【2024年版】集金代行サービス(法人向け)おすすめ9選を徹底比較!メリットや特徴を解説

2024年03月28日(木) 決済

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

集金業務は安定した経営には必須条件ですが、営業や決済業務に追われておろそかになりがちです。気づかぬうちに、売掛金の回収ができなくなる恐れもあります。そこで便利なのが集金代行サービスです。本記事では集金代行サービスの概要やメリットとともに、おすすめのサービスを紹介します。

集金代行サービスとは?企業におすすめ

集金代行サービスとはその名の通り、集金の代行をサービスしてくれる業者のことで、煩雑な業務のなかで後回しにされがちな売上の回収を代行してくれます。少規模の企業では、銀行振込しか対応していない場合も多いでしょう。集金代行サービスを活用すれば、厳しい審査に余計な時間を費やすことなく、口座振替やコンビニ決済に対応でき、より幅広い顧客に対応できるようになります。toC向けに行われる場合は、「収納代行」と呼ばれることもあります。

集金代行サービスの仕組み

ここからは集金代行サービスの仕組みについて説明します。
実際にものが購入されてから、支払いが行われるまでのフローは下記の通りになります。

口座振替を利用する場合

  1. お客さまにお支払いを行う口座情報を、指定の用紙に記入してもらいます。集金代行業者によってはWebで手続きが完結するものもあります。
  2. 記入してもらった書類を、集金代行サービスの会社に送れば企業側が行うことは終了です。Webで手続きが完結する場合は、企業側がこの過程を行う必要はありません。
  3. 集金代行サービスの会社が、企業に替わって指定の口座から引き落とします。会社で決めた期間回収され、締日にまとめて企業に支払われます。

コンビニ決済を利用する場合

  1. 企業がお客さまの情報を、集金代行サービス会社に送ります。
  2. 集金代行サービス会社が、お客さま宛に払い込み用紙を送ります
  3. お客さまがコンビニで支払いを行った後、売上金は一度集金代行サービス会社を経て企業に渡ります。

集金代行サービスの3つの種類

ここまで、集金代行サービスの概念や仕組みについて解説しました。一口に集金代行サービスと言っても、大きく分けて3種類あります。ここでは代表的な3つの集金代行サービスをご紹介します。

集金代行

主にBtoCで用いられるサービスです。学習塾や化粧品の定期支払いなど、毎月の支払いが発生するビジネスモデルで用いられます。このような業態の場合、多くのお客さまを抱えることが多く、請求や払い込みの確認業務が煩雑になりがちです。集客代行サービスには一括で請求書発行から売上の管理まで委託できるので、非常に便利です。取引数に応じて手数料がかかってしまいますが、経理の負担を軽減し、営業活動に集中できるため、メリットは大きいでしょう。

決済代行

決済代行とは、主にBtoBで用いられる集金代行サービスのことです。BtoBでは与信取引が取引の基本となります。与信取引とは、一定期間の取引をまとめて請求する取引のことです。経理処理は容易になるものの、未払いなどのリスクも背負います。決済代行サービスは、取引企業の与信調査から請求業務を一任することが可能です。煩雑な業務を避けながら未回収リスクを低減させられるため、より安心して経営を行えるようになります。

ファクタリング

ファクタリングは、決済代行と同様にBtoBの取引で用いられるサービスです。決済代行は、企業の代行として与信取引上の請求業務を行います。一方ファクタリングは、取引先の与信調査のもと、債権を買い取ってファクタリング業者から取引先に請求します。つまり、債権を売ることで、売掛金を現金化するのです。ファクタリングには、決済代行業者以上に手数料がかかるものの、その場で現金化できるという特長があります。相手の与信調査の結果次第では、手数料が高くなったり、そもそも取引ができなかったりする恐れもあるので注意しましょう。

集金代行サービスの活用がおすすめな理由

ここまでで、集金代行サービスの種類や、自分のビジネスモデルに適した集金代行の種類がなんなのか分かったのではないでしょうか。つぎに、集金代行サービスを導入するメリットについて具体的に解説します。

口座振替などを簡単に導入できる

集金代行サービスを導入するメリット1つ目は、口座振替による支払いを比較的簡単に導入できます。企業が独自で口座振替を導入しようとすると、厳格な審査や契約、経理処理が必要になってしまいます。しかし、集金代行サービスを利用すれば、集金代行業者が銀行と契約しているため、厳しい審査などが不要になります。また、一気に多くの金融機関に対応できる点も強みと言えます。

コンビニ決済も同様です。企業単体で契約するには、厳しい審査が必要な上に1社ずつ契約していかなければならず、大変な手間と時間がかかってしまいます。しかし、集金代行サービスを利用すれば、一気に多くのコンビニからの支払いが可能になります。

請求にかかる手間を省ける

集金代行サービスを導入するメリット2つ目は、請求にかかる手間を省ける点です。そもそも、請求業務は請求書の作成や処理に人件費や郵送料がかかるなど、大きな人的・金銭的コストがかかります。企業の規模に比例して、請求にかかるコストは大きくなります。集金代行サービスを利用すれば、これらの業務をすべて委託で解決でき、空いた社内のリソースで一層営業活動などに集中することができます。

集金代行サービスを選ぶ際のおすすめのチェックポイント

集金代行サービスの導入を検討する際に、どのような点に気をつけるべきか分からない方も多いでしょう。集金代行サービスは継続的に利用するものなので、慎重に選ぶべきです。
ここからは、集金代行サービスを選ぶときに抑えるべき3つのポイントについて解説します。

導入実績や信用度

集金代行サービスを利用することは、他社に売上管理を任せるということで。どのような会社に導入されているのか、どれくらい信用できる会社なのかを必ずチェックしておきましょう。ここでは、できる限り多くの会社に選ばれているサービスを選ぶべきです。集金代行サービスの業者のホームページには導入企業が掲載されているので確認することをおすすめします。

サポート体制

前述したように、集金代行サービスの利用するということは、売上の管理を他社に任せることと同義です。そのため、集金代行業者のサポート体制は導入前に必ずチェックしておきましょう。特に注目しておくべきポイントは下記の通りです。

  • 未回収保証があるかどうか
  • 休日でも電話対応などがあるかどうか

プライバシー情報の保護

売上管理を行ってもらうため、必然的に取引先の情報を集金代行業者に公開する必要があります。万が一、情報漏えいなどが起こったら大変な責任問題に発展しかねません。集金代行業者がPマークやPCIDSSに準拠し個人情報や取引情報の保護体制強化に努めているかを確認し、安心して頼める業者にお願いしましょう。

おすすめの集金代行サービス9選を比較

非常に多くの集金代行サービスがあるなかで、ここまでの内容を踏まえたうえで、おすすめの集金代行サービスを紹介します。集金代行サービスの導入を検討している方は、ぜひ本章を参考にしてください。

STORES 決済 (旧:Coiney)

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STORES 決済 (旧:Coiney) は、クラウド上でのデータ管理によって業務効率化を提供する集金代行会社です。STORES決済では、決済情報がすぐにクラウド上に同期されるため、決済状況をいつでも確認できるのが強みです。また、決済が済むとその他の会計ツールに反映されるため、帳簿への記載でミスが発生する心配もありません。このようにクラウド上で情報をやり取りすることによって、現状把握と記録を限りなくスムーズに行える集金代行サービスとなっています。

STORES 決済 (旧:Coiney)の特徴

  • 決済情報はすぐにクラウド上で同期
  • 会計ソフトにも自動的に反映される
  • 業界最安水準の決済手数料

URL: STORES 決済 (旧:Coiney)

 

SBペイメントサービス

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SBペイメントサービス はソフトバンク株式会社が親会社となっている集金代行サービスです。実績と強固なセキュリティ面が評価され、非常に多くの企業で導入されています。口座振替やコンビニ決済、クレジットカード支払いまで多岐に渡る決済手段に対応しています。頻繁に新しい決済方法を導入しているため、常に最新の支払い方法に対応したい企業にとっておすすめです。ランニングコストも都度課金と継続課金2種類の合計3種類から選べるため、無理のない運用ができます。

SBペイメントサービスの特徴

  • 実績が豊富
  • 強固なセキュリティ管理がある
  • ほぼすべての決済手段に対応している

URL: https://www.sbpayment.jp/

 

Square

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Square (スクエア) は主に店舗向けに決済を中心とした業務のトータルサポートを行う企業です。クレジットカード決済の端末を中心にPOSレジシステムや従業員の勤怠管理ツールなどを提供しています。幅広い請求手段に対応しており、クレジットカードの他にも、請求書による請求やECサイト上の決済などにも対応可能です。サポートやセキュリティ面も充実しており、クレジットカードの不正利用を判別し、未然に決済を防ぐシステムを搭載しています。アカウント保護も強固なツールで行っているため、安心して利用できます。

Squareの特徴

  • 店舗のトータルサポートを行っている
  • 使いやすいクレジットカード決済端末を提供
  • セキュリティ面で信頼できる

URL: https://squareup.com/jp/ja/l/promo/

 

ROBOT PAYMENT

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ROBOT PAYMENTはインターネット決算を強みとした集金代行サービスを展開しています。取引手数料は85円からで、低コストで導入できる点が評価され非常に多くの企業で採用されています。初期費用も0円で、最短2営業日で導入できる点も強みです。もちろん口座振替のみならずクレジットカード決済などにも対応しています。Pマークも取得しているため、セキュリティ面でも非常に安心できる業者です。

ROBOT PAYMENTの特徴

  • 決済手数料が85円~
  • 最短2営業日で導入可能
  • 初期費用0円

URL: ROBOT PAYMENT

 

イプシロン

イプシロンは、EC事業者をメインとして各種決済サービスを提供している会社です。初期費用0円からクレジットカード決済の導入が可能で、かつ最短1営業日で導入開始できる手軽さが強みとなっています。また、集金代行サービスに付随するオプションも充実しています。入金サイクルを早める「早期入金サービス」や柔軟に決済を行える「メールリンクサービス」など、オプションの種類は実に多様です。ビジネスモデル別に最適化されたプランも用意されており、集金代行サービスに詳しくない方でも気軽に導入できます。

イプシロンの特徴

  • 最短1営業日で導入ができる
  • 初期費用・トランザクション費用が0円
  • 経営を支える豊富なオプションプランがある

URL: https://www.epsilon.jp/

 

ゼウス

ゼウスはクレジットカード決済を中心に集金代行サービスを展開している会社です。一気に多くの決済方法を導入しても、初期費用0円かつ月額の基本料が毎月3,000円で抑えられるため、1度に多くの決済方法を導入したいという企業にとっては非常に便利です。「早期入金サービス」による企業の資金繰りの支援や、3Dセキュア導入によるセキュリティ面の向上など、豊富なオプションから必要なサービスが利用できます。BtoCだけではなく、BtoBの集金代行も行っており、幅広い業種で利用できるサービスです。

ゼウスの特徴

  • 月額の基本料が3,000円
  • 1度に多くの決済方法を導入しても値段が変わらない
  • BtoBにも対応

URL: https://www.cardservice.co.jp/security/

 

アプラス

アプラスは新生銀行グループの集金代行サービスの会社です。口座振替やコンビニ決済はもちろんのこと、ペイジー決済にも対応しています。ペイジー決済とは、専用端末でキャッシュカードを読み取ることで口座情報の取得を行って、引き落としを行う決済のことです。入力などのリスクを軽減させられます。独自のサービスとして「家賃サービス」が挙げられ、不動産賃貸で発生する審査や家賃の回収・督促などを一括で任せられるサービスです。不動産向けに用意された独自のプランで、業務効率化に大きく貢献するので、不動産業界で顧客からの集金にお困りの方は検討してみてはいかがでしょうか。

アプラスの特徴

  • ペイジー決済に対応
  • 取引実績が豊富
  • 賃貸不動産に特化したサービスがある

URL: https://syukin.aplus.co.jp/

 

テレコムクレジット

テレコムクレジットは決済から入金までの期間が短く、多くの企業で利用されている集金代行サービスです。テレコムクレジットでは毎月末締めでありながら、翌月の10日には入金されるため、資金繰りがしやすい集金代行サービスとなっています。また、クレジットカード決済を最短即日導入できるという点も、大きな特徴といえるでしょう。実績が非常に豊富であるため、ホームページには様々な事例が掲載されています。自分の会社はどのような決済方法を導入するべきなのかを検討する材料になるので、集金代行サービスを利用するイメージが付かない方は確認してみてはいかがでしょうか。

テレコムクレジットの特徴

  • クレジットカード決済が最短即日導入
  • 入金スパンが早い
  • 実績豊富で安心して利用できる

URL: https://www.telecomcredit.co.jp/

 

まとめ

本記事では、集金代行サービスの概要とメリット、そしておすすめの集金代行サービスを比較する形で解説しました。経営において、売上を回収することは経営を安定させるための必須条件と言えます。一方で他の業務に追われてしまい、おろそかになっていることも多く見られます。集金代行サービスを利用することで、請求周りの業務を一括で委託できるため、未回収リスクの軽減が可能です。また、社内リソースを空けられるため、経営判断の幅が広がるのではないでしょうか。ぜひ本記事を参考に、集金代行サービスの導入を検討してみてください。

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