【2024年版】オープンソースCRM おすすめ9選！無料で顧客情報を一元管理しよう。

企業活動において顧客が必ず存在します。そうした顧客との関係性を管理することは、効率的な営業活動を可能にしたり、安定的なビジネスを実現します。

この記事ではオープンソースのCRM（カスタマー・リレーション・マネージメント）を紹介します。自社サーバーに導入し、手軽にCRMを利用開始できます。

F-RevoCRM

F-RevoCRMは顧客管理に加えて、販売管理や問い合わせ管理、マーケティングまでトータル的な顧客接点を管理できるCRMです。APIが用意されているので、在庫管理や会計システムなどとの連携も可能です。

社内的にもSFA（営業支援）を備えているので、営業からマーケティング、そしてバックオフィスまで幅広い部署が利用できるでしょう。

SugarCRMは世界的に有名なCRMです。営業支援、サポート/サービス管理、マーケティング、レポートといった代表的な機能があります。

グループウェア機能としてスケジューラー、TODO、メールクライアント、ドキュメント管理といった機能が用意されています。

Vtiger CRMもまた、世界的に有名なCRMです。すべてのチャンネルに渡って管理できるマーケティング機能、顧客のステータスに応じた営業管理、複数チャンネルで利用できるヘルプデスクといった機能があります。

AndroidとiOS向けのモバイルアプリがあります。アプリには音声メモや名刺のスキャン機能などがあります。

SuiteCRMはSugarCRMをフォークして開発されているCRMです。日本語ローカライズも進められており、設定から変更できます。

機能的には営業支援、マーケティング、サポートなどCRMとして必要な機能は網羅しています。その他ナレッジベースやグループウェアのような機能も提供しています。

CiviCRMは非営利団体、NGOなどを対象としたCRMと銘打っています。1.1万以上の団体で導入されています。変わったところではケース管理、アドボカシーキャンペーン、イベント管理などがあります。

必ずしもビジネス向け（営業向け）という訳ではないので、営利企業では導入が難しいかも知れません。

EspoCRMはシンプルなCRMで、基本的に一覧とそのデータ編集という仕組みで構築されています。極小規模に、Excelなどから乗り換えたいというニーズには合っていそうです。

システムはPHP + MySQLで作られていますが、WindowsやmacOS、Linuxで簡単に立ち上げられるインストーラーが配布されています。

OroCRMで管理するのはアカウント、連絡先、チャネル別の顧客情報、リード、案件になります。CRMとしてはごくスタンダードな項目を管理します。

Magentoなどの主立ったECシステムと連携するので、販売データの管理などにも利用できるでしょう。

Ruby on Railsで作られたCRMです。コンタクトリスト、キャンペーン管理、リード管理、機会トラッキングといった機能があります。

小規模な企業向けに作られているとのことで、あまり機能は多くありませんが必要な十分に揃っているでしょう。

エンタープライズ向けのCRMとして開発されています。営業支援、顧客管理、サポートデスク、マーケティングオートメーションなどの機能があります。

さらにグループウェア機能があり、メールやカレンダー、連絡帳といった機能が提供されます。

CRMは歴史が長く、かつ新しいものも登場しています。歴史があるものは機能が多彩ですが、UIがモダンでない場合があります。逆に最近のものは新しいニーズに対応する一方、エンタープライズレベルでの要件を満たせないかも知れません。自社の要件に合わせて選択してください。

顧客情報を一元管理できれば、営業効率はもちろんサポートやマーケティングも効率化できます。ぜひ導入してください。

NotePM

NotePM（ノートピーエム） は、Webで簡単にマニュアル作成できて、強力な検索機能でほしい情報をすぐに見つけられるサービスです。さまざまな業界業種に導入されている人気サービスで、大手IT製品レビューサイトでは、とくに『使いやすいさ・導入しやすさ』を高く評価されています。

NotePMの特徴