【2024年版】後払い決済サービスおすすめ5選を徹底比較!選ぶ際のポイントも解説!

2024年04月04日(木) 決済

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

近年、後払い決済の利用者が増加傾向にあります。これまでは現金の他、クレジットカードによる支払いが浸透していましたが、スマートフォンを活用した支払い方法の普及にともない、サイバー犯罪も増加し安心できる購入方法が求めらるようになりました。本記事では、後払い決済サービスを選ぶ際のポイントやおすすめ後払い決済サービス7つをご紹介します。

後払い決済サービスとは?導入前に知るべきおすすめの基礎知識

後払い決済サービスを導入する前に知っておくのがおすすめの基礎知識3つを紹介します。

・後払い決済サービスとは
・後払い決済サービスの仕組み
・拡大を続ける後払い決済市場

それでは、1つずつ見ていきます。

後払い決済サービスとは

後払い決済サービスは、購入者が購入した商品を受取り後に、指定の場所で支払いができるサービスのことです。一般的には主にコンビニエンスストア・銀行・郵便局などで現金で支払うため、クレジットカードを持たない人や、クレジットカード情報をWebで入力するのが不安な人でも安心して利用できます。

後払い決済サービスの仕組み

購入者が後払い決済サービスを利用するには、事前申し込みが必要です。支払い可能な金額の上限が申込み時に決まります。この上限額は属性・年収などによって変わるため、全ての購入者が同一の金額というわけではありません。商品を販売するECサイトは、支払い時に購入者IDや金額などの情報について決済代行会社に送信し、支払いの可否を確認します。支払いが認められると後払いの利用が可能となり、お店が購入者に商品を発送する流れです。

購入者が商品を購入した際に発生する代金は、決済代行会社がECサイトに立て替えて支払います。商品代金の債権は後払い決済代行会社に譲渡されるため、お店は未回収になることを懸念する必要はありません。

拡大を続ける後払い決済市場

現在、後払い決済市場は拡大を続けています。後払い決済サービスの市場規模は拡大傾向にあり、今後も後払い決済サービスのニーズは高まりつつあるという見解があります。数字で具体的に見ていくと、2016年における後払い決済サービス提供事業者の取扱高は2,900億円でしたが、2019年度は6,870億円にまで高まりました。予想では、2024年には取扱高は1兆8,800億円になると見込まれています。

後払い決済サービスの導入がおすすめの理由・メリット

後払い決済サービスの導入がおすすめの理由・メリットは以下の5つです。

  • 手元に現金がなくても購入してもらえる
  • 代行会社の介入で後払いの手間が省ける
  • クレジットカードのセキュリティリスクを回避できる
  • 購入完了までサイトから離脱しにくくなる
  • 顧客層が拡大する

それでは、1つずつ見ていきます。

手元に現金がなくても購入してもらえる

後払い決済サービスの導入がおすすめの理由・メリットの1つ目は、手元に現金がなくても購入してもらえることです。後払い決済サービスを利用できれば、顧客が買い物時に気になる商品を見つけて、「購入したいけど、お金が手元にない」という時にも安心です。店舗にとってもメリットがあり、手元にお金がない顧客であっても商品を購入できることは、店舗の売上アップにつながると期待できます。

代行会社の介入で後払いの手間が省ける

後払い決済サービスの導入がおすすめの理由・メリットの2つ目は、代行会社の介入で後払いの手間が省けることです。決済代行会社を利用すれば、店舗が独自に後払い決済サービスを提供するのとは異なり、店舗の業務は増えません。決済代行サービスを活用すれば、毎月定まった日に商品の購入代金を立替払いしてもらえます。店舗は督促・代金回収といった業務を行う必要はありません。

クレジットカードのセキュリティリスクを回避できる

後払い決済サービスの導入がおすすめの理由・メリットの3つ目は、クレジットカードのセキュリティリスクを回避できることです。購入者は後払い決済サービスを利用すれば、クレジットカードのセキュリティリスクを回避できます。購入者がクレジットカード情報の入力に不安を抱かないことは、購入不安の解消になります。クレジットカードの利用を踏み止まる顧客であっても、後払い決済サービスであれば、商品購入に前向きになるかもしれません。もしクレジット決済を利用するのであればセキュリティが自社の基準に適したサービスを選ぶ必要があります。

関連記事:【2024年版】クレジット決済サービスのおすすめ7選を徹底比較!

購入完了までサイトから離脱しにくくなる

後払い決済サービスの導入がおすすめの理由・メリットの4つ目は、購入完了までサイトから離脱しにくくなることです。たとえば、電車での移動中にECサイトを利用してショッピングをする顧客の中には、目的地に着く前にクレジットカード番号の入力などが終わらず、結果的に購入完了に至らない人もいるかもしれません。しかし後払い決済サービスでは、カード番号の入力・本人認証のパスワードの入力などは必要ないため、購入手続きを短時間で完了できます。そのため、顧客が購入の途中でサイトから離脱することを防止といえます。

顧客層が拡大する

後払い決済サービスの導入がおすすめの理由・メリットの5つ目は、顧客層が拡大することです。後払い決済サービスは、クレジットカードを持たない傾向にある学生や主婦(主夫)も新たな顧客ターゲットとすることができます。顧客層が拡大することで、売上向上にも期待することができます。

関連記事:【2024年版】スマホ決済サービスのおすすめ9選を徹底比較!メリットや種類も解説

後払い決済サービスを比較する際のポイント

後払い決済サービスを比較する際のポイントは以下の3つです。

  • 目的に対する利用料金は適切か
  • 自社の商品の金額と利用枠のバランスは適切か
  • 自社のキャッシュフローと入金のサイクルは適切か

それでは、1つずつ見ていきます。

目的に対する利用料金は適切か

後払い決済サービスを比較する際のポイントの1つ目は、目的に対する利用料金は適切かです。利用できる料金はサービスごとに大きく異なります。後払い決済サービスにおける利用料金とは、月額料金と決済手数料を合計した金額であることがほとんどです。また、複数のプランの提供を行う決済機関もあります。オプションで、請求書の同梱・取引先の自動登録などといった業務負担を軽減してくれるサービスが受けられるところもあります。

自社の商品の金額と利用枠のバランスは適切か

後払い決済サービスを比較する際のポイントの2つ目は、自社の商品の金額と利用枠のバランスは適切かです。利用枠の上限額が取り扱っている商品を上まわる後払い決済サービスを選択するようにしてください。商品の金額が利用枠よりも高額な場合、顧客はは後払い決済サービスを利用できなくなってしまいます。利用枠の上限額は、後払い決済サービスごとに異なるため、高額商品を多く取り扱う店舗の場合、利用枠を高めに設定しておくことをおすすめします。

自社のキャッシュフローと入金のサイクルは適切か

後払い決済サービスを比較する際のポイントの3つ目は、自社のキャッシュフローと入金のサイクルは適切かです。決済代行会社経由で後払い決済サービスを導入すると、後払い決済の決済機関が売上を立て替えます。そして、決済代行会社を介して、EC事業者に入金を行います。後払い決済サービスによって入金サイクルは異なり、「月末締め翌月末日払い」「15日締め末日払い」など様々です。後払い決済サービスの中には、入金サイクルを早めるサービスをオプションで提供しているところもあります。

後払い決済サービスおすすめ5選を徹底比較

ここでは、後払い決済サービスのおすすめ5選を見ていきましょう。

SBペイメントサービス

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SBペイメントサービス は、Softbankグループのオンライン決済サービスです。後払い決済サービス「NP後払い」の導入が可能で、売り上げ拡大が見込めます。大手インターネットサービス会社を含む大企業の導入実績も豊富であり、かつSoftbankならではの安心感もあります。導入までの流れはクリアで、サポート体制が充実している点も魅力です。

SBペイメントサービスの特徴

  • 大手後払い決済サービス「NP後払い」が導入可能
  • Softbankが提供するサービスで、信頼感がある
  • 利用者のニーズに応える豊富な決済サービス

URL: https://www.sbpayment.jp/

 

DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)

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DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)

DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス) が提供する総合決済サービス「VeriTrans4G」は、ECサイトから実店舗にいたるまで、多彩な販売チャネルで利用可能な決済代行サービスです。インターネット創業期からサービスを提供してきた古参で、業界の中でも規模が大きいサービスになります。クレジットカード決済をはじめ、コンビニ決済や電子マネー決済、キャリア決済やポイント決済などありとあらゆるサービスを提供しているため、ニーズに合わせたものを導入しやすいです。カード情報の非保持化対応などにも対応しており、その技術力とセキュリティの信頼性には高い評価が寄せられています。
※DGフィナンシャルテクノロジーの決済サービスは個人事業主様への提供は行っていません。

DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)の特徴

  • サービスの取り扱い規模が大きく、全11種類もの豊富な決済手段が利用可能
  • 20年以上の長い歴史にもとづいた、実績ある信頼性の高いシステム
  • 最新のセキュリティにも対応しており、安全対策は万全

URL:https://www.veritrans.co.jp/lp/4g.html


 

STORES決済(旧:Coiney)

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STORES 決済 (旧:Coiney) は、はじめての方にとっても利用しやすい後払い決済サービスです。簡単な操作であり、かつサポート体制も充実しているため、後払い決済サービスをはじめて導入してみようという企業の多くが選択しています。また、オンライン請求書を簡単に作成し、お客様に届けられるので、手間のかかる請求書作成業務の負担も大きく軽減されます。

STORES決済(旧:Coiney)の特徴

  • 初期費用・月額固定費がかからないため、コスト面でも安心できる
  • 導入にあたって必要なツールは、スマホ、もしくはタブレットのみ
  • 導入完了までのスピードが速く、1次審査の結果は申込日から最短翌2営業日

URL: STORES 決済 (旧:Coiney)

 

スコア後払い

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スコア後払いとは、通販を展開するニッセンのグループ会社、株式会社SCOREが開発した後払いサービスです。お客様が商品を受け取り、商品内容を確認をしてから、コンビニや郵便局、各種アプリでの支払いが可能です。

スコア後払いの特徴

  • 後払い決済が選択できることで、カード決済を好まないお客様のご利用や、未入金キャンセルを未然に防ぐことが可能
  • 購入者からの請求関連のお問い合わせには弊社の購入者様サポートチームがご対応いたしますので、加盟店様の負担にならずに、後払い決済のサービス利用が可能
  • ニッセンで蓄積した与信審査のノウハウを活用することで、高い与信通過率と代金回収率の両立を実現

URL: スコア後払い

 

DGFT 請求書カード払い

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DGFT請求書カード払いは、あらゆる請求書がカード支払い可能となる決済サービスです。銀行振込をカード支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を最大60日先延ばしにすることができます。カード支払い分の引き落としは最大で60日先なので、その分実質的な出金を後ろにずらすことができ、資金繰りの改善に繋がります。会員登録を済ませて、カード払いしたい請求書を登録しカード決済するだけなので、利用にあたっての書類提出などは不要となります。日常的に利用しているカードをそのまま使うことができ、手数料も3%と業界最安水準となります。

DGFT 請求書カード払いの特徴

  • 簡単ウェブ登録で最短翌日から利用開始可能
  • 手数料も業界最安水準でリーズナブル
  • 通常のカード支払いと同じなので、カード発行会社の優待も受けられる

URL: https://lp.dginvoice.jp/

 

Paidy

Paidyは、「スマホでかしこくあと払い」がコンセプトの後払い決済サービスです。ユーザーのニーズに合った決済を可能とします。購入者の商品購入完了までのハードルを低くするための様々なオプションが付いているため、顧客の離脱を防ぐ効果を期待できます。操作が簡単なので、後払い決済サービスをはじめて導入する店舗も安心です。

Paidyの特徴

  • 「ペイディプラス」に無料アップグレードすると、分割手数料が無料になる
  • 必要な費用は決済手数料のみであるため、0円ではじめられる
  • 購入者の未払い金はペイディが負担するため低リスク

 

メルペイ

メルペイは、メルカリが提供するアプリで、多くの実店舗やネットショップで利用でき、大手量販店やコンビニ・ファーストフード店でも利用可能です。「メルペイスマート払い」機能があり、購入者は当月のネット決済を翌月にまとめて一括で支払いできます。知名度の高いメルカリならではの安心感やチャージの手数料がかからないことから、多くの消費者の利用が期待できます。

メルペイの特徴

  • メルカリのアプリを用いて、スマホ決済が簡単にできる
  • 決済に必要な物はダウンロード無料のメルカリアプリだけ
  • メルカリの売上金を支払いに使えるため、購入者はお得感を得られる

URL: https://www.merpay.com/

 

まとめ

最近では支払い方法は、現金払い以外にもクレジットカード払い、電子決済など様々な方法は普及しています。その中でも、後払い決済サービスは、店側にとって未払金を回収できないというリスクはなく、顧客にとっても現金がなくても商品を購入できるというメリットがあり注目されています。後払い決済サービスと一口で言っても、サービスによって内容や料金は大きく異なります。本記事では7つのサービスを紹介してきましたが、経営する店舗にベストなサービスを導入することがおすすめです。導入によって、売上アップ・業務負担の軽減も期待できるでしょう。

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