【2024年版】SMS送信サービスを徹底比較!おすすめ10選も解説(無料あり)

2024年04月25日(木) 通信・システム

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

本人確認や通知、督促、プロモーション促進等のために、SMS送信サービスを利用したいと考えている担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。SMS送信サービスは携帯電話の番号に直接紐付き、到達率と信頼性が高いことから、改めて多くの企業から注目が高まっています。
この記事ではおすすめSMS送信サービスの紹介を始め、比較方法やポイントまでを丁寧に解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。

SMS送信サービスとは

まずはSMS送信サービスが何であるかについて、紹介していきます。SMS送信サービスとはスマートフォンや携帯電話の番号を利用したSMSを使って、相手へとメッセージを届けるサービスのことです。本人確認や通知、督促、プロモーションなどを主な目的としています。SMS送信サービスを利用することの利点は、受信者が所有しているスマートフォンなどのメッセージアプリやメッセージ機能に直接SMSが届くことによる到達率、開封率の高さにあります。一般的に、携帯電話の番号は長年使い続ける人が多いため、SMSもほぼ確実に届くと言われており、これまでも到達率90%以上を達成しています。
その到達率の高さに改めて注目が高まり、多くの企業からSMSサービスの導入が加速しています。

SMS送信サービスを利用する5つのメリット

SMS送信サービスを利用するメリットとして、以下5点を紹介していきます。

  • 一斉送信
  • 文字数の拡張が可能
  • 予約配信
  • アプリ連携
  • 送信結果/開封率の確認

それぞれ解説していきます。

一斉送信

SMS送信サービスを利用する1つ目のメリットは、一斉送信です。複数のユーザーに対して同じ内容のメッセージを一斉に送信することを可能とします。SMS送信サービスを利用すれば、一件一件のメッセージを手動で作成して、送信ボタンをなんども押していたこれまでの手間を大きく削減できます。一斉送信機能だけではなく特定のユーザーに個別に特定メッセージを配信したい、という場合においても、もちろん柔軟に対応しています。

文字数の拡張が可能

SMS送信サービスを利用する2つ目のメリットは、文字数を拡張できることです。
一般的にSMSの制限文字数は70文字までですが、サービスを利用することで最大660~670字まで拡張して送ることができます。そのため文字数を意識することなく伝えたい内容をSMSに書いて送ることが可能になります。拡張文字数は利用するサービスによって変わりますので、必ず確認するようにしましょう。

予約配信

SMS送信サービスを利用する3つ目のメリットは、予約配信です。
メッセージを作成したあとすぐに送るのではなく、日時を設定した配信が可能になります。これにより手が空いているときにメッセージを作成する、何日か分まとめて作成する、決まった曜日に同じ内容を送ることが可能になります。予約配信はSMS送信サービスを使うにあたり必須の機能です。

アプリ連携

SMS送信サービスを利用する3つ目のメリットは、アプリ連携です。2つ以上のアプリを連携させることが可能となります。例えば他アプリで作った送信先をCSV形式にまとめてアップロードし、一斉送信に活用することもできます。また、メッセージが受信したことを受信者のLINEなどの他アプリ画面上に通知することも可能です。また、受信者本人が他のアプリを使って認証作業を行うことで、なりすましや誤送信防止も可能になります。

送信結果/開封率の確認

SMS送信サービスを利用する4つ目のメリットは、送信結果や開封率の確認ができることです。SMSが正常に相手へ届いたのか送信結果を確認することはもちろん、メッセージ内に書かれたURLのクリック率の確認もできます。SMS送信サービスを利用すれば、購買につながる内容とそうでない内容のメッセージの特定が可能になります。

SMS送信サービス利用前に注意すべき2点

SMS送信サービス利用前に注意すべきこととして、以下2点を紹介します。

  • コストがかかる
  • HTMLに対応していない

それぞれ解説していきます。

コストがかかる

SMS送信サービス利用前に注意すべき1点目は、コストがかかることです。単純に個人がメッセージを作成してSMS送信することに比べて、サービスは高い料金がかかります。
SMS送信の料金として70文字あたり3円が一般的です。しかしサービスを利用することで大きく上がることもあります。料金はサービスによって大きく違いますし、文字量や利用する機能によっても変わってきます。コストはかかりますが、サービスを使うことで一度に多くのユーザーに届けられるというメリットもあります。多くのユーザーに向けてSMSを大量に送りたい場合、SMS送信サービスは非常に役立ちます。
実際にかかる費用と収益のバランスを考えて、サービスを選定しましょう。ちなみにSMSはメッセージ受信料は無料です。

HTMLに対応していない

SMS送信サービス利用前に注意すべき2点目は、HTML形式に対応していないことです。SMS送信はテキストのみ対応しており、画像や装飾には対応していません。そのため、テキストとURL、空白を上手に工夫して組み合わせることで、相手が読みやすいメッセージ作成を徹底することが非常に大切です。

SMS送信サービスの5つの比較方法

SMS送信サービスの比較方法として以下5点を挙げます。

  • 機能
  • 操作性
  • コスト感
  • キャリア対応
  • セキュリティ対策

それぞれ解説していきます。

機能

SMS送信サービス比較方法の1点目は、機能です。自社が使うべき機能がサービスに搭載されていることの確認が重要になります。どのサービスも基本的にはSMS一斉送信機能、国内直収接続やAPI連携機能が用意されていますが、サービスによってはAPI連携や決済対応といった独自の機能、実際に使わないものも含まれている可能性もあります。
また、他の機能としても配信停止案内の自動差し込みを行うオプトアウト対応、受信からも返信可能となる双方向SMS、音声自動応答対応ができるIVR対応機能などがあり、対応しているサービス、そうでないサービスとに分かれます。更に言えば到達率確認、送信ミス防止機能、遅延対策などもサービスによって方法や数字が多少なりとも変わってきます。
自社が使いたい機能が搭載されているか、自社の基準を満たしているか、必ず確認するようにしましょう。

操作性

SMS送信サービス比較方法の2点目は、操作性です。操作担当者にとって操作しやすいか、長く使い続けられるかの判断が重要になります。SMS送信サービスは送信機能だけでなく初期設定、送信手順、文面の変更、差し替えなどについても細かく操作する必要があります。
操作担当者が、管理画面を使って問題なく操作ができるかどうか、画面に表示されている内容のボリュームは適切か、見やすいくシンプルな画面であるか、使い続けられるかしっかりと確認が必要です。
担当者にとって操作性に問題なく、長く使えることが非常に大切です。担当者が変わる可能性も考えて比較しましょう。

コスト感

SMS送信サービス比較方法の3点目は、操作性です。サービスにかかるコストは自社に見合っているかどうかを比較していきます。SMS送信サービスの費用内訳として、初期費用、月額費用、1通あたりいくらかなどがあります。SMS送信サービスを利用する場合どれくらいの送信数が発生するかを計算し、自社に見合ったコスト感を得られるサービスを選びましょう。

キャリア対応

SMS送信サービス比較方法の4点目は、キャリア対応です。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど主要なキャリアに対応しているかどうか、比較していきます。特に楽天モバイルはまだ新しいキャリアのため、対応していないサービスも多くあります。ですが、サイトには書いていないだけで最新版では対応している所もあるかもしれませんので、公式HPの情報を鵜呑みにせず、直接担当者に確認することも大事です。届けたい相手の携帯キャリアとして何が含まれるかを調査し、しっかりとサービスを比較していきましょう。

セキュリティ対策

SMS送信サービス比較方法の5点目は、セキュリティ対策です。サービス毎のセキュリティ対策内容について細かく確認していきます。
例えば単独なのか他のサービスとAPI連携など、サービスの使い方によって、自社に必要となるセキュリティ範囲も異なります。単純にSMSを大量に送る機能だけを使う場合、API連携部分のセキュリティは不要となるかもしれません。自社にとって必要なセキュリティ対策が施されているか、しっかりと比較していきましょう。

SMS送信サービス比較時に意識すべき5つのポイント

SMS送信サービス比較時に意識すべきポイントを5点紹介していきます。

  • 送信ミス防止機能の内容
  • 遅延対策
  • マーケティング効果
  • 送信文の拡張性
  • フリーダイヤル設定が可能か

それぞれ解説していきます。

送信ミス防止機能の内容

SMS送信サービス比較時に意識すべきポイントの1点目は、送信ミス防止機能の内容です。例えば顧客が電話番号を元々から変えてしまったために、誤って別の人に送ってしまったという、送信ミスが発生する可能性があります。防止策として、利用するサービスやAPI連携によっては解約した顧客情報の把握による送信ミス防止機能の搭載があります。
誤送信を防ぐためにも、サービスに送信ミス防止機能があるかを必ず確認していきましょう。

遅延対策

SMS送信サービス比較時に意識すべきポイントの2点目は遅延対策です。一度に送信するSMS送信量が多いと、相手への到達が遅延することもあります。遅延を防ぐためにはサービスが保証している送信ボリュームがどの程度か、遅延対策機能はあるかなど予め確認しておくことが重要になります。
サービスによっては、API経由の認証用のSMS送信を優先送信するケースもありますので、必ず確認しましょう。

マーケティング効果

SMS送信サービス比較時に意識すべきポイントの3点目は、マーケティング効果です。
プロモーション機能や、マーケティング効果に特化した機能があるかを見ていきます。
例えば、商品の良さを深く伝えるために、SMSの文字数を70文字から670文字などに拡張可能であるか、クリック率やメッセージに顧客名を自動で差し込むことができるといった機能があります。メールの件名や出だしに「〇〇様」等と個別情報を差し込んで目に留まりやすくする機能(One to Oneメール)があると、顧客の目にもとまりやすくなります。
デジタルマーケティングを目的としてSMS送信サービスを使う場合、マーケティング機能があるか、自社が効果を得られるかの確認が大切です。

送信文の拡張性

SMS送信サービス比較時に意識すべきポイントの4点目は、送信文の拡張性です。SMSの文字数の上限は一般的に70文字ですが、拡張時は660~670文字まで増やすことができます。自社にとって長文SMS送る必要があるか確認の上、各サービスがどれくらいの数までの拡張文字対応しているか調べていきましょう。拡張しても制限文字数はありますので、字数をおさえるため、受信者が読みやすくなるためにも、送信文の拡張性と合わせて、短縮URL変換機能の有無も確認していくことも大切です。

フリーダイヤル設定が可能か

SMS送信サービス比較時に意識すべきポイントの5点目は、フリーダイヤル設定が可能かです。会員登録としてSMSを利用する場合、SMS返送用の番号に電話をかけて本人認証するシステムもあります。会員登録時の折り返しする番号は固定番号ではなく、フリーダイヤルの方がユーザー側からもかけやすいと言われており、検討サービスがフリーダイヤルに対応しているかが重要になります。SMS送信サービスとして、フリーダイヤルが設定可能かかどうか、フリーダイヤルの番号そのものはサービス側の提供となるか、自社で用意する必要があるかも確認していきましょう。

SMS送信サービスおすすめ10選

おすすめのSMS送信サービスを10選紹介していきます。

メディアSMS

メディアSMSはメディア4uが提供している国産型のサービスです。国内の全部キャリア直接接続により、高い品質と高いセキュリティを保ちながら大規模配信を可能にします。双方向、長文対応、他人接続判定などあらゆる機能の提供が可能です。

メディアSMSの特徴

  • 導入社数3000社以上の実績あり
  • 全キャリア660文字への拡張可能
  • 独自開発のMNPによる格段に高い到達率の実現

URL: https://media-sms.net

 

空電プッシュ

空電プッシュはNTTコムオンラインが提供するSMS送信サービスです。国内最大規模の送信性能を持ち、大規模配信時に遅延なく送信できることに強みがあります。高いセキュリティ、配信スペック、サポート面で評価が高く、さまざまな企業に導入されています。

空電プッシュの特徴

  • 5年連続国内SMS業界シェアNo.1を達成(2015-2019)
  • 約20年間分の番号履歴を管理し誤送信防止機能
  • 申込後最短3営業日で導入可能

URL: https://www.karaden.jp

 

Accrete

Accreteは日本におけるSMS配信事業のパイオニア企業が2003年から提供しています。世界が認めるグローバル品質と信頼性が高いサービスです。大量のSMSを扱う大規模サービスとして強みがあり、大量かつSMS送信が集中した場合においても、配信の即時性と高い到達率を実現します。

Accreteの特徴

  • 高精度のMNP判定機能搭載により高いSMS到達率を実現
  • ISO27001取得による信頼性の高いサービスを提供
  • 個別の要望対応(システム連携やSI個別開発など)も対応可能

URL: https://www.accrete-inc.com/

 

fonfunSMS

fonfunSMSは導入社数900社以上の実績を持つ、サポート体制に優れたSMS配信サービスです。導入サポート、導入後の操作、活用提案などの運用面でもしっかりとサポートします。また一回のみ送りたい、というユーザーに対しても、スポット配信プランを用意して要望に応えています。

fonfunSMSの特徴

  • SMSの連絡で便利に使えるWEBページを作成できる機能を標準機能
  • 専任の担当者によるサポート
  • スポット配信プランは初期費用0円、月額費用0円、送信費用のみで利用可能

URL: https://ssl.r-sms.jp

 

CuenoteSMS

CuenoteSMSは阪急阪神ホールディングスグループのユミルリンク株式会社が提供するSMS配信サービスです。本人認証から通知、プロモーション機能を持ちます。Cuenoteシリーズのメール配信システム「Cuenote FC」やメールリレーサーバー「Cuenote SR-S」と組み合わせることでメール送信も可能です。

CuenoteSMSの特徴

  • 自動判定によるキャリアとの直接接続
  • 外部連携APIはRESTful APIを標準で搭載
  • Cuenoteシリーズとの組み合わせが可能

URL: https://www.cuenote.jp/sp/sms/

 

SMSLINK

SMSLINKは企業の情報伝達として30年の実績を持つ、ネクスウェイが提供しているサービスです。操作性が優れておりユーザーからの評価が高いです。二要素認証、面談日の設定、催促の連絡、商品入荷の連絡をはじめ、MA連携にも対応しています。またお助け機能が搭載されており、定型文、差込、予約登録も簡単に行えます。

SMSLINKの特徴

  • 3ステップの操作で配信可能
  • 1通8円〜と業界最安値水準の配信サービス
  • 無料お試しデモによる体感が可能

URL: https://www.nexway.co.jp/promotion/smslink/lpv01/

 

SMS HaNa

SMS HaNaは使い勝手に徹底的に拘ったSMS送信サービスです。エクセルファイルのアップロード対応など、実際に使ったユーザーが取り入れたいと思う機能を多く搭載しています。2タイプのツールが用意されており、用途に合わせてWEB管理画面、もしくは自社基幹システムとのAPI接続連携どちらかを選べます。

SMS HaNaの特徴

  • 業界最大5箇所まで差し込み
  • 20文字の短縮URLは業界最短
  • 業界最安値水準として一通8円~

URL: https://fax-lnet.jp/sms-hana/

 

SMSコネクト

SMSコネクトはAPI接続に強いサービスです。HTTP(S)だけでなくSMSの国際標準仕様であるSMPP(Short Message Peer-to-Peer Protocol)にも対応しています。SMS配信履歴やSMS配信結果をレポートで表示し、CSV形式でのダウンロードも可能です。

SMSコネクトの特徴

  • アクリートSMSの大規模配信プラットフォームによる接続
  • API連携の通信方法としてSMPP対応
  • SMS配信レポートダッシュボード機能

URL: https://www.accrete-inc.com/service/onewaysms/index.html

 

KDDI Message Cast

KDDI Message Castは従量課金のみの金額で長文対応もしているSMSサービスです。1通当たり660文字まで長文配信ができます。また、+メッセージ配信も可能であり、SMSを進化させた画像や動画などのリッチコンテンツも送ることができます。

KDDI Message Castの特徴

  • 操作性に優れたUIによる配信やオーケストレーション機能
  • KDDIの高いキャリア品質による保守運用体制
  • 初期費用0円、定額費用0円従量課金のみ

URL: https://sms.supership.jp/

 

絶対リーチ!SMS

絶対リーチ!SMSはシンプルな機能で安心安全なSMS配信サービスです。SMSを「紙DMの置き換え」や「決済代行」とするなど、お客様の課題や目的に合わせた使い方をすることができます。

絶対リーチ!SMSの特徴

  • シンプルな画面で簡単に自動設定、送信が可能
  • 特許技術により、国内すべてのキャリアと双方向のやりとり可能
  • 料金プランは送信のみの利用から送受信活用まで7種

URL: https://www.zettai-reach.com/

 

まとめ

SMS送信サービスについて紹介しました。送信するという機能はどれも共通しているものの、サービスによって操作性、マーケティング機能や決済代行など、できることが変わってきます。また拡張文字数も若干変わりますので、自社が何を目的にどのようなシーンでどれくらい使いたいか、具体的にイメージを描いた上で、しっかりと比較し、自社にとって適切なサービスを選んでいきましょう。

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