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こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。
近年、企業に採用されるツールは買い切り式のものではなく、クラウド上で動くSaaSにかわっています。SaaSは便利な機能を低価格で利用できる一方、一つひとつのアカウント管理が必要です。さらに社員の異動や入退社時にアカウントの作成や削除が必要であり、手間がかかる一面も持っています。
本記事では、SaaS活用における手間を解消するおすすめのSaaS管理ツールについて解説します。SaaSの管理に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
SaaS管理ツールとは
SaaSとはクラウド上のソフトウェアに対して月額で一定料金を支払うことで利用できる、サービス形態のことです。SaaSはクラウド上で管理されているツールなので、どこからでもネット回線があれば使用可能です。そのため、企業が取り入れることによってテレワーク環境を整えられます。また、買い切りではなくサブスクリプションサービスなので、低コストで高性能の機能が利用できます。
SaaS管理ツールとは、社内で導入しているSaaSツールを一元化し、状況を確認できるツールのことです。最近の企業は多くのSaaSを同時に運用しているため、管理が難しくなってきています。そこで、SaaS管理ツールをもちいて管理を行うのです。
SaaS管理ツールを利用するメリット
ここからは企業がSaaS管理ツールを利用するメリットについて解説します。
サービス・アカウントを一元管理できる
SaaS管理ツールを導入することで、利用しているSaaSのサービスとそれぞれのアカウントを一元管理することができます。SaaSのログインに必要なIDやパスワードは、セキュリティ面を考慮してすべて異なるものにしている企業もあるでしょう。SaaS管理ツールによってバラバラで分からなくなりがちなアカウント情報を1つの場所にまとめられます。また、どの社員が、どのSaaSに対して、どのような権限を持っているかといった詳細な情報も簡単に把握できるため、より効率的なSaaS運用が可能になります。
関連記事:アカウント管理とは?起こりがちな課題と対策、役立つツールを解説!
サービスの利用状況を確認できる
SaaS管理ツールによって、導入しているすべてのSaaSの利用状況が一目で把握できます。企業でよく起こるのは複数のSaaSツールを導入している中で、特定のSaaSツールの使用頻度が減ってしまい費用が無駄になってしまうことです。すべてのサービスの利用状況が確認できれば、どのSaaSツールが不要なのかが一目で分かります。SaaS管理ツールを導入すれば、使用していないSaaSツールを解約したり、使用頻度の高いSaaSツールを補強したりなど経費の最適化がはかれます。
おすすめのSaaS管理ツール7選を比較
ここまで、SaaSの利便性とSaaS管理ツールを導入するメリットについて解説しました。
ここからはおすすめのSaaS管理ツールを7つ比較しながら紹介します。
社内で利用しているSaaSが増えてきて管理が難しい方や、SaaS管理ツールの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
ジョーシス
ジョーシスは従業員1名単位からSaaSの利用状況を捕捉できるSaaS管理ツールです。使いやすさと機能の充実度から、業種業態を問わず多くの企業で採用されています。従業員の入社に合わせて必要な、SaaSのアカウント作成のみならず、デバイスの調達段階からサポートされます。SaaS運用中も各APIとの連携が可能なうえに、最新の状態をダッシュボードで確認可能です。社員の退職後のアカウント消し忘れ通知も自動的に行ってくれるため、コスト管理とセキュリティ管理に関しても心配ありません。
ジョーシスの特徴
- 社員一人ひとりのSaaS利用状況が分かる
- デバイスの導入時点からサポート可能
- API連携が行える
URL: https://josys.it/
Bundle
BundleはSaaS管理に特化したツールです。SaaS運用に必要となる煩わしい手続きをすべて自動化したツールです。従来、社員が入社した時には、その社員用のアカウントとパスワードを手動で作成する必要がありました。しかし、Bundleではそのアカウント作成を自動化しています。もちろんユーザー管理も自動で行うため、各SaaSの利用状況が分かりやすくなっています。また、SaaSに登録されていないユーザーが現れた際には、検知して通知を送るなどセキュリティ面のサポートも万全です。
Bundleの特徴
- SaaS管理に特化したツール
- アカウント自動生成機能がある
- 未知のユーザーを自動検知して通知するためセキュリティ面も安心
URL: https://bundle.jp/
デクセコ
デクセコは、株式会社オロが提供しているSaaS管理ツールです。SaaSの把握に特化しており、アンケートなどから企業内のSaaS情報を集めることで、ヌケモレなく見える化できます。また、アンケートを定期的に自動で送ることで、棚卸や見直しを効率化できます。
デクセコの特徴
- SaaSの把握に重点をおいている
- アンケートにより、連携などから漏れるSaaSも可視化
- 利用状況やコストも見える化できる
マネーフォワード Admina
マネーフォワード Adminaは、SaaS管理ツールに必要な機能を兼ね備えた万能SaaS管理ツールです。200以上のSaaSとの連携が可能となっており、多くの企業に利用されています。社内で利用されているSaaSや、社員の利用状況を詳細に可視化できます。「SaaSごとの月次支払いコスト」、「アクティブでないSaaSアカウントの特定」により、無駄なコストを削減できます。
マネーフォワード Adminaの特徴
- オフボーディング(退職)対応の効率化
- IT管理クラウドで可視化したデータを様々なAPIで提供
- シャドーITの検出
- SaaSのコストをコスト把握/各ユーザーの利用状況から、コスト削減を提案
URL: https://i.moneyforward.com/
LOCKED
LOCKEDシリーズでは、SaaSのアカウントを自動設定する事で、アカウント管理が楽になる「LOCKED DAS」と、シングルサインオン(SSO)でパスワードを1つにする「LOCKED MSO」の2つを提供しています。お求めやすい価格で、SaaSの利活用にかかわる課題を解決出来ます。
LOCKEDの特徴
- 複数のSaaSアカウントを一括で作成/削除/変更(異動)
- 所属や役職にもとづいて処理されるので、入社/退職/異動への対応がラクに
- フォルダ/チャンネル/ライセンスなどSaaS固有の項目も自動設定
LOCKED
URL: https://locked.jp/
メタップスクラウド
メタップスクラウドは「会費ペイ」などのサービスと同じ運営母体である、株式会社メタップスから出ているSaaS管理ツールです。メタップスクラウドの最大の特徴は、各SaaSのセキュアにアクセスできる点です。これによって、導入している全てのSaaSに同一のIDやパスワードでログインできるようになります。組織構造をメタップスクラウド内にインポートすれば、部署や組織別でSaaSの管理が可能です。メタップスクラウドは業務効率化に適したSaaS管理ツールと言えるでしょう。
メタップスクラウドの特徴
- 業務効率化に特化したSaaS管理ツール
- 各SaaSのクラウドセキュアにアクセスできる
- IDやパスワードがシングルオンで可能になる
URL: https://www.metapscloud.com/
YESOD
YESODはイエソド株式会社から提供されている、人事観点での悩みを解決するSaaS管理ツールです。YESODを導入することで、導入後の人事異動や組織図が記録され続けるため、退社した社員を含め、いつ、誰が、どの役割であったかを即座に確認できるようになります。もちろん、社内のSaaSツールを自動で棚卸しし、利用状況やアカウントの管理もできます。SaaSの管理はもちろんのこと、人事記録に悩みがある方におすすめのSaaS管理ツールと言えるでしょう。
YESODの特徴
- 人事上の悩みを解決できるサービス
- 社内異動や組織図がレコードされ続ける
- 社内のSaaSを自動で棚卸し
zuora
zuoraはサブスクリプションサービスの制作者向け管理サービスを提供しています。zuoraはSaaS業界でも特に先駆的な取り組みをし、実績を上げている会社です。zoomやMicrosoftなどのSaaSツールを提供している会社の支援も行っており、SaaSツール制作者側に必要な管理を一任できます。請求や支払い確認、売上管理はもちろんのこと、迅速なツールの改善に貢献する制作者側向けのプラットホームを提供しています。これによって、より制作者側が効率よくSaaSツールの開発を進められるでしょう。
zuoraの特徴
- SaaS業界の先駆者として実績が豊富
- 多くのSaaSツールの管理を行っている
- 制作者側向けのプラットホームも展開
まとめ
本記事では、おすすめのSaaS管理ツールを比較しながら詳細に解説しました。SaaSは非常に便利な一方で、導入数が増えると管理が難しくなります。その結果セキュリティ面のリスクを抱えたり、無駄な経費を払い続けたりしてしまいます。しかし、それらの対策をすべて手動で行おうとすると多大な時間と労力が必要です。
無駄を省き、よりSaaSを有効活用できるように、本記事を参考にSaaS管理ツールを導入してみてはいかがでしょうか。
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NotePMの特徴
- マニュアル作成、バージョン管理、社外メンバー共有
- 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
- 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
- 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる
URL: https://notepm.jp/