社内情報共有の基本と言えばグループウェアでしょう。その選定、管理や運用は情シス担当者の大事な役割です。
様々なグループウェアがありますが、日本製のものも多数あります。日本製であれば日本人従業員の方は使いやすいでしょうし、各国に従業員がいる場合にはグローバルなものを選定することもできるでしょう。
関連記事:情報共有とは?共有不足によるリスクや、円滑に進めるための対策を紹介
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目次
SHIRASAGI
SHIRASAGIはグループウェアとしての機能の他、WebメールやCMSなどの機能があります。各機能はモジュール化されており、必要なものだけを導入できるようです。
グループウェアとしては数千人規模の利用を想定しています。ポータル、スケジュール、設備予約、掲示板、ワークフロー、共有ファイル、メッセージと言った機能があります。
GroupSession
GroupSessionは日本発のグループウェアです。スケジュールや施設予約、掲示板、ファイル管理、稟議、WEBメールといった機能があります。
無料版ではLDAP認証がなかったり、モバイルアプリは有償となっており、より規模の大きな企業では有償版を使う形になるようです。
Zimbra Collaboration
Zimbra Collaborationはメール、カレンダー、タスク、アドレス帳、ファイル、業務アプリケーションなどが統合されたグループウェアです。
独自のデスクトップアプリケーションの他、Microsoft Outlookからも利用できます。LDAPなどの認証ディレクトリにも対応しています。
Joruri Gw
Joruri Gwにはポータル、スケジュール、Todo、連絡メモ、回覧板、Q&A、掲示板、FAQ、電子図書、アンケート、研修、ワークフローなど多彩な機能があります。
また、Joruri Mailなど他のJoruriシリーズと連携する機能もあります。なお、最新版のv4は2022年にリリースされましたが、後継プロダクトとしてJoruri PWMが開発されています。
Group-Office
Group-OfficeにはグループウェアとCRM機能が搭載されています。カレンダー、ドキュメントの共同編集、CRM、ファイナンス、プロジェクト管理、ファイル管理などの機能があります。
基本機能はオープンソース版にありますが、メールなどの一部機能は有償版のみ提供されます。
Group-Office open source groupware and CRM
Tec STORK.
Tec STORK.にはリマインダー、カレンダー、設備予約、掲示板、ワークフロー、共有ファイルと言った機能があります。
情報を集約し、ワークフローを一元管理するのが目的として挙がっています。システムとしてはSHIRASAGIをベースに開発されています。
SOGo
SOGoはメールとアドレス帳、そしてカレンダー機能を提供します。対象をコミュニティとしているのが一つの特徴です。
Microsoft ActiveSyncをはじめ、CalDAVやCardDAV、GroupDAVなどオープンなプロトコルをサポートしているのも特徴となっています。
Agorakit
Agorakitも企業向けと言うよりもコミュニティ向けのグループウェアです。カレンダーやメール機能であったり、フォーラムといった機能があります。
位置情報に基づいたイベント地図などがあり、コミュニティベースで世界中で行われるイベントを可視化できます。
Agorakit, open source toolbox for collectives
TWAKE
TWAKEはMicrosoft Teams代替を狙ったソフトウェアになります。チャット機能がメインのようですが、ファイルや予定を共有したり、タスク管理・ファイル管理機能があります。
メール機能を排除して、従業員同士のコミュニケーションをチャットに寄せています。その上でスケジュールやファイルなどを共有することで、コラボレーションを促進するのが狙いでしょう。
The open digital workplace | TWAKE
Kopano Groupware
Kopano Groupwareにはメール、カレンダー、タスク、アドレス帳、ノートといった機能があります。
ブラウザ、デスクトップ、モバイルアプリがありますが、一般的なプロトコルに対応しているので、別なソフトウェアからも利用可能です。
Kopano Groupware – Organize Your Daily Task | Kopano
OSSカレンダー
OSSカレンダーはカレンダー特化なので、グループウェアとは言いづらいかも知れません。ただ、カレンダーなどのUIを使ったシステム構築時に活用できます。
個人の予定表示だけでなく、グループの予定を重ねて表示もできます。基本はオープンソースですが、商用ライセンスも提供されています。
OSSカレンダー | GPLv3と商用のデュアルライセンスのカレンダーアプリケーション
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まとめ
オープンソースのグループウェアであれば、カスタマイズして自社システムと連携させることもできます。オートメーションを進めれば、情報共有の拠点として役立つでしょう。
情報共有は社内IT化はもちろん、事業を伸ばす上で欠かせません。グループウェアを用いて、情報共有を強化しましょう。
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