「Googleサイトの作り方や使い方が知りたい」という方もいるのではないでしょうか。Googleサイトを使えば、HTMLやCSSなどの知識がない方でも、無料で簡単にWebサイトを作成できます。独自ドメインでなければ維持費も0円であり、料金は一切かかりません。
本記事では、Googleサイトの作成方法、Googleサイトの基本的な使い方などを解説します。
>関連記事:社内ポータル・社内掲示板作成ツールのNotePM・SharePoint・Googleサイトを比較!機能や独自性をわかりやすく解説
目次
Googleサイトとは
Googleサイトとは、Googleが無料で提供しているHTML・CSS不要のホームページ作成ツールです。保存容量・ファイルサイズ無制限で、Googleドキュメント・スプレッドシートの埋め込みができます。
ホームページの作成を試したい方や、シンプルな機能を求める初心者に適したサービスです。
パソコンやスマートフォンなどの端末に合わせて、自動的に最適な見た目に調整されるレスポンシブ機能に対応しています。ただ、Googleサイトでホームページなどを作るためのスマホアプリがありません。ホームページ作成時には、パソコンを利用する必要があります。
Googleサイトより検索が強くてマニュアル作成もできるサービス「NotePM」
Googleサイトの使い方
ここではGoogleサイトの使い方として、以下の3つを紹介します。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
Webサイト(ホームページ)
Googleサイトの使い方の1つ目が、Webサイトです。Googleサイトを使えば、PowerPointやKeynoteのような操作感で簡単にWebサイトを作れます。外部公開前のテスト用Webサイトや、Webデザイナーにイメージを共有するためのサンプルなど、様々な用途で活用できます。また、豊富なテンプレートや設定項目も用意されている上に、Googleのコンテンツも自由に配置できることも特徴です。
掲示板
Googleサイトの使い方の2つ目が、掲示板です。掲示板とは、連絡事項を社内の人に伝えるために設けられた場所を指します。情報の検索や知識の蓄積などに活用でき、従業員が投稿することも可能です。掲示板を作れるツールは多数存在しますが、Googleサイトでも簡単に作れます。ただし、後述しますが2020年8月にGoogleサイトは新しいバージョンをリリースしています。旧バージョンのGoogleサイトでは、「お知らせ」機能を使うことで掲示板を作れましたが、新バージョンのGoogleサイトでは「お知らせ」機能は使えません。Googleスプレッドシートなども活用して掲示板を作成する必要があります。
社内ポータル
Googleサイトの使い方の3つ目が、社内ポータルです。社内ポータルとは、自社が保有する情報にアクセスするための入口となるサイトを指します。情報共有やプロジェクト管理などに活用できます。Googleサイトは、社内ポータルを簡単に作れるツールの1つです。社内ポータルでは、シンプルで従業員が使いやすいデザインが好まれます。Google サイトであれば、シンプルで使いやすいデザインの社内ポータルを、HTMLなどの知識がなくても作成可能です。また、社内ポータルには常に最新の情報を掲載する必要があります。Googleサイトは、操作が簡単で更新も容易なので、その点でも社内ポータルに向いています。
>関連記事:Googleサイトで簡単に社内ポータルを作成する方法を解説
Googleサイトを使う5つのメリット
Googleサイトを使うメリットを解説します。
無料でホームページや社内ポータルなどを作成できる
無料でホームページや社内ポータルなどを作成できるため、初期費用やランニングコストなどを抑えられる点がGoogleサイトを使うメリットです。業者にホームページ作成を依頼すると数十万円かかりますが、Googleサイトなら初期費用や維持費がかかりません。
レスポンシブ対応のためスマートフォンの画面でも見やすい
レスポンシブ対応とは、ユーザーが閲覧するPC画面などのサイズに応じて、デザインやレイアウトを最適化できる技術のことです。自動でスマートフォンでも見やすい画面にしてくれるため、専門的なWeb知識のない方でも始めやすい点がGoogleサイトを使うメリットです。
共同で編集できる
Googleサイトは「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」のように、共同で編集できます。社内のメンバーだけでなく「取引先企業の担当者」「業務委託先」などの社外の人とも共有できて便利です。
閲覧制限をかけられる
「〇〇の情報は役員のみに共有したい」「△△の情報は営業部のみ閲覧できるようにしたい」など、柔軟に閲覧制限をかけられる点がGoogleサイトを使うメリットです。また「Google Workspace」のビジネスプランを利用すると、より細かく閲覧制限をかけられます。
ほかのGoogleサービスと連携できる
Googleサイトは「Googleカレンダー」「グーグルマップ」などのGoogleサービスと連携できます。たとえば、Google カレンダーと連携すると、社内ポータルの情報をチームメンバーのカレンダーに反映できます。また、自社の支店や営業先などの情報も反映できて便利です。
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Googleサイトでホームページを作成する7つのステップ【画像付き】
Googleサイトの作り方は、以下のとおりです。
手順に沿って1つずつ解説します。
手順1:Googleサイトにログインする
まず、Googleアカウントにログインした状態で、Googleサイト(https://sites.google.com/)にアクセスします。まだGoogleアカウントをお持ちでない場合は、無料で作成できます。
手順2:新しいサイトを作成する
Googleサイトのトップページにアクセスすると、テンプレートギャラリーが表示されますが、ここでは「空白のサイト」をクリックして、一からオリジナルのホームページを作成する方法を解説します。
手順3:サイト名とページタイトルを入力する
画面左上の「無題のサイト」と表示されている箇所に、作成するウェブサイト全体の名前を入力します。これは公開されるウェブサイト上には表示されません。次に、ホームページに表示されるタイトルを入力します。読者に分かりやすい、簡潔なタイトルを設定しましょう。
手順4:テーマを設定する
画面右側のメニューから「テーマ」を選択すると、様々なデザインのテンプレートが表示されます。テーマは後から変更することも可能です。
クリックするとテンプレートが表示されるので、設定したいテーマを選択しましょう。
また、カスタムテーマの作成やテーマをインポート(外部のデータを取り込み、自分のシステムやアプリで扱えるファイル形式に変換して読み込む操作)もできます。
必要に応じてテーマを選択し、サイトの外観をカスタマイズしましょう。
手順5:レイアウトを設定する
「挿入」メニューから「コンテンツブロック」を選択すると、画像とテキストの配置パターンなどの基本的なレイアウトがあらかじめ用意されています。作りたいページの構成に合わせて、最適なレイアウトを選択し、配置しましょう。
手順6:コンテンツを追加する
画面右側の「挿入」メニューから、テキストボックス、画像、埋め込み、ドライブなど、様々な要素を追加できます。左側の「+」アイコンをクリックしても、同様のメニューが表示されます。目的に合わせてコンテンツを追加していきましょう。
手順7:サイトを公開する
最後に、サイトを公開します。
画面右上にある「プレビュー」で問題がないか確認しましょう。
次に、画面右下にあるアイコンをクリックして、PCやスマートフォンの画面でデザインやレイアウトを確認してください。
確認したあとは「プレビューを終了」をクリックします。
最後に、画面右上の「公開」ボタンをクリックします。ウェブアドレス(URL)の設定画面が表示されるので、希望するアドレスを入力しましょう。入力したアドレスが利用可能であれば、「公開」ボタンをクリックして、ウェブサイトを公開します。
Googleサイト作成前の準備チェックリスト
Googleサイトでホームページを作り始める前に、以下の項目をチェックしてみましょう。
- 作りたいホームページの目的は明確か?
- どのような情報を掲載したいか決まっているか?
- ホームページの構成(ページ構成)案はあるか?
- 参考になるウェブサイトはあるか?
- 必要な画像や文章などのコンテンツは準備できているか?
もし一つでも「いいえ」がある場合は、もう一度計画を練り直してみましょう。行き当たりばったりで作り始めると、途中で方向性がブレたり、必要な素材が足りなかったりして、手間が増えてしまいます。
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
作りたいホームページの目的は明確か?
まず最初に確認すべきなのは、「このホームページは何のために作るのか?」という明確な目的です。ホームページの目的がはっきりしていないと、どんなコンテンツを用意すれば良いのか、誰に向けて発信すれば良いのか分からず、結果として伝わりにくいサイトになってしまいます。
たとえば、以下のような目的が考えられます。
- 会社やお店の紹介サイトを作りたい
- 学校やサークルの情報発信をしたい
- ポートフォリオサイトを作って自分をアピールしたい
目的が明確になれば、それに応じたコンテンツの内容やデザイン方針も自然と見えてきます。訪問者に「何を伝えたいのか」が伝わる、ブレのないホームページ作りが可能になります。
どのような情報を掲載したいか決まっているか?
どんな情報を載せたいのか、あらかじめリストアップしておくと、ページ作成がとてもスムーズになります。具体的には、以下のような項目を掲載するか、検討しましょう。
- 会社概要(設立年、代表者、所在地、沿革など)
- アクセス情報
- 商品やサービスの紹介
- お問い合わせフォーム
- よくある質問(FAQ)
- スタッフ紹介や採用情報
- ブログやお知らせページ
情報の優先順位を考えて、訪問者が見やすく理解しやすい構成を意識しましょう。
ホームページの構成(ページ構成)案はあるか?
どのようなページを作成し、それぞれにどんな情報を載せるかという「ページ構成(サイトマップ)」をあらかじめ考えておくことも重要です。これにより、全体の情報設計が整理され、ユーザーが迷わずに目的の情報にたどり着けるサイトを作れます。
【具体例】
ホーム(トップページ)
├── 会社概要
├── サービス紹介
│ ├── 商品Aの詳細
│ └── 商品Bの詳細
├── お客様の声
├── よくある質問(FAQ)
└── お問い合わせ
このように事前に構成を明確にしておけば、Googleサイトの「ページ追加」機能を使って迷うことなく作業を進められます。また、ナビゲーションメニューの設計もスムーズになるため、ユーザーにとっても使いやすいサイトになります。
参考になるウェブサイトはあるか?
ホームページのデザインや構成に自信がない場合は、他のウェブサイトをいくつか参考にすることをおすすめします。インスピレーションを得ることで、自分のサイトにどんな要素が必要か、どんなデザインがユーザーに伝わりやすいかが明確になります。
とくに以下の点に注目してみてください。
- 色使いやフォントの雰囲気
- 画像や余白のバランス
- メニューの配置と導線設計
- 各ページの情報量や文章構成
- スマホ表示での見え方や操作感
Googleで「業種名+ホームページ」などと検索し、同業他社のサイトを見て回るのも効果的です。気に入ったサイトがあればスクリーンショットを撮ったり、ブックマークしておくと、後で迷ったときの参考になります。
必要な画像や文章などのコンテンツは準備できているか?
ホームページの内容を具体的に作り込むには、「素材」が必要です。ここでいう素材とは、文章(テキスト)、写真、ロゴマーク、図表、動画などを指します。
以下を事前に用意しておくと安心です。
- ロゴ画像やサイトのアイコン(ファビコン)
- トップページに使うアイキャッチ画像
- 各商品の写真や説明文
- 代表者・スタッフのプロフィール写真と紹介文
- お問い合わせフォームに必要なメールアドレスや電話番号
これらをあらかじめフォルダにまとめておくことで、作成中に「素材がないから一旦中断」ということがなくなります。画像が足りない場合は、無料素材サイトの活用も視野に入れましょう。
Googleサイトで魅力的なホームページにするためのポイント
Googleサイトで魅力的なホームページにするためのポイントは、以下のとおりです。
- 豊富なテンプレートを活用する
- 写真や動画を効果的に埋め込む
- 他のGoogleサービスと連携させる
豊富なテンプレートを活用する
Googleサイトには、様々な用途に合わせたテンプレートが用意されています。ポートフォリオ、イベント、ヘルプセンターなど、目的に合ったテンプレートを選ぶことで、デザインの知識がなくても、洗練されたホームページを簡単に作成できます。テンプレートを選択した後も、テキストや画像などを自由に変更できるので、オリジナリティを出すことも可能です。
写真や動画を効果的に埋め込む
GoogleフォトやYouTubeにアップロードした写真や動画を、Googleサイトに簡単に埋め込めます。視覚的に訴求力の高いコンテンツは、訪問者の興味を引きつけ、滞在時間を延ばす効果が期待できます。適切な場所に高品質な画像や関連性の高い動画を配置しましょう。
他のGoogleサービスと連携させる
Googleカレンダーを埋め込んでイベント情報を共有したり、Googleマップを埋め込んで店舗の場所を示したり、Googleサイトは他のGoogleサービスとの連携が非常にスムーズです。また、Googleフォームを埋め込んでアンケートを実施することも可能です。これらの機能を活用することで、より多機能で便利なホームページを作成できます。
Googleサイトの基本的な使い方
Googleサイトの基本的な使い方を解説します。使い方がよくわからない方は、参考にしてみてください。
独自ドメインの設定
Googleサイトは、独自ドメインを取得することもできます。
画面右上の「設定」をクリックしてください。
次に「カスタムドメイン」をクリックします。
続いて「設定を開始」をクリックし、設定したいドメインを入力します。
リンクの追加
画像やテキストにリンクを追加することもできます。
まず、リンクしたい画像やテキストを選択し「リンクを挿入」をクリックしてください。
リンク先のURLを入力し「適用」をクリックします。画像やテキストにリンクを追加すると、閲覧したいページにすぐアクセスできて便利です。
ナビゲーションメニューの追加
ナビゲーションメニューを追加するには「ページ」を選択し、画面右下にある「+」マークをクリックしてください。
新しいページの名前を入力後に「完了」をクリックすると、ナビゲーションメニューを追加できます。
また、追加したナビゲーションメニューに「サブページ」を追加することもできます。
サブページを追加したいナビゲーションメニューの「︙」をクリックし「サブページを追加」を選択してください。
名前を入力し「完了」をクリックすると、サブページが追加されます。
なお、ドラッグ&ドロップでナビゲーションメニューの順番の変更もできます。
ナビゲーションメニューの編集
ナビゲーションメニューを編集するには、画面右にある「ページ」を選択し「︙」をクリックします。
ホームで編集できる内容は、以下のとおりです。
ホームで編集できる内容 | 概要 |
---|---|
ページのコピーを作成 | 同じページをコピーする |
プロパティ | テキストを変更したりパス(各ページの URL をカスタマイズできる機能)を設定したりできる |
サブページを追加 | ホームの1階層下となるサブページを追加できる |
また、追加したナビゲーションメニューの「︙」をクリックすると、ナビゲーションメニューを非表示や削除が可能です。
公開したサイトの停止
公開したサイトを停止したい場合は、公開の横にある三角マークをクリックします。
最後に「公開を停止」をクリックし「OK」を選択してください。
公開を停止したあとも、サイトの編集や再公開はできます。
編集者の追加
編集者を追加することで共同編集が可能となり、役割分担して効率よくGoogleサイトを運営できます。編集者を追加するには、画面右上の「人型」アイコンをクリックしてください。
そして、リンクやメールアドレスによって追加したいユーザーやグループを追加します。
画像やテキストの追加
画像やテキストを追加するには「挿入」をクリックします。
画像を追加したい場合は「画像」を選択し、テキストを追加したい場合は「テキストボックス」を選択してください。
画像を追加する場合は「アップロード」か「選択」をクリックします。挿入した画像やテキストは、ドラッグ&ドロップで位置を調整可能です。
テキストボックスをクリックすると、フォントサイズやテキストの色を編集できます。このように、Googleサイトは固定のレイアウトだけでなく、自由に画像やテキストを挿入できます。
文字や背景の色の変更
Googleサイトは、フォントスタイルや背景色などを簡単に変更できます。
文字や背景色を変更するには「テーマ」をクリックしてください。
「フォントスタイル」をクリックすると、お好みのフォントを選択できます。
フォントスタイルの上にある色を選択すると、背景色を設定可能です。また、一番右にあるマークをクリックして、色を変更することもできます。
ご自身のイメージに合わせて、デザインをカスタマイズしましょう。
コンテンツの埋め込み
コンテンツを埋め込むには、まず「挿入」をクリックします。
次に、ドキュメントやスプレッドシートなどを選択し、コンテンツを挿入してください。
埋め込んだコンテンツの位置をドラッグ&ドロップで調整すれば、コンテンツの埋め込みは完了です。
「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」などのGoogleツールだけでなく、YouTubeやカレンダーなども埋め込みができます。
不要なコンテンツの削除
不要なコンテンツを削除したい場合は、まずコンテンツをクリックして選択します。ゴミ箱マークが表示されるので、クリックしてください。
なお、画面左に表示される「セクションを削除」をクリックすると、セクションを削除できます。
ロゴとファビコンの設定
ロゴとファビコンを設定するには、まず「設定」をクリックします。
次に「ブランドの画像」を選択します。
アップロードか選択をクリックし、画像を追加してください。
Googleサイトより検索が強くてマニュアル作成もできるサービス「NotePM」
Googleサイトを使う時に注意すべきポイント
ここまで、Googleサイトの使い方を解説してきました。Googleサイトを使えば無料で簡単にWebサイトを作れますが、使う時に注意すべきポイントもあります。ここでは、4つ注意すべきポイントをみていきましょう。
- ドメインが制限される
- 制約が存在
- バージョンに注意
- あらかじめサイト構成を考えるとベター
それでは1つずつ解説します。
ドメインが制限される
Googleサイトの注意点(デメリット)は、ドメイン名が制限されることです。無料でドメインを取得できますが、「https://sites.google.com/」からはじまるアドレスになります。
Google Domainsを使って新しいドメインの購入もできますが、初心者には操作が難しいです。
制約が存在
Googleサイトを使う時に注意すべきポイントの1つ目が、Googleサイトには制約が存在することです。Googleサイトの主な制約は以下のとおりです。
- 閲覧できるブラウザに制限(Chrome、Firefox、Internet Explorer、Microsoft Edge、Safari)
- 5階層までしかページを作成できない
- 細かなデザインの変更ができない
シンプルかつ機能が限られたWebサイトで十分であれば、これらの制約はさほど支障になりません。ただ、デザインにこだわりたい場合や豊富なコンテンツを用意したい場合は、これらの制約が支障になる可能性があります。
バージョンに注意
Googleサイトを使う時に注意すべきポイントの2つ目が、Googleサイトのバージョン管理には注意が必要な点です。Googleサイトではバージョンが更新されており、2020年8月以降は新バージョンのGoogleサイトの使用がデフォルトとなっています。また、2021年12月以降は旧バージョンのGoogleサイトは完全に終了したため、コンテンツが表示されません。そのため、Googleサイトのバージョンに注意して、もし旧バージョンに出会った場合には2021年12月までに新バージョンに更新する必要があります。
参照:新しいGoogleサイトと以前のGoogleサイトの比較
あらかじめサイト構成を考えるとベター
Googleサイトを使う時に注意すべきポイントの3つ目が、GoogleサイトでWebサイトを作る時には、あらかじめサイト構成を考えるとベターであることです。入れるコンテンツやコンテンツの配置などがサイト構成にあたります。これらをあらかじめ考えておくことで、迷わずWebサイトを作成できる上に完成後の修正も少なくなります。
NotePMはGoogleサイトの代わりに使えます
Googleサイトの運用で課題を感じている皆さま、ぜひNotePMをお試しください!
NotePMは、マニュアルが簡単に作れて、社内ナレッジを管理できるサービスです。強力な検索機能で、掲示板や社内ポータル・社内FAQとしても便利です。
Googleサイト | NotePM |
---|---|
△ ファイル検索しづらい | ○ ファイルの中身も全文検索 |
△ 情報が増えてくると見づらい | ○ フォルダとタグで整理しやすい |
△ 自由にナレッジ共有しづらい | ○ 全社員でナレッジ蓄積しやすい |
△ 見た人がわからない | ○ 「誰が」「いつ」参照したかわかる |
△ コミュニケーションしづらい | ○ コメントやいいね!できる |
△ 履歴管理できない | ○ 履歴管理できる |
△ 通知機能が弱い | ○ 通知しやすい |
NotePMの公式サイト:https://notepm.jp/
GoogleサイトとNotePMの違いについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事をご覧ください。
>関連記事:GoogleサイトとNotePMの違いとは?機能や独自性、最適な使い方を比較して解説!
Googleサイトより検索が強くてマニュアル作成もできるサービス「NotePM」
Googleサイトに関するよくある質問
Googleサイトは完全に無料ですか?
はい、GoogleサイトはGoogleアカウントをお持ちであれば、無料で利用できます。初期費用や維持費は一切かかりません。ただし、独自ドメインを利用する場合は、別途ドメイン取得費用が発生します。
Googleサイトで作成できるWebサイトの種類に制限はありますか?
基本的なWebサイトであれば、様々な種類のサイトを作成できます。Googleサイトで作れるWebサイトの用途は、ホームページや、社内掲示板、イントラネットポータルなど、多岐にわたります。
ただし、高度なカスタマイズや複雑な機能が必要な場合は、『NotePM』のようなツールを検討しましょう。
Googleサイトで作成したウェブサイトはスマートフォンでも見られますか?
はい、Googleサイトで作成したウェブサイトはレスポンシブデザインに対応しています。パソコンやスマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスで適切に表示されます。
GoogleサイトでSEO対策はできますか?
はい、Googleサイトでも基本的なSEO対策は可能です。ページタイトルや説明文の設定、見出しタグの利用、alt属性の設定などを行えます。ただし、他の高機能なCMSと比較すると、SEOに関する機能は限定的である点は理解しておく必要があります。
Googleサイトで作成したウェブサイトを非公開にすることはできますか?
はい、公開範囲を設定することで、特定のユーザーのみに閲覧を許可したり、完全に非公開にしたりすることができます。
Googleサイトの作り方を理解して作業しよう
本記事では、Googleサイトにはどういう使い方があるか、Googleサイトの基本的な使い方、Googleサイトを使う時に注意すべきポイントを解説しました。Googleサイトは簡単にWebサイトを作れる便利なツールですが、アカウントごとにカテゴリー単位で編集権限をつけるなど細かい管理ができません。また、他にもデメリットが存在します。そのため、社内でWebサイトなどを作成する時には、Googleサイト以外のツールも検討することをおすすめします。おすすめのツールの1つがNotePMです。NotePMは無料トライアルでき、管理機能も充実しています。ぜひチェックしてみてください。