CADソフトおすすめ6選を比較!用途・無料条件・選び方を解説

2026年09月25日(金) 通信・システム

CADソフトは、建築図面を描くのか、機械部品を3Dで設計するのかによって適した製品が変わります。無料で使えるソフトもありますが、商用利用できるものと、個人の非商用利用や期間限定の評価に限られるものを分けて考える必要があります。

この記事では、Jw_cad、FreeCAD、AutoCAD、Vectorworks、Revit、Autodesk Fusionの6製品を、用途・対応OS・形式・利用条件で比較します。同じ図面を使った試し方まで確認し、自社の作業と納品条件に合うソフトを選びましょう。

チームでCADを使う際に、PDF出力や保存先の説明を何度も繰り返していませんか。NotePMに操作画面と社内の手順をまとめれば、担当者が自分で確認できる入口を作れます。NotePMの30日間の無料お試しで、よく聞かれる操作から共有を試せます。

CADソフトおすすめ6選を比較

ここでは、用途の異なる6製品を紹介します。表に記載する形式は代表例であり、読み込み・編集・書き出しのすべてに同じように対応するとは限りません。相手が指定する形式とバージョンを使って確認してください。料金・利用条件は2026年9月24日確認時点の情報です。

CADの導入後に同じ操作を説明する負担を減らしたい方は、手順の共有も一緒に試してみてください。NotePMに操作画面、社内指定の用紙・縮尺、保存先をまとめると、質問する前に確認できるようになります。30日間の無料お試しで、普段の手順書を使って始められます。

CADの操作手順を共有する具体例を見る

Jw_cad

Jw_cadの公式サイト
出典:公式サイト
主な用途 2D作図・建築図面
対応OS Windows
代表的な形式 JWW/JWC/DXF
料金・契約 無料のソフトウェア
無料利用の区分 期間限定の体験版ではない
向いている人 2D図面を中心に作成する人

Jw_cadは、2Dの図面作成に使うフリーソフトです。建築の平面図や詳細図など、線や寸法を使って表現する業務で候補になります。まず費用をかけずに2D作図を始めたい場合にも検討しやすい製品です。

一方、3DモデルやBIMを中心に扱う用途とは分けて選びましょう。取引先から受け取るデータがDWGの場合などは、必要な形式への変換経路や文字・線種の再現性を確認してください。ソフト代が無料でも、操作の習得や社内の作図ルールを整える時間は必要です。

利用・配布時には公式の著作権と使用条件に従います。業務で導入する場合は、対象のWindows環境で実際の図面を開き、保存と印刷まで試しておくと安心です。

出典:Jw_cad公式サイト(2026年9月24日確認)

出典:Jw_cadの著作権と使用条件(2026年9月24日確認)

FreeCAD

FreeCADの公式サイト
出典:公式サイト
主な用途 3Dパラメトリック設計
対応OS Windows/macOS/Linux
代表的な形式 FCStd/STEP/IGES/STL/DXFなど
料金・契約 無料・オープンソース
無料利用の区分 個人・商用利用に対応
向いている人 費用を抑えて3D設計を始めたい人

FreeCADは、寸法や条件を変更しながら形状を設計する、パラメトリック方式の3D CADです。機械部品の設計や3Dプリンター用モデルの作成などを検討する際の候補になります。複数のOSに対応し、個人・商用の利用が可能です。

標準機能に加えて、用途別の作業環境や拡張機能を使い分けます。無料だからという理由だけで決めず、必要な図面出力、形状編集、データ交換が自分の作業で完了するかを確認しましょう。

サポートは公式ドキュメントやコミュニティの活用が中心です。社内で継続利用するなら、使用するバージョンと拡張機能、操作手順をそろえ、困ったときの調べ方も共有しておくと進めやすくなります。

出典:FreeCADの機能(2026年9月24日確認)

出典:FreeCAD公式マニュアル(2026年9月24日確認)

AutoCAD

AutoCADの2D・3D設計画面の例
出典:公式サイト
主な用途 2D作図・3D設計
対応OS Windows/macOS(機能差あり)
代表的な形式 DWG/DXF/PDFなど
料金例 AutoCAD Plus:年額260,700円・税込/1ユーザー
無料利用の区分 期間限定の評価用体験版
向いている人 DWGでのやり取りや業種別機能を重視する人

AutoCADは、2Dの図面作成から3D設計まで幅広い用途で使われるCADソフトです。DWGを中心に取引先とデータをやり取りする場合や、作図・注釈・図面管理の機能を確認したい場合に候補になります。

日本ではAutoCADとAutoCAD Plusの契約内容が異なり、Plusには業種別の専用ツールセットが含まれます。表の料金はAutoCAD Plusの公式ストア掲載例です。製品名だけで同じ機能と判断せず、必要な作業を行えるエディションを確認してください。

Windows版とMac版でも使える機能は同一ではなく、業種別ツールセットはWindows向けです。無料体験版は評価用で、恒久無料の商用ライセンスではありません。申し込み時に対象製品と期間を確認して試しましょう。

出典:AutoCADの機能(2026年9月24日確認)

出典:AutoCADとAutoCAD Plusの比較(2026年9月24日確認)

出典:Autodesk公式ストア(2026年9月24日確認)

Vectorworks

Vectorworks Architectによる設計のイメージ
出典:公式サイト
主な用途 2D・3D設計/建築BIM・空間設計など
対応OS Windows/macOS
代表的な形式 VWX/DWG/DXF/IFCなど
料金例 Architect 2026:年額198,000円・税込/1ライセンス
無料利用の区分 期間限定の評価版
向いている人 図面と3D表現を組み合わせて設計する人

Vectorworksは、2D図面、3Dモデル、プレゼンテーション用の表現を組み合わせて設計したい場合に候補になります。建築向けのArchitect、ランドスケープ向けのLandmark、舞台・イベント向けのSpotlightなど、用途別の製品があります。

料金例はArchitect 2026の年間サブスクリプションです。月間契約や永続ライセンスもあるため、利用期間とサポートの必要性を含めて選びます。基本機能だけの製品と、建築向けBIM機能を含む製品を同じものとして比較しないようにしましょう。

取引先とDWGやIFCでやり取りする場合は、読み書きできることに加えて、クラス・レイヤー、属性、寸法などが意図どおり残るかを試してください。Macで使いたい場合も、OSとハードウェアの対応条件を確認します。

出典:Vectorworks Architect(2026年9月24日確認)

出典:Vectorworks 2026総合カタログ(2026年9月24日確認)

出典:Vectorworks 2026の動作環境(2026年9月24日確認)

Revit

Revitによる建築モデルと図面の表示例
出典:公式サイト
主な用途 建築・構造・設備のBIM
対応OS Windows
代表的な形式 RVT/IFC/DWGなど
料金例 年額517,000円・税込/1ユーザー
無料利用の区分 期間限定の評価用体験版
向いている人 建築情報をモデルにまとめ、チームで扱う人

Revitは、建築・構造・設備などの情報をBIMモデルとして扱うソフトです。壁や建具などの部材情報を持つモデルから図面や集計表へつなげ、設計内容の整合性を取りながら進めたいプロジェクトの候補になります。

単に2D図面を描く用途とは、導入時に整える内容が異なります。モデルの作り方、部材データ、担当範囲、共同作業の進め方をチームで決める必要があります。取引先が使うバージョンやモデルの受け渡し条件も先に確認しましょう。

表はRevit単体の年間契約の例です。Revit LTや複数製品を含むコレクションは機能・契約が異なります。共同作業に必要なクラウドサービスなど、追加の契約が必要かも見積もりに含めて確認してください。

出典:Revitの機能(2026年9月24日確認)

出典:Revitの無償体験版(2026年9月24日確認)

出典:Revit 2027の動作環境(2026年9月24日確認)

Autodesk Fusion

Autodesk Fusionの設計・製造での利用イメージ
出典:公式サイト
主な用途 製品・機械の3D設計/CAD・CAM・CAE
対応OS Windows/macOS
代表的な形式 F3D/STEP/STLなど(契約で差異)
料金例 年額116,600円・税込/1ユーザー
無料利用の区分 30日間の体験/個人利用は条件付き
向いている人 設計から加工・検証まで検討する人

Autodesk Fusionは、3D設計に加え、加工のためのCAM、解析などを一つの環境で扱う製品です。部品の形を設計して終わりではなく、試作や製造へつなげたい場合に候補になります。

個人利用向けの無償版は、非商用の個人プロジェクトを対象とした機能制限付きのプランです。企業の仕事で使える恒久無料プランではありません。30日間の体験版とも条件が異なるため、利用目的に合う契約を選びます。

必要な加工・解析機能やデータの入出力は、プランや拡張機能で異なります。社内の情報管理ルールにクラウド上のデータ管理が合うか、取引先へ渡す形式を出力できるかまで確認しましょう。

出典:Autodesk Fusionの概要(2026年9月24日確認)

出典:Fusionの個人利用向け登録について(2026年9月24日確認)

CADソフトを比較・検討する際のポイント

CADソフトのタイプ

まず、必要なのが2D図面、3Dモデル、建物の情報を扱うBIMのどれかを決めます。例えば建築の平面図作成と、機械部品の立体形状の検証では、必要な機能が変わります。

「初心者だから無料」「高機能だから安心」ではなく、完成させたい成果物から考えましょう。現在は2D中心でも、発注者がBIMモデルを求める予定があるなら、その要件も選定に含めます。

求めている機能があるか

必要な作業を、図面作成、寸法・注釈、3D形状の変更、図面出力、データ交換に分けて確認します。対応形式の一覧に名前があっても、読み込みだけできる場合や、変換で一部の情報が失われる場合があります。

取引先から受領したデータを開き、必要な部分を修正し、指定形式で戻すところまで試してください。文字、線種、寸法、レイヤー、外部参照、属性など、自社の成果物で欠かせない情報を確認することが大切です。

サポート体制について

公式マニュアル、問い合わせ窓口、販売店の支援、講習など、困ったときに利用できる支援を確認します。有料製品でも、サポート範囲や対応時間、追加費用は契約によって異なります。

無料ソフトを導入する場合も、コミュニティの情報で解決できるか、社内に調査できる人がいるかを見ておきましょう。操作を覚えた一人に質問が集中しないように、よく聞かれる作業を社内の手順として残すことも役立ちます。

導入・運用にかかる費用

費用はソフトのライセンスだけではありません。パソコンの更新、周辺機器、教育、既存図面の移行、拡張機能、保守まで含めて、同じ利用人数・期間で比較します。

比較する費用 確認点
ライセンス 人数・契約期間・エディション・税区分
利用環境 PC・メモリー・GPU・ネットワーク
導入作業 データ移行・設定・テンプレート整備
教育・支援 習得時間・講習・問い合わせ窓口
継続運用 更新・拡張機能・クラウド・保守

恒久無料のソフト、評価用体験版、教育機関向け、非商用の個人利用向けは区分が異なります。無料体験で操作を確認できても、受託案件などの商用制作を行ってよいとは限りません。契約条件を確認し、評価には本番データのコピーなど適切なテスト用データを使いましょう。

出典:Autodesk体験版の使用条件(2026年9月24日確認)

対応OSについて

OSの種類だけでなく、対応バージョン、CPU、メモリー、GPU、空き容量まで確認します。起動できる最低要件を満たしていても、大きな図面や複雑なモデルを快適に扱えるとは限りません。

Macで使う場合は、Mac版の有無とWindows版との差を見てください。仮想環境での動作を当然の前提にせず、メーカーのサポート対象と社内の運用方針を確認します。

候補は同じ図面・作業で試す

候補ごとに別のサンプルを使うと、作業の難しさが違い、比較しにくくなります。次のような共通のテストを決めておくと、導入後の手戻りを減らせます。

  1. 普段受け取る形式の図面を開く
  2. 寸法・文字・線種・レイヤーなどの表示を確認する
  3. 実際によく行う修正を加える
  4. 取引先の指定形式とPDFへ書き出す
  5. 別の担当者・環境で開き、表示と編集結果を確かめる
  6. 作業時間、変換の崩れ、疑問点を同じ表に記録する

速さだけでなく、ほかの人が引き継げるかも見てください。導入候補が決まったら、使用バージョン、保存形式、図面枠、用紙・縮尺、ファイル名をそろえると、チームでの作業が安定します。

CADの種類と2D・3D・BIMの違い

CADはComputer Aided Designの略で、コンピューターを使って設計・作図を支援するものです。用途による分類と、2D・3Dという表現方法、BIMという情報の扱い方は、別の軸で考えると整理できます。

用途による分類:汎用・建築・機械

分類 主な対象 機能の確認例
汎用CAD 幅広い分野の作図 図形・寸法・注釈・形式の互換性
建築向けCAD 建物・空間の設計 壁・建具・図面・建築向けデータ
機械向けCAD 部品・製品の設計 形状・部品の組み合わせ・加工との連携

一つの製品が複数の用途に対応することもあります。名称だけで決めず、業種別の機能が標準か追加か、自分の業務で必要かを見てください。「システムCAD」のように、特定業務の設計手順へ組み込んで使う呼び方もありますが、製品によって意味が異なるため機能で確認することが大切です。

2Dと3Dの違い

2D CADは、平面図や断面図などを線・図形・寸法で表現します。既存の2D図面が多い業務や、平面の図面で納品する仕事では扱いやすい選択肢です。

3D CADは、立体的な形状をモデルとして扱います。形の把握や部品同士の関係の確認に役立ちますが、習得する操作や必要なPC性能も変わります。3Dで設計して2D図面を出力する場合もあり、どちらか一方だけを選ぶとは限りません。

BIMとCADの関係

BIM(Building Information Modeling)は、建物の3D形状に部材や属性などの情報を持たせ、設計・施工・維持管理などで活用する考え方・手法です。立体を描くだけの3D CADと同じ意味ではありません。

BIM対応ソフトを入れても、モデルへ何の情報を入れるか、誰が更新するか、どの形式で渡すかが決まらなければ、チームで活用しにくくなります。発注者や協力会社の要件を先に確認し、運用も含めて選定しましょう。

CADの操作説明を繰り返さないために、社内マニュアルをNotePMで共有

CADの操作に慣れても、「PDFの用紙サイズはどれか」「図面をどこへ保存するか」「納品前に何を確認するか」といった社内固有の疑問は残ります。教育担当者がその都度答えていると、自分の設計作業を中断することになります。

NotePMなら、操作画面と手順、社内ルールを一つのページにまとめて共有できます。画像に矢印や文字を書き込めるため、どこを押すのかを言葉だけで説明せずに済みます。必要な手順を検索して確認できれば、新しい担当者も質問を待たずに作業を進めやすくなります。

すでにWord・Excel・PDFの手順書がある場合は、AIファイル取り込みで編集できるページへ変換できます。担当者が内容を確認して、実際に使うソフトのバージョンや社内設定を補えば、既存資料を活かしてマニュアルを整えられます。

以下は、本記事で提案する「図面をPDFで出力する」手順ページの記入例です。操作箇所を示す画面には、自社で使用しているCADの実際のスクリーンショットを添付します。

項目 記入例
ページ名 図面をPDFで出力する
対象 使用するCAD名・バージョン
操作画面 出力設定の画面/操作箇所に矢印
社内指定 用紙:A3/縮尺:1:100(記入例)
確認項目 文字切れ・線の太さ・図面枠・縮尺
保存先 案件フォルダ内の「提出用PDF」
更新担当 設計管理担当

手順を更新すると変更履歴を自動記録するため、設定の変更があったときも、何を変えたかを確認できます。AI検索を使えば、登録したページや対応する添付ファイルを基に、操作に関する質問への回答と参照元を確認できます。例えば「PDF出力時の確認項目は?」という疑問から、社内の手順へたどり着けます。CADの設計データを自動解析したり、ソフトを代わりに操作したりする機能とは異なります。

出典:NotePMの機能(2026年9月24日確認)

出典:NotePM AI(2026年9月24日確認)

最初から操作マニュアルをすべて作る必要はありません。まずは、今週何度も説明した操作を一つ、手元の手順書や画面からNotePMにまとめてみてください。説明を受ける側が自分で確認できるかを、30日間の無料お試しで試せます。

用途に合うCADを選び、チームで使える環境を整えよう

CADソフトは、用途、対応形式、OS、利用条件をそろえて比較しましょう。無料か有料かだけで判断せず、同じ図面で読み込み・修正・出力を行い、ほかの担当者へ渡すところまで確かめることが大切です。

チームで使う場合は、操作方法に加えて、社内の出力設定や保存ルールを共有すると教育も進めやすくなります。同じ説明の繰り返しに課題がある方は、NotePMの30日間の無料お試しで、手元の手順書から共有を始めてみてください。