リモートワークが普及したことで、従業員同士のコミュニケーション不足が課題に挙げられています。従業員のコミュニケーションを活性化するためには、社内コミュニケーションツールの導入がおすすめです。
社内コミュニケーションツールなら、遠隔にいる従業員とリアルタイムに連絡を取り合ったり、やり取りのなかでファイルやデータを共有したりと、コミュニケーションの活性化を図れます。
本記事では、社内コミュニケーションツールのおすすめ15選の比較ポイントと特徴を解説します。自社に合った社内コミュニケーションツールを導入して、従業員同士のコミュニケーションを活性化させましょう。
情報共有に強みがある社内コミュニケーションツール「NotePM」
目次
【一目でわかる】社内コミュニケーションツール・アプリおすすめ一覧
ツール名 | おすすめの人の特徴 |
---|---|
NotePM | ・ファイルの共有と付随するコミュニケーションを円滑化したい方 ・ナレッジ検索で自己解決を促しコミュニケーションを効率化したい方 ・情報の断片化や伝達ミスを解消したい方 |
Confluence | ・情報共有を一元化したい方 ・リアルタイムのコミュニケーションを活性化したい方 ・チーム間の連携不足を解消したい方 |
Notion | ・情報共有を一元化したい方 ・チーム内の連携不足を解消したい方 ・ドキュメントやナレッジの共有を効率化したい方 |
LINE WORKS | ・チャット形式でコミュニケーションを円滑化したい方 ・社内外のコミュニケーションを円滑化したい方 ・情報共有のスピードを向上させたい方 |
Slack | ・チャット形式でコミュニケーションを円滑化したい方 ・チーム内の情報共有を効率化したい方 ・リモートワークや多拠点間でのコミュニケーションを強化したい方 |
Chatwork | ・チャット形式でコミュニケーションを円滑化したい方 ・テキストコミュニケーションからビデオ・音声通話までを一元化したい方 ・外部のユーザーとつながりたい方 |
Microsoft Teams | ・チャット形式でコミュニケーションを円滑化したい方 ・テキストコミュニケーションからビデオ・音声通話までを一元化したい方 ・リモートワークや多拠点間でのコミュニケーションを強化したい方 |
Talknote | ・チャット形式でコミュニケーションを円滑化したい方 ・チーム内の情報共有を効率化したい方 ・リモートワークや多拠点間でのコミュニケーションを強化したい方 |
Microsoft Viva Engage(旧:Yammer) | ・社内の情報共有を活性化したい方 ・経営層と従業員の双方向コミュニケーションを強化したい方 ・オープンな会話やフィードバックの場を作りたい方 |
Backlog | ・タスクやプロジェクトの進捗状況を可視化・共有したい方 ・チーム内の情報共有を効率化したい方 ・リモートワークや多拠点間でのコミュニケーションを強化したい方 |
Trello | ・タスクやプロジェクトの進捗状況を可視化・共有したい方 ・チーム内の情報共有を効率化したい方 ・リモートワークや多拠点間でのコミュニケーションを強化したい方 |
Asana | ・タスクやプロジェクトの進捗状況を可視化・共有したい方 ・チーム内の情報共有を効率化したい方 ・リモートワークや多拠点間でのコミュニケーションを強化したい方 |
Google Drive | ・ファイルの共有を円滑化したい方 ・ドキュメントの共同編集を効率化したい方 ・安全かつ簡単にファイルを共有したい方 |
OneDrive for Business | ・ファイルの共有を円滑化したい方 ・ドキュメントの共同編集を効率化したい方 ・安全かつ簡単にファイルを共有したい方 |
Dropbox Business | ・ファイルの共有を円滑化したい方 ・ドキュメントの共同編集を効率化したい方 ・安全かつ簡単にファイルを共有したい方 |
社内コミュニケーションツール選定時の8つの比較ポイント
社内コミュニケーションツールを選定する際は、次の8つのポイントを比較してみてください。
- 必要な機能が網羅されているか
- 目的に合致しているかどうか
- 誰でも使いやすいツールかどうか
- PC・スマホに対応しているか
- 情報のストックが可能か
- 強力な検索性能があるか
- セキュリティ水準が高いか
- 無料トライアルがあるか
8つのポイントに対して、自社のなかで優先順位を決めておくと、複数のツールで迷ったときに選びやすくなります。
必要な機能が網羅されているか
社内コミュニケーションツールは、タイプや製品ごとに機能が異なるため、自社が必要な機能が網羅されているかを比較する必要があります。
社内コミュニケーションツールを導入する目的を明確化したうえで、必要な機能を精査しておくと、比較ポイントが明らかになります。
ツールを選ぶ際は、機能を比較したうえで、自社の運用に合わない製品は除外しましょう。
目的に合致しているかどうか
社内コミュニケーションツールは種類によって、機能が大きく異なります。そのため、目的を明確にしたうえで、それに合致するツールを選ぶことが大切です。
たとえば、社内のナレッジ共有や組織のスキルアップが目的であれば「社内Wikiツール」、チーム内のリアルタイムなやり取りがメインであれば「社内SNS」のようにツールを選定します。
目的に合った社内コミュニケーションツールを導入すると、より高い成果につなげやすいでしょう。
誰でも使いやすいツールかどうか
実際にコミュニケーションツールを使うのは、企業で働く従業員です。そのため、どの年代でも使いこなせるツールを導入しなければ、社内に普及させるのは難しいでしょう。
上の立場にいる従業員が積極的に使ってくれないと、部下がツールを使いにくくなります。
使いやすいツールを導入するだけでは定着を図れないため、使い方の講習やアンケートを行うなどして、継続的にフォローアップを実施する必要があります。
PC・スマホに対応しているか
色々な働き方が選べるようになってきている昨今、PCだけではなくスマホにも対応している社内コミュニケーションツールを選ぶことが大切です。
リモートワークや出先で仕事をする従業員に合わせ、場所を問わずアクセスできるコミュニケーションツールを導入しましょう。
情報のストックが可能か
社内コミュニケーションツールのなかには、投稿した情報がタイムライン上を流れてしまい、データとして蓄積されないものもあります。その場合、いざ情報を再確認したくなったときに検索・閲覧ができません。
やり取りした内容や資料を頻繁に参照したり、業務で使用したりする場合は情報をがストックできるツールを選びましょう。
強力な検索性能があるか
ツール上でやり取りした内容や資料を頻繁に活用したい場合、検索性能が高いかどうかも重要です。
たとえば、資料の中身をキーワードで検索できたり、タグやフォルダなどの階層で情報を管理できたりすると、必要なタイミングでいつでも取り出せます。
情報の検索性能が高ければ、社内でのナレッジ共有も活発化しやすいでしょう。
セキュリティ水準が高いか
社内コミュニケーションツール上では、社外に出せないような機密情報を扱う場合もあるため、ツールのセキュリティ対策が万全かどうかも非常に重要な観点です。
たとえば、二段階認証で不正ログインを抑止できたり、信頼できるデータセンターにサーバーが保管されていたりすると、より安心して活用できるでしょう。
無料トライアルがあるか
無料トライアルがあるかどうかも重要な比較ポイントです。
実際に使ってみてから、自社に合わなかったとなれば、導入コストが無駄になってしまいます。そのため、無料トライアルがある製品から試すことをおすすめします。
社内コミュニケーションツール・アプリ おすすめ15選(無料あり)
ここでは、社内コミュニケーションツールのおすすめ15選を紹介します。
- NotePM
- Confluence
- Notion
- LINE WORKS
- Slack
- Chatwork
- Microsoft Teams
- Talknote
- Microsoft Viva Engage(旧:Yammer)Yammer
- Backlog
- Trello
- Asana
- Google Drive
- OneDrive for Business
- Dropbox Business
自社に合った社内コミュニケーションツールを導入して、コミュニケーションの活性化を図りましょう。
NotePM
引用:NotePM公式サイト
NotePMは、社内の情報共有を基盤として、チームのコミュニケーションを飛躍的に活性化させる社内Wikiツールです。単に情報を蓄積するだけでなく、その情報を中心に社員同士が繋がり、対話し、共に知識を深めていくことを目指しています。
日々の業務で不可欠なナレッジ(業務マニュアル、FAQ、議事録など)は、NotePMの豊富なテンプレートを使って誰でも簡単に作成・共有できます。これにより、分かりやすい情報がコミュニケーションの共通言語となり、誤解や手戻りの少ない、質の高い対話の土台を築くことが可能です。
社内の連携を深め、より円滑で質の高いコミュニケーションを通じて業務を推進したい企業にとって、NotePMは有力な選択肢となるでしょう。
【主な機能一覧】
- 豊富なテンプレート
- 強力な全文検索
- 柔軟なアクセス権限設定
- バージョン管理
- コメント機能、いいね機能
- ファイル添付
- 外部公開機能
- Markdown記法対応
- API連携
【おすすめの人】
- 社内の情報を整理し、ナレッジベースを構築したい人
- 業務マニュアルや手順書を効率的に作成・共有したい人
- FAQを整備し、問い合わせ対応の負担を軽減したい人
- 議事録や日報などの情報を共有し、チーム内の透明性を高めたい人
- 情報共有を通じて、従業員間のコミュニケーションを活性化したい人
【価格】
情報共有に強みがある社内コミュニケーションツール「NotePM」
>関連記事:NotePMの評判まとめ|メリット・デメリットや料金など網羅的に解説
Confluence
Confluenceは、Atlassian社が提供するチームコラボレーションと知識共有のためのワークスペースです。チームで情報を共有し、共同でドキュメントを作成・編集したり、プロジェクトの計画や進捗管理を行ったりできます。社内Wikiとしての利用はもちろん、プロジェクト管理、議事録の共有、アイデアのブレインストーミングなど、多岐にわたる用途で活用できます。豊富な機能と柔軟なカスタマイズ性が魅力です。
【主な機能一覧】
- ページ作成・編集 (リッチテキストエディタ)
- スペース管理 (チームやプロジェクトごとの情報整理)
- リアルタイム共同編集
- 豊富なテンプレート
- ページバージョン管理
- コメント機能、@メンション機能
- Jira、TrelloなどのAtlassian製品との連携
- マクロ (機能拡張)
- アクセス権限設定
- ホワイトボード機能
【おすすめの人】
- チームで共同作業を行いながら、知識ベースを構築・共有したい人
- プロジェクトの計画、進捗管理、ドキュメント作成を一元化したい人
- JiraやTrelloなど、他のAtlassian製品を既に利用しているチーム
- 柔軟なカスタマイズ性を持つコラボレーションツールを探している人
- リモートワーク環境で、チームの連携を強化したいと考えている人
【価格】
- Free: 0円 (10ユーザーまで)
- Standard: $5.16 / ユーザー (年払い)
- Premium: $9.73 / ユーザー (年払い)
- Enterprise: 要問い合わせ (年払いのみ)
>関連記事:Confluence(コンフルエンス)とは?機能・メリット・活用事例を解説
Notion
引用:Notion公式サイト
Notionは、「オールインワン・ワークスペース」を謳う多機能ツールです。メモやドキュメント作成、タスク管理、プロジェクト管理、データベース構築、Wiki作成など、様々な用途に利用できます。柔軟なブロックシステムを採用しており、ユーザーは自分のニーズに合わせて自由にページを構築できます。個人利用からチーム利用まで幅広く対応できるのが特徴です。
【主な機能一覧】
- テキストエディタ (豊富な書式設定)
- タスク管理 (カンバンボード、リスト表示など)
- プロジェクト管理 (ロードマップ、カレンダー表示など)
- データベース機能 (テーブル、ボード、ギャラリー表示など)
- Wiki機能 (階層構造、相互リンク)
- テンプレート (豊富な種類)
- ページ共有、共同編集
- 埋め込み機能 (YouTube、Google Mapなど)
- API連携
- Notion AI (有料オプション)
【おすすめの人】
- 複数のツールを使い分けるのではなく、一つのツールで様々な業務をこなしたい人
- 自由度の高いワークスペースを構築したい人
- 個人利用だけでなく、チームでの情報共有や共同作業にも活用したい人
- デザイン性の高いドキュメントやページを作成したい人
- 柔軟なデータベース機能を利用して、情報を整理・管理したい人
【価格】
- Free: 0円 (個人利用向け、チーム利用はブロック数に制限あり)
- Plus: $10 / ユーザー (月払い)
- Business: $20 / ユーザー (月払い)
- Enterprise: 要問い合わせ
LINE WORKS
LINE WORKSは、ビジネス向けのコミュニケーションプラットフォームです。普段利用しているLINEとほぼ同じ操作感で、チャットや音声通話、ビデオ通話、グループ通話などの機能の利用が可能です。ビジネスに必要な機能として、掲示板、カレンダー、ファイル共有、アンケートなども搭載されています。LINEユーザーとの連携も可能で、社内外とのコミュニケーションを円滑に進められます。
【主な機能一覧】
- ビジネスチャット (スタンプ利用可能)
- 音声通話、ビデオ通話、グループ通話
- 掲示板
- カレンダー
- ファイル共有
- アンケート
- タスク管理
- アドレス帳 (組織階層表示)
- LINEユーザーとの連携 (オプション)
【おすすめの人】
- 普段LINEを利用している従業員が多く、操作に抵抗なく導入したい企業
- 社内だけでなく、取引先や顧客など社外のLINEユーザーとも連携を取りたい企業
- チャットだけでなく、掲示板やカレンダーなど、ビジネスに必要な機能もまとめて利用したい企業
- モバイルデバイスでの利用を重視する企業
- 手軽にコミュニケーションを開始できるツールを探している企業
【価格】
- Free: 0円 (一部機能制限あり)
- Light: 500円 / ユーザー
- Basic: 1,000円 / ユーザー
- Premium: 1,600円 / ユーザー
>関連記事:【ビジネスチャット】LINE WORKSとは?基本機能・使い方・料金プラン・競合ツールとの違いを徹底解説!
Slack
引用:Slack公式サイト
Slackは、チームコミュニケーションのための代表的なビジネスチャットツールです。チャンネルと呼ばれるグループを作成し、チームやプロジェクトごとにコミュニケーションを行えます。テキストメッセージだけでなく、ファイル共有、音声通話、ビデオ通話、画面共有なども可能です。様々な外部ツールとの連携機能も豊富で、チームの生産性向上に貢献します。
【主な機能一覧】
- チャンネル (チームやプロジェクトごとのコミュニケーション)
- ダイレクトメッセージ (個人間のコミュニケーション)
- ファイル共有 (プレビュー可能)
- 音声通話、ビデオ通話、画面共有 (ハドルミーティング)
- 絵文字、GIF、カスタム絵文字
- 外部ツール連携 (Google Drive, Office 365, Trelloなど多数)
- ワークフロー (定型業務の自動化)
- メッセージ検索 (過去ログも検索可能)
- ゲストアカウント (社外ユーザーとの連携)
【おすすめの人】
- チームやプロジェクトごとに効率的なコミュニケーションを行いたい企業
- 様々な外部ツールと連携させて、業務効率を向上させたい企業
- リモートワーク環境で、チームの一体感を維持したいと考えている企業
- 柔軟なカスタマイズ性を持つビジネスチャットツールを探している企業
- 活発なコミュニティがあり、情報交換やサポートを受けやすいツールを求める企業
【価格】
- Free: 0円 (メッセージ履歴、連携アプリ数に制限あり)
- Pro: $8.75 / 月 (月払い)
- Business+: $15 / 月 (月払い)
- Enterprise Grid: 要問い合わせ
>関連記事:【ビジネスチャット】Slackとは?基本機能・使い方・料金プラン・競合ツールとの違いを徹底解説!
Chatwork
Chatworkは、日本発のビジネスチャットツールで、中小企業を中心に広く利用されています。チャット機能に加え、タスク管理、ファイル共有、ビデオ通話などの機能も搭載されており、チームのコミュニケーションと業務効率化を支援します。シンプルで使いやすいインターフェースが特徴です。
【主な機能一覧】
- チャット (グループチャット、ダイレクトチャット)
- タスク管理 (担当者、期日設定可能)
- ファイル共有 (ドラッグ&ドロップ)
- ビデオ通話、音声通話 (グループ通話可能)
- 絵文字、リアクション機能
- メッセージ検索
- 外部連携 (API)
【おすすめの人】
- 中小企業で、シンプルで使いやすいビジネスチャットツールを探している企業
- チャット機能だけでなく、タスク管理やファイル共有などの機能もまとめて利用したい企業
- ITスキルに自信のない従業員が多い企業
- 国内企業とのコミュニケーションが多い企業
- コストを抑えつつ、必要な機能を揃えたい企業
【価格】
- フリー: 0円 (最大100名まで、メッセージ閲覧期間に制限あり)
- ビジネス: 840円 / ユーザー (月払い)
- エンタープライズ: 要問い合わせ
Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、Microsoft 365に統合されたチームコラボレーションツールです。チャットや、ビデオ会議、通話、ファイル共有など、チームで働くために必要な機能が一つにまとまっています。Wordや、Excel、PowerPointなどのOfficeアプリとの連携もスムーズで、Microsoft 365を既に利用している企業にとっては、非常に親和性の高いツールと言えるでしょう。
【主な機能一覧】
- チャット (チームチャット、プライベートチャット)
- ビデオ会議、音声通話 (最大300名まで)
- ファイル共有 (OneDrive連携)
- 画面共有、録画、トランスクリプト
- Microsoft Officeアプリとの連携 (Word, Excel, PowerPointなど)
- Planner (タスク管理)
- Teamsアプリ連携 (多数の外部アプリと連携可能)
- ゲストアクセス
【おすすめの人】
- Microsoft 365を既に利用している企業
- チャット、ビデオ会議、ファイル共有など、チームで必要な機能をオールインワンで利用したい企業
- Officeアプリとの連携を重視する企業
- 大規模な組織で、高度なセキュリティや管理機能を求める企業
- リモートワーク環境で、高品質なビデオ会議機能を利用したい企業
【価格】
- Microsoft Teams Essentials:月額599円/ユーザー
- Microsoft 365 Business Basic:月額899円/ユーザー
- Microsoft 365 Business Standard:月額1,874円/ユーザー
>関連記事:【ビジネスチャット】Microsoft Teamsとは?基本機能・使い方・料金プラン・競合ツールとの違いを徹底解説!
Talknote
Talknoteは、「共感を生むエンゲージメントプラットフォーム」をコンセプトとした社内SNSです。従業員間のコミュニケーション活性化や、企業文化の醸成を重視する企業に向いています。日報、グループチャット、いいね、コメントなどの機能を通じて、従業員のエンゲージメントを高め、組織全体の活性化を目指します。
【主な機能一覧】
- グループチャット
- 日報
- いいね、コメント機能
- ファイル共有
- アンケート
- イベント告知
- 組織図
- 従業員プロフィール
【おすすめの人】
- 従業員間のコミュニケーションを活性化し、エンゲージメントを高めたい企業
- 企業文化を醸成し、組織の一体感を高めたい企業
- 社内SNSを通じて、従業員の意見やアイデアを収集したい企業
- リモートワーク環境でも、従業員のつながりを維持したいと考えている企業
- 部署やチームを超えた横のつながりを強化したい企業
【価格】
- 要問い合わせ
Microsoft Viva Engage(旧:Yammer)
Microsoft Viva Engageは、Microsoft Vivaスイートに含まれるエンゲージメントプラットフォームです。コミュニティ機能を中心に、従業員間のつながりを深め、知識共有を促進することを目的としています。企業全体または特定のグループでディスカッションを行ったり、アイデアを共有したり、質問したりすることができます。Microsoft Teamsとの連携も可能です。
【主な機能一覧】
- コミュニティ (グループ作成、ディスカッション)
- ストーリーライン (個人の近況やアイデア共有)
- リーダーシップコーナー (リーダーからの情報発信)
- Answers in Viva (質問応答機能)
- キャンペーン (特定のイニシアティブ推進)
- ライブイベント (ビデオ配信、Q&A)
- 分析機能 (エンゲージメント状況の把握)
- Microsoft Teams連携
【おすすめの人】
- 大規模組織で、従業員全体のエンゲージメントを高めたい企業
- 部門やチームを超えた知識共有や意見交換を促進したい企業
- リーダーシップチームから従業員への情報発信を強化したい企業
- Microsoft Teamsを既に利用しており、連携させて活用したい企業
- 従業員の声を集め、組織改善に繋げたい企業
【価格】
- Microsoft Viva 従業員コミュニケーションとコミュニティ:月額299円/ユーザー
- Microsoft Viva スイート:月額1,799円/ユーザー
Backlog
引用:Backlog公式サイト
Backlogは、ヌーラボ社が提供するプロジェクト管理・タスク管理ツールです。タスク管理や、進捗管理、バージョン管理、バグ管理など、ソフトウェア開発プロジェクトに必要な機能が豊富に揃っています。GitやSubversionといったバージョン管理システムとの連携も可能で、開発チームだけでなく、マーケティングチームやデザインチームなど、様々なチームで利用できます。
【主な機能一覧】
- タスク管理 (ガントチャート、かんばんボード)
- 課題管理 (バグトラッキング)
- 進捗管理 (バーンダウンチャート)
- ファイル共有
- Wiki機能
- Git、Subversion連携
- IPアクセス制限
- 監査ログ
【おすすめの人】
- ソフトウェア開発プロジェクトの管理に特化したツールを探しているチーム
- タスク管理、進捗管理、バージョン管理、バグ管理など、必要な機能をまとめて利用したいチーム
- GitやSubversionなどのバージョン管理システムと連携させたいチーム
- ガントチャートやバーンダウンチャートなど、視覚的に進捗状況を把握したいチーム
- 複数人でプロジェクトを効率的に進めたいチーム
【価格】
- 無料: 0円 (1プロジェクト、10ユーザーまで)
- スターター: 3,850円 / 月 (30ユーザーまで)
- スタンダード: 13,750円 / 月 (無制限)
- プレミアム: 20,350円 / 月 (無制限)
Trello
引用:Trello公式サイト
Trelloは、直感的で視覚的な操作性が特徴のかんばん方式のタスク管理ツールです。ボードや、リスト、カードを使って、タスクの作成、整理、進捗管理を簡単に行えます。個人利用からチーム利用まで幅広く対応しており、プロジェクト管理、タスク管理、ToDoリストなど、様々な用途で活用できます。
【主な機能一覧】
- ボード、リスト、カードによるタスク管理
- ドラッグ&ドロップによる簡単な操作
- 担当者、期日、ラベル設定
- チェックリスト
- ファイル添付 (250MBまで、無料プランは10MBまで)
- コメント機能
- Power-Ups (外部ツール連携、機能拡張)
- 自動化機能 (Butler)
- テンプレート (豊富な種類)
- ビュー (タイムライン、カレンダー、マップなど) (Premiumプラン以上)
【おすすめの人】
- シンプルで視覚的に分かりやすいタスク管理ツールを探している人
- かんばん方式でタスクを管理したいチーム
- 個人利用からチーム利用まで、柔軟に対応できるツールを探している人
- プロジェクトの進捗状況を一目で把握したい人
- 様々な外部ツールと連携させて、業務効率を向上させたい企業
【価格】
- 無料: 0円 (10ボードまで)
- Standard: $5 / ユーザー (年払い)
- Premium: $10 / ユーザー (年払い)
- Enterprise: $17.50 / ユーザー (50ユーザーの場合、年払い)
Asana
引用:Asana公式サイト
Asanaは、チームのタスクや、プロジェクト、会話を一元管理できるワークマネジメントツールです。タスクの作成、担当者の割り当て、期日の設定、進捗状況の追跡など、プロジェクトを成功に導くための機能が豊富に揃っています。ガントチャート、かんばんボード、カレンダーなど、様々な形式でタスクを可視化できるのも特徴です。
【主な機能一覧】
- タスク管理 (リスト表示、かんばんボード、カレンダー表示)
- プロジェクト管理 (ガントチャート、ロードマップ)
- 担当者、期日、依存関係設定
- ファイル共有
- コメント機能
- カスタムフィールド
- 自動化機能 (ルール設定)
- ポートフォリオ管理 (Advancedプラン以上)
- 目標管理 (Advancedプラン以上)
- レポート機能
【おすすめの人】
- チームで複数のプロジェクトを同時進行している企業
- タスクの進捗状況を詳細に追跡・管理したい企業
- ガントチャートやロードマップなど、視覚的にプロジェクトを管理したい企業
- 他の業務ツールと連携させて、ワークフローを効率化したい企業
- プロジェクト管理だけでなく、目標管理も行いたい企業
【価格】
- Personal: 0円 (最大10ユーザーまで)
- Starter: $10.99 / ユーザー (年払い)
- Advanced: $24.99 / ユーザー (年払い)
- Enterprise: 要問い合わせ
Google Drive
Google Driveは、Google Workspaceに含まれるクラウドストレージサービスです。文書、画像、動画など、様々なファイルをクラウド上に保存し、共有できます。Googleドキュメントや、スプレッドシート、スライドなどのGoogle Workspaceアプリと連携することで、リアルタイムでの共同編集も可能です。ファイルの共有機能を通じて、チーム内の情報共有を円滑に進められます。
【主な機能一覧】
- ファイルストレージ (様々なファイル形式に対応)
- ファイル共有 (アクセス権限設定可能)
- リアルタイム共同編集 (Googleドキュメント、スプレッドシート、スライド)
- バージョン管理
- オフラインアクセス
- 検索機能 (ファイル名、内容)
- モバイルアプリ
- 他のGoogle Workspaceアプリとの連携 (Gmail, Google Meetなど)
【おすすめの人】
- Google Workspaceを既に利用している企業やチーム
- クラウド上でファイルを共有し、共同編集を行いたい企業やチーム
- 大容量のファイルを安全に保管・共有したい企業やチーム
- 場所やデバイスを選ばずにファイルにアクセスしたい人
- 個人利用で、写真や動画などのファイルをクラウドに保存したい人
【価格】
- スタンダード:月額800円/ユーザー
- プレミアム:月額1,600円/ユーザー
- AIプレミアム:月額2,500円/ユーザー
- プレミアム:要問い合わせ
>関連記事:Googleドライブの保存方法を徹底解説!保存パターン・メリット・デメリットを詳しく紹介
OneDrive for Business
OneDrive for Businessは、Microsoftが提供するクラウドストレージサービスで、主に企業向けに提供されています。ファイルの保存や、共有、共同編集が可能で、Microsoft 365との連携も強化されています。個人向けのOneDriveとは異なり、管理機能やセキュリティ機能が充実しているのが特徴です。
【主な機能一覧】
- ファイルストレージ (1TB/ユーザー以上)
- ファイル共有 (アクセス権限設定、共有リンク)
- リアルタイム共同編集 (Office Online連携)
- バージョン管理
- オフラインアクセス
- ファイル復元
- 監査ログ
- モバイルアプリ
- SharePoint連携
【おすすめの人】
- Microsoft 365を既に利用している企業
- 企業レベルのセキュリティや管理機能を備えたクラウドストレージを探している企業
- Office Onlineを利用して、共同編集を行いたい企業
- 大容量のファイルを安全に保管・共有したい企業
- 個人用とビジネス用でストレージを分けたい人
【価格】
- One Drive Business:月額749円/ユーザー
- Microsoft 365 Business Basic:月額899円/ユーザー
- Microsoft 365 Business Standard:月額1,874円/ユーザー
Dropbox Business
Dropbox Businessは、個人利用でも広く知られるDropboxの法人向けプランです。ファイルの保存や、共有、同期といった基本的な機能に加え、チームでのコラボレーションを促進するための機能や、管理・セキュリティ機能が強化されています。様々な外部ツールとの連携も豊富で、ビジネスシーンでの利用に適しています。
【主な機能一覧】
- ファイルストレージ (9TB~/チーム)
- ファイル共有 (アクセス権限設定、共有リンク)
- ファイル同期 (自動同期、選択同期)
- バージョン履歴 (180日間~)
- ファイル復元
- チームフォルダ
- 管理コンソール
- 監査ログ
- 外部ツール連携 (Slack, Zoom, Microsoft Officeなど多数)
【おすすめの人】
- 様々な外部ツールと連携させて、効率的にファイル共有や共同作業を行いたい企業
- 高度な管理機能やセキュリティ機能を備えたクラウドストレージを探している企業
- デザインやクリエイティブ系のチームなど、大容量ファイルを扱うことが多い企業
- 異なるデバイス間でファイルを常に最新の状態に保ちたい人
- 使い慣れたクラウドストレージサービスをビジネスでも利用したい企業
【価格】
- Basic:0円/ユーザー
- Plus:月額1,200円/ユーザー(個人用)
- Essentials:月額2,000/ユーザー
- Business:月額1,500/ユーザー
- Business Plus:月額2,400/ユーザー
- Enterprise:要問い合わせ
情報共有に強みがある社内コミュニケーションツール「NotePM」
社内コミュニケーションツールとは
社内コミュニケーションツールとは、従業員がスムーズにコミュニケーションを取るためのITツールです。
Eメール・SMS・SNSなどさまざまな連絡手段がある現代では、連絡手段を分散せず社内で統一したコミュニケーションツールを活用することで、スムーズな連絡と業務進行の円滑化が可能です。
また、プライベートの連絡手段と分けられるため、伝達ミスの防止やセキュリティの向上につながります。
ほかにも、ファイルを添付したり、過去のメッセージを一目で確認できたりするので、情報共有がスムーズになるでしょう。
情報共有に強みがある社内コミュニケーションツール「NotePM」
多くの企業が社内コミュニケーションに課題を感じている
社内のコミュニケーションツールとして、未だ多くの企業がメールを使用しています。しかし、メールでは伝達ミスが起こるリスクがあり、コミュニケーションの取り方に課題を感じている企業は少なくありません。
円滑にコミュニケーションが取れないと、企業理念や価値観を共有できず、従業員間で認識のずれが生じるおそれがあります。その結果、コミュニケーションに不和が生まれれば、従業員の離職リスクが高まりかねません。
組織の規模が大きくなればなるほど、横のつながりが薄くなり、コミュニケーション不足に陥りやすくなります。
これらのリスクを押さえるとともに、従業員が働きやすい環境を整えるためには、従業員間で情報共有やコミュニケーションがしやすい環境を構築する必要があります。
情報共有に強みがある社内コミュニケーションツール「NotePM」
社内コミュニケーションツールの重要性
社内コミュニケーションツールは、コミュニケーションを活性化する効果が確認されており、企業にとって重要なツールです。
厚生労働省が発表した「ビジネスICTツールの導入・利用状況等について」によると、社内コミュニケーションツールが導入されている企業は、導入されていない・導入されているかわからない企業と比較して、社内コミュニケーションが取れている人の割合が高くなっています。
出典:ビジネスICTツールの導入・利用状況等について|厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/000585096.pdf)
また、社内コミュニケーションツールを積極的に使っている人は、コミュニケーションが取れていると感じている割合が約53%(※)です。
このデータから、社内コミュニケーションツールは、コミュニケーションの活性化に効果があるといえるでしょう。
コロナ以前よりもテレワークが普及し、オンラインでのやりとりが増えた昨今、コミュニケーション不足が企業課題のひとつです。社内コミュニケーションツールは、コミュニケーション不足を解消し、オフラインに近い業務の遂行に役立ちます。
※「十分取れている」「大体取れている」の割合の合計
社内コミュニケーションツール導入のメリット
社内コミュニケーションツールを導入すると、次の3つのメリットを得られます。
- 業務効率がアップする
- 報告・連絡・相談の一連の流れができあがる
- コミュニケーションを記録・管理できる
コミュニケーションの活性化と業務の効率化を両立させたい方は、社内コミュニケーションツールの導入を検討してみてください。
業務効率がアップする
社内コミュニケーションツールを活用すれば、メールで連絡を取り合っていたときよりも、業務効率が向上します。
メールの場合は、形式に則ってマナーに気をつけながら作成する必要があり、時間がかかっていました。また、こまめなチェックや返信が必要であり、手間がかかっていたのです。
社内コミュニケーションツールなら、形式にこだわらずチャット形式でやり取りができます。デスクトップからチャットの通知を確認できるため、こまめなチェックが必要ありません。また、スタンプで返信を省力化できるメリットがあります。
コミュニケーションに割く手間と時間が削減されることでリソースが浮き、ほかの業務に集中できるようになることで効率化を実現できるのです。
報告・連絡・相談の一連の流れができあがる
メールは、相手に内容を確認してもらうまで時間がかかるため、報告・連絡・相談といった一連の流れを確立しにくいという側面を持っています。
相手から返信が来るのに時間がかかるとわかっているので、連絡がついつい後回しになってしまうのです。
一方で、コミュニケーションツールならば、メッセージが受信されると直ぐに通知されるので、素早いレスポンスを期待できます。そのため、社員が連絡を後回しにすることも少なくなり、結果的に業務上のミスも減らすのに役立つでしょう。
コミュニケーションを記録・管理できる
社内コミュニケーションツールは、チャット形式でコミュニケーション履歴を記録・管理できるため、「言った」「言わない」という連携ミスを予防できます。
業務指示のテンプレートを作成しておけば、誰もが担当業務や指示内容の確認が可能です。指示に対する質問や追加資料なども時系列で残すことで、再確認や再指示といった余計なコミュニケーションが削減され、業務の進行を円滑化できます。
情報共有に強みがある社内コミュニケーションツール「NotePM」
社内コミュニケーションツールは4つのタイプに分かれる
社内コミュニケーションツールは、大きく4つのタイプに分かれます。
- 社内Wikiツール
- 社内SNS・ビジネスチャット
- グループウェア
- オンラインストレージ
タイプによって得意分野が異なるため、自社が思い描く使い方ができるかどうかを確認したうえで、選びましょう。
社内Wikiツール
社内Wikiツール(社内版ウィキペディア)とは、社内のナレッジを蓄積・共有できるクラウドツールです。社内コミュニケーション機能も充実しているため、コミュニケーションの活性化にも役立ちます。
メインは、豊富なテンプレートに沿って業務マニュアルや企画書、稟議書、要件定義書などの文書を簡単に作成できる機能です。
作成した文書は、ツールを通じて社内へスムーズに共有できます。文書はツール内に保存され、従業員が必要なタイミングで検索をかけて、取り出すことが可能です。業務に対する疑問を自己解決できるため、コミュニケーションコストの削減につながります。
ツール内で公開された情報に対しては、従業員が気軽にコメントしたり「いいね」などの反応を送り合ったりもでき、社内コミュニケーションの活性化を促せるでしょう。
以下にあてはまる場合は、社内Wikiツールを起点としたコミュニケーションが適しています。
- 文書の作成から共有を一元化したい
- ナレッジの蓄積・共有ができるツールで社内コミュニケーションを効率化したい
- 必要な情報をすぐに取り出せる状態にしておきコミュニケーションコストを削減したい
なお、社内Wikiツールのなかには、ほかのビジネスチャットツールと連携できる製品もあり、使い分けも可能です。
【ツール例】
- NotePM
- Confluence
- Notion
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社内SNS・ビジネスチャット
社内SNS・ビジネスチャットとは、社内向けチャットサービスのことです。
プライベートで利用しているLINEのような要領で、従業員同士やチーム内でスピーディーにテキストコミュニケーションを行えます。
ツールの多くは、音声電話やビデオ電話などの通話機能も備えており、Web会議にも活用できます。
カジュアルでフラットなコミュニケーションを実現できるため、以下にあてはまる場合におすすめです。
- チーム内の心理的な距離を縮めたい
- 必要な伝達事項だけを素早く共有したい
- リモートワーク中の従業員とスムーズにコミュニケーションを取りたい
なお、社内SNS・ビジネスチャットでもファイルの共有は可能ですが、一時的な共有に留まり保存ができないツールもあります。そのため、ファイルの保存は別途オンラインストレージや社内データベースの活用が必要です。
【ツール例】
- LINE WORKS
- Slack
- Chatwork
- Microsoft Teams
- Talknote
- Microsoft Viva Engage(旧:Yammer)
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グループウェア
グループウェアとは、社内の情報共有に役立つ便利な機能がオールインワンで集約されたシステムのことです。
たとえば、以下の機能がパッケージ化されています。
- 社内掲示板
- スケジュール管理
- ToDo管理
- Web会議
- 設備予約
ツール上で申請や稟議、承認などが可能で、リモートワークを採用している企業の決裁もスムーズに進められます。
グループウェアは、以下にあてはまる場合におすすめです。
- 社内連絡や回覧、会議などのコミュニケーションを一元化したい
- 進行中のプロジェクトの情報を漏れなく共有したい
- 業務におけるコミュニケーションコストを削減したい
グループウェアは、コミュニケーションだけではなくあらゆる業務の効率化に役立つ一方で、ITツールに不慣れな方が多い職場では抵抗感が生まれやすい特徴があります。最初はスケジュール管理だけ、というように少しずつ移行し、スモールステップで定着を図りましょう。
【ツール例】
- Backlog
- Trello
- Asana
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オンラインストレージ
オンラインストレージとは、クラウド上にでデータを保存できるサービスのことです。
文書や画像、動画を含めて大容量のデータを一ヶ所に保存して、共同で編集も行えます。データの消失や破損に対する自動バックアップ機能やバージョン管理機能も備えており、常に最新のデータを維持できるのが特徴です。
ファイルの共有というコミュニケーションを円滑化・効率化できるため、以下の場合におすすめです。
- 全員で同じバージョンのデータを共有したい
- メールやUSBを使った非効率的なデータ共有方法から脱却したい
- データの検索や確認に関するコミュニケーションコストを削減したい
オンラインストレージは、ファイル共有に特化しており、Web会議やテキストコミュニケーションの円滑化はできません。そのため、社内Wikiツールや社内SNS・ビジネスチャットツールとの併用をおすすめします。
【ツール例】
- Google Drive
- OneDrive for Business
- Dropbox Business
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社内コミュニケーションツールを導入して成功した事例
トランスコスモス・アナリティクス株式会社さまは、トランスコスモスグループの調査・分析専門会社として2012年に設立されて以来、マーケティングリサーチやビッグデータ分析などを事業として展開されています。
同社は、新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに、勤務形態がリモートワーク中心に変わりました。従来は、わからないことがあれば「ちょっといい?」とコミュニケーションが取れていましたが、リモートワークだとそれができません。
仲間の顔が見えない状態でのチャットコミュニケーションが移行するなかで、コミュニケーションや業務遂行の迅速性が課題となったのです。
課題解消に向けて同社はNotePMを導入して、ドキュメントの管理からコミュニケーションを一元化しました。その結果、従来のようにわからないことがあればNotePMで質問できるようになり、コミュニケーションが活性化されたのです。
単なる質問だけではなく、記事に対するコメントやアドバイス、管理層によるナレッジの発信など、コミュニケーションの幅が広がっています。
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社内コミュニケーションツールを運用する際の注意点
社内コミュニケーションツールを導入後は、次の注意点に留意しておくと、活発な運用を促進できます。
- ツールの目的・使い方を社内へ周知する
- ツールに関するルールを決めておく
- 定期的に活用状況を分析する
あらかじめ準備を整え、社内コミュニケーションツールの定着と利用の活発化を図りましょう。
ツールの目的・使い方を社内へ周知する
せっかく社内コミュニケーションツールを導入しても、従業員が使い方を知らなければ意味がありません。
ツールの導入後は、ツールの使い方を社内に周知し、必要に応じて研修や簡単な講義を設けることが大切です。また、社内コミュニケーションツールの導入時には、ツールの役割や目的をあわせて広報するのもポイントといえます。
従業員がツールの意義を正しく理解していれば、よりモチベーションが高い状態でツールを活用できるでしょう。
ツールに関するルールを決めておく
従業員のなかには、「夜遅くまで社内SNSの通知が鳴り続けるのは抵抗がある」「どのような投稿をすべきかわからない」と迷う人も少なからずいます。そのため、社内コミュニケーションツールの使い方について一定のルールを設けておくことも有効です。
具体的には、使用可能な時間帯や扱っていい資料の基準、更新頻度などを決めておきます。従業員のストレスを最小限に抑えてあげることも、ツールの運用をスムーズにするポイントです。
定期的に活用状況を分析する
社内コミュニケーションツールの導入後は、現場でどのくらい活用されているかを定期的に分析することも大切です。
ツールの使用履歴や投稿数の変化をこまめに把握しておけば、従業員の不満や意見を敏感に察知しやすくなります。万が一従業員の不満が高まっていた場合は、ツールの使用ルールを変更したり、ツールのプランをグレードアップしたりすることも可能です。
対策を速やかに講じることで、ツールの利用もより活性化できます。
情報共有に強みがある社内コミュニケーションツール「NotePM」
社内コミュニケーションツールを導入して連携を強化しよう
社内コミュニケーションツールには、4つのタイプがあり、それぞれ得意分野が異なります。単純なコミュニケーションツールとしては、社内SNS・ビジネスチャットツールで十分です。
ただし、ほかにも「プロジェクト管理を効率化したい」「ナレッジ共有をスムーズに行いたい」などのニーズがあるのであれば、コミュニケーション機能も搭載されている社内Wikiツールやグループウェアをおすすめします。
自社のニーズや課題に合わせて、適切なツールを選び、コミュニケーションの活性化を図りましょう。なお、無料トライアルや無料プランを提供しているツールが多いため、まずは使ってみてください。
NotePMは、ナレッジの蓄積・共有ができる社内Wikiツールです。「口頭やメールでのコミュニケーションでナレッジが蓄積されていない」「ノウハウを引き継げない」という課題を解消し、ナレッジ・ノウハウの共有を効率化します。
コメントやいいね!の機能を活用すれば、コミュニケーションの活性化を図ることが可能です。30日間無料でお使いいただけますので、ぜひお試しください。