【2024年版】無料オープンソースのCMS おすすめ11選を徹底比較!

2024年01月04日(木) エディタ

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

社内ポータルであったり、企業のWebサイトを構築する際にはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)が利用されます。現在、よほどのことがない限りイチからスクラッチで開発するケースは減っているのではないでしょうか。

情シス担当者としても、こうしたCMSを提案することで安定的な運用や、素早い立ち上げが実現できます。ぜひ覚えておきましょう。


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Joruri CMS 2020

Joruri CMSは日本製のCMSであり、自治体向けに特化したシステムとなっています。コンテンツの静的出力に対応、マルチテナント対応など自治体のニーズに合わせて開発されています。

JIS X 8341-3:2016(Webアクセシビリティ要件)に準拠しており、幅広い人たちにとって使いやすいWebサイトを構築できます。

自治体向けコンテンツ管理システム「Joruri CMS 2020」

 

Onethird CMS

Onethird CMSは福岡発、純国産のCMSです。外部ライブラリやフレームワークを利用しておらず、すべてオリジナル設計とのことです。外部ライブラリへの依存度が低く、Onethird CMSに最適化して作られているのが魅力です。

一般的なMVCではない形で構築されており、学習コストが低くなっています。また、他のCMSと比べて軽量、高速に動作するのも大きな特徴となっています。

純国産オープンソースCMS フリー(無料)軽量高速CMS Onethird CMS

 

baserCMS

baserCMSは国産CMSとして長い開発の歴史があります。コミュニティもあり、困ったことがあれば助け合える仕組みがあります。国産CMSとしては珍しく、書籍も用意されています。

メールフォームやブログなどの機能が本体に実装されているので、プラグインを使うことなく大抵のWebサイトが構築できます。また、セキュリティチェックも行われており、安心して利用できます。

baserCMS – 国産オープンソース!フリー(無料)でコンテンツ管理に強いCMS

 

Joomla!

Joomla!はWordPress、Drupalと並んで世界的に有名なCMSです。開発者が世界中にいるので、機能拡張も豊富に用意されています。

日本語ローカライズももちろん行われており、セキュリティと簡易なインストールが魅力です。政府関連サイトでも採用も多いです。

Joomla! じゃぱん – Joomla! JAPAN

 

JS CMS

JS CMSはデータベースを用いずに構築されているCMSです。大規模サイトには不向きですが、小〜中規模のサイトであれば十分な機能を備えています。

静的ファイルを出力するので、どんなWebサーバーでも動作します。外部からの攻撃にも強いので、あまり頻繁なメンテナンスを行えない団体や企業サイトに良さそうです。

JS CMS – 簡単・無料のオープンソース日本語CMS。小規模ホームページにおすすめ

 

WordPress

WordPressは世界で最も有名なCMSの一つです。PHP + MySQLで構成されており、大抵のホスティングサービスで動作するでしょう。

中規模程度なら十分な機能があり、プラグインも豊富です。コマースやコミュニケーションサイトなど、CMS以外の利用も多いのが特徴です。

ブログから大規模サイトまで作れる CMS | WordPress.org 日本語

 

Drupal

Drupalは長い歴史を持った有名なCMSです。政府や自治体、大学、大企業での採用が多くなっています。専門のセキュリティチームがあり、セキュリティに対する意識が強いのが大きな特徴です。

プラグインも豊富で、公式がサポートするものやコミュニティベースのものなど幾つかの区分があります。詳細な権限管理など、企業での利用に必要な機能が揃っています。

Drupal – Open Source CMS | Drupal.org

 

SOY CMS

SOY CMSは国産CMSで、特にWeb制作会社にフォーカスして開発されています。拡張機能を使うのはもちろん、本体に手を加えて要件に合わせる選択肢も選べます。

大規模なCMSではない分、必要な部分だけをコンパクトに利用できます。SOYシリーズとしてEコマース機能を提供するSOY SHOPもあります。

SOY CMS 公式サイト – 簡単便利で自由自在なオープンソースマーケティングプラットフォーム、無料で公開中[ソイ]

 

Concrete CMS

Concrete CMS(Concrete5)は見たまま(WYSIWYG)編集を得意としたCMSです。多彩なコンポーネントをドラッグ&ドロップで配置して、コンテンツを編集できます。

コンテンツのプレビューや承認機能など、企業ユースで必要な機能も実装されています。ITリテラシーがあまり高くない方でも問題なく利用できるでしょう。

Concrete CMS – 最高のウェブサイト運営を実現するCMS 【日本語公式サイト】

 

Geeklog Japan

Geeklogは標準でブログ機能を組み入れたCMSです。PHPとMySQLやPostgreSQL、SQL Serverで動作します。投票やリンク集、FAQ、フォーラムなどの機能があります。

多言語に対応しており、日本語ローカライズも行われています。バージョンアップはあまり活発ではないですが、着実に行われています。

Geeklog Japan – Another Nifty Geeklog Site

 

MODX

MODXの管理画面はWindowsで使われるエクスプローラーライクなインタフェースであり、操作のしやすさが特徴となっています。また、オーサリング重視となっており、文字の装飾などを含めて細かく設定できます。

MODX EvolutionとMODX Revolutionという2つに分かれてしまったこともあり、現在では開発が停滞しています(2021年12月の更新が最後になってしまっています)。

MODX 日本公式サイト

 


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まとめ

CMSは多彩で、機能も様々です。本体は軽量でプラグインを使って補うもの、プラグインよりも本体側機能が豊富なものもあります。要件に合わせて選択すると良いでしょう。

企業での利用の場合、権限管理は大きな問題になりがちです。自社ニーズに合った権限管理が実現できるものを見定めるのがお勧めです。

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