【2024年版】Windows テキストエディタ おすすめ10選!(無料・有料)

2024年01月04日(木) エディタ
windows text Editor

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

コンピュータ上で扱うことの最も多いコンテンツはテキストです。メモをしたり、文書を書く、コーディングをするなど様々な場面でテキストを書きます。そんなテキストを書くためのツールとしてテキストエディタがありますが、皆さんは何をお使いでしょうか。

手になじむテキストエディタを使っているかどうかで、業務の生産性は大きく変わってきます。今回はWindows向けのテキストエディタをピックアップして紹介します。

 

 

テキストエディタとは

テキストエディタとは、文字や記号を書いたテキストを編集するソフトウェアのことです。WindowsやMacに標準装備されている「メモ帳」アプリも、テキストエディタの一種と言えます。ただしメモ帳アプリは、「簡単なメモを残すこと」が目的です。入力できる文字の種類にはあまり制限がないものの、フォントの種類やサイズの変更以外の機能はほとんどありません。作業内容によっては機能が足りず、使いにくさを感じるでしょう。

テキストエディタの目的は「編集すること」であり、主にHTMLのコーディングやプログラミングなどに使用されます。メモ帳が扱える CSV・HTML・CSSファイルの編集のほか、メモ帳アプリでは開けないPHPファイルなど、プログラミング言語のファイルを開いて編集することができます。


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テキストエディタでできること

テキストエディタを使ってコーディングするときに便利な機能は、主に3つあります。

視覚的なコーディング

テキストに書き込む文字数が多くなればなるほど、どこに何が書いているのかわかりづらくなります。その課題を解決する機能が、文字の色分けやハイライト表示です。編集中のテキストを階層表示できるアウトラインも用意されていて、膨大なテキストも視覚的に分かりやすくできます。

複数ファイルの検索と置換

複数のファイルを対象として正規表現対応の文字列を一括で検索し、一括で置換ができます。ファイルをひとつずつ開いて編集する手間がありません。

入力を自動化する

マクロを作成して作業の効率化を図ることができます。テキストエディタで作成するマクロには、テキストエディタ自体をマクロとして使うものもあれば、別ツールのマクロとして記述するものもあります。すべてのテキストエディタでマクロ記述は可能で、多くのプログラミング言語を使うことができます。

テキストエディタの選び方

テキストエディタは種類が豊富なため、どれを選んだらいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、選ぶ際の参考になるポイントを3つ紹介します。

無料か有料か

多機能な無料版もありますが、有料版は動作が安定していて、無料版より便利な機能が揃っています。マクロを使った自動化やCSV編集なども、有料版にのみ備わっていることが多い機能です。無料や有料の試用版を試して、自分が使いたい機能があるものを選択することをおすすめします。

自分のパソコンOSに対応しているか

Mac・Windowsの両方に対応したテキストエディタ、Windowsに対応したテキストエディタ、Macに対応したテキストエディタがあります。また、OSのバージョンによって使えないテキストエディタもありますのでご注意ください。なお、日本語に対応しているもののほうが扱いやすいでしょう。

どんな機能があるか

自分が使いたい機能があるかどうかも選ぶポイントです。たとえば、2つのファイルを比較して差分を確認する「ファイル比較」や、複数のテキストファイルから特定の文字列を抽出する「grep」などの機能があります。

Visual Studio Code

Visual Studio Code

今一番人気のあるプログラミングエディタではないでしょうか。後述するAtomから派生してはじまったプロジェクトであり、Microsoft主導で一気に人気を集めています。プラグインやテーマも抱負で、デフォルトでGit連携していたのも魅力的です。

無償:オープンソース(MIT License)

Visual Studio Code

Atom

Atom

ElectronというNode.jsを使ったローカルアプリケーションを構築するフレームワークがありますが、それは元々このAtomを開発するためのベースとなっていました(Electronは元々Atom Shellという名前でした)。Web技術を使って実用的なローカルアプリケーションが開発できると知らしめたソフトウェアでもあります。

Visual Studio Codeの登場によって人気を奪われた形ではありますが、多くの拡張機能が提供されており、今なお人気のあるエディタです。

無償:オープンソース(MIT License)

Atom

Emacs

Emacs

キーバインドが特殊であり、使う人を選ぶエディタです。逆に一度キーバインドに慣れてしまえば手放せなくなります。Common Lispという言語で拡張できます。長い歴史があり、その分拡張も数多く存在します。拡張の中にはWebブラウザやメールクライアント、タスク管理なども存在し、Emacsは単なるエディタだけでなく、OSのような環境として動作も可能です。

無償:オープンソース(GPL)

GNU Emacs – GNU Project

Vim

Vim

VimもEmacs同様に歴史の長いエディタです。こちらもまた、キーバインドが特殊でノーマルモード(カーソル移動など)と入力モードを切り替えながら利用します。Vimもまた、一度慣れると手放せなくなります。ほぼすべての操作がキーボード操作可能なので、マウスに手を付けることなくプログラミングやテキスト編集し続けられるのが魅力です。

無償:オープンソース(Vim License)

welcome home : vim online

Sublime Text 3

Sublime Text 3

かつて有料でしたが、今は無料で使えるようになっています。動作が軽く、素早く起動します。拡張も抱負に存在し、日本語化もできるようになっています。特殊なキーバインドは多くなく、クロスプラットフォームで動作することから愛用する人も多いです。

有料:80ドル(試用可)

Sublime Text – A sophisticated text editor for code, markup and prose

サクラエディタ

サクラエディタ

サクラエディタは長い歴史を持ったソフトウェアです。昔ながらのWindowsアプリのUIで、軽快な動作が特徴です。WSH(Windows Script Host)を使ってマクロを書くことで、操作を自動化できます。インクリメンタルに行える検索が便利です。

無償:オープンソース(zlib License)

サクラエディタ

xyzzy

xyzzy

xyzzyはEmacs風のキーバインドで操作できるエディタです。Emacs同様にCommon Lisp準拠の言語でプラグインを書けます。Windowsネイティブなソフトウェアなので、Windowsで問題なく利用できるのが魅力です。

無償:オープンソース(MIT License)

xyzzy – カスタマイズ可能で軽快な Windows 用テキストエディタ

TepaEditor 5

TepaEditor 5

TepaEditor 5は98年にバージョン1がリリースされた長い歴史を持ったエディタです。2009年に5.0.5がリリースされて以降、更新はされていません。各言語のハイライトは編集モードというものに分かれており、Web系のプログラミング言語をメインに対応しています。

無料:フリーウェア

TepaEditor | フリーの Windows用テキストエディター

Notepad++

Notepad++

Notepad++はシンプルなエディタです。元々Windows標準のNotepad(メモ帳)代替として開発されており、そこにプログラミングエディタとしての機能が追加されています。UIはシンプルですが、30以上の言語ハイライトに対応し、指定フォルダ以下の検索機能など、開発に便利に機能が盛り込まれています。

無償:オープンソース(GPL)

Notepad++

秀丸エディタ

秀丸エディタ

Windowsユーザの方であれば、まず知らない人はいないだろうというくらい有名なエディタです。機能が多く、かつ安定して動作するので利用者も多いかと思います。マクロを使うことで操作の自動化が可能です。縦書きやCSV(TSV)編集モードなど、こういう機能があると便利なのに…というものはあらかた用意されていることでしょう。

有料:4,000円(試用可)

秀まるおのホームページ(サイトー企画)-秀丸エディタ

テキストエディタとあわせて使いたいツール

テキストエディタで効率良くプログラミングを行うために、一緒に使うと便利なツールの種類を3つ紹介します。

ファイル管理のためのDiffツール

テキストファイルの更新箇所を知りたいときに、プログラマであれば差分ツール(Diffツール)を使います。

【2024年版】Diffツール (差分ツール) おすすめ12選!(Windows、macOSで無料)

プロジェクト管理のためのガントチャートツール

プロジェクト管理のためにガントチャートを作成する際、Excel上で行うときれいに清書しても変更や修正作業に時間がかかるものです。ガントチャートツールを使えば、効率的に作成できます。

【2024年版】ガントチャートツールおすすめ9選を徹底比較!(無料あり)

プロジェクトメンバー連携のためのチャットツール

社内で必要な情報をスピーディーに共有するときにビジネスチャットツールを使うと便利です。

【2024年版】ビジネスチャットおすすめ6選を徹底比較!(有料・無料)[i1]

他にも、統合開発環境(IDE)、スケジュール管理ツール、情報共有ツールなどさまざまなツールを組み合わせると効果的です。エンジニアの業務効率化につながるツールを下記記事にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:【2024年版】エンジニア向けの便利ツール おすすめ8選を徹底比較!

 


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まとめ

最近開発されているテキストエディタはアイコンが並んだツールバーがなく、メニューだけのシンプルな表示になっているようです。主にプログラミングエディタではありますが、普段使いもできますので、ぜひ試してみてください。プログラミングエディタの場合、背景色がダークなものも多いですが、テーマ設定で変更可能です。テキストエディタは多数あり、どれが自分に合っているかは試してみないと分かりません。ぜひ実際に試してみて、好みのものを見つけ出してください。

なお、テキストエディタの機能と、合わせて使いたいツールの機能(ファイル管理・プロジェクト管理・メンバー連携)が備わっている社内wikiツール「NotePM」があります。導入することでプログラミングが効率化します。ご興味のある方は、ぜひご覧になってください。

 

この資料でわかること

• 個人のノウハウを引き出す社内wikiとは?
• 社内wikiを導入し浸透させるために必要なこと
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