体制で安心
- 10日間の無料トライアルがある
クラウドファイルサーバーtype3がおすすめな人
- 困ったときに、いつでもサポートを利用したい人
- 無料トライアルで使用感を試してから、ファイル共有サービスを導入したい人
クラウドファイルサーバーtype3の料金
- 容量によって29,800円/年〜234,700円/年までのプラン(いずれも税抜き価格)
※別途、初期費用3万円(税抜)が必要
注意点 | ・無料トライアルは2週間まで |
主な機能 | ・アクセス制限 ・重複除去機能 |
導入企業の一部 | ・株式会社ナミキ ・株式会社翔設計 ・株式会社オービス |
URL: https://www.gate02.ne.jp/service/cloud/file/
Secure Storage
Secure Storageは、「独自ドメイン」や「IPアドレス制限」など、豊富なオプションを用意しているファイル共有サービスです。自社の用途にあわせてカスタマイズ可能で、利用する機能に応じた支払いでツールを利用できます。
Secure Storageには3種類のプランが用意されていますが、いずれも利用できるユーザー数は無制限です。Secure Storageならではの高いセキュリティ性能を保持したまま、多くのユーザーとファイルをやり取りできます。
Secure Storageの特徴
- ユーザー数無制限で利用できる
- 独自ドメインやIPアドレス制限などオプションがある
- ストレージが暗号化されてセキュリティ性能が高い
Secure Storageがおすすめな人
- ユーザー数無制限で利用できる、コストパフォーマンスに優れたファイル共有サービスを使いたい人
- オプションを追加することで、ファイル共有サービスのセキュリティ性能をさらに高めたい人
Secure Storageの料金
- エントリー:39,800円/月
- スタンダード:58,800円/月
- エンタープライズ:90,800円/月
※価格はいずれも税抜表示
※別途、初期費用5万円(税抜)がかかります
注意点 | ・チャット機能がない |
主な機能 | ・ストレージ上のファイル閲覧/編集 ・PKI(クライアント証明書)管理 ・フォルダのアクセス権限管理 |
導入企業の一部 | 要問い合わせ |
利用したユーザーの評判 | 良いポイント
・利用アカウント数によらず、定額で必要最低限の機能を利用することができる。 改善してほしい点 ・ログイン用の企業コードを任意に設定できると良い。 |
URL: https://securestorage.jp/
GigaCC ASP
GigaCC ASPは、20年以上の運用実績がある純国産ファイル共有サービスです。サービスの開発や提供・サポート、データの保管まですべて国内で行っています。ファイル共有機能だけでなく共有ノート機能がついており、会議のメモやアイデアなど社内外で気軽にデータ共有できます。
利用者画面やメール画面は日本語・中国語・英語の3ヶ国語に対応しており、海外とのファイルのやり取りも容易なファイル共有サービスです。海外拠点とファイルを送受信する際の経路は最適化されるので、ファイルの転送に時間がかかる心配もありません。
GigaCC ASPの特徴
- 有料オプションを利用してカスタマイズできる
- 料金プランはオプションの組み合わせによって変わる
- 無料トライアルが用意されている
GigaCC ASPがおすすめな人
- 運用実績の長いファイル共有サービスを使いたい人
- 海外にいる人とのファイルのやり取りをスムーズに行いたい人
GigaCC ASPの料金
- 要問い合わせ
※オプションの組み合わせによって変動
注意点 | ・読み込みにやや時間がかかる |
主な機能 | ・ファイル共有 ・ファイル送信 ・共有ノート ・プレビュー電子透かし機能 ・WebAPI機能 |
導入企業の一部 | ・新潟交通株式会社 ・ITコンサルティング株式会社 ・旭化成株式会社 |
利用したユーザーの評判 | 良いポイント
・大容量メールを簡単な設定で即時に発信が可能です。 改善してほしい点 ・一次保存が出来ますが、たまに保存されていない時があります。 |
URL: https://www.gigaccsecure.jp/
使えるファイル箱
使えるファイル箱は、使いやすいうえに低価格のファイル共有サービスです。月額21,230円〜利用できるツールであり、多くの中小企業の利用実績があります。普段のPCと同じ要領で利用でき、誰でも簡単にデータを投稿したり更新したりできます。
使えるファイル箱はユーザー数無制限で利用できるため、その点もコストパフォーマンスの良さを支えているポイントです。誰でも簡単にファイルを共有できるシンプルな操作感も相まって、多くの社員が在籍する大企業で導入しやすいファイル共有サービスです。
使えるファイル箱の特徴
- Windowsはエクスプローラー、MacはFinderでデータのアップロードやダウンロード、共有ができる
- ユーザー数が無制限
- 30日間の無料トライアルあり
使えるファイル箱がおすすめな人
- コストパフォーマンスの良さを重視してファイル共有サービスを選びたい人
- 誰でも簡単に扱えるファイル共有サービスを探している人
使えるファイル箱の料金
- スタンダード:21,230円/月
- アドバンス:60,500円/月
※価格はいずれも税込表示
注意点 | ・標準ストレージ容量が1TBなので上限に注意 |
主な機能 | ・世代管理 ・デバイス管理 ・高度な共有リンク設定 |
導入企業の一部 | ・松代工業株式会社 ・福助株式会社 |
利用したユーザーの評判 | 良いポイント
他社と比較して、とにかく費用を抑えられることが最大のメリットです。 改善してほしい点 不具合の発生頻度が多く、ログインできない、サーバーに接続できないなどの問題が多かったです。 |
URL: https://www.tsukaeru.net/file-bako
Bizストレージ ファイルシェア
Bizストレージ ファイルシェアは、NTTコミュニケーションズが提供する法人向けのファイル転送・オンラインストレージサービスです。
NTTグループの堅牢なインフラとセキュリティ技術を背景に、大容量ファイルの安全な送受信と、社内外との効率的な情報共有を実現します。
他のサービスと比較して、NTTブランドの信頼性、充実したセキュリティ機能、そしてユーザー数無制限で利用できるプランの存在が特徴であり、特にセキュリティと安定性を重視する企業や、多くの関係者とファイルを共有する必要があるプロジェクトに適しています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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価格
- 初期費用: 0円 (一部プランやオプションで発生する場合あり)
- 月額費用:
- プラン10G: 15,000円/月 (10GB, ユーザー数無制限)
- プラン100G: 25,000円/月 (100GB, ユーザー数無制限)
- プラン500G: 50,000円/月 (500GB, ユーザー数無制限)
- プラン1T: 80,000円/月 (1TB, ユーザー数無制限)
- 大容量プランもあり
- 無料トライアル: 2週間無料トライアルあり
- その他費用に関する特記事項: ストレージ容量に応じてプランが構成され、どのプランもユーザー数は無制限です。
主な機能一覧
- 大容量ファイル転送機能
- オンラインストレージ機能 (フォルダ共有)
- ファイル送信時の上長承認ワークフロー
- ウイルスチェック機能
- 詳細な操作ログ
- IPアドレス制限、クライアント証明書認証
- モバイル対応
- 多言語対応 (日本語、英語)
特徴・強み
- NTTブランドの信頼性と堅牢なセキュリティ: NTTコミュニケーションズが長年培ってきたネットワーク技術とセキュリティノウハウを活かしたサービスであり、高い信頼性と安定性を誇ります。多要素認証、IPアドレス制限、暗号化など、企業が求めるセキュリティ機能を標準装備しています。
- ユーザー数無制限の料金体系: 全てのプランでユーザー登録数が無制限のため、従業員数やプロジェクトメンバーの増減を気にせず利用できます。これにより、コスト管理が容易になり、全社的な導入もしやすくなるでしょう。
- 充実したファイル送信・共有機能: 大容量ファイルの送受信はもちろん、フォルダ単位での共有や、送信時の上長承認、有効期限設定、パスワード保護など、ビジネスシーンで必要な機能を網羅しています。
詳細なログ管理と内部統制支援: 「いつ、誰が、どのファイルに、何をしたか」といった操作ログを詳細に記録・管理できます。これにより、不正アクセスの追跡や情報漏洩時の原因究明に役立ち、企業の内部統制強化を支援します。
URL: https://www.ntt.com/business/services/application/online-storage/bst-sh.html
クリプト便
クリプト便は、NRIセキュアテクノロジーズが提供する、金融機関をはじめとする高いセキュリティ要件を持つ企業向けに特化したファイル転送・共有サービスです。
20年以上の実績と国内トップクラスのセキュリティ専門企業としての知見を活かし、誤送信防止、承認機能、詳細なログ管理、堅牢な暗号化技術など、機密情報の安全な取り扱いに不可欠な機能を網羅しています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
ドメインの制限などでファイルの誤送信を防ぐ機能が備わっているので、誤送信を防ぐことができます。 また、自身がアカウントを持っていればよく、相手は送信時も受信時もアカウント不要で利用できるのも便利です。 改善してほしい点 各種クラウドサービスが容量無制限で利用できる中、一定の期間で送信できる容量が少なすぎる。また、操作性が悪くメールアドレスの登録などを行うのが一々面倒くさい。 |
- 価格
- 初期費用: 別途発生
- 月額費用 (税抜、1ユーザーあたり):
- エントリープラン: ¥1,000 (20ユーザーまで、5MB/通、100通/月まで)
- ライトプラン: ¥1,000 (50ユーザーまで、10MB/通、400通/月まで)
- スタンダードプラン (おすすめ): ¥900 (100ユーザーまで、20MB/通、1,000通/月まで)
- クリプト便 for m-FILTER@Cloud: エコノミープラン ¥150~/ライセンス (10ライセンスから、年額払い)
- ※利用規模に応じた個別見積もりあり。超過料金、オプション料金別途。
- 無料トライアル: 1ヶ月間無料トライアルあり
- その他費用に関する特記事項: 大容量送付オプションは従量課金制。
- 主な機能一覧
- ファイル転送 (Webメール感覚、誤送信防止、脱PPAP、最大10GB)
- ファイル共有 (共有フォルダ感覚)
- グループ機能 (交換相手・権限制御、オープングループ/クローズドグループ)
- 承認機能 (事前承認、事後承認、多段承認) (オプション)
- セキュリティ (暗号化、セキュリティ診断、FW、国内自社データセンター、ISO27001/27017/27018、PCI DSS準拠、ISMAP登録)
- 端末認証 (オプション)
- API連携 (オートパイロット機能) (オプション)
- ログ管理、開封確認通知
- 特徴・強み
- 金融機関レベルの最高水準セキュリティ: NRIセキュアの専門技術を結集し、暗号化、不正アクセス対策、脆弱性診断などを徹底。国内自社データセンターで運用し、ISO27001/27017/27018、PCI DSS準拠、ISMAP登録など、多数の第三者認証を取得しています 。
- 誤送信防止と厳格な承認フロー: 送信前の宛先確認、上長承認(事前/事後、多段承認)機能により、人的ミスによる情報漏洩リスクを最小限に抑えます 。これは、PPAP対策としても極めて有効です。
- 詳細なログ管理とトレーサビリティ: 「誰が」「いつ」「何を」送受信したかの詳細なログが記録され、監査対応やインシデント発生時の追跡を容易にします。開封確認通知も役立ちます 。
柔軟なグループ管理と権限制御: ユーザーグループごとにファイル交換の可否や権限を細かく設定でき、登録ユーザー以外との一時的なファイル交換(オープングループ)にも対応します 。
URL: https://www.nri-secure.co.jp/service/solution/crypto
Smooth File
Smooth Fileは、株式会社プロット(現:株式会社CYLLENGE)が提供する法人向けファイル転送・共有サービスです。
ユーザー数無制限で利用でき、大容量ファイルの安全な送受信と、プロジェクト単位でのファイル共有の両方に対応します。オンラインでのファイル表示・編集機能や上長承認機能、詳細なログ管理など、ビジネスに必要な機能をバランス良く備えています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 管理画面をはじめ、ツール全体の画面がわかりづらいです。シンプルな設計、シンプルな操作(送信ファイル選択からアップデートに移行するまでの入力など)で利用できるようになるとユーザー満足度は高まるのではないでしょうか。 |
- 価格:
- 初期費用 (税抜、通常モデル):
- 100GB~500GBプラン: ¥55,000
- 1TB~30TBプラン: ¥110,000
- 月額費用 (税抜、通常モデル、ユーザー数無制限):
- 100GBプラン: ¥27,500
- 1TBプラン: ¥55,000
- 5TBプラン: ¥137,500
- 30TBプラン: ¥280,500
- ※ネットワーク分離モデルやアプライアンスモデルは別途料金。
- 無料トライアル: 公式サイトには明記されていませんが、資料請求や問い合わせが可能です 。
- その他費用に関する特記事項: API連携、マルチテナント、クライアント認証、BCPバックアップなどは有償オプション 。
- 初期費用 (税抜、通常モデル):
- 主な機能一覧
- ファイル転送機能 (大容量対応、URL共有)
- ファイル共有機能 (プロジェクト共有、オンラインプレビュー・編集)
- 上長承認ワークフロー
- セキュリティ (SSL暗号化、ウイルスチェック、IPアドレス制限、WAF標準導入、ファイル暗号化)
- ログ管理 (詳細な操作ログ、管理者操作ログ)
- バージョン管理
- Microsoft Teams連携
- 多言語対応 (日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語)
- ユーザー数無制限
- 特徴・強み
- ファイル転送と共有の統合: 大容量ファイルの安全な送受信と、プロジェクト単位での継続的なファイル共有の両方のニーズに1つのサービスで対応できます 。
- ユーザー数無制限と柔軟なプラン: 全てのクラウドプランでユーザー数が無制限のため、コストを抑えつつ全社展開が可能です。ストレージ容量に応じた多彩なプランが用意されています 。
- 豊富なセキュリティ機能とログ管理: SSL通信暗号化、ウイルスチェック、IPアドレス制限、WAF標準装備に加え、上長承認機能や詳細な操作ログ管理により、セキュアなファイル運用を実現します 。
オンラインプレビュー・編集と多言語対応: OfficeファイルやPDFなどをダウンロードせずにブラウザ上でプレビュー・編集でき、業務効率を向上させます 。多言語対応により、グローバルな共同作業も支援します 。
URL: https://www.smoothfile.jp/
検索してヒットしやすくなる社内ファイル共有サービス「NotePM」
無料で使えるおすすめのファイル共有サービス5選
基本的には、機能性が高く業務の効率化につながる有料のファイル共有サービスを利用するのがおすすめですが、無料の製品も存在します。
無料ファイル共有サービスのおすすめ5選は以下のとおりです。
ツール名 | 特徴 |
---|---|
Google Drive |
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OneDrive |
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firestorage |
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MEGA |
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クロジカ |
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それぞれの特徴を解説します。
Google Drive
Google Driveは、Google Workspace (旧 G Suite) の中核をなすクラウドストレージサービスであり、特にGoogleドキュメント、スプレッドシート、スライドといった生産性向上ツールとのシームレスな連携を求めるユーザーに最適です。
個人ユーザーにも広く普及しているため操作に慣れている人が多く、導入のハードルが低い点が特徴です。
他のサービスと比較して、リアルタイム共同編集機能の強力さや、AIを活用した高度な検索機能に強みがあり、チームでのドキュメント作成や情報共有を効率化したい場合に大きな力を発揮するでしょう。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール |
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導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 共有をするための場所としては不適任かと思われる。社内の不特定多数が編集できるためかわからないが、ファイルの場所が探しにくいし奥深くのファイルを取ろうとすると重たい。これだったらNASでもいいと思う。 |
価格
- 初期費用: 0円
- 月額費用 (Google Workspaceのプランに含まれる):
- Business Starter: 680円/ユーザー/月 (30GB/ユーザー)
- Business Standard: 1,360円/ユーザー/月 (2TB/ユーザー)
- Business Plus: 2,040円/ユーザー/月 (5TB/ユーザー)
- Enterprise: 個別見積もり (必要に応じたストレージ)
- 無料トライアル: 14日間無料トライアルあり (Google Workspace)
- その他費用に関する特記事項: 個人向け無料版(15GB)もあります。ビジネス版はユーザー数や機能によりプランが異なります。
主な機能一覧:
- クラウドストレージとファイル同期 (パソコン版Google Drive)
- Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドとの完全統合
- 強力なリアルタイム共同編集機能
- AIを活用したファイル検索 (ファイル名、内容、画像内のテキストも検索対象)
- 共有ドライブ機能 (チーム用の共有スペース)
- 版管理機能
- オフラインアクセス機能
- Microsoft Officeファイルの編集・保存
特徴・強み
- Google生産性向上ツールとの完璧な統合: Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドで作成したファイルは直接Google Driveに保存され、特別な意識をすることなくバージョン管理や共有が行えます。このエコシステム内での作業効率は他の追随を許しません。
- 優れたリアルタイム共同編集: 複数ユーザーが同時に同じドキュメントを編集でき、変更箇所がリアルタイムに反映されます。コメント機能や提案モードも充実しており、円滑なコラボレーションを支援します。
- 強力な検索機能: Googleの検索技術が活かされており、ファイル名だけでなく、ドキュメント内のテキスト、さらには画像内の文字(OCR機能)まで検索対象となります。これにより、目的のファイルへ素早くアクセス可能です。
共有ドライブによるチームでのファイル管理: チームやプロジェクト単位で「共有ドライブ」を作成し、メンバー全員がアクセスできる共有スペースとしてファイルを一元管理できます。ファイル所有権が個人ではなくチームに帰属するため、担当者の異動や退職時にもファイルが失われる心配がありません。
URL: https://workspace.google.co.jp/intl/ja/products/drive/
OneDrive
OneDriveの無料プランは、Microsoftアカウントを持つすべてのユーザーに5GBのクラウドストレージを提供します。
特にWindows OSとの親和性が高く、OSレベルでの統合によりシームレスなファイル同期・バックアップが可能です。
Office Onlineを利用すれば、ブラウザ上でWordやExcelファイルの簡単な編集も行えます。個人のドキュメントや写真を手軽にクラウド管理したいWindowsユーザーにとって便利な選択肢です。
おすすめの人 |
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サポート体制 | 無料プランはMicrosoftのコミュニティフォーラムやオンラインヘルプが中心です。有料プランでは追加のサポートオプションがあります。 |
セキュリティ | 通信・保存データの暗호화、二段階認証、個人用Vault。Microsoft 365有料プランではランサムウェア保護などの追加機能があります。 |
連携可能なツール | Microsoft Office (Online版およびデスクトップ版の有料プラン)、Windows OS、Outlook.comなど。 |
導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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- 価格:
- 初期費用: 0円
- 月額(または年額)費用:
- 無料プラン: 0円 (5GBストレージ)
- Microsoft 365 Basic (個人向け有料プラン例): ¥260/月 または ¥2,440/年 (100GB)
- Microsoft 365 Personal (個人向け有料プラン例): ¥1,490/月 (1TB、Officeアプリ含む。記事内価格と公式サイト価格に差異あり、要確認) (公式サイトでは¥2,130/月 )
- 無料トライアル: Microsoft 365有料プランには無料トライアルがある場合があります。
- その他費用に関する特記事項: 無料プランの5GBは、他サービスとの共有はありません。
- 主な機能一覧
- クラウドストレージ (無料5GB)
- ファイル・フォルダ共有
- Office Online (Word, Excel, PowerPoint Online) での閲覧・簡易編集
- WindowsとのOSレベル統合によるファイル同期・バックアップ
- 写真の自動アップロード機能 (モバイルアプリ)
- 個人用Vault (重要ファイルを二重認証で保護)
- バージョン履歴
- マルチデバイス対応
- 特徴・強み
- Windows OSとの高い親和性: Windowsに標準で統合されており、特別な設定なしにエクスプローラーから直接ファイル操作や同期が可能です。PCのバックアップ先としても手軽に利用できます。
- Office Onlineとの連携: 無料でWebブラウザ版のWord, Excel, PowerPointが利用でき、OneDrive上のファイルを直接開いて閲覧・簡単な編集が可能です 。
- 個人用Vaultによるセキュリティ強化: 特に重要なファイルを二段階認証で保護する「個人用Vault」機能があり、セキュリティを高めたいファイルも安心して保管できます 。
クロスプラットフォーム対応: Windowsだけでなく、Mac、iOS、Android用のアプリも提供されており、様々なデバイスからファイルにアクセスできます 。
URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/office/homeuse/onedrive-about
firestorage
firestorage(ファイヤーストレージ)は、主に個人ユーザー向けに無料で大容量ファイルを転送できるサービスとして広く認知されていますが、法人向けの有料プランも提供しており、手軽さと大容量ファイル転送能力を求めるビジネスユーザーにも対応しています。
他のエンタープライズ向けサービスと比較すると機能はシンプルですが、その分、直感的に操作でき、登録なしでも一時的なファイル転送に利用できる手軽さが特徴です。
急ぎで大容量ファイルを送りたい、あるいはごくたまにしか大容量転送の必要がないといったニーズに適しています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール | 外部ツールとの積極的な連携機能は多くありません。主に単体でのファイル転送・共有に利用されます。 |
導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点
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価格
- 初期費用: 0円
- 月額費用:
- 無料会員: 0円 (1ファイル2GBまで、保存期間最大7日間、広告表示あり)
- ライトプラン: 1,037円/月 (1ファイル2GBまで、保存期間無制限可、広告非表示)
- 正会員プラン: 2,075円/月 (1ファイル10GBまで、ストレージ容量1TB~、専用アップローダーなど)
- 法人プラン: 9,800円/月~ (複数アカウント管理、セキュリティ機能強化など)
- 無料トライアル: 無料会員として基本的な機能を試用可能
- その他費用に関する特記事項: 法人プランはストレージ容量やアカウント数により価格が変動します。
主な機能一覧
- 大容量ファイルアップロード・ダウンロード
- ファイル保存期間設定
- パスワード設定
- ダウンロード通知
- アップロード専用URL発行 (相手にアップロードしてもらう機能)
- (法人プラン)複数アカウント管理、IPアドレス制限、監査ログ
特徴・強み
- 手軽さとスピード感: 会員登録なしでも、ブラウザからドラッグ&ドロップするだけで簡単にファイルをアップロードし、ダウンロードURLを発行できます。この手軽さは、急なファイル転送ニーズに応える上で大きなメリットです。
- 無料でも十分な転送容量: 無料会員でも1ファイルあたり2GBまでのファイルを転送可能であり、日常的なファイル転送の多くをカバーできます。
- 法人向けプランによるセキュリティ強化: 法人プランでは、複数アカウントの一元管理、IPアドレスによるアクセス制限、操作ログの確認といったビジネス利用に必要なセキュリティ機能が追加されます。
「未登録アップロード」機能の利便性: 相手に会員登録を強いることなく、専用URLを通じてファイルをアップロードしてもらえる機能は、外部とのファイル収集をスムーズにします。
MEGA
MEGA(メガ)は、ニュージーランドに拠点を置くクラウドストレージサービスで、特に「エンドツーエンド暗号化」による強力なプライバシー保護を前面に打ち出しています。
ユーザー自身が暗号化キーを管理するため、サービス提供者であるMEGAでさえもユーザーのファイル内容を閲覧できないという仕組みが最大の特徴です。他のサービスと比較して、この徹底したプライバシー志向と、無料プランでも比較的大容量のストレージ(変動あり、初期20GB程度)が提供される点が際立っており、機密性・秘匿性の高い情報を安全に保管・共有したい個人やチームに適しています。
おすすめの人 |
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サポート体制 |
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セキュリティ |
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連携可能なツール | サードパーティ製ツールとの連携は限定的です。APIは提供されています。 |
導入企業の一部 |
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利用したユーザーの評判 | 良いポイント
改善してほしい点 3ヶ月利用しないとアカウントまで削除されてしまうのは知りませんでした。削除前にメールが来て、そのときに初めて知りました。 |
価格
- 初期費用: 0円
- 月額費用 (個人向けProプラン、年間払いの場合):
- Pro Lite: €4.99/月 (400GBストレージ, 1TB転送枠)
- Pro I: €9.99/月 (2TBストレージ, 2TB転送枠)
- Pro II: €19.99/月 (8TBストレージ, 8TB転送枠)
- Pro III: €29.99/月 (16TBストレージ, 16TB転送枠)
- Businessプラン: €10.00/ユーザー/月 (3ユーザー以上、3TB~のストレージ、詳細な管理機能)
- 無料トライアル: 無料アカウントで基本機能と初期ストレージを利用可能
- その他費用に関する特記事項: ストレージ容量と月間転送枠によってプランが異なります。達成項目により無料ストレージを増やすことも可能です。
主な機能一覧
- エンドツーエンド暗号化によるクラウドストレージ
- ファイル同期クライアント (Windows, macOS, Linux)
- モバイルアプリ (iOS, Android)
- セキュアなファイル共有リンク (パスワード保護、有効期限設定可能)
- MEGAchat (エンドツーエンド暗号化チャット・ビデオ通話)
- バージョン管理
- ごみ箱からのファイル復元
特徴・強み
- ユーザー制御のエンドツーエンド暗号化: ファイルはユーザーのデバイス上で暗号化されてからMEGAのサーバーにアップロードされ、復号もユーザーのデバイス上で行われます。暗号化キーはユーザーのみが保持するため、MEGA自身もファイル内容を閲覧できません。この仕組みが、他の多くのサービスとの決定的な違いです。
- プライバシー重視の姿勢: サービス全体がプライバシー保護を最優先に設計されており、ユーザーデータの取り扱いに関しても透明性が高いです。
- クロスプラットフォーム対応と使いやすさ: Windows, macOS, Linux向けのデスクトップ同期クライアントや、iOS, Android向けのモバイルアプリが提供されており、どのデバイスからでもシームレスにファイルへアクセスできます。UIも比較的分かりやすいです。
セキュアなコミュニケーションツールも提供: MEGAchatを利用すれば、ファイル共有だけでなく、テキストチャット、音声通話、ビデオ通話もエンドツーエンドで暗号化された状態で安全に行えます。
ファイル共有サービスの種類
ファイル共有サービスには、以下のように2種類あります。
- ファイル転送型:ファイルを送る機能のみに特化しているもの
- クラウドストレージ型:ファイルの保管と転送の両方に対応しているもの
細かい機能はサービスごとに異なりますが、オンライン会議やチャットができるものなど多彩なサービスも増えています。
ほかのファイル共有方法
ファイル転送型・クラウドストレージ型以外にも、以下のような方法でファイルを共有できます。
- メールやチャット
- フラッシュメモリ(USBメモリ)
メールやチャットは、ファイルを別のツールにアップロードする手間がかかりません。ただし、添付できるサイズに制限があるため、大容量のファイルには向いていません。
フラッシュメモリは、指紋認証やPIN認証などのセキュリティ対策をおこなえる点がメリットです。しかし、共有するためには手渡しや郵送の手間がかかり、フラッシュメモリ自体を紛失したり盗難されたりするリスクもあるため、取り扱いには注意が必要です。
ファイル転送サービスとの違い
ファイル共有サービスとファイル転送サービスとの違いは、データを長期間保管するのか一時的に保管するのかです。
- ファイル共有サービス:データをクラウド上に保管
- ファイル転送サービス:データをクラウド上に「一時的」に保管
ファイル共有サービスは、データをクラウド上に蓄積させナレッジの共有を目的とします。しかし、データ転送サービスはデータ転送を目的としており、ダウンロードするとデータが消去されてしまいます。
それぞれの特徴を踏まえたうえで、どちらを利用するか検討する必要があるでしょう。
>関連記事:【2025年版】ファイル転送サービスおすすめ7選<法人・個人>を徹底比較!(無料あり)
検索してヒットしやすくなる社内ファイル共有サービス「NotePM」
ファイル共有サービスを選ぶ10個のポイント
ファイル共有サービスを選ぶ際は、以下の10個のポイントを確認しましょう。
- 十分なデータ容量があるか
- 利用できる端末やOSは充実しているか
- セキュリティ:自社の情報資産を「どう守るか」
- 目的を達成できる機能を有しているか
- 検索性が高くすぐに情報を発見できるか
- 誰でも使いやすい性能か
- ディザスタリカバリが整っているか
- コストパフォーマンスが優れているか
- データの保存期間が十分か
- サポート体制が整っているか
ファイル共有サービスには多くの種類があり、それぞれに特徴があります。自社にあったツールを導入するためにも、選び方を理解しておきましょう。
十分なデータ容量があるか
データ容量がどれくらい使用できるかは、ファイル共有サービスを選ぶうえで重要です。
ツールによってデータサイズに違いがあり、扱う情報量が多いとデータが足りなくなることもあるでしょう。実際にはすぐ利用することはなくても、余裕あるデータ容量のプランを選ぶことがポイントです。
利用できる端末やOSは充実しているか
利用できる端末の種類の豊富さは、業務の効率化に影響します。
たとえユーザーの多くがデスクワークだとしても、スマートフォンやタブレットからもアクセスできるほうが作業効率は上がります。同時に、利用できるOSも自社に合っているか確認することも重要です。
セキュリティ:自社の情報資産を「どう守るか」
ファイル共有サービスを選定する上で、セキュリティ対策の確認は避けて通れない最重要ポイントの一つです。単に「暗号化機能があるか」だけでなく、「どのような脅威から、どのように情報を守れるのか」という視点で、自社のセキュリティポリシーや扱う情報の機微性に応じて、以下の点を具体的に確認していくことが求められます。
- データの暗号化: 通信経路(アップロード・ダウンロード時)と保存データの両方が強力な暗号化方式(例: AES-256など)で保護されているか確認します。これにより、第三者による盗聴や不正アクセスから情報を守ることが可能になります。
- アクセス権限管理: フォルダやファイル単位で、誰が閲覧・編集・削除できるのかを細かく設定できる機能は不可欠です。役職やプロジェクトに応じて柔軟に権限を割り当てられるか、外部ユーザーとの共有時の権限設定はどうか、といった点を確認することで、内部不正や操作ミスによる情報漏洩リスクを低減できます 。
- 認証機能: ID・パスワード認証に加え、二要素認証(多要素認証)に対応しているかは必ず確認しましょう。これにより、万が一パスワードが流出した際にも不正ログインを防ぐ効果が高まります 。さらに、IPアドレス制限やデバイス認証機能があれば、より強固なアクセス制御が実現します。
- ログ管理・監査機能: 「誰が」「いつ」「どのファイルに」「何をしたか」といった操作ログが記録・確認できる機能は、不正アクセスの追跡や原因究明、内部統制の観点から重要です。ログの保存期間や検索の容易さも比較ポイントになり得ます。
- セキュリティ認証・コンプライアンス: ISO27001 (ISMS) やSOC2といった第三者機関によるセキュリティ認証の取得状況や、業界特有の規制(例: HIPAA、PCI DSS)への対応状況は、サービスの信頼性を客観的に判断する材料となり得ます。
これらの点を総合的に比較検討し、自社の求めるセキュリティレベルをクリアできるサービスを選び出すことが肝要です。無料トライアルなどを活用し、実際の管理画面で設定のしやすさを確認することもお勧めします。この確認作業は、将来的な情報漏洩インシデントを防ぐための重要な投資と捉えるべきでしょう。
目的を達成できる機能を有しているか
ツールを選択する際には、自社の目的を達成できる機能があるか調査しましょう。
ツールを導入する理由は、企業によって異なります。たとえば、データの蓄積や情報の共有化などです。
各ファイル共有サービスには特徴があり、目的を達成するのに必要な機能をもっているツールを選択する必要があります。必要な機能が搭載されていれば、データが生み出す効果をよりいっそう高められます。
検索性が高くすぐに情報を発見できるか
データを共有したいのであれば、検索性が高くすぐに情報を発見できるファイル共有サービスを選択しましょう。
ツールの容量が大きく多くのデータを蓄積できたとしても、ほしい情報がすぐに見つからなければ紛失した状態と変わりません。検索性が低いツールを導入すると、蓄積させた情報が埋もれてしまいます。
検索性が高ければほしい情報を瞬時に発見でき、データの共有がスムーズに進みます。データの共有は業務の効率化や、従業員の質の平準化に役立つため、ツールを選ぶときの重要なポイントです。
検索性の高いファイル共有サービスなら「NotePM」がおすすめです。
NotePMは検索時にPDFやExcelなどのファイル形式を問わず、全文検索してすぐに目的のデータを発見できます。検索結果では検索キーワードがマークアップされ、どの資料がほしい情報なのかわかりやすく表示されます。
誰でも使いやすい性能か
ファイル共有サービスが誰にでも使いやすい性能を有していれば、導入後の運用に成功しやすくなります。使いにくいツールを導入すると、投稿や更新、検索などをする際にストレスになります。
あまりに使いにくいツールの場合は、従業員が勝手に独自のツールを運用するかもしれません。独自のツールのセキュリティ性能が低い場合、情報漏えいにつながるおそれもあります。
操作性の高さや投稿・管理のしやすさ、簡単に設定できるかどうか、従業員の目線に立ってツールの性能を調査するのがコツです。
ディザスタリカバリが整っているか
ディザスタリカバリとは、災害によってシステムが利用できなくなった場合に復旧できるシステムのことです。
ファイル共有サービスの中には、長期間にわたってファイルを保存し、必要に応じて復旧してくれるものがあります。こういったディザスタリカバリのシステムが整っているファイル共有サービスなら、安心してファイルを保管できます。
コストパフォーマンスが優れているか
ファイル共有サービスの中には「無料で利用できる」「定額で多くのユーザーが利用できる」など、コストパフォーマンスの良さを売りにしているものもあります。
会社によっては、外部ツールの導入に多大なコストをかけられない場合もあります。その場合は、料金の安さと性能の良さのバランスをよく確認して、コストパフォーマンスに優れているかどうかを考えることも重要です。
データの保存期間が十分か
ファイル共有サービスによっては、データを保存できる期間が決まっている場合があります。ファイル共有サービスを選ぶ際は、データを長期間保存する必要があるのか、それとも一時的に保存できれば問題ないのかについても考えておきましょう。
とくに、無料で使えるファイル共有サービスを選ぶ際は、データの保存期間が決まっていないかどうかをよく確認してください。
サポート体制が整っているか
ファイル共有サービスを使っていると、使い方に不明点があったり、システム障害など不測の事態が発生したりする可能性があります。その際にファイル共有サービスの提供会社がサポートセンターを運営していれば、問い合わせることで不明点やトラブルを解決できます。
サポートの内容が充実していたり、問い合わせ対応時間が長かったりするファイル共有サービスは安心感が強いです。ファイル共有サービスをうまく使いこなせるか不安な方は、サポート体制の良さでファイル共有サービスを選ぶのもおすすめです。
検索してヒットしやすくなる社内ファイル共有サービス「NotePM」
ファイル共有サービスの3つのタイプ
パブリッククラウドストレージ
パブリッククラウドストレージは、ファイル共有サービスを提供している企業がインターネット上にクラウド環境を構築し、その中でサービスを利用できるタイプです。クラウド環境は他のユーザーと共同で利用します。
自社でファイル共有サービス用の環境を用意する手間がいらないため、サービス導入時のコストを抑えられる点がメリットです。
プライベートクラウドストレージ
プライベートクラウドストレージは、ファイル共有サービスを使うためのサーバー環境を自社で構築し、その中でサービスを利用するタイプです。
パブリッククラウドストレージと異なり、サーバー環境の構築・運用についてコストがかかってしまいます。しかし、自社のメンバーのみがアクセスできる環境下でファイル共有サービスを利用するため、セキュリティ面に関してはより安心できるというメリットがあります。
ハイブリッドクラウドストレージ
ハイブリッドクラウドストレージは、パブリッククラウドストレージとプライベートクラウドストレージの特徴を組み合わせたタイプです。自社でサーバーの管理・運用は行いませんが、管理データへのセキュリティをパブリッククラウドストレージより強くできます。
パブリッククラウドストレージやプライベートクラウドストレージでは実現できない、より柔軟な利用の仕方を求める人向けのタイプです。
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ファイル共有サービスの基本機能
ファイルの共有
ストレージにアップロードすることで、さまざまな相手とファイルの共有ができます。基本的に誰でもデータを閲覧できますが、権限を許可したユーザーだけがファイルの閲覧やダウンロードできるように設定することも可能です。
データのバックアップ
アップロードしたデータを保管する以外に、自動バックアップ機能も利用できます。サービスによっては複数の場所に保存するといった配慮もされており、万が一データ紛失があっても安心です。
ファイルの全文検索
ファイル名やフォルダ名だけでなく、WordやExcel、PDFなどの本文も含めて検索できる機能です。本文の検索ができないと見出し名だけで検索されるため、なかなかほしい情報が見つかりません。
全文検索しても検索結果はスピーディーに表示されるため、必要なファイルが簡単に見つかります。
暗号化によるセキュリティ
データは企業にとって重要な財産であり、ファイルを管理するうえでセキュリティは欠かせません。ファイル共有サービスの多くはファイルの管理を暗号化で行い、情報漏えいに配慮しています。
アカウントの一元管理
チームやプロジェクトなど、さまざまなカテゴリーでのアカウント管理の一元化が可能です。また、必要に応じて閲覧制限をかけるといった操作ができるサービスもあります。
オンライン会議やチャット
ファイルの共有と管理の他に、オンライン会議やチャット機能が使えるサービスも増えています。テレワークをする場合に、の導入のように、離れたメンバーとのミーティングや打ち合わせを行うときににも便利です。
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検索してヒットしやすくなる社内ファイル共有サービス「NotePM」
ファイル共有サービス導入のメリット6選
メリット①社内の情報を集約できる
ファイル共有サービス導入の大きなメリットの一つは、社内に散在する情報を一元的に集約し、管理できる点にあります。
従来、各部門のローカルサーバーや個人のPC内に分散しがちだった報告書、企画書、顧客データ、技術資料といった貴重な情報資産を、一つのプラットフォームに集めることで、組織全体の「情報の見通し」が格段に向上します。
これは単に「整理整頓が楽になる」というレベルに留まりません。
強力な検索機能を備えたサービスを選べば、必要な情報へ瞬時にアクセスできるようになり、これまで情報検索に費やしていた膨大な時間を削減できます 。
この「探す時間」の撲滅は、社員一人ひとりの生産性を直接的に高めるだけでなく、意思決定の迅速化や、過去の知見を活用した新たな価値創造にも繋がるでしょう。
さらに、部門やプロジェクトを横断した情報共有が円滑になることで、組織内のサイロ化を防ぎ、よりオープンで協力的なコミュニケーション文化の醸成にも寄与します。情報が一元化され、誰もがアクセスしやすくなる環境は、組織の知識創造能力そのものを高める基盤となり得るのです。
メリット②場所を問わずにファイルの共有が可能
ファイル共有サービスの多くは、PCやスマートフォン、タブレットなど複数の端末から利用可能です。そのため、自分のPCが近くにないときでも、スマートフォンやタブレットから簡単にアクセスできます。
出張先や移動中など、場所に左右されることなくいつでもファイルを共有できます。
メリット③複数人でも効率的に作業を進められる
ファイルが保存されているのは、オンライン上に用意されたストレージです。そのため、同時に複数のユーザーが作業を進められ、業務の効率化を図れます。
テレワークで遠隔地にいるメンバーや頻繁にやり取りが必要なクライアントとも、時間を無駄にすることなくスピーディーな作業ができます。
メリット④費用を抑えた管理と運用ができる
企業にとってコストをできるだけ抑えるのは重要であり、ファイル共有サービスのような低コストで利用できるツールを用いれば削減につながります。
多くのツールが月額での利用であり、定額またはユーザー数に応じて加算するといった形態のため無駄がありません。
セキュリティ対策も万全なサービスが多く、費用を抑えながら安心して運用できます。
メリット⑤デバイスの容量を気にせずにファイルを保存できる
パソコンにはデータの保存容量が設定されているので、大量のファイルを保存しようとしても限界があります。また、ファイルを容量のギリギリまで保存しているとパソコンが重くなるおそれもあります。
ファイル共有サービスを使えば、大量のファイルをパソコンに保存せずに済むため、デバイスの容量を気にする必要がありません。
メリット⑥ファイルが消失するリスクを軽減できる
仕事を進めるにあたって、災害やシステム障害などにより社内のデータが破損してしまうリスクは常につきまといます。
ファイル共有サービスにファイルを保存しておけば、万が一社内のデータが破損しても、ファイル共有サービス内のデータをバックアップとして利用可能です。ファイル共有サービスを利用すれば、事故でファイルが消失するリスクを軽減できるといえます。
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ファイル共有サービス導入のデメリット2選
デメリット①セキュリティ面の不安がある
クラウド型ファイル共有サービスの導入において、セキュリティに関する懸念は避けて通れない課題です。
確かに、自社管理外のサーバーに重要データを預けることに対する不安や、不正アクセス、設定ミスによる情報漏洩といったリスクは存在します 。
しかし、これらのリスクは「クラウドだから危険」と一概に結論づけるのではなく、具体的なリスク要因を理解し、適切な対策を講じることで大幅に軽減できることを認識する必要があります。
例えば、サービス提供事業者のセキュリティ対策レベル(暗号化技術、データセンターの安全性、第三者認証の取得状況など)を徹底的に確認することは基本です 。
それに加え、利用者側でのアクセス権限の適切な設定、強力なパスワードポリシーの施行、二要素認証の義務化、定期的なログ監査といった運用面での対策も極めて重要になります。
また、従業員に対するセキュリティ教育を徹底し、フィッシング詐欺やマルウェア感染への警戒心を高めることも欠かせません。
サービス選定時には、単に機能の有無だけでなく、「自社のセキュリティポリシーと照らし合わせて、許容できるリスクレベルか」「万が一インシデントが発生した場合のサポート体制や復旧プロセスは明確か」といった点を深掘りして確認することが求められます。
セキュリティはサービス任せにするのではなく、自社でも主体的に管理・運用する意識を持つことが、クラウドサービスを安全に活用するための鍵となるでしょう。
デメリット②カスタマイズ性の低いツールがある
ファイル共有サービスは事業者が構築したシステムを用いており、利用者は大幅なカスタマイズができません。
自社サーバーを利用していれば、運用方法にあったシステムに変更できます。しかし、ファイル共有サービスのシステムは事業者が構築しており、すでに用意されたツールをそのまま利用する必要があります。
ツールを導入する際には自社の運用方法にあった機能を備えてるか調査し、データを有効に活用できるか検討しましょう。
検索してヒットしやすくなる社内ファイル共有サービス「NotePM」
ファイル共有サービスの導入事例
ここでは、ファイル共有サービスの導入事例を紹介します。
- クライアントとスムーズなコラボレーションを実現|オリンパス
- 更新されない資料を一元化し情報の活用に成功|ブラザー工業株式会社
導入の背景や成果を見ていきましょう。
クライアントとスムーズなコラボレーションを実現|オンパリス
オリンパスは、カメラ以外にオーディオ製品や医療・ライフサイエンス技術など多岐にわたる分野で業務を展開しています。
オリンパスが抱えていた課題は、迅速に新製品を市場に投入し、競争に勝つということでした。そのために必要だったのは、規制に対してのスピーディーな対応やM&Aを迅速に進めるための手段です。
ファイル共有サービスを導入してからはクライアントとのコラボレーションもスムーズになり、迅速な取引や素早いキャンペーンの実施が実現しました。
更新されない資料を一元化し情報の活用に成功|ブラザー工業株式会社
ブラザー工業株式会社では、営業がそれぞれに資料を管理してクライアントに提供するという方法が主流でした。しかし、配布作業だけで30分以上かかることも多いうえに、内容が更新されないままの資料があるなど一本化されていないというのが課題でした。
問題を解決すべく、まず顧客管理システムとしてSalesforceを導入しました。Salesforceと連携可能なファイル共有サービスを採用し、導入後はファイルをひとつ更新するだけですべて最新の情報で統一でき、作業効率の大幅な改善を実現したのです。
検索してヒットしやすくなる社内ファイル共有サービス「NotePM」
ファイル共有サービスで情報を活かし業務効率化を図ろう
ファイル共有サービスとは、社内や社外など多くの人とデータを共有できるツールです。
データの共有が進めば、誰でもどこでも簡単に資料に目を通せて業務に必要な情報が手に入ります。ただし、ファイル共有サービスには多くの製品があり、自社にあったツールや検索性の高いものを選ぶ必要があります。
NotePMなら豊富なエディタ機能が搭載されており、パソコンが苦手な人でも簡単に情報の登録が可能です。データを検索する際には、どのようなファイル形式でも全文検索して表示されるためほしい情報がすぐ見つかります。
詳しい機能が気になる方は、ぜひ以下から無料トライアルを確認してみてください。