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B01-JIPAD導入編

Published on 18/04/2023 10:26
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JIPAD

JIPAD

Japanese Intensive care PAtient Database

日本ICU患者データベース

導入編

Version 2.1

変更日:2023 年 6 月 8 日

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ICU 日本集中治療医学会機能評価委員会

JIPAD ワーキンググループ










Japanese Intensive care PAtient Database

目次

1. はじめに
1.1 改版履歴
1.2 免責事項


2. JIPAD 導入マニュアル
2.1 JIPAD 動作環境
2.2 JIPAD アプリケーションの説明
2.3 FileMaker Pro の準備
- 必要なライセンス数
- FileMaker Pro のインストール
2.4 JIPAD local のインターネットへの接続条件
3.インストール····< B02-1.インストール編 Windows版へ>< B02-2.インストール編 Mac版へ>
3. JIPAD Local のインストール<Windows版><mac版>
3.1 JIPAD Internal の生成 <Windows版><mac版>
3.2 バージョンアップ<Windows版><mac版>
3.3 アカウント情報のリセット <Windows版><mac版>
3.4 利用端末を変更する場合<Windows版><mac版>


4. 操作マニュアル(施設管理者) <B03.症例入力編へ
4.1-症例入力編
- ICUData List 画面
- 症例入力画面
-データ解析
4.2 Bridge Export<Windows版><Mac版>
4.3 ユーザ管理
4.4 外部バックアップ<Windows版><Mac版>
- バックアップ
- リストア
4.5 設定
6. 事務局向けマニュアル···························· 事務局向けマニュアル <4.事務局編へ>


1. はじめに

1.1 更新履歴

日付 Ver. 更新者 変更内容
2015/2/23 1.0.0 初版作成
2015/4/2 1.1 改訂
2016/3/25 1.2 改訂
2016/5/12 1.3 改訂
2017/5/11 1.4 改訂
2019/1/29 1.5 改訂
2021/1/15 1.6 改訂
2021/9/22 1.7 改訂
2022/8/1 2.0 改訂 FMS 19 へのアップデート
2023/6/8 2.1 ICON 改訂 Mac版追記等

1.2 免責事項


システムの不適切な利用に伴う患者情報等の個人情報の漏洩について、本学会は責任を負いません。


2. JIPAD 導入マニュアル

2.1 動作環境

- 動作環境

- Windows


Windows10以降のみとします。FileMaker Proのバージョンによっては、より古いOSでも動作はしますが、システムセキュリティの観点から、Windows10以降、最新のパッチを当てたもののみとします。

FileMaker Proのバージョン Windowsのバージョン
FileMaker Pro2023 10 / 11
FileMaker Pro19 10 / 11
FileMaker Pro18 10 / 11

※ FileMaker Pro2023は2023/5/25現在、使用できません。動作確認中です。
※FileMaker Pro18の使用は推奨しません

- Mac


FileMaker Proのバージョン Macのバージョン
FileMaker Pro2023 macOS Ventura 13.0 macOS Monterey 12.0
FileMaker Pro19 10.14 - 13
FileMaker Pro18 10.13

- FileMaker Pro


JIPAD は FileMaker Proによって作成されたデスクトップ アプリケーションです。データベースサーバーとしてはFilieMaker Serverを採用しています。2024/3/1現在FileMaker Serverのバージョンは19.4.2です。このバージョンはFileMaker Pro 18.0.3 〜 2023 に対応しておりそれ以前のバージョンのFileMaker ProではJIPADは立ち上がりません。今後のバージョンアップを想定してできるだけ新しいバージョンを導入していただくようにお願いします。
ただしJIPAD Internal は FileMaker Pro15 から 2023のバージョンで動作可能です。電子カルテネットワーク内では新しいバージョンのFileMaker Proが使えない可能性がございますので、JIPAD Internalの導入については事務局に御相談くだされば幸いです。

- FileMaker Pro のシステム条件


詳細はClaris社のサイトをご確認ください。

- WindowsログインIDの注意

JIPADを利用するWindowsのログインIDは、半角英数字のみを推奨します。現在のIDに全角文字が使用されている場合は、新たなアカウント(半角)を作成して、そちらで運用をお願いします。
全角のIDを使ってJIPADに不具合が出た場合のサポートは致し兼ねます。

ログインIDを確かめる方法

C:ドライブの直下にあるユーザーというフォルダを確認します。この中ににご利用の PC で設定されたユーザー名を使ったフォルダがあります。このユーザー名がログインIDです。

2.2 JIPAD アプリケーションの説明


- JIPAD Global


日本集中治療医学会が管理しているデータベースサーバです。各施設のデータを集積します。直接ここにデータを書き込むことは原則行いません。 各施設は自施設のデータ以外は参照出来ません。また、データは(施設管理者のみ)連結可能な匿名化された状態で保存されています。患者名、患者病院 ID, 病院名, 患者生年月日などは保存されません。データ解析者はここに置かれた匿名データを使って解析を行います。


- JIPAD Local


各施設内で運用いただくデータベースです。

データ取込み機能と JIPAD global へのエクスポート機能があります。
JIPAD global へ接続可能なインターネット環境が必要です。
CSV データ取込み機能と CSV および FileMaker 形式の出力機能があります。
ICU 台帳機能として ExJIPAD と呼ぶ機能を実装し、JIPAD には送信せず自施設で蓄積したいデータある場合に活用いただけます。
Windows においては C:ドライブ直下の JIPAD Local と命名したフォルダ下に置かないと動作は保証されません。
最新のバージョンへのアップデータは JIPAD updater Local の名称で配付し自動的に最新化されます。
jipad jipad 初期のみ と入力します。

各施設運用するPCを1台に限定していただく必要があります。
JIPADをネットワークハードディスク(リモートハードディスク、NASとも呼ばれるもの)上に配置して運用することは厳禁します。
どうしても複数台PCでの運用が必要な場合は、サポートセンターにご相談下さい。

必ず外部バックアップを取りながら運用して下さい。外部バックアップとは、USBメモリや外付けHDDなど、PC本体と異なる装置や媒体にバックアップデータを保存することです。
JIPADは自動で(内部)バックアップを取る機能がありますが、実データと保存場所が同じですので、PCの物理的故障や、悪質なウィルス感染の場合、復旧ができません。
また、JIPAD事務局へ送信したデータの一部は個人情報保護の観点から暗号化や削除をしています。よって、事務局が預かったデータから各施設のデータを完全に復旧することはできません。


- JIPAD Internal


各施設内で運用いただくデータベースです。インターネット接続環境にない電子カルテ内に JIPAD を設置する場合のみ必要となります。

 CSV データ取込み機能と CSV および FileMaker 形式の出力機能があります。
 ODBC 連携ツールとの接続機能があります。(※別途カスタマイズが必要、メーカによっては対応は不可)
 各施設1台に限定する必要があります。
最終的に JIPAD bridge という名称のファイルを出力して JIPAD local に匿名化されたデータを移行します。サーバへのデータ送信は JIPAD local から行います。
最新のバージョンへのアップデータは JIPAD updater Internal の名称で配付し自動的に最新化されます。アップデート方法は後述します。


- JIPAD help


各施設内で運用いただくヘルプのデータベースです。 JIPAD internal ではフォルダ内に格納して使います。

2.3 FileMaker Pro の準備


必要なライセンス数


FileMaker Pro バージョン 19~ の最低1ライセンス が必要となります。

構成 必要ライセンス
院内ネットワークで 1 台のみで運用する場合
FileMaker Pro…1 or 2ライセンス以上
(JIPAD Internal 用 ×1 , JIPAD Local 用 ×1 )
院内ネットワークで複数台で運用する場合 【5台まで】
FileMaker Pro…JIPAD Internal 使用台数分,
JIPAD Local 用×1
" " 【6台以上】
FileMaker Pro…使用台数分のライセンス
FileMaker Server…1ライセンス
インターネット接続端末で 1台のみで運用する場合 FileMaker Pro…1ライセンス
FileMaker Server を院内ネットワークで使用する場合 JIPAD Internal/Localはネットワークハードディスクに配置することは厳禁します。複数の PC から操作することを想定される場合は、JIPAD Internal/Localを 24 時間開いておける PC を用意いただきその PC へ共有ファイルを開く設定でアクセスいただくか、FileMaker Server を使うこととなります。いずれの場合も御相談いただければ幸いです。少々運用はトリッキーになります

FileMaker Pro のインストール


JIPAD を使用する端末に、予め FileMaker Pro をインストールしてください。

2.4 JIPAD local のインターネットへの接続条件


 JIPAD local でデータを操作するためにはデータセンターとの接続が確立されている必要があります。接続テストは運用を想定して FileMaker Pro が使用できる端末で行って下さい。
接続テストのスクリプトは下記からダウンロードできます。
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https://www.jipad.org/guide?view=article&id=105:data10

接続のためには下記の条件が必要です。施設のシステム管理者にお問い合わせ下さい。その上で、サポートセンターにお問い合わせいただければ対応させていただきます。


1.ポート開放について
TCP 5003番ポートについて、双方向の通信が必要です。
5003番以外のポート開放は不要です。
データの流れは各施設からサーバへの一方通行です。サーバ側からの発信する通信はありません。接続リクエストに反応するために必要となります。


2.JIPADサーバーのIPアドレスについて
IPアドレスは、180.131.125.181 (jipad.org) となります。
各施設のグローバルIPは不要です。(もちろん設定可能であればIPを御用意いただいてOKです。)


3.データをアップロードするPCはハードウェアアドレスを登録した1台に限定されます。サーバ側にハードウェアアドレスを登録されていないマシンからのアクセスは拒絶します。


4.データのアップロードについて
管理者はVPN接続でサーバと通信しますが、各施設ユーザーは FileMaker Server 側の設定でSSL暗号化が行なわれ、データをアップロードしていただきます。
Heartbleed問題は該当しておりません。

5.NAT対応について

NATが設定されていても FileMaker Pro の接続要件を満たしていれば問題ありません。


6.FileMaker Pro への接続要件は以下の通りです。システム管理者と相談ください。

  • ホストとクライアントとの TCP/IP 接続が確立されていること。
  • TCPポート 5003 が開いていること。
  • データベースが共有ファイルとして開かれていること。

接続テスト 番外編


Windows版

Windows11で FileMaker Pro バージョン 19 をインストールします。

  1. ホストを表示します。

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  1. プラスボタンをクリックします。

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3. ホストのインターネットアドレスに 「jipad.org」 と入力して保存します。

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  1. 次図のように JIPAD のいくつかのファイルが表示されたらサーバとの接続ができています。
    すなわち5003ポートが開放されていることになります。

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Mac版

Macで FileMaker Pro バージョン 19 をインストールします。

  1. ホストを表示します。

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2. プラスボタンをクリックします。

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3. ホストのインターネットアドレスに jipad.org と入力して保存します。 40c710ac-0668-11ee-b8c2-064017533d40.png?ref=thumb
  1. 次図のように JIPAD のいくつかのファイルが表示されたらサーバとの接続ができています。
    すなわち5003ポートが開放されていることになります。
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Japanese Intensive care PAtient Database