【2024年版】AI翻訳サービスのおすすめ6選!導入メリットや注意点・選び方も解説!

2024年03月02日(土) AI

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

技術の進化に伴いAI翻訳の精度が高まったことで、近年はAI翻訳サービスに注目が集まっています。AI翻訳サービスを利用すると、時間やコストの削減が可能です。グローバルな展開を視野に入れており、AI翻訳サービスの導入を検討している企業も多いでしょう。

そこで本記事では、AI翻訳サービスとは何かと、導入メリットや選び方、おすすめのAI翻訳サービスについて解説します。

AI翻訳サービスとは?

AI翻訳サービスとは、具体的にどのようなサービスを指すのかよくわからない人もいるかもしれません。ここでは、AI翻訳サービスの概要について、以下2点に分けて解説していきます。

  • AI翻訳サービスとは?
  • AI翻訳サービスが注目される背景

AI翻訳サービスとは?

AI翻訳サービスとは、人工知能(AI)を使って文章を自動翻訳するサービスのことです。従来、機械翻訳はありましたが、いかにも機械が翻訳したような不自然な文章が出来上がるなどの問題があり、実用には向かないという声もありました。近年ではAIが深層学習を行う機械翻訳が誕生し、精度が大幅に向上しています。これにより、従来の機械翻訳にはない自然な翻訳が実現可能になりました。

AI翻訳サービスが注目される背景

先述したように、従来の機械翻訳は精度があまり高くなかったため、翻訳する際は外国語が堪能な社員が担当するか、翻訳家に依頼するかという2つの方法が一般的でした。これら2つの方法は、機械翻訳に比べると多くのコストやリソースを割かなければなりません。こういった背景から、高精度かつ迅速な翻訳が可能なAI翻訳サービスへの期待が高まっています。


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AI翻訳サービスの導入メリット

AI翻訳サービスを導入するメリットは以下の3つです。

  • 翻訳スピードの迅速化が可能
  • 外国語が堪能な社員の負荷軽減
  • 外国語でのコミュニケーション強化

1つずつ、解説していきます。

翻訳スピードの迅速化が可能

AI翻訳サービスは、一定の品質を保ちつつ、翻訳スピードの迅速化が可能です。翻訳家への外注や翻訳可能な社員に依頼する場合、翻訳作業を行う時間がかかります。しかし、AI翻訳サービスを利用すれば、人の手で翻訳するよりも早く仕上がる可能性が高いでしょう。

外国語が堪能な社員の負荷軽減

外国語が堪能な社員が翻訳を担当する場合、その社員にかかる負荷は大きくなりがちでした。翻訳を担当できるほどの社員はグローバルな活躍が期待できるため、翻訳作業に追われてしまっては企業としても無視できないロスとなる可能性があります。しかし、AI翻訳サービスを導入すれば社員の負荷は大幅に軽減されることでしょう。

外国語でのコミュニケーション強化

AI翻訳サービスの導入は、外国語でのコミュニケーション強化にもつながります。AI翻訳サービスを利用すれば外国語の音声をテキスト化し、即座に翻訳することが可能です。通訳がいなくとも複数言語での意思疎通ができることもあるでしょう。リアルタイムでの意思疎通ができれば、日本語に訳されていないフレッシュな情報をいち早く得て、ビジネスに役立てられる可能性が高まります。

AI翻訳サービスを利用するときの注意点

多くのメリットがあるAI翻訳サービスですが、注意点についても理解してから導入を決めたいものです。AI翻訳サービスを利用するときには、以下の2点に注意しましょう。

  • 確認・修正は人の手で行う必要がある
  • 言語表現の幅に限界がある

1つずつ、解説していきます。

確認・修正は人の手で行う必要がある

AI翻訳サービスは、高精度な機械翻訳を実現できるようになってきていますが、それでも全く修正がいらないほどの完璧な翻訳は難しいものです。文書の最終確認および修正は、人の手で行う必要があるでしょう。社外に出すような翻訳ミスが許されない文書ならなおさらです。

言語表現の幅に限界がある

高精度な翻訳が可能なものの、AIが翻訳している以上、言語表現の幅に限界があるサービスも多く見られます。AIは、他国との文化の差までは理解できないため、文化が違うことによる伝え方の違いや、複数の意味がある単語などの翻訳が完ぺきとは言えないのが現状です。

AI翻訳サービスの選び方

AI翻訳サービスを選ぶ際は、以下の4つのポイントに注目しましょう。

  • 翻訳精度は高いか
  • 専門分野に対応しているか
  • 操作性はよいか
  • セキュリティ性は高いか

1つずつ、解説していきます。

翻訳精度は高いか

AI翻訳サービスにおいて、翻訳精度の高さは最も重要な項目と言えるでしょう。AI翻訳の根本は、AI翻訳エンジンです。どのようなAI翻訳エンジンが使われているのかで翻訳精度に差が生まれるため、同じような価格でも違う結果が得られることは往々にしてあります。翻訳精度の高さをよく確認してから、選ぶことをおすすめします。

専門分野に対応しているか

専門分野に対応しているAI翻訳サービスかどうかも非常に重要です。文書の専門性が高いほど翻訳難易度も上がるためです。カスタマイズ性が高ければ、専門用語を辞書登録したり、目的に応じたカスタマイズが可能であったりするため、カスタマイズ性の高さも合わせてチェックするとよいでしょう。

操作性はよいか

AI翻訳サービスを導入する際は、操作性の良いものを選ぶようにしましょう。使いやすい翻訳サービスは、効率的な翻訳に直結します。AI翻訳サービスは、それぞれに異なる機能が備わっているため、サービスを選ぶ際は自社にとって使いやすい機能が一通り揃っているものを選ぶとよいでしょう。

セキュリティ性は高いか

セキュリティ性の高いAI翻訳サービスを選ぶことで、情報漏洩などのリスクを軽減できます。翻訳サービスの中で、AIの辞書登録が共有されているなどの場合は、社内機密や情報漏洩のリスクがあるため注意が必要です。万が一の事態を防ぐためにも、サービスのセキュリティ面は事前によく確認しておくことをおすすめします。

AI翻訳サービスのおすすめ6選

最後に、おすすめのAI翻訳サービスを紹介します。それぞれのサービスの特徴などを紹介していくので、選ぶ際の参考にしてください。

DeepL Pro

DeepL Proは、正確かつスピーディな翻訳が可能なAI翻訳サービスです。高品質な訳文に定評があり、用語集も作成できます。文書ファイルを丸ごと翻訳でき、翻訳テキストの入力文字数も無制限で利用できるため、翻訳に要する時間を大幅に節約できるでしょう。サーバーとのやり取りは常に暗号化されるというセキュリティ対策が講じられている点もポイントです。

DeepL Proの特徴

  • 用語集の作成・テキストの入力文字数無制限
  • データ保護基準に基づくセキュリティ対策
  • 無料版あり

URL: https://www.deepl.com/pro?cta=header-pro

 

Zinrai Translation Service

Zinrai Translation Serviceは、高精度な翻訳が期待できるAI翻訳サービスです。自然な文章での翻訳を実現しており、テキストだけでなくPDFファイルなどもそのまま翻訳できるという特徴があります。日本語から英語、日本語から中国語への翻訳に対応しています。ASPIC認定を取得しているため、セキュリティ面に信頼が置けるサービスを利用したい人にも向くでしょう。

Zinrai Translation Serviceの特徴

  • PDFファイルの翻訳が可能
  • 30日間の無料トライアルあり
  • ASPIC認定を取得

URL: https://www.fujitsu.com/jp/solutions/business-technology/ai/ai-zinrai/translation/

 

T-4OO

T-4OOは、専門性の高いAI翻訳サービスです。2,000個もの専門分野と100言語をカバーしているという特徴があります。過去に翻訳したセンテンスは自動でデータベースに登録されていくため、自社の社内用語も翻訳結果に反映できます。SSLを用いた暗号化通信、ISMS認証取得の国内サーバーによりセキュリティ対策がなされており、万が一情報が漏洩した際は損害補償もあります。

T-4OOの特徴

  • 専門2,000分野・100言語をカバー
  • 翻訳したセンテンスを自動で登録
  • 無料トライアルあり

URL: https://www.rozetta.jp/t4oo/

 

COTOHA Translator

COTOHA Translatorは、TOEIC960点を超える精度の翻訳が可能だと言われるAI翻訳サービスです。英語はもちろんのこと、中国語など25言語に対応しています。パワーポイントやPDFの文書をそのままのレイアウトで翻訳できるため、業務効率の向上も期待できるでしょう。無料トライアルがあるため、事前に翻訳精度などを確認できるのも嬉しいポイントです。

COTOHA Translatorの特徴

  • 25言語に対応
  • ビジネス文書をそのままのレイアウトで翻訳
  • 1カ月の無料トライアルあり

URL: https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-translator.html

 

MTrans Team

MTrans Teamは、ドラッグ&ドロップで誰でも簡単に翻訳可能なAI翻訳サービスです。初期設定にかかる時間は約30秒と非常に短いため、すぐに使うことができます。専用のデータベースが用意されており、翻訳データが自動で蓄積されていくため、使えば使うほど翻訳精度が向上していく可能性があります。フレーズ機能が備わっているため、統一感のある自然な翻訳ができるでしょう。

MTrans Teamの特徴

  • わずか30秒の初期設定
  • 翻訳データが自動で蓄積
  • フレーズ機能搭載

URL: https://www.science.co.jp/nmt/service/mtrans.html

 

Mirai Translator

Mirai Translatorは、クラウド型のAI翻訳サービスです。WordやPDFなどさまざまなファイルの翻訳に対応しています。みらい翻訳が運用する国内サーバで処理を完結しているため、セキュリティ面も非常に強固だと言えます。ユーザー辞書や翻訳メモリといった機能によってカスタマイズ性にも優れているため、作業効率の向上が期待できるでしょう。

Mirai Translatorの特徴

  • さまざまなファイルの翻訳に対応
  • 強固なセキュリティ・優れたカスタマイズ性
  • 14日間の無料トライアルあり

URL: https://miraitranslate.com/service/miraitranslator/

 


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まとめ

本記事では、AI翻訳サービスについて、AI翻訳サービスのメリットや選び方、おすすめのAI翻訳サービスについて解説しました。AI翻訳サービスにはさまざまな種類があり、強みもそれぞれ異なります。各サービスの特徴と価格を踏まえたうえで、複数のサービスを比較検討し、最適なAI翻訳サービスを選びましょう。

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