こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。
ソフトウェアの説明書きになる「README」のテンプレートと例文をご紹介します。

READMEとは?
READMEは多くの場合、ソフトウェアプロジェクトへはじめて訪れた方が最初に目にするドキュメントになります。READMEを通じてソフトウェアを概要を知ったり、自分の目的に適う使い方ができるのかを学びます。オープンソース・ソフトウェアや社内での共有ライブラリのように、他の人が使うことを想定したソフトウェアであれば、用意しておくべきドキュメントになります。
WEB上で簡単にREADMEの作成・管理を行えるツール「NotePM」
READMEの目的
READMEの一番大きな目的は、そのソフトウェアが何であるかを正しく認識してもらうことです。多くのソフトウェアは利用してもらうために開発されていますので、なぜ使うべきなのか(有益であるか)が記述されていなければなりません。訪問者はこのREADMEを読んで、使う必要があるものなのかどうか、使う価値があるものかどうかを判断します。開発者は都度質問を受ける余裕はありませんので、READMEを通して対象者が誰であるか、どうやって使うのかを説明しなければなりません。どれだけ有益なソフトウェアであったとしても、使い方が説明されていなければ誰も利用しようと思わないでしょう。
READMEの書き方
READMEでは次の内容が網羅されている必要があります。
- このソフトウェアが何であるか
- このソフトウェアがなぜ有益であるか
- どのように利用するか
- どう使い始めれば良いか
- 誰がこのソフトウェアを利用(または開発)しているか
- このソフトウェアのゴールは何か
また、オープンソース・ソフトウェアの場合は次のような項目も必要でしょう。
- 開発に貢献するには
- ライセンスは何か