【2026年】動画共有ツールおすすめ7選|3タイプ別の選び方と比較

2026年07月31日(金) オンラインストレージ

動画共有ツールは、ファイル転送サービス・オンラインストレージ・動画配信プラットフォームの3タイプに大きく分かれます。どれを選ぶべきかは、共有相手が社内か社外か、どこまでのセキュリティが必要か、動画の容量がどれくらいか、料金がいくらかという4つの軸で決まります。

YouTubeの限定公開はパスワードで守れず、メール添付には容量の上限があります。業務で動画を継続的に共有するなら、用途に合った専用ツールを選ぶほうが安全で管理も安定します。

この記事では、3カテゴリの違いと選び方の基準を整理したうえで、おすすめの動画共有ツール7つをカテゴリ別に比較します。

なお、動画は手順を伝えるのに向く一方、目的の場面を探し当てるには時間がかかります。文字の資料を検索できるNotePMのようなツールと組み合わせる設計も、あわせて考えておくと運用が安定します。

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動画共有ツールとは? 3つの種類と使い分け

動画共有ツールは、ファイル転送サービス・オンラインストレージ・動画配信プラットフォームの3カテゴリに大別できます。どれも動画を相手に届ける手段ですが、共有の目的と期間によって適したカテゴリが変わるため、個別ツールを比べる前にカテゴリの特性を確認しておいてください。

  • ファイル転送サービス:一時的な受け渡しに特化。大容量を手早く送れるが保存期間に制限あり
  • オンラインストレージ:長期保管と継続的な共有を両立。権限管理やマルチデバイス対応が強み
  • 動画配信プラットフォーム:視聴体験に最適化。ファイルを渡さず再生させ、大人数配信や視聴分析に向く

1. ファイル転送サービス

ファイル転送サービスは、動画ファイルをクラウド経由で送受信する仕組みで、一時的な受け渡しに向いています。社外への動画納品や、メールでは送れない大容量ファイルを一度だけ渡したいときに使う場面が多いです。

ただしアップロードしたファイルには保存期間が設定され、一定日数を過ぎると自動で削除されます。継続的に閲覧させたい動画の置き場所には向きません。

2. オンラインストレージ

オンラインストレージは、クラウド上にファイルを保管し、共有リンクや権限設定で必要な相手にだけアクセスを許可できる仕組みです。長期保管と継続的な共有を両立できる点が、転送サービスとの大きな違いになります。

社内の動画マニュアルを保管して部門をまたいで使い回したり、更新のたびに同じフォルダで最新版を共有したりする用途に向いています。閲覧のみ・編集可といった権限を相手ごとに変えられるので、管理の主導権を手元に残せます。

3. 動画配信プラットフォーム

動画配信プラットフォームは、ファイルを渡すのではなくストリーミング再生で視聴させる仕組みのため、大人数への同時配信に向いています。社内研修を一斉に流したり、クライアントに動画プレゼンテーションを見せたりする場面で力を発揮します。

相手はファイルをダウンロードするのではなく、ブラウザ上で再生します。誰がどこまで視聴したかを分析できるものもあり、「渡す」ストレージに対して「見せる」ことに最適化されている点が使い分けの分かれ目です。

動画共有ツールはどう選ぶ? 用途で決まる4つの比較観点

共有相手・セキュリティ要件・容量・料金の4軸で自社の要件を先に整理してから比較に入ると、導入後のミスマッチを防げます。

1. 共有相手と公開範囲

まず決めたいのは、動画を見せる相手が社内だけなのか、社外を含むのかです。ここで必要なツール機能が変わります。

社内限定なら、組織アカウントでメンバーを管理し、権限でアクセスを制御できるツールが向いています。一方で社外を含む場合は、アカウントを持たない相手にも渡せる共有リンクの公開範囲設定や、ゲストアクセス機能が必要になります。社外共有では「リンクを知っている人まで」なのか「指定した人だけ」なのかを設定できるかを確認してください。

2. セキュリティ要件(パスワード保護・ダウンロード制限・ログ)

機密性の高い動画を扱うなら、パスワード保護・ダウンロード禁止・アクセスログ取得の3機能を、ツール選定の必須条件に含めてください。この3つが揃わないと、共有相手を絞ったつもりでも実際には制御できていない状態になります。

例えばVimeoの有料プランでは、閲覧時にパスワード入力を求める設定ができ、動画の視聴先を制限できます(出典:Vimeo「Vimeo プライバシー設定機能」)。無料ツールではこうした保護が使えないか、機能が限定されることが多いため、扱う動画の機密度に応じて見極めが要ります。

3. ファイルの容量と保存期間

動画ファイルは1本で数百MB〜数GBになります。フルHDの10分動画でも1〜2GB程度になるため、無料プランの2〜5GBはすぐに容量上限へ達します。日常的に共有するなら、アップロード上限とストレージ容量を最初に確認してください。

なお、サービスによってはアップロード時に動画を再エンコードして画質が下がることがあるため、納品用途では元画質が保たれるかも確認してください。

4. 料金体系と無料プランの限界

無料プランは容量が限られるうえ、パスワード保護やダウンロード禁止といった機能は有料プラン限定の場合が多いです。無料で始めても、セキュリティ要件を満たそうとした時点で有料への移行が必要になるケースがあります。

目安として、共有する動画が数本にとどまり社内の限定的な相手だけなら無料でも回りますが、本数が増える・社外に安全に見せる・視聴を制御するといった要件が加わると有料プランの検討ラインに入ります。各ツールの具体的な容量と価格は、次の章の比較で確認してください。

おすすめの動画共有ツール7選

ファイル転送・オンラインストレージ・動画配信プラットフォームの3カテゴリから、実績のある7ツールを選びました。まず下表で全体像を把握し、自社の要件に近いツールを絞り込んでください。

ツール名カテゴリ無料プランの容量パスワード保護有料プランの最安価格
ギガファイル便ファイル転送1ファイル300GBまで(無制限)あり無料で利用可(オプション課金あり)
Google ドライブオンラインストレージ15GBなし(リンク共有のみ)月額250円〜(Google One)
Microsoft OneDriveオンラインストレージ5GBあり(有料プラン)月額260円〜(Microsoft 365 Basic)
Dropboxオンラインストレージ2GBあり(有料プラン)年額18,000円〜(Standardプラン)
Boxオンラインストレージ10GB(アップロード上限250MB)あり(法人プラン)要問い合わせ
Vimeo動画配信プラットフォームなし(有料のみ)あり月額12ドル〜(Starterプラン)
YouTube(限定公開)動画配信プラットフォーム容量制限なしなし(設定不可)無料

1. ギガファイル便

運営会社株式会社ギガファイル
サービス種別ファイル転送サービス
主な利用者層個人・中小企業の業務担当者
主な機能大容量ファイルの転送、ダウンロードURL発行、保存期間設定、パスワード設定
セキュリティ機能パスワード保護(任意設定)
料金基本無料(広告表示あり)

ギガファイル便は、ユーザー登録不要で大容量ファイルを転送できる国内定番のファイル転送サービスです。

1ファイルあたり300GBまでの転送を無料で利用でき、数GBを超える研修動画や制作物の納品データも送れます。アップロードしたファイルはアップロード後最大100日間保持され、期間が過ぎると自動削除されます。長期保管には向きませんが、一時的な受け渡しには十分な仕組みです。

注意点が2つあります。1つは広告が表示されること、もう1つは保存期間を過ぎるとファイルが消えることです。受け取り側に期限内のダウンロードを案内するひと手間が必要になります。

ギガファイル便公式サイトはこちら

2. Google ドライブ

運営会社Google LLC
サービス種別オンラインストレージ
主な利用者層個人・中小〜大企業の幅広いユーザー
主な機能ファイルの保存・共有、共有リンク発行、閲覧権限設定、Google Workspace連携
セキュリティ機能共有範囲の設定(特定ユーザー・リンクを知っている全員・組織内限定)、閲覧のみ・コメント・編集の権限制御
料金無料15GB / 有料はGoogle One(月額250円〜)またはGoogle Workspace(月額680円〜)

Google ドライブは、Googleアカウントがあれば追加設定なしで動画のアップロードと共有を始められるオンラインストレージです。無料で15GBまで利用でき、すぐに使い始められます。

共有リンクの公開範囲はファイル単位で設定でき、「特定のユーザーのみ」「リンクを知っている全員」「組織内のみ」から選べます。閲覧のみ・コメント・編集と権限を相手ごとに指定できるため、外部への共有でも意図しない編集を防げます。

ただし15GBはGmail・Google フォトと共用です。動画を頻繁に共有する運用では、早い段階で容量が不足します。継続的な動画共有を想定するなら、有料プランへの移行コストをあらかじめ見込んでおいてください。

Google ドライブ公式サイトはこちら

3. Microsoft OneDrive

運営会社Microsoft Corporation
サービス種別オンラインストレージ
主な利用者層Microsoft 365を利用する企業・個人
主な機能ファイルの保存・共有、Word/Excel/PowerPointとの共同編集、共有リンク発行、Teams連携
セキュリティ機能共有リンクのパスワード設定(有料プラン)、有効期限設定、ダウンロード禁止設定
料金無料5GB / Microsoft 365 Basic 月額260円(100GB)〜

Microsoft OneDriveは、Microsoftが提供するオンラインストレージです。無料で5GBのクラウドストレージが利用でき、Microsoft 365 Basicプランで月額260円から100GBへ拡張できます。

最大の強みは、Microsoft 365との統合です。Word・Excel・PowerPointとの共同編集に対応しており、すでにMicrosoft環境を業務基盤にしている企業なら追加の学習コストなく導入できます。Teams経由でのファイル共有とも自然につながります。

一方、無料の5GBはGoogle ドライブの3分の1程度と少なく、動画ファイルを数本保存するだけで上限に近づきます。Microsoft環境でない企業が動画共有のためだけに選ぶ理由は薄く、Microsoft 365をすでに使っている組織向けのツールと考えてください。

Microsoft OneDrive公式サイトはこちら

4. Dropbox

運営会社Dropbox, Inc.
サービス種別オンラインストレージ
主な利用者層クリエイター・制作会社・中小〜大企業
主な機能ファイルの保存・同期・共有、Dropbox Replayによる動画レビュー・コメント機能、バージョン管理
セキュリティ機能共有リンクのパスワード設定(有料プラン)、有効期限設定、閲覧者限定共有
料金無料2GB(Basicプラン)/ Standardプラン 年額18,000円/ユーザー(チーム全体5TB)

Dropboxは、ファイルの同期・共有に強みを持つオンラインストレージです。無料のBasicプランは2GBまでの利用にとどまり、動画ファイルを日常的に共有するには有料プランへの移行が必要です。

法人向けのStandardプランは年額18,000円/ユーザーで、チーム全体で5TBの容量を使えます。大量の動画ファイルを蓄積しながら共有する制作現場には十分な容量です。

他ツールとの差別化ポイントがDropbox Replayです。動画の特定シーンにタイムコード付きコメントを残せる動画レビュー機能で、制作物のフィードバックをメールやチャットのやりとりなしで完結させられます。動画制作に関わるチームが使うなら、この機能の有無が選定の分かれ目になります。

Dropbox公式サイトはこちら

5. Box

運営会社Box, Inc.
サービス種別オンラインストレージ(法人向けクラウドコンテンツ管理)
主な利用者層セキュリティを重視する中〜大企業
主な機能ファイルの保存・共有、7段階のアクセス権限設定、電子透かし、外部コラボレーション管理
セキュリティ機能7段階アクセス権限、電子透かし、パスワードポリシー、ダウンロード禁止、ウイルススキャン
料金無料Individualプラン(10GB・アップロード上限250MB)/ Businessプラン以上で容量・ユーザー数無制限

Boxは、法人向けのセキュリティ機能を重視して設計されたオンラインストレージです。無料のIndividualプランはストレージ10GBでアップロード上限は250MBのため、大容量の動画共有には法人プランが必要です。

法人向けのBusinessプランはストレージ容量とユーザー数が無制限で、電子透かしやパスワードポリシーなど高度なセキュリティ機能を備えています。アクセス権限は7段階で設定でき、「閲覧のみ」「ダウンロード禁止」「コメント可」といった細かいコントロールが可能です。機密性の高い動画を特定の取引先にだけ公開するといった用途に対応できます。

コストは他のストレージより高くなりますが、情報漏えいのリスクを厳しく管理しなければならない業種や、コンプライアンス要件が厳格な企業にとっては、そのセキュリティ水準が選ぶ理由になります。

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6. Vimeo

運営会社Vimeo, LLC
サービス種別動画配信プラットフォーム
主な利用者層クリエイター・制作会社・企業のマーケティング担当者
主な機能動画のホスティング・共有、パスワード保護、ドメイン限定公開、埋め込みプレーヤー、動画分析
セキュリティ機能パスワード保護、プライバシーハッシュ付きURL、ドメイン限定公開、ダウンロード禁止設定
料金Starterプラン 月額12ドル〜(無料プランなし)

Vimeoは、動画の視聴先を細かく制御できる動画配信プラットフォームです。Starterプラン(月額12ドル)からパスワード保護やプライバシーハッシュ付きURLでの限定公開が利用でき、URLを知っていても認証なしでは再生できない仕組みを実現します。

ドメイン限定公開を使えば、自社サイトや特定のクライアントページに埋め込んだ動画だけが再生可能になり、URL流出を想定した多重の対策を取れます。有料プランでは広告が一切表示されないため、YouTubeとは異なり第三者の広告がブランドイメージを損なう心配もありません。

無料プランは用意されておらず、動画共有に特化した有料サービスです。ただし「パスワードで視聴者を限定したい」「広告なしでクライアントに動画を見せたい」という要件を持つ企業にとっては、他のツールでは代えが利きにくい選択肢です。

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7. YouTube(限定公開)

運営会社Google LLC
サービス種別動画配信プラットフォーム
主な利用者層個人・中小企業・コンテンツ発信者
主な機能動画のアップロード・ストリーミング、限定公開URL発行、字幕自動生成、埋め込みプレーヤー
セキュリティ機能限定公開URL(パスワード設定は不可)
料金無料(容量制限なし)

YouTube(限定公開)は、Googleアカウントがあれば無料で容量制限なく動画を共有できる手段です。15分を超える動画も電話番号による本人確認を済ませると投稿でき、手軽さという点では他のツールにない強みがあります。

しかし、ビジネス利用には明確な限界があります。YouTubeでは限定公開の動画にパスワードを設定することはできません。限定公開の動画は、そのURLを知っている人なら誰でも視聴できます。

URLが転送されると想定外の相手にも動画が見られるため、社外秘の研修動画やクライアント向け制作物の共有には向きません。

「誰に見せても問題ない動画を、とにかく手軽に共有したい」という用途であれば選択肢に入ります。ただし機密性が少しでもある動画には、パスワード保護に対応したVimeoやBoxへの切り替えを検討してください。

YouTube公式サイトはこちら

動画共有でよくある3つの失敗と回避策

動画共有でつまずきやすいのは、YouTube限定公開のURL拡散・無料プランの容量超過・担当者退職によるファイル消失の3つです。いずれもツール選定時の設定と運用ルールの整備で事前に防止できます。

1. YouTube限定公開URLの外部拡散

YouTube限定公開はパスワード設定ができず、URLを転送されると想定外の第三者にも動画を見られます(出典:デジハクmagazine(YouTube(Google)調査)「YouTubeの限定公開とは?設定や共有方法・注意点を解説!」2025年)。

共有相手を絞ったつもりでも、リンク1つが外に出れば制御は効きません。

機密性のある動画は、Vimeoのパスワード保護やオンラインストレージの閲覧権限設定に切り替えることで拡散リスクを抑えられます。相手ごとにアクセスを許可する方式にすれば、URLが独り歩きしても閲覧を防げます。

2. 無料プランの容量超過

動画ファイルは1本で数百MB〜数GBになるため、Dropbox無料の2GBやOneDrive無料の5GBはすぐ容量上限に達します。上限に達すると新規アップロードや共有が止まり、業務が滞ります。

防ぐには、定期的な容量確認と不要ファイルの整理をルール化し、上限が近づいた時点で有料プランへの移行を検討してください。

3. 担当者の退職によるファイル消失

個人アカウントに紐づくストレージで動画を管理していると、退職時にアカウントごとデータが削除され、復旧できなくなるおそれがあります。担当者の私的なGoogleアカウントやDropboxアカウントで動画を持っている状態は、そのまま引き継ぎの空白につながります。

回避策は、法人アカウントまたはチーム共有フォルダで動画を管理し、個人アカウントへの依存を排除することです。所有権を組織側に置いておけば、担当者が変わってもファイルは残り、退職時のデータ消失を防げます。

まとめ

動画共有ツールはファイル転送サービス・オンラインストレージ・動画配信プラットフォームの3カテゴリに分かれ、共有相手・セキュリティ要件・容量・料金の4軸で要件を整理すれば、YouTube限定公開やメール添付の制約から脱して自社の用途に合うツールを選べます。一時的に大容量を渡すなら転送サービス、社内で継続して使い回すならストレージ、大人数に見せるなら配信が目安です。

次の一歩として、まず無料プランで操作性と容量を確認し、セキュリティ機能や容量が足りなければ有料プランへ段階的に移行してください。機密動画を扱うなら、パスワード保護やアクセス権限が使えるかを試用の段階で必ず確かめておくと、導入後のミスマッチを避けられます。

ツール無料プラン容量有料最安
ギガファイル便1ファイル300GB(登録不要)無料
Google ドライブ15GB要問い合わせ
Microsoft OneDrive5GB月額260円(100GB)
Dropbox2GB年額18,000円/ユーザー
Box10GB(アップロード250MBまで)要問い合わせ
Vimeo月額12ドル
YouTube(限定公開)容量制限なし無料

まずは自社の要件に近いカテゴリを1つ選び、そのカテゴリのツールを無料で試すところから始めてみてください。実際に動画を1本アップロードして共有の設定を触れば、料金表だけでは分からない使い勝手が見え、自社に合うかどうかを自分で判断できます。

動画だけで運用すると、必要な箇所にたどり着くまでの時間が積み上がります。NotePMは、手順書やマニュアルをAIが検索して要約で答えるため、動画と文字資料を役割で分けて運用できます。社内向けの共有基盤を整えたい場合は、30日間の無料トライアルから始めてみてください。

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