【2024年版】ファクタリングサービスのおすすめ10選!機能やメリット・デメリットと選び方を解説!

2024年01月04日(木) 決済

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

事業を拡大させたくても、資金繰りの問題に頭を抱えているという経営者は少なくありません。そのときに強力な味方となるのが、ファクタリングサービスです。近年、多くの企業がキャッシュフローを安定させるための解決策としてファクタリングサービスを利用しています。しかし、ファクタリングサービスは多数あり、どれを選べばよいのかわからなくなることもあるでしょう。そこで本記事では、おすすめのファクタリングサービス10選、ファクタリングサービスの機能、導入メリット・デメリット、選び方を詳しく解説します。

ファクタリングサービスとは?

ここでは、ファクタリングサービスについて以下の2つの点から解説します。

  • ファクタリングサービスとは
  • 取引方法

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

ファクタリングサービスとは

ファクタリングサービスとは、企業の売上債権を譲渡して現金化するサービスのことです。日本のビジネス取引では、先に製品やサービスを提供し、後で支払いを受け取る「信用取引」が主流です。しかし、信用取引は売掛金の回収が遅れ、最悪のケースでは損失が生じ、資金面で問題に直面する可能性があります。そこでファクタリングを利用すれば、お金を借りることなく資金調達が可能です。

取引方法

ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類の取引方法があります。

2社間ファクタリング

2社間ファクタリングでは、ファクタリングの利用者とファクタリング事業者の2つの企業間でのみ契約が結ばれます。2社間ファクタリングのメリットは、取引相手にファクタリングの利用が知られることはないため、取引関係や信頼関係に影響がないのがメリットです。また、手続きがシンプルで、現金化まで比較的スムーズに進みます。しかし、ファクタリング業者によって手数料は異なりますが、3社間ファクタリングに比べてやや高めに設定されている場合が多いでしょう。

3社間ファクタリング

3社間ファクタリングは、利用者・ファクタリング業者・売掛先企業の3社間で行う方法です。債権はファクタリング業者に買い取られ、債権回収のリスクもファクタリング業者に移行します。業者にとっては回収のリスクが低減するため、2社間ファクタリングよりも手数料が安く設定されているのが一般的です。一方、取引先にファクタリングの利用が知られてしまう、合意が得られるまでに時間がかかるというデメリットもあります。


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ファクタリングサービスの方法

ファクタリングサービスの方法には、主に以下の5つがあります。

  • 買取ファクタリング
  • 保証ファクタリング
  • 一括ファクタリング
  • 国際ファクタリング
  • 医療ファクタリング

それぞれについて、詳しく解説します。

買取ファクタリング

買取ファクタリングとは、速やかに現金を調達するために、売掛債権をファクタリング業者に売って換金する手段のことです。買取ファクタリングは、売掛債権をファクタリング業者へと譲渡し、そのときの手数料を除いた金額を現金として受け取ることができます。買取ファクタリングは銀行の融資とは異なり担保の設定は不要で、売る側の取引相手の信用度だけで判断されます。そのため、大手企業だけでなく、中規模企業や個人事業主も利用しやすいという特徴があります。

保証ファクタリング

保証ファクタリングは、万が一、取引先が売掛金を支払わなかったときに、ファクタリング業者が代わって金額を担保する方法のことです。買取型とは異なり、信用力が低い企業との取引で使われることが多くみられます。ファクタリング業者が取引先の信用度を確認し、適用可能となれば保証枠の範囲内で売掛債権を保証します。特に、取引先が財務的に安定しているかわからない場合には、保証ファクタリングの活用は効果的です。

一括ファクタリング

一括ファクタリングは、手形に代わるものとして利用されるファクタリングです。金融業者が支払いを補償するため、高い信用を持つ企業でない限り、利用するのは難しいと言えます。一括ファクタリングは、納品する企業、支払う企業、金融業者の3者間の取引で行われます。一括ファクタリングでは、金融業者の支払い保証が受けられる上に、印紙税や煩雑な手続きをする必要もありません。

国際ファクタリング

国際ファクタリングは、外国のビジネスパートナーとの取引で未回収の売掛金に対してファクタリング業者から保証を受ける方式のファクタリングです。通常、国外の取引先との商取引では、輸出貿易保険や取消不能信用状をかけておくとよいとされていますが、導入にはコストがかかります。その代替策として、ファクタリングの利用が増えてきています。ただし、国際ファクタリングは、主に大規模な商取引でしか適応されない点に注意が必要です。

医療ファクタリング

医療ファクタリングは、病院やクリニックなど医療機関のためのファクタリングサービスです。医療施設・社会保険医療基金や国民健康保険団体連合会・ファクタリング業者の3者間で行われます。取引相手が国保や社保であるため、審査は比較的緩やかで、償還請求権もありません。ただし、実際の取引は医療施設とファクタリング業者の間で行われるため、通常の3社間ファクタリングに比べて手数料が高めに設定されるという欠点もあります。

ファクタリングサービスの導入メリット

ファクタリングサービスの導入メリットには、以下の3つがあります。

  • 業績に関わらず資金調達ができる
  • 迅速に資金調達ができる
  • 売掛債権の未回収リスクを低減できる

それぞれについて、詳しく解説します。

業績に関わらず資金調達ができる

ファクタリングサービスの導入メリットの1つ目は、業績に関わらず資金調達ができることです。ファクタリングを活用すれば、事業の経営状況が厳しくても資金を手に入れることができます。通常、業績が不調で赤字続きだった場合、銀行から融資は受けられません。しかし、ファクタリングの場合は、売掛先の信用状況が良好であれば資金を確保でき、迅速に資金調達が実現できます。また、税金などの支払いが遅れていても、ファクタリングであれば柔軟に対応してもらえる可能性が高いでしょう。

迅速に資金調達ができる

ファクタリングサービスの導入メリットの2つ目は、迅速に資金調達ができることです。迅速に現金化できることで、急に運営資金や設備出費が必要になったときに役立ちます。通常の融資などの方法で資金を調達するには、数日もしくはそれ以上の期間を要することが多い中、ファクタリングなら短期間で現金化できます。そのため、企業資金の流動性を効果的に高められるでしょう。

売掛債権の未回収リスクを低減できる

ファクタリングサービスの導入メリットの3つ目は、売掛債権の未回収リスクを低減できることです。通常は、売掛債権がファクタリング業者に譲渡されるため、取引先が倒産したときにはファクタリング業者が責任を負うのが一般的です。償還請求権のないファクタリングサービスを選ぶことで、取引先が倒産しても回収リスクを軽減できるでしょう。

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ファクタリングサービスの導入デメリット

ファクタリングサービスの導入デメリットには、以下の2つがあります。

  • 手数料がかかる
  • 取引先にファクタリングの利用が知られる

それぞれについて、詳しく解説します。

手数料がかかる

ファクタリングサービスの導入デメリットの1つ目は、手数料がかかることです。売掛債権の未回収リスクをファクタリング業者が請け負うため、手数料は高めに設定されています。さらに、ファクタリングは貸金業にあたらないことが多いため、制限がないことも一因です。手数料は最大20%程度が相場とされているため、30%以上に設定されているサービスは利用前によく検討しましょう。

取引先にファクタリングの利用が知られる

ファクタリングサービスの導入デメリットの2つ目は、取引先にファクタリングの利用が知られることです。3社間取引の場合、取引先にファクタリングの使用が通知されてしまいます。そのため、企業や個人事業主が資金繰りに困っていることを取引先に知られるリスクがあり、信頼関係に影響を及ぼすことも考えられます。料金は若干高くなりますが、ファクタリングの利用を知られたくない経営者や個人事業主は、2社間ファクタリングの活用を検討しましょう。

ファクタリングサービスの選び方

ファクタリングサービスを選ぶときには、以下の6つのポイントがあります。

  • 入金スピード
  • 審査方法
  • 手数料率
  • 買取可能額
  • 信頼性のある運営会社
  • 利用可能な業務形態

それぞれについて、詳しく解説します。

入金スピード

ファクタリングサービスの選び方の1つ目は、入金スピードです。銀行からの融資よりも、ファクタリングサービスは早期に現金化が可能ですが、入金までの速さはサービスによって異なります。手続きをオンラインで行えるファクタリング会社や、最速当日などで現金化ができるファクタリング業者を選ぶことで、スムーズに資金調達が実現するでしょう。

審査方法

ファクタリングサービスの選び方の2つ目は、 審査方法です。多くはオンラインを活用しており、いつでもどこでも簡単に手続き可能で、審査も迅速に行われます。なお、完全なオンライン手続きに心配がある方は、電話で審査を行っているサービスも検討しましょう。

手数料率

ファクタリングサービスの選び方の3つ目は、手数料率です。ファクタリングは通常の借入とは異なり、金利は発生しません。しかし、売掛金の買取額によって手数料がかかります。コストを抑えるためには、手数料をきちんと確認する必要があります。各サービスで手数料の目安は示されているものの、具体的な買取額は提出する会社の信用状況や売掛金の総額などにより変動します。正確な手数料を知るためには、見積りを取る必要があるため、時間を確保しておきましょう。なお、手数料の計算ツールがあるサービスも多いため、ツールを利用しながら複数の会社から見積りを取って比較し、市場の相場を掴んでおくことをおすすめします。

買取可能額

ファクタリングサービスの選び方の4つ目は、買取可能額です。各サービスによって買取できる金額の範囲が設定されており、小額の取引から数億円の大型取引まで対応しているところもあれば、特定の金額に限られるものもあります。また、はじめに金額を設定し、請求書の一部分だけを買い取るサービスもあります。高額な請求書しかない場合でも、無駄な手数料をかけずに利用できる可能性があるため、買取可能額を調べておくことは大切です。

信頼性のある運営会社

ファクタリングサービスの選び方の5つ目は、信頼性のある運営会社です。ファクタリング自体は合法的なサービスですが、中には不正な貸出をする悪徳業者もいます。不適切な業者を選んでしまうと、高い手数料を要求され、資金の流れがかえって難しくなる恐れがある上に、取り立てにあうリスクもあるため注意しましょう。

利用可能な業務形態

ファクタリングサービスの選び方の6つ目は、利用可能な業務形態です。法人や個人事業主・フリーランス・中小企業・合同会社など、ファクタリング利用者の事業形態は多岐にわたります。ただし、ファクタリング業者によっては、取り扱う業態に制約があることも少なくありません。法人専用のサービスや、個人事業主やフリーランスに特化したものもあります。効率的に取引するためには、自身の事業形態にあったサービスを選ぶことが大切です。

ファクタリングサービスのおすすめ10選

ここでは、ファクタリングサービスのおすすめの10選を紹介します。

  • ベストファクター
  • ビートレーディング
  • アクセルファクター
  • えんナビ
  • ペイトナー ファクタリング
  • QuQuMo
  • 日本中小企業金融サポート機構
  • トップ・マネジメント
  • PAYTODAY
  • TRY

それぞれについて、詳しく解説します。

ベストファクター

ベストファクターは、即日入金が可能なファクタリングサービスです。2社間ファクタリングも利用できるため、取引先に知られることなく資金調達が実現できます。万が一、売掛金が回収できなくても、償還請求権はありません。信用情報を気にしなくて済むため、個人事業主や新設法人やベンチャー企業にもおすすめのサービスです。

ベストファクターの特徴

  • 2社間ファクタリングも取扱可能
  • 最短24時間で入金可能
  • 新設法人・個人事業主も利用可能

URL: https://bestfactor.jp/

 

ビートレーディング

ビートレーティングは、オンラインで利用可能なファクタリングサービスです。月間契約数は1,000件を超える実績があります。専任オペレーターによる迅速な審査で、最短2時間で入金が可能です。2社間・3社間のファクタリングが利用できるのも特徴です。資金調達を、スピーディーに行いたい方におすすめします。

ビートレーディングの特徴

  • 最短2時間で入金可能
  • オンライン契約が可能
  • 2社間・3社間ファクタリング対応

URL: https://betrading.jp/

 

アクセルファクター

アクセルファクターは、売掛金の即日現金化が可能なファクタリングサービスです。売掛金の下限金額が30万円であるため、少額の請求書でも利用できます。また、医療業・建設業・運送業・IT企業などさまざまな業種の活用事例があるのも特筆すべき点です。資金調達を迅速に行いたい中小企業におすすめのサービスと言えます。

アクセルファクターの特徴

  • 売掛金の即日現金化
  • 銀行融資不要の資金調達
  • 少額取引にも対応

URL: https://accelfacter.co.jp/

 

えんナビ

えんナビは、資金調達の課題を効果的に解決するファクタリングサービスです。従来の融資とは異なる審査方法で、不動産や保証人がいない状況でも利用可能です。信用情報への影響がなく、審査から入金まで迅速に対応してくれるのも嬉しいポイントです。最低50万円から対応しているため、少額な請求書でファクタリングを利用したい人にもおすすめします。

えんナビの特徴

  • 24時間365日スピード対応
  • 信用情報への影響なし
  • 最低50万円から対応

URL: https://ennavi.tokyo/

 

ペイトナー ファクタリング

ペイトナー ファクタリングは、フリーランス向けのファクタリングサービスです。借り入れや融資とは異なり、売掛金の早期回収ができます。審査から入金までオンラインで完結するのも特徴です。保証人や担保が不要で、税金の滞納や信用情報の問題などもありません。事業の拡大などで急な資金調達が必要になったときなどにおすすめのサービスです。

ペイトナー ファクタリングの特徴

  • フリーランス向けのサービス
  • 2社間ファクタリングで取引先に知られず利用可能
  • 信用情報に影響せずに利用可能

URL: https://paytner.co.jp/factoring

 

QuQuMo

QuQuMoは、オンラインでどこからでも手続きが可能なファクタリングサービスです。申し込みから最短2時間で入金されます。金額上限は設けず、少額から高額まで幅広く対応しているのも特徴です。売掛金さえあれば、法人から個人事業主まで利用できます。また、債権譲渡登記の設定は不要で、面倒な書類も必要ありません。請求書と通帳の2点のみで手続きが完了するため、迅速に資金調達したい方におすすめです。

QuQuMoの特徴

  • 申し込みから最短2時間で入金
  • 取引先通知なし・低コスト
  • 請求書・通帳の2点のみで手続き可能

URL: https://ququmo.com/

 

日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構は、企業の資金調達方法を多角的にサポートするプラットフォームです。金融機関の選定から、現代的な資金調達手段であるファクタリングやクラウドファンディングまで、多岐にわたる資金調達手法を紹介しています。さらに、助成金や補助金の情報提供も行っているため、ファクタリング以外の方法も検討したい人にはおすすめです。

日本中小企業金融サポート機構の特徴

  • 即日調達診断で迅速対応
  • 経営・資金繰り無料相談
  • 多岐にわたる資金調達支援

URL: https://chushokigyo-support.or.jp/

 

トップ・マネジメント

トップ・マネジメントは、経営者支援に特化したファクタリングサービスです。オンラインで手続きが完結でき、創業13年の実績・ノウハウを活かした高い成約率が特徴です。また、2社間から3社間ファクタリング、早期資金化や特定業種向けのサービスなど、多彩な商品ラインナップを展開しています。透明性と安心感を求める経営者に向くサービスです。

トップ・マネジメントの特徴

  • オンラインで手続き完結
  • 13年の実績と信頼
  • 多彩な商品ラインナップ

URL: https://top-management.co.jp/

 

PAYTODAY

PAYTODAYの即日AIファクタリングは、オンラインのみで取引が完結するファクタリングサービスです。AI審査を採用しているため、最短30分で即日振込も実現可能です。2社間ファクタリングも利用できるため、取引先へも通知されず安心して利用できます。ベンチャーやフリーランスや地方中小企業に向くサービスと言えるでしょう。

PAYTODAYの特徴

  • オンラインで手続きが完結
  • AI審査・最短30分振込
  • 取引先への通知不要

URL: https://paytoday.jp/

 

TRY

TRYは、最短で即日入金可能なファクタリングサービスです。2社間ファクタリングを利用できるため、取引先に知られずに資金が調達できます。製造業や広告業などさまざまな業種の利用実績があり、個人事業主も利用可能です。ファクタリング後の資金繰りに関する相談ができるコンサルティングサービスも行っているため、長期的にサービスを利用したい人にもおすすめのサービスです。

TRYの特徴

  • 2社間ファクタリングが利用可能
  • 最短で即日入金可能
  • 資金繰りコンサルティングサービスあり

URL: https://www.factoring-try-sko.co.jp/

 


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まとめ

本記事では、ファクタリングサービスのおすすめ10選、導入メリット・デメリット、選び方を詳しく解説しました。安定的な資金繰りは、事業を継続・拡大させるためには不可欠な要素です。ファクタリングは、業者によって手数料や機能、サービスが異なるため、あなたの企業や事業にあったサービスを選ぶことが重要です。本記事を参考に、事業の特性や業種、ニーズにあったサービスを比較検討してみてください。

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