【2020年版】ヒートマップツール おすすめ7選を徹底比較!(無料あり)

2020年10月22日(木) SaaS

この記事ではヒートマップツールの導入メリットや選定ポイント、おすすめツールなどを紹介していきます。

ヒートマップツールとは

インターネットの普及により、特に商品やサービスを提供する企業では自社のWebサイトが欠かせないものになっています。自社サイトの目的は多くのユーザーに訪問してもらい、結果として自社製品やサービスを購入してもらうことです。そのための施策として自社サイト解析が有効です。サイト解析の種類は色々ありますが、Webサイト内のページで、ユーザーがどこで何をしたのかを色で可視化できるツールをヒートマップツールといいます。例えば、ページ内のどこでクリックした頻度が多いのか、どこまでスクロールしたのかなどが色によってわかります。

ヒートマップツールが注目される理由

自社サイトの解析方法にはサイト内の各ページに1日に何人訪問したのか、このうち何人が商品やサービスを購入したのかなどを解析するものがあります。しかし、これらはユーザーのサイト内での具体的な行動までは解析できません。ヒートマップツールではユーザーがマウスでクリックする頻度が多い場所や、スクロールした距離などが色によってわかります。マウスの動きというのは、ユーザーの目線とほぼ同じです。ヒートマップツールは、サイト内でのユーザー目線を解析することができ、より具体的に自社サイトの改善点がわかるようになります。

ヒートマップツールの基本機能

クリックヒートマップ機能

ユーザーがサイト内のページ上のどこでクリックしたのか分析する機能です。ツールによって異なりますが、クリックされた箇所のうち少ない所は青く表示され、多い箇所では赤く表示されるのが一般的です。

スクロールヒートマップ機能

ユーザーがページ内で、どの部分までスクロールしているのかわかる機能です。一般的には多くスクロールされた箇所は赤く表示され、少なくなるほど青く表示されます。

アテンションヒートマップ機能

ユーザーのパソコンなどのディスプレイに表示されていた時間も色でわかります。どのページを長く閲覧していたか把握する機能です。滞在時間が長いほど赤く表示され、少ないほど青く表示されます。

マウスグラフィ機能

ユーザーのマウスポインターが通った道筋を色で表す機能です。マウスの動きは人の目線と近いことから、よく見られている箇所を把握するのに有効です。実際にショッピングなどでWebサイトを見る際、目線の動きに合わせてマウスを動かしている人が多いのではないでしょうか。

タッチアクションヒートマップ機能

スマートフォンやタブレットに対応したヒートマップツールでは、表示されるページ内で行われるタップやスワイプなどのアクションも色でわかります。

ヒートマップツール導入のメリット

ボタンが正しく理解されているか分析できる

ヒートマップツールはユーザーのクリックの位置や頻度が把握できるツールです。導入することによって、ユーザーにサイトのボタンが正しく理解されているかがわかるメリットがあります。例えば、Webサイトにとって商品やサービス購入ボタンは、1番といっていいほど重要です。購入ボタンが押されている頻度が少ない場合は、ボタンのデザインなどがサイト全体に埋もれてしまっている可能性があります。ユーザーにボタンを正しく理解されていないことになり、改善しなければなりません。

離脱箇所がわかる

スクロールの範囲がわかるヒートマップツールはユーザーがページのどこで離れていったのか、ユーザーがどの部分まで閲覧したのかがわかります。ヒートマップツールを導入することによって、離脱している場所がわかり適切に改善することができます。

有効なコンテンツを把握できる

ヒートマップツールはユーザーのページ滞在時間や、ページ内でのマウスが通った場所がわかります。それによってユーザーがページ内の、どのコンテンツに注目しているのかがわかります。滞在時間やマウスが通った場所が多いのは、そのコンテンツに興味を持っているからです。もし、注目されているコンテンツがページの下の方にあったならば、上部に持ってくることで、更に多くのユーザー訪問が期待できます。

ヒートマップツールの選定ポイント

自社に合った機能や価格のものを選ぶ

ヒートマップツールを導入するにあたり選定するポイントとして、自社に合ったものを選ぶことがあげられます。例えば、自社のWebサイトを利用するユーザーがパソコンを使っている人が多いか、スマートフォンユーザーが多いかでも選ぶ機能が変わってきます。パソコンユーザーが多い場合はマウスグラフィが必須ですが、スマートフォンユーザーが多い場合は必要ありません。また、価格や契約形態もさまざまあるため、そういった面でも自社に合ったものを選ぶことが大切です。

データの保持期間や可能なページ数を確認して選ぶ

ヒートマップツールはツールによって、データの保持期間や分析できるページ数が異なります。自社サイトではどのくらいのページを分析したいのか、データはどのくらい保存しておきたいのか、よく考えて選ぶことが重要です。また、多くのツールで無料版と有料版が存在し、無料版より有料版の方がデータの保持数や分析できるページが多くなっています。

充実したサポート体制があるツールを選ぶ

導入後のサポートが充実しているヒートマップツールを選ぶことも重要です。ツールのなかには海外で作成されたものもあり、その場合は日本語に対応しているツールを選ぶことが必須となります。また、初めて導入する場合は電話やメールでのサポートのほかに、コンサルティングを行ってくれるツールを選ぶと安心です。

ヒートマップツール おすすめ7選

上記ポイントを踏まえて、おすすめのヒートマップツールを7つ紹介します。

User Insight

User Insight

User Insight は、ユーザーの隠れた本音を意味し、サイトをどんなユーザーが見ているかを洞察(インサイト)することをテーマにしたアクセス解析ツールです。ヒートアップ機能のほかにページを閲覧したユーザーの数(PV数)や直帰数集計などのサイト分析機能、ユーザーの性別や年齢などがわかるユーザー属性分析機能などが利用できます。

User Insightの特徴

  • パソコン・スマホ・タブレットにも対応
  • 終了エリア分析(何%のユーザーがどこまで閲覧したのか)
  • 熟読エリア分析(ユーザーの視点を表現したヒートマップ)

User Insight
URL: https://ui.userlocal.jp/

 

Mouseflow

Mouseflow

Mouseflow は、デンマークのMouseflow社が提供するヒートマップツールです。海外で人気で、全世界で15万社以上に利用されています。ヒートマップ機能とサイト内のユーザーの動きを録画して再生するセッションリプレイ機能が搭載されています。

Mouseflowの特徴

  • 全世界で大人気のヒートマップツール(15万社以上)
  • セッションリプレイで、クリック、マウスの動き、スクロール、フォームなどを計測
  • サイトのページ間の遷移率を記録するFUNNELS(ファンネルズ)機能

Mouseflow
URL: https://mouseflow-jp.com/

 

Ptengine

Ptengine

Ptengine は、ユーザー数13万アカウントを超える次世代アクセス解析ツールです。ヒートマップ機能のほかにリアルタイムでサイトの状況を確認できるダッシュボードや、Webサイトの最終的な成果であるコンバージョンのプロセスがわかる機能があります。また、よく使うセグメント条件を登録して、いつでも簡単に利用できる機能もついています。

Ptengineの特徴

  • あらゆるデバイスに対応し、まとめてヒートマップ解析することも可能
  • 広告出稿先やランディングページなど、それぞれ区分別にヒートマップ分析ができます。
  • Optimizely 連携で、ヒートマップを元にしたABテストが可能

Ptengine
URL: https://www.ptengine.jp/

 

Contentsquare

Contentsquare(コンテントスクエア)

Contentsquare(コンテントスクエア) は、ニューヨークに本社を構えるコンテントスクエア社によって提供されているヒートマップツールです。2020年5月19日に1億9000万ドルのシリーズD資金調達ラウンドを完了したと発表。日本では株式会社ギャプライズがパートナーとなり提供されています。世界ナンバーワンの顧客体験分析プラットホームだと評判です。

Contentsquareの特徴

  • コンテンツ単位のROIも可視化できるヒートマップ機能
  • サイト上のすべての要素を自動的に識別する機能がありカスタマイズが不要
  • ページごとの遷移率や離脱率を円グラフ表示するカスタマージャーニー分析が可能

Contentsquare
URL: https://contentsquare.gaprise.jp/

 

ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップ は、株式会社Faber Companyが提供しているヒートマップ解析です。無料で利用できるプランを含め、計6つのプランがあります。ヒートマップのほか、プランによっては訪問見込みユーザーの集客につながる集客改善キーワード提案機能やデータ収集機能、ユーザーエンゲージメント機能がついています。

ミエルカヒートマップの特徴

  • すべてのデバイスで利用でき、初心者でもかんたんに使える解析ツール
  • 登録したページのヒートマップ解析結果を1日ごとに自動で取り込み保存
  • メールでのサポートやタグ設定設置など、サポート体制が充実

ミエルカヒートマップ
URL: https://mieru-ca.com/heatmap/

 

SiTest

SiTest

SiTest は、株式会社グラッドキューブが運営し、ウェブサイトの解析から改善まで一元化できるライディングページ最適化ツールです。サイト訪問者の行動すべてを録画して再生するセッションリプレイ機能や、Webサイト全体のアクセス状況や解析結果をレポートで出力できる機能なども備わっています。導入前後のサポートも充実し、無料で対応してくれます。

SiTestの特徴

  • 国内で開発・運営しているため、ユーザーインターフェイスはすべて日本語
  • 基本的なヒートマップに加えて解析のロジックを強化する定量データ機能
  • ヒートマップ解析や定量分析を深堀する比較機能が搭載

SiTest
URL: https://sitest.jp/

 

User Heat

User Heat

User Heat は、株式会社ユーザーローカルが運営する無料のヒートマップ解析ツールです。訪問者のマウスの動きや滞在時間がわかる熟読エリアや、どこまで読まれたかわかる終了エリア、どこでクリックされたのかわかるクリックエリアなどの基本解析が無料です。

User Heatの特徴

  • 入力フォームにサイトのURLを登録するだけでヒートマップ解析が利用可能
  • 1サイトあたり月間30万PVまで、無料でヒートマップ解析が利用可能
  • 熟読・終了・クリックエリアのほか、離脱エリアやマウスムーヴも可能

User Heat
URL: https://userheat.com/

 

ヒートマップツールの導入事例

ここからは実際にヒートマップツールを導入した事例について紹介します。

パナソニック株式会社

パナソニックの個人向け家電商品関連のWebサイトでは、約2万点にも及ぶ品番の商品を取り扱っています。訪れるユーザーの多くは価格比較サイトから、商品の詳細な情報を求めてきます。パナソニック側としては、商品に関するインデックスページが重要な役割を果たすと考えました。そのため、インデックスページからの直帰率や離脱率の改善と、そこから各商品の魅力を紹介する個別ページへと誘導するための改善が課題でした。そこで、ヒートマップツールを導入し、仮説を立てた課題の改善を項目ごとに実施。終了・熟読・クリックエリアを視覚的に把握することによって、改善することに成功しました。

株式会社ドワンゴ

ドワンゴは日本最大級の動画サービス「niconico」をはじめ、オンラインゲームの企画開発やモバイル向けの音楽配信サービスなども手掛けています。売上につながる有料会員の数を増やすにはサイトのデザインも重要だと考え、これまでは既存のABテストツールを利用してきました。しかし、ABテストの結果に対しての理由が明確に証明できないなどの問題があり、改善する必要がありました。そこで、ABテストツールと連携できるヒートマップツールを導入。ヒートマップツールを利用することによって明確な結果が可視化できるようになり、改善することができました。

まとめ

ヒートマップツールは、自社サイトに訪れたユーザーの行動を解析できる便利なツールです。商品やサービスを提供しWebサイトを持つ企業にとっては、ユーザーとのズレを修正する意味で非常に重要なツールといえるでしょう。無料プランがあるもの、ユーザーの行動を深く分析できるものなど、さまざまなタイプのツールがあるので、自社に合ったツールを選ぶことが大切です。

 



 

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