ビジネスシーンでは、オンライン上でファイル共有が必要になる場面が多数存在します。ここで役立つのが、ファイル共有ソフトです。ファイル共有ソフトを用いることで、セキュリティを強化しつつ手軽にファイル共有を行うことが可能になります。本記事では、ファイル共有ソフトの意味やセキュリティを高めるポイントなどを解説した後、ビジネスシーンで活躍するおすすめのファイル共有ソフトを紹介します。
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目次
ファイル共有ソフトとは
ここでは、ファイル共有ソフトの意味を解説します。ファイル共有ソフトとは、インターネット上に存在するオンラインストレージに、文書や画像などファイルを保存・共有できるサービスのことです。オンラインであれば、どこからでもアクセスでき、不特定多数のユーザーともファイルをやり取りできます。また、バックアップソフトとしても活用できます。さらに、PCだけでなくスマートフォンからもアクセスできるサービスが多く、場所を問わずファイルにアクセス可能です。
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ファイル共有ソフトの概要と種類
ファイル共有ソフトの中でも、P2P型ファイル共有ソフトは代表的なものです。ここでは、P2P型ファイル共有ソフトに関する基礎知識として、以下の3つを解説します。
- P2P型ファイル共有ソフトの概要
- P2P型ファイル共有ソフトの種類
- P2P型ファイル共有ソフトの問題点
それでは、1つずつ解説します。
P2P型ファイル共有ソフトの概要
基礎知識の1つ目は、P2P型ファイル共有ソフトの概要です。P2P(Peer to Peer)とは、PC同士がサーバーを経由せず直接やり取りできる仕組みのことです。現在でも、ブロックチェーンなど様々な技術に応用されています。
P2P型ファイル共有ソフトの種類
基礎知識の2つ目は、P2P型ファイル共有ソフトの種類です。ここでは、以下の表に3種類まとめました。
ピュアP2P | ・データが存在する場所をユーザー端末で分散管理してやり取り
・データをサーバーで管理しない |
ハイブリッドP2P | ・データが存在する場所をサーバー側で管理(データ自体は管理しない)
・ユーザー端末同士でやり取り |
スーパーノード型P2P | ・データが存在する場所をスーパーノードと呼ばれるハイスペックなユーザー端末で管理
・ユーザー端末同士でやり取り ・データのやり取りが高速 |
P2P型ファイル共有ソフトの問題点
基礎知識の3つ目は、P2P型ファイル共有ソフトの問題点です。ここでは、以下の4つを解説します。
- ウイルス感染のリスク
- データが不特定多数に公開
- 一度アップロードされたファイルの削除は困難
- 著作権侵害のリスク
それでは、1つずつ解説します。
ウイルス感染のリスク
問題点の1つ目は、ウイルス感染のリスクです。悪意あるユーザーがP2P型ファイル共有ソフトを用いてウイルス入りのファイルを公開したとします。すると、同じファイル共有ソフトをインストールしているユーザーがそのファイルを受け取ると、ウイルス感染が引き起こされるのです。感染したウイルスが原因で、データ消失や設定変更など大きなリスクが生じます。
データが不特定多数に公開
問題点の2つ目は、データが不特定多数に公開される恐れがあることです。P2P型ファイル共有ソフトを通じてウイルスに感染すると、それが原因でインターネット上に自分の端末に保存していたデータが公開されることも、大きなリスクです。このデータは不特定多数に公開される恐れがある上、一度公開されてしまったデータが世界中に拡散する恐れがあります。
一度アップロードされたファイルの削除は困難
問題点の3つ目は、一度アップロードされたファイルの削除は困難であることです。不特定多数に対してデータが公開されると、第三者がそのファイルのコピーを作ることは十分可能です。そのため、ユーザー間のネットワークに大量のコピーができる恐れがあります。これらの大量のコピーは、全て削除することは極めて困難です。そのため、情報漏えいの被害がさらに拡大することも珍しくありません。
著作権侵害のリスク
問題点の4つ目は、著作権侵害のリスクです。個人で使用する目的でファイルをダウンロードしても、P2P型ファイル共有ソフトを通じてそのファイルがインターネット上で公開される恐れがあります。この場合、ユーザーにその気がなくとも、著作権所有者から、そのファイルを無断でインターネット上に公開したとみなされる恐れがあるのです。
ファイル共有ソフトにおいてセキュリティを高めるポイント
ここでは、ファイル共有ソフトにおいてセキュリティを高めるポイントとして、以下の2つを解説します。
- アンチウイルスソフトの導入
- データが不特定多数に公開
それでは、1つずつ解説します。
アンチウイルスソフトの導入
ポイントの1つ目は、アンチウイルスソフトの導入です。セキュリティを脅かす代表的なリスクは、コンピューターウイルスです。そのコンピューターウイルスへの代表的な対策は、アンチウイルスソフトの導入です。ただし、アンチウイルスソフトを導入しても、全てのウイルスに対応できるわけではないことに注意しましょう。
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アカウントの個別設定
ポイントの2つ目は、アカウントの個別設定です。複数人でパソコンを共有している場合、他の方がインストールしたファイル共有ソフトが原因で、トラブルに巻き込まれることがあります。そのトラブルを回避するには、アカウントの個別設定を行い、他の人がインストールしたファイル共有ソフトの影響が出ないようにすることが有効です。
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ビジネスで活躍するファイル共有ソフトおすすめ8選を比較
ここでは、ビジネスで活躍するおすすめのファイル共有ソフトを8つ紹介します。
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NotePM
NotePMは、ファイル共有ソフトとしても活用できる社内wikiです。5,000社以上の豊富な実績を有しており、安心です。検索機能や閲覧制限機能など、ナレッジ共有に役立つ豊富な機能を有しています。まずは、30日間の無料トライアルから始めましょう。また、無料のオンラインデモ・個別相談会も実施しておりますので、併せてご利用ください。
NotePMの特徴
- 5,000社以上の豊富な実績
- ナレッジ共有に役立つ豊富な機能
- 30日間の無料トライアルあり
URL: https://notepm.jp/
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SharePoint
SharePointは、Microsoftが提供するファイル共有ソフトです。シームレスなファイル共有や共同作業を、強力にサポートしてくれます。これにより、ビジネスプロセスに変革に大いに活用できるでしょう。世界中20万超の組織、1.9億人以上が使用している実績を活かして、あなたの会社でも大いに役立つはずです。電話やチャットで問合せ可能なので、疑問点があったら気軽に問合せましょう。
SharePointの特徴
- シームレスなファイル共有や共同作業を強力サポート
- 世界中20万超の組織、1.9億人以上が使用
- 電話やチャットで問合せ可能
URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/sharepoint/collaboration
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Box Business
Box Businessは、ストレージ制限なしのファイル共有ソフトです。アップロードサイズは5GBまで可能です。Boxアカウントを常時監視し、セキュリティを強化できます。例えば、削除されたファイルを調査したい場合、いつだれが削除したか条件を絞り込んで特定できます。まずは、14日間の無料トライアルから始めましょう。
Box Businessの特徴
- ストレージ制限なし!5GBのアップロードサイズ
- Boxアカウントを監視し、セキュリティ強化
- 14日間の無料トライアルあり
URL: https://www.box.com/ja-jp/pricing/biz
使えるファイル箱
使えるファイル箱は、低価格で使いやすいため中小企業に人気のファイル共有ソフトです。月払いプランだけでなく、お得な年払いプランも用意しています。専用インターフェイスではなく、既存のOS(Windows:Explorer、Mac:Finder)を使えるので、普通のPCと同じ容量で簡単に操作できます。また、電話やメール、チャットで迅速にサポートしてくれることも高ポイントです。
使えるファイル箱の特徴
- 低価格で使いやすいため中小企業も導入しやすい
- 普通のPCと同じ要領で簡単操作
- 電話やメール、チャットで迅速にサポート
URL: https://www.tsukaeru.net/file-bako
セキュアストレージ
セキュアストレージは、セキュリティに強みをもつファイル共有ソフトです。通信の暗号化やクライアント証明書認証など、セキュリティを強化する機能を豊富に有しています。プランは3種類で、いずれもユーザー数無制限です。オプション機能も豊富なので、必要に応じて追加を検討しましょう。
セキュアストレージの特徴
- 通信の暗号化やクライアント証明書認証など、セキュリティに強み
- 3種類の料金プランはいzれもユーザー数無制限
- セキュリティや利便性を高めるオプション機能も充実
URL: https://securestorage.jp/
セキュアSAMBA
セキュアSAMBAは、中小企業向けに強みのあるファイル共有ソフトです。中小企業を中心に、4,000社以上もの導入実績を誇ります。端末にインストールするだけで、簡単にクラウド上でファイル共有できるようになるため、ファイル共有にかかる手間が大幅に削減されます。フリープランもありますので、まずはお気軽にお試しください。
セキュアSAMBAの特徴
- 中小企業を中心に、導入実績は4,000社以上!
- 端末にインストールするだけで、簡単にクラウド上でファイル共有
- まずはフリープランからお試しください
URL: https://info.securesamba.com/
Fleekdrive
Fleekdriveは、世界190カ国での導入実績を有するファイル共有ソフトです。セキュリティを強化する機能が豊富で、安心して相手とファイル共有ができます。また、定期的にセミナーを主催しているため、そこでFleekdriveの使い方を学ぶと、一層理解が深まるはずです。まずは、30日間の無料トライアルから始めましょう。
Fleekdriveの特徴
- 世界190カ国での導入実績
- セミナーを定期的に実施!Fleekdriveを使いこなそう
- 30日間の無料トライアルあり
URL: https://www.fleekdrive.com/
GigaCC ASP
GigaCC ASPは、純国産ファイル共有ソフトです。多くの導入実績があり、その豊富なノウハウを活かして、パスワードルール設定や宛先制限など充実のセキュリティ機能を誇ります。料金プランは3種類で、利用方法によって最適なプランを選びましょう。まずは無料トライアルからお試しください。
GigaCC ASPの特徴
- 豊富な導入実績を活かした充実のセキュリティ機能
- 料金プランは3種類!利用方法によって最適なプランを選ぼう
- ホームページから無料トライアル申し込み可能
URL: https://www.gigaccsecure.jp/
マニュアル作成・ファイル共有が簡単できるサービス「NotePM」
NotePMのPDF資料をダウンロード ⇒ こちらから
まとめ
本記事では、ファイル共有ソフトの意味やセキュリティを高めるポイントなどを解説した後、おすすめのビジネスシーンで活躍するおすすめのファイル共有ソフトを紹介しました。テレワークの急速な拡大もあり、昨今ますますビジネスシーンでオンライン上のファイル共有が必要になる場面が増えています。それには、ファイル共有ソフトの活用が有効です。手軽にファイル共有できる上に、セキュリティ機能が充実しているファイル共有ソフトも多いので、まずは本記事で紹介した8つのツールから、導入を検討してはいかがでしょうか。
検索性に優れたマニュアル作成・ナレッジ管理ツール「NotePM」
NotePM(ノートピーエム) は、Webで簡単にマニュアル作成できて、強力な検索機能でほしい情報をすぐに見つけられるサービスです。さまざまな業界業種に導入されている人気サービスで、大手IT製品レビューサイトでは、とくに『使いやすいさ・導入しやすさ』を高く評価されています。
NotePMの特徴
- マニュアル作成、バージョン管理、社外メンバー共有
- 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
- 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
- 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる