社内wikiとは?ツールおすすめ15選や導入メリット、失敗例、選び方を解説

2026年10月20日(火) 社内wiki

社内wikiとは、Wikipediaのように社員が自由に情報を書き込み・編集・検索できる、社内専用のナレッジ共有ツールです。業務マニュアルや社内規定、ノウハウなどを一元管理することで、属人化の防止や教育コストの削減に役立ちます。

社内wikiはSlackやTeamsのようなチャットツール(フロー型)とは異なり、情報をストックして後から検索・参照することに特化しています。「社内版Wikipedia」と考えるとイメージしやすいでしょう。チャットで流れてしまった情報も、wikiに転記することで組織の資産として残せます。

この記事では、社内wikiの基本的な仕組みから導入メリット、失敗しないための運用のコツ、ツール選びのポイントまでをまとめています。

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社内wikiの概要と他の情報共有ツールとの違い

社内wikiはいわば「社内版Wikipedia」です。このセクションでは、社内wikiの定義と仕組みを整理したうえで、チャットツールやFAQ、グループウェアといった他の情報共有ツールとの違いを明確にします。

社内wikiの仕組みと掲載される情報

社内wikiは、Wikipediaと同様に「誰でも編集できる」「全文検索できる」「変更履歴が残る」という3つの特徴を持つナレッジ共有の仕組みです。特定の担当者だけが情報を管理するのではなく、組織のメンバー全員が知識の書き手にも読み手にもなれる点が大きな強みです。

実際に社内wikiに掲載される情報の例としては、以下のようなものがあります。

  • 業務マニュアル・作業手順書
  • 社内規定・就業規則
  • 会議の議事録
  • よくある質問(FAQ)
  • 技術ノウハウ・開発ドキュメント
  • 顧客情報・営業事例
  • 新人向けオンボーディング資料

こうした情報を一箇所に集めておくことで、社員が必要な情報を自分で探して解決できる環境が整います。このようなナレッジ共有の需要は世界規模で高まっており、Fortune Business Insightsの市場調査によると、世界のナレッジマネジメントソフトウェア市場は2025年時点で約232億ドル規模であり、2034年には742億ドルへと成長する見通し(CAGR 13.8%)です。

チャット・FAQ・グループウェアとの使い分け

社内wikiの特性を理解する上で、他のよく使われる情報共有ツールとの違いを整理しておくと便利です。ツールによって得意とする情報の性質や用途が異なるため、それぞれの役割を把握した上で使い分けることが重要です。

ツール種別情報の性質向いている用途
社内wikiストック型(蓄積・参照)・マニュアル
・ノウハウ
・規定の一元管理
チャットツール(Slack・Teams等)フロー型(リアルタイム通知)・日常的な連絡・相談
・素早い情報伝達
社内FAQストック型(Q&A特化)よくある質問への回答を検索させる用途
グループウェア(Google Workspace等)複合型・スケジュール管理
・ワークフロー
・メール
オンラインストレージ(Box・Dropbox等)ストック型(ファイル保管)ファイルの保存・共有・バックアップ

社内wikiはチャットツールの代わりにも、ストレージの代わりにもなりません。それぞれのツールが得意とする役割を活かしながら、情報の性質に応じて使い分けるのが基本的な考え方です。

「その場で流れていい情報はチャット、後から検索して参照したい情報はwiki」という判断軸を持つと、運用の迷いが減ります。

社内の知識を蓄積・共有するWikiツール NotePM

社内wikiを導入する4つのメリット

eラーニング戦略研究所の調査によると、中小企業の4社に1社が「業務知識の属人化」に課題感を持ち、ナレッジ共有を実施できていない企業も15%に上るとされています。社内wikiはこうした課題に対して直接的に働きかけられるツールです。

ここでは、社内wiki導入によって得られる主なメリットを4つ取り上げます。

  1. ナレッジの一元管理で属人化を防げる
  2. 新人教育・引き継ぎの工数が減る
  3. 業務品質と生産性の底上げ
  4. 部署を超えた情報共有の文化が育つ

1. ナレッジの一元管理で属人化を防げる

属人化が進んだ組織では、担当者が退職・異動した際に業務が突然止まるリスクがあります。「あの仕事はAさんしかわからない」という状態は、個人の頑張りに依存した不安定な構造です。

社内wikiに業務知識を文書化しておくことで、誰でも必要な情報にアクセスできる状態をつくれます。特定の人が「情報の持ち主」になることを防ぎ、組織全体の知識として蓄積できます。

前述のとおり、中小企業の4社に1社がこの属人化を課題と認識しています。裏を返せば、社内wikiによる情報の組織化は、多くの企業で取り組むべき喫緊の課題といえます。

2. 新人教育・引き継ぎの工数が減る

新入社員が業務を覚えるとき、先輩社員への質問が集中しがちです。社内wikiに業務手順やFAQが整備されていれば、新人が自分でwikiを検索して学べる環境ができ、先輩社員の教育負荷が下がります。

たとえば29名規模の税理士法人FLAGSでは、社内wiki導入後に新人教育工数が5割削減され、管理部への質問も半減しています。業務マニュアルや手順書が検索できる形で整備されていることが、この変化をもたらしています。

引き継ぎ業務にも同様の効果があります。退職・異動時には担当者がwikiのページを更新・補足するだけで引き継ぎ資料として活用でき、口頭説明や属人的なメモへの依存を減らせます。

3. 業務品質と生産性の底上げ

「必要な情報がどこにあるかわからない」「人に聞くのが手間でそのまま作業してしまう」といった状況は、個々の社員が抱える小さなコストですが、組織全体では大きなロスになります。

アイリスオーヤマ(840名規模)では、NotePM導入後に情報検索工数を約70%削減することに成功しました。同時にメンバーからの質問頻度が半減し、質問の内容も具体化されたことで回答側の負担も軽減されました。

また、社内wikiに標準手順が明文化されることで、担当者によるやり方のばらつきが減り、業務品質が安定しやすくなります。

社内の知識を蓄積・共有するWikiツール NotePM

4. 部署を超えた情報共有の文化が育つ

部署ごとに情報が孤立した「情報サイロ」の状態では、別チームが同じ課題で悩んでいても気づけません。社内wikiは全社が同じプラットフォームで情報を持つことで、この壁を緩やかに崩していきます。

「あの部署がこんな手順でやっているのか」「このノウハウは自分たちの業務にも応用できる」といった横断的な気づきが生まれやすくなります。これは短期的なROIとは異なる、組織の学習能力そのものへの投資です。

wiki文化が根付いた組織では、情報を書き残すことが当たり前になり、誰かに教えるより先にwikiに書く行動が習慣として定着していきます。この変化は一朝一夕には生まれませんが、長期的に組織力の差として現れてきます。

社内wikiが形骸化する3つの原因と対策

「社内wikiを導入したものの、半年後には誰も更新していない」という状況は珍しくありません。ツールを入れただけでは情報は集まらず、運用の設計なしには定着しない点が社内wikiの難しさです。

失敗するパターンには共通した原因があります。以下の3つに分けて、それぞれの対策を整理します。

  1. 管理者不在で「誰も書かない」状態に陥る
  2. ツールが使いにくく投稿のハードルが高い
  3. 更新が止まり情報の信頼性が失われる

1. 管理者不在で「誰も書かない」状態に陥る

空のwikiを前にして、誰も最初のページを書こうとしない。これは社内wiki導入時に起きやすい典型的な「鶏と卵問題」です。コンテンツがなければ誰も見ず、誰も見なければ書く動機も生まれません。

この状態が起きる根本的な原因は2つあります。1つは推進者が不在であること、もう1つは初期コンテンツが不足していることです。「みんなで使おう」という掛け声だけでは、最初の一歩を踏み出す人が現れません。

対策として有効な3つのアクションを挙げます。

  1. 運用責任者を1名アサインする: 推進担当を明確にすることで、誰が動くかが決まります。情報システム部門や総務でも、業務に詳しいメンバーでも構いません。
  2. 導入前に既存マニュアルを投入しておく: 導入時点でゼロから書き始めるのではなく、社内に散在しているWordやExcelのマニュアルをwikiに移植するだけで、50ページ程度の初期コンテンツを用意できます。
  3. 投稿ルールをシンプルに決める: 「何を書くべきか・どんなフォーマットで書くか」を最低限決めておくと、書き手の迷いが減ります。完璧なドキュメントを要求せず、メモ程度でも歓迎するという姿勢を示すことも重要です。

推進担当が率先して書き込み、他のメンバーからの質問に「wikiで確認してください」と返す行動を積み重ねることで、徐々に利用が広がっていきます。

2. ツールが使いにくく投稿のハードルが高い

ITリテラシーが高くない社員にとって、wiki記法やMarkdownは見慣れない記法で、「書き方がわからない」という心理的な障壁になります。書こうとするたびに記法を調べる必要があると、投稿の頻度は自然と下がります。

また、検索機能が弱いツールでは「せっかく書いたのに誰にも見つけてもらえない」という問題が起きます。情報を書いても活用されなければ、次第に「書いても意味がない」という空気が生まれ、更新が止まる原因になります。

ツール起因の問題を防ぐには、選定段階から以下の点を確認することが重要です。

  1. リッチテキストエディタを備えているか: Wordのような感覚で書けるエディタがあれば、Markdown知識がなくても投稿できます。
  2. テンプレート機能があるか: 業務マニュアルや議事録など用途別のテンプレートが用意されていると、書き方に迷わず始められます。
  3. 全文検索の精度が高いか: 本文だけでなく、添付されたWord・Excel・PDFの中身まで検索できるツールを選ぶと、情報の活用率が上がります。

ツールの使いやすさは運用定着に直結するため、次のセクションで紹介するツール選定の際に重要な判断基準の一つになります。

社内の知識を蓄積・共有するWikiツール NotePM

3. 更新が止まり情報の信頼性が失われる

社内wikiが形骸化する最も深刻なパターンは、情報が古くなって信頼されなくなることです。手順が変わったのにwikiが更新されておらず、それに気づかず作業してミスが起きると「wikiは信用できない」という認識が広がります。古い情報への不信感が根付くと、社員は「結局人に聞く」という行動に戻り、wikiが使われなくなります。

この問題の根本には、更新の責任が誰にあるか曖昧なことと、更新しても特に報われないという構造があります。書いた人が更新義務を持つのか、管理者が定期確認するのか、ルールがないと誰も動きません。

信頼性を維持するための対策として、以下を導入することをおすすめします。

  1. 四半期ごとの棚卸しルールを設ける: 定期的に全ページを見直す機会を設け、古い情報に「要更新」フラグをつける仕組みにします。
  2. ページごとに「最終更新日」と「担当者」を明示する: 読み手が情報の鮮度を判断できるようにするとともに、書いた人への責任感も生まれます。
  3. 更新・投稿に対する称賛の仕組みをつくる: コメントや「いいね」機能を活用したり、月次の全体会議で積極的な投稿者を紹介したりすることで、書く動機が生まれます。

そもそもwikiは「完璧な情報を書かなければならない」ものではありません。Wikipediaと同様に、まず書いて後から直すという思想が根底にあります。「暫定版でも公開していい」という文化をつくることが、更新が止まる問題への根本的な処方箋です。

自社に合った社内wikiツールの選び方

前のセクションで触れた「使いにくさ」による形骸化を防ぐためにも、ツールの選定は社内wiki導入の成否を左右する重要な判断です。機能が充実していても、実際に使う社員にとって操作が難しければ定着しません。

選定時にチェックすべき4つの観点

ツールを比較する前に、自社の状況に照らして確認すべき観点を押さえておきます。

  • 操作性: エンジニア以外のメンバーが多い組織では、Markdownよりリッチテキストエディタを備えたツールが定着しやすくなります。スマートフォンからも閲覧・編集できるかどうかも確認ポイントです。
  • 検索機能: ページ本文だけでなく、添付ファイル(Word・Excel・PDF)の内容まで全文検索できるかどうかが使い勝手に大きく影響します。タグ検索やAI検索の有無も比較の対象になります。
  • セキュリティ: 情報の機密レベルに応じたアクセス権限管理が可能か、シングルサインオン(SSO)やIPアドレス制限に対応しているかを確認します。特に上場企業や金融・医療関連では重要な要件になります。
  • 料金体系: ユーザー数に応じた従量制か、人数にかかわらず使える固定制かによって、組織の規模によるコストが変わります。無料プランやトライアルの有無・制限内容も事前に確認しておくと安心です。

【一目見て分かる】社内wikiツール15選

まずは、一目見て分かる社内wikiツール表をご紹介します。

ツール名無料プランの有無最小月額料金日本語UIモバイル対応AI機能搭載SSO二段階認証
NotePMなし(30日間無料)5,400円~〇〇(Web)〇〇(有料オプション)〇
esaなし(2カ月間無料)500円/人~〇〇(Web)〇(β版)〇(Google認証)△(Google側)
Qiita:Teamなし(無料体験あり)500円~〇〇(Web)
専用アプリなし
〇〇〇
DocBaseなし(30日間無料)500円~〇〇(Web)〇〇〇
Qastあり(10人まで)要問い合わせ〇〇(iOS・Android)〇〇〇
GROWI.cloudあり
無料版は公開Wikiのみ
8,000円~〇〇(Web)〇〇〇
(認証機構を外部の認証機構で設定している場合)
Notionあり0円~〇〇〇〇(Business以上)〇
Kibelaあり(5人まで)0円~〇〇〇(スタンダード以上)〇(スタンダード以上)〇
Dropbox Paperあり0円~〇〇×〇(上位プラン)〇
Helpfeel Cosenseあり0円~〇〇〇〇(Business以上)〇
Confluenceあり(10ユーザーまで)0円~〇〇(iOS・Androidアプリ)〇(Standard以上)〇(Atlassian Guard Standardの追加契約等)〇(Atlassianアカウントで設定)
Knowledgeあり(OSS)0円
(サーバー・運用費別)
〇〇(Web)×××
DokuWikiあり(OSS)0円
(サーバー・運用費別)
〇〇(Web)〇(プラグイン)〇(プラグイン)〇(プラグイン)
PukiWikiあり(OSS)0円
(サーバー・運用費別)
〇〇(Web)〇(連携可能)×〇
GROWIあり(OSS)0円
(サーバー・運用・API費別)
〇〇(Web)〇〇〇

※2026年9月20日時点の公式情報を参考にしています。最新の料金・機能は各公式サイトでご確認ください。

>関連記事:社内wikiは自作とクラウド型、どっちがいい?見極め方を紹介!

【クラウド型】おすすめの社内wikiツール

クラウド型ツールの「無料プラン」を利用する際は、以下の条件と制限を事前に確認してください。

確認項目注意点
利用ユーザー数の上限多くのツールは、無料プランで利用できるユーザー数を制限しています。
機能制限バージョン履歴・権限管理・SSO・APIなどの高度な機能は、有料プランでのみ利用できる場合があります。必要な機能を無料プランですべて利用できるか、必ず公式サイトで確認してください。
ストレージ上限無料プランでは、利用できるストレージ容量が制限されている場合があります。
サポート無料プランでは、チャットや電話によるサポートを受けられないツールが多くあります。
自動課金の有無無料トライアル終了後に自動で課金されるツールがあります。申し込み前に利用規約や解約条件を確認してください。
  • 向いているケース: 少人数チームでまず試したい場合、または予算承認前の検証目的での利用
  • 注意点: 本格運用に移行する段階でプラン変更・データ移行が必要になることがあります。移行コストを見込んだ上で選定してください

有料の社内wikiツールの中でおすすめなのは、以下の7つです。

ツール名おすすめの人
NotePM・保管しているナレッジの検索に優れた社内wikiツールを探している人
・議事録やFAQなど、さまざまなドキュメントをスムーズに作成したい人
・セキュリティ対策に優れた社内wikiツールを探している人
esa・スピード重視で社内のナレッジを共有したい人
・同時編集が可能な社内wikiツールを探している人
・SlackやChatworkをすでに導入している人
Qiita:Team・エンジニアコミュニティの「Qiita」の利用経験がある人
・社内wikiツールを導入するにあたって、コメントやリアクションに関する機能を利用したい人
・すでにSlackやChatworkを社内で導入している人
DocBase・テンプレートを使って、迅速にナレッジを共有できる環境を構築したい人
・同時編集機能が備わっている社内wikiツールを探している人
・社内でチャットツールを使っている人
Qast・社内wikiツールの活用を通じて、職場のコミュニケーションを活性化させたい人
・気軽に利用できる社内wikiツールを探している人
・すでにPDFやWordなどにまとめられたナレッジを活用したい人
GROWI.cloud・エンジニアチームやIT部門での利用を検討している人
・MarkdownやPlantUMLなど技術ドキュメントを扱いたい人
・OSSの拡張性を活かしつつクラウド環境で安定運用したい人

各ツールの特徴や料金プラン、口コミを見ていきましょう。

NotePM

URL:https://notepm.jp/

NotePMは、保管しているナレッジの検索に優れた社内wikiツールです。全文検索に対応しており、Word・Excel・PDFファイルなど、タイトルだけでなく本文にも検索キーワードが含まれているかどうかを探してくれます。多くのナレッジを保管している場合でも、探している情報をスムーズに見つけやすい社内wikiツールです。

社内wikiへのコメントやリアクション、絵文字に対応しているため、社内コミュニケーションの円滑化にも役立ちます。

また、API・外部ツール(SlackやTeamsなど)との連携も可能で、必要なデータを簡単に連携することができます。さらに、社内wikiやマニュアルの柔軟なアクセス設定により、情報漏洩のリスクを防ぐことが可能です。

さらに、AI機能により、情報量が多い社内wikiやマニュアルの内容を、自動で要約・翻訳・校正できます。重要なポイントを素早く把握したり、情報収集にかかる時間を短縮したりする際に便利な機能です。

NotePMの主な特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・「ノート」へのナレッジの記載
・ドキュメントの全文検索
・テンプレートを活用したドキュメントの作成
・2段階認証やIPアドレス制限などのセキュリティ機能
・AIによる社内wikiの要約機能
・API連携・外部ツールとの連携機能
料金体系(税抜)プラン10:月額5,400円
プラン15:月額8,100円
プラン25:月額13,500円
プラン50:月額27,000円
プラン75:月額40,500円
プラン100:月額54,000円
おすすめな人・保管しているナレッジの検索に優れた社内wikiツールを探している人
・議事録やFAQなど、さまざまなドキュメントをスムーズに作成したい人
・セキュリティ対策に優れた社内wikiツールを探している人
無料お試しあり(30日間)
社内の知識を蓄積・共有するWikiツール NotePM

esa

esa


引用:esa – 自律的なチームのための情報共有サービス

esaは「チームのみんなで情報を育てる」というコンセプトの社内wikiツールです。不完全でもナレッジを公開し、その後に適宜修正を加える運用スタイルを重視しています。チーム内の複数人でナレッジを修正できるように、同時編集に対応しています。また、作成途中であることを示しながらナレッジを公開できる「WIP機能」も便利です。

esaの主な特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・ナレッジの共有
・ナレッジの同時編集機能
・WIP機能
・SlackやChatworkなど外部ツールとの連携
料金体系月額500円
おすすめな人・スピード重視で社内のナレッジを共有したい人
・同時編集が可能な社内wikiツールを探している人
・SlackやChatworkをすでに導入している人
無料トライアルあり(2ヶ月間)

Qiita:Team

Qiita:Team


引用:Qiita Team – 日報やナレッジ共有に便利な情報共有サービス

Qiita Teamは、エンジニアコミュニティの「Qiita」が運営する社内wikiツールです。QiitaのエディタをベースにしたUIで、誰でも簡単にナレッジを投稿できます。SlackやChatworkなど、外部のコミュニケーションツールと連携すると、新しくナレッジが投稿された際に通知を受け取れます。

Qiita Teamの特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・ナレッジの投稿
・Markdown記法によるナレッジの記入
・外部のコミュニケーションツールとの連携
・コメントやリアクションの送信
料金体系Personal:500円
Micro:1,520円
Small:4,900円
Medium:7,050円
Extra:要お問い合わせ
おすすめな人・エンジニアコミュニティの「Qiita」の利用経験がある人
・社内wikiツールを導入するにあたって、コメントやリアクションに関する機能を利用したい人
・すでにSlackやChatworkを社内で導入している人
無料トライアルあり(7日間)

DocBase

Docbase


引用:DocBase | 社内Wikiより簡単にナレッジ共有・マニュアル作成

DocBaseは、Markdown・リッチテキストの両方で文章を入力でき、誰でも簡単にナレッジを共有できる社内wikiツールです。画像を挿入したドキュメントを作成でき、チーム内にナレッジをわかりやすい形で共有できます。マニュアルの共有だけでなく、日報や議事録の作成にも利用できるツールです。

DocBaseの主な特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・ナレッジの共有
・テンプレートを使った、迅速なドキュメント作成
・同時編集機能
・各種チャットツールとの連携
料金体系パーソナル:月額550円
スターター:月額990円
ベーシック:月額4,950円
レギュラー:月額11,000円
ビジネス(100人利用):月額23,100円
おすすめな人・テンプレートを使って、迅速にナレッジを共有できる環境を構築したい人
・同時編集機能が備わっている社内wikiツールを探している人
・社内でチャットツールを使っている人
無料トライアルあり(30日間)

Qast

Qast


引用:Qast|AIナレッジプラットフォーム|AI × 社内のナレッジで、みんなの業務が動き出す。

Qastは、Q&A形式のページを作ることで、ナレッジを一元管理できる社内wikiツールです。社内のメンバーに向けて質問を投稿し、ほかの人から回答してもらうことで、ナレッジの蓄積につなげられます。匿名で気軽に質問できる「こましりbox」の機能も特徴的です。

Qastの主な特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・Q&A形式のページを作ることによる、ナレッジの共有
・メモベースでのナレッジ共有
・気軽に質問できる「こましりbox」
・PDFやWord、Excelのファイルなどを読み込ませてマニュアルを作成する機能
料金体系要お問い合わせ
おすすめな人・社内wikiツールの活用を通じて、職場のコミュニケーションを活性化させたい人
・気軽に利用できる社内wikiツールを探している人
・すでにPDFやWordなどにまとめられたナレッジを活用したい人
無料トライアルあり

GROWI.cloud

GROWI.cloud


引用:GROWI.cloud|組織やナレッジをとことん管理。Markdownでの情報共有なら

GROWI.cloudは、オープンソースのwikiソフトウェア「GROWI」をクラウド環境で利用できる社内wikiツールです。Markdownでの編集やPlantUML・Mermaidといった図表作成に対応しており、技術文書やシステム設計書なども効率的にまとめられます。

OSS由来の拡張性をそのまま活かしつつ、クラウド提供による安定運用が可能なため、エンジニアチームやIT部門を中心に幅広く活用できます。

項目概要
主な機能・多人数での同時編集(変更履歴の自動記録)
・ファイル・テキストなどの全文検索
・Markdown、リッチテキストエディタに加えて図表やテーブル表記も対応
・専用環境によるプライベートクラウド対応
料金体系・スモール:月額8,000円
・ミディアム:月額20,000円
・ラージ:月額50,000円
・グランド:月額100,000円
・アンリミテッド:月額200,000円
おすすめな人・エンジニアチームやIT部門での利用を検討している人
・MarkdownやPlantUMLなど技術ドキュメントを扱いたい人
・OSSの拡張性を活かしつつクラウド環境で安定運用したい人
無料トライアルあり(30日間)

【クラウド型】おすすめの社内wikiツール|無料プランあり

クラウド型で無料プランのある社内wikiツールは、以下の5つです。

ツール名特徴
Notion・ナレッジの共有だけでなく、メール送信やプロジェクト管理など、幅広い作業を効率化したい人
・AIを活用した社内wikiツールを使いたい人
・無料で使える社内wikiツールを探している人
Kibela・文章力に自信がなく、AIにドキュメントを添削してもらえる社内wikiツールを探している人
・すでにWordファイルでナレッジを管理している人
・投稿されたナレッジに対してリアクションできる社内wikiツールを探している人
Dropbox Paper・画像や表を使って、見やすい形でナレッジを共有したい人
・ナレッジを分類することで、わかりやすく整理したい人
・議事録をはじめ、さまざまな社内文書を効率良く作成したい人
Helpfeel Cosense・シンプルなUIでナレッジを投稿したい人
・ナレッジ同士を結び付けられる社内wikiツールを使いたい人
・無料で使える社内wikiツールを探している人
Confluence・最大10ユーザーまで無料でページやスペースを利用したい人
・Jiraとドキュメントを連携させたい人
・AIや詳細な権限管理が必要になったら有料プランを検討したい人

Notion

Notion


引用:あなたのニーズを叶えるAIワークスペース。| Notion (ノーション)

Notionは、ドキュメントの作成だけでなく、メール送信やプロジェクト管理なども可能な社内wikiツールです。幅広い機能を備えているため、業務を進める際のさまざまな作業を効率化できます。AIを積極的に活用している点も特徴で、今後の進化も注目できるツールです。

Notionの主な特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・ナレッジの共有
・メールの送信
・プロジェクト管理の機能
・会議の文字起こしをはじめとする、AIを活用した機能
料金体系フリー:無料
プラス:1,650円
ビジネス:3,150円
エンタープライズ:要お問い合わせ
おすすめな人・ナレッジの共有だけでなく、メール送信やプロジェクト管理など、幅広い作業を効率化したい人
・AIを活用した社内wikiツールを使いたい人
・無料で使える社内wikiツールを探している人
無料トライアルあり

>関連記事:Notionの代わりはどれがおすすめ?代替ツール10選と選び方を紹介

Kibela

Kibela


引用:Kibela キベラ|自律的な組織になるナレッジ共有ツール – 業界、職種、時間、場所を問わず、シンプルな運用で効率化を加速します

Kibelaは「組織が自走化する情報共有ツール」がコンセプトの社内wikiツールです。シンプルなUIのテキストエディタを利用できるため、パソコンに慣れていない人でも気軽にナレッジを投稿できます。Wordファイルからナレッジをインポートし、Kibelaで管理できるため、社内に散在しているマニュアルを一元化したい場合もおすすめです。

項目概要
主な機能・ナレッジの共有
・AIによるドキュメントの添削
・Wordファイルからのドキュメントのインポート
料金体系コミュニティー:無料
ライト:月額550円/1ユーザー
スタンダード:月額880円/1ユーザー
エンタープライズ:月額1,650円/1ユーザー(年間契約)
おすすめな人・文章力に自信がなく、AIにドキュメントを添削してもらえる社内wikiツールを探している人
・すでにWordファイルでナレッジを管理している人
・投稿されたナレッジに対してリアクションできる社内wikiツールを探している人
無料トライアルあり

Dropbox Paper

Dropbox Paper


引用:Paper – Dropbox

Dropbox Paperは、オンラインストレージサービスの「Dropbox」のアカウントを作成することで使える社内wikiツールです。ドキュメントの作成画面では、画像の挿入や箇条書きの追加など、内容を見やすくまとめるための機能を多数利用できます。Dropboxと併用することで、ナレッジ共有とドキュメント管理をまとめて効率化できます。

項目概要
主な機能・ナレッジの共有
・テンプレートを使ったドキュメントの作成
・ドキュメントを分類できるセクション機能
・ドキュメントの投稿や更新に関する通知機能
料金体系Basic:無料
Plus:月額1,500円
Professional:月額2,400円
Enterprise:要お問い合わせ
おすすめな人・画像や表を使って、見やすい形でナレッジを共有したい人
・ナレッジを分類することで、わかりやすく整理したい人
・議事録をはじめ、さまざまな社内文書を効率良く作成したい人
無料トライアルあり

Helpfeel Cosense

Helpfeel Cosense


引用:Cosense – Share Experience, Make Co-sense, and Go!

Helpfeel Cosenseは、メモ帳のようなUIにナレッジを記載できる社内wikiツールです。文中の単語を[]で囲むと、ほかのナレッジへの内部リンクとして機能します。関連するナレッジをまとめて確認できることで、業務手順への理解をスムーズに深められる点が魅力です。

Helpfeel Cosenseの特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・ナレッジの共有
・内部リンクの追加
・ドキュメントの並び順の切り替え(更新日・アクセス数など)
・ドキュメント一覧の表示切り替え(カードもしくはテーブル)
料金体系BUSINESS:月額1,100円/1ユーザー
BUSINESS ENTERPRISE:要お問い合わせ
おすすめな人・シンプルなUIでナレッジを投稿したい人
・ナレッジ同士を結び付けられる社内wikiツールを使いたい人
・無料で使える社内wikiツールを探している人
無料トライアルあり

Confluence

公式サイト:Confluence(Atlassian)

ConfluenceはAtlassianが提供するナレッジ共有・共同編集ツールです。ページやスペースを使って文書を整理し、テンプレートやページの変更履歴を活用できます。Jiraの作業項目とConfluenceのページを関連付けられるため、開発チームだけでなく、部署横断の情報共有にも利用できます。

Freeプランは最大10ユーザー・ファイルストレージ2GBで、スペースやページを作成できます。ただし、Freeではスペース・コンテンツの閲覧・編集権限を個別にカスタマイズできません。詳細なアクセス権限やRovoのAI機能が必要な場合は、Standard以上のプランを確認してください。

日本語UIに対応し、iOS・Android用のモバイルアプリも利用できます。SSOの組織的な強制には原則としてAtlassian Guard Standardの追加契約などが必要です(EnterpriseにはGuard Standardが含まれます)。2段階認証はAtlassianアカウント側で設定できます。

項目概要
主な機能・ページ・スペースによる情報整理
・ドキュメントの共同編集・変更履歴・テンプレート
・Jiraとの連携
・AI検索・要約などのRovo機能(Standard以上)
料金体系Free:0円/月(最大10人)
Standard:744円/人/月
Premium:1,432円/人/月
Enterprise:要問い合わせ
おすすめな人・Jiraの作業項目とドキュメントを連携させたい人
・ページやスペースで社内ナレッジを整理・共有したい人
・最大10ユーザーの無料プランから利用したい人
無料トライアルStandard・Premium:原則7日間。Freeプランは期間制限なく利用可能(最大10人)。

【オンプレミス型】おすすめの社内wikiツール(無料)

確認項目注意点
導入・運用費用ライセンス費用は0円ですが、サーバーのレンタル費用・構築費用・保守費用が別途発生します。
IT担当者の確保サーバーの構築・設定・セキュリティ対応は、自社のIT担当者が行う必要があります。担当者が不在の場合は、外部ベンダーへの委託費用が必要です。
サポート体制クラウド型のようなベンダーによるサポートがないため、トラブル発生時は自力での解決またはコミュニティへの問い合わせが基本となります。
機能拡張機能拡張はプラグインの導入や独自開発で対応できますが、開発工数が必要です。
  • 向いているケース: 社内にサーバー管理・Linux操作ができるIT担当者がおり、初期費用を抑えながら自社環境に合わせてカスタマイズしたい組織
  • 向いていないケース: IT専任担当者が不在の中小企業、またはすぐに本番運用を開始したい組織

オンプレミス型のおすすめの社内wikiツールは、以下の4つです。

ツール名おすすめの人
Knowledge・Markdown記法に慣れている人
・WordやExcelでまとめた業務マニュアルを活用したい人
・コメント機能でコミュニケーションを取れる社内wikiツールを探している人
Dokuwiki・無料で使える社内wikiツールを探している人
・画像や動画を埋め込んで、見やすいページを作成したい人
・カスタマイズ性の高い社内wikiツールを探している人
PukiWiki・無料で使える社内wikiツールを探している人
・カスタマイズ性の高い社内wikiツールを使いたい人
・簡易的なホームページの制作を予定している人
GROWI・無料で使える社内wikiツールを探している人
・業務でdraw.ioを活用している人
・複数人で社内wikiを素早く立ち上げたい人

Knowledge

Knowledge


引用:Knowledge – Free knowledge base system

Knowledgeは、GitHubでソースコードを公開している、オープンソース型の社内wikiツールです。Markdown記法を用いてナレッジを記載できるほか、業務手順をまとめたファイルの共有も可能です。スマートフォンでの表示にも対応しており、外出先からでも気軽に利用できます。

Knowledgeの主な特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・Markdown記法による、社内wikiの作成
・ファイルの添付
・コメントの投稿
・情報の追記やコメントの投稿などを知らせる通知機能
料金体系無料
おすすめな人・Markdown記法に慣れている人
・WordやExcelでまとめた業務マニュアルを活用したい人
・コメント機能でコミュニケーションを取れる社内wikiツールを探している人
無料トライアルあり

DokuWiki

Dokuwiki


引用:ドクウィキ [DokuWiki]

DokuWikiは、シンプルなマークアップ記法でページを作成できる社内wikiツールです。新しいページの作成や修正など、すべての変更履歴が記録されるため、複数人でwikiを運用する場合において使い勝手が良いです。多数のプラグインやテンプレートをダウンロードでき、自社のニーズに合う形でカスタマイズできます。

DokuWikiの主な特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・シンプルな記法による、社内wikiの作成
・ページ内への画像や動画の埋め込み
・プラグインのインストールによる機能拡張
・テンプレートのインストールによる、社内wikiの見た目の変更
料金体系無料
おすすめな人・無料で使える社内wikiツールを探している人
・画像や動画を埋め込んで、見やすいページを作成したい人
・カスタマイズ性の高い社内wikiツールを探している人
無料トライアルあり

PukiWiki

PukiWiki


引用:FrontPage – PukiWiki-official

PukiWikiは「PukiWiki Development Team」という開発チームによって制作された社内wikiツールです。社内サーバーにダウンロードし、PHPを使うことで動かせます。社内wikiの作成だけでなく、簡易的なホームページを立ち上げる際にも活用できます。

PukiWikiの主な特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・社内wikiの作成
・プラグインによる機能拡張
・スキンを使った見た目の変更
・バックアップデータからの復旧機能
料金体系無料
おすすめな人・無料で使える社内wikiツールを探している人
・カスタマイズ性の高い社内wikiツールを使いたい人
・簡易的なホームページの制作を予定している人
無料トライアルあり

GROWI

GROWI


引用:OSS開発wikiツールのGROWI | 快適な情報共有を、全ての人へ

GROWIは、社内のサーバーにインストールして使う、オープンソース型の社内wikiツールです。Markdown記法やリッチテキストエディタを使って、社内wikiを作成できます。また、図形作成ツールのdraw.ioと連携すると、図表の作成も可能です。同時編集にも対応しており、複数人で迅速に社内wikiを構築できます。

GROWIの特徴は以下の通りです。

項目概要
主な機能・社内wikiの作成
・draw.ioとの連携による画像作成
・同時編集機能
・ページごとのコメント機能
料金体系無料
おすすめな人・無料で使える社内wikiツールを探している人
・業務でdraw.ioを活用している人
・複数人で社内wikiを素早く立ち上げたい人
無料トライアルあり
社内の知識を蓄積・共有するWikiツール NotePM

社内wikiは「導入」より「定着」が勝負

社内wikiはツールを入れることがゴールではなく、情報が蓄積・更新され続ける状態をつくることがゴールです。この記事で見てきた内容を振り返ると、以下の3点に集約されます。

  • 社内wikiの定義: 業務マニュアル・規定・ノウハウなどのストック型情報を一元管理し、社員全員が編集・検索できるナレッジ共有の仕組み
  • 導入メリット: 属人化防止・教育工数削減・情報検索の効率化・部署横断の知識共有という4つの効果が期待できる
  • 定着のカギ: 推進担当の設置・初期コンテンツの用意・定期的な更新ルールの3つが形骸化を防ぐ

まずは無料プランやトライアルで小さく始めるのが現実的な第一歩です。いきなり全社展開するのではなく、1部署や1チームで試しながら運用ルールと推進担当を決め、うまく機能してから展開範囲を広げていく進め方が定着につながります。

社内wikiの具体的なツール選定は「自社に合った社内wikiツールの選び方」のセクションで比較したツールを参考に、自社の規模・技術レベル・予算を照らし合わせて検討してみてください。

おすすめのナレッジ管理ツール「NotePM」

NotePM

NotePM(ノートピーエム) は、Webで簡単にマニュアル作成できて、強力な検索機能でほしい情報をすぐに見つけられるサービスです。さまざまな業界業種に導入されている人気サービスで、大手IT製品レビューサイトでは、とくに『使いやすいさ・導入しやすさ』を高く評価されています。

NotePMの特徴

  • マニュアル作成、バージョン管理、社外メンバー共有
  • 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
  • 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
  • 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる

 

 

URL: https://notepm.jp/

 

NotePMについて詳しく見る >