【2024年版】IT資産管理ツールおすすめ7選を徹底解説!メリット・導入の注意点・比較ポイント

2024年01月04日(木) 運用管理
IT資産管理ツール

社内のナレッジ共有・マニュアル作成を成功させるツール「NotePM」→NotePMを無料で試してみる

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

IT資産管理は、企業内にハードウエア・ソフトウェア・ライセンスに関する詳細な情報を把握することであり、コンプライアンスの遵守やセキュリティ向上の視点から、近年、注目をされています。

しかし、実施、IT資産管理を人手で対応するのは時間がかかりますし、人為的な誤りが発生する可能性もあるので、IT資産管理ツールの活用が進んでいます。本記事では、IT資産管理ツールについてそのメリットや注意点など、広く解説をしていきます。

IT資産管理ツールとは?

IT資産管理ツールとは、スマートフォン・PC・プリンターなどのハードウェアと、OS・アプリケーション・クラウドサービスのなどのソフトウェアやライセンスなど、企業内のITに関する資産を効率的に管理することが出来るツールです。

具体的には、全てのITツールの台帳として更新時期を管理することで、ライセンス数超過を防止したり、ソフトウェアの一括インストールを行ったりといった包括的管理を効率的に行うことが出来ます。

IT資産管理ツールの導入目的

まずは、IT資産管理ツールの導入目的について3点解説します。

コスト管理

IT資産管理ツールの導入目的の1つ目は、コスト管理です。IT資産管理を行うことにより、ハードウエアやソフトウェアの所有台数および使用状況などを一元管理することが出来ます。そのため、使用していないPCやソフトウェアを把握して、余分に購入することを防止したり、不要なライセンス契約を見直しにより、コスト削減につながります。

セキュリティの向上

IT資産管理ツールの導入目的の2つ目は、セキュリティの向上です。IT資産管理ツールを活用することにより、管理ツールから一元管理することができ、セキュリティリスクを軽減することが出来ます。

具体的に、IT資産管理では

  • 不適切なソフトウェアがインストールされていないか
  • そ脆弱性のあるバージョンのままになっていないか
  • 必要なウイルス対策が実施されているか

といったことを管理することで、セキュリティを向上させます。

コンプライアンスの遵守

IT資産管理ツールの導入目的の3つ目は、コンプライアンスの遵守です。IT資産管理ツールを利用すると、会計上でIT資産を正しく計上し、許可されていないソフトウェアを検出したり、定期的な操作ログの取得によって従業員によるコンプライアンス違反行為を抑止することが出来ます。

また、ソフトウェアのライセンス管理を徹底することで、ライセンスを無視した利用を防止することも可能です。

IT資産管理ツールのメリット

次に、IT資産管理ツールのメリットについて解説をしていきます。

情報の収集・集約・アップデートの管理効率化

1つ目のメリットは、情報の収集・集約・アップデートの管理効率化です。PCやソフトウェアに関する情報に収集、集約および、問題の検出、ソフトウェアアップデートなどのメンテナンスが一括で行えるようになります。

ソフトウェアをアップデートしたい場合も一括アップデートが出来るため、各PCを回って、一台一台作業が必要なPCを探したりする手間を省くことができます。

過剰投資の抑制

2つ目のメリットは、過剰投資の抑制です。IT資産管理ツールを用いると、ハードウエアおよびソフトウェアの所有台数および使用状況などを一元管理することが出来るので 誰も使用していないPCまたは、ソフトウェアがどのくらいあるのか が把握出来るようになります。

そのため、利用していないものの再割り当てが容易かつ有効に使用できるようになります。また、いつ頃にライセンスを購入すれば良いかが前もって予想出来るので、必要以上に投資するのを防げます。

脆弱性対策

3つ目のメリットは、脆弱性対策です。IT資産管理ツールでは、社内のPCやスマートフォンのOSアップデート状態を一括で管理・指示が行えるようになります。必要なウイルス対策を抗じていない端末をスピーディーに洗い出し、改善を指示することができます。

IT資産管理ツール導入の注意点

ここでは、IT資産管理ツール導入の注意点について、以下の3つの軸で解説をしていきます。

・提供形式
・機能
・サポート体制

それでは、それぞれを解説していきます。

提供形式はオンプレミス型かクラウド型か

IT管理ツールの適用形態として、オンプレミス型とクラウド型があります。自社の規模や状況によって、選択することが重要です。以下、オンプレミス型とクラウド型の特徴を紹介します。

オンプレミス型
・自社でサーバーを用意して運用する方式
・自社用にカスタマイズが可能
・自社内のネットワークで管理することが多い
・導入コストが大きくかかり、運用保守も社内に人材が必要

クラウド型
・サービス提供企業のサーバーに接続し利用する方式
・ネット環境が整っていればどこからでも利用可能
・スマートフォンやタブレットでも操作・管理が可能なものが多い
・短時間・低コストで導入出来る。

製品によって、提供形式が異なるので、自社にあった形式を選びましょう。

必要な機能が搭載されているか

IT資産管理ツールを導入する目的を明確にして、そのためにどんな機能が必要なのか?その必要な機能が搭載されているのか確認しましょう。例えば、ログを収集して後で確認出来ればいいのか、ログをもとに監視してアラート出来るようにすべきか、アラートと共に遮断のような防止が出来るようにするのか、等によってツールを選定します。

また、ファイルサーバー上に機密情報の持ち出しを防ぐのであれば、ファイルサーバーへのアクセスログのみでなく、当該ファイルの編集履歴、メールへの添付記録、USBメモリ、印刷の利用有無まで調べられるた方が良いと言えます。

導入目的に適った機能があるのかを確認する必要があります。

導入後のサポート体制

導入後の運用は情報システム部門が管理するのが一般的ですが、資産管理およびライセンス管理は総務などの管理部門が担当する場合もあります。

システムを導入してもちゃんと運用されないと無駄になってしまいます。利用マニュアルやFAQの整備だけではなく、サービス提供会社によるサポート体制についても確認をしておきましょう。

おすすめ7選のIT資産管理ツール比較

おすすめのIT資産管理ツールをご紹介します。

SKYSEA Client View

SKYSEA Client View

SKYSEA Client View は、使いやすさに定評があるIT資産管理ツールです。資産情報の収集は自動なので負担が少なく、ハードウェアとソフトウェアのスムーズな一元管理が可能です。また、運用のサポートが充実しており、利用者の要望に応じて毎年アップデートされるため、IT技術の発展がもたらすIT資産の多様化にもしっかり対応できます。

SKYSEA Client Viewの特徴

  • 直感的なインタフェースによって豊富な機能を簡単に使えます。
  • 自社以外の製品と連携してソリューションを生み出すことも可能です。
  • Webサイトへの投稿のような違反行為への対策が徹底されています。

SKYSEA Client View
URL: https://www.skyseaclientview.net/

 

Asset View

Asset View

Asset View は、資産情報の収集だけでなく、クライアントPCの制御なども行える総合的な管理ツールです。データ流出や内部不正、ウイルス感染の防止をはじめとして魅力的な機能をたくさん搭載しています。運用の手軽さを重視し、それらを単一の画面で実行できるように設計しているため、利用者が複雑な操作を求められることはありません。

Asset Viewの特徴

  • 操作ログを取得できるので不正が行われた場合などに詳細が分かります。
  • ミスによってファイルが社外に出た場合は遠隔で削除が可能です。
  • ライセンス購入時に自社に必要な機能だけをピックアップできます。

Asset View
URL: https://www.hammock.jp/assetview/

 

ISM CloudOne

ISM CloudOne

ISM CloudOne は、世界55カ国で用いられているグローバルなツールです。資産情報の収集を自動で進め、詳細な結果をレポートとして提示します。通信にVPNを使用しないため、社内だけでなく出張先や海外拠点などでも利用が可能ですし、それを前提としたセキュリティ対策も万全です。フィルタリングの設定によってIT資産の棚卸しなどにも活用できます。

ISM CloudOneの特徴

  • セキュリティ状況の可視化によってリスクの把握を容易にします。
  • クラウド方式のサービスなのでサーバーの購入や運用が不要です。
  • エンドポイントにおいても脆弱性対策などの防御を多重に行います。

ISM CloudOne
URL: https://ismcloudone.com/

 

Assetment Neo

Assetment Neo

Assetment Neo は、台帳管理をサポートしてくれるツールであり、導入によって多方面で資産運用の負担を軽減できます。たとえば、共有資産の貸出チェックや固定資産の実査といった面倒な作業も効率化の対象です。その他に、サーバー情報やリース契約、入出庫などの各種管理にも対応できるなど、利用者のニーズに合わせて拡張していけます。

Assetment Neoの特徴

  • 資産関連の稟議を申請できるワークフローの機能を搭載しています。
  • 利用者ごとに役割を設定して各自に与える権限の定義も可能です。
  • 運用面の汎用性が高くて各機能におけるデータの一貫性を保てます。

Assetment Neo
URL: https://www.assetment.net/

 

LanScope Cat

LanScope Cat

LanScope Cat は、トップシェアを誇っている統合マネジメント型のツールです。毎日ハードウェアとソフトウェアの登録情報を更新することで、資産管理の手間を大きくカットしてくれます。ビジネスシーンの変化を想定して柔軟に設計されており、既存のデータを別の管理台帳からインポートすることも容易です。外部脅威の対策なども十分に行えます。

LanScope Catの特徴

  • スマホやタブレットなどのモバイル端末も一元的に管理できます。
  • 導入する段階からスタッフ専任制によるサポートが手厚いです。
  • 主要な他社クラウドサービスへの対応状況を自動でテストします。

LanScope Cat
URL: https://www.lanscope.jp/cat/

 

System Support best1(SS1)

System Support best1(SS1)

System Support best1(SS1) は、IT資産管理の信頼性が高いツールで、安全な運用の維持に力が入れられています。PC操作や印刷のログを保存し、不測の変化が起こった場合はアラートも発してくれるので安心です。リモート環境や勤務状況の把握も行えるため、テレワークの従業員が多い場合や、それによってIT資産が分散しがちな場合にも適しています。

System Support best1(SS1)の特徴

  • 操作画面がエクセルに似ているので学習しなくても使い始められます。
  • LANやハブのようなネットワーク関連の状況も細かく管理が可能です。
  • オプション機能が豊富でニーズに合わせて自由に選択できます。

System Support best1(SS1)
URL: https://www.dos-osaka.co.jp/ss1/

 

MaLionCloud

MaLionCloud

MaLionCloud は、クラウド型のツールであり、データベースや機械学習といった多様なプログラムで構成されています。それらの働きによって、IT資産をはじめとした社内コンテンツの総合的な管理が可能です。また、操作の監視や制限を行う機能も優れており、複数の台帳を紐づけることでIT資産のライフサイクルも把握できます。

MaLionCloudの特徴

  • 識別情報によってソフトウェアの管理を効率化する辞書機能があります。
  • OSが混在している環境で運用しても一元管理に支障はありません。
  • ライセンスの保有数と使用数を照らし合わせて過不足を是正します。

MaLionCloud
URL: https://www.intercom.co.jp/malion/cloud/

まとめ

本記事では、IT資産管理ツールについて解説をしてきました。新型コロナウイルス感染症問題で、テレワークが今後も角田敷いていく中で、新しいITツールを活用する機会もさらに増えていくことが予測されます。企業の重要な情報をしっかりと関していくためにも、IT資産管理ツールは、今、検討すべきツールと言えます。

NotePM は社内版Wikiとして「社内のナレッジの蓄積・共有」に強みを持っている管理ツールです。自社のIT資産管理ツールとして活用できるか、無料トライアルしてみてはいかがでしょうか。

おすすめの情報共有ツール「NotePM」

NotePM

NotePM(ノートピーエム) は、Webで簡単にマニュアル作成できて、強力な検索機能でほしい情報をすぐに見つけられるサービスです。さまざまな業界業種に導入されている人気サービスで、大手IT製品レビューサイトでは、とくに『使いやすいさ・導入しやすさ』を高く評価されています。

NotePMの特徴

  • マニュアル作成、バージョン管理、社外メンバー共有
  • 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
  • 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
  • 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる

URL: https://notepm.jp/

NotePMについて詳しく見る >