【2024年版】無料オープンソースのグループウェア おすすめ11選

2024年10月31日(木) 情報共有

 

社内情報共有の基本と言えばグループウェアでしょう。その選定、管理や運用は情シス担当者の大事な役割です。

様々なグループウェアがありますが、日本製のものも多数あります。日本製であれば日本人従業員の方は使いやすいでしょうし、各国に従業員がいる場合にはグローバルなものを選定することもできるでしょう。

関連記事:情報共有とは?共有不足によるリスクや、円滑に進めるための対策を紹介

 


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SHIRASAGI

SHIRASAGIはグループウェアとしての機能の他、WebメールやCMSなどの機能があります。各機能はモジュール化されており、必要なものだけを導入できるようです。

グループウェアとしては数千人規模の利用を想定しています。ポータル、スケジュール、設備予約、掲示板、ワークフロー、共有ファイル、メッセージと言った機能があります。

SHIRASAGI公式サイト

 

GroupSession

GroupSessionは日本発のグループウェアです。スケジュールや施設予約、掲示板、ファイル管理、稟議、WEBメールといった機能があります。

無料版ではLDAP認証がなかったり、モバイルアプリは有償となっており、より規模の大きな企業では有償版を使う形になるようです。

グループウェア|無料ではじめるGroupSession

 

Zimbra Collaboration

Zimbra Collaborationはメール、カレンダー、タスク、アドレス帳、ファイル、業務アプリケーションなどが統合されたグループウェアです。

独自のデスクトップアプリケーションの他、Microsoft Outlookからも利用できます。LDAPなどの認証ディレクトリにも対応しています。

Zimbra Japan Home

 

Joruri Gw

Joruri Gwにはポータル、スケジュール、Todo、連絡メモ、回覧板、Q&A、掲示板、FAQ、電子図書、アンケート、研修、ワークフローなど多彩な機能があります。

また、Joruri Mailなど他のJoruriシリーズと連携する機能もあります。なお、最新版のv4は2022年にリリースされましたが、後継プロダクトとしてJoruri PWMが開発されています。

Joruri Gw | Joruri PWM 公式サイト

 

Group-Office

Group-OfficeにはグループウェアとCRM機能が搭載されています。カレンダー、ドキュメントの共同編集、CRM、ファイナンス、プロジェクト管理、ファイル管理などの機能があります。

基本機能はオープンソース版にありますが、メールなどの一部機能は有償版のみ提供されます。

Group-Office open source groupware and CRM

 

Tec STORK.

Tec STORK.にはリマインダー、カレンダー、設備予約、掲示板、ワークフロー、共有ファイルと言った機能があります。

情報を集約し、ワークフローを一元管理するのが目的として挙がっています。システムとしてはSHIRASAGIをベースに開発されています。

テック情報株式会社

 

SOGo

SOGoはメールとアドレス帳、そしてカレンダー機能を提供します。対象をコミュニティとしているのが一つの特徴です。

Microsoft ActiveSyncをはじめ、CalDAVやCardDAV、GroupDAVなどオープンなプロトコルをサポートしているのも特徴となっています。

SOGo | Open Source Groupware

 

Agorakit

Agorakitも企業向けと言うよりもコミュニティ向けのグループウェアです。カレンダーやメール機能であったり、フォーラムといった機能があります。

位置情報に基づいたイベント地図などがあり、コミュニティベースで世界中で行われるイベントを可視化できます。

Agorakit, open source toolbox for collectives

 

TWAKE

TWAKEはMicrosoft Teams代替を狙ったソフトウェアになります。チャット機能がメインのようですが、ファイルや予定を共有したり、タスク管理・ファイル管理機能があります。

メール機能を排除して、従業員同士のコミュニケーションをチャットに寄せています。その上でスケジュールやファイルなどを共有することで、コラボレーションを促進するのが狙いでしょう。

The open digital workplace | TWAKE

 

Kopano Groupware

Kopano Groupwareにはメール、カレンダー、タスク、アドレス帳、ノートといった機能があります。

ブラウザ、デスクトップ、モバイルアプリがありますが、一般的なプロトコルに対応しているので、別なソフトウェアからも利用可能です。

Kopano Groupware – Organize Your Daily Task | Kopano

 

OSSカレンダー

OSSカレンダーはカレンダー特化なので、グループウェアとは言いづらいかも知れません。ただ、カレンダーなどのUIを使ったシステム構築時に活用できます。

個人の予定表示だけでなく、グループの予定を重ねて表示もできます。基本はオープンソースですが、商用ライセンスも提供されています。

OSSカレンダー | GPLv3と商用のデュアルライセンスのカレンダーアプリケーション

 

関連記事:【2024年版】グループウェアおすすめ10選(有料・無料) 各サービスの特徴を徹底比較

 


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まとめ

オープンソースのグループウェアであれば、カスタマイズして自社システムと連携させることもできます。オートメーションを進めれば、情報共有の拠点として役立つでしょう。

情報共有は社内IT化はもちろん、事業を伸ばす上で欠かせません。グループウェアを用いて、情報共有を強化しましょう。

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