Zapier(ザピアー) とは? 料金プラン・登録方法・連携できる定番ツールを徹底解説!

2023年06月18日(日) Zapier
zapier

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。

Zapierとは複数のアプリやツールを連携して、操作を自動化できるサービスです。SlackやChatwork、Discordなどのチャットツールをはじめ、5000種類以上のアプリに対応しています。Zapierを活用すると、毎日のルーティン業務を自動で行えるため、チームの生産性アップを期待できるでしょう。この記事では、Zapierと特徴や連携可能なツール、料金プランを紹介しします。ツールを連携する手順も解説しますので、参考にしてください。

Zapier(ザピアー)とは?

Zapierは、日々の作業をかんたんに自動化できるサービスです。
例えば、

  • Gmailで請求書メールを受け取ったら、PDFファイルをGoogleドライブに格納
  • Googleフォームで新しい回答があったら、チャット(Slack/Chatwork/Teams)通知
  • Facebookリード広告のリードをGoogleスプレッドシートに行追加

など、日々の業務で繰り返し作業しているタスクを、営業やマーケティングなどのビジネス部門の担当者が、エンジニアのサポートなしで簡単に自動化できます。

Zapierは3,000種類以上のWebアプリケーションに対応しており、自動化サービス(iPaaS)としては世界シェアNo1です。

ただし海外のサービスで、UIメニューが2021年2月時点では日本語対応していません。とても便利で使いやすいサービスなので、今後の日本語対応に期待しています。 ※日本語データの連携には問題ありません。

URL:公式サイト:Zapier

Zapierの特徴

全世界で活用されているほど便利で使いやすいサービスである、Zapierの特徴を解説します。

プログラミング不要

Zapierの特徴は、ノーコードで使用できることです。ツール同士の連携作業はZapierのWebサイト上のみで完結でき、プログラミングは一切必要ありません。ZapierのWebサイトは英語表記で、マニュアルや操作画面もすべて英語ですが(2023年3月現在)、Google翻訳を活用して日本語に変換すると問題なく理解できます。日本語データの連携は問題なく行えますのでご安心ください。

様々なツールをカスタマイズ可能

Zapierで組み合わせるだけで、さまざまなツールを自在にカスタマイズできます。特に便利なのは、取引先の仕様に合わせてSlackやTeams、Chatworkなど似た用途のツールを複数導入している場合です。Zapierを活用してTeamsやChatworkのやり取りもSlack上で行えるようになれば、ツールを切り替える必要がなくなります。情報を集約できるので、通知の見逃しや確認漏れも減らせるでしょう。

Zapierで連携できる定番ツール

zapier アプリ

Zapierは、3,000種類以上のツールやサービスに対応しています。
カテゴリ別の人気定番ツールをご紹介します。

メール

Gmail、Microsoft Outlook、Microsoft Office 365、Mailparser(メール本文を独自ルールでパースできる!)

チャット

Slack、Chatwork、Microsoft Teams、Discord、Google Hangouts Chat

ファイル管理

Googleドライブ、Dropbox、OneDrive、box、Amazon S3

その他の人気定番

Zoom、Googleカレンダー、Googleスプレッドシート、Trello、Facebook、Twitter、Salesforce、Marketo、Googleアナリティクス、など

公式サイト:Zapierアプリ一覧(英語)

Zapierの料金プラン

zapier 料金

料金プラン毎に、設定できる自動化のパターン数(Zap)と、月に実行できるタスク数(Task)が異なります。無料プランも用意されています。

プラン 料金 (月額) ※1 タスク数
(Task)
パターン数
(Zap)
備考
Free 無料 100 5 Zaps 無料プラン
Starter 2,691円 750 20 Zaps マルチステップ可能
Professional 6,595円 2,000 無制限 プレミアムアプリ無制限
Team 40,242円 500,000 無制限 チームでZapを共有
Company 80,618円 1,000,000 無制限 SSOやSCIM対応

※1 2023年3月時点。年間契約の場合

公式サイト:Zapier料金プラン(英語)

Zapierの登録方法

Zapierのトップページ 右上の [Sign Up] をクリック
zapier 登録

[メールアドレス]、[名前]、[パスワード] を入力して [Sign Up] をクリック
zapier 登録

[部門]、[業界]、[従業員数] を選択して [Continue] をクリック
zapier 登録

連携するアプリを選択して [Finish Setup] をクリック
zapier 登録

ダッシュボード画面が表示され、アカウント登録完了です。
zapier 登録

Zapierの使い方(Gmail→Slack連携)

ここでは定番の「Gmailで特定ラベルで受信したメールをSlackに通知する」Zapier連携方法を解説します。

このZapはビジネスGmailアカウントのみ有効です。

ZapierでZap作成(Gmail)

Zap(ザップ)とは、アプリ連携したワークフローの単位です。
この記事で紹介する「Gmailで受信したメールをSlackに通知する」という一連の流れが、1つのZapになります。

[MAKE A ZAP] をクリック
zapier gmail slack

[Search apps…] に「gmail」を入力して [Gmail] を選択
zapier gmail slack

[Trigger Event] をクリックし、[New Labeled Email] を選択し、[Continue] をクリック
→ [Trigger(トリガー)]とは、直訳すると「引き金」の意味で、ワークフローを開始させる条件になります。ここでは「新しいラベル付きメールを受信した場合」というトリガーを設定しています。
zapier gmail slack

[Choose an account…] をクリックし、[+Connect a new account] をクリック
→Gmailのログイン許可画面が表示されるので承認し、[Continue] をクリック
zapier gmail slack

[Label/Mailbox] をクリックし、Slack通知するGmailの [ラベル] を選択し、[Continue] をクリック
zapier gmail slack

[Test trigger] をクリック
→サンプルメールが表示されれば接続成功です。[Continue] をクリック
zapier gmail slack

ZapierでZap作成(Slack)

[Search apps…] に「slack」を入力して [Slack] を選択
zapier gmail slack

[Action Event] をクリックし、[Send Channel Message] を選択し、[Continue] をクリック
[Action(アクション)] とは、アプリに実行させる行動のことです。ここでは「Slackチャンネルにメッセージを送信する」というアクションを設定しています。
zapier gmail slack

[Choose an account…] をクリックし、[+Connect a new account] をクリック
→Slackのログイン許可画面が表示されるので承認し、[Continue] をクリック
zapier gmail slack

Slack通知する [Channel][Message Text] を選択し、[Continue] をクリック
→メッセージ内容をGmailの各項目、固定文字列などを組み合わせて自由にカスタマイズできます
zapier gmail slack

[Test & Continue] をクリック
zapier gmail slack

Slackにメッセージが通知されれば成功です。
zapier gmail slack

[Turn on Zap] をクリック
zapier gmail slack

NotePMと連携してストック情報を一元管理

NotePMはクラウド型のナレッジ共有ツールです。
NotePMとZapierを連携することで、バラバラに散らばった情報を一元管理できます。

Zapier連携で情報を一元管理するメリット

Zapier連携を活用すると、複数のツールから情報を集約することができます。では、そもそもビジネスで情報を一元管理するメリットは何でしょうか。

検索性の向上

必要な情報にすぐアクセス可能になるため、「どこに何があるか分からない」という悩みが減るでしょう。仕事で知りたいことがあっても、情報を集約したツール内を検索すれば必要なナレッジやデータが見つかります。そのため、眠っていた情報の活用や、無駄な問い合わせを削減するのに効果的です。

属人化の解消

これまで個人で把握していたような情報も、オープンにすることができます。たとえば営業が過去に顧客に渡した提案資料や見積もり、商談内容などを見ることができれば、「A社の対応は〇〇さんしかできない」といった事態を避けられます。業務を分担できるため、チームワーク向上にもつながるでしょう。

Zapierで単純な繰り返し作業を自動化

Zapierを使えば、日々の単純な繰り返し作業を自動化し、業務効率化を図れます。UIが英語なので、最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れればとても便利なサービスです。まずは無料プランで試してみてください!

おすすめの情報共有ツール「NotePM」

NotePM

NotePM(ノートピーエム) は、Webで簡単にマニュアル作成できて、強力な検索機能でほしい情報をすぐに見つけられるサービスです。さまざまな業界業種に導入されている人気サービスで、大手IT製品レビューサイトでは、とくに『使いやすいさ・導入しやすさ』を高く評価されています。

NotePMの特徴

  • マニュアル作成、バージョン管理、社外メンバー共有
  • 強力な検索機能。PDFやExcelの中身も全文検索
  • 社内FAQ・質問箱・社内ポータルとしても活用できる
  • 銀行、大学も導入している高度なセキュリティ。安全に情報共有できる

URL: https://notepm.jp/

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