EFOツールとは?基本機能と導入効果を徹底解説

2024年01月04日(木) マーケティング

インターネットが普及した今、サイト運営者にとってユーザー離脱を防ぐことは最も重要な経営戦略のひとつといえるでしょう。EFOツールを利用すればサイト上の入力フォームを最適化することにより、ユーザー離脱を防ぐことが可能です。ここでは、EFOツールにはどんな基本機能が備わっているか、なぜ注目されるのか、導入するとどんな効果が得られるのかについて紹介します。

EFOツールの基本機能

EFOツールにはユーザーがフォームを入力しやすくするためのさまざまな機能があります。ここでは、そのなかでも代表的な5つの基本機能を見てみましょう。

入力必須項目背景のカラーリング

入力必須項目となっているテキストボックスやリストボックスの背景をカラーリングします。色を変えることで、ユーザーに入力しなければならない項目を視覚的にアピールし、入力漏れを防ぎます。

リアルタイムアラート

ユーザーが入力している項目をリアルタイムに監視し、入力形式を間違えた場合などにアラートを表示する機能です。すべてを入力し終わって送信ボタンを押したときにアラートが表示されるシステムより、ユーザーに与えるストレスを減らすことができます。

ナビゲーション

残りの必須入力項目数や手順などをリアルタイムに表示する機能です。ユーザーは、自分がどの段階にいるのかを知ることができます。これにより、フォーム完了率を上げる効果が期待できます。

住所自動入力

郵便番号を入力すると、自動で住所を調べて入力してくれる機能です。すでに入力した内容から情報を自動検索、入力することでユーザーがキーボードから入力しなければならない項目を減らし、負担を軽減します。

レポート

フォームの利用状況をレポートする機能です。この機能を使うと、入力フォームのどの段階でユーザーが離脱しているか、アクセスしているデバイスがPCなのかスマホなのかといった情報を収集することができ、フォームの改善に役立ちます。

EFOツールが注目される理由

時代背景を踏まえたビジネス発展のために、EFOツールが注目されています。EFOツールで入力フォームを最適化することが、どのようにビジネスを発展させる手掛かりとなるのでしょうか。4つの点に注目してみましょう。

ECサイトの普及

インターネットの普及により、ECサイトでショッピングをする人が増えています。ECサイトを利用するには会員登録など、さまざまなフォーム入力が必要です。そこで、ユーザーにとって使いやすいフォームを提供する手段として、EFOツールの導入が進められています。

ユーザー離脱を防止する

EFOツールが注目されるもうひとつの理由が、サイトからのユーザー離脱防止対策になるという点です。フォームを入力しようという段階は、すでにサイト運営者のサービスや商品を欲している、いわば商談の最終段階です。EFOツールは入力フォームを最適化することで、フォーム入力段階でのユーザー離脱を防止します。

モバイルデバイスの普及

スマートホンやタブレットといったモバイルデバイス利用者をフォーム入力のターゲットとして取り込みたいサイト運営者は多いでしょう。しかし、モバイルデバイスはスクリーンキーボードのため、多くの文字を入力するのには適していません。そのため、モバイルデバイスに適したフォームを準備する必要が高まり、それに対応したEFOツールが導入されています。

費用対効果が高い

売り上げを伸ばすにはいろいろな施策がありますが、EFOツールを使った入力フォームの改善は費用対効果が高いことから注目されています。広告やダイレクトメールといった高額な費用が掛かる外部施策を行わなくても、EFOツールを使って今あるサイトを分析・改良することでユーザー離脱を防ぎ、売り上げを伸ばすことが可能です。

EFOツールの導入効果

EFOツールを導入するとさまざまな効果が得られます。なかでも、売り上げ拡大に直結する3つの効果は注目する価値があるでしょう。

コンバージョン率(CV率)の向上

CV率とは、サイトを訪れたユーザーの中で商品を成約するに至った割合です。CV率を高くするためには、ユーザー離脱を防ぐことが重要になります。EFOツールによる入力フォームの最適化は、ユーザー離脱を防ぎ、CV率を向上させることにつながります。フォーム入力段階でのユーザー離脱は想像以上に多く、入力フォームを改善することはCV率を上げる大きな要因となるでしょう。

ユーザー目線でフォームを改良できる

EFOの基本機能の1つであるレポート機能を有効活用すれば、ユーザー目線でフォームを改善することができるでしょう。レポート機能は、ユーザーがフォームを入力するどの段階で離脱しているかなどの情報を提供してくれます。それらのデータを分析することにより、サイト運営者はフォームのどこに問題があるのかを知ることができるのです。ユーザー離脱を防ぐためにはユーザー目線でのフォーム改良が重要です。

サイトの運用コスト削減

インターネットサイトの充実は、多くのビジネスの要といえます。そして、会員登録、予約システムなどのフォームを最適化することは強力な営業戦略になります。ところが、自社でこのようなサイトを作成・運営していくには、技術的な問題から専門家に依頼する必要がありました。しかし、EFOツールを導入すれば専門家に依頼する必要がなくなり、サイトの運用コストを大幅に削減することが可能です。

おすすめ EFOツール

以下の記事では、おすすめのEFOツールの概要や特徴について解説しています。

関連記事:【2024年版】EFOツール・サービス おすすめ11選を徹底比較(フォーム最適化の導入事例あり)

まとめ

EFOツールは、インターネットの普及に伴って人気が高まりつつあるECサイト運営などで、ユーザー離脱を防ぐための施策として注目を集めています。EFOツールには、リアルタイムアラート、ナビゲーションなどの入力支援とフォームの改善に役立つレポートなどの基本機能があり、導入すればCV率向上やサイトの運用コスト削減などの効果が期待できるでしょう。

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