新入社員マニュアルの作り方|内容・手順・ツール比較まで解説

2025年12月22日(月) マニュアル作成

新入社員を迎えるにあたって、「毎回同じ説明を繰り返している」「教える人によって内容にバラつきがある」といった課題を感じていませんか。

こうした悩みを解決する手段として注目されているのが、新入社員向けのマニュアル作成です。マニュアルがあれば、教育担当者の負担を減らしながら、誰が教えても一定の質を保てる教育体制を整えることができます。

この記事では、新入社員マニュアルの必要性やメリット・デメリット、マニュアルに含めるべき内容、具体的な作成手順、分かりやすく作るコツ、効率化に役立つツールの比較、そして運用方法まで、マニュアル作成に必要な情報を網羅的に解説します。

初めてマニュアルを作る方でも、この記事を読めば「何から始めればいいか」「どう作れば実際に活用されるか」が分かるようになります。新入社員がスムーズに業務を習得できる環境を整えるために、ぜひ参考にしてください。

新入社員マニュアルの必要性とメリット

新入社員の教育は、企業にとって重要な投資です。しかし、教育担当者が毎回同じ説明を繰り返したり、指導者によって教える内容が異なったりすると、教育の質にバラつきが生まれ、新入社員の成長速度にも差が出てしまいます。

こうした課題を解決する手段として、新入社員マニュアルの作成が注目されています。マニュアルがあれば、新入社員は自分のペースで学習でき、教育担当者は指導の負担を減らしながら、一定の教育品質を保つことができます。

ここでは、新入社員マニュアルがもたらすメリットと、作成時に知っておくべきデメリット、そしてその対策について解説します。

新入社員マニュアルがもたらすメリット

新入社員マニュアルを作成することで、企業と新入社員の双方に多くのメリットがあります。ここでは、主な3つのメリットを紹介します。

1. 教育の効率化と品質の均一化

マニュアルがあれば、新入社員は基本的な業務内容や社内ルールを自分で確認できるようになります。教育担当者は、マニュアルに記載された内容を前提として、実践的な指導やイレギュラー対応に集中できるため、教育全体の効率が向上します。

また、マニュアルによって教える内容が統一されるため、指導者が変わっても教育の質を一定に保つことができます。これにより、新入社員全員が同じ水準の知識とスキルを習得でき、チーム全体のパフォーマンス向上につながります。

2. 教育担当者の負担軽減

新入社員が入社するたびに、同じ説明を何度も繰り返すのは、教育担当者にとって大きな負担です。マニュアルがあれば、基本的な情報は新入社員が自分で学習できるため、担当者は質問対応や実務指導に時間を割けるようになります。

特に、複数の新入社員を同時に受け入れる場合や、教育担当者が複数いる場合、マニュアルは教育の標準化と効率化に大きく貢献します。担当者の本来の業務に集中できる時間が増えることで、組織全体の生産性も向上します。

3. 新入社員の自律的な学習促進

マニュアルがあることで、新入社員は「分からないことがあったらまず自分で調べる」という習慣を身につけやすくなります。疑問が生じたときにすぐに確認できる環境があれば、新入社員は自信を持って業務に取り組めるようになります。

また、マニュアルを読み返すことで、研修時に理解しきれなかった内容を後から復習でき、知識の定着が進みます。自分のペースで学習できる環境は、新入社員の早期戦力化にもつながります。

マニュアル作成のデメリットと対策

新入社員マニュアルには多くのメリットがある一方で、作成や運用にはいくつかのデメリットも存在します。ここでは、デメリットを正直に提示し、それぞれの対策を解説します。

1. 作成・更新の手間がかかる

マニュアル作成には、情報の洗い出し、文章化、図表の作成など、多くの時間と労力が必要です。また、業務内容や社内ルールが変わるたびに更新しなければならず、運用の負担も発生します。

対策としては、最初から完璧なマニュアルを目指さず、まずは最低限の内容でスタートし、実際の運用を通じて少しずつ改善していく方法が有効です。また、マニュアル更新の負担を減らすには、編集しやすいツールの活用が効果的です。NotePMのような高機能エディタを備えたツールなら、ITツールに不慣れな担当者でも簡単に更新作業が可能です。さらに、未読管理・閲覧履歴機能で「誰がマニュアルを見ていないか」を把握でき、教育の進捗確認にも役立ちます。

2. イレギュラー対応の限界

マニュアルは標準的な業務フローを記載するものであり、すべてのイレギュラーケースに対応することは困難です。新入社員がマニュアルに頼りすぎると、想定外の状況で判断に迷ってしまうこともあります。

対策としては、マニュアルとOJT(実地研修)を併用し、実際の業務を通じて臨機応変な対応力を育てることが重要です。マニュアルは基礎知識を学ぶためのツールとして位置づけ、実務での経験を通じて応用力を身につけさせる教育体制を整えましょう。

新入社員マニュアルに含めるべき内容

新入社員マニュアルを作成する際、「どのような情報を盛り込むべきか」を明確にすることが重要です。内容が不足していると新入社員の疑問を解決できず、逆に情報が多すぎると読みにくくなり、活用されなくなってしまいます。

ここでは、新入社員マニュアルに含めるべき内容を5つのカテゴリに分類し、それぞれの具体例と記載のポイントを解説します。

基本的なビジネスマナー

新入社員にとって、社会人としての基本的なビジネスマナーは最初に身につけるべきスキルです。マニュアルには、挨拶、電話対応、メールの書き方、名刺交換など、日常業務で頻繁に発生するシーン別の対応例を記載しましょう。

例えば、電話対応では「電話を受けるときの第一声」「取り次ぎ方」「不在時の対応」など、具体的な流れを示すと分かりやすくなります。メール作法では、件名の付け方、宛名の書き方、署名の形式など、実際のテンプレートを示すことで、新入社員がすぐに実践できるようになります。

企業理念と社内ルール

企業理念やミッション、バリューは、新入社員が会社の方向性を理解し、組織の一員としての意識を持つために欠かせない情報です。マニュアルには、企業が大切にしている価値観や行動指針を分かりやすく記載しましょう。

また、勤怠管理のルール、服装規定、社内システムの利用方法など、自社独自のルールも明示することが重要です。例えば、出退勤の打刻方法、休暇申請の手順、社内メールの送信ルールなど、新入社員が日常的に遭遇する場面を想定して記載すると、実用性が高まります。

社内ツールの利用方法

業務で使用するシステムやツールの操作方法は、新入社員が最初につまずきやすいポイントです。マニュアルには、業務システム、コミュニケーションツール、ファイル共有ツールなど、日常的に使うツールの基本的な使い方を記載しましょう。

特に、ログイン方法、アクセス権限の確認方法、問い合わせ先などを明記しておくと、新入社員が困ったときにすぐに対応できます。スクリーンショットや操作動画を活用すると、視覚的に理解しやすくなり、マニュアルの実用性が大幅に向上します。

業務の流れと全体像

新入社員が担当する業務のフローと、その業務が組織全体の中でどのような役割を果たしているかを示すことは、モチベーション向上にもつながります。マニュアルには、業務の開始から完了までの流れを図解し、関連部署との連携方法を記載しましょう。

また、業務の目的や判断基準を含めることで、新入社員が「なぜこの作業をするのか」を理解しやすくなります。例えば、「この確認作業は、顧客への誤発送を防ぐために必要」といった背景を示すことで、作業の重要性が伝わり、ミスの防止にもつながります。

新入社員マニュアルの作成手順

新入社員マニュアルを作成する際、何から始めればいいか分からないという声をよく聞きます。ここでは、マニュアル作成の具体的なステップを4段階に分けて解説します。

目的設定、情報整理、作成、フィードバックという流れを明確にすることで、初めてマニュアルを作る方でも、迷わず進められるようになります。

ステップ1:目的と対象を明確にする

マニュアル作成の最初のステップは、「なぜマニュアルを作るのか」という目的を明確にすることです。例えば、新入社員の早期戦力化、教育品質の向上、教育担当者の負担軽減など、具体的な目的を設定しましょう。

また、対象となる新入社員の前提知識レベルを想定することも重要です。社会人経験のない新卒社員なのか、業界経験のある中途社員なのかによって、記載すべき内容の詳しさが変わります。対象を明確にすることで、マニュアルの内容と難易度を適切に調整できます。

ステップ2:必要な情報を洗い出す

次に、新入社員が習得すべきスキルや知識を業務ベースで整理します。実際の業務フローに沿って、「入社初日に必要な情報」「1週間以内に知るべき内容」「1か月後に理解すべきこと」といった時系列で分類すると、マニュアルの構成が明確になります。

また、既存社員へのヒアリングを行い、「新入社員がよく質問する内容」や「過去に新入社員がつまずいたポイント」を把握することで、抜け漏れを防げます。現場の声を反映することで、実用性の高いマニュアルを作成できます。

ステップ3:マニュアルを作成する

情報の洗い出しが完了したら、実際にマニュアルを作成します。テンプレートや既存資料を活用すると、ゼロから作るよりも効率的に進められます。

文章を書く際は、専門用語を避け、平易な言葉で説明することを心がけましょう。また、図・画像・動画を活用することで、視覚的に分かりやすいマニュアルになります。文体を統一し、読みやすさを保つことも重要です。

マニュアル作成を効率化するには、編集しやすいツールの活用が有効です。NotePMのような高機能エディタを備えたツールなら、ITツールに不慣れな担当者でも簡単に見栄えの良いマニュアルを作成できます。画像編集機能で矢印や文字を挿入でき、視覚的に分かりやすいマニュアルが作れます。さらにAI機能(要約・翻訳・校正)を活用すれば、文章の校正や多言語対応も効率的に行えます。

ステップ4:フィードバックと改善

マニュアルが完成したら、先輩社員や新入社員からフィードバックを収集しましょう。実際にマニュアルを読んでもらい、「分かりにくい箇所」や「不足している情報」を指摘してもらうことで、マニュアルの質を高められます。

また、実際の研修で試運転し、新入社員の理解度を確認しながら改善を重ねることが重要です。マニュアルは一度作って終わりではなく、運用を通じて継続的に改善していくものと考えましょう。

分かりやすいマニュアル作成のコツ

マニュアルを作成しても、新入社員にとって分かりにくければ活用されません。ここでは、マニュアルの質を高めるための実践的なテクニックを紹介します。

専門用語の回避、視覚情報の活用、全体構成の明確化など、読者が「自分にも作れそう」と感じる具体的なヒントを解説します。

専門用語を避け平易な言葉で書く

新入社員は、業界や社内で使われる専門用語に慣れていません。マニュアルを作成する際は、新入社員の視点に立ち、できるだけ平易な言葉で説明することを心がけましょう。

どうしても専門用語を使う必要がある場合は、必ず補足説明を付けます。例えば、「KPI(重要業績評価指標)とは、目標達成度を測るための数値です」といった形で、用語の意味を分かりやすく示すことが重要です。

図・画像・動画を活用する

文章だけのマニュアルは、読むのに時間がかかり、理解しにくいことがあります。図や画像、動画を活用することで、視覚的に情報を伝えられ、理解が促進されます。

特に、システムの操作手順や業務フローの説明では、スクリーンショットや操作動画を使うと効果的です。画像には矢印や文字を追加し、注目すべきポイントを明示することで、新入社員が迷わず操作できるようになります。

全体の流れが分かる構成にする

マニュアルを読み始める前に、全体像を把握できるようにすることが重要です。目次や章立てを明示し、どこに何が書かれているかを一目で分かるようにしましょう。

また、業務フローを先に提示し、その後で詳細を説明する構成にすると、新入社員は「今どの部分を学んでいるのか」を理解しやすくなります。全体から詳細へという流れを意識することで、マニュアルの読みやすさが大幅に向上します。

目的と判断基準を明記する

業務の手順だけでなく、「なぜこの作業をするのか」という目的を記載することで、新入社員は作業の重要性を理解しやすくなります。目的が分かると、モチベーションが高まり、ミスの防止にもつながります。

また、判断が必要な場面では、明確な基準を示すことが重要です。例えば、「この数値が〇〇以上の場合は上司に報告する」といった具体的な判断基準を記載することで、新入社員が迷わず行動できるようになります。

問い合わせ先と保管場所を明確にする

マニュアルに記載されていない内容や、理解できない箇所があったときに、誰に聞けばいいかを明示しておくことが重要です。各セクションに問い合わせ先を記載することで、新入社員は安心して学習を進められます。

また、マニュアルの保管場所を全員が把握できるようにすることも欠かせません。マニュアルを作成しても、必要な時に見つけられなければ意味がありません。NotePMのようなツールなら、Word・Excel・PDFなど添付ファイルの中身まで全文検索できるため、欲しい情報をすぐに見つけられます。また、柔軟なアクセス制限で部署ごと・プロジェクトごとに共有範囲を設定でき、未読管理・閲覧履歴機能で「誰がマニュアルを見たか」を把握できます。

マニュアル作成を効率化するツールとテンプレート

新入社員マニュアルを作成する際、ゼロから作るのは時間がかかります。ここでは、マニュアル作成を効率化するためのツールとテンプレートを紹介します。

マニュアル作成特化型、社内wiki型、動画マニュアル型の3タイプに分けて、それぞれの特徴と選定ポイントを解説します。

マニュアル作成ツールの選び方

マニュアル作成ツールを選ぶ際は、作成のしやすさ、検索性、更新管理の3つの観点から検討することが重要です。作成のしやすさでは、直感的に操作できるエディタや、テンプレートの豊富さがポイントになります。

検索性では、必要な情報をすぐに見つけられる全文検索機能や、タグ・カテゴリ分類の柔軟性が重要です。更新管理では、誰がいつ更新したかを追跡できる履歴機能や、未読管理機能があると、運用がスムーズになります。

自社の業務内容や規模に応じて、最適なツールを選びましょう。

おすすめマニュアル作成ツール比較

新入社員向けマニュアル作成に適したツールを5つ選定し、それぞれの特徴を比較します。マニュアル作成特化型、社内wiki型、動画マニュアル型という3つのカテゴリから、業界での知名度・シェアが高く、それぞれ特徴の異なる代表的なツールをバランス良く紹介します。

ツール名 タイプ 主な特徴 料金
Teachme Biz マニュアル作成特化型 画像・動画ベースで直感的に作成可能 月額65,780円〜
NotePM 社内wiki型 ファイル内全文検索・高機能エディタ 月額4,800円(8ユーザー)〜
Confluence 社内wiki型 Jira連携・豊富なテンプレート 無料プランあり、Standardプラン月額600円/ユーザー〜
tebiki 動画マニュアル型 スマホ撮影動画から簡単作成・100言語対応 要問い合わせ
Dojo マニュアル作成特化型 PC操作の自動キャプチャ・多様な出力形式 要問い合わせ(買い切り型)

それぞれのツールの詳細を、以下で個別に解説します。

Teachme Biz

Teachme Bizは、画像・動画ベースで直感的に理解しやすいステップ形式のマニュアル作成が可能なツールです。特に飲食、小売、製造業など、現場作業の多い業界での導入実績が豊富です。

マニュアルの作成、共有、閲覧状況の管理までをクラウドで一元化できるため、教育担当者の負担を大幅に軽減できます。閲覧状況やテスト機能を活用し、教育の進捗や習熟度を可視化できる点も大きな特徴です。

料金は月額65,780円から(別途初期費用、詳細は要問い合わせ)となっています。

NotePM

NotePMは、WordやExcel、PDFなど添付ファイルの中身まで検索できる強力な全文検索機能を搭載した社内wikiツールです。使いやすさと検索性の高さから、多くの中小企業に支持されています。

豊富なテンプレートと高機能エディタで、誰でも簡単に綺麗なドキュメントを作成できます。閲覧履歴や更新履歴が分かりやすく、情報の鮮度を保ちやすい点も特徴です。

料金は月額4,800円(8ユーザー)から、ユーザー数に応じた複数のプランが用意されています。

Confluence

Confluenceは、プロジェクト管理ツール「Jira」など、他のAtlassian製品との強力な連携が可能な社内wikiツールです。IT業界や開発部門を中心に、社内ナレッジベース構築のデファクトスタンダードとして広く利用されています。

豊富なテンプレートと高度な編集機能で、議事録から設計書、マニュアルまで幅広く作成できます。柔軟な権限設定と多数のアプリ連携による高い拡張性も魅力です。

無料プランがあり、有料プランはユーザー数に応じた月額課金制です(例:Standardプラン 11ユーザー以上で月額600円/ユーザー)。

tebiki

tebikiは、スマートフォンで撮影した動画から、誰でも簡単に動画マニュアルを作成できるツールです。現場作業の教育に特化しており、製造業や小売業、サービス業などでOJTの効率化や技術継承の課題解決に貢献しています。

音声認識による字幕の自動生成と、100カ国語以上への自動翻訳機能を搭載しているため、外国人スタッフの教育にも有効です。習熟度管理機能やレポート機能で、教育効果を可視化・分析できます。

料金は要問い合わせとなっています。

Dojo

Dojoは、PC画面の操作を録画するだけで、キャプチャや説明文を自動で取得しマニュアルを生成できるツールです。PCのシステム操作マニュアル作成を自動化する機能に大きな強みがあり、金融機関や官公庁など、正確性が求められる複雑なシステムのマニュアル作成で豊富な実績を持ちます。

Word、Excel、PowerPoint、PDF、動画など多様な形式で出力可能で、自動音声合成機能により、音声付きのeラーニングコンテンツも手軽に作成できます。

料金は要問い合わせ(ライセンス買い切り型)となっています。

無料テンプレートの活用

マニュアル作成ツールを導入する予算がない場合は、ExcelやWordの無料テンプレートを活用する方法もあります。インターネット上には、業務マニュアルや新入社員向けマニュアルのテンプレートが多数公開されており、ダウンロードしてすぐに使えます。

テンプレートをカスタマイズする際は、自社の業務内容に合わせて項目を追加・削除し、実際の業務フローに沿った内容に調整しましょう。テンプレートをそのまま使うのではなく、自社の実情に合わせて改変することで、実用性の高いマニュアルが完成します。

【コラム】テンプレート選びのポイント

無料テンプレートを選ぶ際は、自社の業種や業務内容に近いものを選ぶと、カスタマイズの手間が減ります。例えば、営業職向け、製造業向け、事務職向けなど、職種別のテンプレートを探してみましょう。また、Excelで作成されたテンプレートは項目の追加・削除が容易ですが、Wordの方が文章の読みやすさに優れているため、用途に応じて使い分けることをおすすめします。

マニュアルの効果的な運用方法

マニュアルを作成しても、活用されなければ意味がありません。ここでは、作成したマニュアルを「活用される資産」にするための運用ノウハウを解説します。

OJTとの併用、進捗管理、定期更新の重要性を理解し、マニュアルを組織の知的資産として定着させる方法を紹介します。

OJTと組み合わせて活用する

マニュアルは基礎知識を学ぶためのツールとして位置づけ、OJT(実地研修)と組み合わせて活用することが重要です。マニュアルで基本的な業務フローや社内ルールを学んだ後、実際の業務を通じて応用力を身につけさせる流れを作りましょう。

また、マニュアルだけでは伝わらない暗黙知や、現場特有のノウハウは、OJTを通じて補完することが必要です。マニュアルとOJTを両輪として活用することで、新入社員の早期戦力化を実現できます。

学習の進捗と理解度を確認する

新入社員がマニュアルをどこまで読んだか、理解度はどの程度かを定期的に確認することが重要です。理解度チェックのテストを実施したり、マニュアルの内容に関する質問を投げかけたりすることで、習熟度を把握できます。

マニュアルの運用を効率化するには、活用状況を可視化できるツールが有効です。NotePMのような未読管理・閲覧履歴機能を備えたツールなら、「誰がマニュアルを見ていないか」を把握でき、教育の進捗管理に役立ちます。また、Slack・Teams・Chatworkなどのチャット連携機能で、マニュアル更新時に自動通知を送ることができ、更新情報の周知漏れを防げます。

定期的に更新し鮮度を保つ

業務内容や社内ルールが変わったときは、速やかにマニュアルを更新することが重要です。更新ルールを設定し、誰がいつ更新するかを明確にすることで、マニュアルの鮮度を保てます。

更新担当者を明確にし、責任の所在を明らかにすることも大切です。更新が滞ると、マニュアルの内容が古くなり、信頼性が失われてしまいます。定期的な見直しと更新を習慣化し、常に最新の情報を提供できる体制を整えましょう。

【コラム】マニュアル更新のタイミング

マニュアル更新のタイミングは、業務フローの変更時、システムのアップデート時、新入社員からの質問が多い箇所が判明したときなど、複数のトリガーがあります。年に1回の定期見直しを設定するだけでなく、現場からのフィードバックを受けてその都度更新する体制を整えると、マニュアルの実用性が高まります。更新履歴を記録しておくと、どのような変更が行われたかを追跡でき、教育担当者間での情報共有もスムーズになります。

新入社員マニュアルの作成と運用を効率化したいならNotePMがおすすめ

新入社員マニュアルは、教育の効率化と品質均一化、教育担当者の負担軽減、新入社員の自律的な学習促進という3つの大きなメリットをもたらします。マニュアルに含めるべき内容は、基本的なビジネスマナー、企業理念と社内ルール、社内ツールの利用方法、業務の流れと全体像の5つのカテゴリに分類できます。

マニュアル作成は、目的と対象の明確化、情報の洗い出し、作成、フィードバックと改善という4つのステップで進めることで、初めての方でも迷わず作成できます。分かりやすいマニュアルを作るには、専門用語を避け、図・画像・動画を活用し、全体の流れが分かる構成にすることが重要です。

マニュアル作成を効率化するには、Teachme Biz、NotePM、Confluence、tebiki、Dojoなどのツールを活用する方法があります。それぞれの特徴を比較し、自社の業務内容や規模に合ったツールを選びましょう。

マニュアルは作成して終わりではなく、OJTと組み合わせて活用し、学習の進捗と理解度を確認し、定期的に更新することで、組織の知的資産として定着させることができます。

新入社員マニュアルの作成と運用を効率化し、社内のナレッジを一元管理したい場合は、NotePMの導入がおすすめです。NotePMは、強力な全文検索機能、高機能エディタ、AI機能、未読管理・閲覧履歴機能を備えており、マニュアルの作成から運用まで一貫してサポートします。無料トライアルも用意されているため、まずは実際に試してみて、自社の業務に合うかを確認してみてください。