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組織からのATAC-seq解析のご案内

Published on 07/09/2023 16:39
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サンプル品質が十分でない場合、解析の中断・納期の遅延などの可能性があります。
各項目をよくお読みいただき、十分に注意してサンプル調製を実施いただくようお願いいたします。

提出サンプル種別ごとの要件の概要

凍結組織でご送付の場合

要件 備考
組織量 (動物) 10~30 mg/チューブ ※ 全チューブの組織量や性質を可能な限り統一してください
※ 大きすぎる組織のトリミングは承っておりません
※ 左の要件より大きい/小さいサンプルは必ず事前にご相談ください
組織量 (植物) 組織により必要量が異なります。事前にお問合せください。 ※ 事前にお問い合わせください
チューブ本数 1サンプルあたり本番1本+バックアップ2本以上(計3チューブ以上) ※ チューブごとの組織量をサンプルフォームにご記載ください

全チューブの組織量や性質を可能な限り統一してください
 お送り頂いたクライオチューブ内の組織全量を使⽤します。組織のサイズや硬さなどの性質の違いによりホモジナイズ後にばらつきが出る可能性がございます。可能な限り要件内の組織量にて、サイズや硬さの統⼀を推奨致します。トリミングによるサイズ調整はいたしませんのでご了承ください。

その他

動物組織の凍結保存方法

  • 手早く組織を摘出します。

  • 適切なサイズにトリミングし、クライオチューブに入れます。

  • チューブは凍結⽤のスクリューキャップのものを使⽤ください。
    スナップキャップの場合はパラフィルムでの保護をお願いいたします。

  • 組織のみを入れたクライオチューブを液体窒素にて瞬間凍結します。

バッファーや凍結保護剤は入れないでください。

植物組織の凍結保存方法

  1. 1.5 mLチューブまたは2 mLチューブを必要サンプル分準備し、あらかじめチューブの重さを測定しておいてください。
  2. 組織を1.で準備したチューブに入れ、チューブごと重さを測定してください。
    ※ 濡れた組織の場合、余分な水分を拭き取ってから重さを測定ください。
  3. 1.で測定したチューブの重さを引くことで、組織の重さを計算し、サンプルフォームに記載ください。
  4. チューブの蓋が隙間なく閉まっていることを確認し、速やかに液体窒素で瞬間凍結してください。

蓋が開いたまま液体窒素にチューブを入れた場合、破裂の危険性がございます。蓋が確実に閉まっていることを必ず確認した上で、瞬間凍結をお願いいたします。

  1. 送付まで-80℃で保管してください。

凍結組織サンプルに関する注意事項

  • 凍結組織のみ受け付けております。

  • ⽐較するサンプルは必ず同じ⽅法で凍結をお願いいたします。

  • 凍結/解凍⽅法が特殊なサンプルに関しては必ず事前にご相談ください。
    弊社での確認⽤に同条件のサンプルを1チューブお送りいただく場合がございます。

  • 要件を満たさない場合には、再度サンプルのご送付をお願いする場合があります。

  • タンパク質や有機溶媒等が混⼊しない様にお願いいたします。
    酵素活性を阻害する夾雑物の混⼊等により、通常プロトコルにおいてTn5によるタグメンテーションが機能しない場合がございます。

  • 受領したサンプルが当該要件を満たしていないことにより、通常プロトコル通りに実験してもライブラリーが調製できなかった場合は、それまでの実作業分の費⽤をいただくことがございます。

  • ご不明点は送付前にお問い合わせください。

サンプル送付に関する注意事項と送付先

  • こちらのリンクにある注意をよくお読みの上、サンプル送付のご準備をお願いいたします。

  • 臨床検体の送付につきましては、こちらのリンクに記載の手順に従ってご準備をお願いいたします。

その他注意事項 (必ずお読みください)

お問合せ先

株式会社Rhelixa 研究支援事業本部
service-support@rhelixa.com
TEL: 03-6272-3115