【2024年版】SMS認証サービスのおすすめ8選を徹底比較!導入方法も併せて解説

2024年12月02日(月) セキュリティ

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

セキュリティ対策で重要なことの1つが、本人認証です。本人認証で代表的な手段には、ID・パスワードによる認証があります、それらだけでは不十分と考えている方も多いのではないでしょうか。そこで近年採用事例が増えている認証方法が、SMS認証です。ID・パスワードとSMS認証を併用することで、2段階認証でセキュリティ強化を図っています。

そこで今回は、SMS認証の意味やメリット、サービスの選び方などを解説した上で、おすすめのSMS認証サービスを8選紹介します。

SMS認証のおすすめを理解するための基礎知識

ここでは、SMS認証の基礎知識として、以下の3つを解説します。

  • SMS認証の意味
  • SMS認証の仕組みを2つの視点から解説
  • SMS認証のメリット

それでは、1つずつ解説します。

SMS認証の意味

基礎知識の1つ目は、SMS認証の意味です。

SMS認証は、携帯電話やスマートフォンの端末に送付される確認コードを、Webサイトなどに入力する仕組みです。今やSNSやインターネットバンキングなど、さまざまなシーンで見られるようになりました。ID・パスワードを最初に要求し、次にSMS認証という「2段階認証」で用いられることが一般的です。

関連記事:認証情報をセキュアに管理しよう!代表的な管理方法について解説

SMS認証の仕組みを2つの視点から解説

基礎知識の2つ目は、SMS認証の仕組みです。ユーザー視点と企業視点の、2つの視点から解説します。

ユーザー視点

1つ目は、ユーザー視点です。以下の流れでSMS認証が行われます。

1 ログイン画面にて、ID・パスワードを入力
2 SMSの2段階認証画面にて、端末の電話番号を入力・送信
3 認証コード記載のSMSが、SMS認証サービスより送信
4 ログイン画面で認証コードを入力
5 正しいコードであることが証明されれば、認証完了

企業視点

2つ目は、企業視点です。以下の流れでSMS認証が行われます。

1 ユーザーからのSMS認証要求を受け、API経由でSMS送信システムあて送信を要求
2 SMS送信システムより、認証コードが記載されたSMSをユーザーに送信
3 Web上でユーザーが認証コードを入力すると、SMS送信システムからAPI経由で企業側に送達結果を通知
4 送達結果により、ユーザーの正しさを証明できれば認証完了

SMS認証のメリット

基礎知識の3つ目は、SMS認証のメリットです。ここでは、以下の3つを解説します。

  • セキュリティ強化
  • 容易に導入可能
  • 不正アカウント作成を抑制

それでは、1つずつ解説します。

セキュリティ強化

メリットの1つ目は、セキュリティ強化です。

IDやパスワードによる認証は、その情報を知っていれば簡単になりすましができるという課題があります。一方SMS認証は、該当する携帯電話番号の端末でSMSを受け取らないと、認証されません。そのため、端末自体を入手しないとログインできない分、セキュリティ強化につながります。

容易に導入可能

メリットの2つ目は、容易に導入可能であることです。

SMSサービスは、携帯電話番号をそのまま使うため、ほぼ全ての端末でデフォルトで使えます。また、メッセージの送信単価が安い上、初期費用が無料のサービスも珍しくありません。よって、SMS認証は容易に導入可能なセキュリティ対策と言えるでしょう。

不正アカウント作成を抑制

メリットの3つ目は、不正アカウント作成を抑制できることです。

メールアドレスでは、同一人物が大量の不正アカウントを取得するケースが考えられます。しかし、SMS認証で用いられる携帯電話番号では、メールアドレスと比べて新規作成のハードルが上がります。結果的に、不正アカウント作成を抑制できるのです。

関連記事:アカウント管理とは?起こりがちな課題と対策、役立つツールを解説!


マニュアル作成・ナレッジ管理が浸透するサービス ⇒「NotePM
NotePMのPDF資料をダウンロード ⇒ こちらから

SMS認証サービスのおすすめ導入方法

ここでは、SMS認証サービスの導入方法として、以下の3つを解説します。

  • API連携可能性SMS認証サービスとの契約
  • 自社システムとのAPI連携
  • テスト後に運用

それでは、1つずつ解説します。

API連携可能性SMS認証サービスとの契約

1つ目は、API連携可能性SMS認証サービスとの契約です。

SMS認証では、ユーザーからの要求にすぐ応えて確認コードを送信するシステムが必要なので、自社システムとAPI連携できるシステムがおすすめです。公式サイトや問合せなどで、まずは確認しておきましょう。

関連記事:顧客情報の一元管理が経営に与える効果とは。情報の種類や管理方法も紹介

自社システムとのAPI連携

2つ目は、自社システムとのAPI連携です。

多くの場合、仕様書やサンプルコードが提供されているため、API連携で大きな開発は必要ありません。ただ、自信がなければ、システム提供会社への相談やアウトソーシングも視野に入れましょう。

テスト後に運用

3つ目は、テスト後に運用することです。

以下のポイントに注意して、SMSの送信テストを行います。

  • 自社システムとの連携状態
  • SMSの送信に遅延がないか
  • 確認コードが時間の制限をかけられているか
  • SMSの文章がわかりやすく書けているか

万が一テストで不具合があれば、システム提供会社とも相談して、不具合を解消して万全の状態で運用を開始しましょう。

関連記事:【2024年版】テスト自動化ツールおすすめ7選を徹底比較!必要性・メリット・成功ポイントも詳しく紹介

SMS認証サービスのおすすめ比較ポイント

ここでは、SMS認証サービスの比較ポイントとして、以下の5つを解説します。

  • 導入実績
  • 対応キャリアの多さ
  • スムーズなAPI連携
  • 操作性
  • サポート体制・予算

それでは、1つずつ解説します。

導入実績

比較ポイントの1つ目は、導入実績です。

導入実績が多いSMS認証サービスであれば、多くのユーザーにとって信頼できるサービスの可能性が高いと考えられます。使いやすさやコストはもちろん、セキュリティ面でも評価が低ければ、競合サービスがある中で使ってもらえないためです。

対応キャリアの多さ

比較ポイントの2つ目は、対応キャリアの多さです。

SMS認証では、システムからユーザーが所有する携帯電話に、認証コードを送付します。よって、対応キャリアが多いほど、早く安定した通信が可能です。また、迷惑メール防止対策で、国際SMSの受信を拒否していても、国内キャリアに対応していれば迷惑メールと判定されるリスクを減らせます。

スムーズなAPI連携

比較ポイントの3つ目は、スムーズなAPI連携です。

ランダムな認証コード発行や認証確認など、さまざまなシステムを一から開発することは困難ですが、API連携ができれば簡単に機能を拡張できます。SMS認証システムによっては、API連携可能な外部システムに制限がかかっていることにも注意しなければなりません。また、自社システムとの連携も確認しておきましょう。

操作性

比較ポイントの4つ目は、操作性です。

初めて導入するサービスでは、いち早く従業員が使いこなして定着させられるように、操作性が高いものが望まれます。API連携で即座に使い始められるものや、メッセージの送信が容易なものがベターです。また、無料トライアルやデモがあれば、それらで使い勝手を試すと安心できるでしょう。

サポート体制・予算

比較ポイントの5つ目は、サポート体制・予算です。

SMS認証サービスを使っていくうちに、システムの不具合や操作方法がわからないなどのトラブルが生じることもあるでしょう。しかし、SMS認証サービスは24時間365日いつ使うかわかりません。よって、サポートも24時間365日即座に対応してくれるものであれば安心です。また、予算については、料金に加えて課金制度やオプション料金なども確認しましょう。

SMS認証サービスのおすすめ8選

ここでは、おすすめのSMS認証サービスとして、以下の8つを紹介します。

  • メディアSMS
  • 空電プッシュ
  • SMSLINK
  • KDDI Message Cast
  • SMS Hana
  • 絶対リーチ!SMS
  • Cuenote SMS
  • SMS FourS

それでは、1つずつ解説します。

関連記事:【2024年版】SMS送信サービスを徹底比較!おすすめ10選も解説(無料あり)

 

メディアSMS


メディアSMSは、株式会社メディア4uが提供するSMS認証サービスです。IDSやWAF、作業内容によるアラートメール発出など、セキュリティ対策に特に力を入れています。また、ユーザーインターフェースは直感的に使いやすい上、着信があった携帯電話番号に対し、音声ガイダンスで問合せ内容に合致したSMSを送信できます。

メディアSMSの特徴

  • 8年連続国内SMS業界シェアNo.1
  • コラムやホワイトペーパーなどのお役立ち情報も満載
  • 導入サポートや運用サポートなどが無料

URL: https://media-sms.net/

 

空電プッシュ


空電プッシュは、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供するSMS認証サービスです。国内の全キャリアと直接接続しているため、着信率やセキュリティは高い水準を確保できています。また、短縮URL機能や配信停止URL機能など、さまざまな便利な機能を使えます。さまざまな業種における導入実績も紹介されていますので、こちらも参考にしてみてください。

空電プッシュの特徴

  • SMS導入ガイドも参考になる
  • 初期費用・月額料金無料
  • 最大2ヶ月の無料トライアルあり

URL: https://www.karaden.jp/

 

SMSLINK


SMSLINKは、株式会社ネクスウェイが提供するSMS認証サービスです。1通あたり6円から利用できます。その際、届かなかったSMS分の料金は請求されません。また、使いやすさも自慢で、マニュアルを見ずとも直感的に操作でき、簡単に相手にSMSを送信できるようになります。サービスリリースから5年で2,100社もの導入実績があるので、導入実績も参考にしてみてください。

SMSLINKの特徴

  • 通信業界30年以上の提供ノウハウ
  • 30秒で料金見積依頼
  • 初期費用無料

URL: https://smslink.nexway.co.jp/

 

KDDI Message Cast


KDDI Message Castは、KDDI株式会社が提供するSMS認証サービスです。初期費用や月額は0円で、送信数で料金が決定します。管理画面は使いやすい上、660文字までの長文も送付であることも特徴です。また、API連携や双方向SMSなどのサービスも使えます。特に、自治体や医療機関であれば特別プランがあるので、活用を検討されてはいかがでしょうか。

KDDI Message Castの特徴

  • 申し込んでから6〜10営業日程度で利用可能
  • メールの書き方テンプレートをホームページで紹介
  • 無料トライアルあり

URL: https://biz.kddi.com/service/message-cast/

 

SMS Hana


SMS Hanaは、日本テレネット株式会社が提供するSMS認証サービスです。PCから送信できるWebタイプと、システムと連携するAPIタイプでサービスを提供しています。ユーザーインターフェースの使いやすさに定評があり、「使いやすい」と回答したユーザーは90%以上です。さらに、自社開発のシステムは2005年にプライバシーマークを、2015年にISMSをそれぞれ取得するなど、万全のセキュリティ体制を取っています。

SMS Hanaの特徴

  • SMSを学べるブログも参考になる
  • 初期費用だけでなく発信者番号の設定・追加も無料
  • 最大2ヶ月、3,000通無料トライアル

URL: https://fax-lnet.jp/sms-hana/

 

絶対リーチ!SMS


絶対リーチ!SMSは、AI CROSS株式会社が提供するSMS認証サービスです。360万通/時、最大600TPSと業界最大級の配信スペックを有し、メッセージ到達率も99%に登ります。また、一方向のメッセージ送信だけでなく、双方向でのやり取りや音声案内、Webチャットボットを組合せたプランもあるので、必要に応じて最適なプランを選びましょう。

絶対リーチ!SMSの特徴

  • 6,000社の導入実績
  • APIを無償提供
  • 1ヶ月間の無料トライアル

URL: https://aicross.co.jp/zettai-reach/

 

Cuenote SMS


Cuenote SMSは、ユミルリンク株式会社が提供するSMS認証サービスです。専用ソフトを導入せずとも、携帯電話の番号宛にメッセージを送信することが可能になります。また、APIで既存システムと連携すれば、自然に自社の業務フローに組み込むことが可能です。ホームページ上で活用シーンも紹介されているので、自社業務に近いものがあれば参考にしてみてください。

Cuenote SMSの特徴

  • 月間配信数76億通・システム契約数2,000超の実績
  • 役立つオンラインセミナーやホワイトペーパーを提供
  • 初期費用無料で無料トライアルも可能

URL: https://www.cuenote.jp/sms/

 

SMS FourS


SMS FourSは、株式会社りーふねっとが提供するSMS認証サービスです。スマートフォンだけでなく、フィーチャーフォンやらくらくフォンなどさまざまな端末に対応しているため、高いカバー率を誇ります。また、キャリアと直接接続しているため高い開封率である上に、電話番号だけで簡単に送信できることもメリットです。詳細は、ホームページの資料も参考にしてみてください。

SMS FourSの特徴

  • 個別送信も一括送信も可能
  • 2段階認証プランあり
  • 初期費用・サポート費用無料

URL: https://4sm.jp/

 


マニュアル作成・ナレッジ管理が浸透するサービス ⇒「NotePM
NotePMのPDF資料をダウンロード ⇒ こちらから

まとめ

今回は、SMS認証の意味やメリット、サービスの選び方などを解説した上で、おすすめのSMS認証サービスを8選紹介しました。SMS認証は、携帯電話やスマートフォンの端末に送付される確認コードを、Webサイトなどに入力する仕組みです。有効なセキュリティ強化で、容易に導入できるため、近年インターネットバンキングなどで採用事例が増えています。SMS認証サービスも多数存在していますが、導入実績やサポート体制などをもとに候補をあげ、無料トライアルがあればそこで使い勝手を試しましょう。まずは、今回紹介した8選から選んでみてはいかがでしょうか。

おすすめの情報共有ツール「NotePM」

NotePM

NotePM(ノートピーエム) は、Webで簡単にマニュアル作成できて、強力な検索機能でほしい情報をすぐに見つけられるサービスです。さまざまな業界業種に導入されている人気サービスで、大手IT製品レビューサイトでは、とくに『使いやすいさ・導入しやすさ』を高く評価されています。

NotePMの特徴

  • マニュアル作成、バージョン管理、社外メンバー共有
  • 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
  • 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
  • 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる

URL: https://notepm.jp/

NotePMについて詳しく見る >