企業がナレッジ・スキル・ノウハウを活かす3つのポイント

2021年06月06日(日) ナレッジ共有

この記事では、ナレッジ・スキル・ノウハウのそれぞれの意味と違い、関係性について解説します。また、企業がそれらを活かすポイントやおすすめのツールについても解説します。

ナレッジ・スキル・ノウハウのそれぞれの意味

ナレッジ・スキル・ノウハウは、どれも似たような単語ですが、意味合いは違います。また、後ほど詳しく説明しますが、それぞれが密接に関係しています。ここでは、それぞれの言葉の意味を例文を示して解説します。また、それぞれの言葉の意味と関係性について解説します。

ナレッジ

ナレッジとは、英語で表記すると「knowledge」で、直訳すると「知識」や「情報」などを意味する単語です。具体的には、本や新聞など文章から得られる知識のことで、文字として可視化されているので大勢の人に伝えやすいことが特徴です。

ビジネス分野では一歩踏み込んで、「有益性の高い情報」、「付加価値のある体験」という意味合いになります。「ビジネスに何か恩恵をもたらしてくれる知識や情報」とも言えます。また、情報分野では「目的の解決に役立つ知見」「実践的な方法を言語化したモノ」という意味合いになります。特に、ナレッジをデータベースのようにひとつにまとめて管理し、必要なときに社員が検索して参照できるようにしたものを「ナレッジベース」と言います。

関連記事:【2021年版】ナレッジベースとは?おすすめツール 11選を紹介

例文:ナレッジの共有が進んでいないことは、業務効率化が進んでいない要因の一つである。

スキル

スキルとは、英語で表記すると「skill」で、直訳すると「技術」や「技能」、「腕前」などを意味する単語です。具体的には、訓練や実体験を通じて身につけた能力のことを言います。スキルと聞くと、スポーツの練習で身につけた筋肉や神経系統の動きをイメージする人も多いかもしれませんが、それに限らず知識面での能力も含まれます。ビジネスシーンでは、深い理解に基づいた専門的知識・能力という意味合いで使用されることが多い言葉です。

例文:彼女は対人スキルが高いから、営業や接客業に向いているかもしれない。

ノウハウ

ノウハウとは、英語で表記すると「know-how」で、「know」(知る)と「how」(方法、どうやって)を組み合わせた英単語です。日本語で表現すると、「あるものごとを手掛けるための、手順や方法についての知識」という意味になります。ビジネスシーンでもよく使われる言葉で、業務で試行錯誤しながら身につけた、業務上必要な知識や技術という意味合いで使われます。どちらかといえば具体的なものの言語化は難しい、業務上必要な知識や技術を指すことが多い言葉です。また、「知的財産の一種」という意味合いで使われることもあります。

例文:先輩の仕事ぶりを観察して、営業のノウハウを吸収していった。

 

ナレッジ・スキル・ノウハウの違いと関係性

ここまで、ナレッジ・スキル・ノウハウについてそれぞれ意味を解説してきました。それぞれの違いをまとめると、以下のとおりです。

・ナレッジ
「ビジネスに何か恩恵をもたらしてくれる知識や情報」、もしくは「目的の解決に役立つ知見」のことで、本や新聞など文章から得られる知識である。文字として可視化されているので大勢の人に伝えやすい。

・スキル
訓練や実体験を通じて身につけた能力のこと。ノウハウよりも、深い理解に基づいた専門的知識・能力という意味合いがある。多くのスキルは、特殊な能力であるものの一定の努力によって後天的に身につけることが可能。

・ノウハウ
業務で試行錯誤しながら身につけた、業務上必要な知識や技術。どちらかといえばナレッジよりも具体的なものの言語化は難しい、業務上必要な知識や技術を指すことが多い。

ナレッジ・スキル・ノウハウは、3つとも相互に密接に関係しています。ナレッジは、スキルと組み合わせて効果を発揮します。また、ノウハウはスキルよりも抽象度が高く、別の業務に応用できます。社員がもつさまざまなスキルから、ノウハウが産まれます。しかし、スキルやノウハウは言語化が難しく、このままでは確実に社内で受け継ぐことは困難です。そこで、ナレッジに昇華して言語化することで受け継ぎやすくなります。このように、ナレッジ・スキル・ノウハウのループを回すことが大切です。



 

ナレッジ・スキル・ノウハウを企業が活かすための3つのポイント

ここでは、ナレッジ・スキル・ノウハウを企業が活かすためのポイントを、以下の3つ紹介します。

  • ツールなどのインフラを整える
  • 持っている情報をツールで蓄積する
  • 従業員の人材育成

ツールなどのインフラを整える

ナレッジ・スキル・ノウハウを企業が活かすには、ナレッジ・スキル・ノウハウの共有が不可欠。そのために、多くの企業では定例会議やマニュアルの整備などに取り組んできました。しかし、従来の手法にはこれらの課題がありました。

  • 時間や場所を問わず、社員が誰でも必要になった時に調べることが困難
  • 蓄積が困難なため、後から使用することが困難
  • 新しいナレッジ・スキル・ノウハウをすぐに利用することが難しい

それらの課題を解決して、ナレッジ・スキル・ノウハウの共有を促進するには、ツールなどのインフラを整えることが有効です。また、ツールなどのインフラを整えることで、定例会議の回数削減、情報伝達のスピードアップなど従来の手法に対しても効果が期待できます。ツールを選定する際には、以下のポイントに注目してみてください。

  • 使いやすいユーザーインターフェイスかどうか
  • 利用方法、シーンに合っているかどうか
  • セキュリティがしっかりしているかどうか

また、これらの記事も参考になりますので、ぜひご覧ください。

関連記事:【2021年版】ノウハウ共有ツール おすすめ16選を徹底比較(無料あり)

持っている情報をツールで蓄積する

ナレッジ・スキル・ノウハウといった情報を使いこなすには、ツールで蓄積しておくことが必要です。時間や場所を問わず、社員が誰でも必要になった時に使用できてこそ、その情報は役立ちます。また、あまり頻繁に使われない情報は、一時的に共有されても蓄積されていなければ忘れてしまいます。こちらの記事も参考になりますので、ぜひご覧ください。

関連記事:ナレッジやノウハウは共有するだけでは不十分!蓄積が必要な理由

従業員の人材育成

従業員自身にナレッジ・スキル・ノウハウといった情報を使いこなす能力がないと、どれだけ優れた情報が社内にあっても、それを使いこなして業務効率化に役立てることはできません。そのため、従業員の人材育成も必要になります。特に最初は、個人の裁量に任せずリーダーを任命して、リーダーを中心に育成することがおすすめです。リーダーが自社に必要な情報を明確に定義し、情報の言語化と共有を図ることで情報の活用を促進します。

 

ナレッジ・スキル・ノウハウを共有するためにおすすめツール

NotePM

NotePM

NotePM(ノートピーエム) は、ナレッジ共有に特化した「社内版ウィキペディア」です。検索に強く、情報を整理しやすいのが特徴で、大手IT製品レビューサイト(ITreview)では、とくに『使いやすいさ・導入しやすさ』の点で高く評価されています。

NotePMの特徴

  • 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
  • 社内wiki+ファイル共有
  • フォルダ階層とタグ機能で情報を整理しやすい
  • Web上で簡単に文書作成できて、変更履歴も自動的に記録

NotePM
URL: https://notepm.jp/

関連記事:【2021年版】ナレッジ共有ツール タイプ別おすすめ 10選

 

 

まとめ

この記事では、ナレッジ・スキル・ノウハウのそれぞれの意味と違い、関係性について解説しました。また、これらを企業が活かすためのポイントや、これらを共有するためにおすすめのツールについても解説してきました。ナレッジ・スキル・ノウハウは、それぞれ密接に関係しており、3つとも正しく蓄積・共有していくことで企業活動に活かしていくことができます。社内wikiをはじめとしたITツールを活用して、自社のナレッジ・スキル・ノウハウを蓄積・共有して、企業活動に役立てましょう。

 

おすすめの情報共有ツール

  • NotePM :【使いやすさNo.1】テレワーク時代のナレッジ共有ツール