プレスリリース・ニュースリリース テンプレート(書き方と例文)

2023年01月09日(月)

プレスリリース・ニュースリリース テンプレート

こんにちは。マニュアル作成・ナレッジ共有ツール「NotePM」ブログ編集局です。
プレスリリース(ニュースリリース)のテンプレートと例文をご紹介します。

プレスリリース テンプレート

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プレスリリースとは

プレスリリースは英語でpress releaseと表記します。pressは新聞や報道のことで、releaseは開放するといった意味です。プレスリリースは「報道発表」や「新聞発表」と訳されることが多く、公開することそのものを指す印象ですが、報道機関用に用意する情報と考えた方がいいでしょう。つまり、プレスリリースとは報道機関に向けて情報を公開する、または公表するといった意味が一般的です。似ている言葉にニュースリリースがありますが、こちらは一般に公表するという意味合いであり、報道機関に限定されていません。

プレスリリース 書き方のポイント

プレスリリースは基本構成で書く

プレスリリースは短時間で読める量にまとめるのがポイントです。あまりにも長い文章は読み手が飽きやすく、途中で読むのをやめてしまう可能性も出てきます。そうなれば、伝えたいことも伝わらないまま終わってしまうかもしれません。最後まで読んでもらうためには、「タイトル」「リード文」「内容」そして「会社概要」の基本的な構成でシンプルにまとめましょう。目安としては、A4サイズの用紙1枚にまとめるのが良いとされています。

ニュースバリューのある「新しい何か」を伝える

発表する内容は報道機関が「ぜひ取り上げたい」と興味を引く情報でなければなりません。それは「新しい何か」であることがポイントで、プレスリリースにとってもっとも重要です。たとえ自社では初の内容であっても、すでに他社で発表している情報や世界では常識になっているものでは新鮮とはいえないでしょう。ただし、興味を引かせたいからといって、そこに嘘や誇張があっては信用を失うので注意が必要です。

プレスリリースの基本項目

タイトルで興味を引かせる

タイトルはリード文や内容などに比べると文字サイズが大きく表示されるのが一般的です。サイトの作りによってはタイトルしか表示されないため目を引きやすく、もっとも重要な位置付けといえます。読まれるかどうかはタイトルで決まるといっていいでしょう。そのため、パッと見ただけで全体の要点がわかるような工夫が必要です。長すぎると途中で切れてしまうことがあり、良い作り方とはいえません。タイトルは1〜2行を目安に40字以内で収めるようにしましょう。また、目を引くポイントとして時事的なキーワードを織り込むのも有効です。

リード文はわかりやすく簡潔に

長いリード文はまとまりが悪くなります。回りくどくならないよう、リリースで伝えたいことを2〜3行程度で簡潔にまとめましょう。リード文でリリースの内容を要約し、本文で詳細を説明するという流れを作ります。

内容説明は5W1Hで「結起承転」を

前述したように、プレスリリースは読み手がつい引き込まれてしまうような興味深い内容であることが重要といえます。そのためには、いつ(when)どこで(where)誰が(who)なぜ(why)何を(what)どのように(how)の5W1Hを押さえ、内容を簡潔に伝えましょう。読む人が「ぜひ取材してみたい」と感じるようなストーリーで書くことが大切です。また、結果を先に持ってくる「結起承転」を意識すると、たとえ途中で読むのをやめた場合でも一番重要なことを伝えやすくなります。

会社概要では印象が大切

会社の基本情報と問い合わせ先は、取材をしてもらううえで外すことはできません。会社の概要については単に沿革をまとめるだけでなく、創業時のエピソードから転機となった取り組みなどストーリーを意識しましょう。例えば、本の著者紹介のようなイメージです。また、信頼を持たせるために認知性の高い名前を入れるという方法もあります。特に中小企業の場合は、取引先や代表の前職または縁の深い人物など、有名な名前を登場させると読み手に印象付けることができます。

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プレスリリースの例文1(文具メーカー)

プレスリリースの基本やポイントについて説明してきましたが、ここからは実際に例文を書いてみます。1例目は昭和30年創業の文具メーカーという設定のリリースです。

タイトル
誹謗中傷から子どもを守る!親としてできる対策をヒヨドリ文具が動画配信

リード文
SNSでの誹謗中傷は子どもの世界にも広がっています。実は、子どもが誹謗中傷をする側に回ってしまうことも少なくはありません。悪質なものになると訴訟問題にも発展し、その責任を取るのは親です。親としてできる対策を学ぶためにヒヨドリ文具が動画によるセミナーを開始します。

内容説明
無差別な誹謗中傷で子どもを加害者にさせないために、文具メーカー「ヒヨドリ文具」が保護者向けの動画配信を開始します。SNSの誹謗中傷は、誰でも加害者になり得る問題です。特に、社会経験の浅い子どもが親の知らないところで誹謗中傷に参加し、加害者になっているケースも目立っています。セミナーの内容は1回の配信が10分程度で、ヒヨドリ文具の公式サイトから誰でも自由に閲覧可能です。セミナーは法律にもとづいた内容になっており、裁判での事例など実際に訴訟に発展した場合の流れなども学べる作りになっています。さらに、子どもを誹謗中傷に参加させないための対策をプロの講師を招いて解説してもらいます。

会社概要
長野県の雑貨店で生まれ育った創業者の結城史郎は、あるとき、自作のペンケースを学校に持っていったところ複数の友人から製作を依頼されます。これが、史郎が文具の魅力にとりつかれ、さまざまな文具の研究に没頭するようになったきっかけです。成人した史郎は国内有数の自動車メーカー〇〇の技師として功績を残したものの、文具の魅力が忘れられず、昭和30年に文具メーカー「ヒヨドリ文具」を創業しました。ヒヨドリ文具は香りのついた鉛筆やスーパーカー消しゴムなど、昭和の人気文具をリードした企業の一つです。

プレスリリースの例文2(老舗和菓子店)

次に、2例目として江戸後期に創業した老舗和菓子店「鶴丸」という設定でリリースを書いてみましょう。

タイトル
食べるだけで疫病退散!?プレゼントにもなるかわいい和菓子セット

リード文
「鶴丸」から疫病退散で話題の妖怪をモチーフにしたマカロン風最中が発売されました。お試し用の4個セットは特製の缶入りで、疫病退散祈願のお札が封入されています。さらに、限定販売のミニ手拭いが付いたセットも用意され、プレゼントにもぴったりです。

内容説明
感染症をもっとポジティブに明るく予防しようと、鶴丸は疫病退散で話題の妖怪をマカロン風のかわいい最中にしました。一口サイズの最中はピンク(ストロベリー)、ベージュ(栗)、イエロー(バナナ)、そしてパープル(紫いも)の4種類で、それぞれのクリームをたっぷりサンドしています。最中の表面には疫病退散の妖怪のイラストが入っており、食べるだけでご利益がありそうな雰囲気です。店頭では1点からの購入も可能ですが、全種類を入れたお試し用として4個セットを用意しました。しかも、特製の缶のデザインは有名イラストレーターKによる描き下ろしで、中には疫病退散祈願済みのお札が封入されています。さらに、描き下ろしのイラストをミニ手拭いにした限定販売のセットは、ちょっとしたお礼やプレゼントにぴったりです。

会社概要
1800年、現在の墨田区本所で「鶴丸」は創業しました。創業者である朝日奈六兵衛はもとは武家の出身で、刀を包丁に持ち替えて料理人に転身したというユニークな人物です。あるとき細長い饅頭を考案したところ評判となり、平安時代に作られたとされる太刀「鶴丸」から拝借して「鶴丸饅頭」と名付けました。そして、そのまま屋号を「鶴丸」として現在まで受け継がれています。鶴丸といえば皇室財宝の太刀であり、「鶴丸饅頭」が献上されたという話も伝わっています。

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