【無料】注文請書のテンプレート・例文10選｜他の書類との違いや注意点も解説

 

日々の取引で欠かせない注文請書（ちゅうもんうけしょ）ですが、その役割や記載項目について、きちんと理解できずに困っている人もいるでしょう。「注文請書ってどんな書類？」「どう書けばいいの？」といった疑問を抱えている場合、書類をスムーズに作成できず、業務に支障が出るリスクもあります。

そこで本記事では、注文請書の基礎情報や、すぐに使える無料テンプレートをご紹介します。注文請書の作成に迷うことなく、スムーズな取引へとつなげたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

注文請書とは？

注文請書（ちゅうもんうけしょ）とは、発注者からの注文内容（商品名・数量・金額・納期など）に対して、受注者がその内容を承諾したことを示すための書類です。契約成立の証拠となる重要な書類であり、発注者・受注者双方の認識の齟齬を防ぐ役割を果たします。

注文書を受け取った受注者がその内容に同意し、正式に注文を引き受ける意思を表明するものです。注文請書を交付することで、両者間に売買契約などが成立し、それぞれの権利と義務が発生します。

注文請書と類似書類との違い

注文請書と似ている書類について、それぞれ違いを解説します。

• 注文請書と注文書の違い
• 注文請書と請求書の違い
• 注文請書と契約書の違い

注文請書と注文書の違い

注文書は発注者（買い手）が「買いたい」と申し込む書類で、商品名・数量・金額・納期などを記載します。一方、注文請書は受注者（売り手）が注文書を受けて「確かに承りました」と承諾する意思を示す書類です。

注文書が購入の意思表示であるのに対し、注文請書は注文内容への同意を示すものという違いがあります。

注文請書と請求書の違い

注文請書は、受注者が発注者の注文内容を承諾したことを示す書類で、契約成立の証拠となります。一方、請求書は受注者が発注者に対して、商品やサービスを提供した対価を請求する書類です。取引完了後、または取り決めた支払期日に合わせて発行され、支払いを求める法的根拠となります。

つまり、注文請書は「契約の合意」を示す取引の開始段階の書類であり、請求書は「代金の支払い」を求める取引の完了段階の書類という違いがあります。

注文請書と契約書の違い

注文請書は、個別の注文に対して、受注者がその内容を承諾したことを示す書類です。これにより、その注文に関する売買契約が成立します。一方の契約書は、より広範な取引条件や義務、権利などを詳細に定める正式な法的文書です。継続的な取引や複雑な取引、長期的な関係性において作成され、取引全体に関する基本的なルールや合意事項を規定します。

つまり、注文請書は「個別の注文への合意」を示すのに対し、契約書は「取引全体のルールや条件」を定めるという範囲と詳細度の違いがあります。

注文請書に記入する項目

注文請書に記入する主な項目は、以下のとおりです。

項目	内容
宛名	発注者の会社名・部署名・担当者名
注文請書番号	自社で管理するための番号
発行日	注文請書を作成した日付
受注者情報	会社名・住所・電話番号（FAX番号）・担当者名
発注情報	注文書番号・注文日
取引内容	商品名またはサービス名・数量・単価・金額・摘要（必要に応じて）
合計金額	記載された取引内容の合計金額（税込み・税抜きを明記）
納期	商品の納入日またはサービスの提供完了予定日
支払い条件	支払い方法や支払期日など
承諾文言	意思表示の文章
受注者署名・捺印	自社の担当者名と社印または署名

これらの項目を正確に記載することで、発注者との認識の齟齬を防ぎ、スムーズな取引につながります。また、テンプレートを用意し、迅速に書類を作成できるようにしておくといいでしょう。

【無料】注文請書のテンプレート・例文10選

ここでは、無料で使える注文請書のテンプレートと例文10選を紹介します。

注文請書の種類	Wordファイル
物品販売用の注文請書	ダウンロードする（個人情報入力なし）
物品販売用（シンプル）の注文請書	ダウンロードする（個人情報入力なし）
工事用の注文請書	ダウンロードする（個人情報入力なし）
製造・加工用の注文請書	ダウンロードする（個人情報入力なし）
システム・ITサービス用の注文請書	ダウンロードする（個人情報入力なし）
サービス提供用の注文請書	ダウンロードする（個人情報入力なし）
飲食業用の注文請書	ダウンロードする（個人情報入力なし）
イベント企画業用の注文請書	ダウンロードする（個人情報入力なし）
出版業用の注文請書	ダウンロードする（個人情報入力なし）
広告制作業用の注文請書	ダウンロードする（個人情報入力なし）

業界別に注文請書のテンプレートと例文を用意したので、ぜひ参考にしてみてください。

物品販売用の注文請書

物品販売用の注文請書のテンプレートと例文は、以下のとおりです。

物品販売用の注文請書のテンプレート

物品販売用の注文請書の例文

＞このテンプレートをNotePMで使ってみる（無料）
＞テンプレートを無料ダウンロードする（個人情報入力なし）

物品販売用（シンプル）の注文請書

物品販売用（シンプル）の注文請書のテンプレートと例文は、以下のとおりです。

物品販売用（シンプル）の注文請書のテンプレート

物品販売用（シンプル）の注文請書の例文

＞このテンプレートをNotePMで使ってみる（無料）
＞テンプレートを無料ダウンロードする（個人情報入力なし）

工事用の注文請書

工事用の注文請書のテンプレートと例文は、以下のとおりです。

工事用の注文請書のテンプレート

工事用の注文請書の例文

＞このテンプレートをNotePMで使ってみる（無料）
＞テンプレートを無料ダウンロードする（個人情報入力なし）

製造・加工用の注文請書

製造・加工用の注文請書のテンプレートと例文は、以下のとおりです。

製造・加工用の注文請書のテンプレート

製造・加工用の注文請書の例文

＞このテンプレートをNotePMで使ってみる（無料）
＞テンプレートを無料ダウンロードする（個人情報入力なし）

システム・ITサービス用の注文請書

システム・ITサービス用の注文請書のテンプレートと例文は、以下のとおりです。

システム・ITサービス用の注文請書のテンプレート

システム・ITサービス用の注文請書の例文

＞このテンプレートをNotePMで使ってみる（無料）
＞テンプレートを無料ダウンロードする（個人情報入力なし）

サービス提供用の注文請書

サービス提供用の注文請書のテンプレートと例文は、以下のとおりです。

サービス提供用の注文請書のテンプレート

サービス提供用の注文請書の例文

＞このテンプレートをNotePMで使ってみる（無料）
＞テンプレートを無料ダウンロードする（個人情報入力なし）

飲食業用の注文請書

飲食業用の注文請書のテンプレートと例文は、以下のとおりです。

飲食業用の注文請書のテンプレート

飲食業用の注文請書の例文

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イベント企画業用の注文請書

イベント企画業用の注文請書のテンプレートと例文は、以下のとおりです。

イベント企画業用の注文請書のテンプレート

イベント企画業用の注文請書の例文

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出版業用の注文請書

出版業用の注文請書のテンプレートと例文は、以下のとおりです。

出版業用の注文請書のテンプレート

出版業用の注文請書の例文

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広告制作業用の注文請書

広告制作業用の注文請書のテンプレートと例文は、以下のとおりです。

広告制作業用の注文請書のテンプレート

広告制作業用の注文請書の例文

＞このテンプレートをNotePMで使ってみる（無料）
＞テンプレートを無料ダウンロードする（個人情報入力なし）

注文請書を作成するときの注意点

注文請書を作成する際には、発注者と受注者の情報・取引の内容・数量・金額・納期など、必要事項を漏れなく記載し、双方が十分確認して合意するのが不可欠です。

また、取引内容が請負契約に該当し、取引金額が1万円を超える場合は収入印紙の貼付が必要です。収入印紙が課税対象となるのは請負契約の場合であり、売買契約では非課税となります。金額の判断基準や正しい貼り方と消印方法について理解しておきましょう。クレジットカード払いの場合は、課税文書の作成に該当しないため、収入印紙は原則不要です。

印紙代の負担方法や注文請書の送付方法、注文書受領後に商習慣として適切とされる発行期日などについても事前に取引相手と確認が必要です。メール送付の場合はPDFが推奨されており、パスワード設定も行うといいでしょう。

作成した注文請書の控えは、電子データと紙媒体の双方で保管義務があります。法人の場合は原則7年（欠損金が生じた年度は10年）、個人事業主は原則5年間です。連番管理を行うことで内部統制を強化し、検索性を向上させるのが重要です。発行後に記載内容の修正や訂正が必要になった場合の正しい対応（再発行・訂正印・覚書など）についても、把握しておきましょう。

また、取引が下請法に該当する場合は、親事業者が発行する注文請書の内容が下請事業者に不利なものになっていないか注意する必要があります。電子保存のルールについても、事前に取引相手と十分に確認することが求められます。

注文請書の作成には『NotePM』がおすすめ

インボイス制度や電子帳簿保存法への対応は、書類作成だけでなく、その後の適切な管理・保管が不可欠です。NotePM（ノートピーエム）のような文書管理システムなら、作成した注文請書や関連する請求書、契約書などを一元的に、かつ法要件を満たして安全に管理できます。検索機能で必要な書類をすぐに見つけ出し、関係者との情報共有もスムーズに行えるため、バックオフィス業務全体の効率化に貢献します。

NotePMの特徴

• テンプレート機能や共有機能でテンプレートの作成・管理もスムーズ
• 各種書類を一元的かつ安全に管理できる
• PDFやExcelの全文検索もできる強力な検索機能
• 社内FAQや社内ポータル、社内報も作成可能
• 高度なセキュリティを備えており、銀行や大学へも導入されている

NotePMの料金プラン

テンプレートを活用して手軽に注文請書を作成しよう

注文内容を承諾する証拠となる注文請書は、取引の基本です。今回ご紹介したように、さまざまな業種に対応した無料テンプレートを活用すれば、必要事項が網羅されているため、手軽に作成できます。

テンプレートを利用する際は、必要項目を正確に記載し、自社の情報と承諾の意思を明記しましょう。テンプレートを活用して、手軽に正確な書類を作成するのがおすすめです。注文請書を作成する際は、ぜひNotePMのテンプレート作成ツールもご活用ください。

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