【2024年版】社内SNSツールおすすめ12選(有料・無料)

2024年01月04日(木) 社内SNS

社内コミュニケーションを活性化し、効率的に情報共有するためのツールとして「社内SNS」が注目されています。しかし、重要なことは理解しつつも、どのツールを導入すべきか迷い、先送りにしてしまっている企業も多いようです。

ここでは、社内SNSのメリットやデメリット、おすすめ社内SNSツールをご紹介します。

また、社内snsに近い情報共有ツール「社内wiki」について、以下で紹介しています。
• 社内wikiの導入から活用までの完全マニュアル 成長企業が実践する情報共有術!

 

社内SNSを導入する企業が増えてきている

社内SNSとは、企業向けにカスタマイズされたSNSで、各拠点や各部署の社員同士が円滑にコミュニケーションをとれるようにするためのツールです。ChatworkやSlackなどのビジネスチャットツールも社内SNSのひとつといっていいでしょう。営業やエンジニアなど、職種に応じて使い勝手をチューニングした社内SNSも存在します。

社内SNSはメールよりも気軽に情報を発信でき、スピーディーな情報共有と意見交換が可能です。社員一人ひとりが持つナレッジやノウハウの共有、部署横断型のアイディア検討、そして社員同士の一体感の醸成などにも効果が期待できます。

2017年に発表された伊藤忠テクノソリューションズの「大手企業のビジネスチャットツール導入実態調査」によると、チャットツールを全社で導入している企業が12.1%、一部で導入しているのが16.0%という結果になっています。すなわち、大手企業の30%弱がチャットツールを活用しているのです。

様々な社内SNSサービスが提供されるようになっていることから、これからは中小企業やベンチャー企業にも広く普及していくことが見込まれています。

 

社内SNSを使う目的

企業は、どのような理由や課題により、社内SNSを導入しているのでしょうか。社内SNSを使う代表的な目的を3つご紹介します。

コミュニケーションを活性化させたい

社内SNSを導入する目的で特に多いのは、社内コミュニケーションを活性化させたいというものです。メールでのコミュニケーションは一対一になりやすく、関係者をccに入れていたとしても、自分事として受け入れられにくいというデメリットがあります。社内SNSであれば、グループ参加者全員が発言を閲覧でき、気軽にコミュニケーションをとり合える環境を作ることができます。

情報・ノウハウを共有したい

社員一人ひとりの持つ情報やナレッジは、企業にとっての大きな資産となります。しかし、メールや電話といった従来のコミュニケーションツールでは情報共有がしにくく、できたとしても一部の社員のみにとどまってしまう可能性が高いでしょう。

社内SNSなら情報やノウハウ、参考資料などを投稿することで、グループ内の全社員が閲覧し、必要に応じて参考にすることが可能です。社内SNS上に情報を蓄積することで、情報共有が行われた後に入社した新入社員や中途社員も、その情報にアクセスできるようになります。日々の気づきや重要なナレッジを気軽に共有できる環境を作ることで、全社的な課題の改善につなげることができるのです。

場所にとらわれないコミュニケーションがしたい

営業をはじめ、外出の多い職種の社員は、他の社員とコミュニケーションをとる機会が減ってしまいます。また、近年は時短勤務や在宅勤務、リモートワークといった柔軟な働き方も一般化しているため、意識しなければ社員同士のコミュニケーションが生まれないという状況にもなりがちです。

社内SNSならマルチデバイスに対応しており、セキュリティを担保しながら社外からのアクセスが可能です。そのため、社外で働いている社員でも、手軽にコミュニケーションをとることができるでしょう。

 

社内SNSのメリットとは?

社内SNSを導入することで生まれるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

部署横断のコミュニケーションが生まれやすい

メールや電話では、所属する部署の社員同士でのコミュニケーションに限定されがちですが、社内SNSであれば、部署を越えたコミュニケーションが可能となるため、様々な視点からのアイディアが生まれるというメリットがあります。

また、普段あまり接触することのない社員同士がコミュニケーションをとることで、組織としての一体感が生まれることにもつながるでしょう。

情報共有が効率化できる

メールで情報共有する場合、共有したい相手のメールアドレスをすべて入力したり、必要に応じて複数のメーリングリストを作成したりする必要があるため、その分の手間と時間がかかってしまいます。また、メールのやりとりが多いと埋もれてしまい、見てほしい人に見てもらえないということにもなりかねません。

しかし、社内SNSなら、グループ全体にスムーズに情報を共有できます。特に閲覧してほしい相手がいるのであれば、個人宛に情報を発信することができるため、情報共有の効率化が可能です。ほかの情報に埋もれてしまうことも少なくなります。

いつでもどこでもコミュニケーションがとれる

一般的には、様々なデバイスで社内SNSにアクセスすることができるため、いつでもどこでもコミュニケーションがとれることもメリットです。

移動時間に連絡をとることができますし、万が一重要な情報を共有し忘れてしまったとしても、気づいたときにすぐ連絡ができます。

 

社内SNS導入にはデメリットの考慮も

メリットの多い社内SNSですが、デメリットもいくつか考えられます。社内SNSを導入する際は、これらのデメリットについても考慮しなければなりません。

導入コストや教育コストがかかる

社内SNSには、導入にあたってのイニシャルコストや、使用するごとにランニングコストがかかるものがあります。また、ツールをすべての社員に活用してもらうためには、使い方を教えたり使う風土を醸成したりする必要があるため、教育コストがかかるともいえます。

社内SNSを導入する際は、効果とコストのバランスを見ながらツールを選定する必要があります。

SNS疲れのリスクがある

個人で活用されるSNSと同様に、社内SNSでも「SNS疲れ」に陥ってしまうリスクがあります。コミュニケーションが活性化するのはいいことですが、一方で「すぐに返事をしなければ」「新しいメッセージが届いていないだろうか」というプレッシャーがかかることにもなり、そのストレスが溜まってしまう可能性もあるのです。

社内SNSを導入する際は使い方にルールを設けるなど、無理のない運用体制にする必要があるでしょう。

 

おすすめ社内SNSツール

ポイントを踏まえて、おすすめの社内SNSツールをご紹介します。

NotePM


NotePM

NotePM(ノートピーエム) は、ナレッジ共有に特化した「社内版ウィキペディア」です。検索に強く、情報を整理しやすいのが特徴で、大手IT製品レビューサイトでは、とくに『使いやすいさ・導入しやすさ』の点で高く評価されています。社員がさまざまな情報を書き込み蓄積・検索することで、社内の知りたいことが簡単に確認できるツールです。

NotePMの特徴

  • マニュアル作成、バージョン管理、ファイル共有機能
  • 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
  • 社内FAQ / 質問箱、社内ポータルとしても活用できる
  • 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる

料金プラン(月額)
• 全プラン共通: 初期費用0円、見るだけの参照専用ユーザーは無料
• 4,800円 / 8名 / 80GB
• 9,000円 / 15名 / 150GB
• 15,000円 / 25名 / 250GB
• 30,000円 / 50名 / 50GB
• 60,000円 / 100名 / 1TG
• 120,000円〜 / 200名〜 / 2TG 〜
無料トライアル期間:30日間

NotePM
URL: https://notepm.jp/

 

Talknote

Talknote

Talknote(トークノート) は、コミュニケーションを活性化させ、従業員エンゲージメント向上を促進する社内SNSです。

Talknoteの特徴

  • アクションリズム解析で、業務意欲が低下しているなど社員の動向を分析できる
  • タスク管理で完了されていない業務は自動通知されるので、進捗状況が確認しやすい。
  • グループ・メッセージ・オーバーワーク検知機能

料金プラン(月額/税込み)
• 非公開(お問い合わせ)
初期費用+基本プラン+オプション

Talknote
URL: https://talknote.com/

 

Yammer

Yammer

Yammer(ヤマー) は、Microsoft社が運営する社内SNSです。ビデオ視聴や対話型ディスカッションには、最大1万人までリアルタイムで参加できます。また、画面共有も簡単にできるため、大勢の社員に向けてメッセージを届けたいときに重宝します。メッセージやタスク管理機能も搭載しているので、テレワークでも利用しやすいでしょう。

Yammerの特徴

  • Office製品とシームレスな連携
  • 多言語対応。世界中で豊富な導入実績
  • iOS、Android、Windows、Mac対応

料金プラン(月額)
• 無料(ベーシック) ※機能制限あり
• エンタープライズ版はOffice 365ユーザーに含まれる。

Yammer
URL: https://products.office.com/ja-jp/yammer/

 

SKIP

SKIP

SKIP(スキップ) は、大企業への導入実績が豊富な社内SNSです。

SKIPの特徴

  • 大企業への導入実績多数あり
  • ツリー型コメント
  • 社外情報を取り込めるメディア機能

料金プラン(月額)
• 100,000円/〜200名
• 200,000円/〜500名
• 300,000円/〜1000名
※SaaSプラン

SKIP
URL: https://www.skip-sns.jp/

 

Beat Shuffle

Beat Shuffle

Beat Shuffle(ビートシャッフル) は、ナレッジの蓄積、ノウハウ共有、横の繋がり強化を得意とするコミュニケーションツールです。

Beat Shuffleの特徴

  • Q&A機能
  • 導入前後の充実したサポート
  • iOS、Android対応

料金プラン(月額)
• 540円/1名あたり(ビジネス)
• 1,200円/1名あたり(エンタープライズ)

Beat Shuffle
URL: https://www.beat.co.jp/

 

gamba!

gamba!

gamba!(ガンバ)は、日報に特化した社内SNSです。

gamba!の特徴

  • 日報機能
  • 目標管理(KPI)
  • iOS、Android対応

料金プラン(月額)
• 980円/1名あたり

gamba!
URL: https://www.getgamba.com/

 

nanoty

nanoty

nanoty(ナノティ) は、クラウド型の日報システムです。

nanotyの特徴

  • 日報機能
  • 工数の集計
  • サンクスポイント機能

料金プラン(月額)
• 9,500円/20名
• 23,000円/50名
• 45,000円/100名

nanoty
URL: http://www.nanotybp.jp/

 

Qiita:Team

Qiita:Team

Qiita:Team(キータチーム) は簡単にかけて、簡単に共有できる、社内向け情報共有サービスです。
エンジニア向けブログ「Qiita」のビジネス版です。

Qiita:Teamの特徴

  • 「Qiita」のビジネス版
  • コメントやイイね!機能
  • エンジニア向けAPIが豊富

料金プラン(月額/税込み)
• 1,520円/3名
• 4,900円/7名
• 7,050円/10名
• 15,300円/17名
• 18人目以降は+720円/1人
無料トライアル期間:30日間

Qiita:Team
URL: https://teams.qiita.com/

 

Slack

Slack

Slack(スラック) は、世界中で大人気のビジネスチャットツールです。

Slackの特徴

  • 人気No1のチャットツール
  • 豊富な外部サービス連携
  • iOS、Android、Windows、Mac対応

料金プラン(月額)
• 無料 ※機能制限あり
• 960円/1名あたり(スタンダード)
• 1,800円/1名あたり(プラス)

Slack
URL: https://slack.com/intl/ja-jp/

 

Microsoft Teams

Microsoft Teams

Microsoft Teams は、Microsoft社が運営するビジネスチャットツールです。

Microsoft Teamsの特徴

  • Office製品とシームレスな連携
  • 音声・ビデオ通話
  • iOS、Android、Windows、Mac対応

料金プラン(月額)
• 無料 ※機能制限あり
• Office 365ユーザーに含まれる。

Microsoft Teams
URL: https://products.office.com/ja-JP/microsoft-teams/group-chat-software

 

Chatwork

Chatwork

Chatwork(チャットワーク) は、国産のビジネスチャットツールです。チャット・ビデオ通話・音声通話・タスク管理ができ、利用企業者数は2020年6月末時点で27.3万社となっています。シンプルな機能で使いやすく、社内だけでなく社外の人とも繋がれるのが大きな特徴です。

Chatworkの特徴

  • 国産チャットツール
  • タスク管理
  • ファイル共有

料金プラン(月額)
• 無料 ※機能制限あり
• 400円/1名あたり(パーソナル)
• 500円/1名あたり(ビジネス)
• 800円/1名あたり(エンタープライズ)

Chatwork
URL: https://go.chatwork.com/ja/

 

LINE WORKS

LINE WORKS

LINE WORKS(ラインワークス) は、LINEのビジネス版チャットツールです。

LINE WORKSの特徴

  • LINEのビジネス版
  • トーク機能
  • スタンプ機能

料金プラン(月額)
• 無料 ※機能制限あり
• 300円/1名あたり(ライト)
• 500円/1名あたり(ベーシック)
• 1,000円/1名あたり(プラミアム)

LINE WORKS
URL: https://line.worksmobile.com/jp/

 

社内SNSツール比較まとめ

NotePM Talknote Yammer
特長 • 強力な検索機能
• フォルダ階層とタグ機能
• 柔軟なアクセス権限
• アクションリズム解析
• オーバーワーク管理
• グループ・メッセージ機能
• Office製品連携
• 多言語対応
• マルチデバイス対応
料金 • 4,800円/8名
• 9,000円/15名
• 30,000円/50名
• 60,000円/100名
• 120,000円〜/200名〜
• 非公開(お問い合わせ) • 無料(ベーシック)
※機能制限あり
• エンタープライズ版
(Office 365ユーザー)
SKIP Beat Shuffle gamba!
特長 • 大企業への導入実績多数あり
• ツリー型コメント
• 社外情報を取り込み
• Q&A機能
• 導入前後の充実したサポート
• iOS、Android対応
• 日報機能
• 目標管理(KPI)
• iOS、Android対応
料金 • 100,000円/〜200名
• 200,000円/〜500名
• 300,000円/〜1000名
※SaaSプラン
• 540円/1名(ビジネス)
• 1,200円/1名
(エンタープライズ)
• 980円/1名あたり
nanoty Qiita:Team Slack
特長 • 日報機能
• 工数の集計
• サンクスポイント機能
• 「Qiita」のビジネス版
• コメントやイイね!機能
• エンジニア向けAPIが豊富
• 人気No1のチャットツール
• 様々なファイルの共有機能
• 豊富な外部サービス連携
料金 • 9,500円/20名
• 23,000円/50名
• 45,000円/100名
• 1,520円/3名
• 4,900円/7名
• 7,050円/10名
• 15,300円/17名
• 18人目以降は+720円/1人
• 無料 ※機能制限あり
• 960円/1名
(スタンダード)
• 1,800円/1名
(プラス)
Microsoft Teams Chatwork LINE WORKS
特長 • Office製品とシームレスな連携
• 音声・ビデオ通話
• マルチデバイス対応
• 国産チャットツール
• タスク管理
• ファイル共有
• LINEのビジネス版
• トーク、カレンダー共有
• スタンプ機能
料金 • 無料 ※機能制限あり
• Business
(Office 365ユーザー)
• 無料 ※機能制限あり
• 400円/1名(パーソナル)
• 500円/1名(ビジネス)
• 800円/1名
(エンタープライズ)
• 無料 ※機能制限あり
• 300円/1名(ライト)
• 500円/1名(ベーシック)
• 1,000円/1名(プラミアム)

 

社内SNSでコミュニケーションを円滑に

社内SNSは、社員同士のコミュニケーションを円滑にする有効なツールです。何らかのコストはかかってしまうものですが、組織の一体感を醸成して新しいアイディアを生み出せるという大きなメリットがあります。活発なコミュニケーションを作り出し、全社で企業の利益を向上させたいという場合に最適なツールといえます。

社内SNS導入について、こちらの記事もご一読ください。
社内SNSの導入に失敗する理由と成功のポイント

導入の際は、社内SNSのメリットとデメリットを理解した上で目的を明確にし、自社に適したサービスを選ぶようにしましょう。

おすすめの情報共有ツール「NotePM」

NotePM

NotePM(ノートピーエム) は、Webで簡単にマニュアル作成できて、強力な検索機能でほしい情報をすぐに見つけられるサービスです。さまざまな業界業種に導入されている人気サービスで、大手IT製品レビューサイトでは、とくに『使いやすいさ・導入しやすさ』を高く評価されています。

NotePMの特徴

  • マニュアル作成、バージョン管理、社外メンバー共有
  • 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
  • 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
  • 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる

URL: https://notepm.jp/

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