面接評価シートは、公平な面接採用を実現するために効果的なツールです。しかし、「どのような項目を設定すれば良いかわからない」「ゼロから考えなおすのは大変」という担当者もいるでしょう。
本記事では、すぐに使える無料のテンプレート・例文10選に加え、面接評価シートを作成する目的や作り方の流れを解説します。本記事を参考に、自社の求める人物像にマッチした人材を採用できるような面接評価シートを作成しましょう。
目次
面接評価シートとは
面接評価シートとは、採用面接の場で面接官ごとの判断のブレを防ぎ、公平かつスムーズな選考を実現させるための評価ツールです。評価項目に沿って質問や評価を進めることによって、求める人物像にマッチする人材を見極めやすくなります。
面接評価シートを作成することで、評価基準も明確になるので、応募者・面接官双方にとって、納得感のある採用プロセスを作れるでしょう。
面接評価シートを作成する4つのメリット
面接評価シートを作成するメリットは、以下の4つです。
- 評価基準を統一できる
- 情報共有をしやすくなる
- チェック項目の抜け漏れを防げる
- 面接の時間管理をしやすくなる
メリットを理解することで、面接評価シートを効果的に導入できるでしょう。
評価基準を統一できる
面接評価シートを作成することで、評価項目を事前に明確にできるため、評価基準も統一できます。
面接の公平性を保つためには、誰が担当しても同じ観点で候補者を評価することが重要です。人事や現場・役員など複数の立場の面接官が関わる場合でも、判断ポイントが統一されれば、採用の一貫性を高められるでしょう。
また、複数の候補者を比較する際も同じ基準で評価できるため、合否判断がしやすくなり、ミスマッチの防止や定着率の向上にもつながります。
情報共有をしやすくなる
面接評価シートには、応募者ごとの評価や気付いた点を記録できるため、履歴書や職務経歴書だけではわからない情報を共有しやすくなります。
メモや評価内容を書類選考や適性検査を担当する社員とも共有できれば、選考ステップごとの連携もスムーズに進められるでしょう。複数の担当者が関わる場合でも、情報伝達の漏れや手間を減らし、業務効率化や正確な合否判断ができます。
チェック項目の抜け漏れを防げる
面接評価シートがあれば事前に確認すべきポイントが整理されているため、重要な項目を漏れなくチェックできます。経験の浅い面接官でも面接評価シートを活用することで、限られた時間のなかで効率よく面接を進められるでしょう。
また、必要な質問を漏れなく実施できるため、面接の質も高めることが可能です。
面接の時間管理をしやすくなる
面接評価シートには質問項目や評価ポイントが整理されているため、効率よく進行できます。
面接は時間が決まっているので、限られた時間内で必要な情報を引き出さなければなりません。事前に項目が決まっていれば、面接が長引いたり、重要な質問を聞き漏らしたりするリスクを減らせるでしょう。
また、応募者にも面接の流れや所要時間を事前に伝えやすくなるため、企業の印象アップにもつながります。
面接評価シートを作成する流れ3ステップ
面接評価シートを作成する流れは、以下の3ステップです。
- 求める人物像を明確にする
- 評価項目を決める
- 評価基準・合格ラインを決める
ステップに従うことで、抜け漏れのない面接評価シートを作成できるでしょう。
ステップ1:求める人物像を明確にする
採用でミスマッチを防ぐには、どんな人材が自社に合うのかを具体的に言語化する必要があります。年齢や経験・スキルだけでなく、人柄や価値観なども細かく整理し、求める人物像を明確にしておきましょう。
事業戦略から逆算する「演繹的アプローチ」と、実際に成果を出している社員の特徴を分析する「帰納的アプローチ」を組み合わせることで、より現実的で納得感のある人物像が描けます。
ステップ2:評価項目を決める
面接評価シートの質を高めるには、何を評価するかを明確にしなければなりません。主な評価項目は、以下のとおりです。
評価項目 | 詳細 |
---|---|
知識 | ・一般教養 ・専門知識 ・語学力 |
思考 | ・論理的思考力 ・課題発見力 |
行動 | ・積極性 ・協調性 |
コミュニケーション | ・傾聴力 ・表現力 |
メンタル・マインド | ・ストレス耐性 ・責任感 |
最初は幅広くリストアップし、職種や選考段階に応じて取捨選択・優先順位を付けて、自社に最適な評価項目を絞り込みましょう。
ステップ3:評価基準・合格ラインを決める
評価項目を設定しても、基準が曖昧だと面接官ごとに判断がバラバラになってしまうので、評価基準・合格ラインを決めておくのも重要です。
3段階や5段階などの定量評価と、面接官の所感を記載する定性評価を組み合わせることによって、公平な評価がしやすくなるでしょう。「できている3点」「どちらともいえない2点」など点数化すれば、合計点数や特定の条件で合格ラインを明確にできます。
【無料】面接評価シートのテンプレート・例文10選
ここでは、無料で使える面接評価シートのテンプレート・例文10選を紹介します。
種類 | Wordファイル |
---|---|
エンジニア職 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
営業職 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
管理職(マネージャー) | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
マーケティング職 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
カスタマーサポート職 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
新卒総合職 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
クリエイティブ職 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
人事職 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
経理財務職 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
法務職 | ダウンロードする(個人情報入力なし) |
※貴社の採用計画にあわせて、本テンプレートをカスタマイズしてご利用ください。
エンジニア職
エンジニア職の面接評価シートのテンプレート
【共通情報】
候補者氏名:
面接日:
面接官:
応募職種:
面接フェーズ(一次/二次/最終):
面接時間:
【評価項目】
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
プログラミングスキル | ||
システム設計・アーキテクチャ理解 | ||
技術的問題解決能力 | ||
最新技術への関心・学習姿勢 | ||
コード品質・保守性意識 | ||
チーム開発経験・協調性 | ||
コミュニケーション能力 | ||
文化適合性 | ||
総合評価(合計) | 点 (合格・保留・不合格) |
面接官コメント |
---|
エンジニア職の評価項目の例文
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
プログラミングスキル | 4 | Java/Pythonを高いレベルで使用可能。実務経験豊富。 |
システム設計・アーキテクチャ理解 | 3 | 設計経験はあるが、アーキテクチャ全体像の説明にやや弱さあり。 |
技術的問題解決能力 | 4 | 過去プロジェクトでトラブル対応経験豊富。 |
最新技術への関心・学習姿勢 | 5 | 常に最新技術を自主的にキャッチアップしている。 |
コード品質・保守性意識 | 4 | 可読性・保守性を意識した設計ができている。 |
チーム開発経験・協調性 | 4 | チームリーダー経験あり。若手育成も行っていた。 |
コミュニケーション能力 | 4 | 技術の説明がわかりやすい。 |
文化適合性 | 5 | 弊社の文化・ミッションに非常に共感。 |
総合評価(合計) | 33点 (採用) |
即戦力として期待できる。 |
>このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)
>テンプレートを無料ダウンロードする(個人情報入力なし)
エンジニア職の面接評価シートでは、プログラミングスキルやシステム設計力・問題解決能力を中心に評価します。
技術スキルだけでなく、最新技術への学習意欲やチームでの協働経験も確認しましょう。具体的な開発経験や使用技術を掘り下げると、評価の精度が高まります。
営業職
営業職の面接評価シートのテンプレート
【共通情報】
候補者氏名:
面接日:
面接官:
応募職種:
面接フェーズ(一次/二次/最終):
面接時間:
【評価項目】
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
ヒアリング力 | ||
提案力・プレゼン力 | ||
交渉・クロージング力 | ||
顧客志向・信頼構築力 | ||
売上目標達成意欲 | ||
行動力・フットワーク | ||
チーム貢献姿勢 | ||
文化適合性 | ||
総合評価(合計) | 点 (合格・保留・不合格) |
面接官コメント |
---|
営業職の面接評価項目の例文
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
ヒアリング力 | 5 | 顧客課題を深掘りする力が高い。 |
提案力・プレゼン力 | 4 | 提案書の構成・話し方に説得力あり。 |
交渉・クロージング力 | 4 | 相手の状況に応じ柔軟に交渉。 |
顧客志向・信頼構築力 | 5 | 顧客の信頼獲得が得意。 |
売上目標達成意欲 | 5 | 前職で毎年達成実績あり。 |
行動力・フットワーク | 5 | 行動計画が明確で自走力が高い。 |
チーム貢献姿勢 | 4 | 他メンバーのサポート経験あり。 |
文化適合性 | 5 | 明るく前向きな姿勢が弊社に合う。 |
総合評価(合計) | 37点 (採用) |
トップ営業として期待できる。 |
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営業職の面接評価シートは、ヒアリング力や提案力・交渉力など顧客対応に関わるスキルを中心に構成します。売上達成意欲や行動力・顧客との信頼関係構築も重要な評価要素です。営業経験に基づく具体的な成功事例を確認し、主体性や柔軟性も併せて評価しましょう。
管理職(マネージャー)
管理職(マネージャー)の面接評価シートのテンプレート
【共通情報】
候補者氏名:
面接日:
面接官:
応募職種:
面接フェーズ(一次/二次/最終):
面接時間:
【評価項目】
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
リーダーシップ | ||
部下育成・コーチング力 | ||
プロジェクト推進力 | ||
組織調整・課題解決力 | ||
意思決定・判断力 | ||
戦略的思考 | ||
組織文化適合性 | ||
企業理念への共感度 | ||
総合評価(合計) | 点 (合格・保留・不合格) |
面接官コメント |
---|
管理職(マネージャー)の面接評価項目の例文
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
リーダーシップ | 5 | 部下育成・牽引力ともに高評価。 |
部下育成・コーチング力 | 5 | OJT・1on1を効果的に実施。 |
プロジェクト推進力 | 4 | 複数プロジェクトを並行管理経験あり。 |
組織調整・課題解決力 | 5 | 関係部署調整が円滑。 |
意思決定・判断力 | 4 | リスクを見据えた意思決定ができる。 |
戦略的思考 | 4 | 中長期視点も持って考えられる。 |
組織文化適合性 | 5 | 弊社バリューを理解し体現可能。 |
企業理念への共感度 | 5 | 弊社のミッションに強く共感。 |
総合評価(合計) | 37点 (合格) |
管理職候補として非常に適任。 |
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管理職の面接評価シートでは、リーダーシップや部下育成力・意思決定力が中心評価項目です。部下を支え、組織目標を達成に導く能力があるかを見極めることが重要です。過去のマネジメント経験や困難な状況への対応も具体的に確認しましょう。
マーケティング職
マーケティング職の面接評価シートのテンプレート
【共通情報】
候補者氏名:
面接日:
面接官:
応募職種:
面接フェーズ(一次/二次/最終):
面接時間:
【評価項目】
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
市場・顧客分析力 | ||
データ活用スキル | ||
コンテンツ企画力 | ||
クリエイティブ感性 | ||
社内外との調整力 | ||
KPI設計・運用力 | ||
論理的説明力 | ||
新しい施策への柔軟性 | ||
総合評価(合計) | 点 (合格・保留・不合格) |
面接官コメント |
---|
マーケティング職の面接評価項目の例文
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
市場・顧客分析力 | 5 | 論理的な分析と示唆が鋭い。 |
データ活用スキル | 4 | GA、BIツール活用経験あり。 |
コンテンツ企画力 | 5 | ユーザー視点での企画力が高い。 |
クリエイティブ感性 | 4 | ブランドイメージを正確に捉えた提案。 |
社内外との調整力 | 5 | 広報・営業連携がスムーズ。 |
KPI設計・運用力 | 4 | PDCAを回した実績あり。 |
論理的説明力 | 5 | 説明・根拠が明快。 |
新しい施策への柔軟性 | 5 | 新施策にも前向きに挑戦可。 |
総合評価(合計) | 37点 (合格) |
リーダー候補として有望。 |
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マーケティング職の面接評価シートは、市場分析力やデータ活用スキル・コンテンツ企画力を中心に評価します。過去のプロジェクト事例をもとに、KPI設定やPDCAの運用経験を詳しくヒアリングすると、即戦力性を見極めやすくなるでしょう。
カスタマーサポート職
カスタマーサポート職の面接評価シートのテンプレート
【共通情報】
候補者氏名:
面接日:
面接官:
応募職種:
面接フェーズ(一次/二次/最終):
面接時間:
【評価項目】
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
傾聴力・共感力 | ||
問題解決力 | ||
感情コントロール(ストレス耐性) | ||
FAQ/ナレッジ活用力 | ||
製品・サービス理解力 | ||
クレーム対応経験 | ||
チーム連携力 | ||
改善提案姿勢 | ||
総合評価(合計) | 点 (合格・保留・不合格) |
面接官コメント |
---|
カスタマーサポート職の面接評価項目の例文
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
傾聴力・共感力 | 5 | 顧客心理を丁寧に理解。 |
問題解決力 | 5 | トラブルシュート経験豊富。 |
感情コントロール(ストレス耐性) | 5 | 苦情対応でも冷静。 |
FAQ/ナレッジ活用力 | 4 | ナレッジ共有にも積極的。 |
製品・サービス理解力 | 4 | 弊社製品を事前学習済み。 |
クレーム対応経験 | 5 | 重度クレームも円滑な対応実績あり。 |
チーム連携力 | 5 | 他メンバーサポートも積極的。 |
改善提案姿勢 | 4 | 業務改善提案経験あり。 |
総合評価(合計) | 37点 (合格) |
即戦力として採用推奨。 |
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カスタマーサポート職の面接評価シートでは、傾聴力や共感力・問題解決力が中心です。ストレス耐性や柔軟な対応力も重視されます。過去のクレーム対応事例などをヒアリングし、顧客満足度向上に貢献できるかを確認しましょう。
新卒総合職
新卒総合職の面接評価シートのテンプレート
【共通情報】
候補者氏名:
面接日:
面接官:
応募職種:
面接フェーズ(一次/二次/最終):
面接時間:
【評価項目】
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
学業実績・専攻知識 | ||
論理的思考力 | ||
コミュニケーション力 | ||
社会人マナー | ||
学習意欲・吸収力 | ||
柔軟性・適応力 | ||
成長可能性 | ||
起業理解度 | ||
総合評価(合計) | 点 (合格・保留・不合格) |
面接官コメント |
---|
新卒総合職の面接評価項目の例文
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
学業実績・専攻知識 | 4 | 専攻知識を活かした活動が多数。 |
論理的思考力 | 4 | 質問への受け答えが論理的。 |
コミュニケーション力 | 5 | 明るく、相手に配慮ある話し方。 |
社会人マナー | 5 | 挨拶・礼儀・姿勢ともに良好。 |
学習意欲・吸収力 | 5 | 課題意識が高く、自主的に行動。 |
柔軟性・適応力 | 5 | 様々な状況で前向きに対応可能。 |
成長可能性 | 5 | 将来性を非常に感じる。 |
起業理解度 | 5 | 企業研究をしっかり行っている。 |
総合評価(合計) | 38点 (合格) |
内定推奨。 |
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新卒総合職の面接評価シートは、論理的思考力やコミュニケーション力・成長意欲を中心に評価します。社会人マナーや柔軟性・企業理解度も確認が必要です。学業や課外活動の経験を具体的に聞き、将来的な成長可能性を重視して評価しましょう。
クリエイティブ職
クリエイティブ職の面接評価シートのテンプレート
【共通情報】
候補者氏名:
面接日:
面接官:
応募職種:
面接フェーズ(一次/二次/最終):
面接時間:
【評価項目】
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
ポートフォリオ品質 | ||
デザインセンス・表現力 | ||
クライアント意図の理解 | ||
ツールスキル(Adobe等) | ||
スケジュール管理 | ||
柔軟な修正対応 | ||
チーム協働力 | ||
成長意欲 | ||
総合評価(合計) | 点 (合格・保留・不合格) |
面接官コメント |
---|
クリエイティブ職の面接評価項目の例文
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
ポートフォリオ品質 | 5 | 完成度高く幅広い表現力。 |
デザインセンス・表現力 | 5 | ブランド理解と世界観構築が優秀。 |
クライアント意図の理解 | 4 | 丁寧に意図を汲み取れている。 |
ツールスキル(Adobe等) | 5 | Adobe CC各種熟練。 |
スケジュール管理 | 5 | 期日遵守意識高い。 |
柔軟な修正対応 | 5 | 変更要望にも柔軟対応。 |
チーム協働力 | 4 | 他職種とも円滑に連携可能。 |
成長意欲 | 5 | 学習意欲旺盛。 |
総合評価(合計) | 38点 (合格) |
採用を強く推奨。 |
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クリエイティブ職の面接評価シートでは、ポートフォリオ品質やデザインセンス・表現力を中心に評価します。クライアントの意図を正確に汲み取り、柔軟に対応できるかが重要です。具体的な制作実績を確認し、表現力と実務適合性を見極めましょう。
人事職
人事職の面接評価シートのテンプレート
【共通情報】
候補者氏名:
面接日:
面接官:
応募職種:
面接フェーズ(一次/二次/最終):
面接時間:
【評価項目】
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
採用業務理解 | ||
労務・制度知識 | ||
社員対応・傾聴力 | ||
機密保持意識 | ||
論理的説明力 | ||
経営視点 | ||
調整・交渉力 | ||
改善提案意識 | ||
総合評価(合計) | 点 (合格・保留・不合格) |
面接官コメント |
---|
人事職の面接評価項目の例文
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
採用業務理解 | 5 | 母集団形成〜クロージングまで経験あり。 |
労務・制度知識 | 4 | 社会保険・労基法に精通。 |
社員対応・傾聴力 | 5 | 調整力と共感力が高い。 |
機密保持意識 | 5 | 情報管理の意識高い。 |
論理的説明力 | 5 | 理路整然と説明可能。 |
経営視点 | 4 | 役員方針に沿った提案経験あり。 |
調整・交渉力 | 5 | 管理職・現場双方と調整可。 |
改善提案意識 | 5 | 労務制度の改善提案実績あり。 |
総合評価(合計) | 38点 (合格) |
即戦力人事担当者。 |
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人事職の面接評価シートは、採用業務の理解や労務知識・社員対応力を中心に評価します。機密保持意識や経営視点を持って行動できるかも重要です。過去の採用・労務の改善提案例なども確認し、社内調整や現場支援ができる柔軟性を見極めましょう。
経理財務職
経理財務職の面接評価シートのテンプレート
【共通情報】
候補者氏名:
面接日:
面接官:
応募職種:
面接フェーズ(一次/二次/最終):
面接時間:
【評価項目】
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
会計・税務知識 | ||
数値管理制度 | ||
財務分析力 | ||
システム利用スキル | ||
報告書作成力 | ||
内部統制理解 | ||
コンプライアンス意識 | ||
仕事の正確性 | ||
総合評価(合計) | 点 (合格・保留・不合格) |
面接官コメント |
---|
経理財務職の面接評価項目の例文
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
会計・税務知識 | 5 | 決算・税務申告も担当可能。 |
数値管理制度 | 5 | 正確で迅速な処理。 |
財務分析力 | 4 | キャッシュフロー分析経験あり。 |
システム利用スキル | 4 | ERP導入経験あり。 |
報告書作成力 | 5 | 役員報告資料も作成経験あり。 |
内部統制理解 | 5 | 内部統制監査も対応可能。 |
コンプライアンス意識 | 5 | 法令順守への意識高い。 |
仕事の正確性 | 5 | エラー発生率極めて低い。 |
総合評価(合計) | 38点 (合格) |
部署の中心メンバー候補。 |
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経理財務職の面接評価シートでは、会計・税務知識や財務分析力・数値管理精度を中心に評価します。ミスを防ぐ正確性とスピードの両立が求められます。実際の決算・申告経験などもヒアリングし実務適合性を確認しましょう。
法務職
法務職の面接評価シートのテンプレート
【共通情報】
候補者氏名:
面接日:
面接官:
応募職種:
面接フェーズ(一次/二次/最終):
面接時間:
【評価項目】
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
法律知識(会社法・労働法等) | ||
契約書レビュー・作成力 | ||
リスク管理意識 | ||
社内調整・説明力 | ||
守秘義務遵守 | ||
外部専門家との連携 | ||
経営方針理解 | ||
問題解決提案力 | ||
総合評価(合計) | 点 (合格・保留・不合格) |
面接官コメント |
---|
法務職の面接評価項目の例文
評価項目 | 評価(1〜5) | コメント |
---|---|---|
法律知識(会社法・労働法等) | 5 | 会社法・労働法を中心に実務経験豊富。 |
契約書レビュー・作成力 | 5 | 契約交渉の現場経験あり。 |
リスク管理意識 | 5 | 事前リスク予見に優れる。 |
社内調整・説明力 | 5 | 各部門との調整力が高い。 |
守秘義務遵守 | 5 | 情報管理徹底している。 |
外部専門家との連携 | 4 | 弁護士・社労士との協働経験あり。 |
経営方針理解 | 5 | 経営方針を踏まえた法務提案可。 |
問題解決提案力 | 5 | 法的観点から改善策を提案可能。 |
総合評価(合計) | 39点 (合格) |
法務部の主力候補。 |
>このテンプレートをNotePMで使ってみる(無料)
>テンプレートを無料ダウンロードする(個人情報入力なし)
法務職の面接評価シートは、法律知識や契約書レビュー能力・リスク管理意識を中心に評価します。社内調整力や守秘義務遵守の姿勢も重要です。実際に対応した契約交渉事例や法的リスクへの対応経験を確認し、経営方針を理解した上で助言できるかを見極めましょう。
面接評価シートを活用する5つのポイント
面接評価シートを活用するポイントは、以下の5つです。
- 評価項目は最低限にする
- 評価項目に優先順位を付ける
- 新卒と中途で評価シートを分ける
- 質問例を用意しておく
- 評価項目は定期的に見直す
ポイントを押さえることで、効果的に面接評価シートを活用できるでしょう。
評価項目は最低限にする
面接は30~60分程度と限られた時間で行われるため、評価項目は最低限に絞るのが重要です。項目が多すぎると面接官がすべてをチェックすることに追われ、本来の目的である「自社に合う人材の見極め」が難しくなってしまいます。
必要な評価項目を厳選することで、面接官は応募者との対話にしっかり時間を使えるので、本質的な評価ができるでしょう。10項目前後に抑えて、対話重視の面接を心がけるのがおすすめです。
評価項目に優先順位を付ける
評価項目に優先順位を付けることで、面接官がどの項目を深掘りすべきか判断しやすくなります。すべての評価項目が同じ重みでは、面接官ごとに注目する点が異なり、評価のバラつきが生じてしまうでしょう。
職種や人材要件ごとに重要な項目の配点比率を高めておけば、合否判定や候補者同士の比較もしやすくなります。
新卒と中途で評価シートを分ける
新卒と中途では、以下のように重視する基準が異なるため、面接評価シートを分ける必要があります。
新卒 | ・ポテンシャル ・成長意欲 ・協調性 |
中途 | ・即戦力となる実務経験 ・専門スキル ・実績 |
評価基準が異なるまま同じシートを使うと、求める人物像に合致した人材を見極めにくくなってしまうでしょう。そのため、採用目的に合わせた評価項目や基準を設定し、面接シートを分けて運用するのが効果的です。
質問例を用意しておく
評価項目ごとに質問例を設定しておけば、面接官ごとの質問内容のばらつきを防ぎ、公平な評価につながります。たとえば、協調性や課題解決力など、測りたい能力ごとに具体的な質問を用意しておくことで、誰が面接しても同じ基準で候補者を見極められるでしょう。
また、STARフレームワーク(状況・課題・行動・結果)を活用した質問例を使えば、応募者の具体的な行動や考え方を深掘りしやすくなります。
評価項目は定期的に見直す
企業が求める人物像や採用基準は、事業計画や市場環境の変化によって変わるため、評価項目を定期的に見直す必要があります。
新しい事業を始めたり組織体制が変わったりした場合、必要なスキルや人材像もアップデートされるので、面接評価シートの項目や基準も定期的に追加・削除・調整を行いましょう。
運用後も改善点を振り返り、評価方法の精度を高めることによって、納得感のある採用につながります。
面接評価シートのテンプレートを作成するならNotePMがおすすめ
効果的な「面接評価シート」の作成や運用・改善なら、マニュアル作成・ナレッジ共有ツールのNotePMがおすすめ。
豊富なテンプレート機能を活用し、貴社の求める人物像や価値観に合わせて、コンピテンシー評価やスキルチェック項目などを盛り込んだオリジナルの「面接評価シート テンプレート」を誰でも簡単に作成・共有できます。これにより、面接官ごとの評価のバラつきを防ぎ、選考の目線を統一。明確な基準に基づいた公正な評価を実現します。
さらに、NotePMなら面接後の活用もスムーズです。各候補者の評価結果をドキュメントとして安全に蓄積し、面接官同士でコメントを交わしながら多角的な視点で議論を深めることが可能です。
採用後には、入社者の活躍度と面接時の評価を照らし合わせ、評価シートそのものを見直すといった継続的な改善サイクルも回しやすくなります。
面接評価シートを活用して採用を成功に導こう
面接評価シートの重要性から、すぐに使える無料テンプレート、そして効果的な作成・運用のポイントまでを網羅的に解説しました。
質の高い面接評価シートは、単に質問の抜け漏れを防ぐだけでなく、採用基準を明確にし、面接官全員の「目線」を統一することで、感覚的な判断に頼らない公正かつ客観的な選考を実現します。これにより、自社に本当にマッチした人材を見極める精度が飛躍的に向上するでしょう。
まずは、本記事で紹介したテンプレートをダウンロードし、貴社の求める人物像に合わせてカスタマイズすることから始めてみてください。
そして、作成した評価シートをチームで共有し、実際の面接を通じて得られたフィードバックを元に改善を重ねていくことこそが、採用力を継続的に高める鍵となります。効果的な面接評価シートという強力な羅針盤を手に、貴社の採用活動を成功に導きましょう。
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