【2024年版】写真のクラウド共有におすすめのサービス8選を徹底比較!利用のメリットや注意点も解説

2024年11月14日(木) オンラインストレージ

 

仕事で写真を取り扱う機会が多く、ストレージが容量不足を起こしがちだという人もいるかもしれません。端末の容量が圧迫されて動作が遅くなると、業務にも支障が出てしまいます。スムーズに作業を行うためにも、大容量の写真データを保存できるクラウド共有サービスを活用していきたいものです。

本記事では、写真のクラウド共有サービスや利用のメリット・注意点を解説し、おすすめのクラウド共有サービスを徹底比較して紹介します。

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写真のクラウド共有サービスとは

写真のクラウド共有サービスとは、撮影した写真を保存できるインターネット上のストレージです。クラウドサービスのアカウントを作成して利用します。クラウド上に格納した写真データは、URLを取得して他の端末からも閲覧できます。ビジネス上では、プロジェクトメンバーと画像データを共有することも容易に行えます。

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写真をクラウド共有するメリット

写真のクラウド共有サービスを利用するメリットは、主に以下の5つがあります。

  • 簡単に操作できる
  • 導入コストがかからない
  • 容量の追加が容易にできる
  • バックアップが必要ない
  • 閲覧する端末を選ばない

それぞれ、解説していきます。

簡単に操作できる

写真をクラウド共有するメリットの1つ目は、簡単に操作できることです。使い方を知らなくても、画面の指示に従うだけで写真データの共有が簡単に行えます。誰でも使いやすく、導入も手軽である点が魅力です。プライベートはもちろん、仕事でも活用しやすいサービスです。多くの企業が導入しており、従来のメールを使ったデータの受け渡しよりも、効率的かつ短時間に写真データを受け渡すことができます。

導入コストがかからない

写真をクラウド共有するメリットの2つ目は、導入コストがかからないことです。クラウド共有サービスの多くは、無料で利用できます。ただし、無料のクラウドサービスでも、容量によっては有料となる場合があるため注意が必要です。基本的には、導入コストがかからないため、写真データを多く持つ人ほどそのメリットを実感できるでしょう。

容量の追加が容易にできる

写真をクラウド共有するメリットの3つ目は、容量の追加が容易にできることです。多くのクラウドサービスでは、大量の写真データを共有するためには有料プランに加入する必要があります。しかし、月額いくらといった固定のプランではなく、利用料に応じて容量を増やせるプランなども存在します。まずは無料で操作感などを確認し、本格的な運用では有料プランに切り替えるという方法もあります。

バックアップが必要ない

写真をクラウド共有するメリットの4つ目は、バックアップが必要ないことです。クラウド共有サービスでは、写真のバックアップが自動で行われています。そのため、仮に画面操作を誤って消去してしまったとしても、写真データが完全になくなることはありません。また、端末保存やストレージ機器で保存していると、水濡れなどによるトラブルで画像データを紛失してしまう恐れがありますが、クラウド共有サービスでは起こりません。写真を保存するたびに手動でバックアップを行うのは手間と時間がかかるものです。自動で画像のバックアップをしてくれるクラウド共有サービスの活用は、業務の効率化にもつながるでしょう。

閲覧する端末を選ばない

写真をクラウド共有するメリットの5つ目は、閲覧する端末を選ばないことです。写真の保存先がインターネット上にあるため、タブレットでもスマートフォンでもPCでもアクセスできます。従来の端末保存であれば、保存された端末でしか閲覧はできませんでした。しかし、クラウド共有サービスでは、アカウントさえ共有していれば複数の端末から利用が可能です。例えば、外出中にタブレットから写真を閲覧したり、スマートフォンで撮った写真を会社のPCで編集したりなども円滑に行えます。

写真のクラウド共有を利用する際の注意点

写真のクラウド共有を利用する際の注意点には、以下の3つがあります。

  • 利用期限や容量の上限を確認する
  • データ消失の恐れがある
  • セキュリティ対策が必要になる

1つずつ、解説していきます。

利用期限や容量の上限を確認する

写真のクラウド共有を利用する際の注意点の1つ目は、利用期限や容量の上限を確認することです。保存する写真の枚数は、使用期間が長くなるほど増えていきがちです。また、デジタルカメラやスマートフォンのカメラで撮った写真は1枚あたりの容量も大きいため、容量の上限に注意しなければなりません。画像の保存時に自動でデータを圧縮してくれるクラウドサービスもあります。その場合、保存したデータ自体が圧縮されているため、画像を取り出した際に画素数が落ちて画質が低下してしまうデメリットもあります。クラウド共有サービスを利用するときは、オンラインストレージの保存容量を確認しましょう。

データ消失の恐れがある

写真のクラウド共有を利用する際の注意点の2つ目は、データ消失の恐れがあることです。
クラウド共有サービスは端末の故障によって保存している写真データが消える心配はありません。ですが、クラウド共有サービスにおいてもデータ消失の可能性は否定できません。クラウド共有サービスは、クラウド上に写真を保存する仕組みのため、システムトラブルなどが原因で、データが消失する恐れもあるのです。また、運営会社が突然、サービスの提供を終了した場合もデータの取り出しが不可能になるため、アクセスできるうちに別の場所にデータを移す必要があるでしょう。

セキュリティ対策が必要になる

写真のクラウド共有を利用する際の注意点の3つ目は、セキュリティ対策が必要になることです。クラウドサービスにはデータ漏洩のリスクがあり、写真の共有サービスも例外ではありません。そのため、クラウド共有サービスを利用する際は、セキュリティシステムの内容や保証についても確認しておくことをおすすめします。また、写真の公開範囲にも十分注意しなければなりません。全体公開は避けて公開範囲を設定し、プライバシー保護や肖像権への配慮をする必要があるでしょう。

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写真のクラウド共有におすすめのサービス8選

写真のクラウド共有サービスには、さまざまなものがあり、どれを選ぶべきか迷う人もいるでしょう。ここからは、おすすめの写真クラウドサービスを8つ紹介します。

Google Photo

Google Photoは、Googleアカウントを持っていれば、誰でも簡単に利用できる画像の保存・共有サービスです。写真のアップロードサイズを高品質にすると、最大1,600万画素までの写真や1,080pまでの動画を、15GBまで無料でアップロード可能です。写真の自動分類機能や編集・加工機能があるため、利便性に優れます。なお、Google Photo上で画像や動画を削除すると、同期している端末のデータも消えてしまうため注意が必要です。

Google Photoの特徴

  • Googleアカウントがあれば利用できる
  • 写真・動画の検索機能が充実している
  • 写真の編集機能があり、補正や加工が行える

URL: https://www.google.com/intl/ja/photos/about/

 

Amazon Photos

Amazon Photosは、Amazonが提供するクラウドサービスです。月額500円のAmazonプライム会員になると、容量無制限の写真ストレージと5GBのファイルストレージを利用できます。 画像認識機能がついているため人物・場所・物で写真を検索することができます。スマートフォン用とPC用のそれぞれのアプリがあるため、端末の切り替えが円滑に行えます。ただ、動画のアップロードは5GBまでのため、動画データを大量に保存したい人には不向きといえるでしょう。

Amazon Photosの特徴

  • Amazonプライム会員は容量無制限
  • 画像認識機能で写真データの検索が可能
  • 専用アプリで端末の切り替えが容易

URL: https://www.amazon.co.jp/b?node=5262648051

 

iCloud

iCloudは、Appleの提供するクラウドサービスです。Apple IDがあれば誰でも無料で5GBまで利用できます。有料プランでは最大2TBのデータが保存できます。共有アルバム機能を利用し、選んだ写真を特定のメンバーとだけ共有することが可能です。iPhoneやiPadなどApple社の製品との相性が良く、端末に保存されている写真などのデータを同期することが容易に行えるのも特徴です。

iCloudの特徴

  • Apple IDがあれば5GBまで無料
  • iPhoneやiPadとの相性が良い
  • 共有アルバム機能で写真の共有が容易に行える

URL: https://www.apple.com/jp/icloud/

 

LINE

LINEはメッセージや通話アプリとして有名ですが、画像の保存や共有も可能です。トークに参加しているメンバーと画像の共有がアルバムを作成することで行えます。1つのアルバムに保存できる画像の枚数は、最大1,000枚です。共有相手に直接画像を送ることも可能です。ただ、端末からアルバムに写真をアップロードするときに自動で圧縮が行われるため、高画質の画像を共有したい人は注意が必要です。

LINEの特徴

  • アルバムを作成してメンバーと画像の共有ができる
  • 共有できる写真の枚数が多い
  • トークルームのアルバムに写真の保存が可能

URL: https://line.me/ja/

 

Dropbox

Dropboxは、ファイル管理がとてもスムーズに行える写真や動画の保存・共有サービスです。ビジネスで利用されることが多いオンラインストレージとしても有名です。相手がDropboxのアカウントを持っていなくても共有が簡単で、端末の互換性が高いという特徴があります。パスワードの保護や制限付きリンク、アクセス権限などの保護機能が充実しています。2GBまで無料で使え、ビジネスプランでは無制限の容量を使用することも可能です。

Dropboxの特徴

  • ビジネスユーザー向きのサービス
  • データの保護機能が充実している
  • 使い方にあわせてプランが選べる

URL: https://www.dropbox.com/ja/

 

OneDrive

OneDriveは、Microsoftが運営する写真や動画の保存・共有サービスです。Microsoftアカウントがあれば、誰でも利用できます。Officeアプリとの連携に優れているため、WindowsやMicrosoft Officeをよく利用する人にとっては便利に使えます。モバイルデバイスを使えば、写真だけでなく書類やレシートなどをスキャンして保存することも可能です。データのアクセス制限などを細かく指定できるため、ビジネス上の写真の受け渡しにも適しています。

OneDriveの特徴

  • Officeアプリとの連携に優れる
  • さまざまな端末から手軽に利用可能
  • アクセス制限を細かく指定できる

URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/online-cloud-storage

関連記事:【画像でわかる】OneDriveの使い方を基礎から分かりやすく解説

 

30days Album

30days Albumは、その名のとおり30日間限定のアルバムを作成できるサービスです。期間が設けられていることから結婚式や同窓会など一時的にしか使わない写真の共有に向いているサービスです。30日後にはデータが消去されるため、将来的にネット上に写真が放置されることも防げます。PCからもスマートフォンからも閲覧可能で、サービス上で写真のプリント注文が行えます。アルバムに保存できる写真の枚数は最大500枚で、ブラウザから一括でアップロードも可能です。

30days Albumの特徴

  • 30日間限定のアルバムを作成できる
  • 期間がすぎれば写真データが消去される
  • アプリ上で写真のプリント注文が行える

URL: https://30d.jp/

 

NIKON IMAGE SPACE

NIKON IMAGE SPACEは、株式会社NIKONが提供する画像保存・共有サービスです。無料のアカウントで2GBまで利用できます。また、NIKONユーザーであれば20GBまで利用可能です。スマートフォンアプリを使って、場所を選ばずアップロード可能です。JPEGファイル・RAWファイル・TIFFファイルに加えて動画ファイルなど、数多くの形式に対応しています。Exif情報で写真の検索ができる点も特徴の1つです。NIKONカメラを利用する方におすすめのクラウド共有サービスといえます。

NIKON IMAGE SPACEの特徴

  • 数多くのファイル形式に対応
  • Exif情報で写真の検索が可能
  • NIKONユーザーは20GBまで利用できる

URL: https://www.nikonimagespace.com/lang/ja/

まとめ

本記事では、写真のクラウド共有サービスや利用のメリット・注意点を解説し、おすすめのクラウド共有サービスを徹底比較して紹介しました。写真のクラウド共有サービスは、導入が容易で、さまざまな端末から閲覧できて便利に使えます。容量の上限や、セキュリティといった対策は必要ですが、利用する価値のあるサービスだといえます。それぞれの特徴を踏まえて、自社にあった写真のクラウド共有サービスを導入しましょう。

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