NotePMとWordPressのどっちが自社に適している?共通点と違いを紹介

2024年02月29日(木) 社内wiki

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

NotePMとWordPressは、手軽にWeb上で情報発信できるサービスです。プログラミングの知識がなくてもデザインの整ったページを作成でき、ITリテラシーにバラつきのある会社でも導入しやすいので、社内ポータルや社内wiki、Web社内報などの用途にもぴったりです。しかし、導入方法や料金をはじめ、NotePMとWordPressには違いもたくさんあるので、どちらが目的に合ったサービスか見極めることが大切です。

この記事では、NotePMとWordPressの概要を解説したうえで、共通点を6つ、違う点を7つ紹介します。また、目的に合ったオススメのサービスがどちらかなのかも紹介していますので、NotePMとWordPressかで迷っている方はぜひ参考にしてください。

 

このような方におすすめです

• 属人化を解消したい
• ベテラン社員のノウハウを継承したい
• バラバラな業務品質を標準化したい
• ナレッジマネジメントの進め方を知りたい


そもそもNotePMとWordPressとは?

まずはNotePMとWordPressはどんなツールなのか、概要を簡単に紹介します。

ナレッジを簡単に蓄積できる社内wiki「NotePM」

NotePMは、マニュアルや問い合わせ履歴、日報、社内報など、社内のナレッジをWeb上で簡単に共有できる国産の社内wikiツールです。導入企業は7,000社を超えていて、金融業界や鉄道業界、大手メーカーでも活用されています。

サイトやブログを簡単に作成できるCMS「WordPress」

WordPressはCMS(コンテンツ管理システム)として世界トップシェアを誇るシステムです。CMSとはWebサイトやブログを簡単に制作・更新できるシステムで、世界中にある全ウェブサイトの4割ほどがWordPressで作られていると言われています。


マニュアル作成・ナレッジ管理が浸透するサービス ⇒「NotePM
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NotePMとWordPressの共通点

簡単にWebで情報共有できるNotePMとWordPressの共通点は、主に6つあります。

プログラミングなしで簡単にページを作成できる

どちらも、HTMLやCSSといったプログラミング言語の知識が一切なくても、ページを作成可能です。Webページにはテキストだけでなく、簡単な操作で図表の作成や画像・動画の挿入もできます。Wordやメモ帳、SNSの投稿などを入力する感覚で、Webページを作成できることがNotePMとWordPressの魅力です。

テンプレートが豊富

どちらも公式がWebページ用のテンプレートを豊富に用意していて、既存のテキストを置き換えるだけで簡単にデザインの整ったページを作成できます。また、テンプレートは独自にアレンジしたり1から作成したりして登録することも可能なので、「ページごとにフォーマットがバラバラになってしまう」という悩みも解消できます。それぞれの公式テンプレートは以下のページから確認できます。

NotePMのテンプレート:社内wikiで使えるビジネステンプレート(無料)
WordPressのテンプレート:WordPress テーマ

複数人で編集でき、ユーザーごとに権限を変更可能

NotePMもWordPressも複数のユーザーアカウントを作成でき、それぞれに管理者・編集者・閲覧のみといった権限を付与できます。さらに、NotePMではGoogleドキュメントのようにページ単位で編集権限を柔軟に設定することも可能です。

ページごとのアクセス数を確認できる

どちらのツールもページごとのアクセス数が集計されていて、利用頻度の高いページを簡単に分析できます。さらに、NotePMは基本的に登録ユーザー向けに情報を公開するツールなので、どのページを誰が見たのかを記録できます。また、ユーザー自身がLINEの「未読」通知のように、まだ見ていないページを管理することも可能です。

PCからもスマホからも利用できる

NotePMもWordPressも、スマホやタブレット向けのアプリが用意されています。場所を問わず簡単にページを作成・更新できますし、PCに不慣れな人もスマホから簡単に確認可能です。

外部ツールと連携できる

NotePMは Slack、Microsoft Teamsといったビジネスチャットとの連携機能が、WordPressはX(旧 Twitter)やFacebookなどのSNSとの連携機能があります。くわえて、Zapierを活用したりプラグインを追加したりすることで、さらに使い方の幅を広げることも可能です。

NotePMとWordPressの違い

NotePMかWordPressのどちらを使おうか悩んでいる方にとっては、ツール同士の違いを比較することも重要です。ここでは、NotePMかWordPressの主な違いを7つ紹介します。

導入方法

NotePMは、NotePMの利用を申し込むだけで簡単にスタートできます。一方でWordPressの場合は、WordPressそのものにくわえて、サーバーをインストールする必要があります。サーバーの知識がない方もご安心ください。WordPressの簡単インストール機能がついているレンタルサーバーや、はじめからWordPressがインストールされているレンタルサーバーを利用して開設することも可能です。

利用料金

NotePMは、ユーザー数に応じた月額利用料金を支払います。最大8人まで利用できる「プラン8」は月額4,800 円で、閲覧のみのアカウンを無料で24人分まで作成可能です。

WordPressの場合は、WordPress自体の利用料金は無料となっています。しかし、サーバーの用意も必要なので、サーバーの利用費用もかかってくるため、完全に無料で利用するのは難しいでしょう。国内でトップクラスのシェアを占めるレンタルサーバー「エックスサーバー」の場合、利用料金は月額990〜3,960円となっています。

データ移行方法

NotePMは、WordやExcel、PDF、Googleドキュメントなどのファイルをインポートすることで簡単にデータを移行できます。これまで社内ネットワークの共有サーバーやクラウドストレージを使っていた会社にとっては、非常に便利な方法です。

WordPressは、別のレンタルサーバーのWordPressからのデータ移行は簡単に行えるケースが多くなっています。サーバーのリプレイスは簡単に行える点は魅力でしょう。ただし、WordやExcelなどのテキストや図表をアップするには、手作業でコピー&ペーストしてページを作成していく必要があります。

プログラミング言語

どちらのツールもプログラミング言語を使わなくても、テキストの入力や画像の挿入などが可能です。一方で、プログラミング言語を使って入力することもできます。使える言語は、NotePMはMarkdown、WordPressはHTMLやCSSです。

用途の幅

NotePMは、基本的に社内向けに情報共有する場としての利用を想定しているツールです。社外メンバーやパート、インターンなどをゲストユーザーとして招待することもできますが、基本的にはマニュアルやFAQ、日報など社内向けの情報を快適に共有できるよう作られています。

WordPressは社内向けの情報共有はもちろん、コーポレートサイト、ECサイトなど幅広い利用方法があります。機能やデザインを工夫してオリジナリティの高いサイトを作ることも可能です。ただし、そのためにはHTMLやCSSにくわえて、WordPress本体についての専門的な知識が必要ですのでご注意ください。

セキュリティ

NotePMは高度なセキュリティ体制を構築しています。データセンターは信頼性の高いAWSを利用しているので、情報漏洩やハッキングの危険性はかなり低いと言えるでしょう。

一方で、WordPressは世界中で使われているからこそ、ハッカーから狙われやすくなっています。しかし、高度なセキュリティ対策を行うサーバーを利用することで対策することも可能です。また、WordPressはプラグインを追加して機能を拡張することもできますが、利用するプラグインの開発が滞っているとセキュリティの危険性が増しやすいので注意しましょう。

関連ページ:セキュリティへの取り組み – NotePM ヘルプセンター

サポート体制

国産ツールのNotePMは、日本語でのサポートが充実しています。活用方法のヒントになるセミナーを無料で開催していたり、利用中にトラブルがあった時にも迅速に対応してもらえたりなど、NotePMを使って自社の課題を解決できるようサポートしてもらえます。

WordPressは日本語でのサポートは基本的になく、不具合が起きたときはコミュニティフォーラムを利用して自分で解決方法を調べることになります。ただし、レンタルサーバーを利用する場合は、サーバー側のサポートが手厚く、WordPressのトラブルにも対応してもらえるケースもあるのでチェックしてみてください。

結局NotePMとWordPressのどっちがいいの?

NotePMとWordPressのどちらが最適か見極めるためのおすすめの着眼点は、ツールの利用目的です。NotePMとWordPressのどちらも導入している「キーコーヒー株式会社」を例に、利用目的とそれに適したツールについて解説します。

社内での情報共有ならNotePM

社内ポータルや社内SNSなど、利用者を絞って限定的に情報共有するのであればNotePMがおすすめです。キーコーヒー株式会社では、コーヒーの輸入・製造・流通に携わる部署で業務マニュアルを管理するためにNotePMを導入しています。NotePM導入前はExcelや紙媒体で業務マニュアルを作成していたそうです。NotePMでマニュアルを管理するようになってから、必要な情報がすぐ見つかり、フォーマットも統一できたので、マニュアルが格段に使いやすくなりました。情報を探す時間も体感で半分〜9割ほど減っているそうです。

関連記事:【導入事例】情報を探す時間が半分以下に。創業100年の老舗企業のマニュアル文化を大改革 – キーコーヒー株式会社

顧客向けのサイト・ブログ作成ならWordPress

コーポレートサイトやオウンドメディアなど、外部の不特定多数に向けた情報発信であればWordPressがおすすめです。キーコーヒー株式会社では、コーヒー豆の販売先である喫茶店向けにお役立ち情報をまとめた「カフェ・喫茶店開業ナビ」と、一般消費者に向けてコーヒーの淹れ方や豆知識を紹介する「ドリップしよう。」をWordPressで作成しています。簡単にページを作成・更新できるので、継続して顧客や消費者にお役立ち情報を届けられています。


マニュアル作成・ナレッジ管理が浸透するサービス ⇒「NotePM
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まとめ

WordPressもNotePMも手軽にWeb上で情報共有できるサービスですが、WordPressは顧客向けの情報発信のため、NotePMは社内の情報共有のために導入されることが多いようです。ほかにも導入方法や料金、使用できるプログラミング言語などに違いがありますので、調べたうえで自社に適したサービスを選びましょう。

おすすめの情報共有ツール「NotePM」

NotePM

NotePM(ノートピーエム) は、Webで簡単にマニュアル作成できて、強力な検索機能でほしい情報をすぐに見つけられるサービスです。さまざまな業界業種に導入されている人気サービスで、大手IT製品レビューサイトでは、とくに『使いやすいさ・導入しやすさ』を高く評価されています。

NotePMの特徴

  • マニュアル作成、バージョン管理、社外メンバー共有
  • 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
  • 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
  • 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる

URL: https://notepm.jp/

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