【2021年版】LPOツール おすすめ8選を徹底比較!

2021年10月03日(日) マーケティング

ランディングページを最適化できる「LPOツール」。Webマーケティングでの成約率を高めたり、実店舗への集客数を増やしたりするために活用されているツールです。この記事では、LPOツールが注目される理由やメリット・デメリットを紹介します。また、ツールの選定ポイントや企業の導入事例なども解説しています。LPOツールの基本を知ってビジネスに活用しましょう。

LPOとは

LPOは「Landing Page Optimization」の略で、ランディングページ(LP)を最適化する施策のことです。企業のホームページや商品情報ページなどさまざまあるLPを見た後の直帰率を減らしたり、ユーザーのニーズをくみ取ってクリエイティブを変更したりします。そして、LPOを効率的にするのに特化したツールがLPOツールです。たとえば、LPの訪問者のユーザー属性を分析できたり、複数のクリエイティブの効果を比較してテストしたりするなどの機能が備わっています。

参考記事:LPOツールの導入効果を徹底解説!基本機能も合わせて紹介

LPOが注目される理由

LPOが普及し始めたのは2000年ごろです。2006年にGoogleのLPOツール「Website Optimizer」が提供されるとさらに導入が進みました。LPOツールが注目される背景のひとつは、まず技術的にLPの定量的な評価ができるようになったことです。LPを閲覧したユーザー情報や流入経路、クリック数などが数値として保存でき、LPOに活用できるようになりました。また、単にWebサイトやSNSに広告を出すだけでは費用対効果が上がらなくなったこともLPOツールが注目されている理由です。ユーザー自らが情報を検索して比較検討ができる状況になったことで、LPの評価はよりシビアになっています。効率的にLPの改善点を見つけて差別化を図るために、LPOツールが活用されるようになっています。

LPOツールのメリット

ここではLPOツールを使うメリットを3つ紹介します。

精度の高いターゲティングができる

多くのLPOツールは、LPを見たユーザーの情報を収集できる機能があります。たとえば、どのような流入経路や検索ワードでLPを訪問したか、ECサイトでの閲覧履歴、LPを見たときに取った行動(クリックやコンバージョン)などの情報を分析可能です。また、自社が持つ顧客情報と照合すれば、さらに詳しいユーザー情報がわかります。これらのデータを元に、行動ターゲティングや地域ターゲッティングなど、より効果的なLPOができるようになります。

訪問者のニーズに合わせられる

2種類のLPを制作してA/Bテストを実施すれば、どちらがより顧客や見込み客のニーズに沿っているか判断できます。LPOツールにはこうしたテスト機能が備わっており、経験や勘に頼ることなく、客観的なデータで判断できるのがメリットです。たとえば、英会話教室のLPにおいて、マンツーマンの対面指導を強調したLPより、オンライン教室を強調したLPの申し込み数のほうが多かったとしましょう。結果を数値で比べることで、後者のほうがユーザーニーズに合っており、売上が伸びることが見込めます。

効率的に自社サイトを改善できる

LPOツールのなかには、資料請求用のLPだけでなく、自社サイトのページごとのアクセス数や行動履歴などを計測できる機能を備えたものがあります。こうしたLPOツールの機能を使えば、成果が上がっている部分とそうでない部分や、サイト構成の問題点などがわかります。どこを優先的に改善すれば成果につながりやすいか判定できるため、効果的に自社サイトやLPを改善できるでしょう。制作費や工数の削減がしやすいのもメリットです。

参考記事:LPOツールとは?メリットとツールの選び方を紹介

LPOツールのデメリット

LPOツールを導入するにあたっては、注意も必要です。デメリットを3つ紹介します。

特定の需要しかないサイトでは効果が出にくい

複数の検索キーワードで検索した人しか訪れないLPや、ニッチな需要を狙ったコンテンツ量が少ないサイトでは、LPOツールの効果が出にくい傾向があります。これらのページは訪れるユーザー層に幅がないため、LP改善がしにくいからです。そのため、このようなケースでは、LPOよりSEOで訪問者数を増やす施策のほうが効果的であることが多いと言えます。

幅広いスキルを持つ人材が必要

LPOツールを十分に活用するためには、3つのスキルを持つ人材が必要になります。1つ目は高品質のクリエイティブを制作できる、または見極められるスキルです。ユーザー層を具体的にイメージできる営業職の資質も求められると言えるでしょう。2つ目は、アクセス数や閲覧履歴などのデータから、販売促進の方向性を決めたり戦略を立案したりするマーケティング担当者としての能力です。最後に必要なのは、システム(ネットワーク)担当者としてIT機器やソフトウェアを使いこなすスキルです。求められるレベルはツールによって違いますが、一定水準以上の技術は必要になるでしょう。

LPOツールのランニングコストがかかる

LPOツールは、一般的に月額利用料を支払って運用しなければなりません。LPOツールを自社で開発するのは技術的にも難しいため、通常はランニングコストが発生します。

LPOツールの選定ポイント

LPOツールにはさまざまなタイプがあります。自社の運用に合ったツールを選びましょう。

目的にあった機能を備えているか

LPOツールの機能を大きく分けると、訪問者の特徴を分析する機能とクリエイティブの効果を測定するテスト機能の2つです。ユーザー分析機能としては、流入経路の特定やクリック数の集計、閲覧履歴の保存などがあるので、必要な項目があるかチェックしておきます。

テスト機能では、A/Bテストが重要です。たとえば、キャッチコピーやレイアウトなど、特定の箇所を変えたパターンで比較することで、LPOを効率的に進められます。できればトライアルでA/Bテストが使いやすいかチェックしておきたいところです。なお、分析機能とテスト機能のいずれにおいてもレポート機能が使いやすいかどうかが重要です。運用効率に大きく影響するので、どのようなグラフ・図表の出力機能があるのか確認しておきましょう。

料金体系

LPOツールは月額利用料を支払うのが一般的ですが、細かく分けると固定料金制と従量制の2種類があります。固定料金制はLPOの成果が出るほど使用料の割合が安くなるのがメリットですが、失敗すると料金が高くなってしまいます。従量制はLPのクリック数やクリック率によって料金が変動するのが特徴です。固定料金とは逆で、成果が上がらない場合はコストを抑えられますが、成果が上がるほど料金が高くなります。

サポートが充実しているか

LPOやLPOツールの経験が少ない企業の場合、サポート体制が充実しているか検討することが重要です。ツール販売とともにLPOのコンサルティングをしている業者や、ツールの導入支援や研修をしてくれる業者などがあるので比較検討してみてはどうでしょうか。”

LPOツール おすすめ8選

上記ポイントを踏まえて、おすすめLPOツール・サービスをご紹介します。

Visual Website Optimizer(VWO)

Visual Website Optimizer

Visual Website Optimizer(VWO) は、A/Bテストツールに定評があるLPOツールです。VWOでは同一URL上にランディングページ(LP)の見た目だけを変更したテストページを複数用意し、訪問したユーザーを均等に配分します。こうすることで、どのページが一番、商品・サービスの売上や契約など、最初に設定した目標を達成したのか、すなわちコンバージョン(成果、CV)率の高いLPはどれかを簡単に検証できます。また、VWOにはヒートマップなどのサイト解析機能も搭載されており、VWOのテスト機能を組み合わせることでCV改善のためのPDCAサイクルが素早く回せます。

Visual Website Optimizerの特徴

  • A/Bテストや多変量テストなど、テスト機能が充実
  • ユーザーの行動が色別で可視化できるヒートマップ
  • Google Analyticsとの連携で、改善すべきポイントを分析

料金プラン(月額)
• 150,000円〜(通常プラン)
• 300,000円〜(サポートプラン)

Visual Website Optimizer
URL: https://www.assion.co.jp/lp/05b/

 

ウェブアンテナ(WebAntenna)

ウェブアンテナ(WebAntenna)

ウェブアンテナ(WebAntenna) は、広告の貢献度を測定する広告効果測定ツールです。ウェブアンテナの管理画面では、バナーやリスティング広告など、どの施策からユーザーが訪れ、CVに至ったかが一目で把握できます。また、アトリビューション(間接効果)分析を行うことで、CVに至ったユーザーがいつどのような広告に接触していたかを、最大180日間にわたって追跡可能です。どの施策に力を入れれば良いのかわかるので、無駄な広告費の削減にもつながります。

ウェブアンテナの特徴

  • アトリビューション分析で広告の貢献度が正確に把握できる
  • ユーザーの行動パターンを分析することで広告戦略がみえてくる
  • 表示する情報や機能を厳選した使いやすい管理画面

料金プラン(月額)
• 20,000円〜(クリック数従量制)

ウェブアンテナ
URL: https://www.bebit.co.jp/webantenna/

 

Optimizely

Optimizely

Optimizely は、A/Bテストでは世界No.1のシェアを誇るLPOツールです。Optimizelyではソースコードを変更せずにテストページを簡単に作成できるので、いろいろ試行錯誤しながらA/Bテストが実施できます。場所や時間といったテストの条件を細かく設定できるのもOptimizelyの特徴です。また、Optimizelyはユーザーの行動データを収集することで、例えばユーザーが以前検索した服や靴に類似したアイテムを表示するといった、個々人に最適なコンテンツをリアルタイムで表示できます。

Optimizelyの特徴

  • パソコンおよびモバイルアプリ(iOS、Android)でA/Bテストが実施できる
  • テストの条件が細かく設定できるので、ターゲットを絞れる
  • 統計エンジン「Stats Engine」による信頼性の高いデータ

料金プラン(月額)
• お問い合わせ

Optimizely
URL: https://optimizely.e-agency.co.jp/

 

KAIZEN PLATFORM

KAIZEN PLATFORM

KAIZEN PLATFORM は、ネット人材をフル活用することによってLPの改善を図るLPOツールです。KAIZEN PLATFORMでは、LPにJavaScriptタグを埋め込むだけでサイト改善の専門家であるグロースハッカーから最適な改善案やデザイン案を幅広く募ることができます。LPO対策にあたってはグロースハッカーをはじめプロジェクトマネージャーやデータ分析者といった専門家が専任チームを組み、課題発見からテスト、検証までを一貫してサポートします。

KAIZEN PLATFORMの特徴

  • 約1万人超のグロースハッカーから改善案を募集できる
  • 過去2万件のデータから選抜した専任チームによる手厚いサポート
  • 「KAIZEN ENGINE」の導入によるパーソナライズの実現

料金プラン(月額)
• お問い合わせ

KAIZEN PLATFORM
URL: https://kaizenplatform.com/

 

 

DLPO

DLPO

DLPO は、A/Bテストと多変量テスト、2種類のテスト機能を利用できる画期的なLPOツールです。A/BテストではCV率が高いページを導き出せますが、なぜこのページのCV率が高いのか、という理由まではわかりません。そこでページの各要素を細かく検証する多変量テストを追加で行い、CVの最大化を目指します。そのほか、DMP(企業情報データベース)と連携することで、ユーザーの属性や興味にあわせたページを表示できます。

DLPOの特徴

  • A/Bテストと多変量テストでユーザーのニーズをつかみCV率を改善
  • DMPやCDP、Web解析ツールなど外部のプラットフォームとの連携が可能
  • 過去700社以上に導入した実績を活かしLPO対策を強力にバックアップ

料金プラン(月額)
• お問い合わせ

DLPO
URL: https://dlpo.jp/

 

Gyro-n(ジャイロン)

Gyro-n【ジャイロン】

Gyro-n(ジャイロン) は、ユーザーの属性や行動、目的に合わせて自由にコンテンツを差し替えられるASP型のLPOツールです。この機能を「ターゲティング機能」といい、サイトに訪問したユーザーの商品購入履歴や性別、年代などの情報を基にユーザーに最適なコンテンツを表示してLPからの離脱を防ぎます。また「LPに初回訪問したユーザーにクーポンを発行する」などGyro-nの接客ノウハウを活かしたWeb接客を提供できます。

Gyro-nの特徴

  • ターゲティング機能でユーザーに最適なコンテンツを表示
  • LPを訪れたユーザーに対しCV改善のノウハウを活かしたWeb接客
  • A/Bテストに基づくLPの自動最適化によりデータの確認・分析の手間を軽減

料金プラン(月額)
•40,500円〜(Gyro-n LPO)

Gyro-n
URL: https://www.gyro-n.com/

 

どこどこJP

どこどこJP

どこどこJP は、ユーザーの位置情報に応じたコンテンツを配信できる地域密着型のLPOツールです。この機能を「エリアターゲティング」といい、その地域に居住しているユーザーにとって本当に必要な情報がすぐ入手できるため、ユーザーがサイトから離脱するのを防いでCV率を大きく向上させます。また、どこどこJPはBtoB(企業間取引)のアクセス分析も得意としており、Webサイトに訪問した企業をGoogle Analyticsなどで割り出し見込み顧客をリスト化することで、従来の営業に代わるスマートな顧客獲得を実現できます。

どこどこJPの特徴

  • エリアターゲティングが得意なので地域性の強いLPに改善できる
  • Google AnalyticsやVisionalistなどアクセス解析ツールとの連携が可能
  • 特定の国や地域からのアクセスを制限して不正アクセスを防止

料金プラン(月額)
• システム利用構成に応じて

どこどこJP
URL: https://www.docodoco.jp/

 

CVX

CVX

CVX は、LPの作成とLPO対策を一貫して行える新しいタイプのクラウド型LPOツールです。LP作成ツールとしても優秀で、200種類以上のレイアウトから好みのスタイルが選べるほか、レイアウトの変更やテキストの行間・字間の微調整といった作業もソースコードを記述せず簡単に編集できます。CVXでは、LPを作成したら、A/Bテストを実施しGoogle Analyticsで解析、その結果判明した改善すべきポイントをCVXですぐLPに反映する、という具合にPDCAサイクルを高速でまわせるので、インハウス(企業内)に改善体制を構築したい企業に最適です。

CVXの特徴

  • LPの作成・運用からLPO対策まで一貫して行うことができる
  • LPのPDCAを高速で回せるので、CV率の高いLPに改善できる
  • Google Analyticsと連携してページの改善すべきポイントが分析できる

料金プラン(月額)
• お問い合わせ

CVX
URL: https://lpo.conversion-x.jp/lp04

 

LPOツールの導入事例

企業ではLPOツールをどのように活用しているのでしょうか。ここでは、株式会社TSUTAYAとキタムラの導入事例を紹介します。

クリエイティブ制作にLPOツールを活用「株式会社TSUTAYA」

TSUTAYAでは、LPOツールのA/Bテスト機能をクリエイティブ制作と調整に役立てています。TSUTAYA が使用しているLPOツールでは、LP内の特定のボタンを押した人数が、閲覧者全体に対してどれぐらいいたか集計可能です。この結果を見ると、クリエイティブ制作者の予想に反しているケースがしばしばあると言います。たとえば、鮮やかな赤を使って目立たせたはずのボタンが、可読性の悪さが原因で思うような成果を出していないなどです。この場合は、新旧合わせて数種類のクリエイティブのパターンを作り効果を比較検討しました。その結果、最終的にはコンバージョンレート(成約率)を約20%向上できています。

ターゲティング精度向上で集客率アップ「キタムラ」

LPOツールというと、Webマーケティング向けというイメージを持つ人がいるかもしれません。しかし、LPOツールの活用で実店舗への集客を増やしたキタムラのような事例もあります。キタムラでは、LPを訪問したユーザーの訪問履歴を元に、行動ターゲティングと地域ターゲティングを徹底しました。たとえば、特定の地域の店舗情報にアクセスした人には、その店舗や近隣店舗の情報をLPに表示して訴求力をアップさせました。キタムラはあくまで実店舗メインであり、LPは集客手段のひとつであると言います。しかし、この事例を見ると、店舗との距離感を縮めたり情報の探しやすさを向上させたりすることで、ECサイトに限らず実店舗の売上も伸ばせることがわかります。

LPOツールを活用してコンバージョンレートを向上させよう

LPOツールはランディングページを最適化するツールです。LPの訪問者のユーザー情報を収集・分析したり、クリエイティブの成果を比較してテストできたりする機能を備えています。活用次第で、コンバージョンレートを向上させたり、実店舗への集客数を増やしたりすることが可能です。さまざまな機能や料金体系、サポートサービスのLPOツールが販売されているので、自社に合ったツールを選びましょう。

おすすめの情報共有ツール

マニュアル作成・ナレッジ共有ツール 「NotePM」 は、社内の知りたいことが簡単に確認できるツールです。「社内のほしい情報を探すのが大変」「ナレッジ共有が上手くいっていない」とお悩みの方は、NotePMの無料トライアル をお試しください。

NotePMサービス紹介資料はこちら >