ユースケース図 テンプレート(書き方とサンプル例)

2024年06月11日(火)

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。
ユースケース図のテンプレートと例文をご紹介します。

ユースケース図 テンプレート

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ユースケース図とは?

ユースケース図はUMLの中で最も基本的な図になります。システムをアクター(多くは人の形)と見立てて、そのシステムがどのような機能を持っているのかを表現します。担当者などをアクターとして描くのはもちろん、ソフトウェアとしてのシステムもアクターとして描くのが一般的です。

システム全体がどのようなアクターで構成され、各機能がどのアクターから提供されるものかが可視化されます。これによってシステムの全体像が見えるようになります。

ユースケース図の目的

システム全体の構成を可視化するのが第一目的になります。また、アクター同士の関連が可視化されることで、どういった操作が関連付いたものになるかが分かります。

システム内部の細かい情報はクラス図、シーケンス図などで描かれますが、ユースケース図はシステム全体の概要を把握するのに利用されます。

ユースケース図の書き方

ここではPlantUMLでの描画について解説します。PlantUMLはNotePMの中で利用できる記法になります。

アクター

アクターは actor を使って定義します。

actor

後で扱いやすくするためにエイリアス名を定義する場合は as を使います。

actor as A

ステレオタイプを付ける場合には <<>> を使います。

actor as A <<>>

アクターが継承する場合には <|-- を使います。

A <|-- Admin

パッケージ

パッケージはシステムを囲む領域です。ユースケース群を囲むのに利用します。PlantUMLでは packagerectangle の2つが用意されています。

package {
actor as c <<>>
actor as fc <<>>
}

ノート

ユースケース図で説明を追加する場合にはノートを使います。 note を使いますが、 right ofleft oftop of などを使って表示場所を制御できます。

note right of g :

 

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ユースケース図のサンプル例

以下はユースケース図の例です。

left to right direction
actor as g <<>>
note right of g :
package {
actor as c <<>>
actor as fc <<>>
}
package {
usecase as UC1
usecase as UC2
usecase as UC3
usecase as UC4
usecase as UC5
usecase as UC6
usecase as UC7
}
note right of UC4 :
g ..> UC5
g --> UC1
g --> UC2
g --> UC3
fc --> UC6
c --> UC7
UC5 --> fc

NotePMでは以下のように描画されます。

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