【2024年版】企業データベースのおすすめ8選を徹底比較!メリット・選定ポイントについても紹介

2024年01月04日(木) マーケティング

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

顧客リストの整理や作成作業を効率化するため、企業データベースを探している方もいらっしゃるかと思います。企業データベースを活用すれば、事務作業の自動化に合わせて、営業やマーケティング戦略への活用も可能でさ。本記事では、おすすめの企業データベースを始め、概要とメリット・導入ポイントについて解説していきます。

企業データベースとは?どういう会社におすすめのツールか

企業データベースとは、企業に関わる様々な情報を網羅的にまとめたデータベースのことです。企業の概要や業務内容・業績・主な取引先といったデータが格納されています。登録されている情報は、簡単に検索・リストアップでき、営業やマーケティングの戦略的に役立てます。例えば、新しい商品・サービスのターゲットとして潜在顧客を設定したい場合、データベースを活用すれば潜在顧客を自動抽出しリストを作成してくれるため、手動で探す手間を省くことができます。さらに契約締結時のリスク調査や与信調査など、幅広い業務への活用が可能です。

関連記事:【2024年版】ABMツールおすすめ5選を徹底比較!基本知識から導入ステップまで解説

企業データベースの活用がおすすめの理由・メリット

企業データベースがもたらすメリットとして、以下の4つを挙げます。

  • 大量データの容易な保管
  • セキュリティ強化
  • 共同作業が可能
  • コスト削減

それぞれ、解説していきます。

大量データの容易な保管

企業データベースがもたらすメリットの1点目は、大量データの容易な保管です。取り扱っている企業データが多いほど、企業データベースの効果を発揮できます。例えば、50万社以上の顧客データを全て紙媒体として抱える企業にとって、特定の顧客を探すために大きな労力が必要となります。

企業データベースを活用すれば、紙媒体を保管していた物理スペースや保管代を削減することができます。また、自動で企業データをリストアップすることも可能なため、特定の企業データを探す際も簡単に済みます。今扱っている企業データが膨大であり、検索に時間を要しているのであれば、企業データベース活用で利便性が高まると言えるでしょう。

セキュリティ強化

企業データベースがもたらすメリットの2点目は、セキュリティ強化です。近年、サイバー攻撃等が悪質化しており、顧客データを扱う企業は徹底的なセキュリティ強化をし続けなければなりません。企業データベースは、暗号化や多層防御によってハッキングのリスクを極限まで排除しているという特徴があります。データベースを構築しているサーバーも、高セキュリティのデータセンター等、安全な管理局によって管理されているため、セキュリティ対策も高いと言えます。

共同作業が可能

企業データベースがもたらすメリットの3点目は、共同作業が可能なことです。共同編集時には、データの整合性を保つことに気をつけなければなりません。企業データベースには排他制御が実装されており、あるユーザーがデータを更新している最中は、ほかのユーザーは更新できないように設定できます。企業データベースを利用すれば、共同作業も簡単に行えます。

コスト削減

企業データベースがもたらすメリットの4点目は、コストの削減です。企業データベースを契約すれば、膨大な企業データを参照、自社システムに取り込むことができるため、用紙代や用紙を管理するための物理スペースも不要です。また用紙管理のためにかけていた工数を他の業務に割り当てることができ、従業員のストレスも軽減され、生産性向上にもつながるでしょう。

関連記事:【2024年版】ABMツール おすすめ5選を徹底比較!

企業データベースの比較でおすすめの5つのチェックポイント

企業データベースの比較でおすすめの5つのチェックポイントとして、以下の5つがあります。

  • 目的に見合っているか
  • コスト感
  • システム連携が可能か
  • アップデート頻度
  • 操作性

それぞれ、解説していきます。

目的に見合っているか

企業データベース比較時に抑えるべきポイント1点目は、目的に見合っているかどうかです。データベースソフトには様々な種類があり、搭載機能が変われば用途も変わります。例えば、リレーショナル型と呼ばれるものは重複登録の排除やテーブル同士の組み合わせができるため、人事管理などに適しています。キー・バリュー型はシンプルな組み合わせで見やすいことから、ドキュメント管理で使われることが多いです。

ほかにも企業名やDUNS番号など、具体的にどのようなデータをどのように活用するのかを事前に決めておくことで、迷わずにサービスを選ぶことができます。企業データベースを選ぶ際は、目的に見合っているかを念頭に入れて比較しましょう。

コスト感

企業データベース比較時に抑えるべきポイント2点目は、コスト感です。自社に見合ったコスト感か、予算とコストのバランスを意識することが大切です。注意点としては、目的以上のサービスが搭載された高コストのデータベースを選ばないことです。様々なサービスが搭載されたデータベースの方が魅力的に映り、利便性も高いように思えるかもしれません。しかし使う機会が少ないサービスのために、コストを払い続けるのは経費の無駄遣いとなる可能性が高いです。事前に目的の明確化や利用ユーザーの確認を行った上で、自社に適した企業データベースを選ぶようにしましょう。

システム連携が可能か

企業データベース比較時に抑えるべきポイント3点目は、システム連携の可否です。企業データベース単体でも利便性はありますが、外部ツールとシステム連携することで営業及びマーケティング活動を効率化できます。外部ツールの中でも特に連携しておきたいのが、MA(マーケティングオートメーション)・CRM(顧客関係管理)・SFA(営業支援システム)の3つです。この2つをデータベースと連携させ活用できれば、従来の利益を大きく上回る成果を出すことが期待できます。企業データベースを比較する際は、システム連携についても注視するようにしましょう。

アップデート頻度

企業データベース比較時に抑えるべきポイント4点目は、アップデート頻度です。企業データベースのアップデート頻度が少ないと、取引先の倒産に気づかなかったり、反社とのリスクある取引に巻き込まれたりする可能性がないとは言えません。特に近年はコロナの影響で企業の廃業ペースが増減しており、鮮度の高い情報を欲しいところです。アップデート頻度の目安としては、1週間以内のものが望ましいでしょう。企業データベースを比較する際は、アップデート頻度についても確認しましょう。

操作性

企業データベース比較時に抑えるべきポイント5点目は、操作性です。高機能なデータベースは高い利便性を誇りますが、その分操作担当者へ高度な技術を要します。企業データベースを選ぶ際は、IT分野に強い人材の有無を確認すること、人材が不足している場合には新たに人材を雇うなど、体制を整えておきましょう。無料版やトライアル版も用意されている企業データベースもあるため、使い勝手を確かめてから本格的に利用を開始することもできます。自社の状況に合わせて柔軟に対応していきましょう。

関連記事:【2024年版】MAツール(マーケティングオートメーション) おすすめ11選を徹底比較

 

企業データベース8選を比較

おすすめの企業データベースについて、以下8つを紹介していきます。

東京商工リサーチ

東京商工リサーチは、国内外の企業情報を様々な切り口で抽出できるデータベースです。ターゲティングや顧客分析を支援するサービス、学校や病院のマーケティングに特化したサービスなども展開しています。さらに全世界246ヶ国超の企業に付与された統一リスク指標もあり、海外企業を顧客にもつ企業にも対応可能です。

東京商工リサーチの特徴

  • 国内外の企業情報を様々な切り口で抽出可能
  • 倒産確率を数値化し、制度の高い与信判断を実現
  • 学校や病院のマーケティングに特化したサービス提供

URL: https://www.tsr-net.co.jp

 

帝国データバンク

帝国データバンクは、業界トップクラスのサービスを提供するデータベースです。現地に赴いて調査した精度と鮮度の高い情報は信頼性が高く、従来の定型調査以外にもアンケート調査や顧客データベースの構築・整備などの依頼にも対応しています。膨大なデータと高い分析能力から導き出す商売繁盛の提案も魅力的です。

帝国データバンクの特徴

  • 現地に赴いて調査した精度と鮮度の高い情報を提供
  • プロの目線から多角的な視点で企業課題を解決
  • 膨大なデータと高分析能力から導き出す商売繁盛の提案

URL: https://www.tdb.co.jp/index.html

 

SPEEDA

SPEEDAは1,700社超の企業が導入しているデータベースです。業界とトレンドを5分で把握できる独自レポートに加え、ビジネスの判断に必要な豊富な経済情報をカンタンに収集・分析できます。またアナリストや専門家の知見に基づくオリジナルコンテンツも提供しており、企業の進化にスピードを与えるような支援をしています。

SPEEDAの特徴

  • 7日間かかる市場分析をたった1時間に短縮
  • 時価総額TOP100社中7割である1,700社超の企業が導入
  • 経営の意思決定を支える経済情報プラットフォーム

URL: https://jp.ub-speeda.com

 

FORCAS

FORCASはB2B事業向け顧客戦略プラットフォームを提供するデータベースです。約560業界150万社以上が登録しており、利用できるサービスタグは1,500種類以上もあります。シーンに合わせた2つのプランを提供しており、顧客満足度は87%を誇ります。特にターゲティングの精度が高く、多くの企業が商談獲得率を向上させています。

FORCASの特徴

  • B2B事業向け顧客戦略プラットフォーム
  • 外部ツールであるCRM・MAに対応
  • 専任サポートで期待を超える支援サービスを提供

URL: https://www.forcas.com

 

Musubu

Musubuは140万件以上の法人データから法人営業の効率化を支援するデータベースです。スタンダードかつシンプルでありながらも、営業活動の情報と企業情報を独自技術で結び、営業パーソンの一歩先の「知りたい」を提供しています。また成約につながる営業リストもたったの30秒で作成でき、業務の効率化ができます。

Musubuの特徴

  • 成約につながる営業リストがたったの30秒で作成完了
  • 充実した140万件を超える信頼度の高い企業情報
  • 高度でピンポイントな絞り込みの提案

URL: https://www.musubu.in

 

uSonar

uSonarは日本最大級の法人・事業所データベースです。BtoBセールスやマーケティング支援を中心に企業名寄せ、法人情報のメンテナンス、企業属性付与といった作業を自動化します。また企業情報だけではなく店舗や支店・工場といった事業所単位でのデータベースも構築しているため、ビジネスに合わせたデータベース管理が実現できます。

uSonarの特徴

  • 日本最大級の法人・事業所のデータベース
  • 自社保有データ×リッチな企業情報でDXを実現
  • CRM/SFA・MAとの連携によりデータを一元管理

URL: https://www.landscape.co.jp/service/usonar/

 

SalesNow Targeting

SalesNow Targetingは業界最多クラスの156項目の検索項目を誇るデータベースです。国税庁と経済産業省とAPI連携することで、全国500万社以上のデータを網羅。見込み企業は漏れなくリスト化し、企業データは最短日時更新されます。お問い合わせから即日導入も可能な上に、最低料金は4.1万円からなので費用を抑えて導入できます。

SalesNow Targetingの特徴

  • 500万社以上のデータを網羅し、見込み企業を漏れなくリスト化
  • 企業データは最短日時更新で、新鮮な営業リストを作成可能
  • 検索項目は業界最多クラスの156項目

URL: https://top.salesnow.jp/lp/003/

 

BIZMAPS

BIZMAPSは国内最大級の企業検索サービスを提供するデータベースです。営業リストが約30秒で完成する上に、3,200人のリサーチャーによって顧客リストが適時クリーニングされているため高クオリティです。またオリジナルタグが作成でき、見込みにしたいデータを優先して表示・確認できるので、確度の低い見込み顧客にアタックする必要もありません。

BIZMAPSの特徴

  • 法人データを月100件まで無料で提供
  • 導入製品や展示会出店履歴からデータベースを検索可能
  • リサーチャーが随時データベースを更新。精度の高いデータベースを維持

URL: https://biz-maps.com

 

まとめ

本記事では、企業データベースの概要やメリット、さらに導入する際のポイントとおすすめのデータベースについて紹介しました。データベースを活用すすれば、日々の業務を効率化できる上に、営業やマーケティングの成果を大幅に上げることも可能です。今後デジタル化が進展することで、データベースの利便性はさらに向上していくことが予想されますので、世の中の流れに追従するため、迅速に企業データベースを導入・活用していきましょう。

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