Googleサイトでのホームページ作成は、Googleアカウントさえあれば無料で始められます。用意されたテンプレートを選び、テキストや画像を配置していくだけで、プログラミングの知識がなくてもサイトを公開できます。
ただし、専門知識も費用もかけずに即日公開できる手軽さの反面、デザインやSEOには構造的な制約もあります。自分の用途に合うかを先に見極めておくと、公開後の手戻りを防げます。
この記事では、Googleサイトでホームページを作る手順を5つのステップで解説し、あわせて使ううえでのメリットと制約もご紹介します。
なお、社外向けのホームページと、社内向けの情報共有では、求められる作りが変わります。用途が社内であれば、社内wikiのNotePMのような選択肢も見比べておくと遠回りを避けられます。
目次
Googleサイトとは? 無料で使えるホームページ作成ツール

Googleサイトは、Googleが提供する無料のホームページ作成ツールです。Googleアカウントを持っていれば、追加の登録や支払いなしで誰でも利用を始められます。
最大の特徴は、HTMLやCSSといった専門知識が要らないことです。テキストや画像を画面上でドラッグ&ドロップして配置するだけでページを組み立てられるため、ウェブ制作の経験がなくても形になります。
作れるサイトの用途は幅広く、社内ポータルやイベントの告知ページ、個人のプロフィールサイト、シンプルなランディングページ、学校の新聞など、情報をまとめて届ける目的に向いています。自分が作りたいものがこの中に近ければ、Googleサイトは有力な選択肢になります。
Googleサイトでホームページを作成する7つのステップ【画像付き】

Googleサイトの作り方は、以下のとおりです。
手順に沿って1つずつ解説します。
手順1:Googleサイトにログインする
まず、Googleアカウントにログインした状態で、Googleサイト(https://sites.google.com/)にアクセスします。まだGoogleアカウントをお持ちでない場合は、無料で作成できます。
手順2:新しいサイトを作成する
Googleサイトのトップページにアクセスすると、テンプレートギャラリーが表示されますが、ここでは「空白のサイト」をクリックして、一からオリジナルのホームページを作成する方法を解説します。

手順3:サイト名とページタイトルを入力する
画面左上の「無題のサイト」と表示されている箇所に、作成するウェブサイト全体の名前を入力します。これは公開されるウェブサイト上には表示されません。次に、ホームページに表示されるタイトルを入力します。読者に分かりやすい、簡潔なタイトルを設定しましょう。
手順4:テーマを設定する
画面右側のメニューから「テーマ」を選択すると、様々なデザインのテンプレートが表示されます。テーマは後から変更することも可能です。

クリックするとテンプレートが表示されるので、設定したいテーマを選択しましょう。

また、カスタムテーマの作成やテーマをインポート(外部のデータを取り込み、自分のシステムやアプリで扱えるファイル形式に変換して読み込む操作)もできます。

必要に応じてテーマを選択し、サイトの外観をカスタマイズしましょう。
手順5:レイアウトを設定する
「挿入」メニューから「コンテンツブロック」を選択すると、画像とテキストの配置パターンなどの基本的なレイアウトがあらかじめ用意されています。作りたいページの構成に合わせて、最適なレイアウトを選択し、配置しましょう。


手順6:コンテンツを追加する
画面右側の「挿入」メニューから、テキストボックス、画像、埋め込み、ドライブなど、様々な要素を追加できます。左側の「+」アイコンをクリックしても、同様のメニューが表示されます。目的に合わせてコンテンツを追加していきましょう。

手順7:サイトを公開する
最後に、サイトを公開します。
画面右上にある「プレビュー」で問題がないか確認しましょう。

次に、画面右下にあるアイコンをクリックして、PCやスマートフォンの画面でデザインやレイアウトを確認してください。
確認したあとは「プレビューを終了」をクリックします。

最後に、画面右上の「公開」ボタンをクリックします。ウェブアドレス(URL)の設定画面が表示されるので、希望するアドレスを入力しましょう。入力したアドレスが利用可能であれば、「公開」ボタンをクリックして、ウェブサイトを公開します。
Googleサイトの基本的な使い方
Googleサイトの基本的な使い方を解説します。使い方がよくわからない方は、参考にしてみてください。
独自ドメインの設定
Googleサイトは、独自ドメインを取得することもできます。
画面右上の「設定」をクリックしてください。

次に「カスタムドメイン」をクリックします。

続いて「設定を開始」をクリックし、設定したいドメインを入力します。
リンクの追加
画像やテキストにリンクを追加することもできます。
まず、リンクしたい画像やテキストを選択し「リンクを挿入」をクリックしてください。

リンク先のURLを入力し「適用」をクリックします。画像やテキストにリンクを追加すると、閲覧したいページにすぐアクセスできて便利です。
ナビゲーションメニューの追加
ナビゲーションメニューを追加するには「ページ」を選択し、画面右下にある「+」マークをクリックしてください。
新しいページの名前を入力後に「完了」をクリックすると、ナビゲーションメニューを追加できます。

また、追加したナビゲーションメニューに「サブページ」を追加することもできます。
サブページを追加したいナビゲーションメニューの「︙」をクリックし「サブページを追加」を選択してください。

名前を入力し「完了」をクリックすると、サブページが追加されます。

なお、ドラッグ&ドロップでナビゲーションメニューの順番の変更もできます。
ナビゲーションメニューの編集
ナビゲーションメニューを編集するには、画面右にある「ページ」を選択し「︙」をクリックします。
ホームで編集できる内容は、以下のとおりです。
| ホームで編集できる内容 | 概要 |
|---|---|
| ページのコピーを作成 | 同じページをコピーする |
| プロパティ | テキストを変更したりパス(各ページの URL をカスタマイズできる機能)を設定したりできる |
| サブページを追加 | ホームの1階層下となるサブページを追加できる |
また、追加したナビゲーションメニューの「︙」をクリックすると、ナビゲーションメニューを非表示や削除が可能です。
公開したサイトの停止
公開したサイトを停止したい場合は、公開の横にある三角マークをクリックします。

最後に「公開を停止」をクリックし「OK」を選択してください。
公開を停止したあとも、サイトの編集や再公開はできます。
編集者の追加
編集者を追加することで共同編集が可能となり、役割分担して効率よくGoogleサイトを運営できます。編集者を追加するには、画面右上の「人型」アイコンをクリックしてください。

そして、リンクやメールアドレスによって追加したいユーザーやグループを追加します。
画像やテキストの追加
画像やテキストを追加するには「挿入」をクリックします。

画像を追加したい場合は「画像」を選択し、テキストを追加したい場合は「テキストボックス」を選択してください。

画像を追加する場合は「アップロード」か「選択」をクリックします。挿入した画像やテキストは、ドラッグ&ドロップで位置を調整可能です。
テキストボックスをクリックすると、フォントサイズやテキストの色を編集できます。このように、Googleサイトは固定のレイアウトだけでなく、自由に画像やテキストを挿入できます。
文字や背景の色の変更
Googleサイトは、フォントスタイルや背景色などを簡単に変更できます。
文字や背景色を変更するには「テーマ」をクリックしてください。

「フォントスタイル」をクリックすると、お好みのフォントを選択できます。

フォントスタイルの上にある色を選択すると、背景色を設定可能です。また、一番右にあるマークをクリックして、色を変更することもできます。

ご自身のイメージに合わせて、デザインをカスタマイズしましょう。
コンテンツの埋め込み
コンテンツを埋め込むには、まず「挿入」をクリックします。

次に、ドキュメントやスプレッドシートなどを選択し、コンテンツを挿入してください。
埋め込んだコンテンツの位置をドラッグ&ドロップで調整すれば、コンテンツの埋め込みは完了です。
「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」などのGoogleツールだけでなく、YouTubeやカレンダーなども埋め込みができます。

不要なコンテンツの削除
不要なコンテンツを削除したい場合は、まずコンテンツをクリックして選択します。ゴミ箱マークが表示されるので、クリックしてください。

なお、画面左に表示される「セクションを削除」をクリックすると、セクションを削除できます。

ロゴとファビコンの設定
ロゴとファビコンを設定するには、まず「設定」をクリックします。

次に「ブランドの画像」を選択します。

アップロードか選択をクリックし、画像を追加してください。

Googleサイトを使う4つのメリット

Googleサイトの強みは、「無料」「簡単操作」「Google連携」「チーム利用」の4点に整理できます。
1. 完全無料で広告表示なし
Googleサイトは、Googleアカウントがあれば初期費用も月額費用もゼロでサイトを作成・公開できます。有料プランへの切り替えを前提としない、純粋な無料ツールです。

加えて、無料のホームページ作成ツールにありがちな広告バナーが表示されません。ページの端に別サービスの広告が出ないため、訪問者がそこから他サイトへ離脱してしまう心配がなく、伝えたい情報だけに集中してもらえます。
2. 専門知識不要のドラッグ&ドロップ操作
HTMLやCSSのコーディングは一切不要で、テキスト・画像・動画をドラッグ&ドロップで配置するだけでページを組み立てられます。コードを書けない人でも、思い描いたレイアウトに近づけられます。
スマートフォンやタブレットへのレスポンシブ対応も自動で適用されるため、基本的にはスマートフォン用の個別調整をしなくても表示が整います。ただし、パソコンで細かく作り込んだレイアウトが、スマートフォンでは意図しない形にずれて見えることもあります。公開前に実機で表示を確認しておくと安心です。
3. Googleカレンダーやフォームとの連携が簡単
Googleサイトは、同じGoogleの各サービスとスムーズに連携できます。Googleカレンダー・スプレッドシート・フォーム・マップ・YouTubeなどを、ページ内に数クリックで埋め込めます。予定表や申し込みフォーム、地図をそのまま載せられるので、外部ツールを行き来せずに情報をまとめられます。

さらに、埋め込んだGoogleドキュメントやスプレッドシート、PDFなどのファイル内のコンテンツも、サイト内検索の結果に表示されるようになります(出典:Google「Google サイトの埋め込みコンテンツが検索可能に」2025年)。社内ポータルのように多くの資料を集約するサイトでも、目的の情報にたどり着きやすくなっています。
4. 共同編集と閲覧制限を標準搭載
Googleドキュメントと同じように、複数人で同時に1つのサイトを編集できます。担当を分けてページごとに作業したり、内容をその場で確認し合ったりと、チームでの更新がスムーズです。
サイト単位で閲覧制限をかけられる点も、業務利用で心強い機能です。組織内のアカウントだけに公開範囲を絞れば、社外に出したくない情報をまとめた社内ポータルとしても運用できます。
使う前に知っておきたいGoogleサイトの3つの制約

手軽さの一方で、Googleサイトには「デザインの自由度」「SEO」「サイト規模」の3つに構造的な制約があります。
1. デザインのカスタマイズに限界がある
Googleサイトでは、CSSやJavaScriptを使えません。そのため、用意されたテンプレートの枠組みを超えて、デザインを大きく作り変えることはできません。

選べるテンプレートも十数種類にとどまり、余白やボタンの細かなレイアウト調整、要素を動かすアニメーションの実装なども不可能です。ブランドの世界観を細部まで表現したいサイトや、デザインの独自性で差をつけたい用途には向いていません。
2. SEO対策の機能が限定的
検索エンジンからの流入を伸ばしたい場合、Googleサイトの機能は物足りません。ページごとのメタディスクリプションの個別設定や、構造化データのマークアップができないためです。検索結果での見せ方を細かく調整する手段が用意されていません。
検索流入を主目的にするなら、SEO設定の自由度が高いWordPressなどの他ツールを検討したほうが目的に合います。なお、Googleサイトでも検索結果に表示されること自体は可能ですが、公開直後はインデックスに時間がかかる場合があります。
3. サイトの規模・運用面での制約
ページ階層の上限
Googleサイトのページ階層は5段階までに制限されています。小〜中規模の情報サイトなら十分ですが、カテゴリを深く枝分かれさせる必要がある情報量の多いサイトには向きません。大規模なサイト構築を前提とする場合は、この上限が壁になります。
対応ブラウザと編集環境
編集は、パソコン上のChromeまたはFirefoxで行うことが基本です。閲覧はChrome・Firefox・Edge・Safariに対応しますが、編集作業をスマートフォンだけで完結させることは想定されていません。作成時はパソコンを用意しておく必要があります。
独自ドメイン設定の条件
無料のままだと、URLは sites.google.com/view/ から始まる形式になります。自社のドメインを割り当てたい場合は、Google Workspaceの有料プラン(Business Starterは月額800円から、税別・年契約時)の契約が必要です(出典:Tradivance株式会社(Google調査)「Google Workspaceの料金はいくら?プラン別価格・値上げ・総費用を解説」2026年)。
ビジネス用途で信頼性のあるURLにしたいなら、この費用を見込んでおきます。
こうした制約から、外部公開で作り込みたいならWixやWordPress、といったツールの使い分けが現実的な判断になります。また、Googleサイトは他プラットフォームへのデータ移行がしやすい設計ではないため、後から本格的なサイトへ引っ越す前提なら、最初のツール選びで慎重になっておくと安心です。
添付ファイルの検索性を重視するなら、NotePMはWord・Excel・PowerPoint・PDFなど添付ファイルの中身まで全文検索でき、検索キーワードはハイライト表示されます。
PDFや添付ファイルの中身まで検索対象にし、必要な情報を要約して回答します。回答には参照元ページが表示されます。無料トライアルは30日間で、支払い方法の登録不要でオンライン申込からすべての機能を即時利用可能なので、NotePMのサービスサイトから試せます。
NotePMはGoogleサイトの代わりに使えます
Googleサイトの運用で課題を感じている皆さま、ぜひNotePMをお試しください!
NotePMは、マニュアルが簡単に作れて、社内ナレッジを管理できるサービスです。強力な検索機能で、掲示板や社内ポータル・社内FAQとしても便利です。
| Googleサイト | NotePM |
|---|---|
| △ ファイル検索しづらい | ○ ファイルの中身も全文検索 |
| △ 情報が増えてくると見づらい | ○ フォルダとタグで整理しやすい |
| △ 自由にナレッジ共有しづらい | ○ 全社員でナレッジ蓄積しやすい |
| △ 見た人がわからない | ○ 「誰が」「いつ」参照したかわかる |
| △ コミュニケーションしづらい | ○ コメントやいいね!できる |
| △ 履歴管理できない | ○ 履歴管理できる |
| △ 通知機能が弱い | ○ 通知しやすい |
NotePMの公式サイト:https://notepm.jp/
まとめ

Googleサイトは、専門知識も費用もかけずに、その日のうちにホームページを公開できるツールです。紹介した5ステップ、つまり新規作成・ページ編集・ページ追加・デザイン調整・公開を順に進めれば公開まで到達できます。
お金をかけずに短時間で試せる反面、CSSが使えずSEO設定も限定的という制約があります。作り込む前に用途との相性を確かめておくと、後からの手戻りを避けられます。社内ポータルやイベント告知、シンプルな情報発信ページのように、情報をまとめて届ける用途であれば十分に実用的です。
費用面の判断材料として、本文で触れた値を整理しておきます。
| 項目 | 費用 |
| Googleサイト本体(作成・公開) | 無料 |
| 独自ドメイン利用時(Google Workspace) | 月額800円から(Business Starter・税別・年契約時)「Google Workspaceの料金はいくら?プラン別価格・値上げ・総費用を解説」2026年) |
本体は無料で試せるので、まずはテンプレートで1ページ作って公開まで体験し、自分の用途に合うかどうかを実際の画面で確かめてみてください。相性を確認できれば、その先の作り込みも迷わず進められます。
Googleサイトは、社外へ情報を届けるページを無料で公開する用途によく合います。社内の手順やマニュアルを蓄積して探せるようにしたいなら、社内wikiのNotePMが近い選択肢になります。30日間の無料トライアルは支払い登録なしで始められるので、目的に合うか比べてみてください。