こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。
インタビューを成功させる質問項目やコツを知りたい、と社内報制作で欠かせないインタビューについて調べている方もいるかと思います。インタビューを成功するためには、質問内容やコツを知るだけではなく、事前準備がとても重要です。本記事では社内報のインタビューに取り入れたいおすすめの質問内容、必要な準備、成功のコツ、おすすめツールについて紹介していきます。
目次
社内報のインタビューにおすすめの5つの質問項目
社内報のインタビューにおすすめの質問項目を以下に5つ紹介します。
- 社員と会社のつながり
- 仕事内容
- プライベート
- 季節に関する内容
- オフィスの楽しみ方
それぞれ、一つずつ解説します。
社員と会社のつながり
社内報のインタビューにおすすめの質問項目の1点目は、社員と会社のつながりについて聞くことです。例えば以下の質問項目があります。
- 会社を知ったきっかけ
- 入社しようと思った理由
質問をすることで「実は父親が社員だった」「小さい頃から会社の商品が好きだった」「採用試験の時に社員の印象がとてもよかった」等の回答を得ることができます。社員と会社の繋がりを読者の社員が読むと、自分もそうだったと感じてもられる、また年代によって入社理由が全く異なって面白い等、読み手にとって共感・興味を与えて社員報を楽しむことができます。
仕事内容
社内報のインタビューにおすすめの質問項目の2点目は、仕事内容です。仕事内容に関する質問には以下のような内容があります。
・今行っている仕事内容
・やりがい
・大変な事
・楽しい事
・仕事で困っていること
質問を掲載することで、他の業務を行っている社員にその業務を知ってもらい興味を持ってもらう、他者の経験や想いを自身の業務に役立てるなど、社員の視野を広くすることが可能になります。
プライベート
社内報のインタビューにおすすめの質問項目の3点目は、プライベートについてです。プライベートに関する質問として、例えば以下のような内容があります。
- プライベートの過ごし方
- 今夢中になっていること
- 家族についての紹介
プライベートを聞くことで、その社員を知っている人にさらにが深く知ってもらえるなど話題のきっかけにもなります。また知らない人から見ても「こんな素敵な方が同じ会社にいる」と興味を持ってもらえます。
季節に関する内容
社内報のインタビューにおすすめの質問項目の4点目は、季節に関する内容についてです。季節毎にテーマを設けて質問していきます。例えば、以下のような内容があります。
- 春:お花見
- 夏:花火、プール
- 秋:バーベキュー
- 冬:スキー等
季節ごとのテーマは多くの社員にとって共通のテーマなので、自身のイベントに取り入れやすくなります。次の週末は何をしようかなど考えるキッカケにもなるのでおすすめです。
オフィスの楽しみ方
社内報のインタビューにおすすめの質問項目の5点目は、オフィスの楽しみ方についてです。
例えば、以下のような質問を実施していきます。
- オススメの社内食/ランチスポット
- 休憩時間の過ごし方
- 飲み会でよく行くお店
- 社内でゆっくりできる場所
- 通勤時の過ごし方
オフィスの楽しみ方は、同じ環境で働く社員にとってとても興味のあるテーマです。読んだらすぐに自身も取り入れたくなるかもしれません。他の拠点で働く社員にとっても拠点の違いを知ることができ、面白いイメージを持ってもらえるようになります。
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社内報の2つのインタビュー例を紹介
社内報の2つのインタビュー例を紹介します。
- 社長や役員へのインタビュー
- 新入社員へのインタビュー
詳しく見ていきましょう。
社長や役員へのインタビュー
社長や役員へのインタビュー例として以下の質問があります。
- 経歴に関する質問
- 経験に関する質問
- 会社で大切にしている文化について
- 現場社員に達成して欲しいこと
- サービスや商品への想い
会社の上に立っている方には生い立ちや思想、現場社員への期待など、仕事の重みを社員にしっかりと伝えられるような質問を実施していくことが大切です。読み手となる現場の社員に何を伝えたいか、自社の商品やサービスへどのような想いがあるのか、TOPからの想いが詰まったコメントを引き出すことを意識しましょう。
新入社員へのインタビュー
新入社員のインタビュー例としての質問には以下例があります。
- 会社を選んだ理由
- 今の仕事内容
- 入社前と入社後のギャップ
- 会社の良いところ・よくないところ(新入社員だから思い切って言える事など)
- 仕事で困っているところ
- 今取り組んでいる事
新入社員のコメントはとてもフレッシュで、読んでいると多くの社員が明るく元気な気持ちになります。また「昔の自分はこうだった」と初心を思い出すきっかけにもなります。明るく元気な新入社員の魅力を、インタビューで丁寧に引き出すことが大切です。
社内報インタビューする前に必要な4つの準備
社内報インタビューする前に必要な準備は以下の4つです。
- 答えやすいネタを準備する
- 質問事項をシートに記載する
- 社員とコミュニケーションを取る
- 原稿のレイアウトを決める
一つずつ、解説していきます。
答えやすいネタを準備する
社内報インタビューする前に必要な準備の1つ目は、答えやすいネタを準備することです。質問で行き詰まったときに備えて、相手が答えやすいネタを多く用意しておきましょう。用意しておきたい質問のポイントは以下の通りです。
- はい、いいえで答えられる簡単なもの
- 相手のプライバシーに深く入らない内容
- 相手のことを知った上での質問
質問される側の方は緊張している場合も多いです。簡単に答えられる質問や、安心感を与えられるような質問を取り入れていきましょう。
質問事項をシートに記載する
社内報インタビューする前に必要な準備の2つ目は、質問事項をシートに記載することです。インタビューの前に質問したい事をシートに書いておき、質問者の手元に持っておきましょう。質問シートを見れば、次何を質問すれば良いか、最低限聞きたいことは何かを把握できます。質問の中で脱線しても、質問シートを見ればすぐに軌道修正できます。聞きたい内容を確実に引き出すためにも、質問事項をシートに記載し、持参することをおすすめします。
社員とコミュニケーションを取る
社内報インタビューする前に必要な準備の3つ目は、社員とコミュニケーションをとることです。インタビュータイムを円滑に行うため、事前に社員とコミュニケーションをとることが望ましいです。事前に接点を持てば相手もリラックスでき、インタビュー当日もスムーズに会話できます。事前にメールや電話でコンタクトをとり「こういうことを聞きたい」など伝えておくと相手も準備ができます。インタビューする社員と事前コミュニケーション取ることが、とても大切です。
原稿のレイアウトを決める
社内報インタビューする前に必要な準備の4つ目は、原稿のレイアウトを予め決めておくことです。
レイアウトを配置することで、それぞれの質問に必要な量や質のバランスがわかり、インタビュー時に何にどのくらい聞けば良いかわかります。また必要な質問に絞って聞くことができ、余計な質問も省けます。質問される側からも「大事な発言をしたのに、その部分は載せてもらえなかった」ということも防ぐことができます。あらかじめ原稿のレイアウトを大まかにでも決めておきましょう。
社内報インタビューを成功するために取り入れたい7つのコツ
社内報インタビューを成功するためのコツとして、以下の7点があります。
- 質問項目は少なく
- 答えやすい質問にする
- 沈黙の時間を大切に
- レイアウトにこだわる
- 記事で最も伝えたいことを聞く
- 一人一人の個性を引き出す
- ツールを活用する
一つずつ、解説していきます。
質問項目は少なく
社内報インタビューを成功するための1つ目のコツは、質問項目を少なくすることです。質問項目はできるだけ少ない方が良いです。項目が多いと時間もかかり相手も疲れてしまうからです。一つの質問を、深くじっくりと聞いて相手の考えを引き出すのが良いでしょう。ただし質問がすぐ終わる場合もあるため、質問項目となるネタ(引き出し)を多く準備しておいたほうが良いです。
答えやすい質問にする
社内報インタビューを成功するための2つ目のコツは、答えやすい質問にすることです。相手にとって答えやすい質問かどうかを意識しましょう。
OK例として
- オフィスと自宅、どちらが仕事しやすいですか?
- よくお出かけする場所はどのエリアですか?
等「はい、いいえ」や「単語」で答えられるものがあります。
NG例として
- 有休取るとき、ご主人もお子さんも全員休みますか?もしくは一人ですか?
- 有休のときは大体どこに出かけるんですか?
等があります。
初対面にも関わらずプライベートに突っ込んでしまう質問は相手から良い印象をもたれないため、NGとなります。相手の年齢層や境遇によって何がOKかNGかが異なるため、一人一人に対して適切な質問を考えることが大切です。可能であれば事前にインタビューされる社員の周りにも、どのような質問が良いか探りを入れておくことも大切です。
沈黙の時間を大切に
社内報インタビューを成功するための3つ目のコツは、沈黙の時間を大切にすることです。インタビューをする時はしゃべらない時間も大事です。沈黙=何もしない時間ではありません。相手が答えをじっくりと考えている可能性もあります。沈黙時には、相手の表情を見ながら回答を考えているのか、それとも次の質問を待っているのかなど様子を見ましょう。
レイアウトにこだわる
社内報インタビューを成功するための4つ目のコツは、レイアウトにこだわることです。インタビュー内容をどのようなレイアウトで配置するかを予め決めておきましょう。レイアウトによってインタビューの見やすさが決まります。インタビューされた社員にとっても、社内報のレイアウトを見て、インタビューされてよかったかそうでなかったかが決まります。例えば、インタビュー時間を確保した上に長い時間丁寧に質問に回答したのに少ししか掲載されなかった、と失望されてしまうかもしれません。まずはレイアウトを決めて、それに合わせた質問をしていきましょう。
記事で最も伝えたいことを聞く
社内報インタビューを成功するための5つ目のコツは、記事で最も伝えたいことを聞くことです。インタビュー後に何を書くか決めるのではなく、何を書くかを決めておいた上でインタビューしましょう。そうすることで記事で伝えたいことを中心に聞くことができます。軸がぶれずに、聞きたいことをしっかりと聞くことが可能です。記事で何を伝えたいのか、相手から何を引き出したいのかを事前に考えましょう。
一人一人の個性を引き出す
社内報インタビューを成功するための6つ目のコツは、一人一人の個性を引き出すことです。当たり前ですが社員は一人一人違うため、全員同じ質問ではなくその人にあった質問を実施することが大事です。インタビューする上でその人が興味あることや考えを引き出し、深く掘り下げていくことで、魅力的な社内報になります。相手に取っても満足の行く結果となります。インタビューの際には相手の個性をしっかりと引き出すことを意識しましょう。
ツールを活用する
社内報インタビューを成功するための7つ目のコツは、ツールを活用することです。専門知識がなくても優れたデザインのレイアウトに簡単に配置できるツールがおすすめです。また、ツールでスピーディーにWeb公開できるWeb社内報もおすすめです。ツールを使えば効率的に高品質な社内報を制作できます。
社内報インタビューに活用したいおすすめツール
NotePM
NotePM(ノートピーエム) は、ナレッジ共有に特化した「社内版ウィキペディア」です。検索に強く、情報を整理しやすいのが特徴です。Web社内報ツールとしても、多くの企業に利用されています。
NotePMの特徴
- マニュアル作成、バージョン管理、ファイル共有機能
- 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
- 社内FAQ / 質問箱、社内ポータルとしても活用できる
- 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる
URL: https://notepm.jp/
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まとめ
社内報のインタビューについて詳しく紹介しました。質問項目や必要な準備、コツをしっかりと取り入れてインタビューを成功させましょう。また、紙に限定するのではなくWebに社内報発行を切り替えればスピーディーに情報を発信して社員の業務の活用に役立てていくこともできるのでおすすめです。
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- 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
- 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
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