会議資料は、関係者に情報を正確に伝え、議論をスムーズに進めるために欠かせないツールです。わかりやすい資料を作成するためにも、作成時のポイントをしっかりと理解しておきましょう。
本記事では、無料で使える会議資料のテンプレート・例文10選を紹介します。さらに、わかりやすい資料を作成するための基本的な考え方や工夫についても解説します。はじめて会議資料を作成する方にも役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
会議資料とは?
会議資料とは、会議や議会を行う際に用意する関連資料のことを指します。具体的にはアジェンダやレジュメ、その後の議事録などが含まれます。発表に使われたスライドやその場で配布される添付資料なども会議資料の一部です。
会議資料は、会議の内容を正確に伝え、参加者の理解を深めるために欠かせないツールです。会議終了後には記録としても活用されるため、情報を整理し、わかりやすく作成しましょう。
会議資料とアジェンダ、レジュメとの違い
会議に関連する書類には、「アジェンダ」や「レジュメ」など、会議資料とよく似たものがあります。会議資料、アジェンダ、レジュメの違いを以下の表にまとめました。
項目 | 意味 | 目的 |
---|---|---|
会議資料 | 会議に必要なすべての資料のこと(アジェンダやレジュメ、議事録、参考資料などが含まれる) | 議論や説明を補足するため |
アジェンダ | 会議の議題や進行順、時間配分などをまとめた計画表のこと | 会議全体の流れを把握し、スムーズに進行できるようにするため |
レジュメ | 会議の概要や発表内容を、要点を絞ってまとめた資料のこと(タイムスケジュールや進行順は含まない) | 会議内容を短時間で把握してもらうため |
それぞれ意味や目的に違いがあるため、違いを正しく理解しておくことが重要です。
>関連記事:【無料】アジェンダのテンプレート10選|目的や作成のコツも解説
会議資料を作成する4つのメリット
会議資料は、会議の内容を整理し共有するために重要なツールです。会議資料から得られる具体的なメリットは以下の4つです。
- 議論の軸が明確になる
- 会議時間を短縮できる
- 意思決定がしやすくなる
- 情報共有の精度が上がる
会議を滞りなく進めていくためにも、会議資料の大切さを知りましょう。
議論の軸が明確になる
会議資料があると、議論の軸が明確になり、会議全体がぶれにくくなります。
資料には議題や進行の流れなど、必要な情報が整理されているため、参加者は「いま何を話し合っているのか」をいつでも把握できます。話も脱線しにくくなり、自然と本題に集中しやすくなるでしょう。その結果、会議そのものの質が向上し、その後の業務にもよい影響が期待できます。
会議時間を短縮できる
会議資料があると、会議にかかる時間を短縮できるのがメリットのひとつです。
会議では多くの情報がやり取りされますが、それらをすべて口頭だけで正確に伝えるのは困難です。どれだけ丁寧に説明しても、聞き逃しや理解のずれが生じることも少なくありません。
会議資料があれば、説明しにくい部分を視覚的に補足したり、聞き逃した箇所を後から確認したりできます。無駄なやりとりを避けられるため、会議の効率化が図れるでしょう。
より会議を効率化できるツールについてはこちらの記事で紹介しているため、参考にしてください。
>関連記事:【2025年版】会議効率化ツールおすすめ14選!メリット・デメリット・選ぶ時のポイントも解説
意思決定がしやすくなる
会議資料があると、その場での意思決定がしやすくなります。
資料には、検討すべき課題や背景、関連するデータ、具体的な提案内容などが整理されており、参加者はそれらをもとに議論を進めます。口頭だけでは伝わりにくい根拠や比較情報も、資料によって明確になり、内容の理解が深まるでしょう。
その結果、意見の食い違いが起こりにくくなり、議題への認識が揃います。有意義な話し合いを重ねながら、納得のいく意思決定ができるでしょう。
情報共有の精度が上がる
会議資料があると、参加者同士の情報共有がより正確になります。
会議の前に資料を配布しておけば、参加者は会議前に内容を確認できるため、当日は話の流れを把握したうえで議論へ入れます。
会議中はもちろん、資料は会議後の議事録作成時にも役立つでしょう。会議に参加できなかったメンバーにも資料を通して内容を伝えられるため、情報の抜けや誤解を防げます。
会議資料の作成方法4ステップ
ここでは、伝わりやすい会議資料を作成するための基本ステップを4つに分けて紹介します。
- 目的・ゴールを明確にする
- 全体構成を作成する
- 必要なデータを整理する
- 資料を作成する
会議を円滑に進め、納得のいく結論にたどりつくためにも、この手順にしたがって資料を作成しましょう。
1.目的・ゴールを明確にする
会議資料を作成するときは、まず会議の目的やゴールを明確にしましょう。最初に明確化することで、「この会議で何を話し合うのか」を把握でき、会議の方向性が自然と定まります。
逆に、目的やゴールが曖昧なままだと、話が広がりすぎてしまったり、本来の論点から逸れてしまったりするおそれがあります。それを避けるためにも、まず「この会議で何を達成したいのか」という軸を固めましょう。
2.全体構成を作成する
目的が定まったら、次は資料全体の構成を組み立てましょう。いきなり冒頭から作りはじめると、順序や落としどころが曖昧になり、結果としてまとまりに欠けた資料になってしまいがちです。
会議の流れや伝えたいポイントを整理し、大まかに並べて全体の骨組みを作りましょう。このとき、頭の中で会議の進み方をイメージしながら作成すると、伝えたいことがしっかり伝わる構成になります。全体構成がしっかり定まっていれば、その後の資料作成もスムーズに進みます。
3.必要なデータを整理する
資料の構成が整ったら、次は必要なデータの収集と整理を行います。会議で説得力のある説明を行うには、具体的な数値や根拠となる情報が欠かせません。
グラフや表を用いれば、複雑な情報も視覚的に伝わりやすくなります。ただ、単にデータを並べるだけでは不十分です。「このデータを通じて何を伝えたいのか」を明確にし、その意図が読み手に伝わるよう意識しながら作成しましょう。
4.資料を作成する
いよいよ実際の資料作成に取りかかります。ただ、伝えたいことをすべて盛り込もうとすると、かえって要点がぼやけてしまいます。会議で共有すべき内容を整理し、優先順位をつけて記入していくことが重要です。
最初は自由にアイデアを盛り込みながら資料を作り、後から不要な情報を削ぎ落とすことで、すっきりとしたわかりやすい資料になります。また、ひとつのページにあれこれ詰め込みすぎるのではなく、ページごとにテーマを絞って作成すると、わかりやすい資料に仕上がります。
【無料】会議資料のテンプレート・例文10選
ここでは、会議資料に使えるテンプレート・例文を10個紹介します。
種類 | Wordファイル |
---|---|
汎用的な会議資料のテンプレート・例文 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
定例会議資料のテンプレート・例文 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
プロジェクト進捗会議資料のテンプレート・例文 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
企画提案会議資料のテンプレート・例文 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
事業計画会議資料のテンプレート・例文 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
年次報告会議資料のテンプレート・例文 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
経営戦略会議資料のテンプレート・例文 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
製品開発会議資料のテンプレート・例文 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
市場調査会議資料のテンプレート・例文 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
システム導入会議資料のテンプレート・例文 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
このテンプレートや例文を活用すれば、わかりやすい会議資料を手軽に作成できます。無料でダウンロードできるWordファイルも掲載しますので、ぜひご活用ください。
汎用的な会議資料のテンプレート・例文
汎用的な会議資料のテンプレート
【テンプレート】汎用的な会議資料
会議名:(例:第◯回〇〇プロジェクト定例会議)
日時:(例:2025年◯月◯日(◯)◯:◯〜◯:◯)
場所:(例:第1会議室/Zoom)
参加者:(所属・氏名)
1. 会議の目的
(この会議の目的や背景を記載)
2. 議題一覧
1. 議題A(例:現状報告)
2. 議題B(例:課題の整理)
3. 議題C(例:今後の対応方針)
3. 議題ごとの詳細
【議題1.:〇〇】
・概要:
・検討内容:
・確認事項:
【議題2.:〇〇】
・概要:
・検討内容:
・確認事項:
【議題3.:〇〇】
・概要:
・検討内容:
・確認事項:
4. 次回までのToDo/アクション
(誰が・いつまでに・何を行うかを記載)
5. 次回会議の予定
日時:
議題案:
汎用的な会議資料の例文
【例文】汎用的な会議資料
会議名:第8回 新商品開発プロジェクト定例会議
日時:2025年5月15日(木)14:00〜15:30
場所:第1会議室/Zoom併用
参加者:開発部:山田、営業部:田中、企画部:佐藤
1. 会議の目的
新商品の開発状況を共有し、リリースに向けた課題の整理とスケジュールの確認を行う。
2. 議題一覧
1. 開発進捗の報告
2. マーケティング戦略の見直し
3. 発売スケジュールの調整
3. 議題ごとの詳細
【議題1.:開発進捗の報告】
・概要:試作第2フェーズが完了
・検討内容:ユーザーテスト結果の共有
・確認事項:次フェーズの開発スケジュール
【議題2.:マーケティング戦略の見直し】
・概要:広告反応が想定より低い
・検討内容:ターゲット層の再分析、SNS施策の追加案
・確認事項:来週中に新方針を決定
【議題3.:発売スケジュールの調整】
・概要:製造ラインに1週間の遅延あり
・検討内容:調整案と社内・取引先への通知タイミング
・確認事項:広報と連携した発表準備
4. 次回までのToDo/アクション
・田中:SNS施策案を5/20までに提出
・山田:試作第3フェーズの工程表を5/19までに作成
・佐藤:社内説明資料を5/22までに準備
5. 次回会議の予定
日時:2025年5月23日(金)14:00〜15:00
議題案:マーケティング方針の決定、新試作モデルの評価
>このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)
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さまざまな会議に対応できる、基本構成を備えた汎用型テンプレートです。会議の目的や、議題、結論、今後のアクションを整理しやすい構成となっており、他部署との打ち合わせや緊急会議にも幅広く活用できます。資料作成に不慣れな方でも使いやすく、社内の情報共有や議論の土台として活用するのに最適です。
定例会議資料のテンプレート・例文
定例会議資料のテンプレート
【テンプレート】定例会議資料
会議名:(例:第◯回 ◯◯部 定例会議)
日時:(例:2025年◯月◯日(◯)◯:◯〜◯:◯)
場所:(例:本社会議室/オンライン)
出席者:(所属・氏名)
1. 会議の目的
(例:定例的な進捗確認と課題整理を行い、各部門間の情報共有を図る)
2. 前回からの主な変更点
(例:進捗・課題・方針の変更点を簡潔に記載)
3. 定例報告(部門別/担当別)
【担当A】
・現在の進捗:
・直面している課題:
・対応状況・次の予定:
【担当B】
・現在の進捗:
・直面している課題:
・対応状況・次の予定:
(必要に応じて増減)
4. 継続検討事項
(例:先月から継続している検討テーマの進捗状況や対応案など)
5. 連絡・共有事項
(例:他部門からの依頼事項、今後のイベント・納期など)
6. 次回会議予定
日時:
場所:
予定議題:
定例会議資料の例文
【例文】定例会議資料
会議名:第12回 営業部 定例会議
日時:2025年5月10日(金)10:00〜11:30
場所:本社第2会議室
出席者:部長:田中、主任:佐々木、メンバー:鈴木・林・斉藤
1. 会議の目的
営業部内の進捗共有および、各担当が抱える課題の洗い出しと対応の方向性を確認する。
2. 前回からの主な変更点
・A社との契約が正式に締結済み
・B社との交渉が一時中断(先方の事情による)
・4月末時点の目標達成率は82%→90%に上方修正
3. 定例報告(部門別/担当別)
【担当:鈴木】
・進捗:C社との次回商談が5/15に決定
・課題:先方の意思決定が遅く、スケジュールに不安
・対応:担当者へ週内にリマインド予定
【担当:林】
・進捗:展示会で獲得した新規リード20件の初期対応完了
・課題:うち5件のフォローが難航
・対応:来週中に優先度をつけて再アプローチ
【担当:斉藤】
・進捗:月初に提出済の見積3件が順調に進行中
・課題:価格競合により利益率の維持が困難
・対応:上長と連携して価格調整を検討中
4. 継続検討事項
・新規顧客向け提案資料のテンプレート見直し(5月中に完成予定)
・営業活動における週次報告フォーマットの標準化(林→案を次回提示)
5. 連絡・共有事項
・今月末の全社報告会での発表担当は営業部(発表準備:鈴木・斉藤)
・来週月曜(5/13)午前は全社停電のためPC利用不可
6. 次回会議予定
日時:2025年5月17日(金)10:00〜11:30
場所:第1会議室
予定議題:目標達成に向けた後半戦の戦略/テンプレート改訂案確認
>このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)
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月次・週次など、継続的に開催される定例会議向けのテンプレートです。報告事項や、確認事項、課題共有、次回予定といった流れを標準化し、会議の進行や記録がスムーズに行えます。関係者間で共通のフォーマットを使うことで、業務状況の変化を比較・把握しやすくなるでしょう。
プロジェクト進捗会議資料のテンプレート・例文
プロジェクト進捗会議資料のテンプレート
【テンプレート】プロジェクト進捗会議資料
会議名:(例:第◯回 ◯◯プロジェクト進捗会議)
日時:(例:2025年◯月◯日(◯)◯:◯〜◯:◯)
場所:(例:会議室A/Zoom)
出席者:(所属・氏名)
1. 会議の目的
(例:プロジェクトの進捗状況を確認し、課題の共有と対応方針を明確にする)
2. 現在の進捗状況
・全体の進捗率:
・完了済タスク:
・進行中タスク:
・遅延タスク:
3. 各担当の進捗報告
【担当A】
・担当範囲:
・現状:
・課題:
・次のアクション:
【担当B】
・担当範囲:
・現状:
・課題:
・次のアクション:
(必要に応じて増減)
4. 発生している課題と対応策
・課題内容:
・影響範囲:
・対応方針:
・期限/担当:
5. 次のマイルストーンと対応スケジュール
・マイルストーン名:
・予定日:
・必要な対応:
・担当者:
6. その他の共有事項
(例:関連プロジェクトとの連携事項、外部依存要因、連絡事項など)
7. 次回会議予定
日時:
場所:
予定議題:
プロジェクト進捗会議資料の例文
【例文】プロジェクト進捗会議資料
会議名:第6回 Webリニューアルプロジェクト進捗会議
日時:2025年5月9日(木)14:00〜15:00
場所:会議室B/オンライン併用
出席者:PM:小林、デザイナー:佐藤、エンジニア:高橋、広報:森
1. 会議の目的
Webサイトリニューアルプロジェクトの進捗確認と、今後の課題対応に向けた方針を整理する。
2. 現在の進捗状況
・全体進捗率:65%
・完了済タスク:構成案確定、主要ページのデザイン初稿完成
・進行中タスク:コーディング作業、レスポンシブ対応
・遅延タスク:ニュースページのCMS設計(2営業日遅れ)
3. 各担当の進捗報告
【担当:佐藤(デザイン)】
・担当範囲:トップ・サービス・会社情報ページ
・現状:デザイン2次修正中(クライアントフィードバック反映)
・課題:写真素材の不足により一部デザインが保留
・次のアクション:写真差し替え案を来週月曜までに提出
【担当:高橋(開発)】
・担当範囲:HTML/CSS/WordPress構築
・現状:基本テンプレート構築完了、下層ページ実装中
・課題:WordPressプラグインとの互換性に一部不具合あり
・次のアクション:代替プラグイン検証を週内に実施
4. 発生している課題と対応策
・課題内容:ニュースページのCMS設計に遅れ
・影響範囲:6月公開スケジュールに影響の可能性
・対応方針:設計工数の見直しと、リソース再配分を検討
・期限/担当:5月12日(月)までにPM小林が判断
5. 次のマイルストーンと対応スケジュール
・マイルストーン名:デザイン最終提出
・予定日:2025年5月16日(金)
・必要な対応:各ページの最終チェックと修正反映
・担当者:佐藤
6. その他の共有事項
・クライアントによる全体レビュー日が5月20日に変更
・サーバ移行日もあわせて変更予定(高橋が別途調整)
7. 次回会議予定
日時:2025年5月16日(木)14:00〜15:00
場所:会議室B
予定議題:デザイン最終提出内容の確認、CMS設計の進捗
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進行中のプロジェクトにおける進捗状況、課題、今後の対応を報告・整理するためのテンプレートです。各工程の進捗率や担当者別のタスク管理に加え、リスクの有無や対応策も明示できます。プロジェクトの可視化と、部署間の円滑な連携に役立ちます。
企画提案会議資料のテンプレート・例文
企画提案会議資料のテンプレート
【テンプレート】企画提案会議資料
会議名:(例:新商品プロモーション企画 提案会議)
日時:(例:2025年◯月◯日(◯)◯:◯〜◯:◯)
場所:(例:第3会議室/オンライン併用)
提案者:(所属・氏名)
1. 企画の背景・目的
(例:現状の課題、企画立案の経緯、取り組むべき理由などを簡潔に)
2. 企画の概要
・企画名:
・概要説明:
・対象(ターゲット):
・期間/実施時期:
3. 期待される効果・成果
(例:売上向上・認知拡大・業務効率化など、見込まれる効果を具体的に)
4. 実施内容とスケジュール
・ステップ1:
・ステップ2:
・ステップ3:
・スケジュール(予定):
5. 必要なリソースとコスト
・人員体制:
・予算目安:
・社内外の連携体制:
6. 想定されるリスクと対応策
(例:スケジュール遅延や予算超過などのリスクとその対処方法)
7. その他/確認事項
(例:他部門への依頼事項、承認フロー、次回の確認会議日程など)
企画提案会議資料の例文
【例文】企画提案会議資料
会議名:新商品「すっきり茶」販促キャンペーン企画提案会議
日時:2025年5月10日(金)15:00〜16:00
場所:第3会議室/Zoom併用
提案者:マーケティング部 田中亮太
1. 企画の背景・目的
春季新商品の発売にあたり、競合製品との差別化と早期認知獲得を目的とした販促キャンペーンを企画。本商品の健康志向訴求を軸に、ターゲット層への印象強化を図る。
2. 企画の概要
・企画名:すっきり茶「朝の健康習慣」キャンペーン
・概要説明:SNSを中心に、体験モニター施策と連動したキャンペーンを実施
・対象:30〜40代の健康志向のある男女
・期間:2025年6月1日〜6月30日
3. 期待される効果・成果
・SNS上での話題化と口コミの拡散
・店頭購買への導線強化
・発売1ヶ月間での販売目標:3万本達成を想定
4. 実施内容とスケジュール
・ステップ1:インフルエンサー起用による告知(5月下旬〜)
・ステップ2:モニター募集とレビュー投稿促進(6月1日〜)
・ステップ3:抽選キャンペーン実施(6月中旬)
・スケジュール:準備:5月10日〜/本施策:6月1日〜30日/結果分析:7月上旬
5. 必要なリソースとコスト
・人員体制:マーケ2名+PR会社1社
・予算目安:約150万円(広告費・謝礼・運営費)
・社内外連携:営業部・商品開発部・広報との調整が必要
6. 想定されるリスクと対応策
・SNS炎上対策として投稿内容の事前チェック体制を構築
・モニター応募が少ない場合に備え、媒体追加や期間延長を準備
7. その他/確認事項
・5月17日(金)までに関係部署の承認を取得
・次回確認会議:5月20日(月)15:00〜(進行状況共有)
>このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)
>テンプレートをダウンロードする(個人情報入力なし)
新しいサービスや商品を提案する場に最適なテンプレートです。背景や目的、提案内容、想定効果、懸念点、次のステップまでを整理し、説得力ある提案資料を作成できます。上層部へのプレゼンにも適しており、意思決定をスムーズに後押しします。
事業計画会議資料のテンプレート・例文
事業計画会議資料のテンプレート
【テンプレート】事業計画会議資料
会議名:(例:2025年度 事業計画会議)
日時:(例:2025年◯月◯日(◯)◯:◯〜◯:◯)
場所:(例:本社会議室/オンライン併用)
報告者:(所属・氏名)
1. 事業計画の目的
(例:新年度の事業方針、戦略の共有、各部門の目標明確化 など)
2. 前年度の振り返り
・達成状況(数値・成果):
・課題とその要因分析:
3. 今年度の事業方針
・全社方針/部門方針:
・重点領域と理由:
4. 具体的な施策と目標
・施策1:
‐ 内容:
‐ 目標値:
・施策2:
‐ 内容:
‐ 目標値:
5. スケジュールとマイルストーン
・年間スケジュール(四半期ごとの重点):
・主要マイルストーン(例:新製品リリース、イベント開催など)
6. 体制と必要リソース
・人員構成:
・予算配分:
・社内外の連携ポイント:
7. リスクと対策案
(例:景気動向、人的リソース不足、競合動向などを想定)
8. 今後の確認事項・次回会議予定
(例:承認の可否、要修正項目、次回報告日程)
事業計画会議資料の例文
【例文】事業計画会議資料
会議名:2025年度 事業計画会議
日時:2025年4月5日(金)13:00〜15:00
場所:本社会議室(2F)+Zoom
報告者:経営企画部 佐藤智子
1. 事業計画の目的
2025年度の全社方針および各部門の取り組み内容・目標を明確化し、部門間での共通認識を形成する。
2. 前年度の振り返り
・達成状況:売上前年比110%、新規顧客獲得率95%達成
・課題:商品開発の遅れ、営業部門の人的リソース不足
3. 今年度の事業方針
・全社方針:「選択と集中」による効率経営と収益力の強化
・重点領域:BtoB事業の拡大、新製品開発のスピードアップ
4. 具体的な施策と目標
・施策1:法人向けECサービスの機能強化
‐ 内容:新機能3件追加、導入企業50社を目指す
‐ 目標値:法人売上前年比+20%
・施策2:社内開発スピードの最適化
‐ 内容:新開発プロセス導入、レビュー工数を30%削減
‐ 目標値:リリース期間平均25日以内
5. スケジュールとマイルストーン
・Q1:法人向け施策着手、開発体制見直し
・Q2:新機能リリース(6月)、人材補強開始
・Q3:新製品発表会(9月)、営業体制再構築
・Q4:全体レビュー、次年度方針整理
6. 体制と必要リソース
・人員構成:営業6名 → 8名体制へ拡充予定
・予算配分:約8,000万円(うち開発費3,000万円)
・社内連携:商品開発・人事・広報部門との密接な連動が必要
7. リスクと対策案
・新製品の市場反応の不確実性 → ユーザーテスト強化
・リソース不足 → 外部パートナーとの連携強化を検討
8. 今後の確認事項・次回会議予定
・各部門からの実行計画提出期限:4月15日(月)
・次回レビュー会議:7月3日(水)14:00〜(中間進捗報告)
>このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)
>テンプレートをダウンロードする(個人情報入力なし)
中長期的な経営・事業方針を整理し、部門ごとの戦略やアクションプランを共有するためのテンプレートです。事業の現状分析や課題、数値目標、実行計画などを網羅しており、会議で経営層や各部門の方向性を一致させるために役立ちます。
年次報告会議資料のテンプレート・例文
年次報告会議資料のテンプレート
【テンプレート】年次報告会議資料
会議名:(例:2024年度 年次報告会)
日時:(例:2025年◯月◯日(◯)◯:◯〜◯:◯)
場所:(例:本社会議室/オンライン)
報告者:(所属・氏名)
1. 会議の目的
(例:1年間の事業活動と成果を振り返り、今後の方向性を共有する)
2. 年間活動の概要
・主な取り組み:
・プロジェクト実施状況:
・社内外の連携活動:
3. 成果と実績
・数値目標の達成状況:
・品質・顧客満足度などの改善点:
・受賞・表彰、対外評価:
4. 課題とその要因
・未達成事項と理由:
・内部的・外部的な要因:
5. 改善に向けた取り組み
・今年度内で行った対応策:
・効果のあった施策と教訓:
6. 次年度への展望と提案
・来年度に向けた重点課題:
・体制・運用の見直し提案:
・期待される成果と目標:
7. 質疑応答・意見交換
(議論が必要な項目や決定事項など)
8. 今後のスケジュール・次回会議予定
(例:次回方針会議、部門別報告会の予定など)
年次報告会議資料の例文
【例文】年次報告会議資料
会議名:2024年度 年次報告会
日時:2025年3月28日(金)15:00〜17:00
場所:本社会議室+Teams
報告者:管理本部 中村洋介
1. 会議の目的
2024年度の活動・成果・課題を部門横断で共有し、来年度の方向性や体制にいかすことを目的とする。
2. 年間活動の概要
・主な取り組み:全社DX推進、新評価制度の導入、業務プロセス見直し
・プロジェクト:3件完了、2件が継続中(DX基盤構築、社内ポータル刷新)
・連携活動:外部ベンダーとの協働、人事部・情報システム部との連動強化
3. 成果と実績
・KPI達成率92%、業務効率15%向上
・社内満足度アンケート結果:前年比+18ポイント
・JISA業界表彰「業務改善賞」受賞
4. 課題とその要因
・評価制度運用面での理解不足
・プロジェクト初期設計フェーズの精度不足による遅延
5. 改善に向けた取り組み
・人事評価に関する説明会を全社向けに4回実施
・WBS見直しと定例レビューを導入、進捗安定に効果あり
6. 次年度への展望と提案
・施策定着フェーズへの移行と現場主導の活用強化
・人材育成制度の再構築
・社内ナレッジ共有体制の標準化を推進
7. 質疑応答・意見交換
・評価制度の次ステップに関する意見交換
・システム刷新による現場負担軽減策の検討依頼
8. 今後のスケジュール・次回会議予定
・部門別方針検討会:4月8日(月)
・全社方針決定会議:4月24日(水)
>このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)
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年間の業績や活動の成果や、課題、今後の展望などを報告する会議向けのテンプレートです。事業部単位やプロジェクト単位での振り返りに適しており、データやグラフを交えればよりわかりやすく実績を伝えられます。次年度に向けた課題整理にも活用できます。
経営戦略会議資料のテンプレート・例文
経営戦略会議資料のテンプレート
【テンプレート】経営戦略会議資料
会議名:(例:2025年度 第1回 経営戦略会議)
日時:(例:2025年◯月◯日(◯)◯:◯〜◯:◯)
場所:(例:本社会議室/オンライン)
出席者:(例:役員、事業部長ほか)
作成者:(部署・氏名)
1. 会議の目的
(例:経営方針の見直し、中期計画の検討、事業環境変化への対応戦略を協議)
2. 現状分析
・経営指標の推移:
・市場動向/業界トレンド:
・社内外の課題:
3. 前回会議での主な議題と対応状況
・前回決定事項:
・実施済みの施策と効果:
・未実施項目の理由と対応予定:
4. 重点戦略テーマと提案内容
・テーマ1.:(例:新規事業の方向性)
・テーマ2.:(例:グローバル展開の再構築)
・テーマ3.:(例:人材投資と組織開発)
5. リスクと対策案
・外部リスク:
・内部課題:
・リスク低減に向けたアクション案:
6. 収益計画/投資見通し
・次年度予算案の方向性:
・重点投資分野:
・ROIや回収シミュレーション:
7. 意思決定に向けた論点整理
(例:中期経営計画の軸、撤退・集中の判断、意思決定のスケジュール)
8. 次回会議予定と進行スケジュール
(例:次回会議日程、関係部門の準備事項)
経営戦略会議資料の例文
【例文】経営戦略会議資料
会議名:2025年度 第1回 経営戦略会議
日時:2025年4月10日(木)10:00〜12:00
場所:本社会議室+Zoom
出席者:代表取締役、取締役、各部門長
作成者:経営企画部 田中優子
1. 会議の目的
2025年度以降の経営戦略と中期経営計画の骨子について議論し、重点施策と実行計画の方向性を確認する。
2. 現状分析
・売上:前年対比+4.5%、営業利益率8.2%に回復
・市場動向:主要市場での競争激化、新興市場への関心高まる
・社内課題:人材確保の難化、既存サービスの収益性低下
3. 前回会議での主な議題と対応状況
・D2C事業立ち上げ決定→5月より実行フェーズに移行
・組織横断プロジェクトの遅延→KPIとPM体制を見直し中
4. 重点戦略テーマと提案内容
・新規事業開発の投資判断基準を明確化
・ASEAN市場参入に向けた実証実験を第2四半期に実施
・リーダー育成プログラムの階層別導入案を提出
5. リスクと対策案
・為替変動:ヘッジ契約の強化、外貨建取引の拡大
・人材流出:処遇制度見直しとエンゲージメント施策の強化
6. 収益計画/投資見通し
・新規投資予定:年間5億円規模(新規事業、人材育成、DX)
・ROI:3年以内の回収想定
・予算配分案は別紙にて添付
7. 意思決定に向けた論点整理
・2025〜2027年 中期経営計画の重点分野
・国内既存事業の統合・再編方針
・人材投資の範囲とKPI設定
8. 次回会議予定と進行スケジュール
・第2回戦略会議:2025年6月5日(木)10:00〜
・次回までに各部門は重点施策のコスト試算を提出
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経営層向けの戦略会議資料テンプレートです。とくに、会社の方向性や経営方針を検討する場で活躍します。外部環境分析や自社の強み・弱み、将来の機会とリスクを整理したうえで、中長期の目標と具体的な戦略案を提示できます。
製品開発会議資料のテンプレート・例文
製品開発会議資料のテンプレート
【テンプレート】製品開発会議資料
会議名:(例:第◯回 製品開発会議)
日時:(例:2025年◯月◯日(◯)◯:◯〜◯:◯)
場所:(例:本社開発会議室/オンライン)
出席者:(例:開発部、商品企画部、営業部 ほか)
作成者:(部署・氏名)
1. 会議の目的
(例:新製品Aの開発進捗の共有と課題整理、今後の開発計画確認)
2. 製品概要と開発目的
・製品名/開発コード:
・製品コンセプト:
・ターゲット市場と顧客層:
・開発の背景・狙い:
3. 開発スケジュールと進捗状況
・全体スケジュール:
・現在のステータス:
・各工程の進捗/遅延要因:
4. 技術面・品質面での課題
・課題1.:(例:材料調達に関する不確定要素)
・課題2.:(例:試作品の性能が要件未達)
・対応策と検討中の代替案:
5. 市場・競合動向の確認
・競合製品の動向:
・市場からのフィードバックや調査結果:
6. コスト・価格戦略案
・目標原価・販売価格:
・コストダウンの検討ポイント:
・価格に関する意思決定事項:
7. 次ステップの確認と検討事項
・次回試作フェーズの実施タイミング:
・営業・マーケ部門との連携項目:
・社内稟議や承認フローの見通し:
8. 次回会議予定と担当者タスク
・次回会議日程:
・次回までの提出資料/調査項目:
・各担当のアクションアイテム:
製品開発会議資料の例文
【例文】製品開発会議資料
会議名:第6回 製品開発会議
日時:2025年5月15日(水)13:30〜15:30
場所:開発会議室+Teams
出席者:開発部、商品企画部、営業部
作成者:商品企画部 山口翔太
1. 会議の目的
新製品「Smart〇〇」の開発状況を共有し、量産設計に向けた課題整理と意思決定を行う。
2. 製品概要と開発目的
・製品名/開発コード:Smart〇〇(開発コード:SH3)
・製品コンセプト:省エネ・スマート操作を実現する最新ヒーター
・ターゲット市場と顧客層:ひとり暮らし世帯、在宅ワーカー
・開発の背景:旧モデルの不具合指摘と競合の性能追従
3. 開発スケジュールと進捗状況
・スケジュール:2025年1月試作開始〜10月出荷開始予定
・現在:第2試作品まで完了、評価段階
・遅延要因:部品供給遅れにより第3試作が1週間後ろ倒し
4. 技術面・品質面での課題
・内部センサーの精度にばらつきあり
・安全基準(PSE)への追加試験が必要
・代替センサーの調達可否を検討中
5. 市場・競合動向の確認
・A社が4月に「Heat〇〇」を発売
・ヒート出力は上だが価格が1.5倍と高価格帯
・自社のコストパフォーマンス優位性が継続中
6. コスト・価格戦略案
・目標原価:9,800円/販売価格:19,800円(税込)
・金属パーツを樹脂へ変更する案を検討中
・部材発注時期によっては単価変動のリスクあり
7. 次ステップの確認と検討事項
・6月末までに量産試作品を完成させる
・営業部と販促資料の初稿を調整中
・価格最終案は6月会議で決定予定
8. 次回会議予定と担当者タスク
・次回会議:2025年6月14日(金)14:00〜
・担当別タスク:技術→量産品設計レビュー/企画→販促案初稿
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新製品やサービス開発に関する検討・報告に役立つテンプレートです。開発目的や、設計概要、進捗状況、課題と対応案などを網羅し、チーム内の情報共有を助けます。開発部門と営業・マーケティング部門の連携にも活用できるでしょう。
市場調査会議資料のテンプレート・例文
市場調査会議資料のテンプレート
【テンプレート】市場調査会議資料
会議名:(例:第◯回 市場調査会議)
日時:(例:2025年◯月◯日(◯)◯:◯〜◯:◯)
場所:(例:本社会議室/オンライン)
出席者:(例:マーケティング部、営業企画部、開発部 ほか)
作成者:(部署・氏名)
1. 会議の目的
(例:市場調査結果の報告と、それにもとづく戦略案の共有・意見交換)
2. 調査の概要
・調査対象:
・調査手法:
・実施期間:
・調査目的:
3. 主な調査結果の要約
・市場規模・成長率:
・顧客のニーズ傾向:
・競合他社の状況:
・購買行動・価格感度:
4. 課題と機会の抽出
・発見された課題:
・想定されるビジネス機会:
・予測される市場変化:
5. 自社への影響と考察
・自社のポジショニング:
・リスクと強みの分析:
・現行戦略との整合性:
6. 今後の方針案・アクション候補
・新たに検討すべき商品/サービス:
・販路の見直しや提案:
・次の調査テーマや必要な分析:
7. 次回会議予定とアクション整理
・次回日程:
・各部門の担当タスク:
・提出・報告の期日:
市場調査会議資料の例文
【例文】市場調査会議資料
会議名:第3回 市場調査会議
日時:2025年5月22日(木)10:00〜11:30
場所:第1会議室+Zoom
出席者:マーケティング部、営業企画部、開発部
作成者:マーケティング部 高橋優子
1. 会議の目的
2025年度春に実施した全国消費者調査の結果を共有し、今後のプロモーション方針や開発テーマへの活用方法を議論する。
2. 調査の概要
・調査対象:20〜50代の男女(全国1000名)
・調査手法:オンラインアンケート
・実施期間:2025年3月1日〜3月15日
・調査目的:健康志向製品に対する関心と購買傾向の把握
3. 主な調査結果の要約
・健康食品市場は前年比8.4%成長と拡大傾向
・「手軽にとれる栄養」への需要が高い
・競合の強みはSNSマーケティングとパッケージ訴求
・購入時の重視点は「価格」と「口コミ」が上位
4. 課題と機会の抽出
・若年層の認知不足が大きな課題
・「朝食代替」「間食向け栄養補助」に商機あり
・サブスク型商品のニーズが上昇傾向
5. 自社への影響と考察
・現在の訴求は「栄養バランス重視」でやや古い印象
・強みであるOEM対応力をいかす方針は維持
・若年層へのリーチ不足は販売チャネルの課題
6. 今後の方針案・アクション候補
・次期新商品で「間食向けパウチ型」のコンセプト開発を検討
・Instagram中心のPR施策を再構築
・リピート傾向の高い商品群を抽出しサブスク化の可能性を調査
7. 次回会議予定とアクション整理
・次回:2025年6月20日(木)10:00〜
・開発部:新コンセプトの初案提出
・営業:既存顧客の購買動向分析(6/10締切)
・マーケ:SNS調査報告(6/15提出)
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市場調査結果の報告や分析結果の共有に適したテンプレートです。調査の目的、対象、主な結果、考察、今後の対応方針を整理することで、マーケティング戦略や商品企画に役立つ資料になります。グラフや表も適宜活用すれば、わかりやすい資料になるでしょう。
システム導入会議資料のテンプレート・例文
システム導入会議資料のテンプレート
【テンプレート】システム導入会議資料
会議名:(例:第◯回 システム導入検討会議)
日時:(例:2025年◯月◯日(◯)◯:◯〜◯:◯)
場所:(例:本社会議室/オンライン)
出席者:(例:情報システム部、業務部、総務部 ほか)
作成者:(部署・氏名)
1. 会議の目的
(例:業務効率化のための新システム導入に向け、要件確認と候補の比較・方向性の決定を行う)
2. 導入の背景・課題
・現在の業務での問題点:
・既存システムの限界:
・改善すべき業務プロセス:
3. 導入目的と期待される効果
・業務効率向上:
・人的ミスの削減:
・コスト最適化:
・将来的なスケーラビリティ:
4. システム要件定義(主要機能・条件)
・必要な機能:
・利用部門/利用人数:
・クラウド/オンプレミスの要望:
・予算・導入期限の目安:
5. 候補システムの比較(A/B/C案など)
・ベンダー名/製品名:
・価格帯・ランニングコスト:
・導入実績/保守体制:
・強み/懸念点:
6. 検討結果・方向性案
・推奨案の概要:
・選定理由:
・今後の確認事項:
7. 次回予定と担当タスク
・次回会議日程:
・各担当の調査・見積依頼タスク:
・ベンダー訪問・デモ日程の確認:
システム導入会議資料の例文
【例文】システム導入会議資料
会議名:第2回 システム導入検討会議
日時:2025年6月3日(火)15:00〜16:30
場所:第2会議室+Teams
出席者:情報システム部、業務部、総務部
作成者:情報システム部 川口誠
1. 会議の目的
受発注業務の効率化を目的としたシステム導入について、要件の最終確認と候補システム3社の比較を行い、導入に向けた方向性を定める。
2. 導入の背景・課題
・受発注業務がExcelとFAXに依存しており、手入力によるミスが頻発
・作業が属人化しており、引き継ぎ・育成が困難
・日々の処理件数が増加し、対応が追いつかない状況
3. 導入目的と期待される効果
・入力・確認作業の自動化による業務時間の削減
・人的ミスの減少と作業の標準化
・処理状況のリアルタイム可視化
・クラウド化により拠点間連携もスムーズに
4. システム要件定義(主要機能・条件)
・Web受注対応、帳票出力、在庫連携機能
・想定ユーザー数:約30名
・クラウド型希望(スマホ対応含む)
・導入予算:月額30万円以内、導入希望時期:2025年9月末まで
5. 候補システムの比較
A社「Smart〇〇」:UIが直感的。導入実績が豊富。初期費用が高め
B社「Order〇〇」:コスト面で有利。サポート体制はやや不安
C社「Biz〇〇」:在庫管理機能が強み。導入企業から高評価
6. 検討結果・方向性案
・C社「Biz〇〇」を第一候補とする。理由は機能の充実度とサポート実績
・実際の操作感を確認するため、来週中にデモを実施予定
・詳細要件のすり合わせと、契約条件の確認を進める
7. 次回予定と担当タスク
・次回会議:6月12日(水)10:00〜
・川口:C社とのデモ調整、契約条件の確認
・佐藤(業務部):実務要件の洗い出しと優先順位整理(6月10日提出)
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新しい業務システムの導入を検討する際に使えるテンプレートです。導入の背景・課題、要件定義、比較対象システムについて、検討結果、今後の進め方などを整理できる構成になっています。導入判断に必要な情報を網羅的にまとめられるでしょう。
わかりやすい会議資料を作成するための5つのコツ
伝わりやすい資料に仕上げるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。ここでは、わかりやすい会議資料を作るためのコツを5つ紹介します。
- 1スライド・1メッセージを意識する
- 見やすい表記・レイアウトを心がける
- 5W2Hを意識する
- 難しい言葉は避ける
- あらかじめテンプレートを作成しておく
質の高い資料で参加者全員に内容を的確に伝え、議論や意思決定をスムーズに進められるようにしましょう。
1スライド・1メッセージを意識する
会議資料を作成する際は、「1スライド・1メッセージ」を意識しましょう。情報を詰め込みすぎると、参加者は何を読み取ればいいのか迷ってしまいます。そのページで伝えたい内容をひとつに絞り、メッセージを明確にすることが重要です。
要点を絞って構成すれば、文字も大きく表示でき、見やすさが向上します。さらに、スライドごとに話題がはっきりとわかれるため、会議全体の流れをつかみやすくなり、参加者が内容を理解しやすくなるのです。
見やすい表記・レイアウトを心がける
会議資料を作成する際は、表記やレイアウトの見やすさを意識しましょう。
具体的には、表記やフォントの種類を統一し、半角と全角の使い方にも一貫性を持たせます。フォントは視認性の高いものを選び、サイズにも配慮しましょう。これにより、資料全体の印象が整い、読み手にとってストレスの少ない資料になります。
また、色使いはベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3色に絞ると、資料にまとまりが出ます。目立たせようとして派手な色を選びたくなるかもしれませんが、彩度や明度が強すぎると、かえって見づらくなるため注意が必要です。
また、文章ばかりの資料は読み進めにくくなるため、要点は箇条書きで整理すると効果的です。ひと目で理解できるように、1項目13文字程度を目安にまとめると、伝わりやすさがさらに高まります。
5W2Hを意識する
会議資料を作成する際には、「5W2H」を意識することで、内容の具体性と説得力が高まります。「5W2H」とは、以下の7つの要素のことです。
- Why(なぜ)
- What(何を)
- Who(誰が)
- Where(どこで)
- When(いつ)
- How(どのように)
- How Much(いくらで)
これらの視点を盛り込むことで、読み手は状況や背景、目的、手段などをすばやく把握できます。ただし、すべての項目を必ず入れる必要はありません。会議の目的やテーマに応じて、どの項目を取り入れるかを見極めることが大切です。
難しい言葉は避ける
会議資料を作成するときは、できるだけ難しい言葉や専門用語を避け、誰にでも伝わる表現を心がけましょう。
資料を読む相手は、必ずしも同じ知識レベルとは限りません。専門的な表現が多いと理解の妨げになってしまいます。言い回しを簡単にすることで、情報の本質が伝わりやすくなり、誤解も防げます。
また、どうしてもわかりにくい用語を使う必要があるときは、簡単な言い換えや補足を添えると親切です。資料作成時は読み手の立場で考え、誰が見てもわかる表現を選びましょう。
あらかじめテンプレートを作成しておく
会議資料を効率よく作成するには、あらかじめテンプレートを用意しておくと便利です。
毎回ゼロからレイアウトやデザインを考えていると、どうしても時間がかかってしまいます。しかし、テンプレートがあれば、構成や体裁が整った状態からはじめられるため、資料の内容自体に集中できます。また、全体の見た目に統一感が出るため、見る側にもわかりやすい資料に仕上がるでしょう。用途に応じた複数のテンプレートを用意しておくと便利です。
会議資料作成にはテンプレートが豊富なITツール「NotePM」がおすすめ
わかりやすい会議資料を作るなら、ITツール「NotePM」がおすすめです。
このツールにはテンプレート機能が備わっており、統一感のある見やすい会議資料を誰でも簡単に作成できます。資料の体裁を整える手間が省けるだけでなく、チーム内での共有もしやすくなるため、作成から運用までの効率が大きく向上します。また、全文検索が可能な強力な検索機能も搭載されており、過去の会議資料をすばやく探し出すことも可能です。
無料トライアルもあるため、導入前に実際の操作感や機能を確認できます。ぜひお気軽にお試しください。
NotePMの特徴
- テンプレート機能で社内アンケートを簡単に作成
- 全文検索機能で過去の会議資料もすぐに見つかる
- 社内FAQや社内ポータルとしても利用可能
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わかりやすい会議資料を作成して会議をスムーズに進めよう
会議を円滑に進めるためには、わかりやすく整理された会議資料が欠かせません。資料によって参加者が会議内容を正しく理解できれば、議論もスムーズに進み、みんなが納得する結論を得られるでしょう。
資料作成にあたっては、まず目的や伝えたいポイントを明確にし、全体の構成を整えることが重要です。また、「1スライド・1メッセージ」を意識し、視認性の高い表記やレイアウトにすることで、より伝わりやすい資料になります。
わかりやすい会議資料は、単なる説明ツールではなく、会議そのものの質を高める役割を果たします。伝えたいことを的確に伝え、参加者全員が共通の認識を持てるように、会議資料をわかりやすく作成しましょう。
※本サイトに掲載されている情報およびテンプレートは、一般的な情報提供を目的としたものであり、法律上の助言を提供するものではありません。内容の正確性や適切性については十分配慮しておりますが、個別の事情に応じた判断が必要となる場合があります。ご利用に際しては、必ずご自身の責任において内容をご確認のうえ、必要に応じて専門家へご相談ください。
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