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『ザ・ゴール(1)研修』体験会 FAQ一覧

Published on 18/08/2023 20:31
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研修実施方法

本研修は、映画試写会のように上映日を決めて実施するものでしょうか?

いいえ。動画形式ですので、各社の都合に応じて好きなように研修をアレンジしていただく事ができます。視聴回数に制限もなく、同一社内であればIDの貸し出しもOKです。

例えば、映画は事前宿題で各自ご覧いただき、
後半のワークショップを集合形式(オンラインでも可能)を実施するなどのカスタマイズが可能です。

一定人数以上の研修実施される場合、YWTMの無料サポートも行っております。ぜひお気軽にご相談ください。

周りに自分でTOCを教えていますが、この研修はその際に活用できますか?

ご自身の経験談や解説などを交えながら、研修をカスタマイズして実施いただくのことが可能です。ぜひ御社にあった形でご活用ください。

また書籍を読むのが苦手な方でも、TOCの導入として動画形式の「ザ・ゴール研修」をご活用いただくことで、制約理論(TOC)のエッセンスを多くの方に確実にご理解いただくことが可能になります。

会社として使ってみたいが、どうやって社内広げたら良いか不安です

人材育成部門のプログラムに組み込んで、いきなり会社全体で実施するのではなく、まずは一部署から実証実験的にスタートし、徐々に広げていくのがおすすめです。

会社によっては部署の予算で購入し、自主勉強会等ご活用されている事例も多数あります。

YWTMは何人ぐらいで実施するのが適当ですか?無料サポートは受けられますか?

人数は15~20人単位、それ以上でも実施可能です。また部署をまたいで30〜40名単位で実施することもおすすめです。

もし100人以上で実施する場合は、発言人数が多くなるため、参加者の発言をできるだけ拾えるように、映画のパートを先に見ておいていただくといった工夫も有効です。

また部門横断的に研修を受講いただくことで、同じシーンや解説を見ても、業務ごとに見え方が異なると気づいたり、お互いに協力して「これをしたら仕事の流れが良くなるのでは」という全体最適を実現するためのアイディアも出やすくなります。

YWTMは、それらのアイデアを明確に言語化し、「ピン留め」することを促進しますので、
研修後のアクションに移しやすくなります。

(補足)YWTMのファシリテーションは、社内の「いじられキャラ」や「愛されキャラ」、若手をファシリテーターに立てることで意見を出しやすくなります。またチームマネージャーとしての効果的なトレーニングにもなります。

トップへのアプローチ

会社トップがTOCを学ぶのが最も効果があると思いますが、どうアプローチしてよいのか悩んでいます。

まずは全体最適の重要性についての理解を深めてもらうために、書籍を使って社内輪読会を行ったり、定期開催している「オンライン試写会」をご案内するのがおすすめです。

また会社トップの「お困りごと」についての解決策の糸口があることを示すことも効果的です。その際には「相談」という形で、ご自身でTOCを使って社内の課題を解いてみて、相談に乗ってもらえないかというアプローチの仕方も手です。

ボトルネックが解消すれば、会社全体の流れがよくなることを示し、その障害をどうやって交わしていくかを上長の知恵を借りて解決していく。

そして「ありたい姿(ザ・ゴール)」をみんなで議論し、その実現のためにどうやって障害を取り除くのかをみんなで議論する。トップも会社を良くしたいと思っているはずですので、、そこにつなげていくことが大事です。

トップの人間にTOCを理解してもらうにはどうしたら良いか悩みます。明確なステップはありますか?

進め方は会社それぞれです。トップから始まることもありますし、現場の一部署や、新人研修から導入している会社もあります。いずれにしても、制約理論の基本的なコンセプトが「共通言語」になることを目指して、ご導入いただいています。

最終的には、幹部の皆さんにもご理解いただき、マネジメント改革に着手できる体制になることが重要です。研修導入の具体的な支援を行いますのでお気軽にご相談ください。

対象・適用範囲

制約理論(TOC)は40年近く前に発表された理論ですが、今でも有用性はあるのでしょうか?その後の理論的な進化はあるのでしょうか?

はい。TOCは『ザ・ゴール』発刊以来、世界中で実践され、多くの知見が積み重ねされ、発展し続けています。(国際学会も毎年開催されています

ただそのベースとなる「制約」(Constraint)と生産性の考察や、原因と結果の考え方は不変です。

最近はプロジェクトマネジメント、サプライチェーン、AI開発の現場などでも活用されておりますので、下記のサイトをご参照ください。
https://www.goldrattchannel.net/memorial

弊社は産業廃棄物の処理を行っており、TOCを活用できないか何とかできないかと考えています

「いかに止まっている時間を少なくするか」という観点から滞留をなくしていくと考えるだけでも成果に繋がります。滞留を効果的に解消する際に「TOC」の考えがご活用いただけます。

TOCはデスクワークにも応用できますか?

はい。複数人で仕事が行われている場合には、必ず業務に「流れ」があり、ボトルネックが存在しますので、TOCを適用可能です。また少人数で小売業を行っている場合を考えると、お客様が商品サービスを認知して、購入し、手元に届くまでにも「流れ」が存在します。

その意味では、ほとんどの仕事に適用できる理論ということができます。

また「ゴール研修 応用編」では、デスクワークに応用する方法について詳しく解説しております。
https://www.goldrattchannel.net/advanced

人手不足がボトルネックと思われる場合、解決策は別問題となるのでしょうか? まず検討すべきは、ボトルネックに当たる人が、本当にその人しかできない仕事をしているかを検討することです。『ザ・ゴール』の中では、5つの集中ステップとしてこの部分が解説されますので、本研修を活用することで、社員間で共通理解を作っていただくことができます。
サービス業、医療業界でTOCは使えますか?

はい。医療機関も業務は流れで出てきておりますので、どこがボトルネックかを見つけて、滞留を解消することで成果につなげることができます。『ザ・ゴール』の中では、5つの集中ステップとしてこの部分が解説されますので、本研修を活用することで、社員間で共通理解を作っていただくことができます。

大量生産する上で、一つの工程を完全に終えてから次の工程に行っていたが『ザ・ゴール』に従ってロットを半分にする方法を試してみようと思います。その際に、ゴール研修が役に立ちますか?

「流れ」が滞留しているところに集中して改善頂くだけでも、まったく違う結果が出る可能性が高いので、ぜひお試しください。また例として、製造部門から試してうまくいったら、次に輸送部門に拡げてるなど、徐々に範囲を拡大していくのがおすすめです。

社内の理解者を短時間で広げるためには、書籍『ザ・ゴール』や、そのエッセンスが確実に理解いただける『ザ・ゴール研修』をご活用いただくのがおすすめです。

CCPMの社内展開に本研修は役立ちますか?

はい。『ザ・ゴール』は”仕事の流れをいかに良くするか”という制約理論の基礎について解説しており、CCPMの基礎ににもなっています。「CCPMやろう!」といっても、様々な部門から「無理」という反応がある場合、「ザ・ゴール」を通じて制約理論の本質を知ってもらうことで、CCPM導入がハードルが下がる効果があります。

弊社の複数のクライアントでも、担当者が「CCPMやろう!」と社内で号令をかけても、様々な部門から「そんなのは忙しくて無理」という反応があり、なかなか実装が進まない状況がありました。

そこで、まず『ザ・ゴール』研修を実施し、TOCの基本的な考え方を知ってもらうことでCCPM導入が一気に進みました。CCPMのベースである『ザ・ゴール』(制約理論)から理解してもらうほうが、早く進む場合も多数あります。

製造業の企業の資金繰り立て直しに役立てるために購入してもらおうと考えているが可能ですか?

はい。販売パートナー向けの契約形態を用意しています。TOCは会社規模に関係なく生産を上げるためにお使いいただけます。

https://www.goldrattchannel.net/salespartner

航空機の整備をしています。整備は製造のように決まった工程ではなくその時々で異なるタスクになります。粒度の合わせ方、タクトの合わせ方はどうするものなのでしょうか?

プロジェクトは予定通りにいかないのが一般的であり、プロジェクトの「不確実性」が当たり前だとした場合、その不確実性にどのように対応するかが肝となります。

TOCを応用したCCPM(クリティカルチェーンプロジェクトマネジメント)という手法があります。これは一つ一つのタクト、タスクにバッファをつけず、プロジェクト全体で時間を守るという考え方をすることでと納期を順守できるようにする手法です。

『ザ・ゴール』でも、主人公のアレックスが、いかに製品を納期内に収めるかということが一つのテーマになっており、その基本的な考え方を本教材で学ぶことができます。

『ザ・ゴール』の中で説明されているスループット、在庫、業務費用は開発部門では何に相当するのでしょうか?開発にもTOCは使えますか?

「開発」の仕事は新しいものを生み出すことであり、コンセプトを決め、場合によっては外注を雇ってお金を使いながら業務を行います。もちろん開発した商品やサービスが売れない限りお金は入ってきません(投資は回収できません)

「スループット」で「開発」の仕事を評価する場合「自分たちが費やしたお金を、いかに早く回収するか」という観点で評価軸として活用できます。

また「スループット会計」の考え方は、意思決定にも活用できます。例えば外注が増えることで希少リソース(制約・ボトルネック)の時間がどう使われているのかを確認することで、生産性を客観的に評価することができます。

トヨタ生産方式(TPS)からTOCを知り、小さな会社でも実践できそうと感じている。しかし現状はどうしても断片的な改善になってしまっている。

『ザ・ゴール』著者であるゴールドラット博士は、「トヨタ生産方式」著者の大野耐一さんを「My Hero」と呼んで尊敬し、TPSも参考にしながらTOCの理論体系を纏めました。したがって、TPS活動をベースにしながら「何が解くべき問題か」を議論してから改善に取り組むことで、納得して活動ができ、成果にもつなげることができます。


英語関連

TOCを学ぶにあたってオススメの英語教材はありますか?

TOCと英語を効率的に学ぶためのオプションをご紹介します。

1)ゴール研修(英語版)を利用する
2)書籍を利用する

ゴール研修には「英語版」がございますので、日本語版と並行して活用いただくことで、英語で、ジョナがTOCの知識をどう説明しているのか、アレックスが現場でそれらの知識をどう活用しているのかなど、登場人物のセリフを通じて活きた学んでいただく事ができます。

英語版サンプル動画
https://youtu.be/iEqAq0SKPX4?si=bQ3J6GTFsBnDvkvg


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