こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。
顧客満足度の向上を目的として、チャットボットを公式サイトやLINEアカウントに活用している企業は多くみられます。ChatGPT連携チャットボットの導入を検討する中で、多数あるツールの中からどれを選べばよいのか迷う人もいるでしょう。そこで本記事は、ChatGPT連携チャットボットのおすすめ10選を紹介します。また、ツールの選び方、導入メリット・デメリットも解説しますので、ぜひご覧ください。
目次
ChatGPT連携チャットボットとは?
チャットボットとは、リアルタイムでテキストベースの対話ができるチャットと、自動化されたロボットの意味を持つボットを組み合わせたものです。チャットボットの中でも、人工知能技術を駆使して作成された自動応答システムのことをAIチャットボットと呼びます。AIチャットボットは、事前に設定した機械学習のルールに基づいた自動応答が可能です。
近年は、カスタマーサポートセンターの対応だけでなく、予約システム・オンラインショッピング・案内サービスなどでも活用されています。特に、OpenAI社が開発したChatGPTは、AIチャットボットと組み合わせることで回答の幅が広がるため、顧客満足度の向上が見込めると注目されています。
ChatGPT連携チャットボットの機能
ChatGPT連携チャットボットの機能には、主に以下の2つがあります。
- 自動応答・質疑応答
- Webサイト接客
それぞれについて、詳しく解説します。
自動応答・質疑応答
ChatGPT搭載チャットボットは、顧客からの問い合わせに対して、自動応答・質疑応答が行えます。ChatGPTの高度な自然言語理解機能を活用することで、一般的なチャットボットよりも複雑な会話が行えます。社員の代わりにチャットボットが顧客からの問い合わせ対応を行うことで従業員は他の業務に専念でき、業務効率化が見込めるでしょう。
Webサイト接客
WebサイトにChatGPT連携チャットボットを導入すると、製品案内やセールの情報提供、決済方法のサポートなど、購入を補助するための顧客サービスが行えます。自然言語処理モデルのAIを活用することで対人のようなカスタマーサービスが可能となり、顧客は快適にショッピングを続けることができます。これにより、企業は売上の増加や顧客のリピート率の向上が期待できるでしょう。
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ChatGPT連携チャットボットの導入メリット
ChatGPT連携チャットボットの導入メリットには、以下の4つがあります。
- FAQ作成業務の効率化が図れる
- 顧客対応の幅が広がる
- 24時間対応が可能になる
- 多言語対応が実現する
それぞれについて、詳しく解説していきます。
FAQ作成業務の効率化が図れる
ChatGPT連携チャットボットの導入メリットの1つ目は、FAQ作成業務の効率化が図れることです。ChatGPTを活用することで、担当者は一からFAQの内容を考案する必要がなく、作成業務を削減できます。また、チャットボットで答えられない問い合わせがあった場合、放置しているとユーザーの利用率が低下する可能性があります。そこでChatGPTを連携させることで、チャットボットだけでは対応できない質問の回答の自動生成が行えます。
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顧客対応の幅が広がる
ChatGPT連携チャットボットの導入メリットの2つ目は、顧客対応の幅が広がることです。顧客からのさまざまな問い合わせに対応していく過程でAIの学習が進み、徐々に応答可能な質問の範囲が広がっていきます。過去の質問とその回答が蓄積されていくためです。さらに、ChatGPTは自然言語処理に特化しているため、チャットボットと結びつけることで、まるで人と対話しているような流暢な会話が可能になります。ユーザーの細かな要求にも対応でき、顧客満足度の向上につながるでしょう。
24時間対応が可能になる
ChatGPT連携チャットボットの導入メリットの3つ目は、24時間対応が可能になることです。顧客の複雑な質問にも対応できるため、一年中いつでも顧客のサポートが行えます。例えば、対人のコンタクトセンターなどでは、営業時間内でなければ対応できません。しかし、AIチャットボットは事前に人によって教え込まれた情報を元に応答するため、営業時間外でも自動でサポートを行えます。また、AIチャットボットは自動返答システムであるため、コンタクトセンターのような待ち時間がないのも魅力です。
多言語対応が実現する
ChatGPT連携チャットボットの導入メリットの4つ目は、多言語対応が実現することです。AIチャットボットは、さまざまな言語での学習が可能で、海外の顧客から問い合わせがあった場合でも回答可能です。一般的なチャットボットでは、翻訳者や使用する翻訳ツールによって精度に差が出てしまうことも少なくありません。ChatGPTは英語・中国語・スペイン語など50以上の言語に対応しているため、日本語の回答を自動翻訳して回答を作成するときにも役立つでしょう。
ChatGPT連携チャットボットの導入デメリット
ChatGPT連携チャットボットの導入デメリットには、以下の2つがあります。
- 正確な回答ができるとは限らない
- セキュリティリスクがある
それぞれについて、詳しく解説していきます。
正確な回答ができるとは限らない
ChatGPT連携チャットボットの導入デメリットの1つ目は、正確な回答ができるとは限らないことです。ChatGPTは、文脈を理解し、自然な言葉遣いでテキストが生成できるAIですが、その回答は必ずしも事実であるとは限りません。学習データに不正確な情報が含まれていた場合、生成される回答も事実と異なる可能性があります。そのため、ChatGPTから得た回答は鵜呑みにせず、知識のある人が内容を精査する必要があります。
セキュリティリスクがある
ChatGPT連携チャットボットの導入デメリットの2つ目は、セキュリティリスクがあることです。
ChatGPTの回答には、第三者の著作権に関わる内容や倫理的に問題のある表現が含まれることも少なくありません。情報の安全を確保するためには、オンライン版ではなくAPI版の使用を検討しましょう。
ChatGPT連携チャットボットの選び方
ChatGPT連携チャットボットを選ぶときには、以下の3つに注意しましょう。
- 機能性
- 対応言語
- 他システムとの連携性
それぞれについて、詳しく解説していきます。
機能性
ChatGPT連携チャットボットは、自社の目的にあった機能を搭載したサービスを選ぶことが大切です。例えば、コールセンターの運用に取り入れる場合は、AIチャットボットのみでの対応よりも必要に応じて有人に切り替えられるシステムや、FAQが充実しているツールが適しています。企業の用途によって必要な機能は異なるため、どのように利用するかを事前に検討しておきましょう。
対応言語
ChatGPT連携チャットボットは、サービスによって言語対応の範囲が異なります。そのため、自社の顧客やターゲット層が使用する言語に対応しているかを事前に確認しましょう。
他システムとの連携性
チャットボットは、他のシステムと連携するのが一般的であるため、既に利用しているシステムとの互換性を確認する必要があります。例えば、LINEで顧客対応をしている場合は、LINEとの連携機能が欠かせません。また、連携時に追加の費用が発生するかも事前に調べておくと、チャットボットの運用コストの試算にも役立ちます。
ChatGPT連携チャットボットのおすすめ10選を比較
ここでは、ChatGPT連携チャットボットのおすすめを紹介します。
- シゴラクAI
- hitobo
- ObotSERV
- Support Chatbot
- TalkQA
- DECA カスタマーサポート
- HiTTO
- Chat Plus
- Kasanare
- KARAKURI
それぞれについて、詳しく解説していきます。
シゴラクAI
シゴラクAIは、ChatGPTを安全かつ容易に活用できるWebサービスです。ChatGPTのプロンプト作成のテンプレートが豊富にあり、マーケティングやカスタマーサポートなど、業務に応じたチャットボット用の回答が作成できます。また、チーム内での共有も容易に行えます。機密情報を保護しながらChatGPTを利用したい企業におすすめのツールです。
シゴラクAIの特徴
- 機密情報も扱えるセキュリティー対策
- 社員利用状況を可視化
- 豊富なテンプレートからプロンプトを作成
hitobo
hitoboは、自社のデータソースからQ&Aを自動生成するAIチャットボットです。PDF・Excel・過去の問い合わせ履歴などの自社データからQ&Aを作成できるため、カスタマーサポートに利用可能です。また、Webサイトやアプリにも連携可能で、顧客の自己解決サポートや社内の効率化が期待できるのも魅力です。
hitoboの特徴
- 自動Q&A生成で業務効率化が図れる
- 多様なファイル形式のデータソースに対応
- 設置・運用が容易に行える
URL: https://hitobo.io/
ObotSERV
ObotSERVEは、WebページやECサイトでの使用に特化したAIチャットボットです。顧客の疑問を解消しながら、購入を促す対話が行えます。多言語に対応しているため、海外展開をする企業にも向いています。また、会話履歴も管理可能で、顧客ニーズの分析やサービス改善にも役立つでしょう。
ObotSERVEの特徴
- 多言語に対応
- 会話履歴による分析
- 人手不足の解消をサポート
URL: https://obot-ai.com/obotserve/
Support Chatbot
Support Chatbotは、社員や顧客からの問い合わせをサポートするAiチャットボットです。クラウドで利用できAPI連携の追加料金も発生しないため、ツールにかかる費用を抑えられます。また、専任チームにチャットボットの構築から運用、改善提案までをサポートしてもらえるのもポイントです。
Support Chatbotの特徴
- クラウド型のサービスで低価格を実現
- 高性能な会話エンジン
- 専任チームによるサポート
URL: https://chatbot.userlocal.jp/
TalkQA
TalkQAは、AI型とシナリオ型の両方を融合したハイブリッドチャットボットです。自然言語処理による流暢なコミュニケーションが行えます。回答は質問データを蓄積して学習を重ねていくため、使用する中で精度の向上が期待できます。社内の問い合わせからコールセンター、施設の案内など、幅広い目的で利用できるチャットボットです。
TalkQAの特徴
- 高性能な自然言語処理
- 顧客専用AIのカスタマイズ
- IBM Watsonによる信頼性
DECA カスタマーサポート
DECA カスタマーサポートは、自社データとChatGPTによるFAQ作成が可能なAIチャットボットです。ChatGPTを用いたFAQ自動生成機能により、顧客対応向けのQ&Aを自社データから自動で生成し、よくある質問ページやチャットボットに実装できます。また、Webサイト・LINE・Instagramなど、さまざまなチャネルで利用できるのも特筆すべき点です。有人チャットの切り替えやビデオ通話機能もあるため、自動では対応できない領域をカバーすることも可能です。
DECA カスタマーサポートの特徴
- 自動FAQ生成機能
- マルチチャネル対応
- 有人対応も可能
URL: https://deca.marketing/service/cloud/cs/
HiTTO
HiTTOは、社内情報管理と問い合わせ対応の効率化を実現するAIチャットボットです。問い合わせの質問内容を分類し、最適化することで社内の生産性とエンゲージメントの向上が期待できます。人事や労務、営業や広報などさまざまな業務領域に対応しています。HiTTOを使うことで情報の一元管理が行えるため、従業員は問い合わせ作業に追われることがなくなるでしょう。
HiTTOの特徴
- 社内情報の一元管理
- 問い合わせ対応の効率化
- 生産性とエンゲージメント向上
URL: https://hitto.jp/
Chat Plus
Chat Plusは、約5,000もの豊富な機能を備えたAIチャットボットです。AIがテキスト入力に基づいた自動回答を行い、ナレッジベースから情報提供を行います。Q&A予測表示機能によってオペレーターの回答を効率化可能です。ファイル添付機能や有人チャットのサポート機能も備えています。AIツールに慣れていない人でも導入でき、簡単な操作でシナリオ作成も行えるのも魅力です。
Chat Plusの特徴
- AIによる自動回答機能
- 多機能・高カスタマイズ性
- セキュリティとデータ分析
URL: https://chatplus.jp/
Kasanare
Kasanareは、最新の大規模言語モデルを活用したAIチャットボットで、顧客対応を自動化し売上向上を目指すSaaSです。UI/UXに最新のAI技術を取り入れており、ニーズにあわせて柔軟にカスタマイズ可能です。自社のFAQデータを送るだけで、ChatGPTに適したデータに加工してもらえるため、AIチャットボットの回答を作成するために、社内のリソースをあまり使わずに済むでしょう。
Kasanareの特徴
- カスタマイズ可能なAIチャットボット
- SaaSでの簡単運用
- ビジネスプロセスの革新
URL: https://aismiley.co.jp/product/kasanare_kasanare/
KARAKURI
KARAKURIは、高精度なAIチャットボットで問い合わせ対応の効率化と顧客満足度の向上を実現するツールです。顧客の問題を予測し、適切なサポートを自動で提供する高度なAI機能を備えています。FAQとチャットボットの内容を一元管理し、メンテナンスや運用コストを抑えることが可能です。また、必要な場合には有人チャットへの切り替えが可能で、顧客の疑問やトラブルにも個別で対応できるため、顧客満足度の向上が期待できるでしょう。
KARAKURIの特徴
- 高精度AIによる自動対応
- FAQとチャットボットの一元管理
- 有人チャットへの切り替え
URL: https://karakuri.ai/
まとめ
チャットボットをChatGPTと連携することで、ユーザーの問い合わせに対して即座に応答ができるようになります。ChatGPT連携チャットボットの導入は、FAQ作成業務の効率化やカスタマーサポートの24時間対応など、さまざまなメリットがあります。ChatGPT連携チャットボットを選ぶときには、機能性や対応言語、他のシステムとの連携性などを確認しましょう。本記事を参考に、あなたのビジネスにあったChatGPT連携チャットボットを選んでみてください。
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NotePMの特徴
- マニュアル作成、バージョン管理、社外メンバー共有
- 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
- 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
- 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる
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