【2024年版】掛け払いサービスおすすめ6選を徹底比較!

2024年01月04日(木) 決済

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

BtoBビジネスでは、後払いではなく掛け払い(請求書払い)によって代金が支払われることが一般的です。ただ、掛け払いは様々な事務作業が必要で手間がかかる上、代金の未回収も懸念されます。また、代金の未回収を防止するために十分に相手を調査する必要がありますが、それも手間になるだけでなく、ビジネスチャンスを逃す原因にもなりかねません。それらを解消するために活用したいのが、掛け払いサービスです。本記事では、掛け払いサービスの意味と仕組みを、おすすめの理由とともに解説した上で、おすすめのサービスを6つ紹介します。

掛け払いとは?サービスの仕組みとともに解説

ここでは、掛け払いに関する基礎知識として以下の2つを解説します。

  • 掛け払いサービスとは
  • 掛け払いサービスの仕組み

それでは、1つずつ紹介します。

掛け払いサービスとは

掛け払いに関する基礎知識の1つ目は、掛け払いサービスの意味です。掛け払いとは、商品購入ごとの支払いではなく一定期間をまとめて支払うことを意味します。一般には、当月末締翌月末払い(当月末日までの取引代金を、翌月末日までにまとめて支払ってもらうこと)が多いようです。掛け払いサービスとは、掛け払いを代行する決済サービスを指します。掛け払いサービス業者は、企業間で行われた取引で発生した請求業務を、全て代行してくれます。

掛け払いサービスの仕組み

掛け払いに関する基礎知識の2つ目は、掛け払いサービスの仕組みです。掛け払いサービスでは、決済代行会社が掛け払いに関わる業務を行ってくれます。具体的には、以下の4つの手順で掛け払いを代行します。

  1. 取引発生時、締日ごとに集計して買い手側企業に請求書を発行・送付
  2. 支払い期日に、買い手側企業が掛け払いサービスに代金支払い
  3. 掛け払いサービスが代金の回収や入金確認を行い、売り手企業に代金を支払うことで決済完了
  4. 期日過ぎても買い手側企業からの入金が確認できないときは、督促して請求分の回収

決済代行会社が掛け払い業務を代行することで、督促業務や回収業務を任せて請求分が回収できなくなるリスクを軽減できます。

掛け払いサービスがおすすめの理由

掛け払いサービスがおすすめの理由は以下の3つです。

  • 取引開始までがスピーディー
  • 未回収のリスクを低減できる
  • 掛け売りにかかる経理・督促からの解放

それでは、1つずつ紹介します。

取引開始までがスピーディー

掛け払いサービスがおすすめの理由の1つ目は、取引開始までがスピーディーであることです。掛け払いを確実に行うには、与信(取引先と取引を行うときに、代金を回収するまでの間相手に信用を付与すること)が必要です。ただ、それには相手の信用度を十分に審査する必要があり、普通の会社では時間がかかります。また、与信審査の間に納期が来ると、仕事を取りこぼす恐れがあります。その点、与信管理の経験豊富な掛け払いサービスであれば、速やかかつ確実に与信審査できるので、取引開始がスピーディーです。

未回収のリスクを低減できる

掛け払いサービスがおすすめの理由の2つ目は、未回収のリスクを低減できることです。掛け払いで注意しなければならないことの1つが、代金の未回収です。いくら与信審査を行っても、代金の未回収が発生する可能性をゼロにはできません。しかし、掛け払いサービスには100%の代金保証が付いていることが多くあります。万が一取引先から代金が支払われなかったときでも、掛け払いサービスの提供会社から代金を支払ってもらうことで、代金の未回収を防げます。

掛け売りにかかる経理・督促からの解放

掛け払いサービスがおすすめの理由の3つ目は、掛け売りにかかる経理・督促からの解放です。掛け払いを導入すると、請求書発行や入金確認、さらには入金されなかったときの督促業務が必要になります。取引量が増えるほどこれらの作業も増えるため、扱う情報量も担当者の負担も増えます。しかし、掛け払いサービスを活用すればこれらの作業を全て代行してもらえるので、取引量が増えても経理の負担は増えません。そのため、人件費を抑えて事業拡大ができます。

関連記事:【2024年版】決済代行サービス・会社 おすすめ15選を徹底比較!(人気・定番一覧を解説)

掛け払いサービスを選ぶための3つのポイント

掛け払いサービスを選ぶためのポイントを3つ紹介します。

  • 利用限度額が自社の商品に適しているか
  • 自社が求めるサービスの内容を提供しているか
  • 取引先とのこまめな情報共有

それでは、1つずつ紹介します。

利用限度額が自社の商品に適しているか

掛け払いサービスを選ぶときのポイントの1つ目は、利用限度額が自社の商品に適しているかどうかです。掛け払いサービスごとに、利用限度額が異なります。そのため、自社の商品によって適した利用限度額の掛け払いサービスを用いるようにしましょう。また、掛け払いサービスごとに与信審査のタイミングや回数も異なります。継続取引する顧客が多い商品であれば、顧客との取引前に与信審査を行うサービスがよいでしょう。反対に、単発取引する顧客が多い商品であれば、注文ごとに審査する方がよいでしょう。

自社が求めるサービスの内容を提供しているか

掛け払いサービスを選ぶときのポイントの2つ目は、自社が求めるサービスの内容を提供しているかどうかです。

掛け払いサービスのサービス内容は、以下に示すように実に多岐に渡ります。

  • 与信審査
  • 請求書発行
  • 代金回収
  • 入金管理
  • 売掛金の入金保証
  • その他サービス

掛け払いサービスによって、具体的にどこまで代行してもらえるかは異なります。そのため、代行してもらえる業務の範囲を確認しましょう。そして、自社の業務内容により、代行してもらいたい業務の範囲をカバーしてくれる掛け払いサービスを選びましょう。

取引先とのこまめな情報共有

掛け払いサービスを選ぶときのポイントの3つ目は、取引先とのこまめな情報共有ができているかどうかです。掛け払いサービスを間に挟むと、取引先との関係性が希薄になることがあります。それを防ぐために、取引先とこまめに情報共有を行いましょう。また、掛け払いサービスとは取引先の支払い状況をこまめに確認しましょう。さらに、取引先の財政状況や動向も常に把握しておくといっそう安心です。

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掛け払いサービスおすすめ6選を徹底比較

ここでは、おすすめの掛け払いサービスを6つ紹介します。

DGFT 請求書カード払い

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DGFT請求書カード払いは、あらゆる請求書がカード支払い可能となる決済サービスです。銀行振込をカード支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を最大60日先延ばしにすることができます。カード支払い分の引き落としは最大で60日先なので、その分実質的な出金を後ろにずらすことができ、資金繰りの改善に繋がります。会員登録を済ませて、カード払いしたい請求書を登録しカード決済するだけなので、利用にあたっての書類提出などは不要となります。日常的に利用しているカードをそのまま使うことができ、手数料も3%と業界最安水準となります。

DGFT 請求書カード払いの特徴

  • 簡単ウェブ登録で最短翌日から利用開始可能
  • 手数料も業界最安水準でリーズナブル
  • 通常のカード支払いと同じなので、カード発行会社の優待も受けられる

URL: https://lp.dginvoice.jp/

 

RP掛け払い決済

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RP掛け払い

RP掛け払い決済 は、法人間の与信・請求書作成/送付・集金・入金消込・催促までの業務を代行するサービスです。債権100%保証もあるため、毎月、請求情報をアップロードして、入金を待つだけになります。RP掛け払いは「初期費用 0円~」「手数料0.5%~2.9%」「月額固定費 0円~」となっているため、導入しやすい決済手段となっております。また創業20年以上、決済事業を展開するなかで培ったノウハウをもとに、導入時の業務フロー構築の支援があるところも魅力となっております。

RP掛け払い決済の特徴

  • 大手企業から中小企業、スタートアップまで幅広い導入実績がある
  • 導入時、請求情報の収集・会計連携などの業務フロー構築の支援がある
  • 与信落ちした場合、オプション費用なしで請求・消込自動化システムを利用して請求業務ができる

URL: RP掛け払い決済

 

Paid

Paidは、4,000社以上に選ばれる業界大手のBtoB決済サービス。取引先と請求情報を登録すれば、後は請求に関わる全ての作業を代行してくれます。支払い遅延や未払い発生時は100%保証を行うため安心です。また、作業は全てWeb上で完結のため、リモートワークにもおすすめです。ISO/IEC27001の取得やIPアドレス制限など、セキュリティ対策にも万全を期しています。

Paidの特徴

  • 取引先と請求情報を登録すれば、後は請求に関わる全ての作業を代行
  • 支払い遅延や未払い発生時は100%保証を行うため安心
  • 作業は全てWeb上で完結のため、リモートワークにもおすすめ

 

NP掛け払い

NP掛け払いは、BtoBの請求業務を全て丸投げできるサービスです。請求業務の丸投げは、NP掛け払いならではの特徴といえます。さらに未回収のリスクを100%保証してくれることから、導入企業は未入金を気にすることなく、顧客へのサービス提供に集中することができます。創業から10年で蓄積した豊富な取引量をベースに、独自の与信管理システムを取り入れていることから、与信が難しい個人事業主であっても98%与信通過が可能です。

NP掛け払いの特徴

  • 与信から保証までの請求業務全てを丸投げできる
  • 代金の未回収が発生しても100%保証することで、キャッシュフロー安定
  • 1社あたり最大で300万円の取引が可能

URL: https://np-kakebarai.com/

 

T&G売掛保証

T&G売掛保証は、取引先の倒産や支払い遅延が発生したときに取引代金の支払いを行ってくれるサービス。導入することで、代金の未回収リスクの解消や取引判断の迅速化が期待できます。また、審査依頼から保証申請まで全てWeb上で完結するだけでなく、個人事業主まで幅広く対応してくれます。さらに、即日~3営業日でスピード審査してくれることも魅力です。

T&G売掛保証の特徴

  • 審査依頼から保証申請まで全て書類不要。Web上で完結
  • 大企業だけでなく中小企業、個人事業主まで幅広く対応可
  • 即日~3営業日でスピード審査。取引の機会を逃さない

URL: https://www.urikake.jp/

 

クロネコ掛け払い

クロネコ掛け払いは、企業間請求業務を全て代行してくれるBtoB決済サービスで、2,000社以上の導入実績を誇ります。掛け払いに関わる作業を全て代行してくれる上に、未回収の代金は100%保証します。また「初期費用は無料」「月額管理費用は最大1万円」「手数料は2.0%~5.0%」など、導入しやすい価格であることも魅力です。手続きは手軽で早く、必要に応じてヤマトグループのノウハウを活かした提案もしてくれます。

クロネコ掛け払いの特徴

  • 導入しやすい価格で気軽にスタート。取引先とのサービス料は無料
  • 手続きを全てWeb上で完結。約2週間で利用開始が可能
  • 必要に応じ、ヤマトグループの配送や倉庫業務などの機能を活用した提案

URL: https://www.yamato-b2b-pay.com/

 

まとめ

本記事では、掛け払いサービスの意味と仕組みを、おすすめの理由とともに解説した上で、おすすめのサービスを5つ紹介しました。掛け払いサービスを活用することで、手間がかかる掛け払いに関わる作業や与信審査などの手間を省けます。そのため、より効率的にBtoBビジネスを行えます。また、代金の未回収があっても100%保証してくれるサービスが多いので、キャッシュフローの面でも安心です。

掛け払いを行っているBtoB企業であれば、掛け払いサービスの活用を検討してみてください。そのときには、まずは今回おすすめした5つサービスから検討するとよいでしょう。

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