【導入事例】全国の民間企業、官公庁、大学、農家など170以上の会員を繋ぐ情報インフラを構築 – 公益財団法人東京都農林水産振興財団

2023年12月30日(土) 導入事例

会社名 事業 NotePMの利用人数
公益財団法人東京都農林水産振興財団 東京都の農林水産業の振興 200名

東京都の農林水産業振興を目的に設立された、公益財団法人東京都農林水産振興財団。財団内にあるスマート農業推進室では、東京都、全国の民間企業、大学、農家とさまざまなセクターを巻き込んだ研究開発を行っており、プロジェクト推進のためNotePMを導入。導入経緯や具体的な使い方などを伺いました。
https://www.tokyo-aff.or.jp/

 

掲載企業・業界一覧

• 【銀行】住信SBIネット銀行株式会社
• 【IT】株式会社ラクス
• 【食品】株式会社八天堂
• 【サポートセンター】【税理士事務所】など


ダイジェスト

導入部門
  • スマート農業推進室が推進する「東京型スマート農業研究開発プラットフォーム」
導入目的
  • 事務局から会員に向けた情報発信・会員同士のコミュニケーションの場所として導入
課題
  • 全国にいる会員への情報発信手段がない
  • コロナ禍で対面コミュニケーションの機会が減少した
効果
  • 過去の発信情報の見える化・運用の振り返りができた
  • コロナで対面コミュニケーションが制限されていたが、NotePM導入により運営事務局・会員同士の繋がりを維持できた
使い方
  • 事務局からの情報を発信
  • 会員の研究開発テーマを共有
  • 会員同士の交流のきっかけとして、会員のプロフィールを掲載

※今回はオンラインWeb会議で、スマート農業推進室の進藤様にインタビューさせていただきました。

東京の農林水産業の振興を通じ、都民の生活を豊かに

―事業概要を教えてください。

当財団では、東京都の農林水産業の振興を図ることを目的に、多様な事業・試験研究を展開しています。

私が所属するスマート農業推進室では、農業の「稼ぐ力」の向上を目指し、IoTやAIなどの先進技術を活用した研究開発や、新しい農業技術の実装、農業システムの実証実験などを行う「東京型スマート農業プロジェクト」を推進しています。

情報伝達や会員交流ができる情報共有ツールを探して

—NotePM導入のきっかけを教えてください。

進藤:2020年10月、「東京型スマート農業プロジェクト」の推進基盤として、東京型スマート農業研究開発プラットフォーム(以下「プラットフォーム」)を設立しました。
当プラットフォームは、全国の民間企業や官公庁、大学教授、技術者、都内の生産者など多様なセクターが会員となって構成されている組織で、東京型スマート農業に関する講演会や情報交換会を開催すると共に、オンライン上での会員間の交流を行うなど、東京型スマート農業の確立に向けた研究開発・情報発信を行っています。

NotePMのような情報共有ツールの導入は、運営事務局からの情報伝達や会員の相互交流の場として、プラットフォーム構想時より検討していました。

—NotePM導入までの流れも教えてください。

進藤:導入検討にあたりNotePMを含め4つ程度のツールを比較しました。スマート農業推進室のメンバーで議論して最終的にNotePMに決定し、プラットフォーム発足から間もなく導入しました。

IT選定軸は 「使いやすさ」と「コスト」 です。特に「使いやすさ」は重視したポイントです。プラットフォームには、大企業から中小企業、農家さんまで、幅広い会員層がいるため、 ITリテラシーに関係なく、誰もが抵抗なく使えるツールであることが必須条件でした。

コロナ禍でも相互コミュニケーションが活発化した

—NotePM導入後の満足度を教えてください。

進藤:過去の情報発信を記録するツールとして、非常に有用だと感じました。いつ何をやったか見直せますし、活動の軌跡を見える化できるのも評価が高い点です。

また、NotePM導入当時は コロナ禍で対面コミュニケーションが制限されていましたが、NotePMのおかげで、運営事務局・会員同士の繋がりを維持することができました。最近はコロナ禍自体は落ち着きを見せていますが、世の中にはリモート環境が浸透しており、対面でのコミュニケーションは引き続き減少傾向かと思います。そのため、今後も引き続き重宝されるツールだと思います。

会員向けの情報インフラとしてNotePMを活用

—NotePMの具体的な活用方法を教えてください。

ノート一覧

進藤:基本的には、事務局からのお知らせを発信する場所として利用しています。

「事務局からのお知らせ」ノート:展示会出展の報告例

進藤:「事務局からのお知らせ」では、セミナー開催情報や、会員へのお知らせを発信しています。一般向けのセミナー開催情報はホームページ上でも行っていますが、会員向けの限定情報はNotePM上で公開しています。

会員とのやりとりはコメントを通して実施

進藤:イベント開催後の御礼や、会員とのQ&Aのやりとりなどは、コメント機能を活用しています。

「コーディネーター通信」では、研究開発に関する情報を発信しています。当財団内には「農林総合研究センター」という、スマート農業に役立つ技術の研究開発を行っている部門があります。この研究センターでは、研究員、大学、民間企業などとの共同研究が基本になっているため、各機関が保有する技術やノウハウを適切に活用し、研究開発を円滑に進められるように、アドバイスや調整を行うコーディネーターを立てています。このコーディネーターからの情報発信によって、各研究開発の状況を広く発信できています。

「情報交流」ノート

進藤:「情報交流」は、会員同士が情報交換の場として利用しているノートで、農業に関する情報を交換する場所になっています。

「会員プロフィール」は、他会員のプロフィールが閲覧できるようになっているノートです。会員は他の方のプロフィールを見ることができ、興味がある方がいれば、事務局を通して連絡が取れます。新たなコミュニケーションの創出や、研究開発のきっかけになっています。

プロフィールのページは、規定のテンプレートを用意しており、それに沿って会員様に記載いただいています。プロフィールを書いてくださった会員様に対しては、事務局より、コメント欄を通じて個別にコミュニケーションをとっています。

「よくある質問・お問合せ」ノート:研究開発グループに関する質問例

「よくある質問・お問合せ」ノート:質問例

進藤:「よくある質問」では、プラットフォームや運営に関するQ&Aを掲載しています。

「申請書類」では、入会申込書や退会届といった各書類を用意しています。

「研究開発グループについて」ノート

進藤:「研究開発グループについて」では、研究開発内容の紹介をしています。

会員向け限定情報はNotePMで共有

進藤:「《会員限定》研究開発テーマ提案書公開」では、会員が提案する研究開発テーマのうち、提案者に許可を得たものを掲載しています。研究開発テーマ案を公開することで、それに閲覧・興味を持った会員とのコネクションを作ることができます。

—タグの使い方を教えてください。

進藤:タグは、検索がしやすいように目的・必要項目ごとに整理しています。

タグ一覧

—NotePM定着までにされたことがあれば、教えてください。

進藤:入会会員には、入会受理メールにNotePMの情報を添付し利用を促しています。

—どんな課題をもつ企業様にNotePMをおすすめされますか。

進藤:組織の構成メンバーが全国に散らばっていて一同に会するのが難しい場合や、社外・団体外の方との情報共有インフラが必要な企業・団体におすすめです。

私たちの場合も、全国に会員様がいらっしゃいますが、コロナ禍でお会いするのが難しい中、Zoomでの会議と、NotePMでの情報共有で乗り切ってきました。

—お忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました。

 

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• 【銀行】住信SBIネット銀行株式会社
• 【IT】株式会社ラクス
• 【食品】株式会社八天堂
• 【サポートセンター】【税理士事務所】など


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NotePM

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URL: https://notepm.jp/

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