【2024年版】口座振替サービス11選を徹底比較!メリットや特徴を解説

2024年11月13日(水) 決済

 

口座振替は、これまで家賃・光熱水道費・保険料金などの支払いに用いられていました。しかし最近では、サブスクリプションサービスのような民間企業の支払い手段としても口座振替が利用されています。口座振替を支払い手段として用意するには、口座振替サービスの利用がおすすめです。口座振替サービスによって、お客様の増加ととも煩雑になる支払い業務の負担を、大きく減らすことができます。

そこで本記事では、口座振替サービスの概要・メリット・比較ポイント・おすすめの口座振替サービスについて、販売側の目線に立って解説します。口座振替サービスは非常に便利な上に、ますます導入が容易になりました。口座振替サービスの導入を検討されている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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口座振替サービスとは?企業導入がおすすめのツールを解説

口座振替サービスとは、金融機関の口座を通して自動的に決済を行う集金代行サービスのことです。お客様に口座情報といった必要な情報を指定の用紙に書いてもらい、それをお店側が金融機関に提出することで、口座振替の登録ができます。

口座振替サービスは、一度登録してしまえば自動で引き落としが行われるので非常に便利です。お客様の銀行振込や現金での支払いを行う手間を大幅に省けます。そのため、定期購入を行う商品やサブスクリプションサービスの支払いに利用されています。

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口座振替サービスの仕組み

口座振替サービスは、店舗・お客様・金融機関・口座振替サービス会社の4つの要素で構成されています。実際に、商品が購入されてから口座振替サービスを用いて決済が行われるまでの流れは、以下の通りです。

  1. お客様が、口座振替サービスを導入している店舗から商品を購入する
  2. 店舗は、請求データを口座振替サービス会社に提出する
  3. 口座振替サービス会社は、金融機関にあるお客様の口座から代金を引き落とす
  4. 口座振替サービス会社は、引き落とした代金を店舗に入金する
  5. 購入が完了し、店舗から商品がお客様に提供される

口座振替サービスを利用するには、事前に口座振替の登録が必要になります。以前は、口座情報などを書いた指定の用紙の提出が必要でしたが、近年ではネットショッピングの普及もあり、用紙が無くても口座振替が可能です。用紙を用いない場合は、口座振替サービスの会社が指定するWebページのフォームに情報を入力します。

お客様は、一度手続きをすれば支払いに手間をかける必要が無くなり、より良い購入体験が可能です。店舗にとっても支払いの管理を人力で行う必要が無いため、業務の効率化が狙えます。

Web上でお客様の口座情報を預かるにあたって、セキュリティ面が気になる方も多いでしょう。ですが、口座振替サービスを含むクラウドサービスは高い安全性が保証されていますので、安心して利用できます。詳しくは以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

関連記事:クラウドの安全性って大丈夫?安全なサービスの見極め方や有効なセキュリティ対策を解説!

口座振替サービスを利用するメリット

ここからは、口座振替サービスを利用する3つのメリットについて解説します。

  • 支払い漏れの心配がなくなる
  • 自動引き落としによって手間が省ける
  • お客様の利用満足度が高まる

それでは、1つずつ見ていきます。

支払い漏れの心配がなくなる

口座振替サービスを利用するメリットの1つ目は、支払い漏れの防止です。たとえば銀行振込では、お客様が支払いを忘れてしまう可能性があります。それをお店側で把握して、必要に応じてお客様に連絡をするのは大変です。口座振替サービスを利用すれば、お客様が毎回銀行振込を行わずに、強制的に銀行から引き落とされるため、支払い漏れが起きません。また、自動で引き落とされるため、支払い金額の間違いといった人的ミスのリスクを限りなく減らせます。

自動引き落としによって手間が省ける

口座振替サービスを利用するメリットの2つ目は、自動引き落としによって手間が省けることです。自動引き落としになると、お客様とお店側ともに手間が省けます。お客様は購入のたびに銀行振込を行わずに済み、お店側は支払いのチェックが不要になります。従来の支払い方法の場合、請求書の発行を行ったり、請求の連絡を送ったりと、支払い1つに対する手間は大きいものでした。口座振替サービスを利用することでその手間を省けるため、お店の人件費カットや効率的な運営に繋がります。

お客様の利用満足度が高まる

口座振替サービスを利用するメリットの3つ目は、お客様の利用満足度が高まることです。お客様にとって、購入のたびの振込はストレスがかかります。支払いが引き落としで行われることで、支払い時に感じるストレスを軽減させられます。その結果、お客様の利用満足度が高まりやすいのです。また、口座振替サービスを利用している場合、お客様がアクションを起こさない限り、引き落としが行われます。お客様に支払いのたびに「買う」「買わない」の検討の余地を与えないため、定期購入商品はとくに継続率が高くなりやすいでしょう。

また、既存顧客の利用満足度を高めるだけでなく、新規顧客の獲得も大切です。効果的な集客方法については、下記記事を参考にしてください。

関連記事:効果の出る集客方法とは?オンライン・オフラインそれぞれの手法や実施のポイントを解説!

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口座振替サービスを比較する際のおすすめチェックポイント

口座振替サービスは非常に多くの事業者が行っているため、その中でも自分のお店に適したサービスを利用することが重要です。ここでは、口座振替サービスを比較する際に注目すべき3つのポイントについて解説します。

  • 利用者数
  • 導入したい決済手段
  • ランニングコスト

それでは、1つずつ見ていきます。

利用者数について

口座振替サービスを比較する際に注目すべきポイントの1つ目は、利用者数についてです。まずは、自分のお店に口座振替サービスを導入した場合、どれくらいの利用者がいるのかを確認しましょう。少人数であれば気にする必要は無いですが、100人を超えると管理が面倒になります。この場合、請求確認なども一任できる口座振替サービスの利用がおすすめです。一方で、利用者が少人数であるにも関わらず管理まで一任してしまうと、無駄な経費を払うことになる恐れがあります。まずは、利用者数と必要な管理体制を確認しましょう。

導入したい決済手段について

口座振替サービスを比較する際に注目すべきポイントの2つ目は、導入したい決済手段についてです。口座振替サービスを利用する前に、導入したい決済手段を洗い出しましょう。口座振替のみを利用したいのであれば、集金代行会社に頼むのが1番簡単です。かかるコストも抑えられるでしょう。しかし、同時にコンビニ決済やクレジットカード決済を導入したい場合は、幅広い決済手段に対応している決済代行会社に相談するべきです。それぞれのサービスで対応している決済手段が異なるため、比較した上で決めることが大切です。

現在の決済手段は実に多様化しています。決済手段の観点からもお客様のニーズに合ったものを導入することで、より顧客満足度を高められるでしょう。

ランニングコスト

口座振替サービスを比較する際に注目すべきポイントの3つ目は、ランニングコストについてです。口座振替サービスを利用するには、初期費用とランニングコストがかかります。口座振替サービスの導入後、口座振替で支払いをしているお客様がいる中で、口座振替サービスを解約するのは非常に困難です。急に口座振替が利用できなくなると、顧客満足度も下がるでしょう。そのため、導入時に初期費用とランニングコストを確認する必要があります。長期的な目線で、無理なく口座振替サービスに利用料を支払い続けられるのかをシミュレーションしましょう。

おすすめの口座振替サービス11選を比較

ここからは、おすすめの口座振替サービス11選をご紹介します。各サービスには異なる特徴があるので、比較の上で最も適切なサービスを選びましょう。

SBペイメントサービス

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SBペイメントサービス は、セキュリティ性の高さから大企業にも利用されている決済サービスです。SBペイメントサービスは、ほぼすべての金融機関に対応しています。支払い金額が一定にならない従量課金制にも対応しており、柔軟な対応が可能です。その他の支払い方法に関するサービスも網羅的に持っているため、お客様のニーズに合うように、相談しながら決済環境を用意できるでしょう。

SBペイメントサービスの特徴

  • 大企業でも用いられる万全のセキュリティ体制
  • 従量課金制にも対応している
  • ほとんどの金融機関に対応している

URL: https://www.sbpayment.jp/

 

DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)

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DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)

DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス) が提供する総合決済サービス「VeriTrans4G」は、ECサイトから実店舗にいたるまで、多彩な販売チャネルで利用可能な決済代行サービスです。インターネット創業期からサービスを提供してきた古参で、業界の中でも規模が大きいサービスになります。クレジットカード決済をはじめ、コンビニ決済や電子マネー決済、キャリア決済やポイント決済などありとあらゆるサービスを提供しているため、ニーズに合わせたものを導入しやすいです。カード情報の非保持化対応などにも対応しており、その技術力とセキュリティの信頼性には高い評価が寄せられています。
※DGフィナンシャルテクノロジーの決済サービスは個人事業主様への提供は行っていません。

DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)の特徴

  • サービスの取り扱い規模が大きく、全11種類もの豊富な決済手段が利用可能
  • 20年以上の長い歴史にもとづいた、実績ある信頼性の高いシステム
  • 最新のセキュリティにも対応しており、安全対策は万全

URL:https://www.veritrans.co.jp/lp/4g.html

 

e-SCOTT Smart

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ソニーペイメントサービスは、非対面決済業界で唯一の主要カード会社16社・21ブランドとダイレクトに接続した決済代行サービスを提供しています。
これにより、平均1.0秒の高速決済と、大量の取引が発生しても安定した稼働を実現しています。
豊富な決済サービス・お得な決済プランを提供しており、小さなお店から、大規模なECサイトまで、あなたに必要な決済サービスがきっと見つかるでしょう。

e-SCOTT Smartの特徴

  • 初期・月額0円、決済手数料のみで導入可能な決済プランもあり
  • グローバルなセキュリティ基準である”PCI DSS”に完全準拠し、安心・安全に決済を導入可能
  • HDI-Japanにより、国際標準で最高ランク評価を受けたサポート窓口が導入後もサポート

URL: e-SCOTT Smart

 

Square 請求書

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Square (スクエア) は、個人店から大規模なチェーン店まで、幅広く利用されている決済サービスです。Square 請求書ではクレジットカードを登録してもらい、そのクレジットカードにて自動的に決済を行います。決済手段は口座振替のほかにも、電子マネー決済やクレジットカード決済など幅広くサービス展開しています。そのため、自分の店舗に合った決済機能をレジなどと連携させた上で導入できるでしょう。

Square 請求書の特徴

  • 自動継続課金の手数料は3.75%〜3.95%
  • 請求書の定期送信も可能
  • 小規模なお店でも導入しやすい

URL: https://squareup.com/jp/ja/l/promo/

 

ROBOT PAYMENT(ロボットペイメント)

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ROBOT PAYMENT(ロボットペイメント)は、1万2,000社以上との取引実績を持つ決済代行会社です。ROBOT PAYMENTの口座振替の特徴は、コストの低さにあります。初期費用は無料で、決済手数料も85円です。審査にかかる時間も最速2営業日で、非常にスムーズに導入できます。ほかの決済手段との一元管理も可能なので、お金の管理が容易にできる上に導入しやすくなっています。

ROBOT PAYMENT(ロボットペイメント)の特徴

  • 最短2営業日で導入できる
  • 手数料が85円でコストが少ない
  • ほかの決済手段と一元管理が可能

URL: ROBOT PAYMENT

 

リコーリース株式会社

リコーリース株式会社は、多様な支払い手段での集金に対応している大手の集金代行会社です。初期費用や使わない月の場合、費用はかかりません。コストが安い上に、年会費などの低頻度の支払いにも対応できます。手数料は件数によって変わってくるので、高単価な商品を販売している店舗や業態におすすめです。

リコーリース株式会社の特徴

  • ランニングコストが安い
  • 導入後のサポートが充実している
  • 請求1件から導入可能

URL: https://www.rl-shukin.jp/

 

SMBCファイナンスサービス株式会社

SMBCファイナンスサービス株式会社は、SMBCが展開している集金代行業者で代金回収サービスを展開しています。業種業態に合わせて、プランの変更やアレンジが可能です。ほぼすべての支払い方法に対応しているため、支払いの一元管理もできます。なお、導入の際に、受付から委託するのか、集金の部分だけを委託するのかなど、委託範囲も予算と規模感に合わせて選べるのが特徴です。

SMBCファイナンスサービス株式会社の特徴

  • システムの連携で業務効率化が可能
  • 柔軟に委託範囲を選べる
  • ほとんどの決済手段に対応可能

URL: https://www.smbc-fs.co.jp/

 

株式会社ジャックス

株式会社ジャックスは、ローンの集金代行サービスとして知られていますが、口座振替の集金サービスも展開しています。ジャックスでは2つのプランがあり、1つは請求管理から集金まで一元管理で行うプランです。もう一方では、請求データを自社のツールで発行し、それをジャックスに共有して集金をしてもらうプランです。すでに他社ツールを使って請求データを管理している場合は、後者のプランを使うことで、スムーズに導入・運用できます。

株式会社ジャックスの特徴

  • 選べる2つのプラン
  • 全国の金融機関に対応
  • 既存の管理システムと同時運用が可能

URL: https://www.jaccs.co.jp/business/syudai/kouzafurikae/

 

GMOペイメントゲートウェイ株式会社

GMOペイメントゲートウェイ株式会社のPGマルチペイメントサービスは、仮想通貨も含む多くの決済手段に対応している総合決済システムです。口座振替サービスでは月4回の引き落としサイクルがあり、口座振替サービスの中でも資金繰りがしやすくなっています。口座情報の管理も委託できるため、業務効率化に貢献します。もちろん、こちらの口座振替サービスもWebだけで申し込みが完結します。

GMOペイメントゲートウェイ株式会社の特徴

  • 引き落とし日は月4回選べる
  • オンラインによる即時登録が可能
  • 口座情報の管理まで任せられる

URL: https://www.gmo-pg.com/

 

掛払いドットコム

掛払いドットコムは、BtoBに特化した決済代行サービスです。保証の充実度から多くの企業に導入されています。掛払いドットコム側で実施した与信審査をクリアした企業であれば、未回収金を100%を保証してくれます。請求書管理から売掛金の管理に関するすべての業務を委託可能で、中小企業でも導入できます。

掛払いドットコムの特徴

  • 初期導入費用が0円で、月額固定費は業界最安値の0円から
  • 決済手数料は1.2%~3.6%
  • 請求書制作から売掛金管理のすべてを委託可能

URL: https://www.kake-barai.com/

 

Paid(ペイド)

Paid(ペイド)は、BtoBに特化した決済代行サービスです。売掛金の保証をしてくれるほか、口座引き落としができない場合の督促なども代行してくれます。Paidの管理画面から入金状態のCSVをダウンロードできるため、現状把握も簡単に行えます。また、スマートフォンからでも利用履歴の確認や請求書のダウンロードが可能です。

Paid(ペイド)の特徴

  • BtoBの決済代行サービス
  • 初期費用と月額費用が0円
  • 保証料率は最大でも請求金額の2.9%

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まとめ

本記事では、口座振替サービスの概要・メリット・比較ポイント・おすすめの口座振替サービスについて解説しました。口座振替サービスを導入することで、お客様とお店の双方の手間を省けます。最近ではBtoB特化のものや小規模な店舗向けのサービスも多くあります。また、口座振替サービスの導入によって、支払いに関わる人的ミスを防ぐことも可能になります。本記事を参考に、口座振替サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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