ロードマップとは?書き方やおすすめのテンプレート紹介サイトなどを解説

2022年09月04日(日) プロジェクト管理

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

プロジェクト管理を適切に遂行し、最終的なゴールを滞りなく達成させるには、プロジェクトの全体像を把握することが必要になります。それには、ロードマップの作成が有効です。これにより、プロジェクトの目標や全体の流れを見える化できる上に、メンバーやクライアントとのプロジェクト情報の共有も容易になります。

本記事では、ロードマップの目的や書き方などを解説したのちに、ロードマップのテンプレートサイトを2つ紹介します。

ロードマップとは?

ここでは、ロードマップの基礎知識として、以下の2つを解説します。

  • ロードマップの意味
  • マイルストーンとの違い

それでは、1つずつ解説します。

ロードマップの意味

基礎知識の1つ目は、ロードマップの意味です。ロードマップとは、プロジェクトの最終的なゴールまでに、どんなことを行えばよいかを時系列でまとめた計画のことです。文章や図表を取り入れて、ゴールまでのプロセスを見える化します。元々、ロードマップは道路情報を記した地図のことを指します。ただ、ビジネス上では上記の意味で使われることがほとんどです。また、ロードマップには大きくわけて以下の2種類があります。それぞれ以下の表にまとめます。

プロジェクトロードマップ     プロジェクトの全体像を時系列で示したもので、おおまかな開発手法などを記載する
プロダクトロードマップ 製品開発時に用いられるロードマップで、製品のコンセプトや開発計画を記載する

マイルストーンとの違い

基礎知識の2つ目は、マイルストーンとの違いです。ロードマップは、プロジェクトの全体計画を示すもので、あくまで全体像を示すためあまり詳細な内容は記載しません。一方マイルストーンは、プロジェクトの最終的ゴールまでに通過する「通過点」を意味します。大規模なプロジェクトであれば、途中でどう進めればいいか不明確になることもあるでしょう。しかし、マイルストーンを設定すれば、途中途中のマイルストーンが目標になります。それに向けた計画を実行していけば、自ずと最終的なゴールに近づくのです。そのため、マイルストーンはロードマップの一部と言えます。

ロードマップを作成する目的

ロードマップを作成する目的には、大きくわけて以下の3つがあります。

  • プロジェクトの目標設定
  • プロジェクト計画作成
  • 関係者間の合意形成

それでは、1つずつ解説します。

プロジェクトの目標設定

目的の1つ目は、プロジェクトの目標設定です。「1年後に商品Aの売上を10%アップ」や「1年半後にクライアントに納品」など、プロジェクトの目標を設定することで、役割分担やタスクなどを明確にできます。また、ロードマップを作成して、その内容をチームで共有することで、目標への進捗状況を一目で理解できます。これにより、目標を忘れずに確実に業務を遂行する手助けになるでしょう。

プロジェクト計画作成

目的の2つ目は、プロジェクト計画作成です。ロードマップで大まかなスケジュールを定めておくことで、詳細なタスクやマイルストーン、さらには毎日のスケジュールを決めやすくなります。そのため、プロジェクト計画作成も容易になるのです。

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関係者間の合意形成

目的の3つ目は、関係者間の合意形成です。

プロジェクトに関わるメンバーやクライアントに対して、合意形成を行うこともロードマップを作成する目的の一つです。プロジェクトの全体像を見える化できるロードマップは、合意形成には大いに役立ちます。また、プロジェクトの全体象が理解できることで、プロジェクトに関わるメンバーにはやる気を、クライアントには安心感をもたらす効果が期待できます。

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ロードマップの書き方

ここでは、ロードマップの書き方として、以下の6ステップを解説します。

  1. ゴール・期限の明確化
  2. 中間目標設定
  3. 現状把握
  4. 課題抽出
  5. 計画作成
  6. ロードマップの周知・計画実行

それでは、1つずつ解説します。

ゴール・期限の明確化

1つ目は、ゴール・期限の明確化です。プロジェクトの目的がゴールです。システム開発であれば、成果物を完成させてクライアントに納品することがゴールになります。また、売上アップなら、最終的な売上目標を定量的に設定すれば、それがゴールになります。期限は、システム開発であればクライアントと交渉して決定した納期がそれに該当します。また、売上アップなら、1年や5年など、目標を達成したい時期を期限として設定しましょう。

中間目標設定

2つ目は、中間目標設定です。中間目標とは、ゴールへのプロセスで達成すべき目標のことです。最終的なゴールが遠くても、複数の中間目標を設定することで、やるべきことがより明確になります。システム開発であれば、作業全体を区切りのいい部分でわけて、それぞれの部分を完了させることを中間目標とすることが有効です。また、売上目標であれば、最終的なゴールよりも短い期間で目標を立てるといいでしょう。例えば、全体で2年間の計画であれば、半年ごとに中間目標を設定するイメージです。いずれにおいても、できれば数値目標を加えて、なるべく具体的に設定しましょう。

現状把握

3つ目は、現状把握です。中間目標設定まで行った段階であれば、必要な人員や予算がおおよそ見えてくるはずです。その段階で、実際に参加できる人数や確保できる予算などを現状と比較することで、目標達成できる可能性が高いか検討できるでしょう。また、売上目標などは、これまでの実績や他社事例などから類推できるはずです。ゴールから逆算し、どのペースで目標を達成できていれば順調と言えるか、シミュレーションを行いましょう。

課題抽出

4つ目は、課題抽出です。現状把握の結果、ゴール達成が困難と判断された場合、ゴール達成に向けて解決すべき課題を抽出しましょう。そこから、課題の解決策を立案します。例えば、目標設定自体に無理があれば、実現可能な目標に修正できないか検討しましょう。また、人員不足であれば、プロジェクトメンバーを追加できないか検討しましょう。

計画作成

5つ目は、計画作成です。計画作成時には、主要な中間目標をつなげて、プロジェクトの全体像を理解しやすいよう作成しましょう。また、以下などの手法を取り入れると、プロジェクト全体の流れを見える化できるため、一層わかりやすい計画を作成できるでしょう。ただ、計画ではあくまで全体像を示すことが大事なので、あまり細かく書かない方がベターです。

  • ガントチャート
  • 計画表
  • タスクリスト
  • フローチャート

ロードマップの周知・計画実行

6つ目は、ロードマップの周知・計画実行です。完成したロードマップについて、プロジェクトのメンバーに共有してコンセンサスを得ます。これにより、メンバー1人1人に責任感をもってもらうことが期待できます。また、社内やクライアントにも周知すると、プロジェクトの道筋やゴールなどが理解でき、安心感を与えられるでしょう。

 

【無料あり】ロードマップのテンプレート紹介サイトおすすめ2選

ここでは、ロードマップのテンプレートを紹介しているおすすめサイトとして、以下の2つをご紹介します。

  • スマートドキュメント
  • Smartsheet

それでは順にご紹介します。

スマートドキュメント

スマートドキュメントは、ビジネス上必要になる書式について解説しているメディアで、ビジネスで便利なテンプレートも紹介しています。ロードマップについては、エクセルで使えるテンプレートを3つ、パワーポイントで使えるテンプレートを2つ用意しています。また、Googleアカウントがあれば、OS関係なく無料ダウンロードして、使用することが可能です。

スマートドキュメントの特徴

  • テンプレートはOffice製品またはGoogleアカウントがあれば編集可能
  • ロードマップの意味や記載内容についての解説つき
  • テンプレートは無料で利用できるため、気軽なダウンロードが可能

URL: https://smartdoc.jiinet.co.jp/393/

 

Smartsheet

Smartsheetは、無料でロードマップのテンプレートを用意しているサイトです。プロジェクト管理ツールを扱っているSmartsheet社が、プロジェクト管理の知見を詰め込んで作成したテンプレートなので、無料でも実用性があります。アジャイル開発やIT戦略立案など、用途ごとに豊富なテンプレートを用意しているので、参考にしてみましょう。

Smartsheetの特徴

  • 用途ごとにロードマップのテンプレートを用意
  • エクセル・ワード・パワーポイントから形式を選んでダウンロードできる
  • ロードマップのテンプレートはいずれも無料で利用可能

URL: https://jp.smartsheet.com/free-product-roadmap-templates-smartsheet

 

まとめ

本記事では、ロードマップの目的や書き方などを解説したのちに、ロードマップのテンプレートサイトを2つ紹介しました。ロードマップを作成することで、プロジェクトの全体像を容易に把握できます。また、「ゴール・期限の明確化」から「ロードマップの周知・計画実行」までの手順をしっかり踏んで確実にロードマップを作成すると、より効果を発揮します。ロードマップのテンプレートも多数存在するので、必要に応じて活用してみましょう。

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