ユースケース図 テンプレート(書き方とサンプル例)

2025年09月17日(水)

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。
ユースケース図のテンプレートと例文をご紹介します。

ユースケース図 テンプレート

ユースケース図とは?

ユースケース図はUMLの中で最も基本的な図になります。システムをアクター(多くは人の形)と見立てて、そのシステムがどのような機能を持っているのかを表現します。担当者などをアクターとして描くのはもちろん、ソフトウェアとしてのシステムもアクターとして描くのが一般的です。

システム全体がどのようなアクターで構成され、各機能がどのアクターから提供されるものかが可視化されます。これによってシステムの全体像が見えるようになります。

ユースケース図の目的

システム全体の構成を可視化するのが第一目的になります。また、アクター同士の関連が可視化されることで、どういった操作が関連付いたものになるかが分かります。

システム内部の細かい情報はクラス図、シーケンス図などで描かれますが、ユースケース図はシステム全体の概要を把握するのに利用されます。

ユースケース図の書き方

ここではPlantUMLでの描画について解説します。PlantUMLはNotePMの中で利用できる記法になります。

アクター

アクターは actor を使って定義します。

actor アクター名

後で扱いやすくするためにエイリアス名を定義する場合は as を使います。

actor アクター名 as A

ステレオタイプを付ける場合には << と >> を使います。

actor アクター名 as A <<ステレオタイプ名>>

アクターが継承する場合には <|-- を使います。

A <|– Admin

パッケージ

パッケージはシステムを囲む領域です。ユースケース群を囲むのに利用します。PlantUMLでは package と rectangle の2つが用意されています。

package スタッフ {
actor シェフ as c <<レビューされる>>
actor 給仕係 as fc <<レビューされる>>
}

ノート

ユースケース図で説明を追加する場合にはノートを使います。 note を使いますが、 right of や left of 、 top of などを使って表示場所を制御できます。

note right of g : お客様

ユースケース図のサンプル例

以下はユースケース図の例です。

left to right direction
actor ゲスト as g <<レビューする>>
note right of g : お客様
package スタッフ {
actor シェフ as c <<レビューされる>>
actor 給仕係 as fc <<レビューされる>>
}
package レストラン {
usecase 食事を食べる as UC1
usecase 支払う as UC2
usecase 飲む as UC3
usecase レビューする as UC4
usecase お金を受け取る as UC5
usecase 給仕する as UC6
usecase 料理を作る as UC7
}
note right of UC4 : 後で行う
g ..> UC5
g –> UC1
g –> UC2
g –> UC3
fc –> UC6
c –> UC7
UC5 –> fc

NotePMでは以下のように描画されます。