親しい仲間とのイベントやビジネスパートナーとの打ち合わせなど、複数の相手と日程を決めることが難しいと感じることはないでしょうか。参加者の事情によっては、まとまるまで時間がかかることもあります。そのようなときに便利なのが日程調整サービスです。この記事では、日程調整サービスのメリットや選定のポイントなどを解説し、さらにおすすめのサービスを9点紹介していきます。
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目次
日程調整サービスとは
日程調整サービスとは、会議や打ち合わせといったビジネスや個人的なイベントなど、参加者の希望を考慮しながら日程を自動的に調整できるサービスのことです。細かい機能はさまざまですが、イベントの作成と告知から出欠の管理までが可能で、日程が決定した後は自動的にカレンダー登録できるサービスもあります。利用方法もいろいろで、アプリをインストールするタイプやログインして使用するタイプ、ログインもアプリも不要なタイプなどに分かれています。
日程調整サービスが注目される理由
たとえ1対1であっても、お互いに都合の良い日時をすり合わせて予定を入れることはなかなか難しいものがあります。特に、生活サイクルや働き方が異なる複数の人とイベントを実施するには、日程を決めるだけでも時間が取られがちです。そのような時間と手間を省き、簡単に日程の決定ができれば、その分ビジネスやプライベートに時間を取ることができます。気軽にイベントやビジネスの日時調整ができるツールとして、日程調整サービスが注目されはじめています。
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日程調整サービス導入のメリット
ここでは、日程調整サービスを導入するメリットについて紹介していきます。
イベントの詳細を個別に説明しなくて済む
日程調整サービスの多くは、候補の日時をいくつか設定してイベントを作成する機能がついています。参加予定者には作成されたイベントのURLが送付されるため、内容はWeb上で簡単に確認することが可能です。つまり、メールやLINEでイベントの詳細を説明する手間がかかりません。
複数の相手との日時調整を自動でできる
あらかじめ参加予定者を一覧表にして送信するため、受け取った側はそれぞれ出欠や参加可能日時をチェックするだけです。サービスにもよりますが情報の共有も可能で、個別に参加者の希望を確認する手間を省くことができます。希望の多い日時が自動で表示されるなど、簡単に日程が決められる機能がついています。
環境に合わせてさまざまな利用方法が選べる
日程調整サービスには、アプリタイプやWeb版などがあります。アプリはiOSとAndroidに対応しているものが多く、さまざまな端末で利用しやすいのもメリットの一つです。サービスによってはガラケーでも閲覧可能なものなど複数の受取方法が用意されていることもあり、相手の端末を考慮して選びやすいといえるでしょう。
日程調整サービスの種類
日程調整の方法は2種類あり、それぞれ用途が異なります。
予約受付型
すべての空いている日時を候補として提示し、相手に1つだけ選んでもらう形です。相手が選択した時点で日時が確定します。飲食店や美容院の来店予約や、一対一でのやりとりにはこのタイプが使われています。Googleカレンダーと連携して候補日時を自動で抽出するツールを選ぶと、日時を選ぶ手間を削減できて効率的です。
候補提案型
候補日時をピックアップした上で、相手の都合を尋ねる形です。複数人での予定調整に対応可能なため、旅行や会議の日程決めなどに便利に使えます。また、参加者全員が都合の良い日時が複数あった場合、最終的な決定権は自分にあることも特徴です。複数の予定を並行して調整する際も、ダブルブッキングを避ける効果もあります。
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日程調整サービスの選定ポイント
次に、実際に日程調整サービスを導入する際に押さえておきたいポイントを解説していきます。
他のツールと連携できる
日程調整には1件あたり30分程度掛かると言われています。時間が掛かる作業だからこそ、他のツールと連携して自動化できるサービスが便利です。イベントの内容をメールで通知してくれるツールや、自動でカレンダーに追加してくれたりするツールを選ぶと、日程調整サービスを確認する手間を減らす効果もあります。
マルチデバイスに対応している
複数のデバイスに対応しているサービスであれば場所を問わず使用できます。とくにおすすめしたいのは、スマートフォンでの使いやすさを重視しているサービスです。1日のうち3〜5時間ほどスマートフォンを使っている人が多いと言われていますので、プライベートでもビジネスでも迅速なレスポンスを期待できます。
利用用途に応じてサービスを決める
飲み会や食事会など親しい仲間での利用に向いているサービスもあれば、ビジネスに特化したサービスもあります。日程調整サービスを導入する際は、まずビジネスで利用するのかプライベートで利用するのかで決めましょう。法人向けのサービスも多いため、複数の社員で利用できるかどうか確認することもポイントです。
使用頻度に合わせてプランを選定する
日程調整サービスには、無料プランから有料プランまでそろっています。有料プランが用意されているのは主にビジネスに特化したサービスです。打ち合わせや会議の頻度に応じてプランが分かれているケースが多いため、1カ月の中でどれくらいの頻度で使うか考えてから選ぶといいでしょう。
必要な機能がついているかどうか確認する
日程が調整できるサービスという共通点はありますが、利用できる機能はさまざまです。送信したイベントの内容を参加者全員が編集可能な機能や飲食店の情報と連動できる機能、時差に対応した機能など、サービスごとに特徴が異なります。必要な機能がついているかどうか、導入前に確認しておきましょう。
日程調整サービス おすすめ10選
日程調整サービスは、ビジネスに特化したものや仲良しグループに向いているものなどさまざまです。ここでは、おすすめの日程調整サービスを紹介していきます。
Spir(スピア)
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Spir(スピア) は、無料で使える日程調整カレンダーです。相手に提示する日程候補を、日時・曜日・移動時間・休日除外等の条件の指定や、ピンポイントな除外や候補追加をカレンダー上のドラッグ&ドロップで素早くの設定可能です。また、調整相手にとっての調整体験のスムーズさも大きな特徴です。スマホでも使いやすく、自分のカレンダーと照らし合わせながら予定を確定でき、再調整やキャンセルもSpir上で完結します。
Spirの特徴
- 1対1からN対Nの調整や、1回きり/繰り返し/投票型等の幅広い調整タイプに対応
- プライベート・副業・投資先など、複数のカレンダーを連携・考慮した日程調整が可能
- 各種カレンダー(Google Calendar/Outlook)、 Web会議(Zoom/Google Meet/Microsoft Teams)に対応
waaq Link (ワークリンク)
waaq Link (ワークリンク) は、日程調整を効率化できるビジネス向けスケジュール調整ツールです。Web会議(Zoom・Google Meet・Microsoft Teams)と連携することで、アポ確定後URLを自動で発行できます。
waaq Linkの特徴
- Web会議(Zoom・Google Meet・Microsoft Teams)連携
- 複数人との日程調整が可能
- 投票形式の調整が可能
トヨクモスケジューラー
トヨクモスケジューラーは、kintoneやGoogle Workspaceと連携し、スケジュール管理やWeb会議URLの自動発行をサポートするグループスケジューラーです。社外との日程調整やスマートフォン対応も可能で、利便性を高めます。
トヨクモスケジューラーの特徴
- Google MeetやTeamsと連携して会議URL自動発行
- 10名まで無償で利用可能
- スマートフォン対応で簡単にスケジュール管理
URL: https://www.toyokumo.app/
Aipo
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Aipo を活用すれば、社内での会議・営業のアポ取り・人事の面接・イベント開催など、面倒な日程調整を自動化できます。直感的に利用できるシンプルなスケジュール管理ページなので、社内外の日程調整を素早くカンタンにできるのが特徴です。また、日程調整URLを送るだけで、自動的に商談のアポイントを獲得できます。候補日程は予定の所要時間、移動時間、時間帯、曜日などの条件に合わせて自動的にリストアップされます。
Aipoの特徴
- ひとつのページで社内外のスケジュール管理ができる
- 日程調整を自動化して予定の重複をゼロにできる
- 商談のアポ獲得を自動化できる
URL: https://aipo.com/
TimeRex (タイムレックス)
TimeRex (タイムレックス)は、Microsoft365またはGoogleカレンダーのアカウントがあれば利用できるサービスです。有料プランと無料プランがあり、自由に選択できます。会議や打ち合わせなどの日程を、リストアップから調整まで進めてくれるうえに、決定したらカレンダーに自動登録されるため手間がかかりません。スケジュール調整にかかっていた時間の節約が可能です。
TimeRexの特徴
- Microsoft365やGoogleカレンダーと連携して日程を自動調整
- Zoom連携でミーティングURL自動生成できる
- 会議室の空き状況や同席者の予定も考慮した日程調整が可能
eeasy
eeasyは、グループウェアと連携させることで日程調整を自動で行うことができるサービスです。社員1人に年間100〜200時間という日程調整にかかる無駄な時間を削減し、その分売り上げアップに時間を費やすことができます。URLを相手に送るだけの簡単な作業で、送る側にも送られた側にも余計な負担はかかりません。
eeasyの特徴
- 最新のカレンダー情報で調整するため予定の重複が起こらない
- 会議室と出席者を入力するだけで空き時間の中から自動調整
- 会議や打ち合わせの場所まで自動調整し、3社間以上も可能
調整さん
調整さんは、参加者全員にイベントや会議のお知らせURLを送信するだけで自動で日程を調整してくれるサービスです。日程の決定はもちろん、出欠の管理まで行ってくれるため、幹事さんは整理する手間がかかりません。会議や送別会といったビジネスはもちろん、友人同士との飲み会や旅行など大人数でのイベントに活躍してくれます。
調整さんの特徴
- 会議から飲み会、イベントなどの調整がログインせずに可能
- ガラケーからスマホ、パソコンまで端末を気にせずに使える
- プライベートからビジネスまで手軽で簡単に利用できる
伝助
伝助は、すべての機能を無料で利用可能な日程調整サービスです。スマホやパソコンだけでなくガラケーでも表示されるため、相手が使用している端末の種類を気にすることなくイベントの案内を送信できます。伝助では、アプリのインストールや個人情報を入力する必要がありません。その分、余計な手間をかけることなく参加者の日程調整が可能です。
伝助の特徴
- 参加者すべてのスケジュールを一覧で視覚的に判断できる
- 候補日程の選択も出欠も画面をタップするだけで簡単に入力
- パスワードの設定と暗号化通信でセキュリティ対策も万全
LINEスケジュール
LINEスケジュールは、LINEでつながっている友人や同僚など普段から親しくしている仲間とイベントの連絡を行い、日程の調整をしてくれるサービスです。イベントの作成から連絡、出欠や日程の回答に調整までをLINE上でできます。イベントの内容や日程の編集、さらに招待者の追加なども参加者であれば誰でも自由に行うことが可能です。
LINEスケジュールの特徴
- LINEスケジュール、QRコード、LINE appsからアクセス可能
- 日程の回答は3種類のマークを選んでタップするだけで簡単
- 友だちやグループのトークルームでイベントを共有できる
トントン
トントンは、専用のアプリをインストールすることなく、簡単なステップでイベント作成と日程の調整ができるサービスです。削除用のパスワードを設定するだけで、送る側も送られた側もログインなどの作業は必要ありません。ママ友や仕事の仲間など、仲良しグループでのイベントのお誘いと出欠管理、日程の調整が簡単にできます。
トントンの特徴
- 候補日ごとにタイムラインが一覧表示されて見やすい
- 無駄のないシンプルな作りの画面ではじめてでも入力が簡単
- URLはメールで送信するためアプリを使わずに利用できる
アイテマス
アイテマスは、Googleカレンダーとの連携で利用できるビジネス向けの日程調整サービスです。常に最新のカレンダーを相手に送信してスケジュール管理できるため、ダブルブッキングの心配がありません。相手にURLを送信する際に余計なスケジュールを隠すことも可能で、知られたくない予定が漏洩することを回避できます。
アイテマスの特徴
- Web、iOS、Androidでの対応が可能で端末を選ばずに利用できる
- 時差の対応で海外のビジネスパートナーとも日程の調整が簡単
- URLは普段使っているメッセンジャーやLINEで送信可能
調整丸
調整丸は、ぐるなびが提供している日程調整サービスです。メールアドレスでの会員登録の他、楽天やFacebook、Yahoo!にLINE、TwitterのIDでもログインして利用することができます。日程だけでなく候補のお店を選択してイベント作成ができるため、出欠管理や日程調整と同時に会場の決定も可能です。イベントの入力作業は約2分で時間が取られません。
調整丸の特徴
- ぐるなびの中から候補店が複数選択できて会場の選定が簡単
- 候補店のリンクが回答ページにあるため参加者が会場を選びやすい
- 希望の日時を入力するだけで、お店からオファーが来る機能つき
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日程調整サービスは目的や人数に応じて選ぼう
日程調整サービスは、シンプルな機能だけのものや複数の便利な機能がついたタイプなどさまざまです。細かい機能は違いますが、複数の相手と会議やイベントの日時調整が簡単にできるというメリットがあります。最新のスケジュールで調整できるサービスであればダブルブッキングを防ぐことも可能です。日程調整サービスを導入する際は、使用する目的や人数に応じて選定しましょう。