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『ザ・ゴール研修』TOC知恵袋 (受講生用FAQ)

Published on 13/05/2024 18:25
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TOC全般

気軽に自己研鑽のためにTOCを学べる機会はありますか?

YouTubeで気軽にTOCを学べるGoldratt Channel「金の知恵入門」を展開しています。様々な問題に対して、実践的な解決方法を無料で公開しています。

全体最適のマネジメントを学び、自分の組織を良くしたい、日本を良くしたいという志の高い仲間が集まる「TOCクラブ」では定期的にセミナーを無料で開催しています。

https://www.tocclub.net/

全体最適のマネジメントについて質問がある場合、どうしたらいいですか?

TOCには様々な本やビデオコンテンツ、プレゼン、論文があり、どれを読んだらわからないという声を受け、「ラット君のお悩み解消コンシェルジュ」というサービスを提供しています。無料ですので、どしどしお使いください。

ゴールドラット博士は日本嫌いだと聞いたことがありますが本当ですか?

『ザ・ゴール』を日本だけ17年間翻訳を許可しなかったことで、「ゴールドラット博士は日本嫌いなのではないか」と揶揄されたことがあります。

ただ実際はむしろ逆で、ゴールドラット博士は「和」を重視する日本の文化に大きな敬意をもっていました。『何が、会社の目的を妨げるのか』(ダイヤモンド社)の序文には、博士の息子のラミ・ゴールドラットによる

「日本を愛してやまなかった父の危惧」

と題したエッセーと、ゴールドラット博士のインタビュー記事「なぜ、私は『ザ・ゴール』の邦訳を許可しなかったのか」が掲載されています。

ゴールドラット博士本人が、日本の文化から学んだこと、どんな意図で翻訳許可を保留したのかなどについて語った講演動画がございますので、ぜひご覧ください。

こちらの動画は、ゴールドラット博士自身の生涯最後の講演「月曜日が楽しみな会社にしよう!」という講演ビデオからの引用です。フルバージョンはGoldratt Channel Premiumでご覧いただけます。

『ザ・ゴール』の英語版に寄せられている博士の書いた序文の日本語版はありますか?

残念ながら、日本語版『ザ・ゴール』からは序文がカットされています。

TOCで品質は上がるのでしょうか?

Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しており、コンテンツの中には、ソフトウェアの品質をいかに改善するかについてソフトウェア品質崩壊の講演ビデオもあります。

初心者から学べるTOCのコースはありますか?

「ゼロから始めるTOC実践コース」というコースをゴールドラットスクールが提供しています。TOCを全く知らない人でも学びを実践し、成果を出しながら自信がつくコースです。

プロジェクトなどの不確実性のある環境での解決策はありますか?

『全体最適のプロジェクトマネジメント』(KADOKAWA)にゴールドラット博士が開発したTOC流のプロジェクトマネジメント手法「CCPM(Critical Chain Project Management)」が基礎から実践まで丁寧に書かれており、ゴールドラット博士が推薦する必読書となっています。

世界中の様々な企業で、教科書として使われ目覚ましい成果を出していますので、お勧めです。

Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しており、コンテンツの中には、著者・岸良裕司が解説する動画コンテンツも公開しています。

さらに、本格的に学びたい場合は、オペレーションマネジメントの基礎から実践まで学べる「ゴールドラットスクール」が提供している国際資格認定プログラム「全体最適のマネジメントコース」があります。

『トヨタ生産方式』の著者大野耐一氏がゴールドラット博士に働きかけたことによってTOCが生まれたというのは本当ですか?

はい、本当です。大野耐一氏本人がゴールドラット博士に「理論化しなさい」と働きかけたことを語ったビデオがあります。ゴールドラット博士自身、大野耐一氏のことをニュートン、ガンジーに並ぶ世界の3人の偉人として尊敬し、”No TPS, No TOC”(トヨタ生産方式がなければ、TOCは生まれていない)と公言しているのは広く知られ、「巨人の肩の上に立って」という論文を発表しています。

この論文は『何が、会社の目的を妨げるのか』(ダイヤモンド社)に掲載されています。

Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しており、コンテンツの中には、ゴールドラット博士が自ら解説する「巨人の肩に上に立って」の講演ビデオ、また、TOC国際大会で高い評価を得た不確実性の高い環境でトヨタ生産方式で目覚ましい成果を出すためには」というコンテンツも公開しています。

『ザ・ゴール』を読んだことで、社長になった人が沢山いるのは本当ですか?どこで情報が手に入りますか?

ゴールドラット博士の十周忌に世界の著名経営者が寄せたメッセージの数々が掲載されたメモリアルサイトがあります。『ザ・ゴール』から、いかに学び、経営に活かしたかが語られているメッセージの数々には多くの学びがありますのでお勧めです。

すべての人に成果が出ているとゴールドラット博士は語っていますが、TOCに失敗事例はありますか?

「月曜日が楽しみな会社にしよう!」をテーマにYouTubeで展開しているGoldratt Channelの中に「TOCには失敗事例はあるのか?」というビデオがありますので参考にしてください。

働き方改革にTOCは有効ですか?

「全体最適のマネジメント理論TOC―ゆとりを創り、生産性を飛躍的に向上させ、人を創る働き方改革」という論文を発表していますので、参考にしてください。Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しており、コンテンツの中には、著者 岸良裕司が自らこの論文を解説したビデオもあります。このほか、コンテンツの中には、働き方改革に取り組み、目覚ましい成果を出し、従業員にボーナスで報いたという事例、イノベーション現場における働き方改革の事例を発表したビデオも公開しています。

TOCの最新知識を常に手に入れたいのですが、いい方法はありますか?

全体最適のマネジメントを学び、自分の組織を良くしたい、日本を良くしたいと言う志の高い仲間が集まる「TOCクラブ」では定期的にセミナーを無料で開催しています。

どうすればうまくボトルネック(希少リソース)を発見できますか?

どうすればうまくボトルネック(希少リソース)を発見できますか?
映画の中で、ステイシーがどういう観点でボトルネックをみつけるのかを説明しています。(51:40〜)

1)一際大きい仕掛かりの山がある
2)よく足りない部品を取りに行くところ

映画の中では生産の事例を使って説明していますが、「製品」を「仕事」と置き換えれば

1)仕事を溜めている
2)仕事がいつも遅れて督促を受けている(みんなが待っている)

部署や人といったことになります。皆さんで集まって、上記の質問をしてみることで、おおよその制約がどこにあるかが把握できます。

なお、議論が収束しない時には、「議論されている範囲に制約はない」と考えて差し支えないでしすが、どうしてもわからない時は、お気軽に「お悩み解消コンシェルジュ」をぜひ活用ください。

流れをバランスする「直接流れ観察法」(DFS: Direct Flow Study)について知りたい

こちらからダウンロードいただけます。

ゴールドラット博士の動画はどこで見ることができますか?

「Goldratt Channel Premium」でご覧いただくことができます(会員向け)

https://www.goldrattchannel.com/

「ゴール研修」購入企業の研修ご担当者が、ゴールドラットチャンネルPremiumのメンバーになられた場合、ゴールドラット博士の期間限定動画を使った社内上映会を開催することができます。

詳しくは事務局info@goldrattchannel.comまでお問い合わせください。

TOCに関する英語のリソース(動画)はありますか?

『ザ・ゴール』英語版がございます。

www.goldrattchannel.net
The Goal Training Program (Goldratt JAPAN)
Based on the world bestseller "The GOAL" that is highly praised by top executives around the world, This half-day online training program develops dependable managers and next-leaders.

その他、下記もご参照ください。

Yuji Kishira「Theory of Constraints (TOC) Let’s Build Companies where Everyone Says,"It's Monday!"」

https://www.youtube.com/watch?v=QesWUvLnXgI&list=PLjRChz03Cn0XGb_bs7ramZcoWkl_FKSRm

Goldratt Conference (プレゼン動画多数)

http://www.goldrattconference.com/

思考力(思考プロセス)

科学者のように考えられるようになるにはどうしたらいいのでしょうか?

ゴールドラット博士は「訓練すれば誰でも天才になれる」と語っています。「ボディビルダーだって生まれつき筋骨隆々だったわけではない。自らの訓練でつくりあげたのだ。脳だって同じだ。鍛え続けていけば、いつか周囲の人があなたを天才と呼ぶようになる」と語っているビデオがありますので参考にしてください。

誰でも天才になれる方法(明晰に考えることを阻む4つの障害)

ゲームのように失敗から学ぶためには?(科学者の学び方)

全体最適の問題解決をできるようになるにはどうしたらいいですか?

『全体最適の問題解決入門』(ダイヤモンド社)の中に、ゴールドラット博士が開発した全体最適の問題解決法である「思考プロセス」の基本のすべてが書かれています。『ザ・ゴール2』(ダイヤモンド社)には、「思考プロセス」を使って、どうやってビジネスや家庭の問題を解決するかが描かれています。『ザ・ゴール2 コミック版』(ダイヤモンド社)もわかりやすいのでお勧めです。

さらに、本格的に学びたい場合は、個別指導を受けながら「思考プロセス」の基礎から実践まで学べる「ゴールドラットスクール」が提供している国際資格認定プログラム「TOC思考プロセスコース」があります。ゴールドラット博士が自ら開発した、学びを実践し、成果を出すことで自信がつくトレーニングコースですのでお勧めです。

考える力をつける教育について、TOCにはソリューションはありますか?

ゴールドラット博士がもっとも力を入れていたTOCのアプリケーションの一つに「教育のためのTOC」があります。

カメに負けたウサギ、アリに負けたキリギリス2人の負け組の出会いを通して、教育のためのTOCの知識が学べる『考える力をつける3つの道具』(ダイヤモンド社)にすべての知識体系が公開されています。

また、小学生1年生から楽しみながら学べる『子どもの考える力をつける3つの秘密道具―お悩み解決!にゃんと探偵団』(ナツメ社)も出版されています。よい子になるためにずっと学校で頑張って成績優秀だった、にゃんと君が社会人になり、教科書も正解もない世界の中で苦闘する「よい子の呪い」のビデオクリップも好評です。

NPO法人「教育のためのTOC日本支部」では国際認定資格コースも提供しています。また親子が一緒になって「考える力」を育て、お互いに学び合う「子どもイノベーション塾」を月2回開催しています。

Goldratt Channel Premiumに、著者 岸良裕司がプレゼンした「お悩み解決!にゃんと探偵団」の講演ビデオもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=gro2S7Ljj24

対立を両立に変える図(クラウド)はどうやって作るのですか?

『考える力をつける3つの道具』(ダイヤモンド社)の中に作り方が書かれていますので参考にしてください。

動画の解説はこちらです。

「クラウド」TOCの対立解消ツールを解説〜相手との対立を両立に変える方法とは?

さらに、本格的に学びたい場合は、個別指導を受けながら「思考プロセス」の基礎から実践まで学べる「ゴールドラットスクール」が提供している国際資格認定プログラム「TOC思考プロセスコース」があります。

ゴールドラット博士が自ら開発した、学びを実践し、成果を出すことで自信がつくコースです。

思考プロセスの実践的な使い方がわかる「ザ・ゴール2 思考プロセス」試写会も開催中です。
https://www.goldrattchannel.net/premiere2

科学的に仮説を立てる方法を知りたいのですが、何かいい方法はありますか?

雑誌「IEレビュー」で「科学的理論を定義する仮説の論理構造とより良い社会への可能性という論文を発表していますので、参考にしてください。Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しており、コンテンツの中には、著者 岸良裕司が自らこの論文を解説したビデオもあります。

スループット会計

「スループット」は、なぜ「販売を通じて」計らなければなければならないのでしょうか? 顧客が買わなければ、会社にお金は入ってこないからです。スループット会計では、生産しても、売れなければ「在庫」(I/Inventoy)とみなします。

・スループット(T):会社に入ってくるお金から真の変動費(会社から出ていくお金)を引いたお金
・在庫(I):会社や外部倉庫や店舗倉庫に滞留しているお金
・業務費用(OE):会社から出ていくお金(在庫をスループットに変換するために要する費用)

このように分類することで、実際にどれだけ利益を生み出しているかを正確に把握することができます。

詳しくは下記の番組シリーズをご覧ください。

ゴールドラットチャンネル(スループット会計)
楠見 雄規氏 パナソニック CEOメッセージ 

「在庫」が倉庫にたくさんあると、どういう悪影響がありそうですか? 在庫は給料の原資が眠っている=お金を生まない資金(キャッシュ)が滞留していることを意味します。 過剰な在庫を持つと管理費などがかかる上、リードタイムが長くなることで、世の中のニーズの変化にすばやく対応できなくなります。その結果として、在庫の価値が毀損したり、売れない不良在庫になることもあります。

『トヨタ生産方式』著者の大野耐一氏の言葉を借りれば、「過剰な在庫は、会社を貧乏にさせる」大きなリスクをはらんでいます。

コストダウンのために「業務費用」を減らすと、どういう悪影響がありそうですか? 業務費用の削減によって、スループットが低下する可能性があります。安易に全社一律のコスト削減を行うと、ボトルネックのキャパシティダウンになる可能性があります。したがって業務費用を削減する際には、常にボトルネックに配慮して、スループットが減らないように、全体最適の視点で考えることが必須となります。

なお、業務費用はどんなに削減してもゼロにはなりません。会社の利益を向上するためには、下図にようにスループットを業務費用よりずっと早く増加させ(しかも増加を継続させ)なければなりません。

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スループット会計について詳しく学ぶ方法はありますか?

『ゴールドラット博士のコストに縛られるな!』(ダイヤモンド社)の1章から3章まで読むのがお勧めです。

また、「IEレビュー」に掲載された論文「財務諸表に仕事の流れを見る会計の流体力学」があります。

Goldratt Channel Premiumのコンテンツには、ゴールドラット博士自らがスループット会計を講義するビデオや、スループット会計における世界のトップエキスパートの講演動画を公開しています。無料でご覧いただけるものの多数あります。

http://goldrattchannel.com/gchannel/gchannel_video_list_pc.html?name=%E4%BC%9A%E8%A8%88&key=

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さらに、本格的に学びたい場合は、個別指導を受けながらスループット会計をベースにしたオペレーションマネジメントの基礎から実践まで学べる「ゴールドラットスクール」が提供している国際資格認定プログラム「全体最適のマネジメントコース」があります。

ゴールドラット博士が自ら開発した、学びを実践し、成果を出すことで自信がつくコースです。

生産・メーカー

生産などの専門知識がなくてもTOCで目覚ましい成果が出せますか?

『知らないからできる』(PHP出版)は、専門知識がない方でも、目覚ましい成果が出せることを物語で学べますのでお勧めです。

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TOCの生産管理の方法を本格的に学ぶ場所はありますか?

個別指導を受けながら全体最適のオペレーションマネジメントの基礎から実践まで学べる「ゴールドラットスクール」が提供している国際資格認定プログラム「全体最適のマネジメントコース」があります。ゴールドラット博士が自ら開発した、学びを実践し、成果を出すことで自信がつくコースですのでお勧めです。

工場の生産キャパシティを短期間に上げる方法はありますか?

雑誌「IEレビュー」に発表した「流れをバランスする直接流れ観察法」という論文を発表しています。Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しており、コンテンツの中には、著者・尾関克己がプレゼンしたビデオも公開しています。

業界・職種

営業でもTOCは成果がでますか?

「営業のためのTOC」という知識体系があります。全国最下位の営業所を2〜3か月でトップにした事例や逆転受注を次々と成功させた事例が公開されています。詳しくは、URO (Unrefusable Offer) とは〜あなたの提案が通らないワケをご覧ください。お悩み解消コンシェルジュより、お悩みを相談ください。

小売業で事例はありますか?

TOCを小売・サプライチェーンに応用した小説が「ザ・クリスタルボール」です。
また本書で描かれるソリューションを実装したのがクラウドサービスの「Onebeat」となります。下記をご参照くだ
・動画「金の知恵入門」シリーズ(全体最適のサプライチェーンシリーズ(小売/リテールビジネス)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLjRChz03Cn0WUY7p5-W3nEUwxN7uwVk0J
・ワンビートHP
https://www.1beatjapan.com/casestudy
・書籍:ザ・クリスタルボール
https://www.amazon.co.jp/dp/4478011907

TOCは病院でも活用できますか?

TOC for Healthcareという手法があります。この手法を紹介した『Pride and Joy―誇りと喜びを取り戻す病院経営』という本がMedical Tribune社から出ています。トップエキスパートによる無料セミナーも随時開催していますのでお問い合わせください。

TOCは大企業向けでしょうか? 中小企業でも事例はありますか?

中小企業の事例は沢山あります。実践事例をロジックと成果でわかりやすくまとめたGoldratt Journalに掲載されているのでご覧ください。Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しており、コンテンツの中には、成果を出した本人がプレゼンしたビデオも公開しています。

ソフトウェア業界で目覚ましい成果を出した事例はありますか?

ソフトウェア開発でも沢山の事例があります。YouTubeで気軽にTOCを学べるGoldratt Channel「金の知恵」を展開、プロジェクトマネジメントに関しては、「納期遅れなし、予算超過なし、最強のプロジェクトマネジメントCCPM」のシリーズが参考になります。Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しております。また、Goldratt Channnel にて、全体最適のDXシリーズが公開されています。『和のプロジェクトマネジメント』(ダイヤモンド社)という本も出版されており、富士通の取り組みが公開されています。

行政改革にTOCは使えますか?

はい、様々な事例があります。国土交通省の「三方良しの公共事業改革」、また宮崎県の東国原知事が行った「改革の工程表」、埼玉県の「産廃業者を環境保護産業へ」、さらには160を超える省庁のすべてで25%以上の生産性向上を達成し全米の行政改革アワードを獲得したユタ州の財務長官クリスティン・コックス氏の事例などがあります。Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しており、コンテンツの中には、クリスティン・コックス氏が「行政をダメにする7つの誘惑」と題したセミナーが掲載されています。さらに、本格的に学びたい場合は、個別指導を受けながら問題解決の基礎から実践まで学べる「ゴールドラットスクール」が提供している国際資格認定プログラム「ブレークスルーマネジメントコース」があります。クリスティン・コックス氏が自ら講師を務め、学びを実践し、成果を出すことで自信がつく素晴らしいコースですのでお勧めです。

人財育成にTOCは活用できますか?

『ザ・ゴール』は科学と教育の本であるといわれているように、TOCは、科学的な理論で短期間に目覚ましい成果を出せる人財をつくります。人財育成については、日経BPの「Human Capital Online」で「シンプル! ブレークスルー人財の育て方」というトピックで6か月に渡って連載した記事があります。

Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しており、人財育成で世界的に高い評価を受けている澤井奈美によるあなたの可能性を拓く成長ナビ」という実践的なコンテンツが紹介されています。

イノベーション

イノベーションのためのTOCとはどんなものですか?

イノベーション先進国イスラエルで生まれたのがTOCですので、イノベーションについては、強力な知識体系E4V(Eyes for Value)というソリューションがあります。『優れた発想はなぜゴミ箱に捨てられるのか』(ダイヤモンド社)に、イノベーションプロセスの詳細が公開されています。YouTubeで気軽にTOCを学べるGoldratt Channel「金の知恵」を展開しており、イノベーションに関しては、「イノベーションを科学する」のシリーズが参考になります。Goldratt Channel Premiumでは、全体最適のマネジメントを学び、組織をより良くしたいという志の高いメンバーが集う学び合いの場を提供しており、コンテンツとして、著者・岸良裕司による「イノベーションの制約とは何か」、マツダの金井元会長による「バックキャストイノベーション」、イスラエルのネゲブ研究所の元所長の講演「日本が世界をリードするイノベーション大国になれる理由」が公開されています。

さらに、本格的に学びたい場合は、オペレーションマネジメントの基礎から実践まで学べる「ゴールドラットスクール」が提供している国際資格認定プログラム「イノベーションプロセス革新リーダーコース」があります。